JP2002061959A - 温調水ユニット - Google Patents
温調水ユニットInfo
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Abstract
フ時の凍結防止を確実にすることが可能な温調水ユニッ
トを提供する。 【解決手段】 温調水ユニット2の水回路内の最も低い
位置に水抜栓32を設ける。水回路の水を循環させるポ
ンプ17の最も低い位置に水抜き孔36を設ける。水抜
き孔36にホース37を接続し、ホース37の先端に水
抜栓38を装着する。ホース37の先端は機器の外部に
導出している。タンク10の負圧弁機能付タンクキャッ
プ13を外して水抜栓32を外すと、水回路内の水が機
器外に排水される。しかし、ポンプ17内の半分ほどの
水が残っているので(図中斜線部分)、ホース37の先
端の水抜栓38を外すことで、ポンプ17内の全ての水
を外部に排水することができる。これにより、冬期にお
いて長期間電源をオフしていても、水回路及びポンプ1
7の凍結を防止することができる。
Description
からの冷媒を利用して温調した水をポンプで循環させる
水回路を備えた温調水ユニットに関するものである。
として、空調機だけでなく、床暖房や床冷房などの床温
調を行なうことができる床温調装置が提供されている。
図5は空調装置の室外機1と温調水ユニット2を示して
おり、室外機1は通常の空調機の室外機であり、この室
外機1の上面に温調水ユニット2を配設している。この
床温調装置は、空調機の室外機1側で用いている冷媒を
利用し、この冷媒を温調水ユニット2内に設けている水
熱交換器で凝縮器又は蒸発器として機能させて水を加熱
又は冷却して、図6に示すように室内側の床温調パネル
3へ供給・循環させているものである。
内の床面に敷設される床温調パネル3とは往きと戻りの
一対の温調水配管4、4と接続されており、温調水ユニ
ット2から温調水配管4を介して床温調パネル3へ加熱
又は冷却した温調水を供給し、この温調水を循環させて
いる。これにより、床温調パネル3で暖房、冷房の機能
を付与している。
水配管4は、該温調水ユニットの背面から床温調パネル
3へと配管されている。さらに、温調水ユニット2は上
述したように室外機1の冷媒を使用しているので、図5
及び図6に示すように室外機1と温調水ユニット2とは
一対の冷媒配管5、5で接続されている。そして、温調
水ユニット2内の配管と、床温調パネル3内のパイプ
と、温調水ユニット2及び床温調パネル3を接続してい
る温調水配管4で水回路を構成している。
置の電源が長期間にわたってオフされるような場合、例
えば、ユーザーが長期にわたって不在となる場合、装置
を設置してから試運転を行ない、その後入居までに時間
を要する場合等には、上記水回路の凍結防止のために水
抜きを行なうようになっている。しかしながら、温調水
ユニット2内に設けられ、水回路内の水を循環させるポ
ンプの構造上、ポンプ内の水を全て抜くことができず、
ケーシング内の半分は水がポンプ内に溜まった状態とな
ってしまう。そのため、冬期ではポンプ内の水により凍
結対策が不十分であった。
めになされたものであって、その目的は、水回路内の水
をできるだけ抜くようにして凍結を確実に防止すること
が可能な温調水ユニット及び空調装置を提供することに
ある。
水ユニットは、空調用の室外機1からの冷媒を利用して
温調した水をポンプ17で循環させる水回路を備えた温
調水ユニットにおいて、上記ポンプ17の最も低い位置
に水抜き孔36を設けていることを特徴としている。
抜き孔36から残ったポンプ17内の水を排水すること
ができる。これにより、ユーザーが長期の不在の場合
や、試運転してから入居するまでの間の、特に冬期の場
合に電源が遮断されていても、水回路の凍結を確実に防
止することができる。
17の水抜き孔36にホース37を接続し、水抜栓38
を装着したホース37の先端側を機器外に導出している
ことを特徴としている。
緩めることが可能となり、簡単に水抜き作業が行える。
また、機器内を水で濡らすことがなく、故障の原因を排
除できる。
請求項2の温調水ユニットを上記室外機1の上面に配置
し、温調水で床温調を行うことを特徴としている。
る床温調パネル3を使用する場合、冬期に長期間電源を
遮断していても、温調水ユニット2内の水回路の凍結が
防止でき、スムーズに始動させることができる。
面を参照して詳細に説明する。なお、従来と同一の機能
を発揮する要素には同一の番号を付して詳細な説明は省
略する。図4は温調水ユニット2内の水回路の配管系統
図を示し、温調水11を入れたタンク10には負圧弁機
能付タンクキャップ13が設けられていて、また、図5
に示すように温調水ユニット2の天板9の負圧弁機能付
タンクキャップ13に対応する位置にはキャップカバー
12が設けられている。タンク10の出口と往きヘッダ
ー14とを配管している往き管15には、モータ16及
びポンプ17からなるポンプ装置18が介設してある。
また、タンク10の入口と戻りヘッダー22とは戻り管
21が接続されており、さらに、室外機1からの冷媒配
管5と接続される冷媒配管23が温調水ユニット2内に
配管されている。そして、内側に戻り管21を配設し、
外側に冷媒配管23を配設して水熱交換器24を構成し
ている。この水熱交換器24を凝縮器又は蒸発器として
機能させて、水回路の水(温調水)を加熱又は冷却し
て、床温調パネル3に供給・循環させている。
た配管は、それぞれ開閉弁である熱動弁26、温調水配
管4を介して床温調パネル3のパイプ30の一端にそれ
ぞれ接続されている。さらに、床温調パネル3のパイプ
30の他端は温調水配管4を介して戻りヘッダー22に
接続されている。これにより、上述した水熱交換器24
により加熱又は冷却された水が床温調パネル3側に循環
されて、床温調パネル3が暖房又は冷房される。
図を示し、各部材の実際の上下方向における配置関係を
示している。水回路内の最も低い位置に水回路内の水を
抜くための水抜栓32を設けている。また、図1はポン
プ装置18の斜視図を示し、ポンプ17の端面には水を
吸い込む吸入部34が設けられ、ポンプ17の上面に水
を吐出する吐出部35が設けられている。ポンプ17の
下部には水抜き孔36が穿孔されており、この水抜き孔
36にホース37が装着されている。そして、このホー
ス37の先端には水抜栓38が装着されている。ホース
37の先端部は温調水ユニット2外に導出されていて、
水抜栓38を外すとポンプ17内の水が機外に排水され
るようになっている。ここで、水抜栓32、38、負圧
弁機能付タンクキャップ13、及びキャップカバー12
は、工具を用いず手動で操作(着脱)できる構造として
ある。また、上述したように負圧弁機能付タンクキャッ
プ13の位置は水回路内の最も高い位置に設けてある。
明する。まず、天板9のキャップカバー12を外し、次
にタンク10の負圧弁機能付タンクキャップ13を外
し、次いで水抜栓32を外すと、この水抜栓32は水回
路の最も低い位置にあるため、水回路全体の水が温調水
ユニット2の外に排水されることになる。この時、ポン
プ17内の水は、吸入部34から排水されるようになっ
ており、吸入部34より上方の水は排水される。つま
り、図2の破線より上方の水が排水される。しかし、吸
入部34より下方の水は、図2及び図3の斜線に示すよ
うに残ってしまう。そこで、ポンプ17の水抜栓38を
外すことで、ポンプ17の最下位置にある水抜き孔36
からホース37を介して機器外部に排水される。したが
って、水抜栓32により水回路内の水を排水し、水抜栓
38により残ったポンプ17内の全ての水が排水できる
ようになっている。
栓32を設け、またポンプ17の最も低い位置に水抜き
孔36及び水抜栓38を設けることで、水回路はもちろ
んポンプ17内の全ての水を排水することができる。こ
れにより、ユーザーが長期の不在の場合や、試運転から
入居までの間の、特に冬期に電源が遮断された場合で
も、ポンプ17を含めた水回路の凍結を確実に防止する
ことができる。
先の実施形態では温調水ユニット2の場合を示したが、
温調水ユニット2に限られるものではなく、例えば、室
外機1の冷媒を利用して給湯する給湯装置でも良い。
よれば、ポンプにより水を循環させる水回路を備えた温
調水ユニットにおいて、ポンプの最も低い位置に水抜き
孔を設けているので、適所に設けた水抜栓を外して水回
路内の水を排水し、さらにポンプの水抜き孔から残った
ポンプ内の水を排水することができる。これにより、ユ
ーザーが長期の不在の場合や、試運転してから入居する
までの間のように、特に冬期の場合に電源が遮断されて
いても、水回路の凍結を確実に防止することができる。
ポンプの水抜き孔にホースを接続し、この水抜栓を装着
したホースの先端側を機器外に導出しているので、容易
に水抜きが行え、また機器内を水で濡らすことがなく、
故障の原因を排除できる。
ットと接続される床温調パネルを使用する場合、冬期に
長期間電源を遮断していても、温調水ユニット内の水回
路の凍結が防止でき、スムーズに始動させることができ
る。
ある。
いる状態を示している説明図である。
る。
る。
ニットを配設する場合の分解斜視図及び斜視図である。
概略図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 空調用の室外機(1)からの冷媒を利用
して温調した水をポンプ(17)で循環させる水回路を
備えた温調水ユニットにおいて、上記ポンプ(17)の
最も低い位置に水抜き孔(36)を設けていることを特
徴とする温調水ユニット。 - 【請求項2】 上記ポンプ(17)の水抜き孔(36)
にホース(37)を接続し、水抜栓(38)を装着した
ホース(37)の先端側を機器外に導出していることを
特徴とする請求項1の温調水ユニット。 - 【請求項3】 上記請求項1又は請求項2の温調水ユニ
ットを上記室外機(1)の上面に配置し、温調水で床温
調を行うことを特徴とする空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000253688A JP2002061959A (ja) | 2000-08-24 | 2000-08-24 | 温調水ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000253688A JP2002061959A (ja) | 2000-08-24 | 2000-08-24 | 温調水ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002061959A true JP2002061959A (ja) | 2002-02-28 |
JP2002061959A5 JP2002061959A5 (ja) | 2007-09-27 |
Family
ID=18742741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000253688A Pending JP2002061959A (ja) | 2000-08-24 | 2000-08-24 | 温調水ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002061959A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54160966U (ja) * | 1978-04-29 | 1979-11-10 | ||
JPS55123949A (en) * | 1979-03-16 | 1980-09-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Electric water heater |
JPS63204042A (ja) * | 1987-02-20 | 1988-08-23 | Matsushita Electric Works Ltd | 冷暖房装置 |
JPH10288404A (ja) * | 1997-04-15 | 1998-10-27 | Corona Corp | 追い焚き機能付給湯機 |
JP2000028182A (ja) * | 1998-07-08 | 2000-01-25 | Daikin Ind Ltd | ヒートポンプ式暖房装置 |
-
2000
- 2000-08-24 JP JP2000253688A patent/JP2002061959A/ja active Pending
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