JP2002061295A - 建物の構築方法および建物の構造 - Google Patents

建物の構築方法および建物の構造

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JP2002061295A
JP2002061295A JP2000245878A JP2000245878A JP2002061295A JP 2002061295 A JP2002061295 A JP 2002061295A JP 2000245878 A JP2000245878 A JP 2000245878A JP 2000245878 A JP2000245878 A JP 2000245878A JP 2002061295 A JP2002061295 A JP 2002061295A
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floor
building
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wall
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Akira Kishi
明 岸
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雨天時の施工に好適であるとともに、高所作
業を減らすことで施工作業の省力化を図ることのでき
る、建物の構築方法および建物の構造を提供する。 【解決手段】 構築すべき建物1の平面の略中央部に柱
11を立て、地盤2上において、前記柱11の周囲を取
り囲むように屋根12を組み立て、前記柱11の軸に沿
って、組み立てられた前記屋根12を上昇させ、上昇さ
れた前記屋根12の下の地盤上において、床13および
壁14を組み立てて、該屋根12の下に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雨天時の施工に好
適であるとともに、高所作業を減らすことで施工作業の
省力化を図ることのできる建物の構築方法および建物の
構造に関する。
【0002】
【背景の技術】従来、建物を構築する際には、通常、建
物の下階から上階に向かって順次建物の骨組を組み上
げ、最後に建物の最上部に屋根を取り付ける。したがっ
て、建物の各階の施工時には、作業箇所が風雨に曝され
ることとなるので、良好な作業環境を確保するため、ま
た、特に木造の建物の施工においては、作業箇所の濡れ
をぐため、作業箇所の上方を防水シートなどによって保
護する必要があった。また、二階以上の階の床や壁を組
立作業では、作業箇所が高所であるため、低所における
作業に比べて、多くの手間と時間とを要していた。
【0003】そこで、例えば特開平3−197735号
公報に開示されているように、地盤上において屋根を組
み立てたうえでクレーンで吊り上げ、屋根にあらかじめ
回転自在に連結された柱材を立設することによって、建
物を構築する技術が知られている。この技術によれば、
先に組み立てられた屋根の下において床や壁を組み立て
ることができるので、この床や壁の組立作業箇所の上方
を防水シートなどで保護する必要がない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この技術は、
1階建ての建物を対象としたものであり、実際に建てら
れることの多い2階建て以上の建物には、適用すること
ができない。
【0005】本発明の課題は、雨天時の施工に好適であ
るとともに、高所作業を減らすことで施工作業の省力化
を図ることのできる、建物の構築方法および建物の構造
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1記載の建物の構築方法は、例えば図6、図
8、図9に示すように、構築すべき建物1の平面の略中
央部に柱11を立て、地盤2上において、前記柱11の
周囲を取り囲むように屋根12を組み立て、前記柱11
の軸に沿って、組み立てられた前記屋根12を上昇さ
せ、上昇された前記屋根12の下の地盤上において、床
(二階の床)13および壁(二階の壁)14を組み立て
て、該屋根12の下に固定することを特徴とする。
【0007】この請求項1記載の発明によれば、屋根1
2を組み立てて上昇させ、その下において、床13およ
び壁14を組み立てて、屋根12の下に固定するので、
床13および壁14を組み立てる際に、その作業箇所が
屋根12によって覆われることとなる。したがって、雨
の影響を受けることなく床13、壁14などの組立作業
ができ、工程管理が容易で、工期の遅れを防止すること
ができる。また、地盤2上において、屋根12、床1
3、壁14のそれぞれを組み立てるので、これらの組み
立て作業を低所において行うことができ、高所作業が減
ることによって、施工作業が簡便なものとなる。
【0008】請求項2記載の発明は、例えば図10、図
11に示すように、請求項1記載の建物の構築方法にお
いて、床13および壁14が固定されている屋根12を
上昇させ、上昇された前記屋根12に固定されている床
13の下において、該床13よりさらに下の階の床(一
階の床)15および壁(一階の壁)16を組み立てて、
前記屋根12に固定されている床13に固定することを
特徴とする。
【0009】この請求項2記載の発明によれば、請求項
1と同様の効果が得られるとともに、床13および壁1
4が固定されている屋根12を上昇させ、上昇された前
記屋根12に固定されている床13の下において、該床
13よりさらに下の階の床15および壁16を組み立て
て、前記屋根12に固定されている床13に固定するの
で、2以上の階を持つ建物の各階それぞれを地盤2上に
おいて施工でき、高所作業が減ることによって、施工作
業を簡略化できる。
【0010】請求項3記載の発明は、例えば図12に示
すように、請求項1または2記載の建物の構築方法によ
って構築された建物の構造であって、前記屋根12の骨
組(パイプ)12a,(骨組材)12bはトラス構造と
されていることを特徴とする。
【0011】この請求項3記載の発明によれば、前記屋
根12の骨組12aはトラス構造とされているので、屋
根12の骨組12a,12bの単位重量あたりの強度を
高くすることができる。したがって、組み立てられた屋
根12を柱に沿って上昇移動させるために必要な屋根1
2の強度と軽量性とを確保することができる。また、ト
ラス構造によって構成されることで強度が高い屋根12
によって、建物1の床13,15および壁14,16
を、安定的に支持できる。
【0012】請求項4記載の発明は、例えば図12に示
すように、請求項3記載の建物の構造において、前記屋
根12が前記柱11の上部に、ピン支承またはローラー
支承17によって接合されていることを特徴とする。
【0013】この請求項4記載の発明によれば、請求項
3と同様の効果が得られるとともに、前記屋根12が前
記柱11の上部に、ピン支承またはローラー支承(ピン
・ローラー支承)17によって接合されているので、建
物1に地震や風などによる荷重が作用した際に、柱11
の上部と屋根12との間にせん断力や曲げモーメントが
作用せず、柱1には常に軸方向力のみが作用することに
なる。したがって、柱11を設計する際には、柱11に
作用する軸方向力のみを考慮すれば良く、柱11の断面
を経済的に効率よく設計でき、柱11のコストを低減す
ることができる。また、上昇された屋根12の下に床1
3,15および壁14,16を固定する際にも同様に、
柱11の上部と屋根12との間にせん断力や曲げモーメ
ントが作用せず、屋根12にかかる床13,15および
壁14,16の重心の位置を適宜保ちながら、柱11に
は常に軸方向力のみが作用するようにして、床13,1
5および壁14,16を屋根12に固定することができ
る。
【0014】請求項5記載の発明は、例えば図12に示
すように、請求項4記載の建物の構造において、前記床
13,15と前記柱11とが、弾性体18によって互い
に連結されていることを特徴とする。ここで、前記弾性
体18は、バネからなるものであっても良いし、ゴムな
どの弾性材料から構成されたものであっても良い。
【0015】この請求項5記載の発明によれば、請求項
4と同様の効果が得られるとともに、柱11にピン支承
またはローラー支承17によって接合された屋根12お
よびこの屋根12に固定された床13,15が、柱11
に弾性体18によって連結されているので、地震や風な
どの外力の作用時において、免震効果の得られる建物の
構造とすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
建物の構築方法及び建物の構造の実施の形態を詳細に説
明する。本実施の形態の建物の構築方法および建物の構
造は、方形屋根を基本構造とする屋根12を備える二階
建ての建物1に適用されるものである。
【0017】図1、図4、図6、図8〜12は、本実施
の形態の建物の構築方法の手順を示す縦断面図である。
これらの図を参照しながら、本建物の構築方法を、順を
追って説明する。
【0018】まず、図1〜図3に示すように、構築すべ
き建物1の平面の略中央部の地盤2上に、建物1全体を
支持する柱11の基端部11Bを設置する。具体的に
は、基端部11Bの下半分を、鉄筋コンクリートからな
るフーチング21に埋没させた状態で固定する。基端部
11Bにはアンカー22が溶接されており、これによっ
て柱11とフーチング21との定着性が高められてい
る。
【0019】次に、柱11の基端部11B上端の内周面
に設けられた裏当て金11Baに沿わせるようにして、
基端部11Bの上に柱下部11Lの下端を差し込み、溶
接して両者を互いに固定する。この際、柱下部11Lの
外周面上には、後述する屋根12の一部を構成するパイ
プ12aを挿通しておく。続いて、柱下部11Lの側方
に柱上部11Uを配置し、図4に示す吊上用フレーム2
3およびこれに備えられた滑車23a、吊上ロープ23
b、ローラー23cを利用して、柱上部11Uを柱下部
11Lの上に移動し、両者を図示しないボルトによって
固定すると、図5に示すように、柱11が完成する。
【0020】次に、図6に示すように、地盤2上におい
て、前記柱11の周囲を取り囲むように屋根12を組み
立てる。図7は、屋根12を示す斜視図である。この
際、前記パイプ12aの側方に、屋根の骨組材12bを
図示しないボルトによって固定する。この結果、パイプ
12aと骨組材12bとによって構成される骨組は、ト
ラス架構を形成する。さらに、このトラスの上に、パネ
ル、防水材、屋根葺材などから構成された屋根材12c
を取り付ける。この際、図6に破線で示すように、パイ
プ12aおよび骨組材12bに設けられたパイプ挿入口
12d1,12d2に仮設用パイプ12eを挿入して仮
設枠を組み、屋根材12cの取付時にその作業箇所を一
時的に保護する。パイプ挿入口12d1は、屋根12の
完成後、建物1の雨樋(縦樋)を固定するためにも使用
可能な形状とされている。
【0021】そして、図8に示すように、柱11の軸に
沿って、組み立てられた前記屋根12を、柱11の上端
部にあらかじめ設置された滑車と吊上ロープ(図示せ
ず)によって吊り上げ、次いで、図9に示すように、上
昇された屋根12の下において、建物1の二階の床13
および壁14を組み立てる。床13および壁14の組立
時には、壁14の上端と屋根12の下端との間に余裕幅
が生じるようになっており、床13と壁14とが互いに
固定されたうえで、これらを吊上ロープ24によって上
昇させ、壁14の上端が屋根12の下端に接した状態
で、壁14を屋根12に固定する。
【0022】その次に、図10に示すように、床13お
よび壁14が固定されている屋根12を、柱11の上端
部にあらかじめ設置された滑車と吊上ロープ(図示せ
ず)により、柱11の軸に沿うようにしてさらに吊り上
げ、屋根12を柱11の上部に、ピン支承とローラー支
承の機能を併せ持つピン・ローラー支承17によって接
合する。そして、図11に示すように、この屋根12に
固定されている床13の下において、建物1の一階の床
15および壁16を組み立てる。床15および壁16の
組立時には、壁16の上端と床13の下端との間に余裕
幅が生じるようになっており、床15と壁16とが互い
に固定されたうえで、これらを吊上ロープ25によって
上昇させ、壁16の上端が床13の下端に接した状態
で、壁16を床13に固定する。
【0023】続いて、図12に示すように、床13,1
5と前記柱11との間を、ゴムからなる弾性体18によ
って互いに連結する。最後に、床16と地盤2との間に
幕板19を取り付けて、本建物の構築方法が完了すると
ともに、本建物の構造が完成する。
【0024】以上、本実施の形態に記載の建物の構築方
法によれば、屋根12を組み立てて上昇させ、その下に
おいて、床13および壁14を組み立てて、屋根12の
下に固定するので、床13および壁14を組み立てる際
に、その作業箇所が屋根12によって覆われることとな
る。したがって、雨の影響を受けることなく床13、壁
14などの組立作業ができ、工程管理が容易で、工期の
遅れを防止することができる。また、地盤2上におい
て、屋根12、床13、壁14のそれぞれを組み立てる
ので、これらの組み立て作業を低所において行うことが
でき、高所作業が減ることによって、施工作業が簡便な
ものとなる。
【0025】また、床13および壁14が固定されてい
る屋根12を上昇させ、上昇された前記屋根12に固定
されている床13の下において、該床13よりさらに下
の階の床15および壁16を組み立てて、前記屋根12
に固定されている床13に固定するので、2以上の階を
持つ建物の各階それぞれを地盤2上において施工でき、
高所作業が減ることによって、施工作業を簡略化でき
る。
【0026】また、本実施の形態に記載の建物の構築方
法によって構築された建物の構造によれば、前記屋根1
2の骨組12aはトラス構造とされているので、屋根1
2の骨組12a,12bの単位重量あたりの強度を高く
することができる。したがって、組み立てられた屋根1
2を柱に沿って上昇移動させるために必要な屋根12の
強度と軽量性とを確保することができる。
【0027】また、前記屋根12が前記柱11の上部
に、ピン・ローラー支承17によって接合されているの
で、建物1に地震や風などによる荷重が作用した際に、
柱11の上部と屋根12との間にせん断力や曲げモーメ
ントが作用せず、柱1には常に軸方向力のみが作用する
ことになる。したがって、柱11を設計する際には、柱
11に作用する軸方向力のみを考慮すれば良く、柱11
の断面を経済的に効率よく設計でき、柱11のコストを
低減することができる。また、上昇された屋根12の下
に床13,15および壁14,16を固定する際にも同
様に、柱11の上部と屋根12との間にせん断力や曲げ
モーメントが作用せず、屋根12にかかる床13,15
および壁14,16の重心の位置を適宜保ちながら、柱
11には常に軸方向力のみが作用するようにして、床1
3,15および壁14,16を屋根12に固定すること
ができる。
【0028】また、柱11にピン・ローラー支承17に
よって接合された屋根12およびこの屋根12に固定さ
れた床13,15が、柱11に弾性体18によって連結
されているので、地震や風などの外力の作用時におい
て、免震効果の得られる建物の構造とすることができ
る。
【0029】なお、本発明の建物の構築方法および建物
の構造は、上記の実施の形態に限定されることなく、本
発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並び
に設計の変更を行ってもよい。例えば、上記の実施の形
態は、方形屋根を屋根の基本構造とし、中央に1本の柱
11を備えた二階建ての建物1に、本発明の建物の構築
方法および建物の構造を適用したものであるが、方形屋
根以外の形状の屋根を備えた建物にも、建物の平面内に
おける屋根の重心の偏りが小さければ、本発明の建物の
構築方法および建物の構造を適用することができる。ま
た、2本以上の柱を備える建物にも、本発明の建物の構
築方法および建物の構造を適用可能である。特に3本以
上の柱を備える建物に本発明の建物の構築方法および建
物の構造を適用する場合には、屋根が3本以上の柱に安
定的に支持されるので、上昇された屋根の下に床および
壁を固定する作業を行いやすくなる。さらに、一階建て
または三階建て以上の建物にも、本発明の建物の構築方
法および建物の構造を適用することができる。その他、
具体的な細部構造などについても適宜に変更可能である
ことは勿論である。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、屋根を組
み立てて上昇させ、その下において、床および壁を組み
立てて、屋根の下に固定するので、床および壁を組み立
てる際に、その作業箇所が屋根によって覆われることと
なり。したがって、雨の影響を受けることなく床、壁な
どの組立作業ができ、工程管理が容易で、工期の遅れを
防止することができる。また、地盤上において、屋根、
床、壁のそれぞれを組み立てるので、これらの組み立て
作業を低所において行うことができ、高所作業が減るこ
とによって、施工作業が簡便なものとなる。
【0031】請求項2記載の発明によれば、請求項1と
同様の効果が得られるとともに、床および壁が固定され
ている屋根を上昇させ、上昇された前記屋根に固定され
ている床の下において、該床よりさらに下の階の床およ
び壁を組み立てて、前記屋根に固定されている床に固定
するので、2以上の階を持つ建物の各階それぞれを地盤
上において施工でき、高所作業が減ることによって、施
工作業を簡略化できる。
【0032】請求項3記載の発明によれば、前記屋根の
骨組はトラス構造とされているので、屋根の骨組の単位
重量あたりの強度を高くすることができる。したがっ
て、組み立てられた屋根を柱に沿って上昇移動させるた
めに必要な屋根の強度と軽量性とを確保することができ
る。
【0033】請求項4記載の発明によれば、請求項3と
同様の効果が得られるとともに、前記屋根が前記柱の上
部に、ピン支承またはローラー支承によって接合されて
いるので、建物に地震や風などによる荷重が作用した際
に、柱の上部と屋根との間にせん断力や曲げモーメント
が作用せず、柱には常に軸方向力のみが作用することに
なる。したがって、柱を設計する際には、柱に作用する
軸方向力のみを考慮すれば良く、柱の断面を経済的に効
率よく設計でき、柱のコストを低減することができる。
また、上昇された屋根の下に床および壁を固定する際に
も同様に、柱の上部と屋根との間にせん断力や曲げモー
メントが作用せず、屋根にかかる床および壁の重心の位
置を適宜保ちながら、柱には常に軸方向力のみが作用す
るようにして、床および壁を屋根に固定することができ
る。
【0034】請求項5記載の発明によれば、請求項4と
同様の効果が得られるとともに、柱にピン支承またはロ
ーラー支承によって接合された屋根およびこの屋根に固
定された床が、柱に弾性体によって連結されているの
で、地震や風などの外力の作用時において、免震効果の
得られる建物の構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建物の構築方法の一例の第1段階を示
す、縦断面図である。
【図2】図1における柱の下端部を示す、斜視図であ
る。
【図3】図1における柱の下端部を示す、縦断面図であ
る。
【図4】柱の構築方法の概略を示す、側面図である。
【図5】本発明の建物の構築方法の一例の第2段階を示
す、側面図である。
【図6】本発明の建物の構築方法の一例の第3段階を示
す、縦断面図である。
【図7】図6における屋根を示す、斜視図である。
【図8】本発明の建物の構築方法の一例の第4段階を示
す、縦断面図である。
【図9】本発明の建物の構築方法の一例の第5段階を示
す、縦断面図である。
【図10】本発明の建物の構築方法の一例の第6段階を
示す、縦断面図である。
【図11】本発明の建物の構築方法の一例の第7段階を
示す、縦断面図である。
【図12】本発明の建物の構築方法の一例の第8段階お
よびこの建物の構築方法により構築された建物の構造を
示す、縦断面図である。
【符号の説明】
1 建物 2 地盤 11 柱 12 屋根 12a 屋根の骨組(パイプ) 12a 屋根の骨組(骨組材) 13 床(二階の床) 14 壁(二階の壁) 15 下の階の床(一階の床) 16 下の階の壁(一階の壁) 17 ピン支承,ローラー支承(ピン・ローラー支
承) 18 弾性体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】構築すべき建物の平面の略中央部に柱を立
    て、 地盤上において、前記柱の周囲を取り囲むように屋根を
    組み立て、 前記柱の軸に沿って、組み立てられた前記屋根を上昇さ
    せ、 上昇された前記屋根の下の地盤上において、床および壁
    を組み立てて、該屋根の下に固定することを特徴とする
    建物の構築方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の建物の構築方法において、 床および壁が固定されている屋根を上昇させ、 上昇された前記屋根に固定されている床の下において、
    該床よりさらに下の階の床および壁を組み立てて、前記
    屋根に固定されている床に固定することを特徴とする建
    物の構築方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の建物の構築方法に
    よって構築された建物の構造であって、 前記屋根の骨組はトラス構造とされていることを特徴と
    する建物の構造。
  4. 【請求項4】請求項3記載の建物の構造において、 前記屋根が前記柱の上部に、ピン支承またはローラー支
    承によって接合されていることを特徴とする建物の構
    造。
  5. 【請求項5】請求項4記載の建物の構造において、 前記床と前記柱とが、弾性体によって互いに連結されて
    いることを特徴とする建物の構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101052790B1 (ko) * 2009-05-15 2011-07-29 정환목 대공간 구조물 지붕구조 설치 자동화 공법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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