JP2002064287A - 医用電気機器 - Google Patents

医用電気機器

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JP2002064287A
JP2002064287A JP2000249652A JP2000249652A JP2002064287A JP 2002064287 A JP2002064287 A JP 2002064287A JP 2000249652 A JP2000249652 A JP 2000249652A JP 2000249652 A JP2000249652 A JP 2000249652A JP 2002064287 A JP2002064287 A JP 2002064287A
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housing
circuit board
chassis
shield case
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JP2000249652A
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English (en)
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Masami Shimizu
正己 清水
Shinkichi Tanizawa
信吉 谷沢
Takao Yamaguchi
貴夫 山口
Keiji Handa
啓二 半田
Masanobu Koitabashi
正信 小板橋
Seiji Kimura
聖二 木村
Yutaka Tatsuno
裕 龍野
Hiroyuki Kuroda
宏之 黒田
Fuminori Tanahashi
史典 棚橋
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プリント基板の追加または交換・変更を安全旦
つ容易に行なうことができるシールド性に優れた安価な
構造の医用電気機器の提供を目的としている。 【解決手段】本発明の医用電気機器は、筐体6aの内部
にプリント基板23,25,26を積層可能な医用電気
機器において、筐体6aの底部を構成するシャーシ10
の底面の一部に開口20を設け、この開口20を通じて
筐体6aの内部にプリント基板を積層配置できることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筐体の内部にプリ
ント基板を積層可能な医用電気機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、医用電気機器の筐体構造は様々な
タイプのものが知られている。例えば実公昭59−21
559号公報に開示された筐体構造は、カバー(筐体カ
バー)とシャーシと前面パネル(フロントパネル)と背
面板(リアパネル)とによって箱状に構成され、各々が
ビスなどの手段によって固定されている(前記公報の図
1参照)。
【0003】また、筐体構造に関連する機構としては、
例えば実開昭56−96677号公報に、筐体本体(シ
ャーシ)と表面板(筐体カバー)とをヒンジで接続し、
表面板を開閉自在とした筐体外装の開閉機構が開示され
ている。
【0004】また、特開平4−183432号公報に
は、プリント基板の回路部を金属性のシールドケースで
覆い、シールドケースとプリント基板との間に導電性で
弾性を有するガスケット部材を介装するとともに、シー
ルドケースの端部をビスなどで固定することによってシ
ールドする構造が開示されている。
【0005】また、米国特許第5422433号には、
組み立て後にシールドケース内部の部品を調整するた
め、一部の回路部品を露出することができるようにシー
ルドケースに開口窓を設け、この開口窓をシールドケー
スの一部である閉鎖部材で遮蔽するシールドケースの構
造が示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の内視
鏡システムにおいては、表示装置の画面上に親子2画面
を同時に表示させる要望や、鏡像表示を行なう要望、あ
るいは、デジタル出力を設ける要望など、ユーザーの好
みに応じた機能追加等が行なえるように機種の多様化が
進んでいる。機能追加の要求を達成する場合には、その
1つの方法として、各機能を1枚のプリント基板で実現
させ、そのプリント基板を内視鏡システムの主装置とな
るビデオプロセッサに追加させる方法がある。
【0007】前記ビデオプロセッサにプリント基板を追
加していく場合、実公昭59−21559号公報に開示
される構造では、カバー(筐体カバー)を開けた時に電
源部が露出されてしまうため、プリント基板を追加する
時に電源部を触らないように注意したり、カバー(筐体
カバー)を開けている時は常に電源をOFFにする必要
がある。
【0008】これらの対策として、カバー(筐体カバ
ー)を開けたら自動的に電源がOFFになるようにした
り、電源ONの状態ではカバー(筐体カバー)が開かな
いようにしたり、電源部に触れない程度の大きさや位置
の開口をカバー(筐体カバー)に設けて電源部を触れな
いようにしたりすることが容易に考えられる。
【0009】しかしながら、カバー(筐体カバー)を開
けたら自動的に電源がOFFになる構造や電源ONの状
態ではカバー(筐体カバー)が開かないようにする構造
は、機構が複雑になり、原価がアップしてしまうという
問題がある。また、医用電気機器の場合、カバー(筐体
カバー)の上に水をかけても機器内部に水が侵入しない
ようにする必要があり、電源部に触れない程度の大きさ
や位置の開口をカバー(筐体カバー)に設け、電源部を
触れないようにする構造は、水が機器内部に侵入しない
ような構造(パッキンや案内溝)が新規に必要となり、
構造が複雑化して原価がアップしてしまうという問題が
ある。
【0010】また、実開昭56−96677号公報に示
されている構造では、表面板(筐体カバー)を閉じる時
に指を挟んだり、表面板(筐体カバー)を閉じた衝撃で
機器が壊れたりしないように、注意する必要があるとい
う問題がある。また、表面板(筐体カバー)と筐体本体
(シャーシまたはリアパネル)の開閉機構近傍とはヒン
ジのみで電気的に接続されているため、シールド性が悪
いという問題もある。
【0011】また、米国特許5422433号公報に示
されている構造では、シールドケースと開口窓の閉鎖部
材とは一部が接続されているだけである。このため、こ
の構造にならってプリント基板の追加を可能にする大き
な開口部を形成した場合には、シールドケースと開口部
の閉鎖部材とが接しているだけの部分(閉鎖部材の周縁
部)が多くなる。このように、部材同士が接するだけの
構造ではシールド性に問題がある。
【0012】また、特開平4−183632号公報に示
されている構造では、プリント基板を追加する際、シー
ルドケースを固定する複数のビスを一旦取り外し、その
後シールドケースを取り外すなど、追加作業に手間がか
かるという問題がある。
【0013】本発明は前記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、プリント基板の追加
または交換・変更を安全旦つ容易に行なうことができる
シールド性に優れた安価な構造の医用電気機器を提供す
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明は、筐体の内部にプリン
ト基板を積層可能な医用電気機器において、前記筐体の
底部を構成するシャーシの底面の一部に開口を設け、こ
の開口を通じて筐体の内部に前記プリント基板を積層配
置できることを特徴とする。
【0015】また、請求項2に記載された発明は、プリ
ント基板の電磁ノイズ発生部を覆うように配置されて電
磁シールドするシールドケースが、筐体に内蔵されてい
る医用電気機器において、前記筐体の外装と一体的に設
けられた少なくとも1つのシールドケースと、前記シー
ルドケースとプリント基板のグランドパターンとの間に
介在され、シールドケースとグランドパターンとを電気
的に接続する弾性部材とを具備することを特徴とする。
【0016】また、請求項3に記載された発明は、開口
とこの開口を閉塞する蓋体とを有する筐体を備え、前記
蓋体は、前記筐体の外装の一部を軸に回動して前記開口
を開閉する医用電気機器において、前記軸の近傍に設け
られて前記蓋体と接触する弾性を有する緩衝手段を備え
ていることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施形態について説明する。
【0018】図1〜図7は本発明の第1の実施形態を示
している。図1には、本実施形態に係る医用電気機器が
適用される内視鏡システム1が示されている。この内視
鏡システム1は、例えば体腔内を観察する内視鏡2と、
この内視鏡2に照明光を供給する光源装置3と、この光
源装置3と内視鏡2とを着脱自在に接続するライトガイ
ドケーブル4と、内視鏡2の接眼部2aに接続配置され
且つ例えばCCDなどの図示しない固体撮像素子を内蔵
した内視鏡用撮像装置5と、この内視鏡用撮像装置5の
CCDから伝送される電気信号を映像信号に処理する信
号処理部などを有する医用電気機器としてのビデオプロ
セッサ6と、このビデオプロセッサ6と内視鏡用撮像装
置5とを着脱自在に接続するカメラケーブル7と、ビデ
オプロセッサ6の信号処理回路で生成された映像信号を
基に内視鏡観察画像を表示するモニタ8と、このモニタ
8とビデオプロセッサ6とを着脱自在に接続するビデオ
ケーブル9とで主に構成されている。
【0019】図2には、ビデオプロセッサ6の外装部材
である装置筐体6aが示されている。図示のように、装
置筐体6aは、筐体底部を構成する金属性のシャーシ1
0と、筐体本体部を構成するコの字型で金属性の筐体カ
バー11と、筐体後面を構成する金属性のリアパネル1
2と、筐体前面を構成する金属性のフロントシャーシ1
3とで構成されている。
【0020】シャーシ10には、ビス15によってフロ
ントシャーシ13が、ビス16によって筐体カバー11
が、ビス17によってリアパネル12がそれぞれ一体的
に固定されるようになっている。また、フロントシャー
シ13と筐体カバー11とはビス18によって一体的に
固定されるようになっている。また、リアパネル12と
筐体カバー11とはビス19によって一体的に固定され
るようになっている。つまり、4つの金属性板部材であ
るシャーシ10、筐体カバー11、リアパネル12、フ
ロントシャーシ13をビス15,16,17,18,1
9で一体に組み付け固定することによって箱型形状の装
置筐体6aが形成される。
【0021】なお、フロントシャーシ13の更に前面側
には、ビデオプロセッサ6の製品外観を形成する、例え
ば、樹脂性のフロントパネル14が図示しないビスなど
の固定手段によって固定配置される。また、シャーシ1
0の底面には開口20が設けられ、開口20を閉鎖する
シャーシカバー21がビス22によってシャーシ10に
取り付けられている。また、開口20は、電源ユニット
27が触れない位置および大きさに設けてある。
【0022】装置筐体6aの内部空間には、例えば、両
面に電気部品を実装した親プリント基板23と、この親
プリント基板23の所定位置に積層状態で配置され且つ
この親プリント基板23にコネクタ24を介して電気的
に接続される例えば2つの子プリント基板25,26
と、図示しないビスによってシャーシ10に一体的に固
定され且つ親プリント基板23に電源を供給する電源ユ
ニット27などが配設されるようになっている。
【0023】親プリント基板23には患者回路部23a
と二次回路部23bとが設けられており、図2において
は、二次回路部23bに子プリント基板25,26が積
層されている。また、親プリント基板23には、この親
プリント基板23をシャーシ10に固定するためのビス
28が挿通する透孔23cが形成されており、この透孔
23cに対応する位置には、親プリント基板23を固定
するためのビス28が螺合する雌ネジ部を有する親基板
固定用スペーサ29がシャーシ10の所定の位置に一体
的に設けられている。
【0024】親プリント基板23とこの親プリント基板
23上に積層される子プリント基板25との間や、子プ
リント基板25,26同士の間には、基板間隔を所定に
保持固定するスペーサ30が配置されるようになってお
り、それぞれスペーサ30に対応する位置には透孔23
d,25a,26aが設けられている。
【0025】子プリント基板25,26は主にビデオプ
ロセッサ6に付加機能を設けるためのものであり、子プ
リント基板25はPinP(子画面表示)用のプリント
基板であり、子プリント基板26はデジタル動画出力用
のプリント基板である。そして、他にも、例えば子プリ
ント基板31(図4および図5参照)として静止画記録
用のプリント基板などがある。
【0026】なお、図2においては、子プリント基板と
して、PinP用の子プリント基板25と、デジタル動
画出力用の子プリント基板26とを設ける構成を示して
いる。また、親プリント基板23には、図示しない入出
力端子が設けられている。また、図示していないが、患
者回路部23aや二次回路部23bにはシールドケース
をかぶせても良い。更に、図6および図7に示すよう
に、シャーシカバー21をシャーシ10に固定する方法
として、一端をヒンジ32で固定し、他端にコの字型の
ロック部材33を設けても良い。ロック部材33は支軸
34を中心として回動自在に設けられており、図6の
(b)の実線の状態では、シャーシ10の開口20を閉
鎖した状態でシャーシカバー21が固定され、2点鎖線
の状態では、シャーシカバー21は開口20を開放する
フリーの状態になっている。また、図7に示すように、
コの字型のロック部材33の代わりにビス35を設けて
も良い。
【0027】次に、図2および図3を参照しながら、ビ
デオプロセッサ6の組み立て及び作用について説明す
る。
【0028】まず、シャーシ10の開口20を閉鎖する
ようにシャーシカバー21をビス22で固定し、シャー
シ10に電源ユニット27を固定する。また、フロント
パネル14を一体にしたフロントシャーシ13をビス1
5を用いてシャーシ10に固定する。また、このシャー
シ10にリアパネル12をビス17を用いて固定する。
【0029】次に、親プリント基板23に子プリント基
板25をコネクタ24及びスペーサ30を介して接続
し、更に、子プリント基板26をコネクタ24及びスペ
ーサ30を介して接続する。
【0030】子プリント基板25,26を積層した親プ
リント基板23をビス28でスペーサ29に螺合して固
定する。次に、筐体カバー11をビス16でシャーシ1
0に、ビス18でフロントシャーシ13に,ビス19で
リアパネル12にそれぞれ固定する。
【0031】次に、図4および図5を参照しながら、ビ
デオプロセッサ6に静止画記録用の子プリント基板31
を追加する手順について簡単に説明する。
【0032】まず、ビデオプロセッサ6の天地を逆転し
てシャーシ10側を上方にする。この状態でビス22を
外し、シャーシカバー21を取り外す。開口20から子
プリント基板31を挿入し、スペーサ30及びコネクタ
24を介して子プリント基板26と子プリント基板31
とを接続する。この時、開口20は電源ユニット27を
触ることが出来ない大きさに設けられているため、安全
に子プリント基板31を追加することが出来る。子プリ
ント基板31を追加後は、シャーシカバー21をビス2
2でシャーシ10に取り付け、開口20を閉鎖する。最
後に天地を反転し、平常状態に接地する。
【0033】なお、子プリント基板25,26の組立手
順は、上述したようにあらかじめ親プリント基板23に
取り付ける方法ではなく、子プリント基板31の追加方
法と同様に、シャーシ10の開口20から積層しても良
い。
【0034】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、電源ユニット27を触れない位置および大きさの開
口20がシャーシ10の底面に設けられ、その開口20
から子プリント基板31を追加できるようになってい
る。そのため、プリント基板の追加または交換・変更を
安全旦つ容易に行なうことができる。また、開口20が
装置筐体6aの底面に設けられているため、水の侵入を
防止する構造が不要となり、安価な構造の医用電気機器
を提供することが出来る。
【0035】図8は本発明の第2の実施形態を示してい
る。
【0036】図示のように、本実施形態においては、ス
ペーサ29がシャーシ10ではなく筐体カバー11に設
けられている。なお、その他の構成は第1の実施形態と
同様であり、同部材には同符号を付して説明を省略す
る。したがって、第1の実施形態と同様な効果がある。
【0037】図9および図10は本発明の第3の実施形
態を示している。
【0038】図示のように、本実施形態においては、ス
ペーサ29の代わりに梁36が設けられ、この梁36は
ビス37によって筐体カバー11に取り付けられる。親
プリント基板23はビス38によって梁36に取り付け
られる。なお、その他の構成は第1の実施形態と同様で
あり、同部材には同符号を付して説明を省略する。した
がって、第1の実施形態と同様な効果がある。
【0039】図11は本発明の第4の実施形態を示して
いる。
【0040】図示のように、本実施形態においては、梁
36が分割され、梁36a及び梁36bの2体からなっ
ている。なお、その他の構成は第3の実施形態と同様で
あり、同部材には同符号を付して説明を省略する。した
がって、第1の実施形態と同様な効果がある。
【0041】図12〜図14は本発明の第5の実施形態
を示している。
【0042】図12に示すように、ビデオプロセッサ6
の外装部材である装置筐体6aは、筐体底部を構成する
金属性のシャーシ10と、筐体本体部を構成するコの字
型で金属性の筐体カバー11と、筐体後面を構成する金
属性のリアパネル12と、筐体前面を構成する金属性の
フロントシャーシ13とで構成されている。
【0043】シャーシ10には、ビス15によってフロ
ントシャーシ13が、ビス16によって筐体カバー11
が、ビス17によってリアパネル12がそれぞれ一体的
に固定されるようになっている。また、フロントシャー
シ13と筐体カバー11とはビス18によって一体的に
固定されるようになっている。また、リアパネル12と
筐体カバー11とはビス19によって一体的に固定され
るようになっている。つまり、4つの金属性板部材であ
るシャーシ10、筐体カバー11、リアパネル12、フ
ロントシャーシ13をビス15,16,17,18,1
9で一体に組み付け固定することによって箱型形状の装
置筐体6aが形成される。なお、フロントシャーシ13
の更に前面側には、ビデオプロセッサ6の製品外観を形
成する、例えば、樹脂性のフロントパネル14が図示し
ないビスなどの固定手段によって固定配置される。
【0044】装置筐体6aの内部空間には、例えば、両
面に電気部品を実装した親プリント基板23と、この親
プリント基板23の所定位置に積層状態で配置され且つ
親プリント基板23にコネクタ24を介して電気的に接
続される例えば2つの子プリント基板25,26と、親
プリント基板23の上面に実装された電気部品の上面電
磁ノイズ発生部である二次回路部23b及び親プリント
基板23上に積層された子プリント基板25,26をひ
とまとめに内包するように覆い囲んでシールドする空間
部を有する金属製の第1シールドケースである上面シー
ルドケース39と、親プリント基板23の下面に実装さ
れた電気部品の下面電磁ノイズ発生部である二次回路部
23bを覆い囲んでシールドする金属製の第2シールド
ケースである下面シールド部40と、図示しないビスに
よってシャーシ10に一体的に固定され且つ親プリント
基板23に電源を供給する電源ユニット27などが配設
されるようになっている。
【0045】上面シールドケース39は、スポット溶接
などにより筐体カバー11に一体的に設けられている。
下面シールド部40は、上面下面ともに開口した角形パ
イプ形状であり、例えばスポット溶接によってシャーシ
10に電気的にも一体となるように固定されている。こ
の下面シールド部40の一開口側端部には、後述する下
面グランドパターン41bに当接するように折り曲げ形
成された複数の翼部40aが設けてある。
【0046】この翼部40aには、親プリント基板23
をシャーシ10に固定するためのビス28が挿通する透
孔40bが形成されており、この透孔40bに対応する
位置には親プリント基板23を固定するためのビス28
が螺合する雌ネジ部を有する親基板固定用スペーサ29
がシャーシ10の所定位置に一体的に設けられている。
また、同様に、親プリント基板23にはビス28が挿通
する透孔23cが形成されている。
【0047】親プリント基板23とこの親プリント基板
23上に積層される子プリント基板25との間や、子プ
リント基板25,26同士の間には、基板間隔を所定に
保持固定するスペーサ30が配置されるようになってお
り、それぞれスペーサ30に対応する位置には透孔23
d,25a,26aが設けられている。
【0048】親プリント基板23の上面または下面の少
なくとも一面には、内視鏡用撮像装置5(図1参照)か
ら伝送される電気信号をモニタ8(図1参照)に表示さ
せるための映像信号を生成する信号処理回路などを構成
する電気部品が実装されており、これら電気部品が上述
した上面及び下面電磁ノイズ発生部である二次回路部2
3bになっている。そして、この親プリント基板23の
上面及び下面には、二次回路部23bの周囲を囲むよう
にグランドパターンである上面グランドパターン41a
と下面グランドパターン41bとが設けてある。
【0049】上面グランドパターン41a上には金属製
の弾性部材42が設けられてある。この弾性部材42
は、例えば導電性の両面テープなどで上面グランドパタ
ーン41aと電気的にも接続固定されている。また、上
面シールドケース39の開口側端部には、親プリント基
板23の上面グランドパターン41a上の弾性部材42
に電気的に当接する翼部39aが形成されている。な
お、特に図示しないが、本実施形態と同様の構造を第1
の実施形態において、シールドケースがある場合に適用
しても良い(例えば、シャーシカバー21にシールドケ
ースをスポット溶接で一体化する)。
【0050】次に、図12および図13を参照しなが
ら、ビデオプロセッサ6の組み立て及び作用について説
明する。
【0051】まず、下面シールド部40を一体的に設け
たシャーシ10に電源ユニット27を固定する。また、
フロントパネル14を一体にしたフロントシャーシ13
をビス15を用いてシャーシ10に固定する。また、こ
のシャーシ10にリアパネル12をビス17を用いて固
定する。
【0052】次に、親プリント基板20の下面グランド
パターン41bと下面シールド部40の翼部40aとが
対向した位置関係になるように配置し、ビス28をシャ
ーシ10に固定されているスペーサ29に螺合して親プ
リント基板23を固定する。このことにより、親プリン
ト基板23の下面電磁ノイズ発生部である二次回路部2
3bは、下面グランドパターン41bに翼部40aを面
接触させて電気的に接続された下面シールド部40によ
って覆われる。
【0053】次いで、親プリント基板23の上面にPi
nP用の子プリント基板25とデジタル動画出力用の子
プリント基板26とをスペーサ30を介して積層してい
く。このとき、プリント基板同士をコネクタ24を介し
て電気的に接続する。
【0054】最後に、上面電磁ノイズ発生部である二次
回路23b及び子プリント基板25,26が上面シール
ドケース39によって内包されるように上面シールドケ
ース39(筐体カバー11)を配置し、ビス16,1
9,18を用いてシャーシ10、リアパネル12及びフ
ロントシャーシ13と筐体カバー11とを一体的に固定
してビデオプロセッサ6を構成する。このとき、上面シ
ールドケース39の翼部39aが親プリント基板23の
上部グランドパターン41a上の弾性部材42を押圧
し、上面シールドケース39と上部グランドパターン4
1aは、弾性部材42が圧縮された状態で電気的に接続
される。
【0055】ここで、図14を参照してビデオプロセッ
サ6に静止画記録用の子プリント基板31を追加する手
順を簡単に説明する。
【0056】図に示すように、まず、ビス16,18,
19を取り外して、筐体カバー11を取り外す。このと
き、筐体カバー11と一体的に設けてある上面シールド
ケース39も同時に取り外される。この状態で、子プリ
ント基板31をコネクタ24及びスペーサ30を介して
子プリント基板26に接続する。
【0057】子プリント基板31を追加後は、上述した
手順により筐体カバー11をビス16,19,18でシ
ャーシ10、リアパネル12及びフロントシャーシ13
に取り付ける。
【0058】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、シールドケースが筐体外装と一体的に設けられ、シ
ールドケースとプリント基板のグランドパターンとの間
にはこれらを電気的に接続する弾性部材が介在されてい
る。したがって、ビス16,18,19を取り外して筐
体カバー11を取り外すだけで、すなわち、シールドケ
ースの取り付け取り外しといった別個の作業を必要とす
ることなく、プリント基板の追加または交換・変更を容
易に行なえ、シールド性に優れた医用電気機器を提供す
ることが出来る。
【0059】図15〜図17は本発明の第6の実施形態
を示している。本実施形態は第5の実施形態の変形例で
あり、弾性部材42の代わりに、上面シールド部43が
設けられている。上面シールド部43は上面下面ともに
開口した角形パイプ形状をしており、その一開口側端部
には親プリント基板23の上面グランドパターン41a
と電気的に当接するように折り曲げ形成された複数の翼
部43aが形成されている。また、この翼部43aに
は、ビス28が挿通する透孔43bが形成されている。
【0060】一方、上面シールド部43の他端開口側端
部には、一対の切欠部43cを形成して設けた板ばね状
の舌片43dが複数設けてある。そして、この舌片43
dの外側表面には翼部43aに向うにしたがって厚み寸
法が増大する傾斜面を有する導電性の弾性部材44が配
設してある。また、上面シールドケース39には、第5
の実施形態のような翼部39aが形成されていない。な
お、その他の構成は、第5の実施形態と同様であり、同
部材には同符号を付して説明を省略する。
【0061】次に、図15および図16を参照しなが
ら、ビデオプロセッサ6の組み立て及び作用について説
明する。
【0062】ビス28をスペーサ29に螺合することに
より、上面シールド部43を固定する。上面電磁ノイズ
発生部である二次回路23b、子プリント基板25,2
6、及び上面シールド部43に設けてある弾性部材44
が上面シールドケース39に内包されるように上面シー
ルドケース39(筐体カバー11)を配置し、ビス1
6,19,18を用いてシャーシ10、リアパネル12
及びフロントシャーシ13と筐体カバー11とを一体的
に固定してビデオプロセッサ6を構成する。このとき、
上面シールドケース39の内面に弾性部材44が押圧さ
れて当接された状態で電気的に接続される。その他の作
用は、第5の実施形態と同様であり、同部材には同符号
を付して説明を省略する。したがって、このような構成
であっても、第5の実施形態と同様な効果が得られる。
なお、図17に示すように、弾性部材44を舌片43d
の内側表面に配設し、上面シールド部43に設けた舌片
43dを上面シールドケース39の外側に配置させる構
成にしても良い。
【0063】図18および図19は本発明の第7の実施
形態を示している。本実施形態は第6の実施形態の変形
例であり、切欠部43c、舌片43d、弾性部材44が
上面シールド部43ではなく上面シールドケース39に
形成してある。つまり、上面シールドケース39の開口
側端部には、切欠部39b、舌片39cが形成され、舌
片39cの内側表面には開口側端部から遠ざかるにした
がって厚み寸法が増大する傾斜面を有する弾性部材44
が配設してある。なお、その他の構成は第6の実施形態
と同様であり、同部材には同符号を付して説明を省略す
る。
【0064】次に、図18参照しながら、ビデオプロセ
ッサ6の組み立て及び作用について説明する。
【0065】まず、ビス28をスペーサ29に螺合する
ことにより、上面シールド部43を固定する。上面電磁
ノイズ発生部である二次回路23b、子プリント基板2
5、26、及び上面シールド部43が上面シールドケー
ス39に内包されるように上面シールドケース39(筐
体カバー11)を配置し、ビス16,19,18を用い
てシャーシ10、リアパネル12及びフロントシャーシ
13と筐体カバー11とを一体的に固定してビデオプロ
セッサ6を構成する。このとき、上面シールド部43の
外面に弾性部材44が押圧されて当接された状態で電気
的に接続される。その他の作用は第6の実施形態と同様
であり、同部材には同符号を付して説明を省略する。し
たがって、このような構成であっても、第5の実施形態
と同様な効果が得られる。なお、図19に示すように、
弾性部材44を前記舌片39cの外側表面に配設し、上
面シールドケース39に設けた舌片39cを上面シール
ド部43の内側に配置させる構成にしても良い。
【0066】図20〜図22は本発明の第8の実施形態
を示している。本実施形態では、弾性部材44をなく
し、上面シールド部43の舌片43dあるいは上面シー
ルドケース39の舌片39cを略「く」の字形状に形成
し、弾性部材44の作用も兼ねた構造としている。図2
0および図21は「く」の字を上面シールド部43の内
側に突出させた形態、図22は「く」の字を上面シール
ド部43の外側に突出させた形態をそれぞれ示してい
る。なお、図23および図24に示されるように、
「く」の字形状部を上面シールドケース39側に設けて
も良い。ここで、図23は「く」の字を上面シールドケ
ース39の外側に突出させた形態、図24は「く」の字
を上面シールドケース39の内側に突出させた形態をそ
れぞれ示している。なお、その他の作用は、第6または
第7の実施形態と同様であり、同部材には同符号を付し
て説明を省略する。したがって、第5の実施形態と同様
な効果が得られる。
【0067】図25および図26は本発明の第9の実施
形態を示している。本実施形態では、患者回路部23a
の周囲を囲むように、グランドパターンである上面グラ
ンドパターン45aと下面グランドパターン45bとが
設けてあり、上面グランドパターン45a上には金属製
の弾性部材46を設けている。
【0068】患者回路部23aの下面には下面シールド
ケース47が設けられ、この下面シールドケース47の
開口側端部には、下面グランドパターン45bに当接す
るように折り曲げ形成された複数の翼部47aが設けて
ある。この翼部47aには、親プリント基板23をシャ
ーシ10に固定するためのビス28が挿通する透孔47
bが形成されており、この透孔47bに対応する位置に
は親プリント基板23を固定するためのビス28が螺合
する雌ネジ部を有する親プリント基板固定用のスペーサ
48がシャーシ10の所定の位置に一体的に設けられて
いる。なお、下面シールドケース47とシャーシ10と
の間は絶縁する必要があり、スペーサ48は樹脂などの
絶縁材で形成されている。
【0069】筐体カバー11には樹脂などの絶縁部材4
9を介して上面シールドケース50が両面テープなどの
手段により一体的に設けられている。この上面シールド
ケース50の開口側端部には、親プリント基板の上面グ
ランドパターン45a上の弾性部材46に電気的に当接
する翼部50aが形成されている。なお、その他の構成
は、第5の実施形態と同様であり、同部材には同符号を
付して説明を省略する。
【0070】このような構成では、下面シールドケース
47を配設した後、親プリント基板23の下面グランド
パターン45bと下面シールドケース47の翼部47a
とが対向した位置関係になるように配置し、ビス28を
シャーシ10に固定されているスペーサ48に螺合して
親プリント基板23を固定する。
【0071】患者回路部23aを内包するように上面シ
ールドケース50(筐体カバー11)を配置し、ビス1
6,19,18を用いてシャーシ10、リアパネル12
及びフロントシャーシ13と筐体カバー11とを一体的
に固定してビデオプロセッサ6を構成する。このとき、
上面シールドケース50の翼部50aが親プリント基板
23の上部グランドパターン45a上の弾性部材46を
押圧し、上面シールドケース50と上部グランドパター
ン45aは、弾性部材46が圧縮された状態で電気的に
接続される。
【0072】以上のように、本実施形態によれば、第5
の実施形態と同様の作用効果を得ることができるととも
に、患者回路部に基板を追加する場合にも容易に基板の
追加が出来るという効果がある。
【0073】図27〜図29は本発明の第10の実施形
態を示している。本実施形態では、装置筐体6aの構成
が第5の実施形態と異なる。すなわち、本実施形態の装
置筐体6aは、装置底部を構成するコの字型で金属製の
シャーシ10と、筐体上部を構成する金属製の筐体カバ
ー11と、筐体後面を構成する金属製のリアパネル12
と、筐体前面を構成する金属製のフロントシャーシ13
とで構成されている。
【0074】リアパネル12には、両端に切欠部51を
有し且つ装置筐体6aの開口52の内側に向かって上方
に延びる弾性を有する緩衝手段としての緩衝部材53が
形成されている。また、リアパネル12は、緩衝部材5
3の近傍に配設されたヒンジ54を介して、筐体カバー
11と一体的に連結されている。なお、その他の構成
は、第5の実施形態と同様であり、同部材には同符号を
付して説明を省略する。
【0075】このような構成では、ヒンジ54を開閉軸
として筐体カバー11を閉めようとすると、緩衝部材5
3の作用により筐体カバー11は完全には閉まらない状
態(図28)で一旦保持される。そして、この状態か
ら、緩衝部材53の弾性力に抗して開口52をふさぎ、
ビス18を取り付けることにより、組み立てが完了する
(図29)。
【0076】以上のように、本実施形態によれば、筐体
カバー11を取り付けようとしたときに誤って筐体カバ
ー11から手を滑らせてしまっても、緩衝部材53によ
り筐体カバー11が一旦止まるので、指を挟んで怪我を
することがなく、また、装置本体が衝撃で壊れるのを防
ぐことができる。また、緩衝部材53と筐体カバー11
とが電気的に接続されるため、電磁シールド性に優れて
いる。したがって、プリント基板の追加または交換・変
更が安全且つ容易にでき、シールド性に優れた医用電気
機器を提供することが出来る。
【0077】図30〜図32は本発明の第11の実施形
態を示している。本実施形態において、シャーシ10の
両側面部10aには、両端に切欠部55を有し且つ一部
を外側に向けて略「く」の字にした弾性を有する緩衝手
段としての緩衝部56が形成されている。なお、その他
の構成は、第10の施形態と同様であり、同部材には同
符号を付して説明を省略する。
【0078】このような構成では、ヒンジ54を開閉軸
として筐体カバー11を閉めようとすると、緩衝部56
の略「く」の字型の部分の作用により筐体カバー11は
完全には閉まらない状態(図31)で一旦保持される。
そして、この状態から、緩衝部56の弾性力に抗して開
口52をふさぎ、ビス18を取り付けることにより、組
み立てが完了する(図32)。したがって、第10の実
施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0079】なお、以上説明してきた技術内容によれ
ば、以下に示されるような各種の構成が得られる。
【0080】(1)筐体内部にプリント基板を積層可能
な医用電気機器において、シャーシの底面の一部に開口
を設け、前記開口から前記プリント基板の積層が可能な
事を特徴とする医用電気機器。 (2)筐体内部にプリント基板を積層可能な医用電気機
器において、筐体カバーにプリント基板を固定したこと
を特徴とする医用電気機器。 (3)筐体内部にプリント基板を積層可能な医用電気機
器において、筐体カバーにプリント基板を固定したこと
を特徴とする付記(1)記載の医用電気機器。
【0081】(4)プリント基板が積層可能で、電磁ノ
イズ発生部を覆うように配置され電磁シールドするシー
ルドケースを筐体内部に内蔵する医用電気機器におい
て、シャーシの底面の一部に開口及びシャーシカバーを
設け、前記シャーシカバーにシールドケースを一体的に
設け、前記シャーシカバーと一体的に設けられたシール
ドケースとプリント基板のグランドパターンとの間に介
在して、前記シールドケースと前記グランドパターンを
電気的に接続する弾性部材を設けた事を特徴とする医用
電気機器。 (5)プリント基板の電磁ノイズ発生部を覆うように配
置され電磁シールドするシールドケースを筐体内部に内
蔵する医用電気機器において、少なくとも1つのシール
ドケースを筐体外装と一体的に設け、前記筐体外装と一
体的に設けられたシールドケースとプリント基板のグラ
ンドパターンとの間に介在して、前記シールドケースと
前記グランドパターンを電気的に接続する弾性部材を設
けた事を特徴とする医用電気機器。
【0082】(6)プリント基板の電磁ノイズ発生部を
覆うように配置され電磁シールドするシールドケースを
筐体内部に内蔵する医用電気機器において、シールドケ
ースを筐体カバーと一体的に設け、前記筐体カバーと一
体的に設けられたシールドケースとプリント基板のグラ
ンドパターンとの間に介在して、前記シールドケースと
前記グランドパターンを電気的に接続する弾性部材を設
けた事を特徴とする医用電気機器。 (7)プリント基板の電磁ノイズ発生部を覆うように配
置され電磁シールドするシールドケースを筐体内部に内
蔵する医用電気機器において、プリント基板の上面また
は下面に設けられたどちらか一方の面のすべてのシール
ドケースを筐体外装と一体的に設け、前記筐体外装と一
体的に設けられたシールドケースとプリント基板のグラ
ンドパターンとの間に介在して、前記シールドケースと
前記グランドパターンを電気的に接続する弾性部材を設
けた事を特徴とする医用電気機器。
【0083】(8)筐体外装の一部を軸に開閉自在に設
けられ、開口部を閉鎖する筐体カバーを有する医用電気
機器において、開閉軸近傍に設けられ、前記筐体カバー
と接触し、弾性を有する緩衝手段を設けた事を特徴とす
る医用電気機器。 (9)前記緩衝手段は導電性を有することを特徴とする
付記(1)記載の医用電気機器。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリント基板の追加または交換・変更を安全旦つ容易に
行なうことができるシールド性に優れた安価な構造の医
用電気機器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る医用電気機器が
適用される内視鏡システムの概略構成図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る医用電気機器の
分解斜視図である。
【図3】図2の医用電気機器の組み立て時の概略側面図
である。
【図4】図3の状態からプリント基板を追加する様子を
示す概略図である。
【図5】プリント基板が追加された組み立て状態の概略
図である。
【図6】図1の医用電気機器の開口を閉塞するカバーの
開閉機構の第1の構成を示す図である。
【図7】図1の医用電気機器の開口を閉塞するカバーの
開閉機構の第2の構成を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る医用電気機器の
組み立て時の概略側面図である。
【図9】本発明の第3の実施形態に係る医用電気機器の
要部の分解斜視図である。
【図10】図9の医用電気機器の組み立て時の概略側面
図である。
【図11】本発明の第4の実施形態に係る医用電気機器
の要部の分解斜視図である。
【図12】本発明の第5の実施形態に係る医用電気機器
の分解斜視図である。
【図13】図12の医用電気機器の要部の概略側面図で
ある。
【図14】プリント基板が追加された図12の医用電気
機器の分解斜視図である。
【図15】本発明の第6の実施形態に係る医用電気機器
の要部の分解斜視図である。
【図16】図15の医用電気機器の組み立て時の概略側
面図である。
【図17】図15の変形例に係る医用電気機器の組み立
て時の概略側面図である。
【図18】本発明の第7の実施形態に係る医用電気機器
の要部の概略側面図である。
【図19】図18の変形例に係る医用電気機器の組み立
て時の概略側面図である。
【図20】本発明の第8の実施形態に係る医用電気機器
の要部の分解斜視図である。
【図21】図20の医用電気機器の組み立て時の概略側
面図である。
【図22】図21の第1の変形例に係る医用電気機器の
組み立て時の概略側面図である。
【図23】図21の第2の変形例に係る医用電気機器の
組み立て時の概略側面図である。
【図24】図21の第3の変形例に係る医用電気機器の
組み立て時の概略側面図である。
【図25】本発明の第9の実施形態に係る医用電気機器
の分解斜視図である。
【図26】図25の医用電気機器の組み立て時の概略側
面図である。
【図27】本発明の第10の実施形態に係る医用電気機
器の筐体の斜視図である。
【図28】図27の筐体の蓋体カバーの閉動作が緩衝部
材によって規制された状態を示す側面図である。
【図29】図27の筐体の蓋体カバーを緩衝部材の弾性
力に抗して完全に閉じた状態を示す側面図である。
【図30】本発明の第11の実施形態に係る医用電気機
器の筐体の斜視図である。
【図31】図30の筐体の蓋体カバーの閉動作が緩衝部
材によって規制された状態を示す側面図である。
【図32】図30の筐体の蓋体カバーを緩衝部材の弾性
力に抗して完全に閉じた状態を示す側面図である。
【符号の説明】
6…ビデオプロセッサ(医用電気機器) 6a…筐体 10…シャーシ 20,52…開口 23,25,26…プリント基板 39,40…シールドケース 42…弾性部材 53…緩衝部材(緩衝手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 貴夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 半田 啓二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小板橋 正信 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 木村 聖二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 龍野 裕 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 黒田 宏之 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 棚橋 史典 福島県西白河郡西郷村大字小田倉字狼山3 番地1 白河オリンパス株式会社内 Fターム(参考) 4C060 KK50 4C061 GG01 JJ15 4E360 AB03 AB12 BA02 BA06 BB02 BB12 BB17 BC05 EA16 EA18 ED02 ED04 ED17 ED23 ED27 FA07 FA08 GA06 GA14 GA47 GA53 GC02 5E321 AA02 AA14 AA17 BB44 CC16 GG05 5E348 AA02 AA05 AA07 AA32

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の内部にプリント基板を積層可能な
    医用電気機器において、 前記筐体の底部を構成するシャーシの底面の一部に開口
    を設け、この開口を通じて筐体の内部に前記プリント基
    板を積層配置できることを特徴とする医用電気機器。
  2. 【請求項2】 プリント基板の電磁ノイズ発生部を覆う
    ように配置されて電磁シールドするシールドケースが、
    筐体に内蔵されている医用電気機器において、 前記筐体の外装と一体的に設けられた少なくとも1つの
    シールドケースと、 前記シールドケースとプリント基板のグランドパターン
    との間に介在され、シールドケースとグランドパターン
    とを電気的に接続する弾性部材と、 を具備することを特徴とする医用電気機器。
  3. 【請求項3】 開口とこの開口を閉塞する蓋体とを有す
    る筐体を備え、前記蓋体は、前記筐体の外装の一部を軸
    に回動して前記開口を開閉する医用電気機器において、 前記軸の近傍に設けられて前記蓋体と接触する弾性を有
    する緩衝手段を備えていることを特徴とする医用電気機
    器。
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