JP2002064864A - 携帯無線端末の状況伝達方法 - Google Patents

携帯無線端末の状況伝達方法

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JP2002064864A JP2000247003A JP2000247003A JP2002064864A JP 2002064864 A JP2002064864 A JP 2002064864A JP 2000247003 A JP2000247003 A JP 2000247003A JP 2000247003 A JP2000247003 A JP 2000247003A JP 2002064864 A JP2002064864 A JP 2002064864A
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太 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯無線端の電源を切断している状態で、ネ
ットワーク側から発呼があると、携帯無線端の電源を切
断している理由、場所、時間などを発呼者側で知ること
ができる携帯無線端末の状況伝達方法を提供すること。 【解決手段】 ユーザが携帯無線端末1aの電源を切断
する前に「電源断状況通知モード」の「自動車内であ
る」などの状況を選択して、そのデータを携帯無線端末
1aの属している基地局2a、ネットワーク3を介して
基地局2aの場所、時間などとともに情報サーバ5に記
憶し、ネットワーク3に接続されている他の携帯無線端
末1b、あるいは通常の電話機4などから携帯無線端末
1aへの発呼があると、ネットワーク3は情報サーバ5
に記憶されている状況、基地局2aの場所、時間の情報
を元にして、発呼者側に携帯無線端末1aが設定した電
話にでられない状況を知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯無線端末を
「送信しないモード」にするとき、その携帯無線端末の
位置、時間などを情報サーバに記憶しておき、「送信し
ないモード」にした端末に他の電話機あるいは携帯無線
端末から発呼があった場合に、この発呼のあった他の電
話機あるいは携帯無線端末に対して「送信できない理
由」、そのときの「送信できない理由」にした携帯無線
端末の位置、時刻などを発呼した他の電話機あるいは携
帯無線端末に対して返信して応答メッセージを変更する
ようにした携帯無線端末の状況伝達方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯無線端末において、携帯無線
端末を使用していないために、電源を切ることがある
が、電源を切られた携帯無線端末に別の電話機または携
帯無線端末から発呼した場合の応答メッセージは、「た
だいま電波の届かない所にいるか、また電源を切ってお
ります」のメッセージのみを返信するだけである。
【0003】そこで、たとえば、特開平11−2393
79号公報には、ネットワークに回線接続される通信端
末が所望の携帯無線端末の位置を検索するときに、位置
登録情報の問い合わせ要求信号をネットワークに送出
し、このネットワークがデータベースに登録されている
所望の携帯無線端末の位置登録情報を取り出して問い合
わせ要求信号を送出した通信端末に返送し、この通信端
末の報知手段により所望の携帯通信端末の位置情報を報
知させる携帯通信端末の位置検索方法において、ネット
ワークが通信端末から所望の携帯通信端末の位置を検索
するときに位置登録情報の問い合わせ要求信号と暗証番
号とを受けて、暗証番号による認証が完了したときにの
み、データベースに登録されている所望の携帯通信端末
の位置登録情報を取り出して問い合わせ要求信号を送出
した携帯通信端末に返送することが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、現在、電車
内での携帯無線端末の使用に関して、使用禁止する傾向
にあり、そのため、携帯無線端末の電源を切断している
理由が通常の「電波が届かない状況」であるのか、ある
いは、携帯無線電話のユーザの使用環境が、たとえば、
病院内においてい、使用することが禁じられている場所
であるとか、さらには、演奏会や観劇中であるために、
「マナー的に電源を切っているのか」といったような各
種の使用環境に応じて携帯無線端末の電源を切っている
のが、発呼者にとっては判断することができないのが実
情である。
【0005】しかし、実際には、携帯無線端末が電源を
切っている実際の理由と、場所、時間などを他の発呼者
側に知らせたいことが間々あるが、このような状況を他
の発呼者側に知らせておき、後刻再度発呼してもらうこ
とにより、所定の要件を達成することができたり、電源
を切っている側の携帯無線端末の使用者の電源切断中の
意向を相手側に知ってもらうことができるのが望ましい
が、上記公報の場合でも、携帯無線端の電源を切断する
場合に、「電源断状況通知モード」にしたときに、その
理由と、位置と、時間をネットワーク接続されている他
の通常の電話機や、携帯無線端末からの発呼に対して返
信することができず、この発呼者側にとって、なぜ電源
着信側の携帯無線端末が電源を切っているのか、不明で
あり、ときには、発呼者側にとっては苛立ちを覚えるこ
とすらある。
【0006】この発明は、このような従来の課題を解決
するためになされたもので、携帯無線端の電源を切断す
る場合に、「電源断状況通知モード」にしたときに、そ
の理由と、位置と、時間をネットワークに接続されてい
る情報サーバに蓄積して、「電源断状況通知モード」に
した携帯無線端に着信があると、ネットワーク側で情報
サーバに記憶されている応答メッセージを変更して、
「電源断状況通知モード」にしている携帯無線端末の理
由、「電源断状況通知モード」にしたときの場所、時刻
などを発呼者側に伝えることができ、ユーザに複雑な操
作を強いることもない携帯無線端末の状況伝達方法を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の携帯無線端末の状況伝達方法は、携帯無
線端末のユーザが上記携帯無線端末の電源を通常の状態
で切断する「通常断」の場合に上記携帯無線端末の属す
る所定の基地局のサービスエリアから上記所定の基地局
およびネットワークを介して情報サーバに「通常断」の
情報を記録し、かつ上記ユーザが電源断の状況を通知す
る「電源断状況通知モード」の場合には、上記所定の基
地局および上記ネットワークを介して上記情報サーバに
「電源断状況通知モード」の情報を上記携帯無線端末の
属する基地局の位置と時間の情報とともに、記録する第
1ステップと、上記ネットワークに接続された電話機あ
るいは上記所定の基地局以外の他の基地局のサービスエ
リア内にある携帯無線端末から発呼があると上記ネット
ワークは上記「電源断」または上記「電源断状況通知モ
ード」にした携帯無線端末に対して着呼要求を行った結
果、着呼不可能の場合に、上記ネットワークは上記「電
源断」または上記「電源断状況通知モード」を設定した
上記携帯無線端末に対する情報を調査する第2ステップ
と、上記ネットワークが上記情報サーバに対する調査の
結果、着呼不可能の原因を上記「電源断状況通知モー
ド」に応じて発呼した上記電話機あるいは上記他の基地
局のサービスエリア内にある携帯無線端末に対して返信
する第3ステップとを含むことを特徴とする。
【0008】そのため、所定の基地局に属する携帯無線
端末のユーザが電源断の状況を通話する相手側に通知す
る「通常断」、「電源断状況通知モード」の場合に、こ
の携帯無線端末の属する基地局とネットワークを介して
基情報サーバに「電源断状況通知モード」の情報を自己
の属する基地局の場所と、時間の情報とともに情報サー
バに記憶しておき、他の携帯無線端末や、通常の電話機
などの通話相手からの発呼があると、ネットワーク側で
情報サーバを検索して通話相手の他の携帯無線端末や、
通常の電話機などに応答できない理由を返信する。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、この発明による携帯無線端
末の状況伝達方法の実施の形態について図面に基づき説
明する。図1は、この発明による携帯無線端末の状況伝
達方法の実施の形態が適用される携帯通信システムのシ
ステム構成説明図である。この図1において、携帯無線
端末1a,1bはそれぞれ基地局2a,2bの電波の届
く範囲のサービスエリア6(図1では、基地局2aのサ
ービスエリアのみ図示しているが、実際には、基地局2
bのサービスエリアに携帯無線端末1bが存在する。)
から通信情報を基地局2a,2bを通してネットワーク
3に伝送される。
【0010】ネットワーク3には、通常の電話機4、情
報サーバ5も接続されている。通常の電話機4からの発
呼、携帯無線端末1aあるいは1bから通常の電話機4
への返信など、すなわち、携帯無線端末1aあるいは1
bと通常の電話機4との通信、携帯無線端末1a,1b
間同士の通信などはすべてネットワーク3を通して行わ
れる。これらの、携帯無線端末1a,1bは携帯電話、
PHSなどの通信用の携帯端末であり、図2に示すよう
な構成要素からなっている。
【0011】次に、この図2参照して、携帯無線端末1
a,1bの構成を概説する。携帯無線端末1a,1bは
同一構成をなすものとして、携帯無線端末1aを代表し
て述べることにする。この図2において、携帯無線端末
10はアンテナ11に無線部12が接続されており、無
線部12から変調された音声信号やデータがアンテナ1
1を通して携帯無線端末の属する基地局を通して図1で
示したネットワーク3に伝送され、ネットワーク3側か
らの情報、すなわち、通常の電話機4あるいは情報サー
バ5からの情報はネットワーク4、各基地局2a、ある
いは2bを通してアンテナ11で受信され、その受信信
号は無線部12に入力される。
【0012】無線部12はLSI(大規模集積回路)1
3を通してスピーカ、マイク16と、メモリ14とに接
続されている。メモリ14とCPU15はデータの授受
を行い、CPU15はLCD表示部17の表示制御を行
うとともに、キー入力部18から入力されたデータを取
り込んで、メモリ14に転送する。また、キー入力部1
8から入力されたデータLCD表示部17に表示される
ようになっている。
【0013】次に、この発明の第1実施の形態の動作に
ついて、最初に携帯無線端末1a,1bのうち、たとえ
ば、携帯無線端末1aが通常の電源を切断する「通常
断」の場合の動作から図3、図4のフローチャートに沿
って説明する。携帯無線端末1a側では、電源状況断通
知モードがステップ100で開始され、ユーザが電源を
切る前に「電源断状況通知モード」(以下、「状況通知
モード」という)に入るか、否かの選択をする(ステッ
プ200)。ユーザは、「状況通知モード」に入らない
場合には、キー入力部18の操作により通常の電源を切
断する「通常断」を選択する。これにより、キー入力部
18から「通常断」のデータがCPU15に入力され
れ、CPU15で所定の処理、たとえば、携帯無線端末
1aに割り当てられているIDやパスワードなどを発生
して、LSI13を経て、無線部12に送出し、無線部
12でこのデータを変調した後、アンテナ11を通して
基地局2aに送信することにより、基地局2aから「通
常断」という情報がネットワーク3を通して情報サーバ
5に送信され、この情報サーバ5に格納される(ステッ
プ400)。
【0014】また、上記ステップ200で判断の結果、
ユーザが状況通知モードに入ることをユーザが選択した
場合には(ステップ500)、引き続きユーザは携帯無
線端末1aのキー入力部18を操作して、図4に示すフ
ローチャートに示すように状況を選択するモードに入る
(ステップ501)。この状況を選択するモードに入る
と、携帯無線端末1a側では、状況を選択する。この状
況を選択するモードとしては、たとえば、「電車内であ
る」旨の表示されたキー入力部18のキーの操作を行っ
て、状況の選択設定を行う(ステップ503)。
【0015】また、上記状況を選択するモードとして、
「自動車内である」旨の表示されたキー入力部18のキ
ー操作を行って、状況の選択設定を行う(ステップ50
4)。さらに、状況選択するモードとして、「劇場、ホ
ール内である」旨の表示されたキー入力部18のキー操
作を行って、状況の選択設定を行う(ステップ50
5)。以下、同様にして、「その他」の理由による旨の
表示された入力キー18のキー操作を行って、状況の選
択設定を行う(ステップ506)。
【0016】これらの状況の選択設定を行うごとに、入
力されるデータ「電車内である」、「自動車内であ
る」、「劇場、ホール内である」、「その他」の表示が
それぞれLCD表示部17に表示される(ステップ50
7)。ユーザはLCD表示部17に表示されるこれらの
「電車内である」、「自動車内である」、「劇場、ホー
ル内である」、「その他」の表示内容をを確認しなが
ら、選択設定された情報が正しいか、否かの確認を行う
(ステップ508)。この確認の結果、状況の選択設定
が正しいと確認されると、入力キー18の操作を行うご
とに、そのデータはCPU15で処理してLSI13を
通して、無線部12に送出し、無線部112で変調して
アンテナ11から基地局2aに送信し、状況選択モード
の設定処理を終了する(ステップ509)。
【0017】ユーザのキー入力部18の操作によって、
「通常断」モードと「状況通知モード」のうち、「状況
通知モード」を選択して、そのうちステップ503から
506のいずれかで「電車内である」、「自動車内であ
る」、「劇場、ホール内である」、「その他」のいずれ
かの「状況通知モード」を選択すると、再び、図3のフ
ローチャートに沿う処理に移行し、今度はこの「状況通
知モード」が設定された基地局2aの位置および時間の
情報が基地局2aからネットワーク3を通して情報サー
バ5に伝送され(ステップ600)、この情報サーバ5
に蓄えられる。この情報サーバ5に「状況通知モード」
を選択した場合の基地局2aの位置と時間の情報を蓄積
することにより、電源断状況通知モードの一連の動作が
終了する(ステップ700)。
【0018】次に、上記「状況通知モード」を選択した
場合における図4のフローチャートにおいて、ステップ
503〜506で選択した「電車内である」、「自動車
内である」、「劇場、ホール内である」、「その他」の
携帯無線端末1aが電源を切る状況について説明する。
【0019】(1).「電車内である」 この場合、以前から電車内の携帯無線端末の使用は、ペ
ースメーカなどの医療機器に影響を与える可能性がある
ため、使用を控えるような要望があった。このため、状
況通知の選択肢として含めるのに十分な理由があり、携
帯無線端末の電源を切る。
【0020】(2).「自動車内である」 自動車を運転している時に車載キットに取り付けず、片
手で運転しながら片手で電話をしているという状況が問
題になっており、自動車を運転するときにこの「自動車
内である」というモードを設定することが推奨され、し
たがって携帯無線端末の電源を切ることにより、通話相
手に現在通話をするのに安全性上問題がある旨通知でき
ると有効である。
【0021】(3).「劇場、ホール内である」 この場合は、映画館などでマナー的に使用できない場所
にいる場合が該当し、映画館、コンサートホールなど、
静寂が要求され、着信や通話が周囲の人に迷惑を掛ける
ことになるときに、ユーザは電源を切るようにマナーが
求められている。このときに通話できない状況を相手に
伝達できると有効である。
【0022】(4).「その他」 この「その他」の場合は、上記の「電車内である」、
「自動車内である」、「劇場、ホール内である」以外
の、その他の情報であり、携帯通信システムにこの発明
を適用するに際して、種々の状況を設定できるものとし
ている。
【0023】次に、上記のようにして、「通常断」の場
合と、「状況通知モード」による携帯無線端末の電源を
断にしている場合におけるネットワーク3側から携帯無
線短末1aに着呼があった場合の動作について図5のフ
ローチャートに沿って説明する。この図5は、網側発呼
の場合の動作の流れを示すフローチャートであり、電源
断している携帯無線端末1aに対して、他の携帯無線端
末1bや通常の電話機4から発呼があった場合の動作の
流れを示す。
【0024】網側から発呼された場合(ステップ80
1)、すなわち、他の携帯無線端末1bや通常の電話機
4から発呼があった場合(ステップ802)、ネットワ
ーク3は該当携帯無線端末1aが着呼するか、否かの判
断を行い(ステップ803)、この判断の結果、携帯無
線端末1aの電源が切れており、着呼できないと判断し
た場合には、ネットワーク3は情報サーバ5にアクセス
して、該当携帯無線端末1aの情報を検索する(ステッ
プ805)。ここで、まず、該当携帯無線端末1aへの
着呼要求をするのは、携帯無線端末1aで「状況通知モ
ード」に設定されているが、その後に電源を切らなかっ
た場合には、正常に通話を確立させなければならないか
である(ステップ804)。
【0025】もし、該当携帯無線端末1aに対する情報
が「通常断」か、否の判断を行い、その判断の結果、
「通常断」であるという場合は(ステップ806)、情
報サーバ5側で応答メッセージを通常の種類「電波が届
かない所におられるか、電源を切っております」と言う
メッセージとして(ステップ808)、発呼元である他
の携帯無線端末1bや、通常の電話機4に返信する(ス
テップ809)。
【0026】また、該当携帯無線端末1aに対する情報
が「通常断」か、否かの判断の結果、「通常断」でな
い、「電源断状況通知モード」となっている場合には
(ステップ806)、情報サーバ5に蓄積されている
「状況」、「基地局の位置」(この場合、基地局2
a)、「時間」などの情報を基に次のような応答メッセ
ージを作成する(ステップ807)。「ただいま、自動
車を運転しているため、電話にでることができません。
電源を切った場所は○○市内で、何時何分です」のメッ
セージ、あるいは「ただいま、劇場内にいるために、電
話にでることができません。電源を切った場所は××区
内で、何時何分です」のメッセージなどである。
【0027】このようなメッセージを情報サーバ5から
発呼元(他の携帯無線端末1b、あるいは通常の電話機
4)に通知すると(ステップ809)、発呼元では、通
話相手の携帯無線端末1aが電話にでられない状況を知
ることができる。
【0028】次に、携帯無線端末1aが電源断の状態か
ら電源入りのときの動作について図6に示すフローチャ
ートに沿って説明する。通常のセルラシステムでは、携
帯無線端末1a,1bが電源を入れた初期段階では、そ
れぞれ基地局2a,2bと通信を行い、携帯無線端末1
a,1bが現在どこにいるかを示す位置登録を行う(ス
テップ821)。
【0029】この動作を利用して、携帯無線端末1a,
1bが情報サーバ5に位置登録をする際に、情報サーバ
5にアクセスして該当携帯無線端末1aまたは1bに対
する状況通知情報をリセットする(ステップ822)。
これにより、携帯無線端末1a,1bが過去に電源を切
ったときの状況通知情報が誤って残ることに起因する誤
情報として発呼を行った他の携帯無線端末1bや通常の
電話機4に対して誤報として、伝達されることがなくな
る。次いで、情報サーバ5に状況通知情報を登録してい
た携帯無線端末1aの電源投入を終了する(ステップ8
23)。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、所定
の基地局に属する携帯無線端末のユーザが電源断の状況
を通話する相手側に通知する「通常断」、「電源断状況
通知モード」の場合に、この携帯無線端末の属する基地
局とネットワークを介して基情報サーバに「電源断状況
通知モード」の情報を自己の属する基地局の場所と、時
間の情報とともに情報サーバに記憶しておき、他の携帯
無線端末や、通常の電話機などの通話相手からの発呼が
あると、ネットワーク側で情報サーバを検索して通話相
手の他の携帯無線端末や、通常の電話機などに応答でき
ない理由を返信するようにしたので、ユーザに複雑な操
作を強いることもなく、携帯無線端末が電源を切ってい
る理由や、場所、時間を発呼してきた通話相手に知らせ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による携帯無線端末の状況伝達方法の
第1実施の形態が適用される携帯通信システムのシステ
ム構成説明図である。
【図2】この発明による携帯無線端末の状況伝達方法の
第1実施の形態が適用される携帯無線端末の内部構成を
示すブロック図である。
【図3】この発明による携帯無線端末の状況伝達方法の
第1実施の形態に適用される携帯無線端末の電源断状況
通知モード開始側の動作の流れを示すフローチャートで
ある。
【図4】この発明による携帯無線端末の状況伝達方法の
第1実施の形態に適用される携帯無線端末の状況選択モ
ード開始時の動作の流れを示すフローチャートである。
【図5】この発明による携帯無線端末の状況伝達方法の
第1実施の形態の動作を説明するための網側から携帯無
線端末への着呼時の動作の流れを示すフローチャートで
ある。
【図6】この発明による携帯無線端末の状況伝達方法の
第1実施の形態の動作を説明するための携帯無線端末の
電源断後に電源投入時の動作の流れを示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1a,1b……携帯無線端末、2a,2b……基地局、
3……ネットワーク、4……通常の電話機、5……情報
サーバ、11……アンテナ、12……無線部、13……
LSI、14……メモリ、15……CPU、16……マ
イク、スピーカ、17……LCD表示部、18……キー
入力部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯無線端末のユーザが上記携帯無線端
    末の電源を通常の状態で切断する「通常断」の場合に上
    記携帯無線端末の属する所定の基地局のサービスエリア
    から上記所定の基地局およびネットワークを介して情報
    サーバに「通常断」の情報を記録し、かつ上記ユーザが
    電源断の状況を通知する「電源断状況通知モード」の場
    合には、上記所定の基地局および上記ネットワークを介
    して上記情報サーバに「電源断状況通知モード」の情報
    を上記携帯無線端末の属する基地局の位置と時間の情報
    とともに記録する第1ステップと、 上記ネットワークに接続された電話機あるいは上記所定
    の基地局以外の他の基地局のサービスエリア内にある携
    帯無線端末から発呼があると上記ネットワークは上記
    「電源断」または上記「電源断状況通知モード」にした
    携帯無線端末に対して着呼要求を行った結果、着呼不可
    能の場合に、上記ネットワークは上記「電源断」または
    上記「電源断状況通知モード」を設定した上記携帯無線
    端末に対する情報を調査する第2ステップと、 上記ネットワークが上記情報サーバに対する調査の結
    果、着呼不可能の原因を上記「電源断状況通知モード」
    に応じて発呼した上記電話機あるいは上記他の基地局の
    サービスエリア内にある携帯無線端末に対して返信する
    第3ステップと、 を含むことを特徴とする携帯無線端末の状況伝達方法。
  2. 【請求項2】 上記「電源断状況通知モード」の情報
    は、上記「電源断状況通知モード」の情報選択の正誤を
    上記携帯無線端末の所定部位に配置されているLCD表
    示部の表示により確認後に、上記ネットワーク経由で上
    記情報サーバに記憶することを特徴とする請求項1記載
    の携帯無線端末の状況伝達方法。
  3. 【請求項3】 上記各携帯無線端末は、携帯電話、また
    はPHSなどの通信用の携帯端末であることを特徴とす
    る請求項1記載の携帯無線端末の状況伝達方法。
  4. 【請求項4】 上記「電源断状況通知モード」の情報
    は、「電車内である」という情報であることを特徴とす
    る請求項1記載の携帯無線端末の状況伝達方法。
  5. 【請求項5】 上記「電源断状況通知モード」の情報
    は、「自動車内である」という情報であることを特徴と
    する請求項1記載の携帯無線端末の状況伝達方法。
  6. 【請求項6】 上記「電源断状況通知モード」の情報
    は、「劇場、ホール内である」という情報であることを
    特徴とする請求項1記載の携帯無線端末の状況伝達方
    法。
  7. 【請求項7】 上記「電源断状況通知モード」の情報
    は、「電車内である」、「自動車内である」、「劇場、
    ホール内である」以外の「その他」の情報であることを
    特徴とする請求項1記載の携帯無線端末の状況伝達方
    法。
  8. 【請求項8】 上記情報サーバは、上記携帯無線端末の
    電源を通常の状態で切断する「通常断」の場合におい
    て、上記電話機あるいは上記他の基地局のサービスエリ
    ア内にある携帯無線端末からの発呼に対して上記「電源
    断」にした携帯無線端末の着呼不可能の場合「電波の届
    かないところにおられるか、電源を切っております」と
    うメッセージを上記電話機あるいは上記他の基地局のサ
    ービスエリア内にある携帯無線端末に返信することを特
    徴とする請求項1記載の携帯無線端末の状況伝達方法。
  9. 【請求項9】 上記各携帯無線端末は、上記情報サーバ
    に各携帯無線端末の属する上記基地局の位置情報を登録
    する際に上記情報サーバにアクセスして該当携帯無線端
    末に対して「電源断状況通知モード」の状況通知情報を
    リセットすることを特徴とする請求項1記載の携帯無線
    端末の状況伝達方法。
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