JP2002067874A - ウエビング巻取装置 - Google Patents

ウエビング巻取装置

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JP2002067874A JP2000262629A JP2000262629A JP2002067874A JP 2002067874 A JP2002067874 A JP 2002067874A JP 2000262629 A JP2000262629 A JP 2000262629A JP 2000262629 A JP2000262629 A JP 2000262629A JP 2002067874 A JP2002067874 A JP 2002067874A
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    • B60R2022/286Safety belts or body harnesses in vehicles incorporating energy-absorbing devices using deformation of material
    • B60R2022/287Safety belts or body harnesses in vehicles incorporating energy-absorbing devices using deformation of material of torsion rods or tubes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 初期拘束性を向上できるフォースリミッタ機
構を有するウエビング巻取装置を得る。 【解決手段】 スプール20の嵌合孔72の底部72A
にはシェアリブ76、82がロックベース40の位置決
め用として形成されており、シェアリブ76に位置決め
部74の端部74Aが当接し、シェアリブ82に位置決
め部74の端部74Bが当接する。また、シェアリブ7
6、82間にはリブ78、80が形成されている。スプ
ール20がロックベース40に対して引出方向へ回転す
ると、位置決め部74の端部74Aがシェアリブ76、
リブ78、80、シェアリブ82の順番で変形、破断さ
せ、この各リブ76〜82の変形分の吸収エネルギー量
がトーションバーの捩じり変形分に重ね合わされること
で、スプール20の回転開始直後におけるフォースリミ
ッタ荷重を増加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両急減速時にウ
エビングベルトを乗員拘束方向へ緊張させるウエビング
巻取装置に係り、特にウエビングベルトの引き出しを阻
止するときに、所定量のウエビングベルトの引き出しを
許容してエネルギーを吸収する所謂フォースリミッタ機
構を有するウエビング巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のシートベルト装置を構成するウエ
ビング巻取装置には、通常、車両急減速時にスプール
(巻取軸)をロックして、ウエビングベルトの引き出し
を阻止するロック機構を備えている。
【0003】この種のロック機構の一例としては、スプ
ールに対して同軸的に配置されると共にスプールへ一体
的に連結されたロックベースと、車両急減速状態でこの
ロックベースに係合することでロックベースの回転を阻
止し、間接的にスプールの回転を阻止するロック手段
と、を含んで構成されるタイプがある。
【0004】一方で、このようなウエビング巻取装置で
は、ウエビングベルトの引き出しを阻止する際に、ウエ
ビングベルトの引き出しを所定量許容して、エネルギー
の吸収を図る所謂フォースリミッタ機構が設けられてい
る。このフォースリミッタ機構の一例としては、スプー
ルに対して同軸的に配置されたトーションバーの一端部
をスプールに固定すると共に、他端部を上述したロック
ベースに一体的に連結する構成がある。すなわち、この
種のフォースリミッタ機構では、車両急減速時における
ロック手段によるロックベースのロックと、同じく車両
急減速状態において車両前方側へ移動しようとする乗員
の身体からウエビングベルトベルトに付与される引張力
と、によってロックベースに対するスプールの相対回転
を生じさせ、この相対回転の回転力でトーションバーを
捩じる方向へ変形させることによりエネルギーを吸収し
つつスプールの所定量の回転を許容する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の吸収
エネルギーのうち、スプール回転開始からスプールが所
定量回転するまでの間では、ウエビングベルトに付加さ
れる荷重(フォースリミッタ荷重)はウエビングベルト
引出量(スプール回転量)の増加に比例して増加する。
したがって、スプールの回転開始当初においてはフォー
スリミッタ荷重が小さい。しかしながら、車両急減速時
における初期拘束性の観点からすれば、なるべく早期に
大きなフォースリミッタ荷重を得ることが好ましい。
【0006】本発明は、上記事実を考慮して、初期拘束
性を向上できるフォースリミッタ機構を有するウエビン
グ巻取装置を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のウエビン
グ巻取装置は、装着状態で車両乗員の身体を拘束する長
尺帯状のウエビングベルトをその基端部から自らの外周
部に巻き取ると共に、前記ウエビングベルトに対しその
先端側への引張力が作用することで自らの軸周りの一方
である引出方向への回転力が付与される巻取軸と、前記
巻取軸の軸方向側方で前記巻取軸に対して同軸的に回転
自在に設けられた回転体を有すると共に、車両急減速状
態で前記引出方向への前記回転体の回転を制限するロッ
ク手段と、前記巻取軸の軸心に設けられ、一端が前記巻
取軸へ一体的に連結されると共に他端が前記回転体へ一
体的に連結され、前記巻取軸に対する前記回転体の相対
回転により前記巻取軸の軸周りに捩じり変形するトーシ
ョンバーと、前記回転体に対する前記巻取軸の前記引出
方向への相対回転開始時から当該相対回転による前記ト
ーションバーの弾性限界到達時までの間で前記相対回転
により連続的若しくは断続的に変形すると共に、自らの
変形に要する荷重と当該変形時に前記トーションバーの
変形に要する荷重との和が前記トーションバーの弾性限
界に達するまでに要する荷重に対応した補助吸収手段
と、を備えている。
【0008】上記構成のウエビング巻取装置によれば、
車両が急減速状態になると、ロック手段の回転体の引出
方向への回転が制限される。一方で、車両急減速状態で
は、乗員の身体に装着されているウエビングベルトが慣
性により車両前方側へ移動しようとする乗員の身体によ
り引っ張られ、この引張力がウエビングベルトに作用す
ることで巻取軸は引出方向へ回転しようとする。巻取軸
と回転体とはトーションバーで連結されているため通常
は双方が一体に回転するが、ウエビングベルトに作用し
た引張力により巻取軸が引出方向へ回転しようとしてい
るのに対し回転体が回転制限を受けることで、巻取軸に
はウエビングベルトから巻取軸に付与された引出方向の
荷重が付与される。
【0009】この状態で、巻取軸に付与される引出方向
へ荷重が一定値を超えると、巻取軸と回転体とを連結し
ているトーションバーに捩じりの弾性変形が生じ、巻取
軸が回転体に対して引出方向へ相対回転し、この回転量
だけウエビングベルトが巻取軸から引き出されると共
に、乗員の身体がウエビングベルトを引き出そうとする
エネルギーのうちこの捩じり変形分のエネルギーがトー
ションバーに吸収される。
【0010】一方、上記の相対回転が生じると、巻取軸
及び回転体の何れか一方に設けられた補助吸収手段が何
れか他方により変形させられるが、このとき、乗員の身
体がウエビングベルトを引き出そうとするエネルギーの
うち、この補助吸収手段の変形に要する荷重分のエネル
ギーが補助吸収手段に吸収される。
【0011】ところで、トーションバーの変形に要する
荷重はトーションバーの捩じり量の増加に伴い漸次増加
する。したがって、トーションバーが弾性限界まで捩じ
られた状態がトーションバーの捩じり変形による最大の
吸収エネルギー量である。
【0012】ここで、補助吸収手段は、巻取軸と回転体
との相対回転開始時からこの相対回転によるトーション
バーの弾性限界到達時までの間で連続的若しくは断続的
に変形する。しかも、この補助吸収手段の変形に要する
荷重は、その時点でのトーションバーの変形に要する荷
重との和が弾性限界に達するまでに要する荷重に対応す
るように設定されている。したがって、トーションバー
が捩じり変形される際の吸収エネルギーが最大になる以
前の状態でも、補助吸収手段が変形してエネルギーを吸
収することでトーションバーが吸収できるエネルギーの
最大値若しくはそれに近い量のエネルギーが吸収され
(すなわち、早期に大きなフォースリミッタ荷重を得る
ことができ)、乗員の身体にかかる荷重を小さくでき
る。
【0013】請求項2記載のウエビング巻取装置は、請
求項1記載の本発明において、前記相対回転時の前記何
れか一方に対する前記何れか他方の回転方向に沿って前
記何れか一方に断続的に複数形成され、前記相対回転時
に前記何れか一方に対して相対回転する前記何れか他方
により順次破断されると共に、各々の剛性が前記相対回
転時における前記何れか一方の回転方向側で隣接する方
よりも小さく設定された複数の破断部を含めて前記補助
吸収手段を構成したことを特徴としている。
【0014】上記構成のウエビング巻取装置では、巻取
軸及び回転体の何れか一方に補助吸収手段を構成する複
数の破断部が形成される。これらの複数の破断部は、巻
取軸と回転体との相対回転時における何れか一方に対す
る何れか他方の回転方向に沿って断続的に複数形成され
ており、相対回転が生ずることで何れか他方により順じ
破断される。
【0015】ここで、これらの複数の破断部は、相対回
転時における何れか他方に対する何れか一方の回転方向
側で自らに隣接する他の破断部よりも自らの剛性が小さ
く設定されている。このため、各破断部の弾性限界に達
するまでに要する荷重は、相対回転時における何れか他
方に対する何れか一方の回転方向へ向けて漸次小さくな
り、各破断部が変形する際に吸収するエネルギー量は漸
次小さくなる。しかしながら、上述したように、トーシ
ョンバーの捩じり変形による吸収エネルギー量は相対回
転量の増加に伴い漸次増加するため、上記の破断部の変
形による吸収エネルギー量とトーションバーの捩じり変
形による吸収エネルギー量との和は一定か一定に近い値
となる。
【0016】なお、複数の破断部は如何なる態様であっ
ても個々に剛性が異なればよい。すなわち、例えば、各
破断部の断面積を異ならせることで各破断部の個々の剛
性を異ならせてもよいし、各破断部の何れかに対して熱
を加えることで剛性を変化させてもよい。
【0017】請求項3記載のウエビング巻取装置は、請
求項2記載の本発明において、前記複数の破断部のう
ち、前記相対回転方向に沿った両端の破断部に対し、前
記相対回転方向に沿って前記両端の破断部に隣接する他
の破断部とは反対側で前記何れか他方に一体的に形成さ
れ、通常は前記両端の破断部に当接する一対の壁部を含
めて前記補助吸収手段を構成したことを特徴としてい
る。
【0018】上記構成のウエビング巻取装置では、上述
した複数の破断部のうち、巻取軸及び回転体の相対回転
方向両端の破断部に対してこの両端の破断部に隣接する
破断部とは反対側に当接部が位置している。当接部は巻
取軸及び回転体の何れか他方、すなわち、複数の破断部
が形成されていない方に一体的に形成されており、相対
回転方向に沿って直接向き合う破断部(すなわち、両端
の破断部のうちの何れか)に当接している。
【0019】したがって、巻取軸と回転体との間に相対
回転が生じると、複数の破断部と当接部との間に相対回
転が生じ、相対回転時における巻取軸及び回転体の何れ
か一方に対する何れか他方の回転方向側で破断部と接し
ている当接部がこの破断部を押圧して変形させ、更に破
断する。
【0020】次いで、この破断された破断部に隣接する
破断部に接するまで何れか他方が何れか一方に対して相
対回転すると、破断した破断部に隣接する破断部が当接
部により直接或いは既に破断された破断部等を介して間
接的に押圧されて変形し、破断する。このようにして順
次当接部により破断部が破断される。
【0021】一方、当接部は常時対応する破断部に当接
しているため、例えば、本ウエビング巻取装置の製造工
程中で回転体を巻取軸に組み付ける際に、当接部に破断
部を当接させつつ組み付けることで巻取軸に対する回転
体の位置決めとなる。これにより組付性が向上する。し
かも、このように、常時当接部と対応する破断部とが接
するように構成することで、巻取軸と回転体との相対回
転開始直後から破断部を変形させることができ、より一
層、早期に大きなフォースリミッタ荷重を得ることがで
き)、効果的に乗員の身体にかかる荷重を小さくでき
る。
【0022】
【発明の実施の形態】<本実施の形態の構成>図2には
本ウエビング巻取装置10の構成が正面断面図により示
されている。この図に示されるように、ウエビング巻取
装置10はフレーム12を備えている。このフレーム1
2は各々の厚さ方向に沿って互いに対向するプレート状
の一対の脚板14、16と、これらの脚板14、16の
幅方向一方の端部を繋ぐと共にボルト等の締結手段によ
り車体の座席側方に固定される支持板18と、により構
成され、全体的には平面視で略コ字形状に形成されてい
る。
【0023】フレーム12の脚板14と脚板16の間に
は、支持板18の幅方向(脚板14と脚板16との対向
方向)に沿って軸方向とされた巻取軸としてのスプール
20が設けられている。このスプール20の外周一部に
は長尺帯状のウエビングベルト22の基端部が係止され
ており、スプール20が軸周りの一方である巻取方向
(図3乃至図7の矢印C1方向)へ回転することでスプ
ール20の外周部周りにウエビングベルト22を層状に
巻き取り、ウエビングベルト22をその先端側へ引っ張
ることで巻取方向とは反対の引出方向(図3乃至図7の
矢印C2方向)へスプール20が回転してスプール20
に巻き取られているウエビングベルト22が引き出され
るようになっている。
【0024】なお、ウエビングベルト22はその長手方
向中間部が車両のセンターピラー近傍に設けられたショ
ルダアンカのスリップジョイントを貫通した後、更に、
タングプレートを貫通してから先端部が車体に取り付け
られた支持体に固定されている(以上、符号なきものに
関しては図示省略)。
【0025】また、スプール20は全体的に筒状に形成
されており、その内部にはトーションバー24がスプー
ル20に対して同軸的に収容されている。トーションバ
ー24は柱状のバー本体26を備えており、このバー本
体26の長手方向一端部(脚板14側の端部)には略六
角柱状の固定部28が形成されている。固定部28はス
プール20の軸方向一端側(脚板14側)でスプール2
0に連結固定されたスリーブ30へ固定され、スリーブ
30を介して間接的にスプール20へ一体的に連結され
ている。
【0026】これに対し、バー本体26の長手方向他端
部(脚板16側の端部)には略六角柱状の固定部32が
形成されており、スプール20の軸方向他端側(脚板1
6側)の側方に配置された回転体としてのロックベース
40に連結固定されている。図1及び図3に示されるよ
うに、ロックベース40は略円筒状の小径部42を備え
ている。この小径部42はスプール20の軸方向他端部
にスプール20に対して同軸的に形成された断面円形の
嵌合孔72側からスプール20の内側へスプール20に
対して同軸的で且つ基本的にはスプール20に対して相
対回転可能に嵌挿されている。但し、この小径部42に
は上述した固定部32が一体的に連結固定されているた
め、通常は小径部42がスプール20に対して相対回転
することはない。
【0027】この小径部42の軸方向他端側(脚板16
側)には小径部42よりも大径の大径部44が同軸的に
一体形成されている。この大径部44は脚板16に形成
された略円形で内周部にラチェット46が形成されたラ
チェット孔48を略同軸的に貫通している(図2参
照)。
【0028】また、図2に示されるように、大径部44
にはロック手段としてのロック部材50が設けられてい
る。このロック部材50は大径部44へ同軸的で且つ大
径部44に対して相対回転可能に設けられた図示しない
Vギヤが大径部44に対して相対回転した際にラチェッ
ト孔48のラチェット46に噛合して大径部44、すな
わち、ロックベース40の回転を規制する。
【0029】一方、図2、詳細には図1の分解斜視図に
示されるように、小径部42の大径部44とは反対側に
は位置決め部74が形成されている。位置決め部74は
外径、内径共に小径部42と同じ筒状であるが、周方向
一部に溝が形成されており、軸方向に沿って見た場合、
小径部42とは異なり円形ではなく略「C」字形状とな
っている。
【0030】また、図1及び図4に示されるように、位
置決め部74の溝に対応して、嵌合孔72の底部72A
には破断部として補助吸収手段を構成する略直方体形状
のシェアリブ76が立設されている。小径部42を嵌合
孔72に嵌合させた状態でシェアリブ76の引出方向側
では当接部としての位置決め部74の周方向一方の端部
74Aが当接している。
【0031】このシェアリブ76を介して位置決め部7
4の端部74Aとは反対側、すなわち、シェアリブ76
の巻取方向側では底部72Aから破断部として補助吸収
手段を構成する略直方体形状のリブ78が立設されてい
る。このリブ78の突出量(すなわちスプール20の軸
方向に沿った底部72Aからの長さ)はシェアリブ76
と同程度であるが、突出方向に対して直交する方向に切
った場合の断面積がシェアリブ76よりも小さい。しか
も、シェアリブ76もリブ78も基本的にスプール20
の一部であることから材質的にはシェアリブ76もリブ
78も同じである。したがって、断面積が小さい分だけ
リブ78はシェアリブ76よりも剛性が低い。
【0032】また、リブ78を介してシェアリブ76と
は反対側、すなわち、リブ78の巻取方向側では底部7
2Aから破断部として補助吸収手段を構成する略直方体
形状のリブ80が立設されている。このリブ80の突出
量はシェアリブ76及びリブ78と同程度であるが、突
出方向に対して直交する方向に切った場合の断面積がリ
ブ78よりも小さい。しかも、リブ80もシェアリブ7
6やリブ78と同様に基本的にスプール20の一部であ
ることから材質的にはシェアリブ76やリブ78と同じ
である。したがって、断面積が小さい分だけリブ80は
リブ78よりも剛性が低い。
【0033】さらに、リブ80を介してリブ78とは反
対側、すなわち、リブ80の巻取方向側では底部72A
から破断部として補助吸収手段を構成する略直方体形状
のシェアリブ82が立設されている。小径部42を嵌合
孔72に嵌合させた状態でシェアリブ82の巻取方向側
では当接部としての位置決め部74の周方向他方の端部
74Bが当接している。
【0034】すなわち、ロックベース40は、シェアリ
ブ76の引出方向側で位置決め部74の端部74Aがシ
ェアリブ76に当接し、シェアリブ82の引出方向側で
位置決め部74の端部74Bがシェアリブ82に当接す
る位置でない限り嵌合孔72の底部72A側まで位置決
め部74を入り込ませることができず、これにより、ス
プール20に対するロックベース40の位置決めがなさ
れる構成である。
【0035】また、シェアリブ82の突出量はシェアリ
ブ76、リブ78、80と同程度であるが、突出方向に
対して直交する方向に切った場合の断面積がリブ80よ
りも小さい。しかも、シェアリブ82もシェアリブ7
6、リブ78、80と同様に基本的にスプール20の一
部であることから材質的にはシェアリブ76、リブ7
8、80と同じである。したがって、断面積が小さい分
だけシェアリブ82はリブ80よりも剛性が低い。
【0036】なお、本実施の形態はシェアリブ76、8
2及びリブ78、80を略直方体形状に形成した構成で
あったが、各々の剛性の大きさが上述した順であり、且
つ、シェアリブ76、82が位置決め部74の端部74
A、74Bに当接する構成であれば、シェアリブ76、
82及びリブ78、80の形状は直方体に限定されるも
のではない。
【0037】<本実施の形態の作用、効果>次に、本実
施の形態の作用並びに効果について説明する。
【0038】本ウエビング巻取装置10を含めて構成さ
れるシートベルト装置では、ウエビングベルト22の長
手方向中間部が貫通しているタングプレートを把持して
タングプレートと共にウエビングベルト22を引っ張る
と、ウエビングベルト22に付与された引張力によって
スプール20が引き出し方向へ回転しつつスプール20
に巻き取られたウエビングベルト22が引き出される。
次いで、本ウエビング巻取装置10を介して座席とは反
対側で車体に設置されたバックル装置にタングプレート
を係合させてロックすることで、ウエビング装着状態と
なり座席に着座した乗員の身体がウエビングベルト22
により拘束される。
【0039】この状態で、車両が急減速状態になり、こ
の状態を加速度センサ等の検知手段が検出すると、上述
したVギヤがロックされる。この車両急減速状態では慣
性で乗員の身体が車両前方側へ移動しようし、乗員の身
体を拘束しているウエビングベルト22が車両前方側へ
移動しようとする乗員の身体により引っ張られるため、
スプール20が引出方向へ回転しようとする。
【0040】ここで、スプール20とロックベース40
とはトーションバー24を介して一体的に連結されてい
るため、ロックベース40もまたスプール20と共に回
転しようとする。これにより、Vギヤとロックベース4
0との間に相対回転が生じ、ロック部材50が脚板16
に形成されたラチェット孔48のラチェット46に噛合
し、ロック部材50がロックベース40の回転を阻止す
る。ロックベース40の回転が阻止されることで、ロッ
クベース40と一体のスプール20の回転が間接的に阻
止されるため、基本的にこの状態ではスプール20から
ウエビングベルト22が引き出されることはなく、ウエ
ビングベルト22による乗員身体の拘束が維持され、車
両前方側への乗員身体の移動が制限される。
【0041】次いで、ロック部材50によるロックベー
ス40の回転阻止状態で、車両前方側へ移動しようとす
る乗員の身体からウエビングベルト22に付与される引
張力が所定の大きさを超えると、ロック部材50に回転
を規制されているロックベース40に対してスプール2
0が引出方向へ相対回転し、トーションバー24を引出
方向へ回転させようとする。しかしながら、トーション
バー24はその長手方向他端側がロックベース40の小
径部42へ固定されていることで長手方向他端側では引
出方向への回転ができず、このため、トーションバー2
4の長手方向中間部よりも一端側が他端側に対して回転
しようとして捩じり変形する。
【0042】このように、トーションバー24に捩じり
変形に供される捩じり荷重がフォースリミッタ荷重とし
てウエビングベルト22を介して乗員に作用しながらス
プール20がロックベース40に対して引出方向へ回転
されてウエビングベルト22が引き出され、エネルギー
吸収が果たされる。
【0043】一方、上記のように、ロックベース40に
対してスプール20が引出方向へ相対回転すると、スプ
ール20の嵌合孔72の底部72Aに形成されているシ
ェアリブ76がロックベース40の小径部42に形成さ
れている位置決め部74に対して引出方向へ回転しよう
として位置決め部74の端部74Aを引出方向へ押圧す
る。上述したように、ロックベース40はロックされて
いるため、シェアリブ76からの押圧力を受けても位置
決め部74が回転することはない。
【0044】したがって、シェアリブ76からの押圧力
を受けることで位置決め部74の端部74Aはシェアリ
ブ76に同等の巻取方向の押圧反力を付与し、これによ
り、シェアリブ76が巻取方向側へ弾性変形させられ、
更に、弾性限界までシェアリブ76が変形させられる
と、シェアリブ76は塑性変形し、最終的には位置決め
部74の端部74Aからの押圧反力によりシェアリブ7
6は破断させられる。
【0045】シェアリブ76が破断した後にスプール2
0はトーションバー24を捩じり変形させながら回転す
るが、所定角度回転するとリブ78が位置決め部74の
端部74Aに当接するか(図5参照)或いは破断してス
プール20から分離したシェアリブ76が回転するリブ
78に押圧されて回動し位置決め部74の端部74Aへ
当接する。
【0046】この状態でもスプール20は引出方向へ回
転しようとするため、リブ78は直接或いは分離したシ
ェアリブ76を介して間接的に位置決め部74の端部7
4Aを引出方向へ押圧する。これに応じて、位置決め部
74の端部74Aはリブ78からの押圧力と同等の巻取
方向の押圧反力をリブ78へ直接或いは分離したシェア
リブ76を介して間接的に付与し、これにより、リブ7
8が巻取方向側へ弾性変形させられ、更に、弾性限界ま
でリブ78が変形させられると、リブ78は塑性変形
し、最終的には位置決め部74の端部74Aからの押圧
反力によりリブ78は破断させられる。
【0047】リブ78が破断した後にスプール20はト
ーションバー24を捩じり変形させながら回転するが、
所定角度回転するとリブ80が位置決め部74の端部7
4Aに当接するか(図6参照)或いは破断してスプール
20から分離したリブ78やシェアリブ76が回転する
リブ80に押圧されて回動し位置決め部74の端部74
Aへ当接する。
【0048】この状態でもスプール20は引出方向へ回
転しようとするため、リブ80は直接或いは分離したリ
ブ78やシェアリブ76介して間接的に位置決め部74
の端部74Aを引出方向へ押圧する。これに応じて、位
置決め部74の端部74Aはリブ80からの押圧力と同
等の巻取方向の押圧反力をリブ80へ直接或いは分離し
たリブ78やシェアリブ76を介して間接的に付与し、
これにより、リブ80が巻取方向側へ弾性変形させら
れ、更に、弾性限界までリブ80が変形させられると、
リブ80は塑性変形し、最終的には位置決め部74の端
部74Aからの押圧反力によりリブ80は破断させられ
る。
【0049】リブ80が破断した後にスプール20はト
ーションバー24を捩じり変形させながら回転するが、
所定角度回転するとシェアリブ82が位置決め部74の
端部74Aに当接するか(図7参照)或いは破断してス
プール20から分離したリブ80、リブ78、シェアリ
ブ76の少なくとも何れか1つが回転するシェアリブ8
2に押圧されて回動し位置決め部74の端部74Aへ当
接する。
【0050】この状態でもスプール20は引出方向へ回
転しようとするため、シェアリブ82は直接或いは分離
したリブ80、リブ78、シェアリブ76の少なくとも
何れか1つ介して間接的に位置決め部74の端部74A
を引出方向へ押圧する。これに応じて、位置決め部74
の端部74Aはシェアリブ82からの押圧力と同等の巻
取方向の押圧反力をシェアリブ82へ直接或いは分離し
たリブ80、リブ78、シェアリブ76の少なくとも何
れか1つを介して間接的に付与し、これにより、シェア
リブ82が巻取方向側へ弾性変形させられ、更に、弾性
限界までシェアリブ82が変形させられると、シェアリ
ブ82は塑性変形し、最終的には位置決め部74の端部
74Aからの押圧反力によりシェアリブ82は破断させ
られる。
【0051】以上のシェアリブ76、リブ78、80、
及びシェアリブ82の各々が変形に要する荷重はトーシ
ョンバー24に捩じり変形に要する捩じり荷重と同様に
フォースリミッタ荷重としてウエビングベルト22を介
して乗員に作用する。したがって、総合的なフォースリ
ミッタ荷重はトーションバー24に捩じり変形に要する
捩じり荷重とシェアリブ76、リブ78、80、及びシ
ェアリブ82の変形に要する荷重との和になる。
【0052】ここで、図8の一点鎖線に示されるように
トーションバー24は捩じり変形の際、弾性限界に達す
るまではスプール20の回転量に応じて線形的にウエビ
ングベルト22に作用する引張力、すなわちフォースリ
ミッタ荷重が線形的に増加し、弾性限界に達して塑性変
形を開始してから破断するまでの間ではフォースリミッ
タ荷重は増減しない。
【0053】一方、図8の点線のうち、P1で示される
ピークまではシェアリブ76が変形する際のフォースリ
ミッタ荷重である。上述したシェアリブ76はロックベ
ース40とスプール20との位置決めという機能上、位
置決め部74の端部74Aに当接しているため、スプー
ル20が回転をはじめた当初から変形を開始する。これ
により、図8の実線で示されるように、トーションバー
24が弾性変形を開始した直後の捩じり荷重が小さい状
態でこの捩じり荷重に重ね合わされることになる。この
ため、スプール20の回転開始直後、すなわち、車両急
減速直後における吸収エネルギー量を増加でき、車両急
減速時における初期拘束性を向上できる。
【0054】また、シェアリブ76が破断するとシェア
リブ76の変形分のフォースリミッタ荷重は作用しなく
なるが、トーションバー24が弾性変形している間はリ
ブ78の変形分(図8の点線でP2で示されるピーク
分)、リブ80の変形分(図8の点線でP3で示される
ピーク分)、及びシェアリブ82の変形分(図8の点線
でP4で示されるピーク分)がそれぞれトーションバー
24の捩じり変形分に重ね合わせられるため、総合的な
吸収エネルギー量を増加でき、車両急減速時における初
期拘束性を向上できる。
【0055】さらに、シェアリブ76、リブ78、8
0、及びシェアリブ82の吸収エネルギー量は各々の剛
性の大きさに対応しているため、図8の点線で示される
ように、シェアリブ76からリブ78、80、シェアリ
ブ82と吸収エネルギーが小さくなる。しかしながら、
上述したように、位置決め部74の端部74Aがリブ7
8を変形させる際にはシェアリブ76を変形させる場合
よりもスプール20が回転しており、トーションバー2
4の捩じり変形による吸収エネルギーも増加している。
したがって、図8に示されるように、総合的な吸収エネ
ルギー量はシェアリブ76の変形による吸収エネルギー
を重ね合わせた場合と、リブ78の変形による吸収エネ
ルギーを重ね合わせた場合とで差がなくなる。以下、リ
ブ80、シェアリブ82についても同様であり、その結
果、図8の実線に示されるように、擬似的には実線で示
される総合的な吸収エネルギーが短時間でトーションバ
ー24が弾性限界に達した場合の吸収エネルギー量と同
程度にまで達することになり、これにより、より一層効
果的に車両急減速時における初期拘束性を向上できる。
【0056】なお、本実施の形態では、シェアリブ7
6、82及びリブ78、80をスプール20側に形成
し、位置決め部74をロックベース40に形成した構成
であったが、シェアリブ76、82及びリブ78、80
をロックベース40側に形成し、位置決め部74をスプ
ール20に形成する構成であってもよい。但し、この場
合には、シェアリブ76、82及びリブ78、80の並
び方が本実施の形態とは反対になる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では車両急
減速状態直後における初期拘束性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るウエビング巻取装
置の要部の構成を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るウエビング巻取装
置の構成を示す正面断面図である。
【図3】ロックベース(回転体)をスプール(巻取軸)
側から見た図であ。
【図4】スプール(巻取軸)をロックベース(回転体)
側から見た図である。
【図5】シェアリブ(破断部)が破断した後の状態を示
す図4に対応した図である。
【図6】リブ(破断部)が破断した後の状態を示す図4
に対応した図である。
【図7】最後のシェアリブ(破断部)が破断した後の状
態を示す図4に対応した図である。
【図8】スプール(巻取軸)の回転量とウエビングベル
トに作用する引張力(フォースリミッタ荷重)の関係を
示す図で、一点鎖線がトーションバーの捩じり変形分を
示し、点線が各リブ(破断部)の変形分を示し、実線が
トーションバーの捩じり変形分に各リブ(破断部)の変
形分が重なり合った状態を示す。
【符号の説明】
10 ウエビング巻取装置 20 スプール(巻取軸) 22 ウエビングベルト 24 トーションバー 40 ロックベース(回転体) 50 ロックプレート(ロック手段) 74A 端部(当接部) 74B 端部(当接部) 76 シェアリブ(破断部、補助吸収手段) 78 リブ(破断部、補助吸収手段) 80 リブ(破断部、補助吸収手段) 82 シェアリブ(破断部、補助吸収手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北沢 泰穂 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 Fターム(参考) 3D018 DA07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装着状態で車両乗員の身体を拘束する長
    尺帯状のウエビングベルトをその基端部から自らの外周
    部に巻き取ると共に、前記ウエビングベルトに対しその
    先端側への引張力が作用することで自らの軸周りの一方
    である引出方向への回転力が付与される巻取軸と、 前記巻取軸の軸方向側方で前記巻取軸に対して同軸的に
    回転自在に設けられた回転体を有すると共に、車両急減
    速状態で前記引出方向への前記回転体の回転を制限する
    ロック手段と、 前記巻取軸の軸心に設けられ、一端が前記巻取軸へ一体
    的に連結されると共に他端が前記回転体へ一体的に連結
    され、前記巻取軸に対する前記回転体の相対回転により
    前記巻取軸の軸周りに捩じり変形するトーションバー
    と、 前記回転体に対する前記巻取軸の前記引出方向への相対
    回転開始時から当該相対回転による前記トーションバー
    の弾性限界到達時までの間で前記相対回転により連続的
    若しくは断続的に変形すると共に、自らの変形に要する
    荷重と当該変形時に前記トーションバーの変形に要する
    荷重との和が前記トーションバーの弾性限界に達するま
    でに要する荷重に対応した補助吸収手段と、 を備えるウエビング巻取装置。
  2. 【請求項2】 前記相対回転時の前記何れか一方に対す
    る前記何れか他方の回転方向に沿って前記何れか一方に
    断続的に複数形成され、前記相対回転時に前記何れか一
    方に対して相対回転する前記何れか他方により順次破断
    されると共に、各々の剛性が前記相対回転時における前
    記何れか一方の回転方向側で隣接する方よりも小さく設
    定された複数の破断部を含めて前記補助吸収手段を構成
    したことを特徴とする請求項1記載のウエビング巻取装
    置。
  3. 【請求項3】 前記複数の破断部のうち、前記相対回転
    方向に沿った両端の破断部に対し、前記相対回転方向に
    沿って前記両端の破断部に隣接する他の破断部とは反対
    側で前記何れか他方に一体的に形成され、通常は前記両
    端の破断部に当接する一対の壁部を含めて前記補助吸収
    手段を構成したことを特徴とする請求項2記載のウエビ
    ング巻取装置。
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