JP2002067423A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JP2002067423A
JP2002067423A JP2000263613A JP2000263613A JP2002067423A JP 2002067423 A JP2002067423 A JP 2002067423A JP 2000263613 A JP2000263613 A JP 2000263613A JP 2000263613 A JP2000263613 A JP 2000263613A JP 2002067423 A JP2002067423 A JP 2002067423A
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Tetsuya Asakura
鉄也 朝倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォームオーバーレイのデータの内容にした
がってフォームオーバーレイ印刷の実行方法を印刷状況
に合わせて選択し実行することにより、印刷速度の向上
を図ること。 【解決手段】 RAM13の登録領域に複数ページで共
通に使用する画像データをフォームオーバーレイデータ
として格納し、フォームオーバーレイデータとホストコ
ンピュータ16より送られてくる印刷データとを重ね合
わせて印刷するプリンタ装置において、フォームオーバ
ーレイデータを、ビットマップ印刷用のビットマップに
直接描画する第1の描画処理と、フォームオーバーレイ
用ビットマップに展開し、印刷用ビットマップにコピー
する第2の描画処理と、をあらかじめ決められた条件に
したがって選択し、描画処理を実行するCPU11を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タなどから送られる印刷対象のデータとあらかじめ登録
されたフォームオーバーレイデータとをビットマップ展
開し重ね合わせて印刷するプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷する際に、複数のページで共通に使
用する画像データをあらかじめプリンタに登録してお
き、ホストコンピュータなど外部から送られてきた印刷
データと上記画像データとを1つのビットマップに重ね
合わせ印刷する、いわゆるフォームオーバーレイは、す
でに多くのページプリンタで実用化されている。これ
は、複数のページで共通に使用する画像データを1度だ
けプリンタにダウンロードすればよいため、ホストコン
ピュータからプリンタへのデータ転送量が削減され、印
刷処理におけるスループットが向上する。
【0003】フォームオーバーレイのデータは、通常は
プリンタ言語でプリンタ上に保存される。ホストコンピ
ュータから送られてくる印刷データが展開されたビット
マップに対し、さらにフォームオーバーレイデータを展
開することにより登録データと印刷データの重ね描画印
刷が実現される。この印刷方法は、複数のフォームオー
バーレイデータを使用して印刷する場合に、フォームオ
ーバーレイ中の同じデータを繰り返しビットマップに展
開する必要がある。そこでこれを解消するべく、たとえ
ば特開平10−138598号公報では、フォームオー
バーレイデータをビットマップ展開したものを保存して
おき、フォームオーバーレイが要求されるたびに描画ビ
ットマップに重ね合わせる方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記に
示されるような従来の技術にあっては、フォームオーバ
ーレイのデータによっては必ずしも印刷のスループット
が向上するものではない。たとえば、フォームオーバー
レイデータが数文字のフォント描画であった場合、通常
は1ページ分のビットマップを重ね合わせる処理より
も、フォント情報を読み出して描画する処理の方がはや
くなる。このように、一律にフォームオーバーレイ印刷
を行なうとフォームオーバーレイデータの内容およびそ
の使い方によっては印刷の処理効率が上がらないという
問題点があった。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、フォームオーバーレイのデータの内容にしたがっ
てフォームオーバーレイ印刷の実行方法を印刷状況に合
わせて選択し実行することにより、印刷速度の向上を図
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1にかかるプリンタ装置にあっては、デー
タ格納手段の登録領域に複数ページで共通に使用する画
像データをフォームオーバーレイデータとして格納し、
前記フォームオーバーレイデータと外部より送られてく
る印刷データとを重ね合わせて印刷するプリンタ装置に
おいて、前記フォームオーバーレイデータを、ビットマ
ップ印刷用のビットマップに直接描画する第1の描画処
理と、フォームオーバーレイ用ビットマップに展開し、
印刷用ビットマップにコピーする第2の描画処理と、を
あらかじめ決められた条件にしたがって選択し、描画処
理を実行する描画処理手段を備えたものである。
【0007】この発明によれば、フォームオーバーレイ
データの内容とあらかじめ定めた選択条件とから、ビッ
トマップ印刷用のビットマップに直接描画する第1の描
画処理(毎回展開)と、フォームオーバーレイ用ビット
マップに展開し、印刷用ビットマップにコピーする第2
の描画処理(初回展開)と、のいずれかの実行方法を自
動的に選択し、その選択した実行方法にしたがって印刷
データを描画することにより、フォームオーバーレイの
内容に適した印刷処理が実現する。
【0008】また、請求項2にかかるプリンタ装置にあ
っては、前記描画処理手段は、前記フォームオーバーレ
イデータの大きさにしたがって前記第1の描画処理また
は第2の描画処理のいずれかを選択するものである。
【0009】この発明によれば、複数ページで共通に使
用する画像データをフォームオーバーレイデータの実行
方法を、データサイズという複雑な計算が不要なパラメ
ータから決定することにより、決定処理によるオーバー
ヘッドを最小限にする。
【0010】また、請求項3にかかるプリンタ装置にあ
っては、前記描画処理手段は、前記フォームオーバーレ
イデータ中の描画要素数にしたがって前記第1の描画処
理または第2の描画処理のいずれかを選択するものであ
る。
【0011】この発明によれば、複数ページで共通に使
用する画像データをフォームオーバーレイデータの実行
方法を、フォームオーバーレイデータ登録時のプリンタ
言語を解析しデータを構成する描画要素(フォント、イ
メージ、グラフィクスなど)をカウントすることによ
り、正確な展開時間の予測をフォームオーバーレイデー
タを登録する時点で予測することが可能になる。
【0012】また、請求項4にかかるプリンタ装置にあ
っては、前記描画処理手段は、1度目のフォームオーバ
ーレイ展開時間にしたがって前記第1の描画処理または
第2の描画処理のいずれかを選択するものである。
【0013】この発明によれば、フォームオーバレイ登
録時に初回展開を指定し、1度目のフォームオーバーレ
イを展開した際に要する時間を測定することにより、ビ
ットマップ同士を重ね書きする時間に対して短いか長い
かによってフォームオーバーレイの実行を最適化する。
【0014】また、請求項5にかかるプリンタ装置にあ
っては、前記フォームオーバーレイデータは、あらかじ
め定められた管理テーブルにしたがって管理されるもの
である。
【0015】この発明によれば、フォームオーバーレイ
データを、データ格納手段の登録領域に管理テーブルの
形態で登録しておくことにより、描画処理手段による読
み出し制御など後処理が迅速に行われる。
【0016】また、請求項6にかかるプリンタ装置にあ
っては、前記管理テーブルは、識別番号毎に、フォーム
保管場所、前記第1の描画処理/前記第2の描画処理、
ビットマップ保管場所の項目で管理されるものである。
【0017】この発明によれば、フォームオーバーレイ
データを識別する識別番号(ID)毎に、フォーム保管
場所、前記第1の描画処理(毎回展開)/前記第2の描
画処理(初回展開)のいずれかの実行方法、ビットマッ
プ保管場所の項目として管理テーブルに格納しておくこ
とにより、フォームオーバーレイデータの実行方法やフ
ォーム/ビットマップの保管場所が管理しやすくなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるプリンタ装
置の好適な実施の形態について添付図面を参照し、詳細
に説明する。なお、本発明はこの実施の形態に限定され
るものではない。
【0019】本発明は、複数ページで使用する画像デー
タを、フォームオーバーレイデータとしてあらかじめプ
リンタに登録しておき、そのフォームオーバーレイデー
タと印刷データとを重ね合わせて印刷するものである。
さらに特徴とするところはフォームオーバーレイデータ
を印刷用のビットマップに直接描画するか、一度フォー
ムオーバーレイ用ビットマップに展開し、それを印刷用
ビットマップにコピーするかを所定の条件にしたがって
自動的に選択する機能を有している点である。以下、そ
の構成およ動作例について説明する。
【0020】図1は、本発明の実施の形態にかかるプリ
ンタ装置のシステム構成を示すブロック図である。バス
101上に、少なくとも、このプリンタ装置全体を制御
するCPU11と、制御プログラムが格納されているR
OM12と、後述する各領域に割り当てられたRAM1
3と、2次記憶装置として用いられるHDD14と、ホ
ストコンピュータ16と接続されたホストI/F15
と、プリンタエンジン18と接続されたエンジンI/F
17と、を備えている。
【0021】図2は、図1におけるRAM13の領域割
り当ての状態を示す説明図である。プログラムデータ領
域21は、プログラムを実行するために必要な制御デー
タやプログラム中の変数を保持する領域である。受信バ
ッファ領域22は、ホストコンピュータ16からの受信
データを一時保管するために使用される領域である。フ
ォーム保管領域23は、登録されたフォームオーバーレ
イデータを保管する領域である。フォームビットマップ
領域24、印刷ビットマップ領域25は、それぞれフォ
ームオーバーレイ用のビットマップデータ、印刷用ビッ
トマップデータを保持するために使用される領域であ
る。なお、これらの領域は常に静的に区切られている必
要はなく、必要に応じてそれぞれのサイズを適宜変更し
てもかまわない。
【0022】つぎに以上のように構成されたプリンタ装
置の動作について説明する。図4は、本発明の実施の形
態にかかるプリンタ装置におけるフォームオーバーレイ
印刷の動作を示すフローチャートであり、フォームオー
バーレイデータの登録から1ページ目データ転送までの
動作を示している。また、図5は「実行方法」が「毎回
展開」のときのビットマップ描画動作を示し、図6は
「実行方法」が「初回展開」のときのビットマップ描画
動作を示している。以下、これらを参照しながら説明す
る。
【0023】まず、フォームオーバーレイ印刷を行なう
場合、印刷を行なう前に、まず、フォームオーバレイデ
ータ30の登録の処理を行なう(ステップS11)。こ
れは、ホストコンピュータ16からプリンタへフォーム
オーバレイデータ30をダウンロードすることにより行
なわれる。このデータはホストI/F15を通して一度
受信バッファ領域22に格納され、それがフォーム保管
領域23にコピーされ保管される。なお、ここではフォ
ームオーバレイデータ30をRAM13に保管している
が、HDD14などの2次記憶装置といったデバイスを
用いてもよい。ここで登録されたフォームオーバレイデ
ータ30は、図3に示すようなフォームオーバーレイデ
ータ管理テーブル26によって管理される。
【0024】図2において、「ID」はユーザがフォー
ムオーバレイデータ30を識別するための番号である。
「フォーム保管場所」はフォームオーバレイデータ30
の保管場所を表すデータである。「実行方法」は下記に
示すように「初回展開」と「毎回展開」のいずれかの設
定になる。
【0025】(1)「初回展開」 初めてフォームオーバーレイを実行するときに、フォー
ムビットマップ領域24にフォームオーバレイデータ3
0をビットマップ展開し、それを印刷ビットマップ領域
25に展開されている印刷ビットマップに重ね合わせる
ことにより、フォームオーバーレイを実現する。2ペー
ジ目からは、既に展開されているフォームビットマップ
を、それぞれの印刷ビットマップに重ね合わせる。
【0026】(2)「毎回展開」 フォームオーバーレイを行なうときは、毎回、フォーム
保管領域23のフォームオーバレイデータ30を読み出
し、印刷ビットマップ領域24に展開されている印刷用
ビットマップの上に直接展開する。
【0027】図3における「ビットマップ保管場所」
は、「初回展開」が設定されている場合で、既に展開し
たフォームマップが存在する場合にはその保管場所のデ
ータが保持されている。「実行方法」は、フォームオー
バレイデータ30が登録されたときに自動的に設定され
る。ただし、その後に変更することもある。この設定を
どのような判断かによって行なうかは後述する。「ビッ
トマップ保管場所」は、「実行方法」が「初回展開」の
設定のとき、フォームオーバレイデータ30がビットマ
ップ展開されるとセットされる。
【0028】さて、上述のようにフォームオーバレイデ
ータ30の登録が終了すると、ホストコンピュータ16
からそれを用いた印刷要求があるか否かを判断する(ス
テップS12)。なお、ここでは、連続する2ページの
印刷を、同じフォームオーバレイデータ30を用いて行
なうときの動作を例にとって説明する。
【0029】ホストコンピュータ16からフォームオー
バレイデータ30を用いた印刷の要求があった場合、ホ
ストコンピュータ16から送られた1ページ目印刷デー
タ31は、印刷ビットマップ領域25上のビットマップ
に展開される(ステップS13)。フォームオーバレイ
データ30の展開動作は、図2のフォームオーバレイデ
ータ管理テーブル26の「実行方法」の設定により異な
る。すなわち、「実行方法」が「毎回展開」であるか
または「初回展開」であるかを判断する(ステップS
14)。ここで、「毎回展開」であると判断した場合、
図5に示すように、フォームオーバレイデータ30を印
刷ビットマップ領域25上の1ページ目印刷用ビットマ
ップ31bp上に展開する(ステップS15)。
【0030】一方、ステップS14において「実行方
法」の設定が「初回展開」であると判断した場合、図6
に示すように、フォームビットマップ領域24のビット
マップにフォームオーバレイデータ30を展開する(ス
テップS16)。続いて、ビットマップのロケーション
情報をフォームオーバレイデータ管理テーブル26にセ
ットする(ステップS17)。そして、そのフォームビ
ットマップ33を印刷ビットマップ領域25上の1ペー
ジ目印刷用ビットマップ31bpに重ね書きする(ステ
ップS18)。これらの処理が終了すると、エンジンI
/F17を介して1ページ目用印刷用ビットマップデー
タ31bpをプリンタエンジン18に転送する(ステッ
プS19)。つぎに2ページ目の処理を実行する(ステ
ップS20)。
【0031】2ページ目の印刷は、「実行方法」の設定
が「毎回展開」の場合、図5に示すように、上述した1
ページ目の処理と同様の動作を行なう。他方、「実行方
法」が「初回展開」の場合は、図6に示すように、2ペ
ージ目印刷データ32を印刷ビットマップ領域25にビ
ットマップ展開した後、既にフォームビットマップ領域
24に展開されているフォームビットマップ33を重ね
書きすることにより2ページ目印刷用ビットマップ32
bpを作成する。その後の動作は1ページ目と同様に印
刷処理を行なう。
【0032】したがって、フォームオーバーレイの「実
行方法」を、フォームオーバレイデータ30の内容にし
たがって自動的に選択し実行することにより、ビットマ
ップ展開における処理速度がはやくなり、その結果、印
刷速度(効率)を上げることができる。
【0033】ところで、上記ステップS14における
「毎回展開」と「初回展開」の選択条件(「実行方法」
の判定条件)として以下の3つの設定を行ない「実行方
法」を判定する。1つは、フォームオーバレイデータ3
0のデータサイズにより判定する。フォームオーバレイ
データ30のサイズの閾値を設け、その設定した閾値に
対してサイズが小さい場合は「毎回展開」を選択し、サ
イズが大きい場合には「初回展開」を選択する。このよ
うに、フォームオーバレイデータ30のデータサイズと
いう複雑な計算がパラメータからフォームオーバーレイ
の「実行方法」を決定することにより、決定処理による
オーバーヘッドを最小限にすることができる。
【0034】これに対し、2つ目の選択条件の設定とし
て、フォームオーバレイデータ30の登録時にプリンタ
言語を解析し、描画要素数(フォント、イメージ、グラ
フィックなど)の数をカウントする。この数が一定数よ
り少ない場合は「毎回展開」、多い場合は「初回展開」
を設定する。このように、フォームオーバレイデータ3
0中の描画要素数をカウントすることにより、さらに正
確な展開時間の予測をフォームオーバーレイ登録時に行
なうことができる。
【0035】また、3つ目の選択条件の設定として、フ
ォームオーバレイデータ30の登録時に「初回展開」を
指定し、初めてのフォームオーバレイデータ30をビッ
トマップに展開する際に、展開に要する時間を測定す
る。そして、その測定時間がビットマップ同士を重ね書
きする時間より短ければ設定を「毎回展開」に変更し、
展開したフォームビットマップは破棄する。一方、測定
時間がビットマップ同士を重ね書きする時間より長い場
合には設定を「初回展開」のままで変更しない。このよ
うに、1度目のフォームオーバーレイ展開時に実際の展
開時間を測定することにより、フォームオーバーレイの
実行を完全に最適化することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるプ
リンタ装置(請求項1)によれば、フォームオーバーレ
イデータの内容とあらかじめ定めた選択条件とから、ビ
ットマップ印刷用のビットマップに直接描画する第1の
描画処理(毎回展開)と、フォームオーバーレイ用ビッ
トマップに展開し、印刷用ビットマップにコピーする第
2の描画処理(初回展開)と、のいずれかの実行方法を
自動的に選択し、その選択した実行方法にしたがって印
刷データを描画することにより、フォームオーバーレイ
の内容に適した印刷処理が実現するため、ビットマップ
展開の処理速度がはやくなり、その結果、印刷速度(ス
ループット)を上げることができる。
【0037】また、本発明にかかるプリンタ装置(請求
項2)によれば、複数ページで共通に使用する画像デー
タをフォームオーバーレイデータの実行方法(毎回展開
/初回展開)の選択を、データサイズという複雑な計算
が不要なパラメータから決定することにより、実行方法
の決定処理に起因するオーバーヘッドを最小限にするこ
とができる。
【0038】また、本発明にかかるプリンタ装置(請求
項3)によれば、フォームオーバーレイデータ登録時の
プリンタ言語(ポストスクリプト(登録商標)などの記
述言語)を解析し、フォームオーバーレイデータを構成
する描画要素(フォント、イメージ、グラフィクスな
ど)をカウントしてその数にしたがって選択するため、
さらに正確な展開時間の予測をフォームオーバーレイデ
ータを登録する時点で予測することができる。
【0039】また、本発明にかかるプリンタ装置(請求
項4)によれば、フォームオーバレイ登録時に初回展開
を指定し、1度目のフォームオーバーレイを展開した際
に要する時間を測定することにより、印刷データとフォ
ームオーバーレイデータのビットマップ同士を重ね書き
する時間に対して短い場合に毎回展開を選択し、長い場
合に初回展開とするので、フォームオーバーレイの実行
を最適化することができる。
【0040】また、本発明にかかるプリンタ装置(請求
項5)によれば、フォームオーバーレイデータを、デー
タ格納手段の登録領域に管理テーブルの形態で登録して
おくことにより、描画処理手段による読み出し制御など
後処理が迅速に行われるので、オーバヘッドを最小限に
抑えることができる。
【0041】また、本発明にかかるプリンタ装置(請求
項6)によれば、フォームオーバーレイデータを識別す
る識別番号(ID)毎に、フォーム保管場所、第1の描
画処理(毎回展開)/第2の描画処理(初回展開)のい
ずれかの実行方法、ビットマップ保管場所の項目として
管理テーブルに格納しておくことにより、フォームオー
バーレイデータの実行方法やフォーム/ビットマップの
保管場所が管理しやすくなるので、描画処理手段による
読み出し制御などが簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるプリンタ装置のシ
ステム構成を示すブロック図である。
【図2】図1におけるRAMの領域割り当ての状態を示
す説明図である。
【図3】本発明の実施の形態にかかるフォームオーバー
レイデータ管理テーブル例を示す図表である。
【図4】本発明の実施の形態にかかるプリンタ装置にお
けるフォームオーバーレイ印刷の動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】「実行方法」が「毎回展開」のときのビットマ
ップ描画動作を示す説明図である。
【図6】「実行方法」が「初回展開」のときのビットマ
ップ描画動作を示す説明図である。
【符号の説明】
11 CPU 13 RAM 16 ホストコンピュータ 18 プリンタエンジン 23 フォーム保管領域 24 フォームビットマップ領域 25 印刷ビットマップ領域 26 フォームオーバレイデータ管理テーブル 30 フォームオーバーレイデータ 33 フォームビットマップ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ格納手段の登録領域に複数ページ
    で共通に使用する画像データをフォームオーバーレイデ
    ータとして格納し、前記フォームオーバーレイデータと
    外部より送られてくる印刷データとを重ね合わせて印刷
    するプリンタ装置において、 前記フォームオーバーレイデータを、 ビットマップ印刷用のビットマップに直接描画する第1
    の描画処理と、 フォームオーバーレイ用ビットマップに展開し、印刷用
    ビットマップにコピーする第2の描画処理と、 をあらかじめ決められた条件にしたがって選択し、描画
    処理を実行する描画処理手段を備えたことを特徴とする
    プリンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記描画処理手段は、前記フォームオー
    バーレイデータの大きさにしたがって前記第1の描画処
    理または第2の描画処理のいずれかを選択することを特
    徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 前記描画処理手段は、前記フォームオー
    バーレイデータ中の描画要素数にしたがって前記第1の
    描画処理または第2の描画処理のいずれかを選択するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  4. 【請求項4】 前記描画処理手段は、1度目のフォーム
    オーバーレイ展開時間にしたがって前記第1の描画処理
    または第2の描画処理のいずれかを選択することを特徴
    とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  5. 【請求項5】 前記フォームオーバーレイデータは、あ
    らかじめ定められた管理テーブルにしたがって管理され
    ることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  6. 【請求項6】 前記管理テーブルは、識別番号毎に、フ
    ォーム保管場所、前記第1の描画処理/前記第2の描画
    処理、ビットマップ保管場所の項目で管理されることを
    特徴とする請求項5に記載のプリンタ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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