JP2002061878A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JP2002061878A JP2002061878A JP2000243815A JP2000243815A JP2002061878A JP 2002061878 A JP2002061878 A JP 2002061878A JP 2000243815 A JP2000243815 A JP 2000243815A JP 2000243815 A JP2000243815 A JP 2000243815A JP 2002061878 A JP2002061878 A JP 2002061878A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- suction port
- auxiliary suction
- air conditioner
- auxiliary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 空気清浄ユニットを専用の吸込口から吸い込
まれる吸込空気流がほぼ直交するように設けて集塵速度
を向上できるようにした空気調和機を提供する。 【解決手段】 補助吸込口4が、本体1の前面に沿って
上方に延びる上方仮想延長面と、上面に沿って前方に延
びる前方仮想延長面とに夫々設けられる一方、前記空気
清浄ユニット9は、その前面が前記補助吸込口に近接す
るように設けられるようにした。
まれる吸込空気流がほぼ直交するように設けて集塵速度
を向上できるようにした空気調和機を提供する。 【解決手段】 補助吸込口4が、本体1の前面に沿って
上方に延びる上方仮想延長面と、上面に沿って前方に延
びる前方仮想延長面とに夫々設けられる一方、前記空気
清浄ユニット9は、その前面が前記補助吸込口に近接す
るように設けられるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係わ
り、より詳細には、空気清浄ユニットを専用の吸込口か
ら吸い込まれる吸込空気流がほぼ直交するように設置し
て集塵速度を向上できるようにした構造に関する。
り、より詳細には、空気清浄ユニットを専用の吸込口か
ら吸い込まれる吸込空気流がほぼ直交するように設置し
て集塵速度を向上できるようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機は、例えば図2(A)
および図2(B)で示すように、本体1の前面上部およ
び上面に吸込口2を設け、前面下部に吹出口5を設け、
前記吸込口2に、同吸込口2を開閉する複数の吸込ルー
バ3を設け、前記前面上部および上面の吸込口2間に補
助吸込口4を設け、前記吸込口2および前記補助吸込口
4と前記吹出口5とを結ぶ空気通路に、略垂直部6aと、
同略垂直部6aの上端を後方に折曲した後方傾斜部6bと、
同後方傾斜部6bの上端を下方に折曲した下方傾斜部6cと
からなる熱交換器6と、送風ファン7とを設け、前記吸
込口2および前記補助吸込口4の風下側にエアフィルタ
7を挿脱可能に装着し、同エアフィルタ7の背面であっ
て前記補助吸込口4の風下側に空気清浄ユニット9を設
けてなり、とくに前記複数の吸込ルーバ3で前記前面上
部および上面の吸込口2を閉じることによって、前記補
助吸込口4から吸い込まれた吸込空気を通過させる前記
空気清浄ユニット9により、効率よく集塵して衛生的で
快適な空気調和を実現できるようにしてなる構成であっ
た。
および図2(B)で示すように、本体1の前面上部およ
び上面に吸込口2を設け、前面下部に吹出口5を設け、
前記吸込口2に、同吸込口2を開閉する複数の吸込ルー
バ3を設け、前記前面上部および上面の吸込口2間に補
助吸込口4を設け、前記吸込口2および前記補助吸込口
4と前記吹出口5とを結ぶ空気通路に、略垂直部6aと、
同略垂直部6aの上端を後方に折曲した後方傾斜部6bと、
同後方傾斜部6bの上端を下方に折曲した下方傾斜部6cと
からなる熱交換器6と、送風ファン7とを設け、前記吸
込口2および前記補助吸込口4の風下側にエアフィルタ
7を挿脱可能に装着し、同エアフィルタ7の背面であっ
て前記補助吸込口4の風下側に空気清浄ユニット9を設
けてなり、とくに前記複数の吸込ルーバ3で前記前面上
部および上面の吸込口2を閉じることによって、前記補
助吸込口4から吸い込まれた吸込空気を通過させる前記
空気清浄ユニット9により、効率よく集塵して衛生的で
快適な空気調和を実現できるようにしてなる構成であっ
た。
【0003】しかしながら、前記空気清浄ユニット9
は、前記補助吸込口4から吸い込まれる吸込空気流が正
確に直交するように設けられていないことから、同吸込
空気流の一部が前記空気清浄ユニット9を通過しないま
ま前記空気通路に流れ込むようになって、同吸込空気中
に含まれる塵埃を取り除く集塵速度が低下してしまうと
いう問題を有していた。
は、前記補助吸込口4から吸い込まれる吸込空気流が正
確に直交するように設けられていないことから、同吸込
空気流の一部が前記空気清浄ユニット9を通過しないま
ま前記空気通路に流れ込むようになって、同吸込空気中
に含まれる塵埃を取り除く集塵速度が低下してしまうと
いう問題を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、空気清浄ユニットを専用の吸込口か
ら吸い込まれる吸込空気流がほぼ直交するように設けて
集塵速度を向上できるようにした空気調和機を提供する
ことを目的とする。
記の問題点に鑑み、空気清浄ユニットを専用の吸込口か
ら吸い込まれる吸込空気流がほぼ直交するように設けて
集塵速度を向上できるようにした空気調和機を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、本体の前面上部および上面に吸込口を設
け、前面下部に吹出口を設け、前記吸込口に、同吸込口
を開閉する複数の吸込ルーバを設け、前記前面上部およ
び上面の吸込口間に補助吸込口を設け、前記吸込口およ
び前記補助吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に、熱
交換器と送風ファンとを設け、前記吸込口および前記補
助吸込口の風下側にエアフィルタを挿脱可能に装着し、
同エアフィルタの背面であって前記補助吸込口の風下側
に空気清浄ユニットを設けてなる空気調和機において、
前記補助吸込口が、前記本体の前面に沿って上方に延び
る上方仮想延長面と、上面に沿って前方に延びる前方仮
想延長面とに夫々設けられる一方、前記空気清浄ユニッ
トは、その前面が前記補助吸込口に近接するように設け
られた構成となっている。
決するため、本体の前面上部および上面に吸込口を設
け、前面下部に吹出口を設け、前記吸込口に、同吸込口
を開閉する複数の吸込ルーバを設け、前記前面上部およ
び上面の吸込口間に補助吸込口を設け、前記吸込口およ
び前記補助吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に、熱
交換器と送風ファンとを設け、前記吸込口および前記補
助吸込口の風下側にエアフィルタを挿脱可能に装着し、
同エアフィルタの背面であって前記補助吸込口の風下側
に空気清浄ユニットを設けてなる空気調和機において、
前記補助吸込口が、前記本体の前面に沿って上方に延び
る上方仮想延長面と、上面に沿って前方に延びる前方仮
想延長面とに夫々設けられる一方、前記空気清浄ユニッ
トは、その前面が前記補助吸込口に近接するように設け
られた構成となっている。
【0006】また、前記熱交換器が、前記前面の吸込口
にほぼ対向する略垂直部と、同略垂直部の上端を後方に
折曲して、前記前面の吸込口に隣接する前記補助吸込口
の周縁部と、前記上面の吸込口に隣接する前記補助吸込
口の周縁部とを結ぶ仮想傾斜面とほぼ平行に傾斜させた
後方傾斜部と、同後方傾斜部の後端を下方に折曲した下
方傾斜部とで構成される一方、前記空気清浄ユニット
は、その背面が前記後方傾斜部に沿うように設けられた
構成となっている。
にほぼ対向する略垂直部と、同略垂直部の上端を後方に
折曲して、前記前面の吸込口に隣接する前記補助吸込口
の周縁部と、前記上面の吸込口に隣接する前記補助吸込
口の周縁部とを結ぶ仮想傾斜面とほぼ平行に傾斜させた
後方傾斜部と、同後方傾斜部の後端を下方に折曲した下
方傾斜部とで構成される一方、前記空気清浄ユニット
は、その背面が前記後方傾斜部に沿うように設けられた
構成となっている。
【0007】また、前記空気清浄ユニットが、前記補助
吸込口から吸い込まれる吸込空気流にほぼ直交するよう
に形成された構成となっている。
吸込口から吸い込まれる吸込空気流にほぼ直交するよう
に形成された構成となっている。
【0008】また、前記空気清浄ユニットが、前記補助
吸込口のほぼ左右全幅にわたって設けられる一方、同補
助吸込口の風下側に、同空気清浄ユニットに向かう吸込
空気の漏れを防ぐ遮風体が設けられた構成となってい
る。
吸込口のほぼ左右全幅にわたって設けられる一方、同補
助吸込口の風下側に、同空気清浄ユニットに向かう吸込
空気の漏れを防ぐ遮風体が設けられた構成となってい
る。
【0009】また、前記遮風体が、前記エアフィルタを
挿脱可能に保持する保持片からなる構成となっている。
挿脱可能に保持する保持片からなる構成となっている。
【0010】また、前記保持片が、前記空気清浄ユニッ
トの前後部に沿うように設けられた構成となっている。
トの前後部に沿うように設けられた構成となっている。
【0011】また、前記補助吸込口を臨ませた前記空気
清浄ユニットの吸込桟が、前記補助吸込口をなす複数の
横桟にほぼ対向するように配置された構成となってい
る。
清浄ユニットの吸込桟が、前記補助吸込口をなす複数の
横桟にほぼ対向するように配置された構成となってい
る。
【0012】更に、前記エアフィルタが弾性を有してな
り、その一部が前記空気清浄ユニットの前面に沿うよう
に湾曲して装着された構成となっている。
り、その一部が前記空気清浄ユニットの前面に沿うよう
に湾曲して装着された構成となっている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいた実施例として詳細に説明する。図1は本発明
による空気調和機を示す断面図で、(A)は吸込ルーバ
で吸込口を開放した状態を、(B)は吸込口を閉塞した
状態を夫々示す。図において、1は本発明による空気調
和機本体、2は同本体1の前面上部および上面に設けら
れた吸込口、3は同吸込口2を開閉するための複数の吸
込ルーバ、4は前記前面上部および上面の吸込口2間に
設けられ、少なくとも複数の横桟4aを備えた補助吸込
口、5は前記本体1の前面下部に設けられた吹出口、6
は前記吸込口2および前記補助吸込口4と、前記吹出口
5とを結ぶ空気通路に設けられ、略垂直部6aと、同略垂
直部6aの上端を後方に折曲した後方傾斜部6bと、同後方
傾斜部6bの後端を下方に折曲した下方傾斜部6cとからな
る熱交換器、7は前記空気通路に設けられた送風ファ
ン、8は前記吸込口2および前記補助吸込口4の風下側
に挿脱可能に装着されたエアフィルタ、9は同エアフィ
ルタ8の背面であって前記補助吸込口4の風下側に設け
られた空気清浄ユニットである。
に基づいた実施例として詳細に説明する。図1は本発明
による空気調和機を示す断面図で、(A)は吸込ルーバ
で吸込口を開放した状態を、(B)は吸込口を閉塞した
状態を夫々示す。図において、1は本発明による空気調
和機本体、2は同本体1の前面上部および上面に設けら
れた吸込口、3は同吸込口2を開閉するための複数の吸
込ルーバ、4は前記前面上部および上面の吸込口2間に
設けられ、少なくとも複数の横桟4aを備えた補助吸込
口、5は前記本体1の前面下部に設けられた吹出口、6
は前記吸込口2および前記補助吸込口4と、前記吹出口
5とを結ぶ空気通路に設けられ、略垂直部6aと、同略垂
直部6aの上端を後方に折曲した後方傾斜部6bと、同後方
傾斜部6bの後端を下方に折曲した下方傾斜部6cとからな
る熱交換器、7は前記空気通路に設けられた送風ファ
ン、8は前記吸込口2および前記補助吸込口4の風下側
に挿脱可能に装着されたエアフィルタ、9は同エアフィ
ルタ8の背面であって前記補助吸込口4の風下側に設け
られた空気清浄ユニットである。
【0014】次に、上記の基本構成でなる空気調和機に
おいて、前記空気清浄ユニット9を前記補助吸込口4か
ら吸い込まれる吸込空気流がほぼ直交するように設けて
集塵速度を向上できるようにした構造について以下に説
明する。
おいて、前記空気清浄ユニット9を前記補助吸込口4か
ら吸い込まれる吸込空気流がほぼ直交するように設けて
集塵速度を向上できるようにした構造について以下に説
明する。
【0015】前記補助吸込口4が、前記本体1の前面に
沿って上方に延びる上方仮想延長面と、上面に沿って前
方に延びる前方仮想延長面とに夫々設けられる一方、前
記空気清浄ユニット9は、前記補助吸込口4から吸い込
まれる吸込空気流にほぼ直交するように形成されるとと
もに、その前面が前記補助吸込口4に近接するように、
且つ背面が前記熱交換器6の後方傾斜部6bに沿うように
設けられた構成となっており、これによって、前記補助
吸込口4は、前記上方仮想延長面上および前記前方仮想
延長面上に夫々形成されたので、同補助吸込口4の吸込
面積が実質的に拡張されて吸込空気流量を増加できるこ
とになり、また、前記補助吸込口4から吸い込まれる吸
込空気流の一部が、前記本体1内に収まりよく設けられ
た前記空気清浄ユニット9を通過しないままで前記空気
通路に流れ込むということがなくなり、極めて効率よく
前記空気清浄ユニット9を直交するようになって、前記
吸込空気中に含まれる塵埃を取り除く集塵速度を大幅に
向上でき、清潔で快適な空気調和を実現できるようにな
る。
沿って上方に延びる上方仮想延長面と、上面に沿って前
方に延びる前方仮想延長面とに夫々設けられる一方、前
記空気清浄ユニット9は、前記補助吸込口4から吸い込
まれる吸込空気流にほぼ直交するように形成されるとと
もに、その前面が前記補助吸込口4に近接するように、
且つ背面が前記熱交換器6の後方傾斜部6bに沿うように
設けられた構成となっており、これによって、前記補助
吸込口4は、前記上方仮想延長面上および前記前方仮想
延長面上に夫々形成されたので、同補助吸込口4の吸込
面積が実質的に拡張されて吸込空気流量を増加できるこ
とになり、また、前記補助吸込口4から吸い込まれる吸
込空気流の一部が、前記本体1内に収まりよく設けられ
た前記空気清浄ユニット9を通過しないままで前記空気
通路に流れ込むということがなくなり、極めて効率よく
前記空気清浄ユニット9を直交するようになって、前記
吸込空気中に含まれる塵埃を取り除く集塵速度を大幅に
向上でき、清潔で快適な空気調和を実現できるようにな
る。
【0016】なお、通常の冷房運転または暖房運転を行
いながら、同時に前記空気清浄ユニット9による空気清
浄を行う場合には、前記前面上部および、または上面の
吸込口2を前記複数の吸込ルーバ3によって開放するよ
うにし、前記空気清浄ユニット9による空気清浄を早急
に行う場合には、前記前面上部および上面の吸込口2を
前記複数の吸込ルーバ3によって閉塞すればよい。
いながら、同時に前記空気清浄ユニット9による空気清
浄を行う場合には、前記前面上部および、または上面の
吸込口2を前記複数の吸込ルーバ3によって開放するよ
うにし、前記空気清浄ユニット9による空気清浄を早急
に行う場合には、前記前面上部および上面の吸込口2を
前記複数の吸込ルーバ3によって閉塞すればよい。
【0017】また、前記空気清浄ユニット9が、前記補
助吸込口4のほぼ左右全幅にわたって設けられる一方、
同補助吸込口4の風下側に、前記エアフィルタ8を挿脱
可能に保持する保持片からなり、前記空気清浄ユニット
9に向かう吸込空気の漏れを防ぐように、同空気清浄ユ
ニット9の前後部に沿う遮風体10が設けられた構成とな
っており、これによって、前記補助吸込口4のほぼ左右
全幅に臨ませた前記空気清浄ユニット9で効果的に空気
清浄を行えるようになり、同時に、前記補助吸込口4か
ら吸い込まれる吸込空気を、前記遮風体10によって前記
空気通路に漏らすことなく前記空気清浄ユニット9に導
けるので、前記吸込空気中に含まれる塵埃を取り除く集
塵速度を更に向上できるようになる。
助吸込口4のほぼ左右全幅にわたって設けられる一方、
同補助吸込口4の風下側に、前記エアフィルタ8を挿脱
可能に保持する保持片からなり、前記空気清浄ユニット
9に向かう吸込空気の漏れを防ぐように、同空気清浄ユ
ニット9の前後部に沿う遮風体10が設けられた構成とな
っており、これによって、前記補助吸込口4のほぼ左右
全幅に臨ませた前記空気清浄ユニット9で効果的に空気
清浄を行えるようになり、同時に、前記補助吸込口4か
ら吸い込まれる吸込空気を、前記遮風体10によって前記
空気通路に漏らすことなく前記空気清浄ユニット9に導
けるので、前記吸込空気中に含まれる塵埃を取り除く集
塵速度を更に向上できるようになる。
【0018】更に、前記補助吸込口4を臨ませた前記空
気清浄ユニット9の吸込桟9aが、前記補助吸込口4に備
えた複数の横桟4aにほぼ対向するように配置されるとと
もに、前記エアフィルタ8が、弾性を有するフレームと
これに一体成形されたフィルタ材とからなり、その一部
が前記空気清浄ユニット9の前面に沿うように湾曲して
装着されたことにより、前記補助吸込口4に備えた複数
の横桟4aおよび前記空気清浄ユニット9の吸込桟9aによ
って生じる空気抵抗を最小限に抑えることができるよう
になり、また、前記エアフィルタ8の一部を湾曲させて
装着することで、前記複数の横桟4aおよび前記吸込桟9a
を近接できるようになって、該箇所における空気抵抗や
吸込空気の漏れを更に低減できる。
気清浄ユニット9の吸込桟9aが、前記補助吸込口4に備
えた複数の横桟4aにほぼ対向するように配置されるとと
もに、前記エアフィルタ8が、弾性を有するフレームと
これに一体成形されたフィルタ材とからなり、その一部
が前記空気清浄ユニット9の前面に沿うように湾曲して
装着されたことにより、前記補助吸込口4に備えた複数
の横桟4aおよび前記空気清浄ユニット9の吸込桟9aによ
って生じる空気抵抗を最小限に抑えることができるよう
になり、また、前記エアフィルタ8の一部を湾曲させて
装着することで、前記複数の横桟4aおよび前記吸込桟9a
を近接できるようになって、該箇所における空気抵抗や
吸込空気の漏れを更に低減できる。
【0019】以上の構成により、図1(A)および図1
(B)で示すように、前記補助吸込口4が、前記本体1
の前面に沿って上方に延びる上方仮想延長面と、上面に
沿って前方に延びる前方仮想延長面とに夫々設けられる
一方、前記空気清浄ユニット9は、前記補助吸込口4か
ら吸い込まれる吸込空気流にほぼ直交するように形成さ
れるとともに、その前面が前記補助吸込口4に近接する
ように、且つ背面が前記熱交換器6の後方傾斜部6bに沿
うように設けられたので、これによって、前記補助吸込
口4の吸込面積が実質的に拡張されて吸込空気流量を増
加できることになり、また、前記補助吸込口4から吸い
込まれる吸込空気流の一部が、前記本体1内に収まりよ
く設けられた前記空気清浄ユニット9を通過しないまま
で前記空気通路に流れ込むということがなくなり、極め
て効率よく前記空気清浄ユニット9を直交するようにな
って、前記吸込空気中に含まれる塵埃を取り除く集塵速
度を大幅に向上でき、清潔で快適な空気調和を実現でき
るようにした空気調和機となる。
(B)で示すように、前記補助吸込口4が、前記本体1
の前面に沿って上方に延びる上方仮想延長面と、上面に
沿って前方に延びる前方仮想延長面とに夫々設けられる
一方、前記空気清浄ユニット9は、前記補助吸込口4か
ら吸い込まれる吸込空気流にほぼ直交するように形成さ
れるとともに、その前面が前記補助吸込口4に近接する
ように、且つ背面が前記熱交換器6の後方傾斜部6bに沿
うように設けられたので、これによって、前記補助吸込
口4の吸込面積が実質的に拡張されて吸込空気流量を増
加できることになり、また、前記補助吸込口4から吸い
込まれる吸込空気流の一部が、前記本体1内に収まりよ
く設けられた前記空気清浄ユニット9を通過しないまま
で前記空気通路に流れ込むということがなくなり、極め
て効率よく前記空気清浄ユニット9を直交するようにな
って、前記吸込空気中に含まれる塵埃を取り除く集塵速
度を大幅に向上でき、清潔で快適な空気調和を実現でき
るようにした空気調和機となる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
空気清浄ユニットを専用の吸込口から吸い込まれる吸込
空気流がほぼ直交するように設けて集塵速度を向上でき
るようにした空気調和機となる。
空気清浄ユニットを専用の吸込口から吸い込まれる吸込
空気流がほぼ直交するように設けて集塵速度を向上でき
るようにした空気調和機となる。
【図1】本発明による空気調和機を示す断面図で、
(A)は吸込ルーバで吸込口を開放した状態を示し、
(B)は吸込口を閉塞した状態を示す。
(A)は吸込ルーバで吸込口を開放した状態を示し、
(B)は吸込口を閉塞した状態を示す。
【図2】従来例による空気調和機を示す断面図で、
(A)は吸込ルーバで吸込口を開放した状態を示し、
(B)は吸込口を閉塞した状態を示す。
(A)は吸込ルーバで吸込口を開放した状態を示し、
(B)は吸込口を閉塞した状態を示す。
1 空気調和機本体 2 吸込口 3 吸込ルーバ 4 補助吸込口 4a 横桟 5 吹出口 6 熱交換器 6a 略垂直部 6b 後方傾斜部 6c 下方傾斜部 7 送風ファン 8 エアフィルタ 9 空気清浄ユニット 9a 吸込桟 10 遮風体
Claims (8)
- 【請求項1】 本体の前面上部および上面に吸込口を設
け、前面下部に吹出口を設け、前記吸込口に、同吸込口
を開閉する複数の吸込ルーバを設け、前記前面上部およ
び上面の吸込口間に補助吸込口を設け、前記吸込口およ
び前記補助吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に、熱
交換器と送風ファンとを設け、前記吸込口および前記補
助吸込口の風下側にエアフィルタを挿脱可能に装着し、
同エアフィルタの背面であって前記補助吸込口の風下側
に空気清浄ユニットを設けてなる空気調和機において、 前記補助吸込口が、前記本体の前面に沿って上方に延び
る上方仮想延長面と、上面に沿って前方に延びる前方仮
想延長面とに夫々設けられる一方、前記空気清浄ユニッ
トは、その前面が前記補助吸込口に近接するように設け
られてなることを特徴とする空気調和機。 - 【請求項2】 前記熱交換器が、前記前面の吸込口にほ
ぼ対向する略垂直部と、同略垂直部の上端を後方に折曲
して、前記前面の吸込口に隣接する前記補助吸込口の周
縁部と、前記上面の吸込口に隣接する前記補助吸込口の
周縁部とを結ぶ仮想傾斜面とほぼ平行に傾斜させた後方
傾斜部と、同後方傾斜部の後端を下方に折曲した下方傾
斜部とで構成される一方、前記空気清浄ユニットは、そ
の背面が前記後方傾斜部に沿うように設けられてなるこ
とを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。 - 【請求項3】 前記空気清浄ユニットが、前記補助吸込
口から吸い込まれる吸込空気流にほぼ直交するように形
成されてなることを特徴とする請求項1または請求項2
に記載の空気調和機。 - 【請求項4】 前記空気清浄ユニットが、前記補助吸込
口のほぼ左右全幅にわたって設けられる一方、同補助吸
込口の風下側に、同空気清浄ユニットに向かう吸込空気
の漏れを防ぐ遮風体が設けられてなることを特徴とする
請求項1乃至請求項3の何れかに記載の空気調和機。 - 【請求項5】 前記遮風体が、前記エアフィルタを挿脱
可能に保持する保持片からなることを特徴とする請求項
1または請求項4に記載の空気調和機。 - 【請求項6】 前記保持片が、前記空気清浄ユニットの
前後部に沿うように設けられてなることを特徴とする請
求項1乃至請求項5の何れかに記載の空気調和機。 - 【請求項7】 前記補助吸込口を臨ませた前記空気清浄
ユニットの吸込桟が、前記補助吸込口をなす複数の横桟
にほぼ対向するように配置されてなることを特徴とする
請求項1乃至請求項4の何れかに記載の空気調和機。 - 【請求項8】 前記エアフィルタが弾性を有してなり、
その一部が前記空気清浄ユニットの前面に沿うように湾
曲して装着されてなることを特徴とする請求項1乃至請
求項7の何れかに記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000243815A JP2002061878A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000243815A JP2002061878A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002061878A true JP2002061878A (ja) | 2002-02-28 |
Family
ID=18734608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000243815A Pending JP2002061878A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002061878A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007225231A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
CN100378409C (zh) * | 2004-08-16 | 2008-04-02 | Lg电子株式会社 | 空调机 |
-
2000
- 2000-08-11 JP JP2000243815A patent/JP2002061878A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100378409C (zh) * | 2004-08-16 | 2008-04-02 | Lg电子株式会社 | 空调机 |
JP2007225231A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
JP4675799B2 (ja) * | 2006-02-24 | 2011-04-27 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100546665B1 (ko) | 공기 청정기 | |
JP2004245482A (ja) | 分離型空気調和機 | |
JP2001020547A (ja) | 空気清浄機付き喫煙ルーム | |
JP2005098533A (ja) | 空気調和機 | |
JPH1137540A (ja) | 空気調和機 | |
JP2002061878A (ja) | 空気調和機 | |
JP3521813B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2007021352A (ja) | 空気清浄機 | |
JP3975839B2 (ja) | 空気清浄機 | |
JP3276071B2 (ja) | 空気清浄装置付き空気調和機 | |
KR101003617B1 (ko) | 공기 청정기 | |
TWI291536B (en) | Air conditioner | |
JP3608385B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP4770101B2 (ja) | 空気調和機の室内ユニット | |
JP4529282B2 (ja) | 空気調和機 | |
JPWO2019239649A1 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JPH01274706A (ja) | 机 | |
KR100556313B1 (ko) | 환기시스템 | |
JP3666361B2 (ja) | 空気清浄器 | |
JP7386387B2 (ja) | 送風装置 | |
JPH07305889A (ja) | 空気調和装置のエアフィルタ配置構造 | |
JP2002005505A (ja) | 空気調和機 | |
JPH11281078A (ja) | 空気調和装置室内機付設用の空気清浄装置 | |
KR100580298B1 (ko) | 공기청정기 | |
JP2002061942A (ja) | 空気調和機 |