JP2002061900A - 加湿機能付き温風機 - Google Patents
加湿機能付き温風機Info
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- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
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Abstract
加湿機能付き温風機を提供することを目的とする。 【解決手段】 温風機本体に、ヒーターと、前記ヒータ
ーで加熱された温風を送風する送風ファンと、前記送風
ファンからの温風を吹出口に導く温風ダクトと、加湿装
置と、前記温風ダクトの途中からバイパスされ加湿装置
を介して設けられる加湿ダクトと、前記温風ダクトと加
湿ダクトの分岐部に送風ファンからの温風の送風路を切
替える送風路切替手段を設け、加湿時には温風流路を狭
くして温風流速を速くする構成としたことにより、加湿
温風を手や顔の近くまで吹出すことができ、肌の乾燥を
防ぐ。
Description
機に関するものである。
出し口と温風の吹出し口が各々別々に形成されたもの
で、直接人に当たる温風は低湿のため、肌が乾燥すると
ともに、チリチリと熱く、不快な感じを覚えるという欠
点を有していた。そのため温風と湿風の吹出し口を同じ
にする、特開平4−43241が考案されている。
06の通路切替操作により上側または下側に通風路が形
成される。ここで下側の通風路を通過するようにダンパ
ー106を操作すると、加熱空気はヒータダクト104
内に設けられた水受け107の溜水108表面に接触
し、さらにダンパー106に付設した吸水フィルター1
09を通過することにより、加湿温風として温風吹出し
口110から室内に吹出される。また上側の通風路を通
過するようにダンパー106を操作するとそのまま温風
として温風吹出し口110から室内に吹出されるように
構成されていた。
機能付き温風機では、下側の通風路に発熱体105によ
り加熱された温風を流すときには、ダンパー106の切
替により吸水フィルター109を介して加湿された加湿
温風が、上側の通風路に温風を流すときは、ダンパー1
06の切替により温風のみが送風されるもので、何れも
同一量の温風が送風されることにより、加湿温風時には
吸水フィルター109が抵抗となり吹出し風量が減少
し、使用者まで届きにくいという課題がある。さらに加
湿温風時の吹出し風量を確保するため、吸水フィルター
109を介さない温風も吹出すようにした場合、吹出し
の上側は温風(高温低湿)、下側は加湿温風(低温高
湿)となり、温度差のある不快な吹出し風になるという
課題があり、加湿温風時の吹出し風量を確保するととも
に、温度むらのない、心地良い加湿温風が要求されてい
る。
るものであり、加湿温風時の吹出し風量を確保するとと
もに、温度むらのない、心地良い加湿温風を吹出すこと
ができる加湿機能付き温風機を提供することを目的とし
ている。
風機は上記目的を達成するために、温風機本体に、ヒー
ターと、前記ヒーターで加熱された温風を送風する送風
ファンと、前記送風ファンからの温風を吹出口に導く温
風ダクトと、加湿装置と、前記温風ダクトの途中からバ
イパスされ加湿装置を介して設けられる加湿ダクトと、
前記温風ダクトと加湿ダクトの分岐部に送風ファンから
の温風の送風路を切替える送風路切替手段を設け、加湿
時には温風流路を狭くして温風流速を速くする構成とし
たものである。
ターを通過した湿風の遅い流速を、狭い流路を通過した
温風の速い流速が補い、加湿温風時の吹出し風速を確保
でき、加湿温風効果を遠方(使用者の位置)まで届かせ
ることができる。
有し、前記混合部内で温風と湿風との合流角度をほぼ9
0度として、混合させるようにしたものである。
心地良い加湿温風を吹出すことができる。
の出入り口を直交させるとともに、吹出し口を加湿フィ
ルターの直近上部に設けたものである。
過時の抵抗が少ないため、通過後の湿風の流速があまり
遅くならず、さらに吹出し口が加湿フィルターの上部に
有るため、加湿温風を手や顔の近くまで吹出すことがで
きる。
運転時、送風路切替手段をある時間間隔ごとに作動させ
るようにしたものである。
量を多くしたり少なくしたりすることができる。
ーと、前記ヒーターで加熱された温風を送風する送風フ
ァンと、前記送風ファンからの温風を吹出口に導く温風
ダクトと、加湿装置と、前記温風ダクトの途中からバイ
パスされ加湿装置を介して設けられる加湿ダクトと、前
記温風ダクトと加湿ダクトの分岐部に送風ファンからの
温風の送風路を切替える送風路切替手段を設け、加湿時
には温風流路を狭くして温風流速を速くする構成とした
ことにより、加湿温風時の吹出し風量を確保し、また吹
出し口手前に混合部を有し、前記混合部内で温風と湿風
との合流角度をほぼ90度とする構成としたことによ
り、温度むらのない加湿温風を吹出し、また加湿フィル
ターの通風路の出入り口を直交させるとともに、吹出し
口を加湿フィルターの直近上部に設けたことにより、加
湿温風を手や顔の近くまで吹出すことができ、また制御
手段は加湿温風運転時、送風路切替手段をある時間間隔
ごとに作動させるようにしたことにより、加湿温風時に
加湿量を多くしたり少なくしたりすることができ、加湿
温風のしっとり感を実感できるという作用を有する。
しながら説明する。
1には、ヒーター2と、前記ヒーター2で加熱された温
風を送風する送風ファン3と、前記送風ファン3からの
温風を吹出口4に導く温風ダクト5と、加湿装置6と、
前記温風ダクトの途中からバイパスされ加湿装置6を介
して設けられる加湿ダクト7と、前記温風ダクトと加湿
ダクトの分岐部に送風ファンからの温風の送風路を切替
える送風路切替手段8とを有している。
路切替手段8を図の点線に示すような位置に配し、ヒー
ター2で加熱された温風のほとんどを加湿ダクト7に流
すとともに、温風ダクト5の一部に開口部10を形成
し、風速の速い温風を吹出し口4へ流す。この温風は吹
出し口4の手前で、加湿ダクト7を通り加湿装置6で加
湿された湿風と合流し、風速の遅い湿風の風速を速め、
吹出し口4から加湿温風として吹出される。
れた湿風は、吹出し口4の手前で、温風とほぼ角度90
°で合流させており、混合が促進されている。
直交させるとともに、吹出し口を加湿フィルターの直近
上部に設けたことにより、加湿フィルター通過時の抵抗
が少ないため、通過後の湿風の流速があまり遅くなら
ず、さらに吹出し口が加湿フィルターの上部に有るた
め、加湿温風を手や顔の近くまで吹出すことができる。
いるかどうか、実使用状態で確認したので、図2〜3を
用いて説明する。図2のように被験者は製品前方約50
cmに膝が位置するように椅座し、加湿温風及び温風運
転を各15分間体感する。測定項目は角質層水分率で、
測定器はモイスチャーチェッカー(スカラ(株)製)、
測定部位は左前腕内側で、体感時は腕まくりして露出し
た。前腕内側の角質層水分率の運転前後での変化の結果
を図3に示す。被験者7人の平均で、温風では35.4
%から35.2%と減ったのに対し、加湿温風では3
4.6%から35.9%と増え、加湿温風が手や顔の近
くまで届いているのが分かる。
き温風機によれば、温風機本体1に、ヒーター2と、前
記ヒーター2で加熱された温風を送風する送風ファン3
と、前記送風ファン3からの温風を吹出口4に導く温風
ダクト5と、加湿装置6と、前記温風ダクトの途中から
バイパスされ加湿装置6を介して設けられる加湿ダクト
7と、前記温風ダクトと加湿ダクトの分岐部に送風ファ
ンからの温風の送風路を切替える送風路切替手段8とを
有している構成とし、加湿時には温風流路を狭くして温
風流速を速くしたので、温風は吹出し口4の手前で、加
湿ダクト7を通り加湿装置6で加湿された湿風と合流
し、風速の遅い湿風の風速を速め、吹出し口4から加湿
温風として吹出され、湿風のみに比べ吹出し風速は速く
なり、加湿温風効果を遠方(使用者の位置)まで届かせ
ることができる。
れた温風は、吹出し口4の手前で、温風とほぼ角度90
°で合流させており、混合が促進されているので、温度
むらのない、心地良い加湿温風を吹出すことができる。
直交させるとともに、吹出し口を加湿フィルターの直近
上部に設けたことにより、加湿フィルター通過時の抵抗
が少ないため、通過後の湿風の流速があまり遅くなら
ず、さらに吹出し口が加湿フィルターの上部に有るた
め、加湿温風を手や顔の近くまで吹出すことができる。
している送風路切替手段8の不規則な繰返しの位置パタ
ーンの1例である。加湿温風時には、制御手段9は図4
に示した位置パターンに従い送風路切替手段8を制御す
る。
8を制御した時の、製品中央前方60cmの絶対湿度の
パワースペクトルである。図5に示すように、絶対湿度
のパワースペクトルは周波数にほぼ反比例し、1/fゆ
らぎ特性を有している。
き温風機によれば、送風路切替手段8の位置制御によ
り、加湿温風の含有水分量を多くしたり少なく、あるい
はなくしたりすることができ、多くなったときに、しっ
とり感、潤い感が実感しやすくなるとともに、1/fの
自然な変化の快適な加湿温風が得られる。
明によれば、温風機本体に、ヒーターと、前記ヒーター
で加熱された温風を送風する送風ファンと、前記送風フ
ァンからの温風を吹出口に導く温風ダクトと、加湿装置
と、前記温風ダクトの途中からバイパスされ加湿装置を
介して設けられる加湿ダクトと、前記温風ダクトと加湿
ダクトの分岐部に送風ファンからの温風の送風路を切替
える送風路切替手段を設け、加湿時には温風流路を狭く
して温風流速を速くする構成としたので、温風は吹出し
口の手前で、加湿ダクトを通り加湿装置で加湿された湿
風と合流し、風速の遅い湿風の風速を速め、吹出し口か
ら加湿温風として吹出され、湿風のみに比べ吹出し風速
は速くなり、加湿温風効果を遠方(使用者の位置)まで
届かせることができる。
た湿風は、吹出し口の手前で、温風とほぼ角度90°で
合流させており、混合が促進されているので、温度むら
のない、心地良い加湿温風を吹出すことができる。
直交させるとともに、吹出し口を加湿フィルターの直近
上部に設けたことにより、加湿フィルター通過時の抵抗
が少ないため、通過後の湿風の流速があまり遅くなら
ず、さらに吹出し口が加湿フィルターの上部に有るた
め、加湿温風を手や顔の近くまで吹出すことができ、手
や顔の乾燥を抑制できる。
湿温風の含有水分量を多くしたり少なく、あるいはなく
したりすることができ、多くなったときに、しっとり
感、潤い感が実感しやすくなるとともに、含有水分量が
1/fの自然な変化をする、快適な加湿温風が得られ
る。
図
フ
す図
図
Claims (4)
- 【請求項1】 温風機本体に、ヒーターと、前記ヒータ
ーで加熱された温風を送風する送風ファンと、前記送風
ファンからの温風を吹出口に導く温風ダクトと、加湿装
置と、前記温風ダクトの途中からバイパスされ加湿装置
を介して設けられる加湿ダクトと、前記温風ダクトと加
湿ダクトの分岐部に送風ファンからの温風の送風路を切
替える送風路切替手段を設け、加湿時には温風流路を狭
くして温風流速を速くする加湿機能付き温風機。 - 【請求項2】 温風機本体に、ヒーターと、前記ヒータ
ーで加熱された温風を送風する送風ファンと、前記送風
ファンからの温風を吹出口に導く温風ダクトと、加湿装
置と、前記温風ダクトの途中からバイパスされ加湿装置
を介して設けられる加湿ダクトと、吹出し口手前に混合
部を有し、前記混合部内で温風と湿風との合流角度をほ
ぼ90度とする加湿機能付き温風機。 - 【請求項3】 加湿装置を、水槽を有した加湿トレー
と、この加湿トレーの水槽の水を吸い上げるように設け
られる加湿フィルターとにより形成し、加湿フィルター
の通風路の出入り口を直交させるとともに、吹出し口を
加湿フィルターの直近上部に設けた請求項1又は2記載
の加湿機能付き温風機。 - 【請求項4】 前記送風切替手段を制御する制御手段を
設け、前記制御手段は加湿温風運転時、送風路切替手段
をある時間間隔ごとに作動させる請求項1又は3記載の
加湿機能付き温風機。
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JP2000252103A JP4538923B2 (ja) | 2000-08-23 | 2000-08-23 | 加湿機能付き温風機 |
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- 2000-08-23 JP JP2000252103A patent/JP4538923B2/ja not_active Expired - Fee Related
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