JP2005114314A - エアコン及びヒートポンプ給湯機の室外機或いはヒートポンプ式給湯機 - Google Patents
エアコン及びヒートポンプ給湯機の室外機或いはヒートポンプ式給湯機 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】場所を取らずスッキリとした設置が出来るエアコン及びヒートポンプ給湯機の室外機或いはヒートポンプ式給湯機を提供する。
【解決手段】枠体1内の左右方向一方に貯湯タンク2を備え、他方の上部には室外熱交換器5と室外ファン6を、下部には圧縮機8と水−冷媒熱交換器9及び水循環ポンプ10を備え、更に室外熱交換器5と対向する枠体1の正面13及び上面14のには吸込口15a、15bを設け、側面16に吹出口17を備えたので、貯湯タンク2と室外熱交換器5、室外ファン6等を一つの枠体1内に収納して、コンパクトにまとめることが出来、更に室外熱交換器5は枠体1の正面13或いは上面14から室外空気を吸引して、側面16の吹出口17から放出し通常通りに熱交換出来るので、家屋の壁面にぴったりと隙間なく接して設置出来、無駄な空間がなく設置スペースも少なくスッキリと設置することが出来るものである。
【選択図】 図1
【解決手段】枠体1内の左右方向一方に貯湯タンク2を備え、他方の上部には室外熱交換器5と室外ファン6を、下部には圧縮機8と水−冷媒熱交換器9及び水循環ポンプ10を備え、更に室外熱交換器5と対向する枠体1の正面13及び上面14のには吸込口15a、15bを設け、側面16に吹出口17を備えたので、貯湯タンク2と室外熱交換器5、室外ファン6等を一つの枠体1内に収納して、コンパクトにまとめることが出来、更に室外熱交換器5は枠体1の正面13或いは上面14から室外空気を吸引して、側面16の吹出口17から放出し通常通りに熱交換出来るので、家屋の壁面にぴったりと隙間なく接して設置出来、無駄な空間がなく設置スペースも少なくスッキリと設置することが出来るものである。
【選択図】 図1
Description
この発明は、室内の冷暖房を行うエアコン及びヒートポンプ給湯機の室外機或いは、貯湯タンクと室外機を一体としたヒートポンプ式給湯機に関するものである。
従来よりこの種のものでは、室外機内に室外熱交換器と室外ファン、圧縮機と水−冷媒熱交換器及び水循環ポンプを備え、別ユニットの貯湯タンクユニットと接続することで、深夜電力を利用して冷媒の熱で温水を作って貯湯タンクに貯湯し、これを昼間の給湯等に使用するものであった。(例えば、特許文献1参照。)
特開2003−154449号公報
ところでこの従来のものでは、室外機は背面から外気を吸い込んで、熱交換した後に正面の吹出口から前方へ排出する構成上、家屋の壁面との間には15cmの間隔が必要で、どうしてもスッキリと設置出来ず、又吹出口前方には30cmの余裕がないと設置出来ず、狭い場所には設置出来ないと言う問題点を有するものであった。
この発明はこの点に着目し上記問題点を解決する為、特にその構成を、枠体内に少なくとも圧縮機及び室外熱交換器及び室外ファンを備え、室外ファンの送風で熱交換を行うものに於いて、前記枠体の側面及び上面のどちらか一方或いは両方に吹出口を設けたものである。
又請求項2では、枠体の左右方向一方に貯湯タンクを備え、他方の上部には室外熱交換器と室外ファンを、下部には圧縮機と水−冷媒熱交換器及び水循環ポンプを備え、更に室外熱交換器と対向する枠体の側面及び上面のどちらか一方或いは両方には吹出口を設けたものである。
又請求項3では、枠体の前面及び上面には吸込口を設け、該吸込口に対向するようにして室外熱交換器を備え、その内側に室外ファンを位置させたものである。
又請求項4では、冷媒は二酸化炭素冷媒を使用したものである。
この発明によれば、室外機の背面を家屋の壁面にぴったりと隙間なく接して設置出来、無駄な空間がなく設置スペースも少なくて済みスッキリと設置することが出来るものであり、又前方に障害物があるような狭いスペースでも設置することが出来、極めて設置勝手が良いものである。
請求項2によれば、貯湯タンクと室外熱交換器、室外ファン等を一つの枠体内に収納して、コンパクトにまとめることが出来、更に大きくなったユニットを設置の制約を受けることなく、何処にも容易に設置することが使用勝手が極めて良いものである。
請求項3によれば、室外熱交換器を前面から上面にかけて設けられるので、面積も広く取れ効率の低下を防止出来、良好な熱交換が得られるものである。
請求項4によれば、水−冷媒熱交換器で水と高温の二酸化炭素冷媒とが熱交換するようにしたので、90℃と言う高温水の貯湯が出来、水とミキシングして使用することで、多量の給湯に湯切れを心配することなく利用され、常に良好な給湯が行えるものである。
次にこの発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
1はヒートポンプ式冷暖房給湯機を構成する高さ1635mm、幅1120mm、奥行き450mmの枠体で、向かって右側の内方には内容量150Lの貯湯タンク2を収納したタンク室3を形成し、反対の左側内方でドレンパン4で仕切られた上部には、L字状の室外熱交換器5と室外ファン6とを備えた熱交換室7とし、下部には圧縮機8と水−冷媒熱交換器9、水循環ポンプ10、風呂ポンプ11等を備えた機械室12が形成されている。
1はヒートポンプ式冷暖房給湯機を構成する高さ1635mm、幅1120mm、奥行き450mmの枠体で、向かって右側の内方には内容量150Lの貯湯タンク2を収納したタンク室3を形成し、反対の左側内方でドレンパン4で仕切られた上部には、L字状の室外熱交換器5と室外ファン6とを備えた熱交換室7とし、下部には圧縮機8と水−冷媒熱交換器9、水循環ポンプ10、風呂ポンプ11等を備えた機械室12が形成されている。
更に枠体1の正面13及び上面14で、室外熱交換器5と対向する吸引側には複数の吸込口15a、15bが形成され、枠体1を家屋の外壁にぴったりと接して設置した時に、この吸込口15a、15bを介して室外空気を吸引し、室外熱交換器5で熱交換させて、枠体1の側面16の上部に形成した吹出口17から放出するようにしたものである。
18は各部を制御する制御基板、19は各配管部品を集約した配管部で、下部には配管接続部20が突出されている。
18は各部を制御する制御基板、19は各配管部品を集約した配管部で、下部には配管接続部20が突出されている。
次に図4〜6のシステム図に従ってその作動を説明すれば、今図4の冷房運転では、圧縮機8の吐出口が室外熱交換器5に接続されるように四方切換弁21を切換えると共に、電動弁22を閉鎖する。
これによって、冷媒の循環経路は、圧縮機8→四方切換弁21→室外熱交換器5→キャピラリーチューブ23→電動弁24→室内熱交換器25→四方切換弁21→アキュームレータ26→圧縮機8となり、室内熱交換器25が蒸発器として、又室外熱交換器5が凝縮器として使用され、室内の冷房運転が行われる。
これによって、冷媒の循環経路は、圧縮機8→四方切換弁21→室外熱交換器5→キャピラリーチューブ23→電動弁24→室内熱交換器25→四方切換弁21→アキュームレータ26→圧縮機8となり、室内熱交換器25が蒸発器として、又室外熱交換器5が凝縮器として使用され、室内の冷房運転が行われる。
次に図5の暖房運転では、圧縮機8の吐出口が室内熱交換器25に接続されるように四方切換弁21を切換えると共に、電動弁22を閉鎖する。
これによって、冷媒の循環経路は、圧縮機8→四方切換弁21→室内熱交換器25→電動弁24→キャピラリーチューブ23→室外熱交換器5→四方切換弁21→アキュームレータ26→圧縮機8となり、室外熱交換器5が蒸発器として、又室内熱交換器25が凝縮器として使用され、室内の暖房運転が行われる。
これによって、冷媒の循環経路は、圧縮機8→四方切換弁21→室内熱交換器25→電動弁24→キャピラリーチューブ23→室外熱交換器5→四方切換弁21→アキュームレータ26→圧縮機8となり、室外熱交換器5が蒸発器として、又室内熱交換器25が凝縮器として使用され、室内の暖房運転が行われる。
次に図6の深夜電力を利用しての給湯貯湯運転では、圧縮機8の吐出口が水−冷媒熱交換器9に接続されるように四方切換弁21を切換えると共に、電動弁24を閉鎖する。
これによって、冷媒の循環経路は、圧縮機8→四方切換弁21→水−冷媒熱交換器9→電動弁22→キャピラリーチューブ23→室外熱交換器5→四方切換弁21→アキュームレータ26→圧縮機8となり、室外熱交換器5が蒸発器として、又水−冷媒熱交換器9が凝縮器として使用され、この時同時に水循環ポンプ10が駆動開始して、貯湯タンク2底部の水を水−冷媒熱交換器9を流通され、熱交換で高温となって高温水を貯湯タンク2上部に戻し、この循環を繰り返して高温水を貯湯タンク2内に貯湯して、日中及び夜の給湯に使用されるものである。
これによって、冷媒の循環経路は、圧縮機8→四方切換弁21→水−冷媒熱交換器9→電動弁22→キャピラリーチューブ23→室外熱交換器5→四方切換弁21→アキュームレータ26→圧縮機8となり、室外熱交換器5が蒸発器として、又水−冷媒熱交換器9が凝縮器として使用され、この時同時に水循環ポンプ10が駆動開始して、貯湯タンク2底部の水を水−冷媒熱交換器9を流通され、熱交換で高温となって高温水を貯湯タンク2上部に戻し、この循環を繰り返して高温水を貯湯タンク2内に貯湯して、日中及び夜の給湯に使用されるものである。
一方、この冷媒を二酸化炭素冷媒とし、水−冷媒熱交換器9を高圧の超臨界状態で流通させることで、通常冷媒では温度60℃の温水にしか出来ないものを、90℃の高温水に加熱することが出来、給湯を給水とミキシングして使用すれば、従来より多量に給湯として使用出来るものである。
又ここでは説明されていないが、図1に示すように、貯湯タンク2内に浴槽(図示せず)と連通した風呂用熱交換器27を備え、風呂ポンプ11を駆動させて浴槽水を風呂用熱交換器27に循環させれば、貯湯タンク2内の高温水との熱交換で浴槽水を保温或いは追い焚きして、多機能に使用して利便性を向上させることも出来るものである。
このようにヒートポンプ式冷暖房給湯機は作動するものであり、貯湯タンク2と室外熱交換器5、室外ファン6等を一つの枠体1内に収納して、コンパクトにまとめることが出来、更に室外熱交換器5は枠体1の正面13或いは上面14から室外空気を吸引して、側面16の吹出口17から放出し通常通りに熱交換出来るので、家屋の壁面にぴったりと隙間なく接して設置出来、無駄な空間がなく設置スペースも少なくスッキリと設置することが出来るものであり、又前方に障害物があるような狭いスペースでも設置することが出来、極めて設置勝手が良いものである。
1 枠体
2 貯湯タンク
5 室外熱交換器
6 室外ファン
8 圧縮機
9 水−冷媒熱交換器
10 水循環ポンプ
13 正面
14 上面
15a、15b 吸込口
16 側面
17 吹出口
2 貯湯タンク
5 室外熱交換器
6 室外ファン
8 圧縮機
9 水−冷媒熱交換器
10 水循環ポンプ
13 正面
14 上面
15a、15b 吸込口
16 側面
17 吹出口
Claims (4)
- 枠体内に少なくとも圧縮機及び室外熱交換器及び室外ファンを備え、室外ファンの送風で熱交換を行うものに於いて、前記枠体の側面及び上面のどちらか一方或いは両方に吹出口を設けた事を特徴とするエアコン及びヒートポンプ給湯機の室外機。
- 枠体の左右方向一方に貯湯タンクを備え、他方の上部には室外熱交換器と室外ファンを、下部には圧縮機と水−冷媒熱交換器及び水循環ポンプを備え、更に室外熱交換器と対向する枠体の側面及び上面のどちらか一方或いは両方には吹出口を設けた事を特徴とするヒートポンプ式給湯機。
- 前記枠体の前面及び上面には吸込口を設け、該吸込口に対向するようにして室外熱交換器を備え、その内側に室外ファンを位置させた事を特徴とする請求項1及び2記載のエアコン及びヒートポンプ給湯機の室外機或いはヒートポンプ式給湯機。
- 前記冷媒は、二酸化炭素冷媒を使用した事を特徴とする請求項2記載のエアコン及びヒートポンプ給湯機の室外機或いはヒートポンプ式給湯機。
Priority Applications (1)
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JP2003352047A JP2005114314A (ja) | 2003-10-10 | 2003-10-10 | エアコン及びヒートポンプ給湯機の室外機或いはヒートポンプ式給湯機 |
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-
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