JP2009198121A - 熱源ユニットと、その熱源ユニットを備えた給湯機及びその熱源ユニットを備えた空気調和機 - Google Patents

熱源ユニットと、その熱源ユニットを備えた給湯機及びその熱源ユニットを備えた空気調和機 Download PDF

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俊数 三谷
Yoshiaki Fukumura
吉晃 福村
Shigeji Taira
繁治 平良
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Abstract

【課題】据付場所の形状に合わせて吹出方向を任意に選択することができる熱源ユニットを提供する。
【解決手段】熱源ユニット102では、縦長の略正四角柱であるケーシング110の内部には、圧縮機21、膨張弁23及び空気熱交換器24が、鉛直方向に積まれるように収納されている。ケーシング110は、排気用の吹出口113aが形成されている第1側面113と、第1側面113と所定距離を隔てて向かい合う第2側面114と、第1側面113と隣接し吸気用の吸込口111aが形成された正面111とを有している。ケーシング110の内部では、吹出口113a、プロペラファン29、空気熱交換器24、第2側面114という順で並んでいる。空気熱交換器24と第2側面114との間には、吸込口111aから吸い込まれる空気を空気熱交換器24に導く外気取り入れ空間110aが設けられている。
【選択図】図6

Description

本発明は、圧縮機及び熱交換器を備えた熱源ユニットと、その応用に関する。
給湯機の加熱手段として使用されるヒートポンプユニット及び暖房運転時の空気調和機の室外機は、外気から熱エネルギーを汲み上げる熱源ユニットとして、室外に設置される。そして、熱源ユニット(ヒートポンプユニット又は室外機)は、有効に熱エネルギーを汲み上げるために、外気の吸入および排出を阻害することがないように配慮されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のヒートポンプユニットにおいて、4側面のうち隣り合う2面では、面積の小さい側面に外気の吸入部が、面積の大きい側面に排出部が形成されている。そして、吸熱用の熱交換器が、吸入部に対向するように配置されている。外気は、遠心ファンによって、吸入部から吸熱用の熱交換器を通って排出部へ向う、つまり略直角状に流れる。
この構成により、4側面のうち、残りの隣り合う2面は、外気の吸入および排出に関係ない側面となるので、その2面を住宅の壁に近づけて設置することによって、デッドスペースを無くすことができる。
しかしながら、熱源ユニットの設置場所には、一般に、家屋の軒下などの細長い空間が利用される。このとき、空気の吹出方向の空間を確保するために、吹出口を設置空間の長手方向に向けて設置するが、設置空間の幅が熱源ユニットの奥行寸法よりも小さいために、設置できないこともある。
特開2006−177566号公報
本発明の課題は、据付場所の形状に合わせて吹出方向を任意に選択することができる熱源ユニットを提供することにある。
第1発明に係る熱源ユニットは、蒸気圧縮式冷凍回路の一部である熱交換器と、平面形状が四角形であって内部に少なくともその熱交換器を収納するケーシングとを備えている。ケーシングは、幅寸法と奥行き寸法とが略同じ寸法であり、排気用の吹き出し開口が形成された第1側面を有している。
この熱源ユニットでは、設置空間の幅寸法が、第1側面の幅寸法より少し大きい程度の細長い空間の場合、吹き出し開口を設置空間の長手方向に向けて据付けることによって、吹き出し開口の前面に、排気を妨げない空間が確保される。その結果、熱交換器の熱交換量の低下が防止される。
第2発明に係る熱源ユニットは、第1発明に係る熱源ユニットであって、ケーシングに収納され熱交換器に送風するプロペラファンをさらに備えている。ケーシングは、第1側面と所定距離を隔てて向かい合う第2側面と、吸気用の吸い込み開口が形成され第1側面と隣接する正面とをさらに有している。プロペラファンおよび熱交換器は、ケーシング内に、吹き出し開口、プロペラファン、熱交換器、第2側面という順で並んで収納されている。熱交換器と第2側面との間には、吸い込み開口から吸い込まれる空気を熱交換器に導くための外気取り入れ空間が設けられている。
この熱源ユニットでは、設置空間の幅寸法が、第1側面の幅寸法より少し大きい程度の狭い空間であっても、プロペラファンの上流には外気取り入れ空間が確保され、吹き出し開口の前面には排気を妨げない空間が確保されるので、静圧不足が解消される。
第3発明に係る熱源ユニットは、第1発明又は第2発明に係る熱源ユニットであって、蒸気圧縮式冷凍回路の一部である圧縮機及び減圧手段をさらに備えている。圧縮機及び減圧手段が、ケーシング内で、熱交換器の下方に配置されている。
この熱源ユニットでは、圧縮機、減圧手段及び熱交換器が、鉛直方向に積まれるようにケーシング内に収納されるので、ケーシングの形状は縦長の略四角柱となる。その結果、ケーシングの幅寸法より少し大きい程度の狭い設置空間であっても、熱源ユニットの高さ寸法を許容する上部空間さえあれば、熱源ユニットを据付けることができ、省スペースである。
第4発明に係る熱源ユニットは、第3発明に係る熱源ユニットであって、蒸気圧縮式冷凍回路の一部を成し冷媒と水との間で熱交換を行わせる水熱交換器をさらに備えている。水熱交換器が、ケーシング内で、熱交換器の下方に配置されている。
この熱源ユニットでは、圧縮機、減圧手段、水熱交換器及び熱交換器が、鉛直方向に積まれるようにケーシング内に収納されるので、ケーシングの形状は縦長の略四角柱となる。その結果、ケーシングの幅寸法より少し大きい程度の狭い設置空間であっても、熱源ユニットの高さ寸法を許容する上部空間さえあれば、熱源ユニットを据付けることができ、省スペースである。また、水熱交換器で水を加熱することができるので、給湯機の加熱手段として使用することができる。
第5発明に係る給湯機は、第4発明に係る熱源ユニットと、その熱源ユニットで加熱された水を貯えるタンクとを備えている。
この給湯機では、作業者が、熱源ユニットの据付方向を設置空間の形状に合うように設定することができるので、狭い空間であっても、空気の吹き出しを妨げない方向が選択され、熱交換器の熱交換量の低下が防止される。
第6発明に係る給湯機は、第5発明に係る給湯機であって、熱源ユニットとタンクユニットとが、分離されて配置される。
この給湯機では、作業者が、熱源ユニット及びタンクユニットそれぞれの据付けに適した場所を選択することができるので、据付けの自由度が増す。
第7発明に係る給湯機は、第5発明に係る給湯機であって、タンクユニットが、タンクを収納する第2ケーシングをさらに有している。そして、給湯機は、ケーシングと第2ケーシングとを連結する連結部材をさらに備えている。
この給湯機では、連結部材がケーシングと第2ケーシングとを固定するので、据付時に設定されたケーシングと第2ケーシングとの隙間が、使用時にほとんど拡大せず、給湯機の安定した姿勢が維持される。
第8発明に係る給湯機は、第7発明に係る給湯機であって、連結部材が、水平部と垂直部とを有している。水平部は、ケーシングの天面と第2ケーシングの天面とに締結される。垂直部は、水平部とほぼ直交しボルトが通る穴が形成されている。
この給湯機では、連結部材の垂直部に設けられた穴を使用して、ケーシング及び第2ケーシングが家屋外壁にボルトで固定されるので、転倒が防止される。
第9発明に係る空気調和機は、第3発明に係る熱源ユニットを室外機として備えている。
この室外機では、設置空間の幅寸法が、室外機側面の幅寸法より少し大きい程度の細長い空間の場合、吹き出し開口を設置空間の長手方向に向けて据付けることによって、空気の吹き出しを妨げない空間が確保される。その結果、熱交換器の熱交換量の低下が防止される。
第1発明に係る熱源ユニットでは、設置空間の幅寸法が、第1側面の幅寸法より少し大きい程度の細長い空間の場合、吹き出し開口を設置空間の長手方向に向けて据付けることによって、吹き出し開口の前面に、排気を妨げない空間が確保される。その結果、熱交換器の熱交換量の低下が防止される。
第2発明に係る熱源ユニットでは、設置空間の幅寸法が、第1側面の幅寸法より少し大きい程度の狭い空間であっても、プロペラファンの上流には外気取り入れ空間が確保され、吹き出し開口の前面には排気を妨げない空間が確保されるので、静圧不足が解消される。
第3発明に係る熱源ユニットでは、圧縮機、減圧手段及び熱交換器が、鉛直方向に積まれるようにケーシング内に収納されるので、ケーシングの形状は縦長の略四角柱となる。その結果、ケーシングの幅寸法より少し大きい程度の狭い設置空間であっても、熱源ユニットの高さ寸法を許容する上部空間さえあれば、熱源ユニットを据付けることができ、省スペースである。
第4発明に係る熱源ユニットでは、圧縮機、減圧手段、水熱交換器及び熱交換器が、鉛直方向に積まれるようにケーシング内に収納されるので、ケーシングの形状は縦長の略四角柱となる。その結果、第1側面の幅寸法より少し大きい程度の狭い設置空間であっても、熱源ユニットの高さ寸法を許容する上部空間さえあれば、熱源ユニットを据付けることができ、省スペースである。また、水熱交換器で水を加熱することができるので、給湯機の加熱手段として使用することができる。
第5発明に係る給湯機では、作業者が、熱源ユニットの据付方向を設置空間の形状に合うように設定することができるので、狭い空間であっても、空気の吹き出しを妨げない方向が選択され、熱交換器の熱交換量の低下が防止される。
第6発明に係る給湯機では、作業者が、熱源ユニット及びタンクユニットそれぞれの据付けに適した場所を選択することができるので、据付けの自由度が増す。
第7発明に係る給湯機では、連結部材がケーシングと第2ケーシングとを固定するので、据付時に設定されたケーシングと第2ケーシングとの隙間が、使用時にほとんど拡大せず、給湯機の安定した姿勢が維持される。
第8発明に係る給湯機では、連結部材の垂直部に設けられた穴を使用して、ケーシング及び第2ケーシングが家屋外壁にボルトで固定されるので、転倒が防止される。
第9発明に係る空気調和機では、室外機の設置空間の幅寸法が、第1側面の幅寸法より少し大きい程度の細長い空間の場合、吹き出し開口を設置空間の長手方向に向けて据付けることによって、空気の吹き出しを妨げない空間が確保される。その結果、熱交換器の熱交換量の低下が防止される。
以下図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
<熱源ユニット>
図1は、本発明の一実施形態に係る熱源ユニットの斜視図であり、図2は、図1のB方向から視た熱源ユニットの斜視図である。図1において、熱源ユニット102は、平面形状が四角形のケーシング110で覆われている。ケーシング110の正面111には、複数の貫通孔からなる吸込口111aが形成されている。
正面111と隣接する第1側面113には、上下に並ぶ2つの吹出口113aが形成されている。吹出口113aには、人の手などが入らないように、安全用網113bで覆われている。ケーシング110の底面から鉛直下方に向って脚118が突出しており、設置面とケーシング110の底面とが直接接触することを防止している。
図2において、ケーシング110の第2側面117は、背面112に隣接し、図1で示した第1側面113と対向しており、開口117aが設けられている。ケーシング110の内部には、開口117aに沿うように空気熱交換器24が配置されており、この空気熱交換器24が、蒸気圧縮式冷凍回路の一部を成している。開口117aの縦寸法は、空気熱交換器24の縦寸法に相当しており、外気取り入れ空間110aを形成するために、空気熱交換器24と開口117aとは所定寸法Dだけ離れている。
第2側面117の下端部には、板金部材107が取り付けられており、熱源ユニット102が、他のユニットと連結されるときに、この板金部材107が使用される。
図1、図2で示すように、ケーシング110は、正面111、背面112、第1側面113及び第2側面117の各幅寸法がほぼ同一になるように設定されているので、正四角柱に近い形状である。したがって、サービスパーソンが熱源ユニット102を設置する際に、空気の吸い込みに都合のよい方向へ吸込口111aが向くように、或は空気の吹き出しに都合のよい方向へ吹出口113aが向くように設置することができる。
<給湯機への応用>
(給湯機の構成)
図3は本実施形態に係る熱源ユニットを備えた給湯機の概略構成図である。図3において、給湯機101は、熱源ユニット102とタンクユニット103とによって構成されている。
熱源ユニット102は、マフラー21a、圧縮機21、水熱交換器22内の冷媒管22a、減圧手段としての膨張弁23、及び空気熱交換器24が、冷媒配管25によって環状に接続された蒸気圧縮式の冷凍回路20を有する。
また、冷凍回路20には、水熱交換器22から出る高圧高温の冷媒と、空気熱交換器24から出る低圧低温の冷媒との間で熱交換を行うため、液ガス熱交換器26が配置されている。具体的には、水熱交換器22と膨張弁23とを連結する冷媒通路と、空気熱交換器24と圧縮機21とを連結する冷媒通路との間で熱交換が行われる。
タンクユニット103は、タンク31、水熱交換器22内の水管22b及び水循環ポンプ32が、水循環配管35によって環状に接続された水循環回路30を有する。制御装置4は、熱源ユニット102とタンクユニット103を運転制御する。
図4は本実施形態に係る熱源ユニットを備えた給湯機の斜視図であり、図5は本実施形態に係る熱源ユニットを備えた給湯機の縦断面図であり、図6は、本実施形態に係る熱源ユニットを備えた給湯機の平面図である。図4、図5おいて、タンクユニット103は、第2ケーシング210に覆われている。第2ケーシング210の第1側面217は、ケーシング110の第2側面117にほぼ密着するように配置されている。
先に、熱源ユニット102の内部構造について説明する。図6において、ケーシング110内では、空気熱交換器24及びプロペラファン29が、吹出口113a、プロペラファン29、空気熱交換器24、第2側面117という順で並ぶように配置されている。開口117aは第2ケーシング210の第1側面217で覆われるので、吸込口111aから吸い込まれた空気が外気取り入れ空間110aを経て空気熱交換器24を通過する。
空気熱交換器24の一端には、第2空気熱交換器124が接続されている。この第2空気熱交換器124は吸込口111aに沿うように配置されているので、空気熱交換器24と第2空気熱交換器124とによって1つのL字形空気熱交換器が形成されている。なお、図6では、空気熱交換器24の一端に第2空気熱交換器124を接続しているが、代替として、1つの空気熱交換器をL字形に成形したものを配置することも可能である。
次に、タンクユニット103の内部構造について説明する。図5、図6において、第2ケーシング210の内部では、大部分の空間をタンク31が占有している。第1側面217と反対側にある第2側面214とタンク31との間に制御ボックスが配置される。第2側面214には、作業用開口214aが設けられており、主に、作業者が据付時の配管・配線等の接続作業をするとき、或は作業者がタンク31の周辺にある配管、弁、センサ及び制御ボックスをメンテナンスするときに使用される。
(熱源ユニットとタンクユニットとの連結)
図4に示すように、作業者は、熱源ユニット102とタンクユニット103と並べて据付けるとき、ケーシング110と第2ケーシング210とが分離しないように、ケーシング110及び第2ケーシング210の天面側に分離防止用の連結板106を取り付ける。連結板106は、断面がL字形の板金部材であり、水平部が、ケーシング110及び第2ケーシング210の天面にネジ締結される。したがって、ケーシング110の天面と第2ケーシング210の天面とが離れることはない。また、この連結板106は、垂直部に設けられた穴を使用して家屋外壁にボルトで固定する事で転倒防止金具としての機能も併せ持っている。
また、作業者は、ケーシング110と第2ケーシング210とが分離しないように、ケーシング110及び第2ケーシング210の下部に分離防止用の板金部材を取り付けて、互いに引っ掛かり合わせている。
図7は、ケーシング及び第2ケーシングの対向する側面の下方を示す斜視図であり、図7において、板金部材107は、第2側面117の幅と同程度の幅寸法であり、第2側面117の下端に密着する固定部107aと、第2側面117の下端からさらに下方へ突出する連結部107bとからなり、連結部107bの両端それぞれから一定距離を隔てた位置に連結孔107cが形成されている。連結孔107cは、下方に開いた切り欠き107dを有している。
また、第2ケーシング210の第1側面217の下端には、板金部材207が固定されている。板金部材207は、第1側面217の幅と同程度の幅寸法であり、第1側面217の下端に密着する固定部207aと、第1側面217の下端からさらに下方へ突出する連結部207bとからなり、連結部207bの両端それぞれから一定距離を隔てた位置に溝付きで柱状の突起207cが形成されている。
作業者は、ケーシング110の第2側面117と第2ケーシング210の第1側面217とを対向させて設置するときに、突起207cが、切り欠き107dを介して連結孔107cに挿入され、連結孔107cのエッジが突起207cの溝に嵌まり込む。これによって、ケーシング110の第2側面117下部と第2ケーシング210の第1側面217下部とが連結される。
(変形例)
上記実施形態では、開口117aは第2ケーシング210の第1側面217で覆われているが、それに限定されるものではない。図8は、図4の熱源ユニットを90°回転させた給湯機の斜視図である。図8に示すように、吸込口111aを、給湯機101の長手方向外側へ向けることができる。給湯機101の設置場所が広いとき、熱源ユニット102は図8に示す姿勢で取り付けられる。一方、給湯機101の設置場所が細長く狭いときは、熱源ユニット102は、図4に示す姿勢で取り付けられ、吹出口113aの前方空間の確保が優先される。
なお、熱源ユニット102とタンクユニット103とは、必ずしも連結されている必要はなく、設置場所の状況に応じて、分離して設置してもよい。
<空気調和機への応用>
(空気調和機の構成)
図9は、本発明の実施形態に係る熱源ユニットを備えた空気調和機の概略構成図である。図9において。空気調和機301は、熱源ユニット302に対して室内ユニット303が並列に接続され、冷媒が流通できるように、冷媒回路が形成されている。
圧縮機321、四路切換弁322、室外膨張弁323及び室外熱交換器324は熱源ユニット302に含まれており、室内膨張弁315および室内熱交換器316は室内ユニット303に含まれている。また、四路切換弁322と室内熱交換器316との間はガス側冷媒連絡配管318により接続され、室外膨張弁323と室内膨張弁315との間は液側冷媒連絡配管319により接続される。
熱源ユニット302は、図1で示したケーシング110と同様のケーシングに覆われ、内部には、図5で示したプロペラファン29と同様のプロペラファンを備えている。そして、ケーシング110内では、室外熱交換器324及びプロペラファン29が、吹出口113a、プロペラファン29、室外熱交換器324、第2側面117という順で並ぶように配置されている。室外熱交換器324は吸込口111a及び開口117aに沿うように配置されている。
<特徴>
(1)
熱源ユニット102では、縦長の略正四角柱であるケーシング110の内部には、圧縮機21、膨張弁23及び空気熱交換器24が、鉛直方向に積まれるように収納されている。ケーシング110は、排気用の吹出口113aが形成されている第1側面113と、第1側面113と所定距離を隔てて向かい合う第2側面117と、第1側面113と隣接し吸気用の吸込口111aが形成された正面111とを有している。ケーシング110の内部では、吹出口113a、プロペラファン29、空気熱交換器24、第2側面117という順で並んでいる。空気熱交換器24と第2側面117との間には、吸込口111aから吸い込まれる空気を空気熱交換器24に導く外気取り入れ空間110aが設けられているので、プロペラファン29の上流には外気取り入れ空間110aが確保され、吹出口113aの前面には排気を妨げない空間が確保されるので、静圧不足が解消される。
(2)
給湯機101は、熱源ユニット102と、その熱源ユニット102で加熱された水を貯えるタンク31とを備えており、作業者が、熱源ユニット102の据付方向を設置空間の形状に合うように設定することができるので、狭い空間であっても、空気の吹き出しを妨げない方向が選択され、空気熱交換器24の熱交換量の低下が防止される。また、熱源ユニット102とタンクユニット103との分離が可能であり、作業者が、熱源ユニット102及びタンクユニット103それぞれの据付けに適した場所を選択することができる。
(3)
給湯機101では、万一、熱源ユニット102の冷凍サイクル部が故障した場合、熱源ユニット102だけの交換が可能である。その結果、タンクユニット103を含めた全てを交換する必要が無く、熱源ユニット102だけを交換し持ち帰って修理することができるので、熱源ユニット及びタンクユニットが1つのケーシングに収納されている一体型と比較してメンテナンス性に優れている。同様に、万一、タンクユニット103が故障した場合、タンクユニット103だけの交換が可能であり、タンクユニット103だけを交換し持ち帰って修理することができる。
(4)
空気調和機301は、熱源ユニット302を室外機として備えており、熱源ユニット302の設置空間の幅寸法が、第1側面113の幅寸法より少し大きい程度の細長い空間の場合、吹出口113aを設置空間の長手方向に向けて据付けることによって、空気の吹き出しを妨げない空間が確保される。その結果、室外熱交換器324の熱交換量の低下が防止される。
<その他の実施形態>
熱源ユニット102は、図2に示すように第2側板117に開口117aを有しているが、これに限定されるものではなく、開口117aが無くてもよい。例えば、図10は、他の実施形態に係る熱源ユニットの斜視図であるが、図10において、熱源ユニット402は、ケーシング110の第2側面117に、開口が設けられていないこと以外は、図2で示した熱源ユニット102と同様である。熱源ユニット402は、単独で室外に設置される場合、空気熱交換器24が外部へむき出しにならないので、人の手が触れて手が傷つくこと、或は人の手が空気熱交換器24を損傷させるようなことが防止される。
以上のように、本発明に係る熱源ユニットは、給湯機及び空気調和機に有用である。
本発明の一実施形態に係る熱源ユニットの斜視図。 図1のB方向から視た熱源ユニットの斜視図。 本実施形態に係る熱源ユニットを備えた給湯機の概略構成図。 本実施形態に係る熱源ユニットを備えた給湯機の斜視図。 本実施形態に係る熱源ユニットを備えた給湯機の縦断面図。 本実施形態に係る熱源ユニットを備えた給湯機の平面図。 ケーシング及び第2ケーシングの対向する側面の下方を示す斜視図。 図4のケーシングを90°回転させた給湯機の斜視図。 本発明の実施形態に係る熱源ユニットを備えた空気調和機の概略構成図。 他の実施形態に係る熱源ユニットの斜視図。
符号の説明
21,321 圧縮機
22 水熱交換器
23 膨張弁
24 空気熱交換器
29 プロペラファン
101 給湯機
102,302,402 熱源ユニット
110 ケーシング
111 正面
111a 吸込口
113 第1側面
113a 吹出口
117 第2側面
301 空気調和機
324 室外熱交換器

Claims (9)

  1. 蒸気圧縮式冷凍回路の一部である熱交換器(24,324)と、
    平面形状が四角形であって内部に少なくとも前記熱交換器(24,324)を収納するケーシング(110)と、
    を備え、
    前記ケーシング(110)は、
    幅寸法と奥行き寸法とが略同じ寸法であり、
    排気用の吹き出し開口(113a)が形成されている第1側面(113)を有している、
    熱源ユニット(102,302,402)。
  2. 前記ケーシング(110)に収納され前記熱交換器(24,324)に送風するプロペラファン(29)をさらに備え、
    前記ケーシング(110)は、
    前記第1側面(113)と所定距離を隔てて向かい合う第2側面(117)と、
    吸気用の吸い込み開口(111a)が形成され前記第1側面(113)と隣接する正面(111)と、
    をさらに有し、
    前記プロペラファン(29)および前記熱交換器(24,324)は、前記ケーシング(110)内に、前記吹き出し開口(113a)、前記プロペラファン(29)、前記熱交換器(24,324)、前記第2側面(117)という順で並んで収納され、
    前記熱交換器(24,324)と前記第2側面(117)との間には、前記吸い込み開口(111a)から吸い込まれる空気を前記熱交換器(24,324)に導くための外気取り入れ空間(110a)が設けられている、
    請求項1に記載の熱源ユニット(102,302,402)。
  3. 前記蒸気圧縮式冷凍回路の一部である圧縮機(21,321)及び減圧手段(23,323)をさらに備え、
    前記圧縮機(21,321)及び前記減圧手段(23,323)が、前記ケーシング(110)内で、前記熱交換器(24,324)の下方に配置されている、
    請求項1又は請求項2に記載の熱源ユニット(102,302,402)。
  4. 蒸気圧縮式冷凍回路の一部であって冷媒と水との間で熱交換を行わせる水熱交換器(22)をさらに備え、
    前記水熱交換器(22)が、前記ケーシング(110)内で、前記熱交換器(24)の下方に配置されている、
    請求項3に記載の熱源ユニット(102,402)。
  5. 請求項4に記載の熱源ユニット(102,402)と、
    前記熱源ユニット(102)で加熱された水を貯えるタンク(31)を有するタンクユニット(103)と、
    を備えた、
    給湯機(101)。
  6. 前記熱源ユニット(102,402)と前記タンクユニット(103)とが、分離されて配置される、
    請求項5に記載の給湯機(101)。
  7. 前記タンクユニット(103)は、前記タンク(31)を収納する第2ケーシング(210)をさらに有し、
    前記ケーシング(110)と第2ケーシング(210)とを連結する連結部材(106,107,207)がさらに備えられた、
    請求項5に記載の給湯機(101)。
  8. 前記連結部材(106)は、
    前記ケーシング(110)の天面と前記第2ケーシング(210)の天面とに締結される水平部と、
    前記水平部とほぼ直交しボルトが通る穴が形成されている垂直部と、
    を有する、
    請求項7に記載の給湯機(101)。
  9. 請求項3に記載の熱源ユニット(302)を室外機として備えた、
    空気調和機(301)。
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