JP2008048124A - 留守番電話用アナウンスの生成機能を有する携帯電話機及び留守番電話用アナウンスの生成システム - Google Patents

留守番電話用アナウンスの生成機能を有する携帯電話機及び留守番電話用アナウンスの生成システム Download PDF

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Abstract

【課題】会議に出席等の理由により携帯電話機の電源をオフにする場合、電話に出られない理由等の情報を的確に知らせることが可能な留守電用のアナウンスを作成し留守電センタに登録する携帯電話機のシステムを提供する。
【解決手段】
携帯電話機の電源をオフにする時、電源キーを所定時間以上押下することにより、留守電用のアナウンスを作成する機能が動作する。システムは、ユーザが発生する音声を録音して留守電用のアナウンスを作成する方法、ユーザが作成したアナウンス文を音声合成してアナウンスを作成する方法等複数の方法を提起用する。ユーザは提供される方法から適切な方法を選択して適切な留守電用のアナウンスを作成し、留守録センタに登録することが可能となる。
【選択図】 図2

Description

本発明は携帯電話機に関するものであり、特に、病院等、携帯電話機の着信が禁止されている場所で携帯電話機の電源を切る必要がある時、適切な留守番電話のアナウンスをユーザが設定可能とするものである。
携帯電話機は携帯性のために場所や時間等に制限されることなく発信者からの呼出しに応じることができる。しかし、時あるいは場所の関係から会話を行なうことが望ましくない場合がある。例えば、コンサート会場、重要な会議中等、他人に迷惑を掛ける状況での電話利用は差し控えなくてはならない。従来においては、着信が好ましくない場所や時刻では携帯電話機の電源を遮断し着信を強制的に避ける方法、あるいは、携帯電話機にバイブレータ等の無音着信表示(サイレントコール)機能を備える方法が存在する。しかし、これらの構成では、着信携帯電話機のユーザが長時間着信に応じられない場合があり、発信者は状況を把握することができず、連続して発信を繰返し、無用な発信が発生する状況となる。
上記問題を解決する方法として、例えば特開平06-030105号公報には、携帯電話機に、着信に対する応答を保留する応答保留モードと、メッセージ音声を記憶する記憶媒体をもうけ、携帯電話機が応答保留モードとされた状態では、着信に対して自動着信し、音声応答手段によりメッセージ音声の記憶媒体の記憶されている応答メッセージを出力させて発信者に応答する構成が開示されている。
また、特開平11-122675号公報には、携帯電話機に「ただいま電車の中ですので、はいといいえだけで応えます」、「後ほど、こちらからお電話します」等、複数の音声応答メッセージを録音可能な録音手段と、通話中に、前記録音手段に録音された音声応答メッセージから応答に適したものを選択するキー操作部と、前記キー操作部で選択された音声応答メッセージを再生する再生手段と、再生された音声応答メッセージを前記キー操作部の操作を行った直後に送信して通話中の応答を可能とした送信手段を有する音声応答メッセージ録音再生装置を接続する構成とし、通話中に音声応答メッセージ録音再生装置に録音されたメッセージを適宜選択し再生することにより、発信者側に対して無言で応答することを可能とする構成が記載されている。
特開平06-030105公報 特開平11-122675公報 特開2001-111683公報
特開平06-030105公報に開示される構成は、応答保留モードに設定されている時にのみ機能するものである。また、同構成はユーザが応答メッセージを記憶媒体に任意に記憶可能となっているが、会議中、あるいは電車に乗車中等の状況に応じて応答メッセージを変更するには、その都度音声メッセージを変更して記憶する必要があり、柔軟な対応は困難である。また、特開平11-122675号公報に示される構成は、携帯電話機の音声入力端子に音声応答メッセージ録音再生装置を接続し、着信の応答を再生装置から再生される音声により行うものである。従って、着信があった時、応答者は携帯電話機のオフ-フック・キーを操作し通話状態とした後、音声応答メッセージ録音再生装置から所望の応答メッセージを選択し再生することにより通話を行い、最後にオン-フック・キーを操作して通話状態を終了する必要がある。
また留守番電話(留守電)センタを設け、電源オフ等の理由により着信携帯電話機が応答できない時、その旨を通知し、発信者にメッセージの録音を促す構成が存在する。しかし、この構成であっても、通話できない旨の通知はシステムに予め用意されたアナウンスによるものであり、ユーザの状況に応じて変更し得るものではない。従って、発信者は通話が可能となる時刻等を知ることができず、無駄な発信を繰り返すことになる。
本発明は、病院内あるいは会議中等で、携帯電話機の着信が不可とされている時、発信者に送信される留守番電話のアナウンスをユーザが任意に設定可能とするものである。この構成により、状況に即した適切なアナウンスを発信者に伝えることが可能となる。
上記の課題を解決するため、本発明では、電源を切る等、携帯電話機の通話を不可とする操作が行われた時、ユーザが留守番電話用のアナウンスを作成し留守電センタに登録することを可能とするものである。本発明の構成によりユーザは状況に即したアナウンスを発信者に送信することが可能となる。また、本発明は留守電センタに登録するアナウンスを生成する手段を携帯電話機あるいはセンタに持たせ、簡単な操作により目的とするアナウンスを生成し登録することを可能とする。
携帯電話機での通話を不可とする時、状況に即した留守番電話用のアナウンスを留守電センタに登録することにより、電話に出られない理由等を発信者に正確に知らせることが可能となり、発信者が不必要な発呼を繰り返すことが無くなる。
また、アナウンスを生成する方法を複数用意し、生成するアナウンスに適した方法を選択して生成することを可能とする。
図1は携帯電話機の電源を切る処理フローであり、図2は当該処理フローにより表示部に表示される画面の例である。携帯電話機には通常1つの電源キーが設けられており、電源がオンの状態で電源キーを押下することにより電源はオフされ、電源オフの状態で電源キーを押下すると電源がオンとなる。図1に示される例では、電源をオフとするため電源キーを押下する時、押下を短時間、例えば3秒以下で終了すると通常の電源オフの処理が実行され、直ちに電源はオフされる。一方、電源キーを長時間、例えば3秒以上押下し続けると留守番電話用のアナウンスを生成し留守電センタに登録する処理が開始される。図1に示されるフローは以下の通りである。
ステップ100:電源がオンの状態で、電源キーが押下され続け、長時間、例えば3秒以上経過したことが検知されると、ステップ101に進む。電源キーの押下時間が3秒以下の時は、図示されていない電源をオフする通常の処理が実行される。この場合、留守番電話用のアナウンスは留守電センタに予め登録されているデフォルトのアナウンスが利用される。
ステップ101:電源キーが長時間押下され続けたことにより、携帯電話機は留守番電話用のアナウンスを生成し登録する処理を開始する。生成登録処理が開始されると表示部に図2の210が表示され、アナウンスの生成登録を行うか否かをユーザに再確認する。図2の210の表示で[No]211が選択されるとステップ102に進む。
ステップ102:携帯電話機の電源はオフされる(図2の220)。留守電センタには新たなアナウンスは登録されず、留守電センタに予め設定されている音声データが応答アナウンスとして利用される。
ステップ103:図2の210で、[Yes]212が選択されると、処理はステップ103に進み、携帯電話機の表示部に図2の230が表示される。表示230では、ユーザが利用可能なアナウンス生成方法の一覧が表示される。ユーザは表示された一覧から利用する方法をカーソルキーあるいはテンキー等を用いて指定する。図2の230は、ユーザが発声した音声を録音して留守番電話用のアナウンスとして利用する方法である「発声録音」が選択された例である。他に「デフォルト選択」「テキスト入力」「スケジュール連動」が示されている。これらの方法の詳細は後述する。ユーザが「音声録音」を選択すると、携帯電話機は表示部に録音画面240を表示し、送話用のマイクから音声を取得しA/D変換する。制御部はA/D変換された信号を所定の方法で圧縮し、音声データファイルを生成する。
ステップ104:ユーザが発声の終了し、あるいは音声録音の終了を指示すると、携帯電話機の表示は図2の250に変更され、再生キー252、やり直しキー(戻るキー)251、終了キー(OKキー)253が表示される。ユーザが終了キー253を操作すると、録音した音声データは留守電サーバに登録される。
ステップ105:音声データの登録が終了すると、携帯電話機の電源はオフされる(図2の220)。
電源オフの状態であっても電源制御部は機能しており、電源オフの状態において電源ボタンが押下されたことを検知すると、電源制御部は電源投入の処理を開始する。携帯電話機の電源がオンとなり通常の処理が可能な状態になると、留守電サーバに登録されていた留守番電話の用のアナウンスは不必要となる。従って、電源投入の処理が終了すると、制御部はユーザが留守電サーバに登録したアナウンスを無効にする処理を行う。図3に、携帯電話機の電源が投入された時の処理フローが示される。
ステップ300:電源ボタンが押下されたことを検知した電源制御部は携帯電話機の電源をオンとする。
ステップ301:電源投入の処理が終了し、携帯電話機の機能が回復すると、ユーザにより留守電用のアナウンスが登録されているか否かを調査するため、留守電サーバに接続する。
ステップ302:留守電サーバの自己の領域を調査し、ユーザが登録した留守電用のアナウンスが存在するか否かを判別する。ユーザ登録の留守電用アナウンスが存在しない時はステップ306に進み、携帯電話機を待ち受け状態に設定する。ユーザ登録の留守電用アナウンスが存在する時はステップ303に進む。
ステップ303:携帯電話機の制御部は、ユーザが登録した留守電用アナウンスが存在すること、及びそのアナウンスを消去するか否を問い合わせるガイダンスを表示し、ユーザのキー入力を待つ。
ステップ304:ユーザが登録した留守電用アナウンスを消去しない指示、即ち登録されているアナウンスを留守電サーバに保管する指示を行った場合は、はステップ306に進み、携帯電話機を待ち受け状態に設定する。ユーザが登録した留守電用アナウンスを消去する指示を行った場合はステップ305に進む。
ステップ305:携帯電話機は留守電サーバにユーザが登録した留守電用アナウンスの消去を指示する。留守電サーバは該当するアナウンスを消去し、アナウンスの設定をデフォルトの状態に戻す。携帯電話機はステップ306に進み、待ち受け状態となる。
図1のステップ103で携帯電話機の表示部には図2の230が表示され、留守電用のアナウンス作成に利用可能な方法が提示される。ユーザは提示された方法から希望する方法を選択する。本実施例では、ユーザの発声を録音して利用する「音声録音」、携帯電話機あるいはサーバが提供するフォーマットを利用してアナウンスを生成する「デフォルト選択」、ユーザが入力した文章を音声合成してアナウンスを生成する「テキスト入力」、携帯電話機あるいはサーバに記憶されている利用者のスケジュールデータを利用してアナウンスを生成する「スケジュール連動」の4つの方法が提供される。以下で各方法を説明する。
[音声録音]
図2の230でユーザが「音声録音」を選択(231)すると、携帯電話機の制御部は表示部に図4-1に例示される録音を開始したことを示す表示を行い、携帯電話機の送話用マイクから入力される音声の録音を開始する。図4-2は「音声録音」の機能を実行する携帯電話機の概要図である。
端末入力受付部401:端末入力受付部にて携帯電話のキー操作を行う。
入力処理部402:キー操作による命令を解析し、携帯電話内で処理を行う。
設定方法選択部404:留守電の設定方法を選択する。
電源制御部406:電源を制御する部分。留守電設定が終了した場合はその旨の信号を受け、電源を切るように電源部へ命令する。
電源部407:電源制御部の信号を受け、電源のON・OFFを行う
データ表示部408:表示更新処理部からの命令に応じて、画面にデータを表示する。
表示更新処理部409:ユーザの端末操作が解析・処理された結果を得て、画面表示を更新させる。
音声録音部411:携帯電話機の送話用マイク410から入力された音声をA/D変換し、圧縮等の処理を行い音声バッファに格納する。
送信ファイル生成部414:アナウンスのファイルと、ユーザIDを合わせて、サーバへ送付できる形式のファイルを生成する。
ユーザデータ格納部415:サーバへ送付するファイルに必要となるユーザの識別子が格納されている。
ファイル送信部416:生成したアナウンスファイルを設定する留守電サーバへ送付する。
図4-3は音声録音の処理フローであり、図4-2に示される構成を参照して説明する。
ステップ420:図2の表示230で、ユーザが[音声録音]を選択したことを入力処理部402が検知すると、設定方法選択部404は図2の240を表示して録音中であることをユーザに示すと共に、音声録音部411に音声の録音を指示する。
ステップ421:音声録音部411は送話用のマイク410から入力された音声をA/D変換し、圧縮等の処理を行い音声バッファに記録する。
ステップ422:制御部403は終了キーが操作されたか否かを検査し、終了キーが操作されるまでステップ421の録音を続ける。終了キーが操作されことが検知されると録音の終了を指示する。
ステップ423:制御部403は図2の250を表示してユーザによる指示を待つ。
ステップ424:ステップ423でユーザが表示250の「再生」を指示するとステップ424に進み、ステップ421で録音された音声を再生する。再生が終了するとステップ423に戻り、ユーザによる指示を待つ。
ステップ425:ステップ423でユーザが表示250の「戻る」を指示するとステップ425に進み、録音された音声を消去してステップ421に戻り、録音をやり直す。
ステップ426:ステップ423でユーザが表示250の「OK」を指示するとステップ426に進む。同ステップで送信ファイル生成部414が起動され、ユーザデータ格納部415に記録されている電話番号、ユーザID等の情報を読み出し、音声録音部411の音声バッファアに記録されている音声データと関連付けて、あるいは合成して送信ファイルを生成する。
ステップ427:送信ファイル生成部414により生成された送信ファイルは、ファイル送信部416を介して留守電サーバ417に送信される。留守電サーバ417は受信ファイルからユーザID等の情報と音声データを分離し、あるいは抽出して、音声データを留守電用のアナウンスとして登録する。
ステップ428:送信が完了したことが確認されると、制御部403は電源をオフするための処理を行い、電源制御部406を介して電源部407を制御し電源をオフにする。
携帯電話機の電源をオフする時に表示される留守電用のメニュー画面230で、ユーザが[音声録音]を選択することにより、ユーザ自身の音声を留守電用のアナウンスとして利用することが可能となる。図4-2に示される構成は、携帯電話機が音声をA/D変換し圧縮して留守電サーバに送信する構成である。しかし、ユーザが発声した音声を留守電サーバに送信し、留守電サーバが音声データを留守電用のフォーマットに変化して登録する形態も可能である。
[デフォルト選択]
図2の表示230でユーザが「デフォルト選択」を選択すると、携帯電話機が提供するデフォルトのアナウンス文を利用してユーザ用のアナウンスを生成する、デフォルト選択の手順が開始される。図5-1乃至図5-5に「デフォルト選択」によりアナウンスを生成する手順が示されている。
「デフォルト選択」は、携帯電話機が予め決められたアナウンスの文章をユーザに提示し、ユーザはアナウンスの文章を構成する要素のうち、日時、電源をオフした理由等、変更可能な部分を変更して目的とする文章を生成するものである。生成された文章は携帯電話機、あるいは留守電サーバが有する音声合成による読み上げ機能を用いて留守電用の音声アナウンスに変換され登録される。
図5-1は「デフォルト選択」によりアナウンスの文章を作成する表示例である。同図の表示500は、ユーザが選択する項目を表示するウィンド501、504、505と、固定文502から成っている。選択項目用のウィンド501、505のプルダウンマーク503を指示すると複数の選択肢が表示される。ウィンド501には「運転中」「病院内」等の選択肢が、ウィンド505には「後ほどおかけ・・・」「発信音の・・・」「こちらから折り返し・・・」等の選択肢が表示されている。選択肢がプルダウン表示された状態で、目的とする選択肢をカーソルにより指示して決定する。
また、適切な選択肢が無い場合は文字入力手段を用いて文字を入力する構成とすることも可能である。ウィンド504は時刻を入力するためのものであり、キーバッドのテンキー等を用いて入力する。選択及び入力が終了すると、ユーザは確定キーを操作し、文章の作成が終了したことを指示する。この指示により携帯電話機の制御部は、確定した文章を音声合成して音声アナウンスを作成し、留守電センタに登録する。
デフォルト選択では、携帯電話機はデフォルトのアナウンス用の文章を提供する。デフォルトのアナウンス用の文章は、表示部に図5-1のウィンド501、504、505として表示される変更部分と、図5-1の固定文502として表示される固定部分からなるテンプレートとして携帯電話機に記憶されている。図5-2にテンプレートの例が、また、図5-3にテンプレートを構成する要素に文字を割り当てた例が示される。
テンプレートは複数のセットから構成されている。セットはアナウンス用の文章を構成する単位であり、1つ以上のセットを組み合わせてアナウンスの文章を作成する。図5-2に示されるテンプレート510は、セットA乃至セットDの4つのセットから構成されている。例えば「13時30分から、15時まで、会議のため、電話に出られません。」は「13時30分から」「15時まで」「会議のため」「電話に出られません」の4つのセットから構成されているとする。「13時30分から」と「電話に出られません」を組み合わせることにより「13時30分から、電話に出られません」のメッセージが構成され、「15時まで」と「会議のため」を組み合わせ、変更することにより「15時まで、会議です」のメッセージが構成される。
セットは1つ以上要素から構成されている。図5-2の例では、セットAは要素A1乃至要素A3の3つの要素から構成されている。またセットBは1つの要素B1により構成されている。要素は、アナウンスの内容を構成する最小単位であり、ユーザは要素毎に文字を選択し入力するする。
前述のセット「13時30分から」は「13時」、「30分」、及び「から」の3つの要素から構成され、「会議のため」は「会議」と「のため」の2つの要素から構成されている。
なお、セット及び要素の区切り、及び分類はアナウンス文、およびユーザが選択する際の利便性を考慮して適宜決定されるものである。
要素は「固定」、「自由入力」、「必須入力」、「選択」、「選択必須」の5種類に分類される。
固定: 予め内容が定められた要素であり、ユーザが変更することはできない。他の要素はユーザか人に選択あるいは入力する可変要素である。
自由入力: 内容をユーザが自由に入力する。
必須入力: 内容をユーザが入力することが必須となっている。
選択: 内容を複数の選択肢から選択することができる。
選択必須: 内容を複数の選択肢から選択することが必須となっている。
前述の5つの要素「13時」「30分」「から」のうち、「13時」と「30分」の2要素はユーザが数字を任意に選択する選択要素であり、「から」はユーザによる変更が認められない固定要素である。
1つの要素を複数のサブ要素により構成することが可能である。複数のサブ要素から構成された要素(以下「サブセット」と言う)をセットと同じ概念で取り扱う。例えば、前述の要素「13時」は「13」と「時」の2つのサブ要素からなるサブセットである。
図5-3にテンプレートを構成する1つのセット520が示されている。セット520は開始時間を入力するためのものであり、要素1である「□□時」と、要素2である「□□分」と、の要素3「であるから」の三つの要素により、「□□時□□分から」を構成している。要素1はサブセットであり、選択部分「□□」であるサブ要素524と、固定部分「時」であるサブ要素525からなっている。また、要素2もサブセットであり、選択部分「□□」であるサブ要素526と、固定部分「分」であるサブ要素527からなっている。
セットを構成する要素あるいは、サブセットを構成するサブ要素のうち、ユーザが選択あるいは入力すべき最初の要素あるいはサブ要素に有意な文字が入力されていない時、そのセットあるいはサブセットは選択されなかったものとみなされ、メッセージ文に組み込まれない。
図5-3(b)は(a)に示されるセット520のサブ要素524に「10」が入力され、サブ要素526には入力されなかった例である。サブセット1の最初のサブ要素524には「10」が入力されているため、サブセット1即ち要素1は有効な要素とみなされる。サブセット2の最初のサブ要素526には入力されていないため、サブセット2即ち要素2は有効な要素とみなさない。セット520を構成する要素のうち、ユーザが入力すべき最初の要素である要素1は有効な要素であるため、セット520は有効なセットとみなされ、メッセージ文に組み込まれる。セット520を構成する3つの要素のうち、有効な要素は要素1と固定要素である要素3である。従って、このセットからメッセージ文に組み込まれる文は「10時から」となる。
なお、上記の例は、要素が複数のサブ要素からなるサブセットの例であるが、更に、サブ要素が複数のサブ要素からかるサブセットである構成も可能である。
図5-4は、携帯電話機に表示される入力画面とテンプレートの対応を示す図である。携帯電話機の制御部は、テンプレートからユーザが文を選択し入力するため入力画面を生成し、表示部に表示する。図5-4(a)はテンプレートによる入力画面の例である。同図では、全ての入力画面が一の表示画像に表示されているが、携帯電話機の表示部が小さく、一の表示画像として全ての入力画面を表示することができない場合は、画像を縦方向、あるいは横方向にスクロールして必要とする部分を表示する。図5-4(a)はテンプレートの概念を示す図であり、ここに例示されるテンプレートは、A乃至Hの8個のセットから構成されている。
表示画面(a)の表示531は、セットAに対応する表示であり、セットAは1つの選択要素である要素1からなる。セットAの要素1には、「お電話ありがとうございます」等、予め幾つかの文が選択肢として用意されており、表示531のウィンドにプルダウン等の方法により表示される。ユーザがこの項目を必要としない時は、選択肢の「(空白)」を選択する。空白が選択された要素はアナウンス文には利用されない。
表示532は、セットBに対応する表示であり、セットBは自由入力要素である要素1と、固定要素である要素2からなる。ユーザは要素1にキーから目的の文字列に入力する。同図では「松元」の文字が入力されている。自由入力要素にユーザが何も入力せず、空白とすることも可能である。
表示533は、セットCに対応する表示であり、セットCは固定要素である要素1からなる。この固定要素1には「只今」の文が予め設定されており、アナウンス文に利用される。
表示534は、セットDに対応する表示であり、セットDは選択要素である要素1と、「のため」が予め設定された固定要素である要素2からなる。選択要素1には「運転中」「病院内」「電車内」等の文が予め選択肢として用意されている。また、この選択要素1は非選択とすることが可能であり選択肢には「(空白)」が含まれる。
表示535は、セットEに対応する表示である。セットEは要素1乃至要素5の5つの要素から成り、要素1と要素2が第1のサブセットを構成し、要素3と要素4が第2のサブセットを構成している。また、要素5は「から」が設定されている固定要素である。図5-4の例は、ユーザは開始時刻の設定は必要ないと判断し、第1のサブセットの選択要素1と、第2のサブセットの選択要素3に「(空白)」を設定した例である。
表示536は、セットFに対応する表示である。セットFは要素1乃至要素5の5つの要素から成り、セットEと同様、要素1と要素2が第1のサブセットを構成し、要素3と要素4が第2のサブセットを構成している。また、要素5は「まで」が設定されている固定要素である。図5-4の例は、ユーザは最終時刻を15時とするため、第1のサブセットの選択要素1に「15」を入力し、第2のサブセットの選択要素3に「(空白)」を設定した例である。
表示537は、セットGに対応する表示であり、1つの必須選択要素1からなる。この必須選択要素1には「電源を切っています。」「電話を受けることができません。」等の文が予め選択肢として用意されている。要素1は必須選択要素であり、いずれかの文を設定することが必須である。従って、「(空白)」の選択肢は存在しない。同図では、「電話を受けることができません。」が選択されている。
表示538は、セットHに対応する表示であり、1つの選択要素からなる。選択要素1には、「後ほどおかけなおしください。」「発信音のあとにメッセージをどうぞ。」等の文字が、「(空白)」とともに選択肢として用意されている。同図では、「後ほどおかけなおしください。」が選択されている。
ユーザが図2の画面230で「デフォルト選択」を指示すると、携帯電話機の制御部は、図5-4(a)に示されるように、ユーザにテンプレートに従った入力画面を提示する。ユーザは必要な入力が完了すると、キーを操作して入力の完了を指示する。入力の完了を指示された制御部は、ユーザが入力したデータとテンプレートを結合し、図5-4(b)に示されるデータ構造体を作成する。次に、制御部はこのデータ構造体から不用な部分を削除し、必要とする部分を抽出してアナウンス文を生成する。図5-5は、テンプレートを用いてアナウンス文を生成する過程を示すフロー図であり、図5-6は同フローにより生成される各セットの文とメッセージ文を示す図である。図5-5のフローを以下に説明する。
ステップ550:ユーザが入力の終了を指示すると、制御部は入力されたデータとテンプレートから図5-4(b)に示されるデータ構造体を作成すると共に、アナウンス文を格納するアナウンス文用バッファを確保し初期化する。
ステップ551:図5-4(b)のデータ構造体からセットを1つずつ先頭から順次取り出し、解析を行う。最初はセットAが取り出される。
ステップ552:解析対象のセットを構成する要素から、ユーザが選択あるいは入力すべき最初の可変要素を取り出し、その要素が「空白」か否かを判別する。ユーザが最初の可変要素を空白とすると、そのセットは不必要なセットとみなされ、アナウンス文に組み込まれない。最初の可変要素に有意な文字が選択されている、あるいは設定されている時は、ステップ553に進み、当該セットをアナウンス文に組み込む処理を行う。最初の選択要素が空白の時は、当該セットを破棄し、次のセットを処理するためステップ557に進む。
ステップ553:当該セットから有効な要素またはサブセットを抽出して結合するためのセット用バッファを確保し初期化する。
ステップ554:当該セットから有効な要素、即ち、ユーザがデータを設定した可変要素、及び固定要素をセットの先頭から順次取り出し、ステップ553で確保したセット用バッファに格納し結合する。
ステップ555:当該セットを構成する全ての要素が終了するまでステップ554を繰り返す。
ステップ556:セット用バッファに格納された文をアナウンス文用バッファに結合する。
ステップ557:ステップ552で当該セットは破棄すると判断された、またはステップ556で1つのセットの処理が終了するとステップ557に進み、当該セットに次セットが存在するか否かを判断する。存在する時はステップ551に戻り、次のセットを処理する。
ステップ558:ステップ557で全てのセットが処理されたと判断されると、当該フローは終了する。この時、アナウンス文用バッファにはユーザが作成したアナウンス文が格納されている。
図5-6は、図5-4(b)に示されるデータ構造体から作成されるセット用バッファに格納されるセットの文と、アナウンス文用バッファに格納されるメッセージ文を示すものである。
セットを構成する最初の可変要素に「(空白)」が選択される、あるいはデータが入力されないと、そのセット全体は選択されない。セットAの最初の可変要素である要素1に「(空白)」が選択されており、セットA全体がアナウンス文に利用されない。従って、図5-5のステップ552からステップ557に進み、次のセットであるセットBの処理を開始する。
セットBは、最初の選択要素である要素1に文字「松元」が設定されているため、セットBは有効なセットである。従って、図5-5のステップ552からステップ553に進み、文の組み立てが行われる。要素2は固定要素であり「です」が設定されている。従って、セットBから、要素1と要素2を結合した文「松元です」が抽出され、セット用バッファに格納される。
セットCは、1つの固定要素1からなり、「只今」の文が予め設定されている。従って、セットCから、要素1の「只今」が抽出され、セット用バッファに格納される。
セットDは、最初の選択要素である要素1に「運転中」が選択されている。従って、要素1と要素2を結合した文「運転中のため」が抽出され、セット用バッファに格納される。
セットEは、最初の選択要素である要素1に「空白」が選択されている。従って、セットE全体が非選択となり、アナウンス文に利用されない。
セットFは、最初の選択要素である要素1は「15」が入力されている。従って、第1のサブセットは、要素1と要素2が結合された「15時」となる。第2のサブセットの最初の要素である要素3には入力されていない。従って、要素3と要素4からなる第2のサブセットは非選択となる。従って、セットFは、第1のサブセットと要素5を結合した文「15時まで」が抽出され、セット用バッファに格納される。
セットGは、1つの必須選択要素1からなり「電話を受けることができません。」設定されている。従って、セットGは、「電話を受けることができません。」が抽出され、セット用バッファに格納される。
セットHは、要素1には「後ほどおかけなおしください。」設定されている。従って、「後ほどおかけなおしください。」が抽出され、セット用バッファに格納される。
セットA乃至Hから抽出され、セット用バッファに格納されたから文は、アナウンス用バッファ内にセットの順番で結合され、目的とするアナウンス文「松元です。 只今運転中のため、15時まで電話を受けることができません。後ほどおかけなおしください。」が生成される。
アナウンス文用バッファに生成されたアナウンス文は音声合成機能を用いて音声に変換され、留守電サーバに登録される。音声データの生成に関して、音声合成機能を携帯電話機内に設け、留守電サーバにはアナウンスの音声データを登録する構成と、音声合成機能を留守電サーバに設け、携帯電話機から留守電サーバにアナウンス文を送信し、留守電サーバに設けられた音声合成機能を用いてアナウンスの音声データを生成し登録する構成が存在する。図6-1と図6-2は音声合成機能を携帯電話機内に設ける構成と処理フローを示すものであり、図7-1と図7-2は音声合成機能を留守電サーバに設ける構成の例である。
図6-1は携帯電話機が音声合成機能を有する構成例である。同図の構成は図4-2に示される構成と比較すると、図4-2の音声録音部411は動作せず、図6-1のアナウンスデータ格納部610とアナウンス生成部611が機能し、制御部603(図4-2は、制御部403)のカスタマイズ選択部605が機能する点が相違する。図6-1で新たに機能する各部の概要は以下の通りである。
カスタマイズ選択部605:デフォルト選択設定が選択された場合、アナウンスの要素をデフォルトで登録されている選択肢から選択する。
アナウンスデータ格納部610:デフォルト選択設定の場合に必要となる、アナウンスの要素(パラメータ・音声)のすべてが格納されている。
アナウンス生成部611:設定方法選択部で選択された内容を解析し、それに基づいて必要なデータを抽出し解析結果にしたがって組み立て、アナウンスを生成する。
図6-2は音声合成機能を有する携帯電話機における処理フローであり、概要は以下のとおりである。
ステップ650:表示部608に図2の表示230が表示された状態で、ユーザが「デフォルト選択」(231)を指示したことを入力処理部602が検知すると、設定方法選択部603の設定方法選択部604はカスタマイズ選択部605にデフォルト選択の開始を指示する。
ステップ651:カスタマイズ選択部605は記憶装置に予め記憶されているテンプレートを読み出し、図5-1(図5-4の(a))の表示を行い、ユーザによる選択及び入力を支援する。
ステップ652:ユーザはカーソルキーを用いて表示画面の選択要素の部分を指示し、目的とする文を指定し入力する。ユーザが入力の終了を指示するとステップ654に進む。
ステップ653:ユーザが指定し入力した文をテンプレートの対応する要素部に挿入して、ステップ652に戻る。
ステップ654:ユーザが入力の終了を指示すると、カスタマイズ選択部605は作成されたテンプレートのデータ構造体(図5-4の(b))をアナウンス生成部611の選択解析部613に渡す。選択解析部613は図5-5及び図5-6で説明された手順に従って、データ構造体からアナウンスに利用する要素を抽出し、アナウンス用バッファにアナウンス文を生成する。
ステップ655:アナウンス文を生成した選択解析部613は音声ファイル抽出部612にアナウンス文を渡す。音声ファイル抽出部612は、アナウンスデータ格納部610に記憶されている音声ファイルを利用してアナウンス文を音声合成し音声データを生成する。
ステップ656:生成された音声データは携帯電話機の音声再生手段によりスピーカから再生される。
ステップ657:ユーザは再生された音声を確認し、再構成が必要な時はやり直しを指示し、ステップ652に戻る。再生音声に問題が無い時は音声データを送信ファイル生成部614に渡しステップ658に進む。
ステップ658:送信ファイル生成部614は、ユーザデータ格納部615に記録されている電話番号、ユーザID等の情報を読み出し、アナウンス生成部611から渡された音声データと合成して送信ファイルを生成する。
ステップ659:送信ファイル生成部614により生成された送信ファイルは、ファイル送信部616を介して留守電サーバ617に送信する。
ステップ660:送信が完了したことが確認されると、制御部603は電源オフを表示する等、電源をオフするための処理を行い、ステップ661に進み、電源制御部606を介して電源部607を制御し電源をオフにする。
図7-1は音声合成機能を留守電サーバに設けた構成例である。携帯端末機700は図6-1に示される携帯端末機600とアナウンスデータ格納部610と音声ファイル抽出部612を有しない点で相違するが、他の構成は同一である。留守電サーバの構成の概要は以下の通りである。
ファイル受信部731:携帯端末機から送付されたファイルをサーバ側で受信し、解析部へ渡す。
ファイル解析部732:ファイル受信部で受信したアナウンスファイルを解析し、テキスト抽出部734とID抽出部733により、テキストとIDを抽出する。
アナウンス設定部736:音声合成部で生成されたアナウンスの音声ファイルとユーザのIDを留守電アナウンスとして機能するように留守電サーバに設定する
音声合成部735:ファイル解析部で抽出したアナウンスのテキストを、音声合成部の音声合成エンジンで音声合成し、アナウンスの音声ファイルを生成する。
図7-2は音声合成機能を留守電サーバに設けた構成例の処理フローである。
ステップ750乃至ステップ754は、図6-2のステップ650乃至ステップ654と同様の過程である。ステップ650乃至ステップ653でユーザはテンプレートを用いて必要項目を入力し、ステップ754でアナウンス生成部711の選択解析部がテンプレートからアナウンス文をアナウンス用バッファに抽出する。
ステップ755:アナウンス用バッファに抽出されたアナウンス文は送信ファイル生成部714に渡される。送信ファイル生成部714はユーザデータ格納部715に記録されている電話番号、ユーザID等の情報を読み出し、アナウンス生成部711から渡されたアナウンス文と合成し送信ファイルを生成する。
ステップ756:送信ファイル生成部714が生成した送信ファイルはファイル送信部716を介して留守電サーバ730に送信される。
ステップ757:留守電サーバ730のファイル受信部731が携帯電話機からの送信データを受信し、ファイル解析部732に渡す。
ステップ758:ファイル解析部732のID抽出部733は受信ファイルから電話番号、ユーザID等の情報を分離し、音声アナウンスを設定する領域を確保する等の準備を行う。
ステップ759:ファイル解析部732のテキスト抽出部734は受信ファイルからテキスト形式で格納されているアナウンス文を抽出して音声合成部735に送信する。
ステップ760:音声合成部735はアナウンス文を解析し、図示されていない音声ファイルを参照して音声合成を行い、音声ファイルを作成する。生成された音声ファイルはファイル解析部732に返送される。
ステップ760:ファイル解析部732は音声ファイルをアナウンス設定部736に渡す。アナウンス設定部736はステップ758で準備された領域に音声ファイルを格納し留守電用メッセージとして登録する。登録が完了すると、携帯電話機に登録完了の確認通知を行う。
ステップ761:送信が完了したことが確認されると、携帯電話機の制御部703は電源をオフするための処理を行い、ステップ762に進み、電源制御部706を介して電源部707を制御し電源をオフにする。
音声合成機能を留守電サーバに設けることにより、音声合成手段、音声ファイル等を携帯電話機に設ける必要がなくなり、携帯電話機の簡素化が可能となる。また、音声合成機能を留守電サーバに設けることにより、高度な音声合成が可能となり良質の音声アナウンスを得ることが可能となる。図7-2に示される構成は、留守電サーバで合成された音声を直ちに留守電用メッセージとして登録する構成である。しかし、合成された音声を携帯電話機に返送し、ユーザが確認した後に留守電用メッセージとして登録する構成とすることも可能である。
[テキスト入力]
図2の表示230で「テキスト入力」が選択されると、ユーザが漢字変換機能等の文字入力手段を利用してアナウンス文を入力してアナウンスを生成する手順が開始される。図8-1は「テキスト入力」が選択された時の表示部の図である。表示部800にはアナウンス文の入力である旨を知らせる表示と、ユーザがアナウンス文を入力するウィンド801が表示される。ユーザが、例えば終了キーを操作して、入力の終了を指示すると、携帯電話機の制御部は音声合成機能を用いてアナウンス文を音声アナウンスに変換し、留守電サーバに登録する。
図8-2はテキスト入力の方法により留守電用のアナウンスを生成して、留守電サーバに登録する構成を示す図である。同図は音声合成機能を留守電サーバに設けた構成例であり、図7-1に示される「デフォルト選択」を実行する構成と比較すると、図7-1のカスタマイズ選択部705は機能せず、代わり図8-2のテキスト生成部815が機能する点、図7-1のアナウンス生成部711は機能せず、図8-2の制御部813のテキスト生成部815で生成されたアナウンス文は送信ファイル生成部824に渡される点で相違する。
図8-3は「テキスト入力」による処理フローであり、図8-2の構成図を参照して、処理フローを説明する。
ステップ850:表示部818に図2の表示231が表示された状態で、ユーザが「テキスト入力」を指示すると、制御部813の設定方法選択部814はテキスト生成部815にテキスト入力によるアナウンス文の作成の開始を指示する。
ステップ851:テキスト生成部815は表示部818に図8-1に示される画面800を表示する。また、アナウンス用のテキストバッファを確保し、ウィンド801にカーソル(プロンプト)を表示してユーザによる入力を促す。
ステップ852:端末入力受付部811及び入力処理部812によりユーザのキー操作を判別し、終了キーが操作された時はステップ854に進む。入力キーが文字入力、カーソルキー等のテキスト処理に関する時は、ステップ853に進む。
ステップ853:入力された文字をテキストバッファに格納し、データ表示部818の表示を更新してステップ852に戻る。
ステップ854:アナウンス用バッファに抽出されたアナウンス文は送信ファイル生成部824に渡され、ユーザデータ格納部825に記録されている電話番号、ユーザID等の情報と合成されて送信ファイルが生成される。
ステップ855:送信ファイル生成部824が生成した送信ファイルはファイル送信部826を介して留守電サーバ830に送信される。
ステップ856:留守電サーバ830のファイル受信部831は受信した送信データをファイル解析部832に渡す。
ステップ857:ファイル解析部832のテキスト抽出部834は受信ファイルからテキスト形式で格納されているアナウンス文を抽出して音声合成部835に送信する。
ステップ858:音声合成部835はアナウンス文を解析し、図示されていない音声ファイルを参照して音声合成を行い、音声ファイルを作成する。生成された音声ファイルはファイル解析部832に返送される。
ステップ859:ファイル解析部832は、音声ファイルをアナウンス設定部836に渡す。アナウンス設定部836は音声ファイルを当該携帯電話機の留守電用メッセージとして登録する。登録が完了すると、携帯電話機に登録完了の確認通知を行う。
ステップ860:送信が完了したことが確認されると、携帯電話機の制御部813は電源をオフするための処理を行い、ステップ861に進み、電源制御部816を介して電源部817を制御し電源をオフにする。
図8-1及び図8-2に示される構成は、携帯電話機でアナウンス文を作成し、留守電サーバの音声合成手段によりアナウンス文を音声ファイルに変換する構成である。図6-1に示されるように、携帯電話機に音声ファイルを記憶するアナウンスデータ格納部と音声合成機能を有するアナウンス生成部を設け、携帯電話機でアナウンス文を音声ファイルに変換し、変換された音声ファイルを留守電サーバに送信して登録する構成も可能である。
また、図8-2の処理フローは、留守電サーバで合成された音声を直ちに留守電用メッセージとして登録する構成である。しかし、合成された音声を携帯電話機に返送し、ユーザが確認した後に留守電用メッセージとして登録する構成とすることも可能である。
[スケジュール連動]
図2の表示230で、ユーザが「スケジュール連動」を選択すると、携帯電話機が提供するスケジュール管理機能のデータを利用してユーザ用のアナウンスを生成する、スケジュール連動の手順が開始される。図9-1乃至図9-3はスケジュール管理機能のデータからアナウンス文を生成する手順を示す図であり、図9-4および図9-5は「スケジュール連動」により留守電用のアナウンスを留守電センタに登録する構成を示す図である。
スケジュールのデータは、件名、日付、開始時刻、終了時刻、及びコメント等から構成されており、ユーザはスケジュール管理機能が提供する書式に従い、前記の各項目を設定してスケジュールを登録する。「スケジュール連動」によるアナウンス文の生成は、スケジュール管理機能を有する携帯電話機において、電源をオフにする等、携帯電話機の着信を不可とする原因となる予定が登録されているスケジュール管理機能のデータから、留守電用のアナウンスを自動的に生成するものである。
図9-1に、スケジュールデータからアナウンス文を生成する時の表示部が例示されている。同図の901はスケジュールデータの例であり、[件名][場所][カテゴリ][開始日][開始時間][終了時間][内容]の項目から構成されている。スケジュールデータから作成されたアナウンス文が902に表示される。同図は、[カテゴリ][終了時間]の項目に登録されている情報からアナウンス文を生成する例である。
図9-1(a)は、デフォルトのアナウンス文「(A)のため(B)時まで電話にでることができません。発信音のあとにメッセージをお願いします。」の変更部分(A)及び(B)に、スケジュールデータの[カテゴリ]及び[終了時間]の項から抽出した「外出」及び「16」を挿入し、「外出のため16時まで電話にでることができません。発信音のあとにメッセージをお願いします。」のアナウンス文を生成し、表示部のウィンド903に表示した図である。
図9-1(b)は、スケジュールデータの[カテゴリ]及び[終了時間]の項から「映画」及び「21」の単語を抽出し、「映画のため21時まで電話にでることができません。」のアナウンス文を生成し、ウィンド903に表示した図である。ウィンド903内には文字入力用のウィンド904があり、追加のアナウンス文をユーザが入力可能な構成となっている。
図9-1(c)は、スケジュールデータの[カテゴリ]及び[終了時間]の項から「仕事」及び「12」の単語を抽出し、「仕事のため12時まで電話にでることができません。」のアナウンス文を生成し、ウィンド903に表示した図である。同図の例は、「発信音のあとに・・・」「後ほど折り返しご連絡・・」等の追加のアナウンス文を予め用意し、ウィンド903内のプルダウンウィンド905に表示し、ユーザが選択する構成である。
図9-2はスケジュール連動の方法により留守電用のアナウンスを生成して、留守電サーバに登録する構成を示す図である。同図は音声合成機能を留守電サーバに設けた構成例であり、図7-1に示される「デフォルト選択」を実行する構成と比較すると、図7-1のカスタマイズ選択部705は機能せず、ユーザが「スケジュール連動」を指定したことを検知すると、図9-2の制御部933の設定方法選択部934によりアナウンス生成部940のスケジュールデータからアナウンス文を生成する機構が起動される点で相違する。
図9-3は、アナウンス生成部940においてスケジュールデータからアナウンス文を生成するフローを示す図であり、図9-4は「スケジュール連動」による処理フローの全体を示す図である。
スケジュールデータからアナウンス文を生成するフロー(図9-3)の概要は以下の通りである。
ステップ911:図2の表示230で、ユーザが「スケジュール連動」を選択すると、設定方法選択部934はアナウンス生成部940にスケジュールデータからアナウンス文を生成する処理の開始を指示する。アナウンス生成部940のデータ抽出部941は携帯電話機の時計機構から現在の日付と時刻を取得する。
ステップ912:取得された現在の日付と時刻に基づいて、スケジュールデータから現在の日時の直近のスケジュールを検索する。
ステップ913:検索されたスケジュールを表示部に表示する。
ステップ914:ユーザは、検索され表示されたスケジュールがアナウンス作成対象のものか否かを判断し、正しい時はステップ916に進み、異なる時はステップ815に進む。
ステップ915:表示されたスケジュールがアナウンス作成対象のものではないため、ユーザは次のスケジュールの検索を指示する。この指示より制御部は次のスケジュールを検索し、ステップ913に戻る。
ステップ916:表示されたスケジュールがアナウンスを作成する対象のスケジュールの時、ユーザは確定を指示する。この指示により、データ解析部942は確定されたスケジュールのデータから必要情報を抽出してアナウンス文を生成する。例えば、図9-1(a)の例では、[カテゴリ]及び[終了時間]の項目から「外出」及び「16」を抽出し、アナウンス文「外出のため16時まで電話にでることができません。発信音のあとにメッセージをお願いします。」を作成する。生成されたアナウンス文は表示部に表示され、ユーザによる確認を待つ。
ステップ917:データ解析部942が作成したアナウンス文を修正する必要がある時は、ユーザはステップ920に進み、キーを操作してアナウンス文を修正する。図9-1(b)に示される例では、入力用ウィンド913に必要な文を入力する。また、図9-1(c)に示される例では、プルダウンウィンド914からアナウンス文を選択する。
ステップ918:ユーザがアナウンス文の確定を指示すると、制御部は確定したアナウンス文をテキストバッファに格納する。
「スケジュール連動」による処理フロー(図9-4)の概要は以下の通りである。
ステップ970:表示部938に図2の表示230が表示された状態で、ユーザが「スケジュール連動」を指示(231)したことを検知すると、制御部933の設定方法選択部934はアナウンス生成部940にスケジュールデータを用いたアナウンス文の作成を指示する。
ステップ971:アナウンス生成部940のデータ抽出部941はアナウンス文用のテキストバッファを確保し、スケジュールデータを用いたアナウンス文の生成を開始する。
ステップ972:図9-3に示される、スケジュールデータからアナウンス文を生成するフローを実行する。この処理により、アナウンス文用のテキストバッファにはアナウンス文が記憶される。
ステップ975:アナウンス文用のテキストバッファに抽出されたアナウンス文は送信ファイル生成部944に渡され、ユーザデータ格納部945に記録されている電話番号、ユーザID等の情報と合成されて送信ファイルが生成される。
ステップ976:送信ファイル生成部944が生成した送信ファイルはファイル送信部946を介して留守電サーバ950に送信される。
ステップ977:留守電サーバ950のファイル受信部951は携帯電話機からの送信データを受信し、ファイル解析部952に渡す。
ステップ978:ファイル解析部952のID抽出部953は受信ファイルから電話番号、ユーザID等の情報を分離し、音声アナウンスを設定する領域を確保する等の準備を行う。
ステップ979:ファイル解析部952のテキスト抽出部954は受信ファイルからテキスト形式のアナウンス文を抽出して音声合成部955に送信する。音声合成部955はアナウンス文を解析し、図示されていない音声ファイルを参照して音声合成を行い、音声ファイルを作成する。生成された音声ファイルはファイル解析部952に返送される。
ステップ980:ファイル解析部952は音声ファイルをアナウンス設定部956に渡す。アナウンス設定部956はステップ978で準備された領域に音声ファイルを格納し留守電用メッセージとして登録する。登録が完了すると、携帯電話機に登録完了の確認通知を行う。
ステップ981:送信が完了したことが確認されると、携帯電話機の制御部933は電源をオフするための処理を行い、ステップ982に進み、電源制御部936を介して電源部937を制御し電源をオフにする。
図9-2に示される構成は、携帯電話機ではアナウンス文を作成し、留守電サーバの音声合成手段によりアナウンス文を音声ファイルに変換する構成である。図6-1に示されるように、携帯電話機に音声ファイルを記憶するアナウンスデータ格納部と音声合成機能を有するアナウンス生成部を設け、携帯電話機でアナウンス文を音声ファイルに変換し、変換された音声ファイルを留守電サーバに送信して登録する構成も可能である。
また、図9-4の処理フローは、留守電サーバで合成された音声を直ちに留守電用メッセージとして登録する構成である。しかし、合成された音声を携帯電話機に返送し、ユーザが確認した後に留守電用メッセージとして登録する構成とすることも可能である。
図10は本発明に係る留守番電話のアナウンス設定システムにおける通信の流れを示す図であり、第1の基地局1021のエリアに在る発信者携帯電話機1010から第2基地局1024のエリアに在る受信者携帯電話機1030に発呼する例である。
(1)携帯電話機1030のユーザは、会議等の理由により携帯電話機の電源をオフにする時、作成した留守電用アナウンスの音声ファイルと受信者の識別子を留守電センタ1026に送信し、留守電用アナウンス設定する。
(2)発信者は携帯電話機1010から受信者の番号をダイヤルし、発信する。
(3)〜(6) 受信者携帯電話機1030は電源がオフされているため、HLR(ホームロケーションレジスタ)1025で位置を特定するができない。携帯電話機1030の位置を特定できなかった第1の交換機1022は携帯電話機1010からの発信を留守電センタ1026に接続する。
(7)留守電センタ1026は受信者が上記(1)で設定した留守電用アナウンスの音声ファイルを発信者に向けて再生する。
(8)留守電用のアナウンスを聴いた発信者は留守電センタにメッセージを録音する。
(9)携帯電話機1030のユーザが電源をONにすると、携帯電話機1030は留守電センタ1026に接続され、(1)で設定した留守電用アナウンスを削除する。
(10)発信者のメッセージが録音されている場合は、録音メッセージの再生を要求する。
(11)留守電センタ1026は録音されているメッセージを携帯電話機1030に向けて再生する。
本発明は、会議に出席等の理由により携帯電話機の着信を不可能にする時、ユーザが電話に出られない理由等の情報を知らせる留守電用のアナウンスを作成し、留守電センタに登録する携帯電話機のシステムを提供するものである。電源をオフにする等、携帯電話機の着信を不可能にする指示に応答して留守電用のアナウンスを作成する機能が動作する。ユーザは携帯電話機が提供するアナウンス作成機能を用いて留守電用のメッセージを作成する。作成された留守電用のメッセージは留守番電話センタ(留守電センタ)に登録され、発信者に報知される。また、携帯電話機の電源をオンにする等、携帯電話機の着信機能が回復したことを検知すると、自動的に留守電センタに接続され、登録されている留守電用のメッセージを無効化する処理が成される。この構成により、発信者に適切な音声メッセージを送信することが可能となる。
本発明の1つの態様では、アナウンス作成機能として、ユーザが発生する音声を録音して留守電用のアナウンスを作成する方法、ユーザが作成したアナウンス文を音声合成してアナウンスを作成する方法等複数の方法を提供する構成となっている。ユーザは提供される方法から適切な方法を選択して適切な留守電用のアナウンスを作成することが可能となる。
また、アナウンスの作成機能は予め記憶されているテンプレートをユーザに提示する。ユーザは提示されたテンプレートを利用して留守電用のアナウンス文を作成する。作成されたアナウンス文を音声合成してアナウンスを作成し留守録センタに登録する。
更に他の形態では、携帯電話機が有するスケジュール管理手段から指定された日時のスケジュールデータを読み出す。読み出されたスケジュールデータから予定の開示時刻、終了時刻等のデータを抽出して留守電用のアナウンス文を作成する。作成されたアナウンス文を音声合成してアナウンスを作成し留守録センタに登録する。
本発明にかかる留守電用アナウンスの作成フロー図 本発明にかかる留守電用アナウンスの作成時の表示画面の遷移図 携帯電話機の電源をオンした時の動作フロー図 「発声録音」を実行中の表示画面の図 「発声録音」を実行する機能ブロック図 「発声録音」の処理フロー図 「デフォルト選択」を実行中の表示画面の図 「デフォルト選択」のテンプレートを示す図 「デフォルト選択」のテンプレートを示す図 「デフォルト選択」のテンプレートを示す図 テンプレート解析の処理フロー図 テンプレートの解析結果を示す図 「デフォルト選択」を実行する第1の機能ブロック図 「デフォルト選択」の第1の処理フロー図 「デフォルト選択」を実行する第2の機能ブロック図 「デフォルト選択」の第2の処理フロー図 「テキスト入力」を実行中の表示画面の図 「テキスト入力」を実行する機能ブロック図 「テキスト入力」の処理フロー図 「スケジュール連動」を実行中の表示画面の図 「スケジュール連動」を実行する機能ブロック図 スケジュールデータの解析の処理フロー図 「スケジュール連動」の処理フロー図 本発明にかかる留守電用アナウンスのシステム図

Claims (6)

  1. 電源をオフする指示を検知して音声ファイルを生成する音声ファイル生成手段と、
    前記音声ファイル生成手段により生成された音声ファイルを留守番電話の応答メッセージに登録するため、前記音声ファイルを留守番電話センタに送信する送信手段と、
    前記送信手段による送信が完了したことに応答して電源をオフする電源オフ手段とからなる携帯電話機。
  2. 請求項1記載の携帯電話機であって、
    前記音声ファイル生成手段は送話用のマイクにより収集された音声から音声ファイルを生成することを特徴とする携帯電話機。
  3. 請求項1記載の携帯電話機であって、
    前記音声ファイル生成手段は入力された文章を音声合成して音声ファイルを生成することを特徴とする携帯電話機。
  4. 請求項1記載の携帯電話機であって、
    前記音声ファイル生成手段は、
    送話用のマイクにより収集された音声から音声ファイルを生成する第1の音声ファイル生成手段と、
    入力された文章を音声合成して音声ファイルを生成する第2の音声ファイル生成手段からなり、
    ユーザの指示により何れか一方の音声ファイル生成手段を用いることを特徴とする携帯電話機。
  5. 請求項3または請求項4記載の携帯電話機であって、
    入力された文章を留守番電話センタに送信し留守番電話センタで音声合成することを特徴とする携帯電話機。
  6. 請求項1ないし請求項5記載の携帯電話機であって、さらに、
    電源のオンに応答して前記留守番電話センタに登録されている前記音声ファイルの無効化を指示する手段を有することを特徴とする携帯電話機。
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