JP2002369243A - 着信不可時情報通知機能付き移動体通信システムおよび方法 - Google Patents

着信不可時情報通知機能付き移動体通信システムおよび方法

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JP2002369243A
JP2002369243A JP2001169551A JP2001169551A JP2002369243A JP 2002369243 A JP2002369243 A JP 2002369243A JP 2001169551 A JP2001169551 A JP 2001169551A JP 2001169551 A JP2001169551 A JP 2001169551A JP 2002369243 A JP2002369243 A JP 2002369243A
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JP2001169551A
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Tomotsugu Tamura
知嗣 田村
Yasuhisa Iwasaki
泰久 岩崎
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NEC Telecom System Ltd
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NEC Telecom System Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】移動体通信システムにおける相手端末が圏外ま
たは電源オフにより着信できなかった場合の位置とその
時刻を通知すること、または相手端末への呼が着信でき
なかった理由を相手の発信者に推測させることにある。 【解決手段】基地局20は移動端末30の位置登録後に
一定時間毎に移動端末30の在圏確認を行うことで記憶
部24の時刻を更新する。基地局20は、移動端末30
の電源オフまたは圏外により在圏確認ができなくなった
時点で、交換機10に対して、自分の基地局識別情報と
移動端末30の端末識別情報と記憶されている時刻を送
信する。ホームロケーション管理部11は、基地局20
から受信した情報を基にホームロケーションレジスタ1
1内の移動端末30の内容を更新する。交換機10は、
移動端末30への発呼があると、基地局20からの着信
不可により最終確認位置及び最終確認時刻とを含む情報
を発呼先の端末に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着信不可時情報通
知機能付き移動体通信システムおよび方法に関し、特
に、移動端末の電源オフまたは在圏外移動に伴う着信不
可時おける着信不可時情報通知機能付き移動体通信シス
テムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動体通信システムでは、電源オ
ンの状態で、かつサービスエリア内に存在する移動端末
に対する他端末からの着呼があった場合、交換機は基地
局を介して移動端末を呼出し、発信者との通信を可能に
する。しかしながら、交換機は、待ち受け中状態の移動
端末との通信を行うことができなくなった時点で、移動
端末の状態を認識できなくなる。この結果、相手端末が
圏外または電源オフにより着信できなかった場合、交換
機は発信端末に対して、例えば、音声アナウンスによ
り、「お掛けになった電話は、電波が届かない所にある
か、電源が入っていないため、掛かりません。」のよう
に通知する。
【0003】また、特開2000−358272には、
移動機が電源オフ時に電源オフ情報を付加した位置登録
情報を基地局に送信することによって、移動機が電源オ
フなのか圏外なのかを判定する技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来の移動端末の状態を認識できなくなるシステムで
は、相手端末が圏外の場合であっても、または電源オフ
の場合であっても、発信端末に対して通知される内容
は、いずれも全く同じであるため、相手端末への呼が着
信できなかった場合、その端末がサービスエリア圏外に
あるからなのか、または圏内にあるが電源オフであるか
らなのかを、発信者は特定する術を持つことができない
という問題点がある。
【0005】また、特開2000−358272では、
移動機がサービスエリア圏外で電源オフを行った場合に
電源オフ情報を付加した位置登録情報を基地局に送信す
ることができないため、相手端末への呼が着信できなか
った場合、その端末がサービスエリア圏外にあるからな
のか、または圏内にあるが電源オフであるからなのか
を、発信者は特定する術を持つことができないという問
題点がある。
【0006】本発明の目的は、上記の問題点を鑑み、相
手端末が圏外または電源オフにより着信できなかった場
合の基地局の位置とその時刻を通知すること、または相
手端末への呼が着信できなかった理由を相手の発信者に
推測させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の着信不可時情報通知機能付き移動体通信
システムは、移動端末からの位置登録要求により位置情
報の登録を行う基地局を備えた着信不可時情報通知機能
付き移動体通信システムであって、前記基地局は、前記
移動端末からの前記位置登録要求による位置情報登録後
に前記移動端末の在圏確認を行う在圏確認手段と、前記
在圏確認手段により前記移動端末の在圏を確認する毎に
前記移動端末の端末識別情報と現在時刻とを含む位置情
報を記憶する記憶手段と、前記在圏確認手段により前記
移動端末の在圏を確認しなかった後に前記移動端末への
発呼があった場合に前記記憶手段に記憶した前記位置情
報を基に最終確認位置と最終確認時刻とを含む最終位置
確認情報を発呼元の端末に通知する通知手段とを具備す
ることを特徴としている。
【0008】更に、上記の着信不可時情報通知機能付き
移動体通信システムにおいて、前記基地局は、前記在圏
確認手段により前記端末の在圏を確認しなかった場合に
前記記憶手段により記憶した前記位置情報と基地局識別
番号とを含む位置確認情報を交換機に対してホームロケ
ーションレジスタに登録させる登録手段を具備し、前記
通知手段は、前記基地局が前記交換機に呼出不可を通知
する手段と、前記交換機が前記登録手段により登録され
た前記位置確認情報を基に前記最終位置確認情報を通知
する手段とを有することを特徴としている。
【0009】更に、上記の着信不可時情報通知機能付き
移動体通信システムにおいて、前記発呼元の端末は、前
記最終位置確認情報を受信すると前記最終確認位置と前
記最終確認時刻とを含む情報を表示させる表示手段とを
具備することを特徴としている。
【0010】更に、上記の着信不可時情報通知機能付き
移動体通信システムにおいて、前記発呼元の端末は、前
記最終位置確認情報を受信すると前記最終確認位置と前
記最終確認時刻とを含む情報を音声によりアナウンスす
るアナウンス手段とを具備することを特徴としている。
【0011】また、本発明の第1の着信不可時情報通知
機能付き移動体通信方法は、移動端末からの位置登録要
求により位置情報の登録を行う着信不可時情報通知機能
付き移動体通信方法であって、交換機が前記移動端末の
位置情報をホームロケーションレジスタに登録した後に
前記移動端末に対する圏外または電源オフによる在圏確
認ができなかった場合の在圏確認時刻を前記ホームロケ
ーションレジスタに記憶されている前記移動端末の位置
情報に付加し、前記移動端末に対する発呼が圏外または
電源オフにより着信できなかった場合に前記ホームロケ
ーションレジスタに記憶されている前記移動端末に対す
る基地局識別番号を基に前記交換機が位置情報データベ
ースを参照し、前記交換機が前記位置情報データベース
を参照することにより基地局の設置されている地域名を
割り出し、前記交換機がこの割り出した地域名と前記ホ
ームロケーションレジスタに記憶されている前記在圏確
認時刻とを最終確認位置および最終確認時刻として着信
できない旨とする最終位置確認情報を前記発呼元の端末
に対して通知することを特徴としている。
【0012】また、本発明の第2の着信不可時情報通知
機能付き移動体通信方法は、移動端末からの位置登録要
求により位置情報の登録を行う移動体通信システムを準
備した着信不可時情報通知機能付き移動体通信方法であ
って、前記移動体通信システムは、前記移動端末からの
前記位置登録要求による位置情報登録後に前記移動端末
の在圏確認を行い、前記移動端末の在圏を確認する毎に
前記移動端末の在圏確認時刻を含む位置情報を記憶部に
記憶し、前記移動端末の在圏を確認しなかった後に前記
移動端末への発呼があった場合に前記記憶部に記憶した
前記前記位置情報を基に最終確認位置と最終確認時刻と
を含む最終位置確認情報を発呼元の端末に通知すること
を特徴としている。
【0013】また、本発明の第3の着信不可時情報通知
機能付き移動体通信方法は、移動端末からの位置登録要
求により位置情報の登録を行う基地局を準備した着信不
可時情報通知機能付き移動体通信方法であって、前記基
地局が前記移動端末からの前記位置登録要求による位置
情報登録後に前記移動端末の在圏確認を行い、前記基地
局が前記移動端末の在圏を確認する毎に記憶部内の該当
する前記移動端末の在圏確認時刻を更新し、前記基地局
が前記移動端末の在圏を確認できなかった場合に前記記
憶部にある前記移動端末の在圏確認時刻を含む位置情報
を交換機に送信し、前記交換機が前記受信した位置情報
を基にホームロケーションレジスタ内の該当する前記移
動端末のホームロケーションに前記在圏確認時刻を記憶
し、前記基地局が前記移動端末の在圏を確認できなかっ
た後に前記移動端末に対して発呼があると呼出不可を前
記交換機に通知し、前記交換機が前記呼出不可を受信す
ると前記ホームロケーションレジスタ内の該当する前記
移動端末の情報を基に最終確認位置と最終確認時刻とを
含む最終位置確認情報を発呼元の端末に通知することを
特徴としている。
【0014】更に、上記の第1、第2、または第3の着
信不可時情報通知機能付き移動体通信方法において、前
記発呼元の端末が前記最終位置確認情報を受信すると前
記最終確認位置と前記最終確認時刻とを含む情報を画面
に表示することを特徴としている。
【0015】更に、上記の第1、第2、または第3の着
信不可時情報通知機能付き移動体通信方法において、前
記発呼元の端末が前記最終位置確認情報を受信すると前
記最終確認位置と前記最終確認時刻とを含む情報を音声
によりアナウンスすることを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1を参照すると、本発
明の実施の形態は、交換機10と、基地局20と、移動
端末30とから構成されている。
【0017】交換機10は、ホームロケーション管理部
11と、着呼検出部12と、ホームロケーションレジス
タ13と、位置情報データベース14とを備えている。
【0018】基地局20は、在圏確認部21と、圏外通
知部22と、時計23と、在圏確認情報記憶部24と、
基地局識別番号格納部25とを備えている。
【0019】移動端末30は、位置情報記憶部31を有
する。
【0020】交換機10は、サービスエリア内の移動端
末同士、または、他網を介した移動端末または固定端末
との通信を実現するための交換動作を行う。また、交換
機10内のホームロケーションレジスタ13は、移動端
末30がどの一斉呼出エリアに存在しているかなどを示
す情報を格納しており、不揮発性の記録媒体装置(例え
ば、磁気ディスク)内のエリアに割り当てられている。
ホームロケーションレジスタ13に付随する位置情報デ
ータベース14は、基地局識別番号と、その基地局が設
置されている具体的な地域名を対応させたテーブルを有
しており、不揮発性の記録媒体装置(例えば、磁気ディ
スク)内のエリアに割り当てられている。
【0021】交換機10のホームロケーション管理部1
1は、プロセッサによるプログラム制御により、ホーム
ロケーションレジスタ13の管理を行っている。すなわ
ち、ホームロケーション管理部11は、基地局20から
移動端末の位置登録要求があると基地局20からの登録
依頼情報(基地局識別番号、端末識別番号等を含む)に
基づいてホームロケーションレジスタ13に新たに登録
するかまたは更新する機能と、基地局20から在圏確認
不可による位置確認情報を受信するとホームロケーショ
ンレジスタ13内の該当する移動端末の位置情報(この
場合時刻の部分)を更新する機能とを有する。
【0022】交換機10の着呼検出部12は、プロセッ
サによるプログラム制御により動作する。すなわち、着
呼検出部12は、登録されている移動端末に対する他端
末からの着呼を検出し、基地局20に対して該当する移
動端末の呼出しを依頼する機能と、基地局20から呼出
し不可を受信した場合に基地局20が設置されている地
域名を割り出し、呼出し不可のあった移動端末の確認時
刻をホームロケーションレジスタ13から読み出して、
それらをメッセージ(文字または/および音声)にし
て、発呼元の端末に送信する機能を有する。
【0023】基地局20は、図示していない無線送受信
部により在圏している移動端末30との無線インタフェ
ースを提供し、また、図示していない網インタフェース
部により交換機10との通信を行い、そのほかに、図示
していないプロセッサ(CPU)、メモリなどを有する
ハードウェア構成である。
【0024】基地局20の在圏確認部21は、プロセッ
サによりプログラム制御で動作する機能ブロックであ
る。すなわち、在圏確認部21は、各移動端末からの位
置登録要求時に移動端末からの端末識別情報と現在の時
刻を在圏確認情報として在圏確認情報記憶部24に登録
する機能と、在圏確認情報記憶部24に登録されると在
圏確認情報記憶部24に登録された各移動端末の在圏確
認を一定時間毎に在圏確認メッセージのやり取りで行う
ことにより確認する機能と、移動端末の在圏確認が取れ
ると在圏確認情報記憶部24に登録されている該当する
在圏確認情報の内時刻の部分を現在の時刻に置き換える
機能と、交換機10からの移動端末の呼出し時に該当す
る移動端末が在圏未確認状態であれば呼出し不可を交換
機10に通知する機能とを有している。
【0025】基地局20の圏外通知部22は、プロセッ
サによりプログラム制御で動作する機能ブロックであ
る。すなわち、圏外通知部22は、在圏確認部21にて
移動端末30の在圏確認が取れなくなったときに移動端
末30の端末識別番号と在圏確認情報部24に記憶され
ている在圏確認時刻と基地局識別番号格納部25にあら
かじめ格納されている基地局識別番号とを交換機10内
のホームロケーション管理部11に対して送信する機能
とを有している。
【0026】基地局20の基地局識別番号格納部25
は、電源を落としても消去されない不揮発性のメモリ
(例えば、フラッシュメモリ)内に割り当て、在圏確認
情報記憶部24は、揮発性のメモリ(例えば、RAM)
内に割り当てられているが、それ以外のメモリまたは、
磁気ディスク等の録媒体装置であっても良い。基地局識
別番号格納部25には、基地局20自身の識別を示す基
地局識別番号があらかじめ登録されている。在圏確認情
報記憶部24には、端末識別情報毎に在圏確認情報が存
在し、在圏確認情報には、移動端末の識別を示す端末識
別情報と在圏確認の時刻を示す在圏確認時刻と在圏確認
に対する無応答の有無を示す在圏確認状態(例えば、論
理値「1」で応答ありを示し、論理値「0」で無応答を
示す)移動端末30は、従来から知られているハードウ
ェア構成で、かつプロセッサによりプログラム制御で動
作する携帯電話機であり、加えて、文字情報を表示させ
ることができる装置を備えている。位置情報記憶部31
は、読出し書き込みのできるメモリ内に割り当てられて
おり、更に、基地局20から送られてくる最新の位置情
報が格納されており、現在位置の変化の確認に利用され
る。なお、電源オン時には、位置情報記憶部31はクリ
アされているため、基地局20からの位置登録エリア番
号などの情報が送られてくると、位置情報記憶部31に
位置情報が登録され、移動端末30から基地局20に対
して位置登録要求(この場合、予め図示していない記憶
部に格納されている端末識別番号が位置登録要求に付加
される)が送信されることになる。
【0027】次に、図1および図2を参照して、本発明
の実施の形態の動作について説明する。図2を参照する
と、基地局20は、一定の時間間隔毎に報知チャネルと
呼ばれる片方向チャネルにより、一斉呼出しエリア毎に
異なる位置登録エリア番号などの情報を移動端末30に
対して送信する(図2のステップA1)。
【0028】一方、移動端末30は、今、基地局20の
サービスエリア内にあり、基地局20からの位置情報を
受信する。移動端末30は、受信した位置情報が位置情
報記憶部31に格納されている位置情報とを比較するこ
とで位置(小無線ゾーン)が変化したことを検出したと
き、基地局20に対して位置登録要求を行う(ステップ
A2)。
【0029】基地局20は、移動端末30からの位置登
録要求を受信すると、制御を在圏確認部21に渡すと共
に、基地局識別番号格納部25に格納されている基地局
識別番号と移動端末30からの端末識別情報とを含む登
録依頼情報を送信することで移動端末30のホームロケ
ーションへの登録依頼を行う(ステップA3)。制御を
渡された在圏確認部21は、移動端末30からの端末識
別情報と共に、時計23による現在時刻を在圏確認情報
記憶部24に在圏確認情報として記憶する(ステップA
5)。
【0030】一方、基地局20からホームロケーション
登録依頼を受信した交換機10は、ホームロケーション
管理部11に制御を渡す。制御を渡されたホームロケー
ション管理部11は、基地局20から受信した基地局識
別番号と端末識別番号を含む登録依頼情報をホームロケ
ーションレジスタ13に登録する(ステップA4)。
【0031】本発明では、位置登録後も、基地局20と
移動端末30との間で在圏確認情報のやり取りが一定時
間毎に在圏確認部21が行う。すなわち、基地局20の
在圏確認部21は、移動端末30が在圏しているかどう
かの確認を移動端末30に対して在圏確認要求メッセー
ジを送信することで行う(ステップA6)。
【0032】基地局20から在圏確認要求を受信した移
動端末30は、在圏確認応答メッセージを基地局20に
返信する(ステップA7)。
【0033】移動端末30から在圏確認応答メッセージ
を受信した基地局20の在圏確認部21は、受信した移
動端末30の端末識別情報を基に在圏確認情報記憶部2
4を検索し、在圏確認情報記憶部24に記憶されている
在圏確認情報の内で該当する移動端末30の時刻のエリ
アに時計23による現在時刻を、在圏確認状態のエリア
に論理値「1」(応答ありを示す)を、それぞれ記憶す
る(ステップA8)。
【0034】この後、基地局20の在圏確認部21は、
移動端末30が在圏しているかどうかの確認を繰り返す
ことになるが、移動端末30の在圏を認識する毎に、時
計23から現在の時刻を読み出し、在圏確認情報記憶部
24にある移動端末30の在圏確認情報内の時刻を最新
の時刻に更新する(ステップA7およびA8)。この場
合、移動端末30からの在圏応答確認応答メッセージが
返信されない限り、在圏確認情報内の在圏確認状態は、
「1」のままである。
【0035】その後、移動端末30が小無線ゾーンから
の移動または電源オフにする(ステップA9) 基地局20の在圏確認部21は、移動端末30の移動ま
たは電源オフにより、在圏確認応答メッセージの返信が
ないという現象で、移動端末30に対する当該小無線ゾ
ーン内での在圏を認識できなくなった(ステップA10
およびA11)時点で、在圏確認情報記憶部24の該当
する移動端末30の在圏確認情報の内の剤圏確認状態を
論理値「0」(無応答を示す)に設定すると共に、圏外
通知部22に制御を渡す。制御を渡された圏外通知部2
2は、交換機10内のホームロケーション管理部11に
対して、移動端末30の端末識別情報と、基地局識別番
号格納部25にあらかじめ一意に付与されている基地局
識別番号と、在圏確認情報記憶部24に記憶されている
時刻とを含む位置確認情報を送信する(ステップA1
2)。
【0036】ホームロケーション管理部11は、基地局
20から位置確認情報を受信した時点で、当該移動端末
30に対する、在圏していた基地局20の基地局識別番
号と、基地局20内に記憶されていた時刻とをホームロ
ケーションレジスタ13に記憶し、あるいは、これらに
よる過去の内容の更新を行い、保持する(ステップA1
3)。
【0037】交換機10において、移動端末30に対す
る他端末からの着呼を着呼検出部12により検出したと
き、着呼検出部12は、ホームロケーションレジスタ1
3を参照することにより、該当する移動端末30の位置
登録がされているエリアの基地局20に対して、一斉呼
出しを行う旨を要求する(ステップA14)。
【0038】基地局20は、一斉呼出しの要求を受信し
た場合に、制御を在圏確認部21に渡す。制御を渡され
た在圏確認部21は、呼出しを行う端末識別番号が在圏
確認情報記憶部24に登録されているかを検索し、端末
識別番号が登録されていれば、該当する在圏確認情報の
内の在圏確認状態が応答あり(論理値「1」)になって
いるかを確認する。応答ありになっていれば、在圏確認
部21は、移動端末30が待受け中状態であると判断
し、従来と同様に、公知の手順に従い、移動端末30と
発呼側端末との間の通信を開始させる通常動作を行う。
【0039】一方、移動端末30が電源オフまたは圏外
状態である場合には、該当する在圏確認状態が応答なし
(論理値「0」)になっているため、在圏確認部21
は、呼出し不可を交換機10に通知する(ステップA1
5)。
【0040】呼出し不可を基地局20から受信した交換
機10は、制御を着呼検出部12に渡す。制御を渡され
た着呼検出部12は、ホームロケーションレジスタ13
に記憶されている当該移動端末30に対する基地局識別
番号を基に、位置情報データベース14を参照すること
により、その基地局が設置されている具体的な地域名を
割り出し、この情報と、同様にホームロケーションレジ
スタ11に記憶されている直近の在圏確認時刻とを、最
終確認位置および最終確認時刻として、着信できない旨
とともに発信端末に対して、音声アナウンスまたはディ
スプレイ画面表示できるように、例えば、「お掛けにな
った電話は、電波が届かない所にあるか、電源が入って
いないため、掛かりません。なお、最終確認時刻は○月
×日△時□分、最終確認位置は○○市××町周辺で
す。」というメッセージ(最終位置確認情報)で通知す
る(ステップA17)。
【0041】メッセージを受信した発信端末は、メッセ
ージが音声であれば、音声で、最終確認位置と最終確認
時刻の入った内容で通知する。文字による通知であれ
ば、発信端末は、ディスプレイ画面に最終確認位置と最
終確認時刻の入った内容で表示する(ステップA1
8)。
【0042】従って、電源オフまたは在圏外になったか
を最終確認時刻を付加するようにして通知しているた
め、次回発信時に通知される最終確認時刻が、前回の発
信時刻よりも後であれば、相手移動端末は移動中などの
理由により一時的にサービス圏外であることが推測でき
る。また、電源オフまたは在圏外になったかを最終確認
位置(基地局の位置)を付加するようにして通知してい
るため、最終確認位置が相手端末使用者の自宅や勤務先
などの生活圏内であれば、相手端末はバッテリ切れなど
の理由により電源オフであることが推測でき、その他の
郊外や地方であれば、圏外にあることが推測できる。
【0043】また、基地局20が、移動端末からの位置
登録後に移動端末30への一定間隔の在圏確認メッセー
ジに対する移動端末30からの応答の判断により最終確
認位置と最終確認時刻を割り出しているため、電源オフ
または在圏外になったかをすぐに検出することができ、
移動端末30に対する監視もれが発生しない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の効果は、
相手端末への呼が着信できなかった場合、相手端末がサ
ービスエリア圏外にあるからなのか、または圏内にある
が電源オフであるからなのかを発信者が推測することが
できることにある。その理由は、相手端末の、ネットワ
ークによる最終在圏認識時刻を発信者に通知することに
より、比較的短い時間を置いた次回発信時に通知される
最終在圏認識時刻が、前回の発信時刻よりも後であれ
ば、相手端末は移動中などの理由により一時的にサービ
スエリア圏外にあることが推測できる。また、位置情報
を通知することにより、最終確認位置(基地局の位置)
が相手端末使用者の自宅や勤務先などの生活圏内であれ
ば、相手端末はバッテリ切れなどの理由により電源オフ
であることが推測でき、その他の郊外や地方であれば、
圏外にあることが推測できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態における移動端末、基地
局、交換機、および他端末のそれぞれ動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
10 交換機 11 ホームロケーション管理部 12 着呼検出部 13 ホームロケーションレジスタ 14 位置情報データベース 20 基地局 21 在圏確認部 22 圏外通知部 23 時計 24 在圏確認情報記憶部 25 基地局識別番号格納部 30 移動端末 31 位置情報記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K024 AA41 CC11 FF03 FF06 GG03 GG10 5K067 AA21 BB04 DD13 DD17 DD19 DD30 DD51 EE02 EE10 EE16 FF03 FF05 FF06 FF13 FF17 FF23 FF25 GG00 GG11 HH11 HH22 JJ52 JJ53 JJ61 KK15

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動端末からの位置登録要求により位置
    情報の登録を行う基地局を備えた着信不可時情報通知機
    能付き移動体通信システムであって、前記基地局は、前
    記移動端末からの前記位置登録要求による位置情報登録
    後に前記移動端末の在圏確認を行う在圏確認手段と、前
    記在圏確認手段により前記移動端末の在圏を確認する毎
    に前記移動端末の端末識別情報と現在時刻とを含む位置
    情報を記憶する記憶手段と、前記在圏確認手段により前
    記移動端末の在圏を確認しなかった後に前記移動端末へ
    の発呼があった場合に前記記憶手段に記憶した前記位置
    情報を基に最終確認位置と最終確認時刻とを含む最終位
    置確認情報を発呼元の端末に通知する通知手段とを具備
    することを特徴とする着信不可時情報通知機能付き移動
    体通信システム。
  2. 【請求項2】 前記基地局は、前記在圏確認手段により
    前記端末の在圏を確認しなかった場合に前記記憶手段に
    より記憶した前記位置情報と基地局識別番号とを含む位
    置確認情報を交換機に対してホームロケーションレジス
    タに登録させる登録手段を具備し、前記通知手段は、前
    記基地局が前記交換機に呼出不可を通知する手段と、前
    記交換機が前記登録手段により登録された前記位置確認
    情報を基に前記最終位置確認情報を通知する手段とを有
    することを特徴とする請求項1記載の着信不可時情報通
    知機能付き移動体通信システム。
  3. 【請求項3】 前記発呼元の端末は、前記最終位置確認
    情報を受信すると前記最終確認位置と前記最終確認時刻
    とを含む情報を表示させる表示手段とを具備することを
    特徴とする請求項1または2記載の着信不可時情報通知
    機能付き移動体通信システム。
  4. 【請求項4】 前記発呼元の端末は、前記最終位置確認
    情報を受信すると前記最終確認位置と前記最終確認時刻
    とを含む情報を音声によりアナウンスするアナウンス手
    段とを具備することを特徴とする請求項1または2記載
    の着信不可時情報通知機能付き移動体通信システム。
  5. 【請求項5】 移動端末からの位置登録要求により位置
    情報の登録を行う着信不可時情報通知機能付き移動体通
    信方法であって、交換機が前記移動端末の位置情報をホ
    ームロケーションレジスタに登録した後に前記移動端末
    に対する圏外または電源オフによる在圏確認ができなか
    った場合の在圏確認時刻を前記ホームロケーションレジ
    スタに記憶されている前記移動端末の位置情報に付加
    し、前記移動端末に対する発呼が圏外または電源オフに
    より着信できなかった場合に前記ホームロケーションレ
    ジスタに記憶されている前記移動端末に対する基地局識
    別番号を基に前記交換機が位置情報データベースを参照
    し、前記交換機が前記位置情報データベースを参照する
    ことにより基地局の設置されている地域名を割り出し、
    前記交換機がこの割り出した地域名と前記ホームロケー
    ションレジスタに記憶されている前記在圏確認時刻とを
    最終確認位置および最終確認時刻として着信できない旨
    とする最終位置確認情報を前記発呼元の端末に対して通
    知することを特徴とする着信不可時情報通知機能付き移
    動体通信方法。
  6. 【請求項6】 移動端末からの位置登録要求により位置
    情報の登録を行う移動体通信システムを準備した着信不
    可時情報通知機能付き移動体通信方法であって、前記移
    動体通信システムは、前記移動端末からの前記位置登録
    要求による位置情報登録後に前記移動端末の在圏確認を
    行い、前記移動端末の在圏を確認する毎に前記移動端末
    の在圏確認時刻を含む位置情報を記憶部に記憶し、前記
    移動端末の在圏を確認しなかった後に前記移動端末への
    発呼があった場合に前記記憶部に記憶した前記前記位置
    情報を基に最終確認位置と最終確認時刻とを含む最終位
    置確認情報を発呼元の端末に通知することを特徴とする
    着信不可時情報通知機能付き移動体通信方法。
  7. 【請求項7】 移動端末からの位置登録要求により位置
    情報の登録を行う基地局を準備した着信不可時情報通知
    機能付き移動体通信方法であって、前記基地局が前記移
    動端末からの前記位置登録要求による位置情報登録後に
    前記移動端末の在圏確認を行い、前記基地局が前記移動
    端末の在圏を確認する毎に記憶部内の該当する前記移動
    端末の在圏確認時刻を更新し、前記基地局が前記移動端
    末の在圏を確認できなかった場合に前記記憶部にある前
    記移動端末の在圏確認時刻を含む位置情報を交換機に送
    信し、前記交換機が前記受信した位置情報を基にホーム
    ロケーションレジスタ内の該当する前記移動端末のホー
    ムロケーションに前記在圏確認時刻を記憶し、前記基地
    局が前記移動端末の在圏を確認できなかった後に前記移
    動端末に対して発呼があると呼出不可を前記交換機に通
    知し、前記交換機が前記呼出不可を受信すると前記ホー
    ムロケーションレジスタ内の該当する前記移動端末の情
    報を基に最終確認位置と最終確認時刻とを含む最終位置
    確認情報を発呼元の端末に通知することを特徴とする着
    信不可時情報通知機能付き移動体通信方法。
  8. 【請求項8】 前記発呼元の端末が前記最終位置確認情
    報を受信すると前記最終確認位置と前記最終確認時刻と
    を含む情報を画面に表示することを特徴とする請求項
    4,5,または6記載の着信不可時情報通知機能付き移
    動体通信方法。
  9. 【請求項9】 前記発呼元の端末が前記最終位置確認情
    報を受信すると前記最終確認位置と前記最終確認時刻と
    を含む情報を音声によりアナウンスすることを特徴とす
    る請求項4,5,または6記載の着信不可時情報通知機
    能付き移動体通信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010233089A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Ntt Docomo Inc サービス制御装置、位置情報提供システム、及び位置情報提供方法

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