JP2002065372A - ロッカー用足置き及び足置き付きロッカー - Google Patents

ロッカー用足置き及び足置き付きロッカー

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JP2002065372A
JP2002065372A JP2000267193A JP2000267193A JP2002065372A JP 2002065372 A JP2002065372 A JP 2002065372A JP 2000267193 A JP2000267193 A JP 2000267193A JP 2000267193 A JP2000267193 A JP 2000267193A JP 2002065372 A JP2002065372 A JP 2002065372A
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Masao Asari
征男 浅利
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KABUTO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既成のロッカーの下方に設置でき、足置き本
体を可及的大きくして、着替えを行いやすくすると共
に、足置き本体を扉の前下方に引き出した状態の下で床
面に対して安定性が良くかつ構造的に簡易な足置きを提
供する。 【解決手段】 横並びに配列された複数個の収納空間の
前方に各収納空間に対応する扉が設けられてなる更衣ロ
ッカーLの下方に、台座20を配置し、その前面から足置
き本体2を更衣ロッカーLの前下方床面Fに出し入れ自
在とする。足置き本体2を引き出し状態において床面F
に載置されるものとすると共に、少なくとも2以上の扉
の前下方に跨る大きさとする。足置き本体2は、可撓性
を有するゴム又は軟質合成樹脂から作製されてなるシー
ト状ベース板3と、該ベース板3に着脱自在に載置され
てなるマット状敷材4とからなるものとする。シート状
ベース板3に台座20からの抜出防止用ストッパー8を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、更衣ロッカーあ
るいはシューズロッカー等のロッカーに出し入れ自在に
設置され、衣服の着替えや靴の着脱の際に用いられるロ
ッカー用足置き及び足置き付きロッカーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の足置き付きロッカーとし
て、図9に示すように、更衣ロッカー本体(51)の下部
に、扉(D)の前下方に出し入れ自在な引き出し式足置
き板(52)が配置されてなる更衣ロッカー(50)が公知
である(実開昭50-31023号公報参照)。前記足置き板
(52)は、扉前下方に引き出した状態の下で、前端部が
その下面に設けられた足桁(53)に支持される一方、後
端部がロッカー(50)の前端部に支持されてなる架橋状
にして使用されるものとなされている(以下、この足置
き板を「架橋式足置き板」と呼ぶ)。
【0003】また、図10に示すように、特開平8-150033
号公報においては、扉(D)の開閉動作に連動する足置
き板(62)を備えたロッカー(60)が開示され、足置き
板(62)は、扉(D)を開いた状態の下で、前端部が扉
(D)に吊り下げ支持される一方、後端部がロッカー
(60)の前端部に支持されてなる態様で使用されるもの
となされている(以下、この足置き板を「扉連動式足置
き板」と呼ぶ)。
【0004】このようなロッカー(50)(60)は、いず
れも工場等の職場において、通勤着と作業着との交互の
着替えや、靴及び靴下の履き替えの際に、足置き板を利
用することにより、ロッカー設置室内床面の汚れを衣服
や靴下に付着させることなく行うことを目的として提案
されたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
の足置き板(50)(60)も、1つの片開き式の扉(D)
に対応するせいぜい幅30cm程度の大きさのものである
から、そのような足置き板(50)(60)上での着替え
や、使用者が足置き板(50)(60)の上に乗ったままで
のロッカーの収納空間から衣服等の出し入れはいささか
行い難い。足置き板(50)(60)の面積が狭い上に、ひ
とつの収納空間に接近しすぎているからである。
【0006】また、足置き板(50)(60)は、単に使用
者の足が乗せられるだけではなく、使用者の全体重がか
けられるものであるから、いずれの足置き板(50)(6
0)もきわめて頑丈に作製されていなければならない。
【0007】また、ロッカーの設置される室内床面が、
例えばコンクリートの打ちっ放しのように床面が比較的
ラフに仕上げられて平滑でない場合、架橋式足置き板
(50)は、その引き出し状態においていささか不安定に
なる虞もある。一方、扉連動式足置き板(60)は、その
構造が架橋式足置き板(50)に比べてかなり複雑であ
り、製造コストも高くつくものである。
【0008】そして、いずれの足置き板(50)(60)
も、既成のロッカーに付設できるものではないから、こ
のような足置き板(50)(60)を使用するには、既成の
ロッカーに替えてロッカーごと購入しなければならず、
極めて不経済である。
【0009】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、第1の目的は既成のロッカーの下方に設置
できる足置きを提供することにある。第2の目的は、足
置き本体を、可及的大きくして、着替えの行いやすい足
置きを提供することにある。第3の目的は、足置き本体
を扉の前下方に引き出した状態の下で床面に対して安定
性が良くかつ構造的に簡易な足置きを提供することにあ
る。第4の目的は、着替えが行いやすくかつ足置き本体
を扉の前下方に引き出した状態の下で床面に対して安定
性が良くかつ構造的に簡易な足置きを備えたロッカーを
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】而して、上記目的を達成
するために、この発明に係る足置きは、既成のロッカー
をそのまま使用することができ、既成のロッカーをその
上に載置されるものとする構成とした。
【0011】すなわち、この発明に係る足置きは、ロッ
カーが載置される台座と、該台座の前面からロッカーの
扉の前下方に出し入れ自在となされる足置き本体とを備
え、該足置き本体が、少なくとも2以上の扉の前下方に
跨りかつ床面に載置されるものと設定されると共に、可
撓性を具備してなる構成を採用する。ここに言う「ロッ
カー」とは、更衣ロッカーはもとより、シューズロッカ
ー、下駄箱等を包含するものである。
【0012】前記足置き本体は、可撓性を有するゴム又
は軟質合成樹脂から作製されてなるシート状ベース板
と、該ベース板に着脱自在に載置されてなるマット状敷
材とからなるものとすることが好ましい。ロッカー前面
の床面がコンクリートの打ちっ放しのように床面が比較
的ラフに仕上げられて平滑でない場合にも、足置き本体
が床面上に安定良く載置されるからである。また、マッ
ト状敷材が汚れたり、何らかの事情により損傷したりし
た場合に、マット状敷材の交換が容易に行えるからであ
る。シート状ベース板は、ゴム又は軟質合成樹脂以外に
も、例えば金網から作製されることもある。
【0013】また、前記シート状ベース板は、引き出し
操作用テープ製リングが突設されてなることが好まし
い。足置き本体の引き出し操作が容易になることはもと
より、引き出し状態において、使用者が引き出し操作用
テープ製リングによって損傷する虞もないし、引き出し
操作用テープ製リングを踏んでも我慢できないような痛
みを感じることがないからである。
【0014】さらに前記シート状ベース板は、台座から
の抜出防止用ストッパーが設けられてなることが好まし
い。足置き本体全体の台座からの抜脱が防止されるの
で、使用後の台座への格納が行い易くなるからである。
【0015】次に、この発明に係るロッカーは、ロッカ
ー本体の下部に、扉の前下方に出し入れ自在となされた
足置きが設けられ、該足置きが、少なくとも2以上の扉
の前下方に跨りかつ床面に載置されるものと設定される
と共に、可撓性を具備してなる構成が採用される。
【0016】前記足置きは、可撓性を有するゴム又は軟
質合成樹脂から作製されてなるシート状ベース板と、該
ベース板に着脱自在に載置されてなるマット状敷材とか
らなるものとすることが好ましい。その理由は、前記ロ
ッカー用足置きにおける場合と同様である。
【0017】前記シート状ベース板は、引き出し操作用
テープ製リングが突設されてなることが好ましい。ま
た、前記シート状ベース板は、台座からの抜出防止用ス
トッパーが設けられてなることが好ましい。これらの理
由も前記ロッカー用足置きにおける場合と同様である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る足置き
(1)及び足置き付きロッカー(B)を図示実施形態に
基づいて説明する。
【0019】図1ないし図7は、既成の更衣ロッカー
(L)の下方に配置された足置き(1)の一実施形態を
示すもので、更衣ロッカー(L)は、横並びに配列され
た4個の収納空間の前方に各収納空間に対応する扉
(D)(D)(D)(D)が設けられてなるものであ
る。
【0020】足置き(1)は、図1及び図2に示すよう
に、更衣ロッカー(L)が載置される台座(20)と、該
台座(20)の前面から扉(D)…の前下方に出し入れ自
在となされる足置き本体(2)とからなり、足置き本体
(2)が4つの扉(D)…の前下方の床面(F)に跨が
るような大きさに形成されている。
【0021】前記台座(20)は、チャンネル状の鋼板製
前後左右枠部材(21)(22)(23)(24)が相互に溶接
されて更衣ロッカー(L)の底面と同大であって、各枠
部材(21)(22)(23)(24)が立上がり部(21a)
(22a)(23a)(24a)を備えた額縁状に形成され、
該立上がり部(21a)(22a)(23a)(24a)の外側
にロッカー(L)の底部を嵌め込むことにより、台座
(20)上のロッカー(L)の水平移動が防止されるもの
となされている。また、前枠部材(21)は、その上面は
他の枠部材(22)(23)(24)と面一であるが、前面は
床面から一定の距離を置いた態様で左右枠部材(23)
(24)に溶接されることにより、台座(20)の前面下部
に足置き本体(2)の出入口(25)が形成されている。
(26)は、該前枠部材(21)の前面部中央下部に設けら
れた切欠部で、後述する引き出し操作用テープ製リング
(8)の出し入れを行いやすくするために設けられてい
るものである。
【0022】この台座(20)には、後枠部材(22)及び
左右両枠部材(23)(24)の下面部に跨がる底板(27)
が設けられ、足置き本体(2)は実質的にこの底板(2
7)上を摺動するものとなされている。
【0023】前記足置き本体(2)は、可撓性を有する
ゴム又は軟質合成樹脂から作製されてなるシート状ベー
ス板(3)と、該ベース板(3)に着脱自在に載置され
るマット状敷材(4)とからなり、前記シート状ベース
板(3)は、左右の後端部を残して前縁部及び左右縁部
に額縁状突縁(3a)が突設されて、それらの内側に浅
い凹面部(3b)が形成され、この凹面部(3b)にマ
ット状敷材(4)が載置されるものとなされている。ま
た、凹面部(3b)の上面に、面ファスナー(7)の雌
部(7a)が固着される一方、マット状敷材(4)の裏
面には、面ファスナー(7)の雄部(7b)が固着され
ている。
【0024】前記シート状ベース板(3)の前縁部には
引き出し操作用テープ製リング(8)が突設される一
方、左右後端部には、案内用ローラー(5)(5)及び
抜出防止用ストッパー(6)(6)が設けられている。
また、このシート状ベース板(3)の下面左右両端部に
はその前後方向に沿って、摩擦軽減用の滑り材(9)
(9)が設けられている。該摩擦軽減用の滑り材(9)
(9)は、例えば、市販のいわゆる敷居滑りが転用され
る。
【0025】前記案内用ローラー(5)(5)及び抜出
防止用ストッパー(6)(6)は、長方形の取り付け板
(10)を介してシート状ベース板(3)に取り付けられ
ている。該取り付け板(10)は、図5及び図6に示すよ
うに、その長さ方向を足置き本体(2)の前後方向に直
交させてシート状ベース板(3)に取り付けられてなる
もので、その前後両端部の内側に、前後一対のストッパ
ー支持部(12)(12)が対向状に立設され、各ストッパ
ー支持部(12)(12)には、ボルト挿通孔(12a)(12
a)が設けられている。
【0026】抜出防止用ストッパー(6)は、前記ボル
ト挿通孔(12a)に遊挿されたストッパー本体操作用ボ
ルト(13)と、該ボルト(13)にねじ合わされたストッ
パー本体(14)と、該ストッパー本体(14)と前記前立
上がり部(14a)の下部との間に介在されたコイルスプ
リング(15)とから構成されている。該コイルスプリン
グ(15)により、ストッパー本体操作用ボルト(13)と
ストッパー本体(14)とが常に後方に向かって付勢さ
れ、ボルト頭部(13a)が前記ストッパー支持部(12)
の前面に圧接されることにより、ストッパー本体(14)
の起立状態が保持されるものとなされている。
【0027】各ストッパー本体(14)は、雌ねじ部を備
えた立上がり部(14a)の前端部から前方に向かう水平
部(14b)が連設され、該水平部(14b)の前端部から
台座(20)の前枠部材(21)に当接する立上がり当接部
(14c)が突設されている。また、前記立上がり当接部
(14c)(14c)の下端部は、シート状ベース板(3)
の左側に設けられたものはその右側が、シート状ベース
板(3)の左側に設けられたものはその右側が下方に向
かって湾曲する円弧状に形成され、ストッパー本体操作
用ボルト(13)(13)を操作することにより、ストッパ
ー本体(14)(14)がストッパー本体操作用ボルト(1
3)(13)を回動軸として回動されるものとなされてい
る。
【0028】前記案内用ローラー(5)(5)は、取り
付け板本体(10)に固着されたナット(16)にねじ込ま
れたローラー支持ボルト(17)を回転軸として、左右両
枠部材(23)(24)の内面を相対的に転動するものとな
されている。
【0029】而して、上記構成を有する足置き(1)に
おいて足置き本体(2)を台座(20)から出し入れする
操作について説明すると、台座(20)への格納状態にお
いて、図7(イ)に示すように、上方に跳ね上がるよう
にして台座(20)内に格納された引き出し操作用テープ
製リング(8)を先ず前方に引き出す。そして、図7
(ロ)に示すように、該引き出し操作用テープ製リング
(8)を指先で掴んで足置き本体(2)を扉(D)…前
下方に引き出すのである。その引き出し途上において
は、前記案内用ローラー(5)(5)が、左右両枠部材
(23)(24)の内面を相対的に転動するものとなされて
いると共に、シート状ベース板(3)の下面左右両端部
に摩擦軽減用の滑り材(9)(9)が設けられているの
で、足置き本体(2)を台座(20)からスムーズに引き
出すことができる。
【0030】図1に示すように、足置き本体(2)が予
定された分だけ引き出されると、前記ストッパー(6)
が作動してそれ以上の引き出しが阻止される。すなわ
ち、足置き本体(2)を予定された分だけ引き出すと、
図5(ロ)に示すようにストッパー本体(14)の立上が
り当接部(14c)が、前枠部材(21)に当接することに
より足置き本体(2)の台座(20)からの抜脱が防止さ
れることになる。
【0031】このような足置き本体(2)を、その引き
出し状態から台座(20)に格納するには、シート状ベー
ス板(3)を押し戻すことによりなされる。前記のとお
り、シート状ベース板(3)には、案内用ローラー
(5)(5)と摩擦軽減用の滑り材(9)(9)が設け
られているので、該押し戻し操作もスムーズになされる
ことになる。
【0032】また、足置き本体(2)のマット状敷材
(4)が汚れたり、何らかの事情により損傷したりした
場合には、面状ファスナー(7)により固定されている
マット状敷材(4)をシート状ベース板(3)から引き
剥がし、新しいマット状敷材(4)をシート状ベース板
(3)に載置することにより容易に行える。
【0033】さらに、前記マット状敷材(4)の交換
は、図1に示すような足置き本体(2)の引きだし状態
で行うこともできるが、シート状ベース板(3)を台座
(20)から完全に引き出した方が行い易い。
【0034】足置き本体(2)全体の台座(20)からの
引き出しは、次のようにして行われる。すなわち、図5
に示すように、立上がり当接部(14c)が前枠部材(2
1)に当接している状態から足置き本体(2)を少し後
方に押し戻し、右側のストッパー本体操作用ボルト(1
3)を時計回りに回転させる一方、左側のストッパー本
体操作用ボルト(13)を反時計回りに回転させると、ス
トッパー本体(14)(14)が図6に示すように起立状態
から横倒し状態に右側又は左側に倒れる。その横倒し状
態において、足置き本体(2)を前方に引き出すと、ス
トッパー本体(14)が、前枠部材(21)に当接すること
がないので、足置き本体(2)全体の台座(20)からの
引き出しが可能になるのである。
【0035】そして、マット状敷材(4)を交換した後
は、足置き本体(2)をストッパー本体操作用ボルト
(13)(13)の操作可能位置にまで押し込み、左右のス
トッパー本体操作用ボルト(13)(13)を先程とは逆に
回転させて、ストッパー本体(14)(14)を起立させる
と、爾後の足置き本体(2)引き出し時には、前記スト
ッパー(6)が作動してそれ以上の引き出しが阻止され
ることになるのである。
【0036】図8は、足置き付きロッカー(B)を示す
もので、この足置き付きロッカー(B)の足置き(31)
は、ロッカー本体(32)の下端部前面から扉(D)の前
下方に引き出されるものとなされており、いわば、ロッ
カー本体(32)の下端部が前記ロッカー用足置き(1)
の台座(20)の役目を果たしているのものである。その
他の構成は、前記ロッカー用足置き(1)と実質的に同
一であるので、詳細な説明は省略する。
【0037】
【発明の効果】上述の次第で、請求項1に係る発明は、
ロッカー(L)が載置される台座(20)と、該台座(2
0)の前面から扉(D)の前下方に出し入れ自在となさ
れる足置き本体(2)とを備えてなるものであるから、
既成のロッカーをそのまま使用できる経済的なロッカー
用足置き(1)を提供することができる。
【0038】また、足置き本体(2)が、少なくとも2
以上の扉(D)(D)…の前下方に跨るものと設定され
ているので、使用者の足を置く面積を従来の足置きに較
べて広く取ることができ、使用者の着替え等の動作を行
いやすくすることはもとより、使用者が開けた扉(D)
の隣りの扉(D)の前方に立って収納空間からの衣服等
の出し入れを可能とするので、使い勝手の良いロッカー
用足置き(1)を提供できる。
【0039】さらに、足置き本体(2)が引き出された
状態の下で、床面(F)に載置されるものと設定されて
いるものであるから、足置き本体(2)を台座(20)か
ら引き出した状態の下で足置き本体(2)を支持する部
材を不要とするので、構造的に簡易なロッカー用足置き
(1)を提供できる。
【0040】これらに加えて足置き本体(2)が可撓性
を具備してなるものであるから、ロッカー(L)前方の
床面が平滑でない場合にも床面になじみ易く、使用者が
足置き本体(2)に乗った場合にも、がたつくことなく
安定した使用状態の得られるロッカー用足置き(1)を
提供できる。
【0041】請求項2に係る発明は、足置き本体(2)
が、可撓性を有するゴム又は軟質合成樹脂から作製され
てなるシート状ベース板(3)と、該ベース板(3)に
着脱自在に載置されてなるマット状敷材(4)とからな
るものであるから、床面になじみやすいことはもとよ
り、使用者の着衣や靴下が直接触れるマット状敷材
(4)の交換が容易に行え、清潔なロッカー用足置きを
提供できる。
【0042】請求項3に係る発明は、シート状ベース板
(3)に引き出し操作用テープ製リング(8)が突設さ
れてなるものであるから、足置き本体(2)の台座(2
0)からの引き出し操作が行い易いことはもとより、使
用者が引き出し操作用テープ製リング(8)によって損
傷する虞もないし、引き出し操作用テープ製リング
(8)を踏んでも我慢できないような痛みを感じること
のないロッカー用足置き(1)を提供できる。
【0043】請求項4に係る発明は、シート状ベース板
(3)に台座(20)からの抜出防止用ストッパー(8)
が設けられているので、足置き本体(2)の引き出し過
ぎが防止され、引き出し状態からの格納操作も行い易い
ロッカー用足置き(1)を提供できる。
【0044】請求項5に係る発明は、足置き(31)が、
少なくとも2以上の扉(D)(D)…の前下方に跨るも
のと設定されているので、使用者の足を置く面積を従来
の足置きに較べて広く取ることができ、使用者の着替え
等の動作を行いやすくすることはもとより、使用者が開
けた扉(D)の隣りの扉(D)の前方に立って収納空間
からの衣服等の出し入れを可能とするので、使い勝手の
良いロッカーを提供できる。
【0045】また、足置き(31)が引き出された状態の
下で、床面(F)に載置されるものと設定されているも
のであるから、足置き(31)をロッカー(L)から引き
出した状態の下で足置き(31)を支持する部材を不要と
するので、構造的に簡易なロッカーを提供できる。
【0046】これらに加えて足置き本体(2)が可撓性
を具備してなるものであるから、ロッカー(L)前方の
床面が平滑でない場合にも床面になじみ易く、使用者が
足置き本体(2)に乗った場合にも、がたつくことなく
安定した使用状態の得られるロッカー用足置きを提供で
きる。
【0047】請求項6に係る発明は、足置き(31)が、
可撓性を有するゴム又は軟質合成樹脂から作製されてな
るシート状ベース板(3)と、該ベース板(3)に着脱
自在に載置されてなるマット状敷材(4)とからなるも
のであるから、床面になじみやすいことはもとより、使
用者の着衣や靴下が直接触れるマット状敷材(4)の交
換が容易に行え、清潔なロッカーを提供できる。
【0048】請求項7に係る発明は、シート状ベース板
(3)に引き出し操作用テープ製リング(8)が突設さ
れてなるものであるから、足置き(31)の台座(20)か
らの引き出し操作が行い易いことはもとより、使用者が
引き出し操作用テープ製リング(8)によって損傷する
虞もないし、引き出し操作用テープ製リング(8)を踏
んでも我慢できないような痛みを感じることのないロッ
カー(1)を提供できる。
【0049】請求項8に係る発明は、シート状ベース板
(3)に台座(20)からの抜出防止用ストッパー(8)
が設けられているので、足置き(31)の引き出し過ぎが
防止され、引き出し状態から格納操作も行い易いロッカ
ーを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るロッカー用足置きをロッカー下
方に配置し、足置き本体をロッカー前方に引き出した状
態の斜視図である。
【図2】同足置きの全体斜視図である。
【図3】図2のIII −III 線断面図である。
【図4】同足置き本体を台座から取り外す途上の斜視図
である。
【図5】(イ)はストッパーの拡大斜視図、(ロ)は、
ストッパー作動時の断面図である。
【図6】(イ)はストッパー本体起立時の要部平面図、
(ロ)はストッパー本体倒伏時の要部平面図である。
【図7】(イ)は、足置き本体格納時の中央部の拡大斜
視図、(ロ)は、同格納状態から足置き本体を引き出す
途上の斜視図である。
【図8】足置き付きロッカーの斜視図である。
【図9】従来の足置き付きロッカーの斜視図である。
【図10】従来の扉連動式足置き付きロッカーの斜視図で
ある。
【符号の説明】
B…ロッカー D…扉 F…床面 L…ロッカー 2…足置き本体 3…シート状ベース板 4…マット状敷材 8…引き出し操作用テープ製リング 20…台座 31…足置き 32…ロッカー本体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横並びに配列された複数個の収納空間の
    前方に各収納空間に対応する扉(D)(D)…が設けら
    れてなるロッカー(L)の下方に配設されるロッカー用
    足置きであって、 ロッカー(L)が載置される台座(20)と、該台座(2
    0)の前面から扉(D)の前下方に出し入れ自在となさ
    れる足置き本体(2)とを備え、該足置き本体(2)
    が、少なくとも2以上の扉(D)(D)…の前下方に跨
    りかつ床面(F)に載置されるものと設定されると共
    に、可撓性を具備してなることを特徴とするロッカー用
    足置き。
  2. 【請求項2】 足置き本体(2)は、可撓性を有するゴ
    ム又は軟質合成樹脂から作製されてなるシート状ベース
    板(3)と、該ベース板(3)に着脱自在に載置されて
    なるマット状敷材(4)とからなる請求項1に記載のロ
    ッカー用足置き。
  3. 【請求項3】 シート状ベース板(3)に引き出し操作
    用テープ製リング(8)が突設されてなる請求項2に記
    載のロッカー用足置き。
  4. 【請求項4】 シート状ベース板(3)に台座(20)か
    らの抜出防止用ストッパー(6)が設けられてなる請求
    項2又は請求項3のいずれかに記載のロッカー用足置
    き。
  5. 【請求項5】 横並びに配列された複数個の収納空間の
    前方に各収納空間に対応する扉(D)…が設けられてな
    るロッカー(B)において、ロッカー本体()の下部
    に、扉(D)…の前下方に出し入れ自在となされた足置
    き(31)が設けられ、該足置き(31)が、少なくとも2
    以上の扉(D)(D)…の前下方に跨りかつ床面に載置
    されるものと設定されると共に、可撓性を具備してなる
    ことを特徴とするロッカー。
  6. 【請求項6】 足置き(31)が、可撓性を有するゴム又
    は軟質合成樹脂から作製されてなるシート状ベース板
    (3)と、該ベース板(3)に着脱自在に載置されてな
    るマット状敷材(4)とからなる請求項5に記載の足置
    き付きロッカー。
  7. 【請求項7】 シート状ベース板(3)に、引き出し操
    作用テープ製リング(8)が突設されてなる請求項5又
    は請求項6のいずれかに記載の足置き付きロッカー。
  8. 【請求項8】 シート状ベース板(3)に、ロッカー本
    体()からの抜出防止用ストッパー(6)が設けられて
    なる請求項6又は請求項7のいずれかに記載の足置き付
    きロッカー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105962648A (zh) * 2016-07-30 2016-09-28 合肥柏隆科技发展有限公司 一种多功能饰品及穿衣柜

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