JP2006246084A - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 装置構成や処理内容に限定されずに柔軟に処理を遂行する。
【解決手段】 ユーザは予めコンピュータPC−1を用いて、報告書を作成し、文書管理サーバ62へ格納する。画像処理装置60は報告書の格納先やファイル名、提出先などのユーザ毎に固有なユーザ情報をテーブルとして予め格納する。指示書管理サーバ40には、ユーザに依存しない標準指示書を格納する。ユーザによる操作によって、画像処理装置60は指示書管理サーバ40から標準指示書を取得し、予め格納されたテーブルを参照し、標準指示書に基づいてユーザ個別の指示書を作成し、その個別指示書に従った処理(メール送信)を文書配信サーバ63によって行う。従って、標準指示書で、ユーザ個別の連携処理を容易に遂行できる。
【選択図】 図9

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに係り、特に、紙文書や電子情報の共有化を図った文書処理ネットワークシステム等に用いて好適な画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
従来、複写機にファクシミリ、スキャナ、プリンタ機能を統合した複合機が提案されている。これにより、複写機、ファクシミリなどを使った紙主体の事務処理と、パーソナルコンピュータ上で電子化された文書の処理とを、連携することができる。例えば、紙文書をスキャンしてパーソナルコンピュータに転送したり、ファクシミリで受信した文書をプリントせずにイメージデータのままパーソナルコンピュータに送信することができる。
紙文書、ファクシミリ受信文書が電子化された後、多くの手続きや処理をも連携させ自動化するため、従来、予め複合機で設定すべき項目について所望の設定を記述したジョブテンプレートを用意しておき、そのジョブテンプレートを指定し、必要に応じて設定値を変更してから処理を行う技術が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
ところが、処理を連携させる連携手順や処理に利用するデータは予め設定を終了しておく必要があり、その振る舞いが固定的であった。
これを解消するため、個々の利用者が任意の利用方法に適した各入出力機能またはプログラムの連携処理を、ネットワークに接続されている機器上で行うことができる装置が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平10−83263号公報(第5−7頁、図2、図5) 特開2000−270148号公報 特開2001−306534号公報
しかしながら、ネットワークに接続される機器の各入出力機能やプログラムの連携を可能とするのみでは、ユーザ個別に対応できない場合がある。例えば、任意の複数ユーザに対して個々のユーザのデータは異なるものの、同一の処理を連携させる連携手順を要望する場合、汎用的な指示でユーザ個別に対応させる必要がある。すなわち、連携による全体としての一連の処理は各ユーザに対して同一であるが、その各処理で用いるデータがユーザ毎に異なる場合、ユーザは個別に設定し直さなければならず、ユーザの負担が増加する。
本発明は、上記事実を考慮してなされたものであり、装置構成や処理内容に限定されずに柔軟に処理を遂行することができる画像処理装置、画像処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の画像処理装置は、文書データに関して所定処理を行うサービスをネットワーク上で実行させるために該サービスにおける一連の処理手順及び各処理内容を記述した指示書として記述内容のうちユーザ個別に指定すべき個別データを予め定めた標準データとして記述した指示書を入力すると共に、ユーザを識別するための識別データを入力する入力手段と、前記識別データと、前記個別データとの対応関係を含むユーザデータをユーザ毎に表すテーブルを記憶する記憶手段と、前記入力した識別データに対応する前記テーブルのユーザデータに基づいて、前記入力した指示書に含まれる標準データを、該標準データに対応する個別データに変換してユーザ個別の指示書を生成する生成手段と、前記ユーザ個別の指示書に従って処理を実行する実行手段と、を備えている。
本発明の画像処理装置は、文書データに関して所定処理を行うサービスをネットワーク上で実行させる、例えば連携処理をするサービス処理システムに含まれる画像処理装置である。ここで、文書データとは、文書に関連する情報であればよく、テキストデータ等の文字情報や紙文書を読み取った画像情報等、特に限定されるものではない。
入力手段は、サービスにおける一連の処理手順及び各処理内容を記述した指示書を入力するためのものである。この指示書は、記述内容のうちユーザ個別に指定すべき個別データを予め定めた標準データとして記述したものである。これと共に、入力手段は、ユーザを識別するための識別データを入力する。この識別データと個別データとの対応関係を含むユーザデータをユーザ毎に表すテーブルを記憶手段に記憶する。生成手段は、入力した識別データに対応するテーブルのユーザデータに基づいて、入力した指示書に含まれる標準データを、該標準データに対応する個別データに変換してユーザ個別の指示書を生成する。実行手段は、生成手段で生成されたユーザ個別の指示書に従って処理を実行する。このように、指示書に標準データを記述すると共に、識別データと個別データとの対応関係を含むユーザデータを記憶することにより、画像処理装置では、ユーザ個別の指示書を生成することができ、ユーザ毎に適切な処理、すなわち該当するサービスの実行をすることができる。
前記個別データは、前記ユーザが所有する文書データのネットワーク上の位置を表す位置データと、該文書データの提供先を表す宛名データとを含むことを特徴とする。
文書データを提出するなどの所定処理を行うサービスをネットワーク上で実行させる場合、文書データはユーザが格納するが、提出先はユーザ以外の装置である場合が多い。そこで、文書データ自体をネットワーク上の何れかの装置に格納する場合、その文書データのネットワーク上の位置を表す位置データを個別データに含ませることにより、文書データを指定することができる。また、文書データの提供先を表す宛名データを個別データに含ませることにより、文書データの提出先を指定することができる。
前記入力手段は、前記識別データに基づいて、装置のアクセスを許可するユーザを認証する認証手段を含むことを特徴とする。
前記サービスを実行する場合、第三者と区別してユーザを個別に特定することが好ましい。そこで、識別データに基づいて、装置のアクセスを許可するユーザを認証する認証手段を含むことで、装置側からユーザを識別することが可能となる。
前記画像処理装置の機能は、次の画像処理方法により実現る。詳細には、文書データに関して所定処理を行うサービスをネットワーク上で連携して処理をするサービス処理システムに含まれる画像処理装置において実行される画像処理方法であって、前記サービスをネットワーク上で実行させるために該サービスにおける一連の処理手順及び各処理内容を記述した指示書として記述内容のうちユーザ個別に指定すべき個別データを予め定めた標準データとして記述した指示書を入力すると共に、ユーザを識別するための識別データを入力し、前記識別データと、前記個別データとの対応関係を含むユーザデータをユーザ毎に表すテーブルを予め記憶し、前記入力した識別データに対応する前記テーブルのユーザデータに基づいて、前記入力した指示書に含まれる標準データを、該標準データに対応する個別データに変換してユーザ個別の指示書を生成し、前記ユーザ個別の指示書に従って処理を実行することを特徴とする。
前記画像処理方法では、前記個別データは、前記ユーザが所有する文書データのネットワーク上の位置を表す位置データと、該文書データの提供先を表す宛名データとを含むことを特徴とする。
前記画像処理方法では、前記識別データに基づいて、装置のアクセスを許可するユーザを認証する処理をさらに含むことを特徴とする。
なお、前記画像処理装置の機能は、次のプログラムを実行することで実現できる。詳細には、文書データに関して所定処理を行うサービスをネットワーク上で連携して処理をするサービス処理システムに含まれる画像処理装置において実行される画像処理プログラムであって、前記サービスにおける一連の処理手順及び各処理内容を記述した指示書として記述内容のうちユーザ個別に指定すべき個別データを予め定めた標準データとして記述した指示書を入力させると共に、ユーザを識別するための識別データを入力させる入力工程と、前記識別データと、前記個別データとの対応関係を含むユーザデータをユーザ毎に表すテーブルを予め記憶した記憶手段から、前記入力された識別データに対応する前記テーブルのユーザデータを読み取らせ、読み取ったユーザデータに基づいて、前記入力させた指示書に含まれる標準データを、該標準データに対応する個別データに変換してユーザ個別の指示書を生成させる生成工程と、前記ユーザ個別の指示書に従って処理を実行させる実行工程と、を含むことを特徴とする。
前記画像処理プログラムでは、前記個別データは、前記ユーザが所有する文書データのネットワーク上の位置を表す位置データと、該文書データの提供先を表す宛名データとを含むことを特徴とする。
前記画像処理プログラムでは、前記入力工程は、前記識別データに基づいて、装置のアクセスを許可するユーザを認証させる認証工程を含むことを特徴とする。
本発明によれば、識別データと個別データとの対応関係を含むユーザデータを記憶することにより、標準データが記述された指示書を用いて、ユーザ個別の指示書を生成してユーザ毎に該当するサービスを実行できる、という効果がある。
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。まず、本発明が基礎とするシステムの概念を説明する。
(システム構成)
図1は、本発明の実施形態に関係する文書処理システム1の構成を示すブロック図である。
文書処理システム1は、複数のサービスを連携させてユーザの所望の処理を遂行するためのシステムとして、サービスやアプリケーションを実行する機能部を1又は複数の装置で構成した概念図である。すなわち、文書処理システム1は、様々なサービスやアプリケーションを実行する装置がネットワーク5を介して接続されたものである。ここで、サービスとは、外部からの要求に応じて文書に関する利用可能な機能をいう。サービスは、例えば、コピー、プリント、スキャン、ファクシミリ送受信、メール配信、レポジトリへの格納やレポジトリからの読込、OCR(Optical Character Recognition)処理、ノイズ除去処理等が該当し、特に限定されるものではない。
具体的には、文書処理システム1は、複数のサービスを連携させてユーザの所望の処理を指示するユーザインタフェースを備えたクライアント端末10と、ユーザの所望のサービスを検索するサービス検索サーバ20と、クライアント端末10で指示されたサービス連携に関する情報から指示書を作成する指示書生成サーバ30と、指示書を管理する指示書管理サーバ40と、指示書に従って各サービスの連携処理を実行する連携処理サーバ50と、を備えている。
さらに、文書処理システム1は、画像文書のノイズ除去処理や画像回転処理やOCR処理や画像をバインドする等の画像処理を行う画像処理装置61と、文書を管理する文書管理サーバ62と、文書を配信する文書配信サーバ63と、第1のサービス処理を行う第1のサービス処理装置64と、第2のサービス処理を行う第2のサービス処理装置65と、を備えている。
なお、文書処理システム1は、所定のサービス処理を行う複数のサーバがネットワーク5を介して接続された構成となっているが、複数のサービスがネットワーク5を介して接続されていれば特に限定されるものではない。
ここで、指示書とは、一連の処理を複数の機能的な処理に分解した場合において、各機能の関係を表す情報と、各機能を呼び出すためのインタフェース(I/F)情報と、一連の処理に関するグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を構成するための情報と、を含んだデータをいう。
図2は、文書処理システム1を構成する各サービス処理装置の相互関係を説明するためのブロック図である。各サービス処理装置は、自身が提供するサービスの内容を表すI/F情報を記憶している。
図3は、I/F情報の構成を示す図である。I/F情報は、<サービス種類(Service Class)>、<サービス名(Service Name)>、<サービス・アイコン(Service Icon)>、<サービスロケーション情報(Service Location Information)>、<入力(Input)>、<出力(Output)>、<パラメータ制限ルール(Parameter Restriction Rules)>、<サービス・ロケーション(Service Location)>、<メソッド名(Method Name)>、<起動方法(Invocation Scheme)>、<黙示要素(Inplicit Elements)>で構成されている。
<サービス種類>は、サービス処理装置が提供するサービスの種類である。なお、<サービス種類>は、予め定義されているものが使用され、例えば、スキャン、プリント、レポジトリ、フロー等が該当する。<サービス名>は、サービス処理装置が提供するサービスの名前である。<サービス・アイコン>は、クライアント端末10のGUIに表示するアイコンの位置情報である。
<サービスロケーション情報>は、指示書生成サーバ30がI/F情報を取得するために用いるURLである。<入力>は、サービスへの入力である。<出力>は、サービスへの出力である。<パラメータ制限ルール>は、<入力>や<出力>に適用される制限ルールである。<サービスロケーション>は、サービスを実際に使用するときの位置情報である。<メソッド名>は、サービス処理の提供手法である。
<起動方法>は、サービス処理を呼び出し起動する方法である。なお、<起動方法>としては、例えばメッセージ交換のプロトコルであるSOAP(Simple Object Access Protocol)、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)等を用いることができる。<黙示要素>は、出力として明示的に後段の処理に渡されるデータでないが、後段の処理で参照可能なデータである。
クライアント端末10は、指示書の作成を指示したり、起動すべき指示書を選択するために、画面表示したり所定の操作を行うためのグラフィカルユーザインタフェース(GUI)の機能を備えている。
サービス検索サーバ20は、ネットワーク5に接続された複数のサービスの中から、検索条件に対応するサービスを検索する。サービス検索サーバ20は、画像処理装置61、文書管理サーバ62、文書配信サーバ63、第1のサービス処理装置64、第2のサービス処理装置65等の様々なサービス処理装置のI/F情報の一部(以下「部分I/F情報」という。)を予め記憶している。ここで、部分I/F情報は、I/F情報の要素中の<サービス種類>、<サービス名>、<サービスロケーション情報>、<入力>、<出力>をいう。
サービス検索サーバ20は、指示書生成サーバ30や連携処理サーバ50から検索条件が送信されたときは、各サービス処理装置の部分I/F情報を用いてサービスを検索する。例えば、サービス検索サーバ20は、所定のサービスと同様のサービスを検索するときは、<サービス種類>が一致するサービスを検索したり、<入力>及び<出力>が一致するサービスを検索したり、これらすべてが一致するサービスを検索すればよい。
指示書生成サーバ30は、指示書作成時には各サービス処理装置からI/F情報を取得して、各サービス処理装置が提供するサービスを連携させるための指示書を生成する。指示書生成サーバ30は、指示書を作成すべく、具体的には次の処理を実行する。
指示書生成サーバ30は、<サービスロケーション情報>に基づいて、ネットワーク5上に分散した所定のサービス処理装置から、各サービスに関するI/F情報を送信するように要求する。なお、指示書生成サーバ30は、所定のサービス処理装置がない場合は、サービス検索サーバ20に対して、所定のサービス処理装置と同一のサービスを行う他のサービス処理装置を検索するように指示を出す。そして、指示書生成サーバ30は、サービス検索サーバ20から、他のサービス処理装置の<サービスロケーション情報>を取得すればよい。
指示書生成サーバ30は、サービス検索サーバ20からの検索結果や各サービス処理装置から受信したI/F情報を管理する。指示書生成サーバ30は、各サービス処理装置から取得したI/F情報に基づいて、ジョブフローを定義するためのGUI画面となるHTMLファイルを生成する。そして、指示書生成サーバ30は、クライアント端末10からのサービスの閲覧要求があると、GUI画面となるHTMLファイルを前記クライアント端末10へ送信する。
図4は、ジョブフローを定義するためのGUI画面である指示書作成画面100を示す図である。指示書作成画面100は、サービスウインドウ101、フローウインドウ102、ロジックウインドウ103、プロパティーウインドウ104で構成されている。
サービスウインドウ101は、使用可能な様々なサービス処理装置を表示する。ロジックウインドウ103は、サービス間の連携のパターンを示すジョブフローを表示する。プロパティーウインドウ104は、サービスウインドウ101とロジックウインドウ103に表示された各アイコンの詳細な設定パラメータを表示する。
ユーザは、サービスウインドウ101のアイコンとロジックウインドウ103のアイコンをフローウインドウ102にドラッグ・アンド・ドロップすることで、フローウインドウ102にジョブフローを定義することができる。ユーザは、さらに、プロパティーウインドウ104に表示された内容を編集することによって、サービスやロジックを詳細に設定することができる。
クライアント端末10は、ユーザの操作によって定義されたジョブフロー情報を、CGI(Common Gateway Interface)形式に従って指示書生成サーバ30に送信する。
指示書生成サーバ30は、ユーザからのサービス連携の指示に関するジョブフロー情報と、各サービスのI/F情報とに基づいて、各サービスへ依頼する処理の内容、入力パラメータ、各サービスの連携の仕方(ジョブフロー)、文書名や格納ロケーション情報等の処理対象の文書を特定するための情報を定義した指示書を作成する。指示書は、XML形式のファイルで構成されている。
図5は、XML形式で構成された指示書を示す概念図である。複数のサービスの連携処理自体も1つのサービスとみなされるので、指示書は、図3に示したI/F情報に加えて<フロー(Flow)>を追加した構成になっている。
<フロー>は、サービス間の連携を記述する要素であり、<起動(Invoke)>、制御構造や論理演算、算出演算をするための<if>等の要素、さらに処理対象の文書を特定するための情報を含んでいる。
<起動>は、サービス処理装置の特定のメソッドを表し、サービスの呼び出しを実行する。<起動>の要素として、パラメータの位置情報を示す<マップ>と、呼び出すメソッド名<メソッド>を有している。制御構造や論理演算等を示す<if>、<and>、<eq>、<gt>は、連携処理時に条件分岐を行ったり、サービス間で受け渡されるパラメータの調整を実施する。
指示書は、サービスの連携処理の制御に関するすべての情報を<フロー>の要素に記述している。これにより、指示書によって表される連携処理自体も1つのサービスとみなされる。なお、指示書は、図5に示す構成に限定されるものではなく、各サービスを連携させることができればよい。
指示書生成サーバ30は、以上のようなXML形式の指示書を指示書管理サーバ40に送信する。また、指示書生成サーバ30は、ユーザによりサービス連携処理の実行が指示されている場合は、指示書を直接連携処理サーバ50に送信してもよい。
指示書管理サーバ40は、指示書生成サーバ30から送信された指示書を保持し、クライアント端末10からの要求に応じて指示書を連携処理サーバ50へ送信する。
連携処理サーバ50は、指定された指示書を解釈・実行するサーバである。連携処理サーバ50は、指示書が送信されると、その指示書を解釈し、指示書に記述されている順番と利用方法に従い、画像処理装置61、文書管理サーバ62、文書配信サーバ63などの各サービス処理装置を順に呼び出し、連携処理を実行する。また、連携処理サーバ50は、実行中の連携処理の状況や終了した連携処理の結果の情報を保存し、外部からの要求に応じて、連携処理の状況や結果を通知する。
連携処理サーバ50は、指示書を解釈して各サービス処理装置へ依頼する際には、処理依頼内容や入力パラメータ、処理対象の文書を特定するための情報等を有する個別指示情報を生成する。なお、連携処理サーバ50は、各サービス処理装置で行う処理の前後の処理との関連を指示書に記述してもよいし、指示書の形式ではなく各サービス処理装置毎の固有の情報交換形式で処理依頼を行うようにしてもよい。
画像処理装置61は、画像処理機能を行うソフトウェアプログラムがインストールされたコンピュータである。画像処理装置61は、連携処理サーバ50からの処理要求依頼に含まれるサービス処理依頼内容、入力パラメータ、処理対象文書の情報に基づいて、文書の処理を行う。また、画像処理装置61は、起動時にサービス検索サーバ20に対して、部分I/F情報を通知する。さらに、画像処理装置61は、指示書生成サーバ30からの要求により、画像処理サービスの利用方法を示すI/F情報を送信する。このI/F情報は、指示書作成時に利用される。
文書管理サーバ62は、文書格納機能を有している。文書管理サーバ62は、連携処理サーバ50からの要求に含まれる情報に基づき、文書の格納や検索や読み出し、文書に関する属性の変更や各種処理を実行する。また、文書管理サーバ62は、起動時にサービス検索サーバ20に対して、部分I/F情報を通知する。さらに、文書管理サーバ62は、指示書生成サーバ30からの要求により文書管理サービスの利用方法を示すI/F情報を送信する。
文書配信サーバ63は、取得した文書を、指示された文書管理サーバへ格納したり、指示された送信先へメール送信やFAX送信を行ったり、指示されたプリンタへプリント出力処理を行う機能を備えている。文書配信サーバ63は、連携処理サーバ50からの要求により、クライアント端末10で指示された文書とその配信先の情報に基づき、文書の配信処理を行う。また、文書配信サーバ63は、起動時に、サービス検索サーバ20に対して、部分I/F情報を通知する。さらに、文書配信サーバ63は、指示書生成サーバ30からの要求により文書配信処理サービスの利用方法を示すI/F情報を送信する。
第1のサービス処理装置64は、外部からの指示に従って文書に関する所定のサービス処理を行う装置である。ここで、第1のサービス処理装置64は、連携処理サーバ50からの処理依頼内容や入力パラメータ、処理対象の文書を特定するための情報等の情報に基づき、自身で実行すべきサービス処理を実行する。また、第1のサービス処理装置64は、起動時に、サービス検索サーバ20に対して、部分I/F情報を通知する。さらに、第1のサービス処理装置64は、指示書生成サーバ30からの要求によりサービス処理の利用方法を示すI/F情報を送信する。なお、第2のサービス処理装置65は、サービス処理の内容を除いて、第1のサービス処理装置64と同様に動作する。
以上のように構成された文書処理システム1において、画像処理装置61、文書管理サーバ62、文書配信サーバ63等の各サービス処理装置は、それぞれ所定のサービスを実行するためのアプリケーションプログラムがインストールされると、以下のように動作する。
画像処理装置61、文書管理サーバ62、文書配信サーバ63等のサービス処理装置は、起動処理において、それぞれのサービス概要とアドレスを示す情報を含んだ部分I/F情報をサービス検索サーバ20に通知する。
サービス検索サーバ20は、画像処理装置61、文書管理サーバ62、文書配信サーバ63等の各サービス処理装置から送信された部分I/F情報を保存する。これにより、サービス検索サーバ20は、例えば指示書生成サーバ30や連携処理サーバ50から所定のサービス検索要求があったときに、部分I/F情報を用いて検索を実行することができる。
(指示書の作成)
図6は、指示書作成時のクライアント端末10及び指示書生成サーバ30の処理手順を示すフローチャートである。
クライアント端末10は、ユーザの操作に従って、インストールされたブラウザを通して、指示書生成サーバ30が提供するユーザインタフェース画面用に生成されたHTMLファイルのURL(Uniform Resource Locator)にアクセスする(ステップST1)。
指示書生成サーバ30は、クライアント端末10からの閲覧要求に応じて、ユーザインタフェース画面のHTMLファイルをクライアント端末10に送信する(ステップST2)。
クライアント端末10は、指示書生成サーバ30から送信されたHTMLファイルに基づいて、ユーザインタフェース画面を表示する(ステップST3)。このとき、ユーザは、クライアント端末10に表示されたユーザインタフェース画面を用いて、所望のサービス連携のジョブフローを定義することができる。
クライアント端末10は、ユーザインタフェース画面を介してジョブフローが定義されたか否かを判定し、ジョブフローが定義されるまで待機する(ステップST4)。クライアント端末10は、ジョブフローが作成されたと判定すると、ユーザによって定義されたサービス連携に関するジョブフロー情報を指示書生成サーバ30に送信する。
指示書生成サーバ30は、クライアント端末10より送信されたサービス連携のジョブフローに関する情報と、各サービス処理装置から取得したI/F情報とに基づいて、各サービスへ依頼する処理の内容、入力パラメータ、各サービスの連携の仕方、文書名や格納ロケーション情報等の処理対象の文書を特定するための情報を定義した指示書を作成する(ステップST5)。そして、指示書生成サーバ30は、XML形式の指示書を指示書管理サーバ40に送信する。
指示書管理サーバ40は、指示書生成サーバ30で生成された指示書を保存する。指示書管理サーバ40は、指示書生成サーバ30で作成された複数の指示書を保存しており、クライアント端末10から指示書の選択指示があった時は選択された指示書を読み出す。
(連携処理の起動・実行)
ユーザは、指示書管理サーバ40に保存されている複数の指示書の中から所望の指示書を選択して、連携処理を起動させることができる。具体的には、以下の通りである。
図7は、クライアント端末10、指示書管理サーバ40及び連携処理サーバ50の処理を示すフローチャートである。
クライアント端末10は、指示書管理サーバ40へアクセスし、指示書管理サーバ40で管理される指示書リストを取得する(ステップST11)。
図8は、指示書リストを表すサービス連携処理選択画面110の一例を示す図である。サービス連携処理選択画面110は、指示書毎に指示書を選択するためのボタン111〜116を有している。ユーザは、サービス連携処理選択画面110から所望のボタンをクリックすることで、指示書を選択することができる。ボタン111は、以下に詳述する本発明の一実施の形態におけるサービス連携処理(報告書の提出)を実行するときに、指示書を選択するためのボタンである。
クライアント端末10は、サービス連携処理選択画面110から、ユーザの操作指示に基づいて、所定のサービス連携処理を表す指示書を選択し、その指示書の起動を指示する。
指示書管理サーバ40は、クライアント端末10によって指示された指示書を連携処理サーバ50へ送信する(ステップST12)。この結果、連携処理サーバ50は、連携処理の実行を開始する。
連携処理サーバ50は、指示書管理サーバ40より送信された指示書を解釈し、指示書に記述された第1番目の処理である画像処理装置61に対して、第1のサービス処理を実行することを依頼する(ステップST13)。連携処理サーバ50は、具体的には、指示書に記載された情報をもとに、処理依頼するサービス処理装置のロケーションや処理依頼に必要な入力パラメータと出力パラメータ形式、処理依頼のためのメソッド名、起動方法、処理対象文書を特定する情報を抽出し、個別指示情報を作成する。連携処理サーバ50は、個別指示情報を第1の処理依頼先である画像処理装置61へ送信する。
画像処理装置61は、送信された指示書に記述された処理対象文書の格納先ロケーション情報をもとに、処理対象文書をコピーし文書を取得する。画像処理装置61は、取得した文書画像に対し、サービス処理依頼内容を解釈し、ノイズ除去、OCR処理といった画像処理を行い、抽出されたテキスト文書とバインドする処理を行う。画像処理装置61は、画像処理によって得られた画像文書とテキスト文書がバインドされた文書を元の格納先へ再格納する。画像処理装置61は、このような処理が完了すると、処理のステータス情報(完了)、出力パラメータ、処理後の文書格納先情報など、処理結果を連携処理サーバ50へ送信する。
連携処理サーバ50は、画像処理装置61からの処理結果を受信すると、第1の処理依頼結果をログとして管理する。そして、連携処理サーバ50は、指示書に基づき第2の処理依頼先を特定し、第2のサービス処理を実行することを文書管理サーバ62に依頼する(ステップST14)。連携処理サーバ50は、第1のサービス処理依頼と同様に、個別指示情報(処理依頼に関する情報である文書を格納する旨の情報、文書の格納先の情報、処理対象文書を特定する情報)を文書管理サーバ62へ送信する。
文書管理サーバ62は、連携処理サーバ50の依頼内容に基づき、前の処理(第1のサービス処理)で処理され格納された文書を、依頼内容に記述された格納先情報に基づき格納処理を行う。文書管理サーバ62は、このような処理が完了すると、処理のステータス情報(完了)、出力パラメータ、処理後の文書格納先情報など、処理結果を連携処理サーバ50へ送信する。
連携処理サーバ50は、第2のサービス処理(文書格納処理)からの処理結果を受信すると、第2の処理依頼結果をログとして管理する。連携処理サーバ50は、指示書に基づき第3の処理依頼先を特定し、第3のサービス処理を実行することを文書配信サーバ63に依頼する(ステップST15)。連携処理サーバ50は、第2のサービス処理依頼と同様に、個別指示情報(処理依頼に関する情報である文書を格納する旨の情報、文書の格納先の情報、処理対象文書を特定する情報)を文書配信サーバ63へ送信する。
文書配信サーバ63は、連携処理サーバ50の依頼内容に基づき、前の処理(第2のサービス処理)で処理され格納された文書を、文書を特定する情報(格納先情報)に基づき文書ファイルを読み出し、依頼内容に記述された処理を行う。ここでは、文書配信サーバ63は、テキスト文書と画像文書がバインドされた文書のうち、テキスト文書のみを配信先として指定されたメールアドレスへメール送信し、画像文書のみを指定されたFAX番号へFAX送信を行う。文書配信サーバ63は、処理が完了すると、処理のステータス情報(完了)、出力パラメータ、処理後の文書格納先情報など、処理結果を連携処理サーバ50へ送信する。
この処理において、文書配信サーバ63は、例えばFAX送信処理において相手先が話し中でありかつ所定回数リトライを行っても相手先と接続できなかった場合、ステータス情報として「メール送信:完了、FAX送信:未送信」を連携処理サーバ50に送信する。
連携処理サーバ50は、第3のサービス処理からの処理結果を受信し、指示書には次の処理が記述されていないと判断すると、クライアント端末10に対してすべての処理が完了した旨の通知を行い、連携処理を終了する(ステップST16)。
なお、上記構成において、サービス検索サーバ20は、各サービス処理装置からI/F情報の一部(部分I/F情報)を取得していたが、I/F情報の全部を取得するようにしてもよい。
(報告書提出ワークフロー)
上述のように、文書処理システム1では、様々なサービスやアプリケーションが実行可能なようにネットワーク5を介して各種装置が接続されている。上記の構成を基本構成として、本実施の形態では、報告書提出ワークフロー処理を実行する場合について、さらに詳細に説明する。
本実施の形態では、画像処理装置61として、複写機にファクシミリ、スキャナ、プリンタ機能を統合した複合機を採用する。また、画像処理装置61は、クライアント端末10、及び連携処理サーバ50の各機能を含んで構成する。なお、以下の説明では、上述の画像処理装置61との混同を避けるために、クライアント端末10、及び連携処理サーバ50の各機能を含んで構成した本実施の形態の画像処理装置61を、画像処理装置60とする。
図9は、文書処理システム1を構成する各サービス処理装置の相互関係を基にして(図1及び図2参照)、報告書提出ワークフロー処理を説明するための主要部のブロック図である。報告書提出ワークフロー処理を実現するためには、画像処理装置60、文書管理サーバ62、文書配信サーバ63、指示書管理サーバ40を利用する。また、ユーザが操作する複数のクライアント端末がネットワーク5に接続される。なお、これらの複数のクライアント端末は、上述のクライアント端末10と同様のコンピュータ装置で構成可能だが、本実施の形態では、報告書作成に関連する処理を実行するコンピュータでよいため、錯誤を避けるため、図9に示すようにコンピュータPC−1〜PC−n(nは整数)と表記する。また、図9では、詳細を後述するが、報告書の提出先をコンピュータとしてその一例をコンピュータPC−Xとして、ネットワーク5に接続された場合を示している。
なお、文書管理サーバ62は、ユーザが作成した報告書を文書データとして格納する格納装置62Aを含んで構成している。
図10は、画像処理装置60の概略構成を示すブロック図である。本実施の形態では、画像処理装置60は、画像の複写や印刷などの複合機として機能する各種画像処理のための機構部200を備えている。機構部200には、印刷機構部202,複写機構部204,スキャン機構部206,及びファクシミリ機後部208が含まれている。
また、画像処理装置61は、上記機構部200を制御する処理実行部214を備えている。この処理実行部214は、コンピュータ構成とされており、上記機構部200の制御と共に、画像処理装置60を上記クライアント端末10として機能させるためのクライアント端末部212、及び連携処理サーバ50として機能させるための連携処理部210を制御する機能を含んで構成されている。処理実行部214には、GUI機能を有するLCDなどの表示装置220が接続されると共に、外部装置との間でデータ等を入出力する216、及び詳細を後述するテーブルを格納したメモリ222が接続されている。さらに、処理実行部214には、画像処理装置60へのアクセスを許諾するときにユーザを認証するための認証処理部218が接続されている。
図14乃至図17には、メモリ222に格納するテーブルの一例を示した。このメモリ222に格納するテーブルについて説明する。
図14に示すように、ユーザの各々に関する各種情報を記録するテーブルであるユーザ情報データベース(以下、ユーザ情報DBという)は、ユーザを識別するためのユーザID、ユーザ名、パスワード、年齢、所属のフィールドを少なくとも含んだユーザ単位のレコードで構成されている。本実施の形態では、報告書として月間報告書を一例とし、月間報告書の提出が必要か否かを表すフィールドを追加している。
図15に示すように、所属長などの報告書の提出先を記録するテーブルであるリンク情報テーブル(以下、報告書提出先TBという)は、本システムを利用する組織内の所属、ユーザID、上長名、電子メールアドレス、ファクシミリ番号のフィールドを少なくとも含んだ所属単位のレコードで構成されている。なお、電子メールアドレス及びファクシミリ番号のフィールドは、提出先への提出形態によるデータであり、その例以外には住所、郵便番号、電話番号、url等、位置を表す位置データがある。図15に示す報告書提出先TBは、図14のユーザ情報DBにリンク可能である。すなわち、図14の所属フィールドの内容値は、全て図15の所属フィールドに存在する。従って、図14の各ユーザの所属長等について、図15を参照することで特定することができる。
また、組織内の所属下で、複数の長が存在する場合がある。この場合、長が存在する群毎に所属を細分化してもよく、図16に示すように、職位及びその略号のフィールドを設けててもい。
図17に示すように、ユーザが作成した報告書の格納先を記録するテーブルであるリンク情報テーブル(以下、文書格納場所TBという)は、文書データを所有するユーザを示すユーザID、格納場所、ファイル名、を少なくとも含んだユーザ単位のレコードで構成されている。なお、提出先のフィールドは必須ではないが、追加してもよい。例えば、報告書等の文書データの提出先は、報告書提出先TBを参照することで決定できるが、個別の文書データについてその提出先が固定的である場合は、提出先のユーザのユーザIDを格納するフィールドを設けて明示してもよい。このユーザIDに上記職位やその略号(図16参照)を付加してもよい。
なお、本実施の形態の画像処理装置60内のメモリ222には、以上のテーブルが予め登録されている。このテーブルの登録は、誤操作を抑止する上でユーザによる変更を禁止することが好ましく、画像処理装置60を管理する管理者が予め登録することが好ましい。しかし、文書格納場所TBのファイル名や格納場所等のようにユーザ個別に設定を望む場合は、ユーザ毎に自在に設定することが好ましいので、変更を可能とすることもできる。
図11は、文書管理サーバ62の概略構成を示すブロック図である。文書管理サーバ62は、文書データの管理制御を実行するための処理実行部232を備えている。この処理実行部232の入力側には外部からの指示書やデータなどが入力される入力部230が接続され、出力側には外部へ指示書やデータなどが出力される出力部234が接続されている。また、本実施の形態では、文書管理サーバ62は、格納装置62Aを備えている。格納装置62Aは、ユーザが作成した文書データを格納するためのものであり、ユーザ毎のデータ格納領域が設けられている。従って、文書管理サーバ62の位置、格納装置62A内のデータ格納領域、そして格納した文書データのファイル名によって、ユーザ毎の文書データの位置そして対象の文書データを特定することができる。
図12は、文書配信サーバ63の概略構成を示すブロック図である。文書配信サーバ63は、依頼される文書データの配信処理を実行するための配信処理実行部242を備えている。この配信処理実行部242の入力側には外部からの指示書やデータなどが入力される入力部240が接続され、出力側には外部へ配信する文書データ等を含むデータや指示書などが出力される出力部244が接続されている。
図13は、指示書管理サーバ40の概略構成を示すブロック図である。指示書管理サーバ40は、指示書データの管理制御を実行するための処理実行部252を備えている。この処理実行部252の入力側には外部からの指示書データなどが入力される入力部250が接続され、出力側には外部へ指示書データなどが出力される出力部254が接続されている。また、指示書管理サーバ40は、格納装置40Aを備えている。格納装置40Aには、ユーザが作成した指示書データが格納される。
ここで、本実施の形態では、格納装置40Aに格納される指示書データは、ユーザ個別に変更可能なデータ形式の標準データによる指示書データを含んでいる。
図18には、指示書管理サーバ40の格納装置40Aに格納する本実施の形態にかかるXML形式で構成された指示書の概念イメージとして指示書データの主要部の一例を示した。この格納装置40Aに格納する指示書データについて説明する。
図18に示す指示書データは、報告書提出ワークフローにおいて、ユーザが作成した月間報告書をそのユーザの上長へ電子メールで送信するまでの処理についての該当部分(<フロー>)である。
具体的には、報告書提出処理を記述する要素であり、サービスの概要を記述するための<ジョブの種類>、ユーザに関する情報を記述するための<ユーザ情報>、送信対象の文書データに関する情報を記述するための<文書情報>、送信先の関する情報を記述するための<送信先情報>から構成されている。<ユーザ情報>は、<ユーザ名>の要素から構成され、ここでは標準の指示書であるため、予め定めた記号「※」が記述されている。<文書情報>は、文書データの種類を記述する<文書種別>、文書データの格納先を記述する<ストア先>、対象の文書データの名称を記述する<ファイル名>から構成されており、ここでは標準の指示書であるため、予め定めた記号「※」が記述されている。<送信先情報>は、文書データを送信する宛先の名前を記述する<個人名>、及び<個人名>のユーザへ送信するときの送信形式に則した情報(ここでは電子メール送信なのでそのアドレス)を記述する<電子メールアドレス>から構成されており、ここでは標準の指示書であるため、予め定めた記号「※」が記述されている。
(報告書提出ワークフローの概要)
図20は、画像処理装置60において実行される報告書提出ワークフローにおけるプロセス概要の流れを示すフローチャートである。ここでは、ユーザ01が、その上長であるユーザ11に対して報告書を電子メールで送信する場合を説明する。
なお、図20に示す報告書提出ワークフローを実行する以前に、図14乃至図17に示すテーブルが予め作成されてメモリ222に格納済みであり、図18に示す指示書データが予め作成されて格納装置40Aに格納済みであるものとする。
まず、ステップ300において表示装置220のGUI機能を用いて、ユーザを画像処理装置60にアクセス可能とするためのユーザ認証が認証処理部218において実行される。このステップ300の処理は、所謂ログイン処理であり、処理実行部214及び認証処理部218でユーザ情報DBを参照してユーザID及びパスワードの正当性を判定する処理である。
次のステップ302では、表示装置220へ図8に示すサービス連携処理選択画面110(指示書リスト)を表示すると共に、ユーザによる選択指示入力を待機する。ここでは、ボタン111がユーザにより押圧されることにより、報告書提出ワークフローが選択され、次のステップ304において指示書を取得すなわち指示書管理サーバ40へ指示書データを要求し、指示書管理サーバ40の格納装置40Aから報告書提出の標準の指示書データを受信する。次のステップ306では、上記ステップ304で受信した指示書データを解釈し、指示書データに埋め込まれた標準データ「※」の指示書データ内の位置を特定する。
次のステップ308では、上記ステップ306で特定した標準データの要素に該当するフィールドを含むテーブルを選択すると共に、選択したテーブルから上記ログインしたユーザのデータを読み取る。ここでは、図14のユーザ情報DB、図15の報告書提出先TB、図17の文書格納場所TBを選択し、図14のユーザ情報DBのユーザID「user_01」のレコード、図15の報告書提出先TBのユーザID「user_11」のレコード、図17の文書格納場所TBのユーザID「user_01」のレコードを読み取る。
次のステップ310では、上記標準指示書(ステップ304)及びログインしたユーザのデータ(ステップ308)からユーザ01に対する個別指示書を作成する。すなわち、標準指示書内の標準データ「※」が埋め込まれた部分に、テーブルに記録されたデータを埋め込むことによってユーザ01用の個別指示書データを作成する。
具体的には、図19に示すように、<ユーザ情報>はユーザ情報DBが対応し、記号「※」が記述されている<ユーザ名>にはユーザ情報DBのユーザ名「ユーザ01」が埋め込まれる。また、<文書情報>はユーザ情報DBの月間報告書提出有無のフィールド及び文書格納場所TBが対応し、記号「※」が記述されている<文書種別>には「月間報告書」が埋め込まれ、<ストア先>には格納場所「serverA:/user/user_01/report/」が埋め込まれ、<ファイル名>にはファイル名「report.doc」が埋め込まれる。さらに、<送信先情報>は報告書提出先TBが対応し、記号「※」が記述されている<個人名>には上長名「ユーザ11」が埋め込まれ、<電子メールアドレス>には「ユーザ11」の電子メールアドレス「boss_A@domain.jp」が埋め込まれる。
以上のようにして個別指示書データが作成されると、ステップ312へ進み、ステップ310で作成された個別指示書に従って処理が実行される。これにより、標準指示書からユーザ01用の指示書が作成されて、ユーザ01の報告書が添付されて、上長であるユーザ11へメール送信される。すなわち、画像処理装置60は、文書配信サーバ63へ向けて文書配信要求を処理する。
このように、本実施の形態によれば、標準指示書に埋め込むべきデータを画像処理装置60に予め格納することによって、ユーザが画像処理装置にログインし、ワークフローを選択するのみで、標準指示書にユーザ個別のデータを埋め込んだ個別指示書を作成して処理を遂行でできる。従って、ユーザ個別に指示書を作成することなく、自動的にユーザ個別に、円滑に連携処理を遂行することができる。
なお、上記実施の形態のステップ300,及びステップ304の処理は、本発明の入力手段において指示書を入力する処理及び識別データを入力する機能に相当する。また、本発明の入力手段に含むことが可能な認証手段は、認証処理部218に対応し、その機能はステップ300に対応する。また、メモリ222は、本発明の記憶手段に相当する。この記憶手段内に記憶される個別データのうち、位置データは図17に示すテーブルの格納場所のデータに対応し、宛名データは図15に示すテーブルの電子メールアドレスのデータに対応する。また、上記ステップ310の個別指示書の作成処理は、本発明の生成手段の機能に対応する。さらに、ステップ312の処理は、本発明の実行手段の機能に対応する。
上記実施の形態では、画像処理装置60に連携処理サーバ等の各種機能を含む構成としたが、連携処理サーバ50等の各種装置を使用して複数のサービスの連携処理を実行するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、基本構成の一部を画像処理装置60に含ませた構成としたが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、上記各種装置やサービスを少なくとも1つの装置に機能として備えて、適用したとしても、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の実施形態に係る文書処理システムの概念構成を示すブロック図である。 文書処理システムを構成する各サービス処理装置の相互関係を説明するためのブロック図である。 I/F情報の概略構成を示す概念図である。 ジョブフローを定義するためのGUI画面である指示書作成画面を示すイメージ図である。 XML形式で構成された指示書を示すイメージ図である。 指示書作成時のクライアント端末及び指示書生成サーバの処理手順を示すフローチャートである。 クライアント端末、指示書管理サーバ及び連携処理サーバの処理を示すフローチャートである。 指示書リストを表すサービス連携処理選択画面の一例を示すイメージ図である。 本実施の形態にかかる報告書提出ワークフロー処理を説明するための主要部のブロック図である。 本実施の形態にかかる画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。 文書管理サーバの概略構成を示すブロック図である。 文書配信サーバの概略構成を示すブロック図である。 指示書管理サーバの概略構成を示すブロック図である。 ユーザの各々に関する各種情報を記録するテーブルの説明図である。 所属長などの報告書の提出先を記録するテーブルの説明図である。 職位及びその略号のフィールドを設けたテーブルの説明図である。 ユーザが作成した報告書の格納先を記録するテーブルの説明図である。 標準指示書の説明図である。 個別指示書の説明図である。 本発明の実施の形態にかかる報告書提出ワークフローについて、画像処理装置における処理概要の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1…文書処理システム
40…指示書管理サーバ
40A…格納装置
60…画像処理装置
62…文書管理サーバ
62A…格納装置
63…文書配信サーバ
200…機構部
212…クライアント端末部
214…処理実行部
218…認証処理部
220…表示装置
222…メモリ

Claims (9)

  1. 文書データに関して所定処理を行うサービスをネットワーク上で実行させるために該サービスにおける一連の処理手順及び各処理内容を記述した指示書として記述内容のうちユーザ個別に指定すべき個別データを予め定めた標準データとして記述した指示書を入力すると共に、ユーザを識別するための識別データを入力する入力手段と、
    前記識別データと、前記個別データとの対応関係を含むユーザデータをユーザ毎に表すテーブルを記憶する記憶手段と、
    前記入力した識別データに対応する前記テーブルのユーザデータに基づいて、前記入力した指示書に含まれる標準データを、該標準データに対応する個別データに変換してユーザ個別の指示書を生成する生成手段と、
    前記ユーザ個別の指示書に従って処理を実行する実行手段と、
    を備えた画像処理装置。
  2. 前記個別データは、前記ユーザが所有する文書データのネットワーク上の位置を表す位置データと、該文書データの提供先を表す宛名データとを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記入力手段は、前記識別データに基づいて、装置のアクセスを許可するユーザを認証する認証手段を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 文書データに関して所定処理を行うサービスをネットワーク上で連携して処理をするサービス処理システムに含まれる画像処理装置において実行される画像処理方法であって、
    前記サービスをネットワーク上で実行させるために該サービスにおける一連の処理手順及び各処理内容を記述した指示書として記述内容のうちユーザ個別に指定すべき個別データを予め定めた標準データとして記述した指示書を入力すると共に、ユーザを識別するための識別データを入力し、
    前記識別データと、前記個別データとの対応関係を含むユーザデータをユーザ毎に表すテーブルを予め記憶し、
    前記入力した識別データに対応する前記テーブルのユーザデータに基づいて、前記入力した指示書に含まれる標準データを、該標準データに対応する個別データに変換してユーザ個別の指示書を生成し、
    前記ユーザ個別の指示書に従って処理を実行する
    ことを特徴とする画像処理方法。
  5. 前記個別データは、前記ユーザが所有する文書データのネットワーク上の位置を表す位置データと、該文書データの提供先を表す宛名データとを含むことを特徴とする請求項4に記載の画像処理方法。
  6. 前記識別データに基づいて、装置のアクセスを許可するユーザを認証する処理をさらに含むことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の画像処理方法。
  7. 文書データに関して所定処理を行うサービスをネットワーク上で連携して処理をするサービス処理システムに含まれる画像処理装置において実行される画像処理プログラムであって、
    前記サービスにおける一連の処理手順及び各処理内容を記述した指示書として記述内容のうちユーザ個別に指定すべき個別データを予め定めた標準データとして記述した指示書を入力させると共に、ユーザを識別するための識別データを入力させる入力工程と、
    前記識別データと、前記個別データとの対応関係を含むユーザデータをユーザ毎に表すテーブルを予め記憶した記憶手段から、前記入力された識別データに対応する前記テーブルのユーザデータを読み取らせ、読み取ったユーザデータに基づいて、前記入力させた指示書に含まれる標準データを、該標準データに対応する個別データに変換してユーザ個別の指示書を生成させる生成工程と、
    前記ユーザ個別の指示書に従って処理を実行させる実行工程と、
    を含むことを特徴とする画像処理プログラム。
  8. 前記個別データは、前記ユーザが所有する文書データのネットワーク上の位置を表す位置データと、該文書データの提供先を表す宛名データとを含むことを特徴とする請求項7に記載の画像処理プログラム。
  9. 前記入力工程は、前記識別データに基づいて、装置のアクセスを許可するユーザを認証させる認証工程を含むことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の画像処理プログラム。
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