JP2002063621A - コイン払出装置 - Google Patents

コイン払出装置

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JP2002063621A
JP2002063621A JP2000251207A JP2000251207A JP2002063621A JP 2002063621 A JP2002063621 A JP 2002063621A JP 2000251207 A JP2000251207 A JP 2000251207A JP 2000251207 A JP2000251207 A JP 2000251207A JP 2002063621 A JP2002063621 A JP 2002063621A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成部品点数の増加にともなうコストの増加
を抑制し、構成を簡素化することが可能なコイン払出装
置を提供すること。 【解決手段】 コイン払出装置1は、コイン収納部3と
コイン搬送部5とを備える。コイン収納部3は、コイン
を収納可能に構成されたホッパ部11と、ホッパ部11
の下側に接続されるホッパタンク部12とを有する。コ
イン搬送部5は、螺旋状に形成された溝を有するスパイ
ラル状部材21と、スパイラル状部材を収容するケーシ
ング22と、スパイラル状部材21を回転駆動させるモ
ータ41とを有する。ホッパタンク部12から排出され
たコインは、入口開口部31からケーシング22内に入
ってスパイラル状部材21の溝に入り込み、スパイラル
状部材21がモータ41により回転駆動されることによ
りスパイラル状部材21の溝に係合されつつケーシング
22内を上方に移動して、排出開口部32から排出され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイン、メダルあ
るいはトークン等(本発明では、これらをまとめてコイ
ンと称する)を払い出すためのコイン払出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のコイン払出装置として、たとえ
ば特開平9−212700号公報に開示されたようなも
のが知られている。この特開平9−212700号公報
に開示されたコイン払出装置は、コインを多数収容可能
なバケットと、バケットの底部に設けられた回転円板
と、回転円板を回転駆動するモータとを備えている。回
転円板には、バケット内のコインが入る大きさに形成さ
れた複数の開口が、回転円板の円周方向に並んで配置さ
れている。そして、特開平9−212700号公報に開
示されたコイン払出装置は、バケットから開口内に入っ
たコインを受けるコイン受け板と、回転円板の裏面に一
体となって回転するように設けられ、コイン受け板で受
けたコインを回転円板の回転により中心から離れる方向
に案内するコイン送出ガイド板と、コイン送出ガイド板
に案内されたコインを排出するコイン排出手段とを更に
備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成のコイン払出装置にあっては、回転円板、コイン
受け板、コイン送出ガイド板等が必要となるため、構成
部品点数が増加して高コスト化を招来すると共に、コイ
ン払出装置の構成が複雑且つ大型になるという問題を有
している。
【0004】また、上述した構成のコイン払出装置で
は、モータにより回転円板、コイン受け板、及び、コイ
ン送出ガイド板を回転駆動する構成となっていることか
ら、駆動手段としてのモータに掛かる負荷が大きくな
る。このため、このためモータが劣化しやすく、また消
費電力が大きくなるという難点があった。
【0005】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、構成部品点数の増加にともなうコストの増加を抑制
し、構成を簡素化することが可能なコイン払出装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコイン払出
装置は、コインを多数収納可能なコイン収納手段と、コ
イン収納手段から排出されたコインを所定の位置まで搬
送してコインを払い出すコイン搬送手段と、を備え、コ
イン搬送手段は、螺旋状に形成された溝を有するスパイ
ラル状部材と、スパイラル状部材を回転駆動させるスパ
イラル状部材回転駆動手段と、を有しており、コイン収
納手段から排出されたコインを溝に係合させつつスパイ
ラル状部材を回転させることによりコインを搬送するこ
とを特徴としている。
【0007】本発明に係るコイン払出装置では、コイン
収納手段とコイン搬送手段とを備えている。特に、コイ
ン搬送手段は、スパイラル状部材とスパイラル状部材回
転駆動手段とを有しており、コイン収納手段から排出さ
れたコインを溝に係合させつつスパイラル状部材を回転
させることによりコインを搬送して、コインを払い出
す。これにより、コインの払い出しがコイン搬送手段、
すなわちスパイラル状部材とスパイラル状部材回転駆動
手段とにより行われることになり、構成部品点数が削減
されて低コスト化が可能になると共に、構成の簡素化も
可能となる。また、スパイラル状部材回転駆動手段によ
り駆動される構成要素が少なくなり、コインの払い出し
時においてスパイラル状部材回転駆動手段に掛かる負荷
を可及的に低減することができる。
【0008】また、コイン収納手段から排出されるコイ
ンを整列させてコイン搬送手段に供給する整列手段を更
に備えていることが好ましい。このように、コイン収納
手段から排出されるコインを整列させてコイン搬送手段
に供給する整列手段を更に備えることにより、コインが
目詰まりすることなく、コイン搬送手段に対してコイン
を確実に供給することができる。
【0009】また、整列手段は、コイン収納手段から排
出されたコインを攪拌する爪部を有する攪拌部材と、攪
拌部材を回転駆動させる攪拌部材回転駆動手段と、を有
していることが好ましい。このように、整列手段が、コ
イン収納手段から排出されたコインを攪拌する爪部を有
する攪拌部材と、攪拌部材を回転駆動させる攪拌部材回
転駆動手段とを有することにより、コインが攪拌部材に
より積極的に攪拌されて、コインを確実に整列させるこ
とができる。
【0010】また、攪拌部材回転駆動手段は、スパイラ
ル状部材回転駆動手段の回転駆動力を用いて攪拌部材を
回転駆動させることが好ましい。このように、攪拌部材
回転駆動手段がスパイラル状部材回転駆動手段の回転駆
動力を用いて攪拌部材を回転駆動させることにより、攪
拌部材を回転駆動させるための動力源とスパイラル状部
材を回転駆動させるための動力源とが共用されることに
なり、構成部品点数の増加を抑制してコストの上昇を抑
えることができる。
【0011】また、コイン搬送手段は、スパイラル状部
材により搬送されたコインを排出するための排出部をス
パイラル状部材の回転軸を挟んで2つ有していることが
好ましい。このように、コイン搬送手段が、スパイラル
状部材により搬送されたコインを排出するための排出部
をスパイラル状部材の回転軸を挟んで2つ有することに
より、単位時間当りのコインの払い出し枚数を増やすこ
とができ、コインの払い出し速度を速くすることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
によるコイン払出装置の好適な実施形態について詳細に
説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同
一の符号を付しており、重複する説明は省略する。な
お、本実施形態においては、本発明をスロットマシン等
のコインを遊技媒体とする遊技機のコイン払出装置に適
用した例を示す。
【0013】図1は、本発明の実施形態に係るコイン払
出装置の全体の外観を示す斜視図であり、図2及び図3
は、同じく本実施形態に係るコイン払出装置の要部拡大
断面図であり、図4は、同じく本実施形態に係るコイン
払出装置の分解斜視図である。なお、図4においては、
基台7の図示を省略している。
【0014】このコイン払出装置1は、図1に示される
ように、コイン収納部(コイン収納手段)3と、コイン
搬送部(コイン搬送手段)5と、これらコイン収納部3
及びコイン搬送部5を支持する枠体として形成される基
台7とを備えている。
【0015】コイン収納部3は、多数のコインC(たと
えば、2000枚程度)を収納可能に構成されたホッパ
部11と、ホッパ部11の下側に接続されるホッパタン
ク部12とを有している。ホッパ部11は略漏斗状に形
成されており、このホッパ部11には、遊技者により投
入されたコイン及び従業員により補給されたコインが収
納される。ホッパタンク部12は、タンク取付板13を
介して基台7に固定される。
【0016】ホッパ部11とホッパタンク部12との間
には、図2に示されるように、ホッパ部11に収納され
ているコインCをスムーズにホッパタンク部12に流す
ための案内板14が設けられている。案内板14は、ホ
ッパ部11とホッパタンク部12とに挟持されており、
傾斜した状態で配設されている。案内板14により、ホ
ッパ部11からホッパタンク部12にコインCが流れる
通路面積が絞られ、ホッパ部11から一度に大量のコイ
ンCがホッパタンク部12に流れるのを抑制している。
これにより、10数枚〜数10枚程度のコインCが、案
内板14の傾斜面を流れスムーズにホッパタンク部12
に流れ込む。
【0017】ホッパタンク部12の出口部近傍には、図
2に示されるように、整列板(整列手段)15がホッパ
タンク部12に対して揺動可能に設けられている。整列
板15は、略U字状に形成された一対の腕部15aを有
している。夫々の腕部15aがホッパタンク部12に形
成された一対の穴部12aに係合されることにより、整
列板15がホッパタンク部12に対して揺動可能となっ
ている。整列板15は、その自重により、所定枚数(1
0数枚程度)以上のコインCがホッパタンク部12の出
口部から流れ出るのを抑制している。これにより、ホッ
パタンク部12と整列板15の端部との間を通って10
数枚程度のコインCが整列されながらスムーズに流れて
いくことになる。
【0018】ホッパタンク部12の出口部近傍における
整列板15よりも下流側には、図2に示されるように、
攪拌板(攪拌部材)16が回転可能に設けられている。
攪拌板16は、ホッパタンク部12と整列板15の端部
との間を通ったコインCを攪拌する爪部16aを有して
いる。ホッパタンク部12と整列板15の端部との間を
通って流れ出たコインCは、ホッパタンク部12の出口
部に形成された段差部12bで落下すると共に、攪拌板
16の回転に伴い爪部16aにより攪拌されて、数枚程
度づつ流れていき、ホッパタンク部12(コイン収納部
3)から整列されて排出されることになる。
【0019】ホッパタンク部12(コイン収納部3)か
ら排出されたコインCは、コイン搬送部5に入る。この
コイン搬送部5は、螺旋状に形成された溝を有するスパ
イラル状部材21と、スパイラル状部材21を収容する
左右2分割タイプのケーシング22と、スパイラル状部
材を回転駆動させるモータ(スパイラル状部材回転駆動
手段)41と、を有している。ケーシング22の底部に
はベース部材23が取付け固定されており、このベース
部材23がタンク取付板13に固定されることにより、
ケーシング22がタンク取付板13に対して固定される
こととなる。ケーシング22の上部は、基台7に固定さ
れた支持板24に支持される。
【0020】スパイラル状部材21の一端は、軸受部材
25を介してベース部材23に回転可能に軸支されてお
り、また、他端は軸受部材25を介してケーシング22
に回転可能に軸支されている。スパイラル状部材21の
溝の間隔(幅)は、一枚のコインCが溝に入り込む程度
に設定されており、二枚以上のコインCが溝に入り込ま
ないようになっている。スパイラル状部材21の溝の他
端側端部には、移動(搬送)してきたコインCに当接し
てこのコインCを押し出して排出するための突起部26
が設けられている。
【0021】スパイラル状部材21の他端側端部には、
モータ41からの回転駆動力を伝えるための回転軸27
が係合している。回転軸27のスパイラル状部材21側
端部にはD型カット面が形成され、スパイラル状部材2
1の他端側となる端部には、D型穴が形成されている。
スパイラル状部材21のD型穴は回転軸27のD型カッ
ト面に嵌挿されるようになっており、スパイラル状部材
21のD型穴に回転軸27のD型カット面を嵌挿するこ
とにより、スパイラル状部材21と回転軸27とが一体
的に回転するように構成される。
【0022】ケーシング22の下部には、図4に示され
るように、ホッパタンク部12(コイン収納部3)から
整列されて排出されたコインCをケーシング22内に導
くための入口開口部31が一対形成されている。この入
口開口部31は、スパイラル状部材21の回転軸を挟ん
で両側に位置している。なお、入口開口部31は、スパ
イラル状部材21の回転軸の両側に跨るように形成され
た1つの開口部であってもよい。
【0023】ケーシング22の上部には、ケーシング2
2内からコインCを排出するための排出開口部(排出
部)32が一対形成されている。この排出開口部32
は、図3に示されるように、入口開口部31と同様に、
スパイラル状部材21の回転軸を挟んで両側に位置して
いる。また、排出開口部32と入口開口部31とは、ス
パイラル状部材21の回転軸方向から見て、スパイラル
状部材21の回転軸を挟んで反対側に位置している。な
お、排出開口部32の数は、1つとしてもよい。
【0024】ケーシング22の内側には、ケーシング2
2内でのコインCの移動(搬送)をスムーズに行わせる
ために、低摩擦部材33が配設されている。
【0025】ケーシング22には、排出開口部32に対
応した位置に払い出しガイド部34が接続されて固定さ
れている。この払い出しガイド部34は、排出開口部3
2から排出されたコインCを案内するためのものであ
り、底部35と蓋部36とからなる。また、払い出しガ
イド部34には、排出開口部32から排出され払い出し
ガイド部34を通過するコインCを検出するコインセン
サ37(払出コイン検出手段)が設けられている。コイ
ンセンサ37としては、既知の反射型あるいは透過型の
フォトセンサ、光電式近接センサ、あるいは、静電容量
式近接センサ等が用いられ、排出されたコインCが通過
する毎に検出パルスを生成して出力する。
【0026】モータ41は、図1及び図4に示されるよ
うに、モータ取付板42を介してギアボックス部43に
固定されている。ギアボックス部43は、所定数のギア
からなるギア列(図示せず)を有しており、モータ41
の回転駆動力を所定のギア比にて回転軸27に伝えるよ
うに構成されている。これにより、モータ41の回転駆
動力は、ギアボックス部43のギア列及び回転軸27を
介して、スパイラル状部材21に伝えられる。回転軸2
7は、軸受部材を介してギアボックス部43に回転可能
に軸支されている。また、ギアボックス部43は支持板
24に固定されている。
【0027】回転軸27には、駆動歯車45が嵌着され
ている。さらに、この駆動歯車45と噛合する従動歯車
46が設けられており、従動歯車46は、支持軸47に
より回転自在に軸支されている。支持軸47は、支持板
24に固定されている。
【0028】攪拌板16には、攪拌ギア17が取り付け
固定されており、この攪拌ギア17は、支持部材18に
軸受部材19を介して回転可能に軸支されている。攪拌
ギア17は、支持部材18に軸支された状態で、従動歯
車46と噛合するように構成されており、モータ41の
回転駆動力がギアボックス部43のギア列及び回転軸2
7、駆動歯車45及び従動歯車46を介して、攪拌ギア
17に伝えられる。これにより、モータ41により攪拌
板16が回転駆動される。ここで、モータ41は、攪拌
部材回転駆動手段を構成している。
【0029】コインセンサ37は、図5に示されるよう
に、制御ユニット部51に接続されている。また、制御
ユニット部51には、モータ駆動回路52を介してモー
タ41が接続されている。制御ユニット部51は、遊技
機全体の動作を制御するもので、ROM及びRAMを含
む制御用CPU等を有している。
【0030】制御ユニット部51は、遊技状態に応じた
枚数のコインCの払い出しを行うために、モータ駆動回
路52に駆動制御信号を送ってモータ41を駆動し、そ
の回転力によりギアボックス部43を介してスパイラル
状部材21を回転駆動する。これにより、ケーシング2
2の排出開口部32からコインCが一枚ずつ払い出され
るが、払い出されたコインCはコインセンサ37で検出
され、コインセンサ37からの検出信号によって制御ユ
ニット部51がコインCの払出枚数を計数し、所定の枚
数に達したときにモータ41の駆動を停止して、コイン
Cの払出を終了させる。
【0031】次に、上記構成のコイン払出装置1の作動
について説明する。
【0032】コイン収納部3(ホッパ部11及びホッパ
タンク部12)に多量のコインCが収納されている状態
において、遊技状態に応じて所定枚数のコインCの払い
出しを行うとき、制御ユニット部51は、モータ駆動回
路52に駆動制御信号を送ってモータ41を駆動する。
これにより、ギアボックス部43を介してスパイラル状
部材21が回転駆動される。
【0033】ところで、コイン収納部3に収納されてい
るコインCは、整列板15及び攪拌板16により、ホッ
パタンク部12から整列された状態で排出されて、入口
開口部31からケーシング22内に入り、図2にも示さ
れるように、スパイラル状部材21の溝に入り込んだ状
態となっている。また、入口開口部31はスパイラル状
部材21の回転軸を挟んで両側に設けられているので、
コインCは、図3に示されるように、スパイラル状部材
21の回転軸の両側に位置する溝に入り込む。この状態
でスパイラル状部材21が回転駆動されることにより、
スパイラル状部材21の溝に入り込んだ状態のコインC
は、スパイラル状部材21の溝に係合されつつケーシン
グ22内を上方に移動(搬送)することになる。なお、
ケーシング22の内側形状は、スパイラル状部材21の
回転と共にコインCがスパイラル状部材21の回転軸回
りに回転しないように、図3に示されるように、コイン
Cのスパイラル状部材21の回転軸回りの移動を規制す
る形状とされている。
【0034】スパイラル状部材21の回転によりケーシ
ング22内を移動したコインCは、突起部26に当接し
てこの突起部26により押し出される形で夫々の排出開
口部32から排出される。このようにして排出開口部3
2から排出されたコインCは、払い出しガイド部34を
通って、遊技機のメダル受け皿(図示せず)に払い出さ
れる。
【0035】上述したようにして排出されたコインCが
所定の払い出し枚数に達すると、制御ユニット部51
は、モータ駆動回路52に駆動制御信号を送ってモータ
41を停止し、コインCの排出を止める。
【0036】以上のように、本実施形態のコイン払出装
置1にあっては、コイン収納部3(ホッパ部11及びホ
ッパタンク部12)とコイン搬送部5とを備えている。
このコイン搬送部5は、ケーシング22内に収容される
スパイラル状部材21と、モータ41とを有しており、
コイン収納部3(ホッパタンク部12)から排出された
コインCをスパイラル状部材21の溝に係合させつつス
パイラル状部材21をモータ41により回転駆動させる
ことによりコインCを搬送して、コインCを払い出す。
これにより、コインCの払い出しがコイン搬送部5、す
なわちスパイラル状部材21とモータ41とにより行わ
れることになり、構成部品点数が削減されて低コスト化
が可能になると共に、構成の簡素化も可能となる。ま
た、モータ41により駆動される構成要素が少なくな
り、コインCの払い出し時においてモータ41に掛かる
負荷を可及的に低減することができる。
【0037】また、本実施形態のコイン払出装置1にあ
っては、コイン収納部3(ホッパ部11及びホッパタン
ク部12)から排出されるコインCを整列させてコイン
搬送部5に供給する整列板15及び攪拌板16を更に備
えているので、コインCが目詰まりすることなく、コイ
ン収納部3からコイン搬送部5に対してコインCを確実
に供給することができる。
【0038】また、攪拌板16は爪部16aを有し、モ
ータ41により回転駆動されるので、ホッパタンク部1
2と整列板15の端部との間を通って流れ出たコインC
は、攪拌板16の回転に伴い爪部16aにより積極的に
攪拌されることになり、コインCを確実に整列させてホ
ッパタンク部12(コイン収納部3)から排出すること
ができる。
【0039】また、本実施形態のコイン払出装置1にあ
っては、一つのモータ41により攪拌板16及びスパイ
ラル状部材21を回転駆動するように構成されているの
で、攪拌板16を回転駆動させるための動力源とスパイ
ラル状部材21を回転駆動させるための動力源とが共用
されることになり、構成部品点数の増加を抑制してコス
トの上昇を抑えることができる。
【0040】また、ケーシング22には、ケーシング2
2内からコインCを排出するための排出開口部32が一
対形成されており、この排出開口部32はスパイラル状
部材21の回転軸を挟んで両側に位置しているので、コ
イン払出装置1における単位時間当りのコインCの払い
出し枚数を増やすことができ、コインCの払い出し速度
を速くすることができる。
【0041】次に、図6及び図7に基づいて、本実施形
態の変形例を説明する。
【0042】図6に示されたコイン払出装置101は、
上述した実施形態におけるコイン払出装置1とコイン収
納部3の構成に関して相違する。このコイン払出装置1
01は、コイン収納部3として、図6に示されるよう
に、略漏斗状に形成されたホッパ部111と、ホッパ部
111に接続されるコイン整列通路部121とを有して
いる。
【0043】略漏斗状に形成されたホッパ部111の先
端部分には、コイン排出口114が設けられている。ホ
ッパ部111のコイン排出口114には、コイン整列通
路部121が接続されており、ホッパ部111に収納さ
れているコインCは、コイン排出口114を介してコイ
ン整列通路部121に排出される。ホッパ部111に
は、コインCがコイン排出口114からスムーズに排出
されるように、コインCを攪拌してコイン排出口114
近傍でのコインCの詰まりを防止するための攪拌用コイ
ルバネ115が配設されている。
【0044】コイン整列通路部121は、ホッパ部11
1に接続され、ホッパ部111から排出されたコインC
を一枚ずつ積層して整列させるためのものであり、第1
通路部分122と、第2通路部分125とを有してい
る。
【0045】第1通路部分122は、その一端側がホッ
パ部111のコイン排出口114に接続され、その他端
側が第2通路部分125に接続されており、ホッパ部1
11に収納されているコインCは、コイン排出口114
を介してコイン整列通路部121の第1通路部分122
に入り、第1通路部分122から第2通路部分125に
向けて流れる。第1通路部分122は、ホッパ部111
に接続される一端側が第2通路部分125に接続される
他端側よりも高くなるように水平方向に対して傾斜して
(たとえば、第1通路部分122の通路中心軸が水平方
向に対して30°程度傾斜して)設けられている。
【0046】第1通路部分122の通路断面形状は、略
矩形形状とされている。また、第1通路部分122の通
路断面積は、第1通路部分122の長手方向(コインC
の流れ方向)に向って徐々に小さくなるように、すなわ
ち第1通路部分122が徐々に狭くなるように設定され
ている。第1通路部分122の通路底面には、第1通路
部分122の長手方向に延びる突部が形成されているこ
とが好ましい。この突部を形成することにより、コイン
Cと第1通路部分122の通路底面との接触面積が少な
くなり、コインCの滑りが良くなり、コインCをスムー
ズに流すことができる。
【0047】第2通路部分125は、第1通路部分12
2から第2通路部分125に入るコインCが落下するよ
うに第1通路部分122に対して交差しており、略鉛直
方向に延びて設けられている。第2通路部分125の通
路断面形状は、略真円形状とされている。第2通路部分
125の通路内側直径は、コインCの直径とほぼ同等に
設定されており、第2通路部分125においてコインC
が1枚ずつ積層されて整列するようになる。
【0048】ここで、コイン整列通路部121における
コインCの流れを説明すると、まず、ホッパ部111に
収納されたコインCは、ホッパ部111の傾斜面を流
れ、コイン排出口114からコイン整列通路部121の
第1通路部分122に入る。コイン排出口114の近傍
では上述したようにコインCが攪拌用コイルバネ115
により攪拌され、10数枚〜数10枚程度のコインCが
スムーズに第1通路部分122に流れ込む。第1通路部
分122に流れ込んだ10数枚〜数10枚程度のコイン
Cは、第1通路部分122内を徐々に流れる。第1通路
部分122が徐々に狭くなるので、第1通路部分122
内を流れるコインCの枚数は徐々に少なくなり、10数
枚程度のコインCが第2通路部分125に入る。
【0049】コインCは、第2通路部分125に入ると
落下し、この落下によりコインCが数枚ずつに攪拌され
ながら、第2通路部分125を流れていく。第2通路部
分125を数枚ずつ流れていくコインCは、第2通路部
分125の通路内側直径がコインCの直径とほぼ同等に
設定されていることから、第2通路部分125の下端部
側において一枚ずつ積層されて、整列されることにな
る。
【0050】図6に戻ると、コイン整列通路部121と
コイン搬送部5とは連結部131により接続されてい
る。連結部131は、ベルト及びベルトを駆動するため
の駆動手段(たとえば、モータ等)を有しており、コイ
ン整列通路部121の第2通路部分125に積層されて
整列されているコインCをコイン搬送部5に向けて送る
ように構成されている。連結部131により送られたコ
インCは、ケーシング22に形成された入口開口部から
ケーシング22内に入る。ケーシング22に内に入った
コインCは、上述した実施形態と同様に、ケーシング2
2内を上方に移動(搬送)して、ケーシング22に形成
された排出開口部から排出され、払い出しガイド部34
を通って遊技機のメダル受け皿(図示せず)に払い出さ
れる。
【0051】図7に示されたコイン払出装置201は、
上述したコイン払出装置101を小型化したものであ
る。このコイン払出装置201は、案内板214を有す
るホッパ部211と、ホッパ部211に接続されるコイ
ン整列通路部121とを有している。コイン整列通路部
121とコイン搬送部5とは、図7に示されるように、
連結部131で接続されており、上述したようにしてコ
インCがコイン搬送部5に送られる。
【0052】連結部131により送られたコインCは、
ケーシング22に形成された入口開口部からケーシング
22内に入る。ケーシング22に内に入ったコインC
は、上述した実施形態と同様に、ケーシング22内を上
方に移動(搬送)して、ケーシング22に形成された排
出開口部232から排出され、遊技機のメダル受け皿
(図示せず)に払い出される。
【0053】なお、連結部131は、ベルト及びベルト
を駆動するための駆動手段を設ける代わりに、コイン整
列通路部121の第2通路部分125に積層されて整列
されているコインCに当接してコインCを打ち出す回転
部材と、この回転部材を回転駆動させる回転駆動手段と
を有するように構成して、回転部材によりコインCを打
ち出してコイン搬送部5に送るようにしてもよい。
【0054】本発明は、前述した実施形態に限定される
ものではなく、上述した数値、各構成部品の形状等も適
宜変更して設定することができ、スロットマシン等のコ
インを遊技媒体とする遊技機のコイン払出装置以外に、
両替機、自動販売機、自動券売機、コイン計数装置に用
いられる様々なコイン払出装置に適用することができ
る。
【0055】また、本実施形態においては、ケーシング
22の下部に入口開口部31を形成し、ケーシング22
の上部に排出開口部32を形成して、スパイラル状部材
21をモータ41により回転駆動させることによりコイ
ンCを上方に移動させるように構成しているが、これに
限られるものではない。たとえば、ケーシング22の上
部に入口開口部31を形成し、ケーシング22の下部に
排出開口部32を形成して、スパイラル状部材21をモ
ータ41により回転駆動させることによりコインCを下
方に移動させるように構成してもよい。また、スパイラ
ル状部材21を水平方向に配設して、コインCを横方向
に移動させるように構成してもよい。
【0056】また、本実施形態においては、スパイラル
状部材回転駆動手段あるいは攪拌部材回転駆動手段とし
てモータ41を用いているが、このモータ41には、ス
テッピングモータ、又は、ステッピングモータ以外の電
動モータ等、その他のアクチュエータを用いるようにし
てもよい。
【0057】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、構成部品点数の増加にともなうコストの増加を
抑制し、構成を簡素化することが可能なコイン払出装置
を提供することができる。また、払い出し時にスパイラ
ル状部材回転駆動手段に掛かる負荷を可及的に低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るコイン払出装置の全体
の外観を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に係るコイン払出装置に含ま
れる、コイン収納部及びコイン搬送部の要部拡大断面図
である。
【図3】本発明の実施形態に係るコイン払出装置に含ま
れる、コイン搬送部の要部拡大断面図である。
【図4】本発明の実施形態に係るコイン払出装置の構成
を説明するための分解斜視図である。
【図5】本発明の実施形態に係るコイン払出装置を説明
するためのブロック図である。
【図6】本発明の実施形態に係るコイン払出装置の変形
例の全体の外観を示す斜視図である。
【図7】本発明の実施形態に係るコイン払出装置の変形
例の全体の外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,101,201…コイン払出装置、3…コイン収納
部、5…コイン搬送部、11,111,211…ホッパ
部、12…ホッパタンク部、15…整列板、16…攪拌
板、16a…爪部、21…スパイラル状部材、22…ケ
ーシング、27…回転軸、31…入口開口部、32…排
出開口部、41…モータ、43…ギアボックス部、11
4…コイン排出口、121…コイン整列通路部、122
…第1通路部分、125…第2通路部分、131…連結
部、232…排出開口部、C…コイン。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コインを多数収納可能なコイン収納手段
    と、 前記コイン収納手段から排出されたコインを所定の位置
    まで搬送して前記コインを払い出すコイン搬送手段と、
    を備え、 前記コイン搬送手段は、螺旋状に形成された溝を有する
    スパイラル状部材と、前記スパイラル状部材を回転駆動
    させるスパイラル状部材回転駆動手段と、を有してお
    り、前記コイン収納手段から排出された前記コインを前
    記溝に係合させつつ前記スパイラル状部材を回転させる
    ことにより前記コインを搬送することを特徴とするコイ
    ン払出装置。
  2. 【請求項2】 前記コイン収納手段から排出される前記
    コインを整列させて前記コイン搬送手段に供給する整列
    手段を更に備えていることを特徴とする請求項1に記載
    のコイン払出装置。
  3. 【請求項3】 前記整列手段は、前記コイン収納手段か
    ら排出された前記コインを攪拌する爪部を有する攪拌部
    材と、前記攪拌部材を回転駆動させる攪拌部材回転駆動
    手段と、を有していることを特徴とする請求項2に記載
    のコイン払出装置。
  4. 【請求項4】 前記攪拌部材回転駆動手段は、前記スパ
    イラル状部材回転駆動手段の回転駆動力を用いて前記攪
    拌部材を回転駆動させることを特徴とする請求項3に記
    載のコイン払出装置。
  5. 【請求項5】 前記コイン搬送手段は、前記スパイラル
    状部材により搬送された前記コインを排出するための排
    出部を前記スパイラル状部材の回転軸を挟んで2つ有し
    ていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか
    一項に記載のコイン払出装置。
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