JPH0926152A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0926152A
JPH0926152A JP7173607A JP17360795A JPH0926152A JP H0926152 A JPH0926152 A JP H0926152A JP 7173607 A JP7173607 A JP 7173607A JP 17360795 A JP17360795 A JP 17360795A JP H0926152 A JPH0926152 A JP H0926152A
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JP
Japan
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hot water
heat exchanger
air conditioner
water supply
heat
Prior art date
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Pending
Application number
JP7173607A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Iwasaka
登志彦 岩坂
Toshio Takashima
敏夫 高嶋
Kiyobumi Kemanai
清文 毛間内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 速やかに加湿を行える空気調和機を提供す
る。 【構成】 給湯用温水が循環される熱交換器の表面に温
水を供給する給水器を設けたので、温度が低い水が供給
された場合に比べて、温度の高い温水は速やかに蒸発
し、速やかに室内を加湿する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、室内空気を調温する
空気調和機に関するものであって、特に熱交換器に温水
を循環させることによって室内空気を加熱するように構
成した空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】室内空気を調温するようにした空気調和
機は、例えば、実公昭48−9935号公報に記載され
たものがある。このような空気調和機は、温水が循環さ
れる熱交換器に室内空気を通過させることにより、室内
空気を調温(暖房)しているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した空気調和機に
おいて、冷凍サイクルを利用して、室外熱交換器から室
内熱交換器に熱を汲み上げる空気調和機、いわゆるヒー
トポンプ式の空気調和機に比べて、比較的大きな暖房能
力を得ることができる利点があるものの、この暖房運転
を必要とする冬季は、室内が乾燥しやすく(湿度が低く
なりやすく)、呼吸器系(喉、鼻など)を痛めやすくな
るという欠点があった。この欠点を解消するために、熱
交換器の表面に水を滴下して自然蒸発させて室内を加湿
する方法も考えられるが、この方法では水が蒸発するの
に時間がかかり、加湿に時間がかかるという欠点が考え
られる。
【0004】この発明は、速やかに加湿を行える空気調
和機を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、第1の発明は、熱交換器内に加熱された熱媒体を循
環させて暖房させるように構成した空気調和機におい
て、前記熱媒体を給湯用温水とし、この温水を暖房運転
時に前記熱交換器の表面に供給する給水器を備えたもの
である。
【0006】第2の発明は、水道管につながれて使用分
の水が自動的に供給されるボイラーと、このボイラーで
加熱された給湯用温水が循環する熱交換器を有する室内
機とで構成された空気調和機において、前記温水を前記
熱交換器の表面に供給する給水器を備えたものである。
【0007】第3の発明は、前記第1の発明、又は第2
の発明において、前記給水器の給水停止を暖房運転停止
より遅延させる制御手段を備えたものである。
【0008】第4の発明は、熱交換器内に給湯用温水を
循環させて暖房するように構成した空気調和機におい
て、前記温水を前記熱交換器の表面に供給するための給
水路及びこの給水路の流量を調節する制御弁を有する給
水器を備えたものである。
【0009】
【作用】第1、第2、第3、第4の発明によれば、加熱
された給湯用温水が熱交換器の表面に供給されるので、
比較的温度の高い給湯用温水は速やかに蒸発し室内の加
湿を速やかに行うことができる。
【0010】第2の発明によれば、給水器で熱交換器の
表面に温水が供給され温水が使用されても給湯用温水が
自動的に供給されるため、使用者が給水作業をする必要
はない。
【0011】第3の発明によれば、制御手段により給水
器の給水が暖房運転停止より遅延させられるため、熱交
換器の表面の埃や塵などを給湯用温水が洗い流す働きが
ある。
【0012】第4の発明によれば、給水路の流量を制御
弁で調節できるので、加湿量を調節することができる。
【0013】
【実施例】この発明の実施例を図面に基き説明する。
【0014】図1はこの発明の一実施例を示す空気調和
機の温水及び冷媒回路図で、1は分離型の空気調和機
で、主に室外機2と、ユニット間配管3A、3B、4
A、4Bと、室内機5とで構成されるものである。この
室外機2は、温水供給用の熱源機と冷媒圧縮用の圧縮機
とを内蔵したものである。勿論、この圧縮機、あるいは
熱源機の一方を内蔵していなくても構わない。
【0015】10は温水回路を示し、11、11Aは燃
料ガスの遮断弁、12はガス比例弁、13はガスバーナ
ー、14はガス接続口、18は循環ポンプ、19は燃焼
器温水熱交換器、20は循環ポンプ18やバーナー13
を制御するためにマイクロコンピュータなどで構成した
制御器、21A、21B、21Cは夫々の機器を接続す
るための温水配管、22、23は接続部である。
【0016】29は冷媒回路を示し、30は冷媒を圧縮
するための圧縮機、31は室外熱交換器、32はキャピ
ラリーチューブを使用した減圧装置、33、34はサー
ビスバルブ、35はマフラ、36はアキュームレータ、
37A、37B、37C、37D、37E、37Fは夫
々の機器を接続するための冷媒配管である。
【0017】室内機5に示す40は暖房用温水熱交換
器、41は冷房用冷媒熱交換器、42は室内温度セン
サ、43は温水センサである。マイクロコンピュータな
どで構成された制御装置44は図示しない信号線を介し
て制御器20との制御信号の授受を行うものである。4
5は温水流量制御弁(制御弁)である。そして、この熱
交換器40は熱交換器41の二次側(風下側)に配置さ
れている。また、前記制御器44は、温度センサ42で
検知された室温と設定温度との偏差によって30秒毎に
ファジィ演算を行い、この演算に基づいて3分毎に制御
弁の開度を制御するものである。46は運転開始や運転
停止を設定するための運転スイッチ、47、48は温水
管、49、50は冷媒管である。
【0018】前記制御弁45は、例えば0ステップ(全
閉)から49ステップ(全開)の50段階に開度が制御
されるものである。
【0019】尚、室外熱交換器に空気を送風するための
室外ファンを室内機に備えているものの、図1には示さ
ない。
【0020】55は給水器で、温水管49から分岐され
た給水路56と、この給水路途中に設けられた制御弁5
7と加湿エレメント58とを備えている。
【0021】59は温水回路につながれている水道管
で、この水道管によって消費分の水が供給される。60
は給湯用温水が消費された場合に自動的に開かれる制御
弁である。
【0022】図2に示す61は背面側の外装体、62は
前面側の外装体、63はこの外装体62に開閉自在に取
り付けられた前面グリル、64はエアフィルタ、65は
空気清浄フィルタ、66は室温センサと湿度センサとを
取り付けるためのセンサ取付具、67はクロスフローフ
ァン、68はケーシング、69は縦羽根である。尚、横
羽根も備えているが図示しない。熱交換器の上部に設け
られた加湿エレメント58は、例えばスポンジなどのよ
うに水分を含みやすいと共に、熱交換器上部で給湯用温
水を拡散させる働きがあるもの使用している。このた
め、給水路から供給された温水は、熱交換器上部で広が
った状態で滴下し、自然蒸発し易くなっている。
【0023】図示しないリモコンで、暖房運転モードの
状態で運転スイッチ46が押されると、温水回路10の
ポンプ18が運転され、バーナー13で熱交換器19が
加熱されて、水を加熱して給湯用の温水が製造される。
この温水は熱交換器40に流れ、クロスフローファン6
7の回転により、室内空気と熱交換される。熱交換され
た室内空気は加熱されており、吹出口から吹き出され
る。
【0024】このとき、図示しないリモコンで、加湿ス
イッチが押されると、加湿運転が行われる。この加湿運
転は、制御弁57が開かれて、給湯用温水が給水路5
6、加湿エレメント58を介して、熱交換器40の上部
全体に供給される。熱交換器の上部に供給された給湯用
温水は、温度が比較的高く、自然蒸発し易くなってい
る。加湿量が速やかに調整される。尚、この実施例で
は、加湿スイッチが押されると、湿度を65%から75
%の範囲で調節するように設定されているので、75%
を越えると、開閉弁57が閉じられて加湿が停止され、
湿度が65%未満になると開閉弁57が開かれて加湿が
再開される。
【0025】従って、この空気調和機によれば、加熱さ
れた給湯用温水が熱交換器の表面に供給されるので、比
較的温度の高い給湯用温水は、温度の低い水に比べて、
速やかに蒸発し、室内の加湿を速やかに行うことができ
る。
【0026】しかも、給水器で熱交換器の表面に温水が
供給され温水が消費(使用)されても給湯用温水が自動
的に供給されるため、使用者が給水作業をする必要は全
くなく、使用者の手間が全くかからない。
【0027】また、加湿運転において、運転を停止させ
た場合は、制御器44により開閉弁57は例えば3分間
だけ閉じるのが運転停止に対して遅延させられている。
このため、温水が熱交換器の表面に付いた埃や塵を洗い
流すようになっている。従って、空気調和機を永年に亘
って衛生状態の良い状態で使用することができる。
【0028】尚、この実施例では、開閉弁を開閉制御す
るように構成した例で説明したが、制御弁を用いて加湿
量を多段階に調整できるように構成しても構わない。こ
の場合においても、熱交換器に供給されるのは温水であ
るため、加湿用の温水の量が多い場合でも比較的蒸発し
やすく、湿度を速やかに希望の割合に調節することがで
きる。
【0029】
【発明の効果】第1、第2、第3、第4の発明によれ
ば、加熱された給湯用温水が熱交換器の表面に供給され
るので、比較的温度の高い給湯用温水は速やかに蒸発し
室内の加湿を速やかに行うことができ、湿度の調整を速
やかに行うことができる。
【0030】第2の発明によれば、給水器で熱交換器の
表面に温水が供給され温水が消費されても給湯用温水が
自動的に供給されるため、使用者が給水作業をする必要
はなく、室内を加湿するにかかる手間は全くない。
【0031】第3の発明によれば、制御手段により給水
器の給水が暖房運転停止より遅延させられるため、熱交
換器の表面の埃や塵などを給湯用温水が洗い流す働きが
あるので、この空気調和機を長年に亘って衛生的に使用
することができる。
【0032】第4の発明によれば、給水路の流量を制御
弁で調節できるので、加湿量を調節することができ、湿
度を使用者の喉や鼻などの呼吸器系を痛めにくい状態に
保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この空気調和機を示す温水及び冷媒回路図であ
る。
【図2】同空気調和機の室内機を示す断面図である。
【符号の説明】
1 空気調和機 2 室外機(ボイラー) 40 熱交換器 44 制御器(制御手段) 55 給水器 56 給水路 57 制御弁 59 水道管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器内に加熱された熱媒体を循環さ
    せて暖房するように構成した空気調和機において、前記
    熱媒体を給湯用温水とし、この温水を暖房運転時に前記
    熱交換器の表面に供給する給水器を備えたことを特徴と
    する空気調和機。
  2. 【請求項2】 水道管につながれて使用分の水が自動的
    に供給されるボイラーと、このボイラーで加熱された給
    湯用温水が循環する熱交換器を有する室内機とを備えた
    空気調和機において、前記温水を前記熱交換器の表面に
    供給する給水器を備えたことを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記給水器の給水停止を暖房運転停止よ
    り遅延させる制御手段を備えたことを特徴とする請求項
    1又は2に記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 熱交換器内に給湯用温水を循環させて暖
    房するように構成した空気調和機において、前記温水を
    前記熱交換器の表面に供給するための給水路及びこの給
    水路の流量を調節する制御弁を有する給水器を備えたこ
    とを特徴とする空気調和機。
JP7173607A 1995-07-10 1995-07-10 空気調和機 Pending JPH0926152A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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