JP2002067202A - 樹脂積層体および自動車用内装材 - Google Patents

樹脂積層体および自動車用内装材

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JP2002067202A
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laminate
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Hidetoshi Shimada
英俊 島田
Tomomasa Suzuki
呂昌 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】環境適応性が高く、かつ、製造工程の簡略化を
図ることができる樹脂積層体を提供すること。 【解決手段】塩化ビニル樹脂を含まないポリオレフィン
系樹脂発泡体からなる発泡層10と、発砲層10の上
に、ポリウレタンを吹き付けることにより積層形成され
た樹脂層20とからなる樹脂積層体1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂積層体および
該積層体を用いる自動車用内装材に関する。
【0002】
【背景技術】自動車用のドアトリムは、基材、パッド、
表皮材から構成され、基材の成形の有無によって平トリ
ムと成形トリムとに大別される。平トリムの表皮材とし
ては、塩化ビニルシートまたは塩化ビニルシート/発泡
体複合シートが使用されている。一方、成形トリムの表
皮材としては、塩化ビニルシートと、ポリプロピレン発
泡体または塩化ビニル発泡体と、の複合シートが採用さ
れ、これを真空成形で基材に挟んだり、射出プレス成形
法で基材と一体成形する方法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、塩化ビ
ニル樹脂は、焼却廃棄の際に、塩素ガス等の有害ガスを
発生することから、環境適応性が悪く、近年その使用が
規制されつつあり、これに代替する樹脂材料の開発が求
められている。また、表皮材と発泡体とを積層する工程
が必要であるため、製造工程が煩雑になるという問題が
あり、製造工程簡略化の要望も高い。
【0004】本発明の目的は、環境適応性が高く、か
つ、製造工程の簡略化を図ることができる樹脂積層体、
および該積層体を用いる自動車用内装材を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る樹脂積層体
は、塩化ビニル樹脂を含まない熱可塑性樹脂の発泡体か
らなる発泡層と、この発泡層の上に、ポリウレタン、ア
クリル樹脂、およびアクリル−ウレタン樹脂のいずれか
を吹き付けることにより積層形成された樹脂層と、から
なることを特徴とする。
【0006】ここで、塩化ビニル樹脂を含まない熱可塑
性樹脂としては、発泡体を形成できるものであれば、特
に制限はないが、例えば、ポリオレフィン系樹脂、ポリ
スチレン系樹脂、ポリウレタン系樹脂等が挙げられる。
好ましくは、ポリオレフィン系樹脂である。なお、ここ
でいう塩化ビニル樹脂には、塩化ビニリデン樹脂も含ま
れる。本発明におけるポリウレタンとしては、ポリカー
ボネート系ポリオール、ポリエステルジオール、または
ポリオキシアルキレンエーテルジオールと、鎖延長剤
と、ポリイソシアネートとの重合物であり、溶剤に溶解
させたもの、または無溶剤タイプのものを採用できる。
【0007】ポリイソシアネート化合物としては、単、
複芳香族環、脂肪族、脂環族系のジ、トリ、テトラ系の
ポリイソシアネート化合物を用いることができる。ポリ
カーボネート系ポリオールとしては、ポリアルキレンポ
リカーボネート系ポリオール、一部をポリオキシアルキ
レン変性したポリカーボネートで置換した混合物等を採
用できる。ポリエステルジオールには、例えばジオール
を有するアジペート、カプロラクトン誘導体、カーボネ
ート等を採用できる。ポリオキシアルキレンエーテルジ
オールとしては、例えば、ポリテトラメチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、ポリエチレン−プロピ
レングリコール、ポリプロピレン−エチレングリコール
等を採用できる。
【0008】鎖延長剤としては、1,4−ブタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール等のアルキルジオール、
第1級または第2級の脂肪族ジアミンを採用できる。溶
剤を使用する場合には、ポリウレタンを溶解させる種々
の溶剤を使用することができ、例えば、N,N−ジメチ
ルホルムアミド(DMF)、メチルエチルケトン(ME
K)、酢酸エチル等を採用できる。
【0009】アクリル樹脂としては、(メタ)アクリル
酸メチル等の(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主
成分とする重合体で、その重合体単独または繊維系誘導
体であるニトロセルロース、セルロース、アセテート、
ブチレート等と組み合わせて溶剤に溶解させたものを採
用することができる。また、アクリル樹脂をニトロセル
ロース等で変性したものも用いることができる。アクリ
ル−ウレタン樹脂としては、アクリルポリオールとポリ
イソシアネートとの重合物を溶剤に溶解したものを用い
ることができる。
【0010】また、発泡層を構成する樹脂としてポリオ
レフィン系樹脂を用いる場合、種々のオレフィンの単独
重合体、共重合体、およびこれらの混合物を採用するこ
とができるが、ポリエチレンまたはポリプロピレンを採
用することが好ましい。ここで、ポリエチレンとして
は、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状
低密度ポリエチレンのいずれを用いてもよい。一方、ポ
リプロピレンとしては、ホモポリプロピレン、ランダム
ポリプロピレン、ブロックポリプロピレンのいずれを用
いてもよい。また、ポリオレフィン系樹脂に添加する発
泡剤としては、公知の種々の分解性発泡剤、揮発性発泡
剤を使用することができる。
【0011】本発明によれば、塩化ビニル樹脂を含まな
い熱可塑性樹脂発泡体からなる発泡層と、この上に積層
されるポリウレタン、アクリル樹脂、およびアクリル−
ウレタン樹脂のいずれかからなる樹脂層とを備えてい
る。すなわち、塩化ビニル樹脂を全く使用していないか
ら、焼却廃棄する際にも塩素ガス等の有害ガスを発生す
ることがなく、環境適応性が高い。また、発泡層の上
に、吹き付けにより樹脂層を形成しているから、接着剤
等を必要とせず、樹脂層の形成工程を簡便にすることが
できる。これにより、樹脂積層体の製造工程を簡略化で
き、製造コストの低減につながる。さらに、発泡層の上
に、ポリウレタン等からなる樹脂層を積層しているか
ら、樹脂積層体の表面強度を向上することができ、表面
強度が要求される用途にも使用することが可能となる。
【0012】以上において、前記樹脂層は、天然有機物
微粉末を含有していることが好ましい。ここで、天然有
機物微粉末としては、シルク、セルロース、コラーゲ
ン、ウール、ケラチン、麻、綿、キチン、キトサン、ベ
タイン、卵殻膜等を使用できる。また、これらのうち、
複数種を組み合わせて使用してもよい。前記天然有機物
微粉末の含有量は、通常0.5〜50wt%、好ましく
は1〜30wt%である。天然有機物微粉末を含有しな
いと良好な感触、吸・放湿性が得られなくなる。また、
50wt%を超えると、樹脂が持つ柔軟性が損なわれる
ことがある。
【0013】このような天然有機物微粉末としては、株
式会社セイシン企業製のレーザー回折・散乱式粒度分布
測定装置(LMS−24)にて測定した平均粒径が、3
0μm以下、好ましくは10μm以下である。30μm
を超えると、良好な感触が得られないことがある。ま
た、樹脂層の厚みとしては、5〜150μmが好まし
い。5μm未満では、表面強度が低下することがある。
また、150μmを超えると風合いが低下することがあ
る。
【0014】本発明に係る自動車用内装材は、請求項1
から請求項4のいずれかに記載の樹脂積層体を用いるこ
とを特徴とする。具体的には、上述の樹脂積層体を基材
に積層したトリムが挙げられる。ここで、トリムとして
は、自動車用ドアトリム、内装トリム、天井トリム等が
挙げられる。このような自動車用内装材は、例えば、上
述した樹脂積層体を、射出プレス成形法で基材と一体成
形する方法で製造することができる。
【0015】本発明によれば、前述した樹脂積層体を表
皮材として用いているから、自動車用内装材自体の製造
工程も簡易になり、製造コストを低減できる。特に、射
出プレス成形で樹脂積層体と基材とを一体成形すれば、
より一層の製造工程の短縮化および製造コストの低減化
を図ることができる。また、表面にポリウレタン等から
なる樹脂層が形成されているから、自動車用内装材の表
面強度も向上することとなる。さらに、樹脂層に天然有
機物微粉末を含有している場合には、表面の風合い、手
触り感が良好な自動車用内装材を得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態
に係る樹脂積層体1が示されている。樹脂積層体1は、
塩化ビニル樹脂を含まない熱可塑性樹脂発泡体であるポ
リエチレン発泡体からなる発泡層(以下、ポリエチレン
発泡層という)10と、このポリエチレン発泡層10の
上に、吹き付けにより形成されたポリウレタンからなる
樹脂層(以下、ポリウレタン層という)20とを備えて
構成されている。なお、ポリウレタン層20には、天然
有機物微粉末としてのシルクパウダが添加されている
(図示省略)。
【0017】以上のように構成された樹脂積層体1は、
次のように製造する。まず、予め発泡剤を添加したポリ
エチレン樹脂を押出機により溶融混練した後、Tダイ押
出成形でシート状に成形してポリエチレン樹脂発泡体と
し、ポリエチレン発泡層10を得る。続いて、得られた
ポリエチレン発泡層10の上に、シルクパウダを添加し
たポリウレタンを溶剤で溶かしたものをスプレーガンで
吹き付け、塗布積層する。その後、吹き付けたポリウレ
タン層20を加熱して溶剤を揮発、乾燥させ、樹脂積層
体1を得る。このようにして得られた樹脂積層体1は、
表面強度が高く、かつ、風合いおよび手触り感が良好な
ため、自動車用内装材(ドアトリム、内装トリム、天井
トリム)等の自動車内装材、ソファー等の家具用表面材
として好適に利用することができる。
【0018】上述のような本実施形態によれば、次のよ
うな効果がある。 (1)ポリエチレン発泡層10と、この上に積層されるポ
リウレタン層20とを備え、塩化ビニル樹脂を全く使用
していないから、焼却廃棄する際にも塩素ガス等の有害
ガスを発生することがなく、環境適応性が高い。 (2)ポリエチレン発泡層10の上に、スプレーガンによ
る吹き付けでポリウレタン層20を形成しているから、
接着剤等を用いて貼付する必要がなく、ポリウレタン層
20を積層する工程を簡便にすることができる。これに
より、樹脂積層体1の製造工程を簡略化でき、製造コス
トの低減につながる。
【0019】(3)ポリエチレン発泡層10の上に、ポリ
ウレタン層を20積層しているから、樹脂積層体1の表
面強度を向上することができる。 (4)ポリウレタン層20にシルクパウダを添加している
から、樹脂積層体1の風合いおよび手触り感等を向上す
ることができ、商品価値を向上することができる。
【0020】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良は、本発明に含まれるものである。例えば、前
記実施形態では、発泡層10にポリエチレン発泡体を用
いていたが、これに限定されず、ポリプロピレン発泡
体、ポリスチレン発泡体等の、その他の塩化ビニル樹脂
を含まない熱可塑性樹脂発泡体を用いることもできる。
また、樹脂層20としてポリウレタン層を用いていた
が、これに限定されず、アクリル樹脂層、アクリル−ポ
リウレタン樹脂層等を採用することもできる。さらに、
天然有機物微粉末としてシルクパウダを用いていたが、
これに限られず、その他の天然有機物微粉末、例えば、
セルロース、コラーゲン、ウール、ケラチン、麻、綿、
キチン、キトサン、ベタイン、卵殻膜等の微粉末を採用
することもできる。また、天然有機物微粉末を含有して
いない樹脂層を用いても構わない。
【0021】前記実施形態では、ポリエチレン発泡層1
0を成形する際に、Tダイ押出成形を用いていたが、こ
れに限定されず、樹脂発泡体を成形できる種々の方法を
用いることができる。例えば、押出成形で発泡性原反シ
ートを成形した後に、エンドレスベルト上で原反シート
を加熱発泡させる方法等を採用することもできる。ま
た、ポリウレタンを吹き付けするのに、スプレーガンを
用いていたが、これに限定されず、吹き付けによる積層
が可能な他の装置を使用してもよい。その他、本発明を
実施する際の具体的な構造および形状等は、本発明の目
的を達成できる範囲内で他の構造としてもよい。
【0022】
【実施例】以下実施例および比較例を挙げて、本発明を
より具体的に説明する。 [実施例1]ポリウレタンエラストマー(レザミンME
44、大日精化(株)製)をDMFとMEK混合溶媒
(50:50重量比)に溶解させたもの(固形分40w
t%)を、スプレーガンでポリエチレン発泡層10(積
水化学工業(株)製)に塗布した。その後、80℃で、
溶剤を揮散させて、厚み30μmのポリウレタン樹脂層
20を形成し、樹脂積層体1を得た。
【0023】[実施例2]実施例1で使用したポリウレ
タンエラストマーの溶液中に、平均粒径が10μmであ
るシルクパウダをポリウレタン溶液中の固形分量に対し
て20wt%になるように配合し、均一に分散されるま
で攪拌してシルクパウダ配合ポリウレタン溶液を、実施
例1と同様にポリエチレン発泡層10に塗布して、樹脂
積層体1を得た。
【0024】[比較例]ポリプロピレン発泡体からなる
発泡層の上に、ホットメルト型接着剤を塗布した後、こ
の上に塩化ビニルシートを積層する。続いて、この積層
体を加熱することにより、ポリプロピレン発泡体からな
る発泡層と厚み30μmの塩化ビニルシートとをラミネ
ートし、樹脂積層体を得た。
【0025】上記実施例1、2および比較例で得られた
樹脂積層体について、表面強度(耐摩耗性)の試験を行
い、その結果を表1にまとめた。また、併せて樹脂積層
体の風合い、手触り感について評価した。なお、表面強
度試験は、JIS L−0823(染色堅ろう度試験用
摩擦試験器)の3.2に規定する摩擦試験器II型を用
い、JIS L−3102の綿帆布6号を摩擦子に取り
付け、9.8N(実測値1kgfをSI単位に換算した
値)の力を1万回繰り返し加えることにより測定した。
【0026】
【表1】
【0027】ここで、等級を決定するのに用いた判定基
準は以下の通りである。 5等級:変化が認められない 4等級:変化がわずかに認められる 3等級:変化が明らかに認められる 2等級:変化がやや著しい 1等級:変化が著しい
【0028】表1に示されるように、各実施例で得られ
た樹脂積層体は、ポリエチレン発泡層の表面にポリウレ
タン層を備えているから、表面強度が4等級と高いこと
がわかる。また、ポリエチレン発泡層とポリウレタン層
からなる樹脂積層体であるから、塩素成分は存在しな
い。さらに、スプレーガンによる吹き付けにより、ポリ
ウレタン層を積層形成しているから、製造工程が簡便で
あることがわかる。
【0029】これに対して、比較例で得られた樹脂積層
体は、樹脂層として塩化ビニルシートを用いているた
め、表面強度としては実施例と遜色ないものの(4等
級)、塩素成分が存在し、環境適応性が悪い。また、ホ
ットメルト接着剤を用い、加熱することで塩化ビニルシ
ートをポリプロピレン発泡体に積層しているから、接着
剤を塗布する工程および加熱接着する工程が必須とな
り、実施例と比べて製造工程が煩雑となっていることが
わかる。
【0030】[実施例3]実施例1で得られた樹脂積層
体1を用い、射出プレス成形にて、ポリエチレンと一体
成形することにより、自動車用内装材としてのトリムを
製造した。得られたトリムの表面は、手触り感が良好で
あった。
【0031】[実施例4]実施例2で得られた樹脂積層
体1を用い、射出プレス成形にて、ポリエチレンと一体
成形することにより、自動車用内装材としてのトリムを
製造した。得られたトリムの表面は、手触り感が良好で
あった。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、塩化ビニル樹脂を含ま
ない熱可塑性樹脂発泡体からなる発泡層と、この上に積
層されるポリウレタン、アクリル樹脂、およびアクリル
−ウレタン樹脂のいずれかからなる樹脂層とを備えてお
り、塩化ビニル樹脂を全く使用していないから、焼却廃
棄する際にも塩素ガス等の有害ガスを発生することがな
く、環境適応性が高い。また、発泡層の上に、吹き付け
により樹脂層を形成しているから、接着剤を使用する必
要がなく、樹脂層の形成工程を簡易にすることができ
る。これにより、樹脂積層体の製造工程を簡略化でき、
製造コストの低減につながる。さらに、発泡層の上に、
ポリウレタン等からなる樹脂層を積層しているから、樹
脂積層体の表面強度を向上することができ、表面強度が
要求される用途にも使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る樹脂積層体を示す部分
断面図である。
【符号の説明】
1 樹脂積層体 10 発泡層としてのポリエチレン発泡層 20 樹脂層としてのポリウレタン層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D023 BA01 BB08 BD03 BE05 BE31 4D075 AA01 AE03 CA47 DA25 DB31 DC13 EA05 EB07 EB13 EB22 EB38 EC24 4F074 AA16 AA17 AA24 BA01 BA31 CA21 CE16 CE43 CE56 CE64 CE87 DA23 DA35 4F100 AJ00H AK01A AK03A AK04A AK07A AK25B AK51B AL01B AL09 BA02 BA15 DE01H DJ01A EH46 EH61B GB33 JB16A JK01 JL02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塩化ビニル樹脂を含まない熱可塑性樹脂の
    発泡体からなる発泡層と、この発泡層の上に、ポリウレ
    タン、アクリル樹脂、およびアクリル−ウレタン樹脂の
    いずれかを吹き付けることにより積層形成された樹脂層
    と、からなることを特徴とする樹脂積層体。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の樹脂積層体において、 前記熱可塑性樹脂は、ポリオレフィン系樹脂であること
    を特徴とする樹脂積層体。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の樹脂積層体において、 前記ポリオレフィン系樹脂は、ポリエチレンまたはポリ
    プロピレンであることを特徴とする樹脂積層体。
  4. 【請求項4】請求項1から請求項3のいずれかに記載の
    樹脂積層体において、 前記樹脂層は、天然有機物微粉末を含有していることを
    特徴とする樹脂積層体。
  5. 【請求項5】請求項1から請求項4のいずれかに記載の
    樹脂積層体を用いることを特徴とする自動車用内装材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009507696A (ja) * 2005-09-09 2009-02-26 ジョンソン コントロールズ インテリアズ ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー 加飾されたトリム要素

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