JP2002066947A - 押輪用解体治具 - Google Patents

押輪用解体治具

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JP2002066947A
JP2002066947A JP2000258802A JP2000258802A JP2002066947A JP 2002066947 A JP2002066947 A JP 2002066947A JP 2000258802 A JP2000258802 A JP 2000258802A JP 2000258802 A JP2000258802 A JP 2000258802A JP 2002066947 A JP2002066947 A JP 2002066947A
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connecting portions
lever
jig
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Application number
JP2000258802A
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English (en)
Inventor
Kikuo Saito
喜久雄 斉藤
Koichi Sakamoto
浩一 坂本
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SUIDO GIJUTSU KAIHATSU KIKO KK
Suido Gijutsu Kaihatsu Kiko KK
Original Assignee
SUIDO GIJUTSU KAIHATSU KIKO KK
Suido Gijutsu Kaihatsu Kiko KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縮径状態に永久変形した押輪の拡開作業を少
ない労力で能率良く容易に行なうことができ、しかも、
押輪や流体輸送管の損傷の抑制と、押輪の再利用に伴う
組付け作業の能率化、容易化を図る。 【解決手段】 押輪4の両連結部4Bに亘って脱着自在
に架設されたボルト8の内面側との接当箇所を支点とし
て揺動操作可能な拡張レバー11に、ボルト8との接当
箇所を支点とする揺動操作に連れて、両連結部4Bの相
対向面の少なくとも一方に接当して該両連結部4Bの相
対向面間を拡開するカム14が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管外周面に対して
管軸芯方向から外嵌装着可能なほぼCの字状で、かつ、
その周方向両端の連結部に亘って設けられた締結具によ
って縮径変形しながら管外周面に締付け固定される押輪
の解体治具に関する。
【0002】
【従来の技術】前記押輪の使用形態の一例として、図
1、図2に示す管継手の離脱防止装置では、両流体輸送
管1の端部に亘って外套された継手本体2の内周面2a
の両端部に、これに管径方向で相対向する流体輸送管1
の外周面1aとの間を密封する環状の弾性シール材3を
設けるとともに、前記各流体輸送管1に管軸芯X方向か
ら外嵌装着されたほぼC字状の押輪4のうち、外周面の
周方向複数箇所に突出形成された連結突起部4Aと、こ
れに管軸芯X方向で相対向する継手本体2側の連結突起
部2Aとに亘って、これら両者4A,2Aを管軸芯X方
向から締付け固定する第1締結具Aの一例であるボルト
5・ナット6を設け、このボルト5・ナット6による締
付け固定操作に連れて、押輪4の一端面で弾性シール材
3を密封状態にまで管軸芯X方向から押圧するように構
成してある。
【0003】また、前記流体輸送管1の外周面1aと押
輪4の内周面4aとの間には、流体輸送管1の外周面1
aに喰込み可能な抜止め部材の一例で、管軸芯X方向視
において弾性的に縮径変形可能なほぼCの字状に形成さ
れた抜止めリング7を設けるとともに、前記押輪4の内
周面4aには、継手本体2に対して流体輸送管1に引抜
き方向の外力が作用したとき、その外力に起因する両者
1,2の相対離脱移動に連れて抜止めリング7を縮径側
に弾性変形させるテーパー状のカム面4dを形成し、更
に、前記押輪4の周方向両端に一体形成された連結部4
Bに亘って、前記抜止めリング7が流体輸送管1の外周
面1aに喰い込む状態にまで押輪4を縮径側に締付け固
定する第2締結具Bの一例であるボルト8・ナット9を
設けていた。
【0004】そして、流体輸送管1に外套された継手本
体2と押輪4とを第1締結具Aのボルト5・ナット6に
て締付け固定して、継手本体2の内周面2aの両端部と
両流体輸送管1の外周面1aとの間を圧縮された弾性シ
ール材3で密封したのち、各押輪4の両連結部4Bを第
2締結具Bのボルト8・ナット9で締付け固定して、抜
止めリング7を流体輸送管1の外周面1aに喰い込ませ
るのであるが、この時、ボルト8・ナット9の締付け固
定操作によって押輪4が縮径状態に永久変形することが
ある。
【0005】そのため、仮設配管の撤去時や管継手の部
品交換時等において、押輪4を流体輸送管1から取外す
必要が生じた場合、第2締結具Bのボルト8・ナット9
を取外しても、押輪4が縮径状態に維持されたままにあ
るため、従来では、例えば、押輪4の両連結部4Bの対
向面間に、手短にある他の工具類等を楔部材として打ち
込み、押輪4の両連結部4Bの対向面間を拡開する方法
が採られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の押輪解体方法で
は、押輪4の両連結部4Bの対向面間に楔部材を打ち込
むため、そのときの衝撃力で押輪4や流体輸送管1の損
傷を招来し易く、しかも、打ち込まれた楔部材をその打
込み位置で摩擦保持するのが難しく、かつ、楔部材を幾
度となく打込む必要があるため、縮径状態に永久変形し
た押輪4の拡開作業(拡径作業)に多くの時間と労力を
要していた。
【0007】本発明は、上述の実状に鑑みて為されたも
のであって、その主たる課題は、縮径状態に永久変形し
た押輪の拡開作業を少ない労力で能率良く容易に行なう
ことができ、しかも、押輪や流体輸送管の損傷を抑制す
ることができるばかりでなく、押輪の再利用に伴う組付
け作業も能率良く容易に行なうことのできる押輪用解体
治具を提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
押輪用解体治具の特徴構成は、冒記した構成のものにお
いて、押輪の両連結部に亘って脱着自在に架設された受
け部材の内面側との接当箇所又は受け部材との係合箇所
を支点として揺動操作可能な拡張レバーに、受け部材と
の接当箇所又は係合箇所を支点とする揺動操作に連れ
て、両連結部の相対向面の少なくとも一方に接当して該
両連結部の相対向面間を拡開するカムが設けられている
点にある。
【0009】上記特徴構成によれば、縮径状態に永久変
形した押輪を流体輸送管から取外す必要が生じた場合、
押輪の両連結部に亘って受け部材を架設し、この受け部
材の内面側に拡張レバーの揺動支点部を接当させるか、
或いは、受け部材に拡張レバーの揺動支点部を係合し
て、受け部材との接当箇所又は係合箇所を支点として拡
張レバーを揺動操作すると、該拡張レバーに設けたカム
が両連結部の相対向面の少なくとも一方に接当し、拡張
レバーの揺動操作に連れて、両連結部の相対向面間が次
第に拡開される。
【0010】そして、流体輸送管の外周面に沿って移動
可能な状態にまで押輪が拡径変形されたとき、拡張レバ
ーをその拡開操作位置(拡径操作位置)に保持し、拡張
レバーと共に押輪を管軸芯方向に移動させて流体輸送管
から取外す。
【0011】また、流体輸送管に再度押輪を装着する場
合には、拡開操作位置に保持された拡張レバーと共に押
輪を、流体輸送管の一端部から外套し、所定の装着位置
で拡張レバーを戻し側に揺動操作してカムによる拡開作
用を解除したのち、受け部材及び拡張レバーを撤去し、
押輪の両連結部を締結具で締付け固定する。
【0012】従って、押輪の両連結部に亘って架設され
た受け部材の内面側との接当箇所又は受け部材との係合
箇所を支点として、拡張レバーを揺動操作するだけで済
むから、縮径状態に永久変形した押輪の拡開作業を少な
い労力で能率良く容易に行なうことができる。しかも、
従来の解体方法に比して、拡開作業時における押輪や流
体輸送管の損傷を抑制することができるとともに、押輪
を再度組付ける場合でも、拡張レバーを戻し側に揺動操
作してカムによる拡開作用を解除したのち、受け部材及
び拡張レバーを撤去するだけで済むから、押輪の再利用
に伴う組付け作業も能率良く容易に行なうことができ
る。
【0013】本発明の請求項2による押輪用解体治具の
特徴構成は、冒記した構成のものにおいて、前記押輪の
両連結部に亘って脱着自在に架設された受け部材の内面
側との接当箇所又は受け部材との係合箇所を支点として
揺動操作可能な拡張レバーに、受け部材との接当箇所又
は係合箇所を支点とする揺動操作に連れて、両連結部の
相対向面の少なくとも一方に接当して該両連結部の相対
向面間を拡開するカムが設けられているとともに、前記
押輪に対して脱着自在で、かつ、装着時に押輪の管軸芯
周りでの回転を阻止可能な係止手段を備えた押えレバー
が備えられている点にある。
【0014】上記特徴構成によれば、縮径状態に永久変
形した押輪を流体輸送管から取外す必要が生じた場合、
押輪の両連結部に亘って受け部材を架設し、この受け部
材の内面側に拡張レバーの揺動支点部を接当させるか、
或いは、受け部材に拡張レバーの揺動支点部を係合し
て、受け部材との接当箇所又は係合箇所を支点として拡
張レバーを揺動操作すると、該拡張レバーに設けたカム
が両連結部の相対向面の少なくとも一方に接当し、拡張
レバーの揺動操作に連れて、両連結部の相対向面間が次
第に拡開される。
【0015】この両連結部の拡開操作に連れて押輪が共
回りし易くなるが、この場合でも、押えレバーを押輪に
装着しておくことにより、押えレバーの係止手段で押輪
の共回りを阻止することができるとともに、この押えレ
バーを反力点として拡張レバーに操作力を効果的に加え
ることができる。
【0016】そして、流体輸送管の外周面に沿って移動
可能な状態にまで押輪が拡径変形されたとき、拡張レバ
ーをその拡開操作位置(拡径操作位置)に保持し、押え
レバーを必要に応じて撤去したのち、拡張レバーと共に
押輪を管軸芯方向に移動させて流体輸送管から取外す。
【0017】また、流体輸送管に再度押輪を装着する場
合には、拡開操作位置に保持された拡張レバーと共に押
輪を、流体輸送管の一端部から外套し、所定の装着位置
で拡張レバーを戻し側に揺動操作してカムによる拡開作
用を解除したのち、受け部材及び拡張レバーを撤去し、
押輪の両連結部を締結具で締付け固定する。このとき、
拡張レバーの戻し操作に連れて押輪が共回りする場合に
は、押えレバーの係止手段を介して押輪に装着し、押え
レバーで押輪の共回りを阻止する。
【0018】従って、押輪に装着された押えレバーを一
方の手で把持し、押輪の両連結部に亘って架設された受
け部材の内面側との接当箇所又は受け部材との係合箇所
を支点として、拡張レバーを他方の手で揺動操作するだ
けで済むから、縮径状態に永久変形した押輪の拡開作業
を少ない労力で能率良く容易に行なうことができる。し
かも、従来の解体方法に比して、拡開作業時における押
輪や流体輸送管の損傷を抑制することができるととも
に、押輪を再度組付ける場合でも、拡張レバーを戻し側
に揺動操作してカムによる拡開作用を解除したのち、受
け部材及び拡張レバーを撤去するだけで済むから、押輪
の再利用に伴う組付け作業も能率良く容易に行なうこと
ができる。
【0019】本発明の請求項3による押輪用解体治具の
特徴構成は、前記カムが、受け部材の両側脇に相当する
拡張レバーの両側部に設けられている点にある。上記特
徴構成によれば、縮径状態に永久変形した押輪の拡開作
業を行なう場合、拡張レバーの両側部に設けられたカム
により、受け部材の両側脇に相当する連結部の両側部分
を拡開側に押圧することができるから、押輪の拡開作業
をこじれの少ない状態で迅速、容易に行なうことができ
る。
【0020】本発明の請求項4による押輪用解体治具の
特徴構成は、前記受け部材が、押輪の両連結部の貫通孔
に対して脱着自在に挿通される締結具のボルトをもって
兼用構成されている点にある。上記特徴構成によれば、
押輪の両連結部を締付け固定するためのボルトを利用す
るから、専用の受け部材を準備する必要がなく、押輪用
解体治具の簡素化と製造コストの低廉化とを図ることが
できる。
【0021】本発明の請求項5による押輪用解体治具の
特徴構成は、前記押輪の両連結部の貫通孔に対して脱着
自在に挿通される受け部材の挿通部のうち、両連結部間
に位置する部位に、拡張レバーの揺動支点となる係合孔
が形成されているとともに、前記拡張レバーには、受け
部材の係合孔に対して脱着自在な揺動支点用軸部が形成
され、更に、前記受け部材には、把持可能なグリップ部
が形成されている点にある。
【0022】上記特徴構成によれば、縮径状態に永久変
形した押輪を流体輸送管から取外す必要が生じた場合、
押輪の両連結部に亘って受け部材の挿通部を挿通し、こ
の挿通部に形成された係合孔に、拡張レバーの揺動支点
用軸部を係合し、この係合箇所を支点として拡張レバー
を揺動操作すると、該拡張レバーに設けたカムが両連結
部の相対向面の少なくとも一方に接当し、拡張レバーの
揺動操作に連れて、両連結部の相対向面間が次第に拡開
される。
【0023】そして、前記両連結部の拡開操作に連れて
押輪が共回りし易くなるが、この場合でも、押輪の両連
結部に亘って挿通されている受け部材のグリップ部を把
持しておくことにより、押輪の共回りを阻止することが
できるとともに、この受け部材を反力点として拡張レバ
ーに操作力を効果的に加えることができる。
【0024】本発明の請求項6による押輪用解体治具の
特徴構成は、前記拡張レバーに、受け部材の内面側と接
当して揺動操作の支点となる軸部が一体形成されている
点にある。
【0025】上記特徴構成によれば、縮径状態に永久変
形した押輪を流体輸送管から取外す必要が生じた場合、
受け部材が取外された押輪の両連結部間に拡張レバーの
揺動支点軸部を入込み配置したのち、押輪の両連結部に
亘って受け部材を架設する必要があるものの、拡張レバ
ーを構成する部品点数としては一つで済み、押輪用解体
治具の簡素化と製造コストの低廉化とを図ることができ
る。
【0026】本発明の請求項7による押輪用解体治具の
特徴構成は、前記拡張レバーに、受け部材の内面側と接
当して揺動操作の支点となる軸部が脱着自在又は開閉自
在に設けられている点にある。
【0027】上記特徴構成によれば、縮径状態に永久変
形した押輪を流体輸送管から取外す必要が生じた場合、
拡張レバーの揺動支点軸部を取外す又は開き操作し、拡
張レバーの揺動支点軸部が受け部材の内面側に接当可能
な位置まで入込み移動させたのち、拡張レバーの揺動支
点軸部を取付け又は閉じ操作する。そのため、拡張レバ
ーを構成する部品点数が増加するものの、押輪の両連結
部に亘って架設されている受け部材を一々取外す必要が
なく、拡張レバー側の簡単な操作で対応することができ
る。
【0028】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1、図2は、
押輪4の使用形態の一例である管継手の離脱防止装置を
示し、合成樹脂製の二本の流体輸送管1の端部に亘って
外套された鋳鉄製の継手本体2の内周面2aの両端部
に、これに管径方向で相対向する流体輸送管1の外周面
1aとの間を密封可能な合成ゴム製の環状の弾性シール
材3が設けられているとともに、前記各流体輸送管1に
管軸芯X方向から外嵌装着可能な内径でほぼC字状に成
形された鋳鉄製の押輪4のうち、外周面の周方向複数箇
所に突出形成された連結突起部4Aと、これに管軸芯X
方向で相対向する状態で継手本体2の端部外周面の周方
向複数箇所に突出形成された連結突起部2Aとに亘っ
て、これら両者4A,2Aを管軸芯X方向から締付け固
定する第1締結具Aの一例であるT字ボルト5・ナット
6が設けられ、このボルト5・ナット6による締付け固
定操作に連れて、押輪4の一端面で弾性シール材3を密
封状態にまで管軸芯X方向から押圧して圧縮するように
構成されている。
【0029】また、前記流体輸送管1の外周面1aと押
輪4の内周面4aとの間には、流体輸送管1の外周面1
aに喰込み可能な抜止め部材の一例で、管軸芯X方向視
において弾性的に縮径変形可能なほぼCの字状に形成さ
れた金属製又は合成樹脂製の抜止めリング7が設けられ
ているとともに、前記押輪4の内周面4aには、継手本
体2に対して流体輸送管1に引抜き方向の外力が作用し
たとき、その外力に起因する両者1,2の相対離脱移動
に連れて抜止めリング7を縮径側に弾性変形させるテー
パー状のカム面4dが形成され、更に、前記押輪4の両
端部から管径方向外方に向かって一体的に突出形成され
た連結部4Bに亘って、前記抜止めリング7が流体輸送
管1の外周面1aに喰い込む状態にまで押輪4を縮径側
に締付け固定する第2締結具Bの一例であるボルト8・
ナット9が設けられている。
【0030】次に、上述の管継手の離脱防止装置を構成
する押輪4の解体治具について説明すると、この解体治
具は、図3〜図7に示すように、前記押輪4の両連結部
4Bに亘って脱着自在に架設される受け部材10の一例
で、両連結部4Bの貫通孔4cに亘って脱着自在に挿通
される第2締結具Bのボルト8の内面側との接当箇所、
詳しくは、ボルト8の内側面(管軸芯X側の周面部分)
と一方の連結部4Bの内側面4bとで形成される入隅部
での接当箇所P1を支点又はほぼ支点として揺動操作可
能な金属製の拡張レバー11と、前記押輪4に対して管
軸芯X方向から脱着自在で、かつ、装着時に押輪4の管
軸芯X周りでの回転(共回り)を阻止可能な係止手段1
2を備えた金属製の押えレバー13とから構成されてい
るとともに、前記拡張レバー11には、ボルト8との接
当箇所を支点又はほぼ支点とする揺動操作に連れて、両
連結部4Bの相対向する内側面4bの少なくとも一方に
接当して該両連結部4Bの相対向面間を拡開するカム1
4が設けられている。
【0031】前記拡張レバー11は、図3、図5に示す
ように、片手で把持可能なグリップ部11Aの先端に、
押輪4の連結部4Bにおける管軸芯X方向での横幅より
も大なる開口幅を有するU字状の拡張作用部11Bを一
体形成するとともに、前記拡張作用部11Bの左右の側
板部分11bに亘って、図7でも示すように、前記ボル
ト8の内側面と一方の連結部4Bの内側面4bとで形成
される入隅部の接当箇所P1に対して管軸芯X方向に沿
う姿勢で接当する揺動操作の支点となる軸部11Cが一
体形成され、更に、前記拡張作用部11Bの各側板部分
11bの各々には、ボルト8の両側脇を通して連結部4
Bの内側面4bに接当可能な長円形状又は楕円形状のカ
ム14 が一体形成されている。
【0032】また、図7に示すように、前記カム14 の
長径軸線Yと連結部4Bの内側面4bとが直交又はほぼ
直交する状態にまで、拡張レバー11をボルト8の内側
面と連結部4Bの内側面4bとで形成される入隅部での
接当箇所P1を支点又はほぼ支点として揺動操作したと
き、拡張作用部11Bの一部が押輪4の一つの連結突起
部4Aに接当してそれ以上の揺動操作が阻止されるよう
に構成されている。
【0033】つまり、押輪4の一つの連結突起部4A
が、カム14 の長径軸線Yと連結部4Bの内側面4bと
が直交又はほぼ直交する最大拡開操作位置に拡張レバー
11を位置保持するためのストッパーに兼用構成されて
いる。
【0034】更に、前記拡張レバー11を、カム14 の
長径軸線Yと連結部4Bの内側面4bとが直交又はほぼ
直交する最大拡開操作位置に揺動操作したときには、押
輪4の内径が流体輸送管1の外径よりも充分大きくな
り、この押輪4の拡径変形に連れて、抜止めリング7も
それの弾性復元力で拡径側に追従して変形するため、抜
止めリング7の内周面(喰込み部)と流体輸送管1の外
周面との間に空隙が発生し、抜止めリング7を含めた押
輪4全体を流体輸送管1の外周面に沿って自由に移動操
作することができるように構成されている。
【0035】前記押えレバー13の係止手段12は、図
4、図6、図7に示すように、押輪4の連結突起部4A
に形成された貫通孔4e対して管軸芯X方向から係脱自
在に係合する係合ピン(係合部)12Aと、該係合ピン
12Aが係合された連結突起部4Aから管周方向に離間
した押輪4の外周面に管軸芯X方向に沿う姿勢で接当す
る接当ピン(接当部)12Bとから構成されている。
【0036】次に、上述の如く構成された押輪用解体治
具の使用方法について簡単に説明する。まず、図5、図
6に示すように、押輪4の両連結部4Bを締付け固定し
ている第2締結具Bのボルト8・ナット9を取外し、両
連結部4Bの対向面間に拡張レバー11の揺動支点軸部
11Cを係入し、この状態で、両連結部4Bの貫通孔4
cに亘って第2締結具Bのボルト8を挿入する。
【0037】また、図6に示すように、押輪4の両連結
部4Bのうち、拡張レバー11の最大拡開操作位置側へ
の揺動操作方向とは反対側に位置する一方の連結部4B
に隣接する連結突起部4Aに対して、押えレバー13の
係合ピン12Aを管軸芯X方向から係合するとともに、
この係合ピン12Aの係合位置を支点として押えレバー
13を反対側に揺動操作し、押えレバー13の接当ピン
12Bを押輪4の外周面に当て付ける。
【0038】次に、図7に示すように、拡張レバー11
の揺動支点軸部11Cを、ボルト8の内側面と一方の連
結部4Bの内側面4bとで形成される入隅部に当て付
け、この状態で、押えレバー13を反対側に押付け操作
しながら、拡張レバー11を入隅部の接当箇所P1を支
点又はほぼ支点として最大拡開操作位置側へ揺動操作す
る。この拡張レバー11の揺動操作に連れて、両カム1
4が他方の連結部4Bの内側面4bに接当しながら一体
的に揺動し、両連結部4Bの相対向面間が次第に拡開さ
れる。
【0039】この両連結部4Bの拡開操作に連れて押輪
4が共回りし易くなるが、この場合でも、押えレバー1
3を反対側に押付け操作しておくことにより、押えレバ
ー13の係止手段12で押輪4の共回りを確実に阻止す
ることができるとともに、この押えレバー13を反力点
として拡張レバー11に操作力を効果的に加えることが
できる。
【0040】そして、流体輸送管1の外周面1aに沿っ
て移動可能な状態にまで押輪4が拡径変形されたとき、
拡張レバー11を、カム14 の長径軸線Yと他方の連結
部4Bの内側面4bとが直交又はほぼ直交する最大拡開
操作位置に操作することにより、拡張レバー11を最大
拡開操作位置に保持することができるとともに、拡張レ
バー11と共に押輪4を管軸芯X方向に移動させて流体
輸送管1から取外すことができる。
【0041】〔第2実施形態〕図8〜図12は、前記拡
張レバー11の別の実施形態を示し、片手で把持可能な
グリップ部11Aの先端に、押輪4の連結部4Bにおけ
る管軸芯X方向での横幅よりも大なる開口幅を有するU
字状の拡張作用部11Bを一体形成するとともに、前記
拡張作用部11Bの左右側板部分11bの内面には、ボ
ルト8の両側脇を通して他方の連結部4Bの内側面4b
に接当可能で、かつ、長径方向の一端側がカットされた
部分長円形状又は部分楕円形状のカム14 を一体形成
し、更に、前記拡張作用部11Bの左右側板部分11b
の先端部に貫通形成した取付け孔11aに亘って、前記
ボルト8の内側面と一方の連結部4Bの内側面4bとで
形成される入隅部の接当箇所P1に対して管軸芯X方向
に沿う姿勢で接当する揺動操作の支点となる軸部11C
を、それの軸芯方向に沿って開閉移動操作自在に挿通保
持させてある。
【0042】また、前記揺動支点軸部11Cの先端近く
には、拡張作用部11Bの両側板部分11bの内側面に
接当する抜け落ち防止用の突起部11dが形成されてい
る。この突起部11dは、スプリングピンから構成され
ていて、揺動支点軸部11Cに形成した貫通孔に挿通保
持されている。
【0043】そして、当該実施形態では、拡張レバー1
1を押輪4の両連結部4B間に装着する場合、図9、図
10に示すように、揺動支点軸部11Cの突起部11d
が一方の側板部分11bの内側面に接当する開放操作位
置にまで、揺動支点軸部11Cを引抜き操作したのち、
拡張レバー11を押輪4の両連結部4B間に挿入し、第
2締結具Bのボルト8を通過した時点で、揺動支点軸部
11Cをそれの先端が他方の側板部分11bの取付け孔
11aに嵌合する閉じ操作位置にまで押込み操作する。
【0044】このとき、図11に示すように、前記第2
締結具Bのナット9は、拡張レバー11による両連結部
4Bの拡開操作を許容する位置にまで弛み操作するだけ
であるから、ナット9をボルト8に螺合させた状態で保
管することができ、ナット9の紛失を抑制することがで
きる。
【0045】また、図11に示すように、押輪4の両連
結部4Bのうち、拡張レバー11の最大拡開操作位置側
への揺動操作方向とは反対側に位置する一方の連結部4
Bに隣接する連結突起部4Aに対して、押えレバー13
の係合ピン12Aを管軸芯X方向から係合するととも
に、この係合ピン12Aの係合位置を支点として押えレ
バー13を反対側に揺動操作し、押えレバー13の接当
ピン12Bを押輪4の外周面に当て付ける。
【0046】次に、図12に示すように、拡張レバー1
1の揺動支点軸部11Cを、ボルト8の内側面と一方の
連結部4Bの内側面4bとで形成される入隅部に当て付
け、この状態で、押えレバー13を反対側に押付け操作
しながら、拡張レバー11を入隅部の接当箇所P1を支
点又はほぼ支点として最大拡開操作位置側へ揺動操作す
る。この拡張レバー11の揺動操作に連れて、両カム1
4が他方の連結部4Bの内側面4bに接当しながら一体
的に揺動し、両連結部4Bの相対向面間が次第に拡開さ
れる。
【0047】この両連結部4Bの拡開操作に連れて押輪
4が共回りし易くなるが、この場合でも、押えレバー1
3を反対側に押付け操作しておくことにより、押えレバ
ー13の係止手段12で押輪4の共回りを確実に阻止す
ることができるとともに、この押えレバー13を反力点
として拡張レバー11に操作力を効果的に加えることが
できる。
【0048】そして、流体輸送管1の外周面1aに沿っ
て移動可能な状態にまで押輪4が拡径変形されたとき、
拡張レバー11を、カム14 の長径軸線Yと他方の連結
部4Bの内側面4bとが直交又はほぼ直交する最大拡開
操作位置に操作することにより、拡張レバー11を最大
拡開操作位置に保持することができるとともに、拡張レ
バー11と共に押輪4を管軸芯X方向に移動させて流体
輸送管1から取外すことができる。
【0049】尚、その他の構成及使用方法は、第1実施
形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所
には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明
は省略する。
【0050】〔第3実施形態〕図13〜図18は解体治
具の別実施形態を示し、前記押輪4の両連結部4Bに亘
って脱着自在に挿通状態で架設される挿通部10Bと片
手で把持可能なグリップ部10Aとからなる金属板製の
受け部材10のうち、両連結部4B間に位置する部位
に、拡張レバー11の揺動支点となる係合孔10aが形
成されているとともに、金属板製の拡張レバー11の両
側面には、係合孔10aとの係合箇所を支点とする揺動
操作に連れて、両連結部4Bの相対向する内側面4bの
両方に接当して該両連結部4Bの相対向面間を拡開する
大小二種類の長円形状又は楕円形状のカム14が一体形
成されている。
【0051】更に、前記大小二種類のカム14の中心部
の各々には、受け部材10の係合孔10aに対して脱着
自在な揺動支点用軸部11Cが一体的に突出形成されて
いるとともに、前記揺動支点用軸部11Cの先端部分
が、揺動操作時に受け部材10の係合孔10aから抜け
出さないように屈曲形成されている。
【0052】次に、上述の如く構成された押輪用解体治
具の使用方法について簡単に説明する。まず、図15〜
図17に示すように、押輪4の両連結部4Bを締付け固
定している第2締結具Bのボルト8・ナット9を取外
し、両連結部4Bの貫通孔4cに亘って受け部材10の
挿通部10Bを挿通し、両連結部4B間に位置する挿通
部10Bの係合孔10aに、拡張レバー11の一方の揺
動支点用軸部11Cを係合する。
【0053】次に、図18に示すように、両連結部4B
の貫通孔4cに亘って挿通された受け部材10のグリッ
プ部10Aを把持した状態で、拡張レバー11の一方の
揺動支点用軸部11Cと受け部材10の係合孔10aと
の係合箇所を支点として、拡張レバー11を、それのグ
リップ部11Aが受け部材10のグリップ部10Aと管
軸芯方向視で重合又はほぼ重合する最大拡開操作位置に
まで揺動操作する。この拡張レバー11の揺動操作に連
れて、一方のカム14が両連結部4Bの内側面4bに接
当しながら一体的に回動し、両連結部4Bの相対向面間
が次第に拡開される。
【0054】この両連結部4Bの拡開操作に連れて押輪
4が共回りし易くなるが、この場合でも、受け部材10
のグリップ部10Aを、拡張レバー11の最大拡開操作
位置側への揺動操作方向とは反対側に押付け操作してお
くことにより、拡張レバー11の揺動操作に伴う押輪4
の共回りを確実に阻止することができるとともに、この
受け部材10のグリップ部10Aを反力点として拡張レ
バー11に操作力を効果的に加えることができる。
【0055】そして、流体輸送管1の外周面1aに沿っ
て移動可能な状態にまで押輪4が拡径変形されたとき、
拡張レバー11及び受け部材10と共に押輪4を管軸芯
X方向に移動させて流体輸送管1から取外すことができ
る。この時、拡張レバー11が最大拡開操作位置に揺動
操作されている状態では、この拡張レバー11のグリッ
プ部11Aと受け部材10のグリップ部10Aとが管軸
芯方向視で重合又はほぼ重合していて、両グリップ部1
1A、10Aを片手で把持することができるから、拡径
変形された押輪4の移動操作を容易に行なうことができ
る。
【0056】当該実施形態では、前記受け部材10自身
が、第1実施形態及び第2実施形態で説明した押えレバ
ー13と同じ機能を果たすと共に、大小二種類のカム1
4が設けられているから、一つの拡張レバー11をもっ
て、両連結部4Bの拡開寸法が異なる複数種類の押輪4
に使用することができ、適用範囲の拡大を図ることがで
きる。
【0057】〔その他の実施形態〕 (1) 前記拡張レバー11としては、押輪4の両連結
部4Bに亘って脱着自在に架設された受け部材10又は
ボルト8の内面側との接当箇所又は受け部材10との係
合箇所を支点又はほぼ支点として揺動操作することので
きるものであれば、如何なる構造に構成してもよい。 (2) 前記拡張レバー11に設けられるカム14とし
ては、受け部材10との接当箇所又は係合箇所を支点又
はほぼ支点とする拡張レバー11の揺動操作に連れて、
両連結部4Bの相対向面の少なくとも一方に接当して該
両連結部4Bの相対向面間を拡開することのできるもの
であれば、如何なる形状のものを用いてもよい。 (3) 前記押えレバーとしては、前記押輪4に対して
脱着自在で、かつ、装着時に押輪4の管軸芯X周りでの
回転(共回り)を阻止することのできるものであれば、
如何なる構造のものを採用してもよい。 (4) 上述の各実施形態では、前記押輪4の内周面4
aと流体輸送管1の外周面1aとの間に、流体輸送管1
の外周面1aに喰込み可能な抜止め部材7を配設した
が、前記押輪4の内周面4aに、流体輸送管1の外周面
1aに喰込み可能な喰込み部を形成してもよい。要する
に、前記押輪4としては、管外周面に対して管軸芯X方
向から外嵌装着可能なほぼCの字状で、かつ、その周方
向両端の連結部4Bに亘って設けられた締結具Bによっ
て縮径変形しながら管外周面に締付け固定されるもので
あれば、如何なる構造のものを用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】押輪の使用形態の一例である管継手の離脱防止
装置を示す半断面側面図
【図2】管継手の離脱防止装置の断面正面図
【図3】本発明の第1実施形態の押輪解体治具を構成す
る拡張レバーの斜視図
【図4】押輪解体治具を構成する押えレバーの斜視図
【図5】ボルト挿通前の押輪と拡張レバーとの要部の一
部切欠き側面図
【図6】押輪に拡張レバーと押えレバーとを装着したと
きの要部の拡大断面正面図
【図7】拡張レバーを最大拡開操作位置に揺動操作した
ときの要部の拡大断面正面図
【図8】本発明の第2実施形態の押輪解体治具を構成す
る拡張レバーの斜視図
【図9】押輪に拡張レバーを装着するときの一部切欠き
側面図
【図10】押輪に拡張レバーを装着したときの一部切欠
き側面図
【図11】押輪に拡張レバーと押えレバーとを装着した
ときの要部の拡大断面正面図
【図12】拡張レバーを最大拡開操作位置に揺動操作し
たときの要部の拡大断面正面図
【図13】本発明の第3実施形態の押輪解体治具を構成
する拡張レバーの斜視図
【図14】押輪解体治具を構成する受け部材の斜視図
【図15】押輪に拡張レバーと押えレバーとを装着する
ときの要部の正面図
【図16】押輪に拡張レバーと押えレバーとを装着した
ときの要部の拡大正面図
【図17】図16におけるXVII−XVII線断面図
【図18】拡張レバーを最大拡開操作位置に揺動操作し
たときの要部の拡大正面図
【符号の説明】 B 締結具 X 管軸芯 4 押輪 4B 連結部 4c 貫通孔 10 受け部材 10A グリップ部 10B 挿通部 10a 係合孔 11 拡張レバー 11C 揺動支点軸部 12 係止手段 13 押えレバー 14 カム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16L 55/18 F16L 55/18 B

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管外周面に対して管軸芯方向から外嵌装
    着可能なほぼCの字状で、かつ、その周方向両端の連結
    部に亘って設けられた締結具によって縮径変形しながら
    管外周面に締付け固定される押輪の解体治具であって、 前記押輪の両連結部に亘って脱着自在に架設された受け
    部材の内面側との接当箇所又は受け部材との係合箇所を
    支点として揺動操作可能な拡張レバーに、受け部材との
    接当箇所又は係合箇所を支点とする揺動操作に連れて、
    両連結部の相対向面の少なくとも一方に接当して該両連
    結部の相対向面間を拡開するカムが設けられている押輪
    用解体治具。
  2. 【請求項2】 管外周面に対して管軸芯方向から外嵌装
    着可能なほぼCの字状で、かつ、その周方向両端の連結
    部に亘って設けられた締結具によって縮径変形しながら
    管外周面に締付け固定される押輪の解体治具であって、 前記押輪の両連結部に亘って脱着自在に架設された受け
    部材の内面側との接当箇所又は受け部材との係合箇所を
    支点として揺動操作可能な拡張レバーに、受け部材との
    接当箇所又は係合箇所を支点とする揺動操作に連れて、
    両連結部の相対向面の少なくとも一方に接当して該両連
    結部の相対向面間を拡開するカムが設けられているとと
    もに、前記押輪に対して脱着自在で、かつ、装着時に押
    輪の管軸芯周りでの回転を阻止可能な係止手段を備えた
    押えレバーが備えられている押輪用解体治具。
  3. 【請求項3】 前記カムが、受け部材の両側脇に相当す
    る拡張レバーの両側部に設けられている請求項1又は2
    記載の押輪用解体治具。
  4. 【請求項4】 前記受け部材が、押輪の両連結部の貫通
    孔に対して脱着自在に挿通される締結具のボルトをもっ
    て兼用構成されている請求項1、2又は3記載の押輪用
    解体治具。
  5. 【請求項5】 前記押輪の両連結部の貫通孔に対して脱
    着自在に挿通される受け部材の挿通部のうち、両連結部
    間に位置する部位に、拡張レバーの揺動支点となる係合
    孔が形成されているとともに、前記拡張レバーには、受
    け部材の係合孔に対して脱着自在な揺動支点用軸部が形
    成され、更に、前記受け部材には、把持可能なグリップ
    部が形成されている請求項1、2又は3記載の押輪用解
    体治具。
  6. 【請求項6】 前記拡張レバーには、受け部材の内面側
    と接当して揺動操作の支点となる軸部が一体形成されて
    いる請求項1〜4のいずれか1項に記載の押輪用解体治
    具。
  7. 【請求項7】 前記拡張レバーには、受け部材の内面側
    と接当して揺動操作の支点となる軸部が脱着自在叉は開
    閉自在に設けられている請求項1〜4のいずれか1項に
    記載の押輪用解体治具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100890377B1 (ko) * 2008-11-27 2009-03-25 브렌트유화산업(주) 분리형 플랜지가 구비된 관 및 이를 이용한 관 결합구조
CN104175280A (zh) * 2014-08-29 2014-12-03 苏州市吴中区胥口广博模具加工厂 主板北桥散热片手动压合装置的使用方法

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