JP2002057686A - データ伝送システム、データ伝送装置および遠隔制御方法 - Google Patents
データ伝送システム、データ伝送装置および遠隔制御方法Info
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- Databases & Information Systems (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＣＡＴＶを用いたテレビ放送番組等の録画を
外出先から遠隔操作できるようにする。 【解決手段】 センタ装置１とケーブルモデム８とがＣ
ＡＴＶ回線７を介して接続された双方向ＣＡＴＶシステ
ムにおいて、センタ装置１からＣＡＴＶ回線７を介して
ケーブルモデム８に送信されるテレビ放送番組を録画す
るためのハードディスク１１を備え、インターネット５
上からセンタ装置１に送信された電子メールを更にＣＡ
ＴＶ回線７を介してケーブルモデム８に送信し、ケーブ
ルモデム８が電子メールの内容を解析して、当該電子メ
ールにより指示された処理を実行するようにすることに
より、ＣＡＴＶを用いたテレビ放送番組の録画やデジタ
ル・コンテンツの配信等を、インターネット対応の携帯
情報端末を使って外出先から遠隔操作することができる
ようにする。
外出先から遠隔操作できるようにする。 【解決手段】 センタ装置１とケーブルモデム８とがＣ
ＡＴＶ回線７を介して接続された双方向ＣＡＴＶシステ
ムにおいて、センタ装置１からＣＡＴＶ回線７を介して
ケーブルモデム８に送信されるテレビ放送番組を録画す
るためのハードディスク１１を備え、インターネット５
上からセンタ装置１に送信された電子メールを更にＣＡ
ＴＶ回線７を介してケーブルモデム８に送信し、ケーブ
ルモデム８が電子メールの内容を解析して、当該電子メ
ールにより指示された処理を実行するようにすることに
より、ＣＡＴＶを用いたテレビ放送番組の録画やデジタ
ル・コンテンツの配信等を、インターネット対応の携帯
情報端末を使って外出先から遠隔操作することができる
ようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ伝送システ
ム、データ伝送装置および遠隔制御方法に関し、例え
ば、ＣＡＴＶ（ケーブルテレビ）網を用いてデジタルデ
ータの送受信を行うシステムに用いて好適なものであ
る。
ム、データ伝送装置および遠隔制御方法に関し、例え
ば、ＣＡＴＶ（ケーブルテレビ）網を用いてデジタルデ
ータの送受信を行うシステムに用いて好適なものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】ＢＳ（放送衛星）やＣＳ（通信衛星）を
用いた衛星テレビ放送、地上波テレビ放送、ＣＡＴＶ
（ケーブルテレビ）放送などを始めとする各種のテレビ
放送のうち、ＣＡＴＶは単方向のテレビジョン放送と異
なり、双方向通信機能を有することを特徴としている。
用いた衛星テレビ放送、地上波テレビ放送、ＣＡＴＶ
（ケーブルテレビ）放送などを始めとする各種のテレビ
放送のうち、ＣＡＴＶは単方向のテレビジョン放送と異
なり、双方向通信機能を有することを特徴としている。
【０００３】このような特徴を有するＣＡＴＶを利用し
て、ケーブルモデムを用いてインターネットに常時接続
可能なシステムも提供されている。また、音楽、動画、
ゲームソフト等の配信、ユーザが要求した番組だけを配
信するビデオ・オン・デマンド、更には商品情報を映像
として放送し、ユーザ端末から購入申込を行う電子商取
引などの様々な双方向サービスを実現することに多くの
期待が集まっている。
て、ケーブルモデムを用いてインターネットに常時接続
可能なシステムも提供されている。また、音楽、動画、
ゲームソフト等の配信、ユーザが要求した番組だけを配
信するビデオ・オン・デマンド、更には商品情報を映像
として放送し、ユーザ端末から購入申込を行う電子商取
引などの様々な双方向サービスを実現することに多くの
期待が集まっている。
【０００４】そして、このような双方向サービスの質を
向上させるために、現在では、ハードディスク等の大容
量記憶媒体を内蔵した受信機を用いることが注目されて
いる。ハードディスクを用いることにより、音楽や動画
などのデジタル・コンテンツ配信に関して多様なサービ
スを受けることが可能となる。例えば、配信された音楽
や動画をハードディスクに蓄積しておくことにより、そ
の後任意の時点で多くの音楽や動画の中から好みのもの
を選択して素早く再生することも可能となる。
向上させるために、現在では、ハードディスク等の大容
量記憶媒体を内蔵した受信機を用いることが注目されて
いる。ハードディスクを用いることにより、音楽や動画
などのデジタル・コンテンツ配信に関して多様なサービ
スを受けることが可能となる。例えば、配信された音楽
や動画をハードディスクに蓄積しておくことにより、そ
の後任意の時点で多くの音楽や動画の中から好みのもの
を選択して素早く再生することも可能となる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ＣＡＴ
Ｖは双方向通信機能を有しており、インターネットに常
時接続することも可能である。一方、ＣＡＴＶの受信機
にハードディスク等を内蔵し、放送波あるいはインター
ネット上から送られてくるテレビ放送番組やデジタル・
コンテンツ等をハードディスクに記録するといった利用
形態が今後増えてくることが予想される。
Ｖは双方向通信機能を有しており、インターネットに常
時接続することも可能である。一方、ＣＡＴＶの受信機
にハードディスク等を内蔵し、放送波あるいはインター
ネット上から送られてくるテレビ放送番組やデジタル・
コンテンツ等をハードディスクに記録するといった利用
形態が今後増えてくることが予想される。
【０００６】このような状況の中、ＣＡＴＶを用いたテ
レビ放送番組の録画やデジタル・コンテンツの配信等
を、インターネットを通じて外出先から遠隔操作できる
ようにすれば、ユーザの使い勝手は益々向上する。しか
しながら、従来、ＣＡＴＶの双方向通信機能を利用して
テレビ放送番組の録画やデジタル・コンテンツの配信等
を外出先から遠隔操作できるような仕組みは、全く提供
されていなかった。
レビ放送番組の録画やデジタル・コンテンツの配信等
を、インターネットを通じて外出先から遠隔操作できる
ようにすれば、ユーザの使い勝手は益々向上する。しか
しながら、従来、ＣＡＴＶの双方向通信機能を利用して
テレビ放送番組の録画やデジタル・コンテンツの配信等
を外出先から遠隔操作できるような仕組みは、全く提供
されていなかった。
【０００７】本発明は、このような実情に鑑みて成され
たものであり、ＣＡＴＶを用いたテレビ放送番組の録画
やデジタル・コンテンツの配信等を外出先から遠隔操作
できるようにすることにより、ＣＡＴＶの双方向サービ
スの使い勝手を向上できるようにすることを目的とす
る。
たものであり、ＣＡＴＶを用いたテレビ放送番組の録画
やデジタル・コンテンツの配信等を外出先から遠隔操作
できるようにすることにより、ＣＡＴＶの双方向サービ
スの使い勝手を向上できるようにすることを目的とす
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ伝送シス
テムは、センタ装置と、伝送路を介して上記センタ装置
と接続された１つ以上のデータ伝送装置とを有するデー
タ伝送システムであって、上記センタ装置から上記伝送
路を介して上記データ伝送装置に送信されるデータを蓄
積保存するデータ記録媒体と、上記センタ装置に送信さ
れた指示データを上記伝送路を介して上記データ伝送装
置にて受信し、上記指示データの内容を解析して、指示
された処理を実行するように制御する制御手段とを備え
たことを特徴とする。
テムは、センタ装置と、伝送路を介して上記センタ装置
と接続された１つ以上のデータ伝送装置とを有するデー
タ伝送システムであって、上記センタ装置から上記伝送
路を介して上記データ伝送装置に送信されるデータを蓄
積保存するデータ記録媒体と、上記センタ装置に送信さ
れた指示データを上記伝送路を介して上記データ伝送装
置にて受信し、上記指示データの内容を解析して、指示
された処理を実行するように制御する制御手段とを備え
たことを特徴とする。
【０００９】本発明の他の態様では、上記指示データに
より示される処理は、上記データ記録媒体へのデータの
記録動作に関する処理を含むことを特徴とする。本発明
のその他の態様では、上記指示データにより示される処
理は、上記データ記録媒体に対するデータの記録状況を
確認する処理を含むことを特徴とする。
より示される処理は、上記データ記録媒体へのデータの
記録動作に関する処理を含むことを特徴とする。本発明
のその他の態様では、上記指示データにより示される処
理は、上記データ記録媒体に対するデータの記録状況を
確認する処理を含むことを特徴とする。
【００１０】本発明のその他の態様では、センタ装置
と、ＣＡＴＶ回線を介して上記センタ装置と接続された
１つ以上のデータ伝送装置とを有するデータ伝送システ
ムであって、上記センタ装置から上記ＣＡＴＶ回線を介
して上記データ伝送装置に送信されるデータを蓄積保存
するデータ記録媒体と、インターネット上から上記セン
タ装置に送信された所望の指示内容を含む電子メール
を、上記ＣＡＴＶ回線を介して上記データ伝送装置にて
受信し、上記電子メールの内容を解析して、上記電子メ
ールにより指示された処理を実行するように制御する制
御手段とを備えたことを特徴とする。
と、ＣＡＴＶ回線を介して上記センタ装置と接続された
１つ以上のデータ伝送装置とを有するデータ伝送システ
ムであって、上記センタ装置から上記ＣＡＴＶ回線を介
して上記データ伝送装置に送信されるデータを蓄積保存
するデータ記録媒体と、インターネット上から上記セン
タ装置に送信された所望の指示内容を含む電子メール
を、上記ＣＡＴＶ回線を介して上記データ伝送装置にて
受信し、上記電子メールの内容を解析して、上記電子メ
ールにより指示された処理を実行するように制御する制
御手段とを備えたことを特徴とする。
【００１１】本発明のその他の態様では、上記電子メー
ルにより指示される処理は、上記データ記録媒体に対す
るケーブルテレビ放送番組の録画に関する処理を含むこ
とを特徴とする。本発明のその他の態様では、上記電子
メールにより指示される処理は、上記データ記録媒体に
対するケーブルテレビ放送番組の録画状況を確認する処
理を含むことを特徴とする。
ルにより指示される処理は、上記データ記録媒体に対す
るケーブルテレビ放送番組の録画に関する処理を含むこ
とを特徴とする。本発明のその他の態様では、上記電子
メールにより指示される処理は、上記データ記録媒体に
対するケーブルテレビ放送番組の録画状況を確認する処
理を含むことを特徴とする。
【００１２】本発明のその他の態様では、上記インター
ネット上から上記センタ装置に送信された電子メールを
蓄積・管理するメールサーバを備え、上記データ伝送装
置が上記メールサーバに対して定期的あるいは不定期的
にメール取得要求を行うことにより、上記電子メールを
上記ＣＡＴＶ回線を介して上記データ伝送装置にて受信
するようにしたことを特徴とする。
ネット上から上記センタ装置に送信された電子メールを
蓄積・管理するメールサーバを備え、上記データ伝送装
置が上記メールサーバに対して定期的あるいは不定期的
にメール取得要求を行うことにより、上記電子メールを
上記ＣＡＴＶ回線を介して上記データ伝送装置にて受信
するようにしたことを特徴とする。
【００１３】本発明のその他の態様では、上記インター
ネット上から上記センタ装置に送信された電子メールを
上記ＣＡＴＶ回線に送信し、上記データ伝送装置が上記
電子メールの宛先アドレスと自身のアドレスとを比較し
て、アドレスが一致する電子メールを上記データ伝送装
置にて受信するようにしたことを特徴とする。
ネット上から上記センタ装置に送信された電子メールを
上記ＣＡＴＶ回線に送信し、上記データ伝送装置が上記
電子メールの宛先アドレスと自身のアドレスとを比較し
て、アドレスが一致する電子メールを上記データ伝送装
置にて受信するようにしたことを特徴とする。
【００１４】本発明のその他の態様では、上記インター
ネット上から上記センタ装置に送信された電子メールを
蓄積・管理するメールサーバを備え、電話回線より受信
した所定のトーン信号をトリガとして上記データ伝送装
置が上記メールサーバに対してメール取得要求を行うこ
とにより、上記電子メールを上記ＣＡＴＶ回線を介して
上記データ伝送装置にて受信するようにしたことを特徴
とする。
ネット上から上記センタ装置に送信された電子メールを
蓄積・管理するメールサーバを備え、電話回線より受信
した所定のトーン信号をトリガとして上記データ伝送装
置が上記メールサーバに対してメール取得要求を行うこ
とにより、上記電子メールを上記ＣＡＴＶ回線を介して
上記データ伝送装置にて受信するようにしたことを特徴
とする。
【００１５】本発明のその他の態様では、センタ装置
と、ＣＡＴＶ回線を介して上記センタ装置と接続された
１つ以上のケーブルモデム装置と、上記センタ装置をイ
ンターネットに接続するルータとを有するデータ伝送シ
ステムであって、上記センタ装置から上記ＣＡＴＶ回線
を介して上記ケーブルモデム装置に送信されるデータを
蓄積保存するデータ記録媒体と、上記インターネット上
から上記ルータを介して上記センタ装置に送信された所
望の指示内容を含む電子メールを、上記ＣＡＴＶ回線を
介して上記ケーブルモデム装置にて受信し、上記電子メ
ールの内容を解析して、上記電子メールにより指示され
た処理を実行するように制御するコントローラとを備え
たことを特徴とする。
と、ＣＡＴＶ回線を介して上記センタ装置と接続された
１つ以上のケーブルモデム装置と、上記センタ装置をイ
ンターネットに接続するルータとを有するデータ伝送シ
ステムであって、上記センタ装置から上記ＣＡＴＶ回線
を介して上記ケーブルモデム装置に送信されるデータを
蓄積保存するデータ記録媒体と、上記インターネット上
から上記ルータを介して上記センタ装置に送信された所
望の指示内容を含む電子メールを、上記ＣＡＴＶ回線を
介して上記ケーブルモデム装置にて受信し、上記電子メ
ールの内容を解析して、上記電子メールにより指示され
た処理を実行するように制御するコントローラとを備え
たことを特徴とする。
【００１６】本発明のその他の態様では、上記ケーブル
モデム装置に接続されたコンピュータを備え、上記デー
タ記録媒体を上記コンピュータに内蔵あるいは外付けし
たハードディスク装置により構成したことを特徴とす
る。本発明のその他の態様では、上記データ記録媒体を
上記ケーブルモデム装置に内蔵あるいは外付けしたハー
ドディスク装置により構成したことを特徴とする。本発
明のその他の態様では、上記ケーブルモデム装置に接続
されたテレビジョン受像機を備え、上記データ記録媒体
を上記テレビジョン受像機に内蔵あるいは外付けしたハ
ードディスク装置により構成したことを特徴とする。
モデム装置に接続されたコンピュータを備え、上記デー
タ記録媒体を上記コンピュータに内蔵あるいは外付けし
たハードディスク装置により構成したことを特徴とす
る。本発明のその他の態様では、上記データ記録媒体を
上記ケーブルモデム装置に内蔵あるいは外付けしたハー
ドディスク装置により構成したことを特徴とする。本発
明のその他の態様では、上記ケーブルモデム装置に接続
されたテレビジョン受像機を備え、上記データ記録媒体
を上記テレビジョン受像機に内蔵あるいは外付けしたハ
ードディスク装置により構成したことを特徴とする。
【００１７】また、本発明のデータ伝送装置は、伝送路
を介してセンタ装置と接続されるデータ伝送装置であっ
て、上記センタ装置に送信された指示データを上記伝送
路を介して受信し、上記指示データに応じて、上記セン
タ装置から上記伝送路を介して送られてくるデータをデ
ータ記録媒体に蓄積保存する処理を実行するように制御
する制御手段を備えたことを特徴とする。
を介してセンタ装置と接続されるデータ伝送装置であっ
て、上記センタ装置に送信された指示データを上記伝送
路を介して受信し、上記指示データに応じて、上記セン
タ装置から上記伝送路を介して送られてくるデータをデ
ータ記録媒体に蓄積保存する処理を実行するように制御
する制御手段を備えたことを特徴とする。
【００１８】本発明の他の態様では、上記制御手段は、
上記指示データに応じて、上記データ記録媒体に対する
データの記録状況を表すステータス情報を上記伝送路を
介して送信する処理を実行するように制御することを特
徴とする。
上記指示データに応じて、上記データ記録媒体に対する
データの記録状況を表すステータス情報を上記伝送路を
介して送信する処理を実行するように制御することを特
徴とする。
【００１９】本発明のその他の態様では、ＣＡＴＶ回線
を介してセンタ装置と接続されるデータ伝送装置であっ
て、インターネット上から上記センタ装置に送信された
所望の指示内容を含む電子メールを上記ＣＡＴＶ回線を
介して受信し、上記電子メールの内容に応じて、上記セ
ンタ装置から上記ＣＡＴＶ回線を介して送られてくるケ
ーブルテレビ放送番組をデータ記録媒体に録画する処理
を実行するように制御する制御手段を備えたことを特徴
とする。
を介してセンタ装置と接続されるデータ伝送装置であっ
て、インターネット上から上記センタ装置に送信された
所望の指示内容を含む電子メールを上記ＣＡＴＶ回線を
介して受信し、上記電子メールの内容に応じて、上記セ
ンタ装置から上記ＣＡＴＶ回線を介して送られてくるケ
ーブルテレビ放送番組をデータ記録媒体に録画する処理
を実行するように制御する制御手段を備えたことを特徴
とする。
【００２０】本発明のその他の態様では、上記制御手段
は、上記電子メールの内容に応じて、上記データ記録媒
体に対する録画の状況を表すステータス情報を上記ＣＡ
ＴＶ回線を介して送信する処理を実行するように制御す
ることを特徴とする。
は、上記電子メールの内容に応じて、上記データ記録媒
体に対する録画の状況を表すステータス情報を上記ＣＡ
ＴＶ回線を介して送信する処理を実行するように制御す
ることを特徴とする。
【００２１】本発明のその他の態様では、メールサーバ
に対して定期的あるいは不定期的にメール取得要求を行
うことにより、上記電子メールを上記ＣＡＴＶ回線を介
して受信するようにしたことを特徴とする。本発明のそ
の他の態様では、上記ＣＡＴＶ回線に送信された電子メ
ールの宛先アドレスと自身のアドレスとを比較し、アド
レスが一致する電子メールを受信するようにしたことを
特徴とする。本発明のその他の態様では、電話回線より
受信した所定のトーン信号をトリガとしてメールサーバ
に対してメール取得要求を行うことにより、上記電子メ
ールを上記ＣＡＴＶ回線を介して受信するようにしたこ
とを特徴とする。
に対して定期的あるいは不定期的にメール取得要求を行
うことにより、上記電子メールを上記ＣＡＴＶ回線を介
して受信するようにしたことを特徴とする。本発明のそ
の他の態様では、上記ＣＡＴＶ回線に送信された電子メ
ールの宛先アドレスと自身のアドレスとを比較し、アド
レスが一致する電子メールを受信するようにしたことを
特徴とする。本発明のその他の態様では、電話回線より
受信した所定のトーン信号をトリガとしてメールサーバ
に対してメール取得要求を行うことにより、上記電子メ
ールを上記ＣＡＴＶ回線を介して受信するようにしたこ
とを特徴とする。
【００２２】本発明のその他の態様では、上記データ記
録媒体を内蔵あるいは外付けにて備えたことを特徴とす
る。
録媒体を内蔵あるいは外付けにて備えたことを特徴とす
る。
【００２３】また、本発明による遠隔制御方法は、セン
タ装置と、ＣＡＴＶ回線を介して上記センタ装置と接続
された１つ以上のデータ伝送装置と、上記センタ装置を
インターネットに接続するルータとを有する双方向ＣＡ
ＴＶシステムにおいて、上記インターネット上から上記
ルータを介して上記センタ装置に所望の指示内容を含む
電子メールを送信し、上記電子メールを上記センタ装置
から上記ＣＡＴＶ回線を介して上記データ伝送装置に更
に送信し、上記データ伝送装置が受信した電子メールの
内容を解析して、上記電子メールにより指示された処理
を実行するように制御することを特徴とする。
タ装置と、ＣＡＴＶ回線を介して上記センタ装置と接続
された１つ以上のデータ伝送装置と、上記センタ装置を
インターネットに接続するルータとを有する双方向ＣＡ
ＴＶシステムにおいて、上記インターネット上から上記
ルータを介して上記センタ装置に所望の指示内容を含む
電子メールを送信し、上記電子メールを上記センタ装置
から上記ＣＡＴＶ回線を介して上記データ伝送装置に更
に送信し、上記データ伝送装置が受信した電子メールの
内容を解析して、上記電子メールにより指示された処理
を実行するように制御することを特徴とする。
【００２４】本発明の他の態様では、上記電子メールに
より指示される処理は、上記センタ装置から上記ＣＡＴ
Ｖ回線を介して上記データ伝送装置に送信されるケーブ
ルテレビ放送番組の録画に関する処理を含むことを特徴
とする。本発明のその他の態様では、上記電子メールに
より指示される処理は、上記データ記録媒体に対する録
画状況を確認する処理を含むことを特徴とする。
より指示される処理は、上記センタ装置から上記ＣＡＴ
Ｖ回線を介して上記データ伝送装置に送信されるケーブ
ルテレビ放送番組の録画に関する処理を含むことを特徴
とする。本発明のその他の態様では、上記電子メールに
より指示される処理は、上記データ記録媒体に対する録
画状況を確認する処理を含むことを特徴とする。
【００２５】本発明のその他の態様では、上記インター
ネット上から上記センタ装置に送信された電子メールを
メールサーバにて蓄積・管理し、上記データ伝送装置が
上記メールサーバに対して定期的あるいは不定期的にメ
ール取得要求を行うことにより、上記電子メールを上記
ＣＡＴＶ回線を介して上記データ伝送装置にて受信する
ようにしたことを特徴とする。
ネット上から上記センタ装置に送信された電子メールを
メールサーバにて蓄積・管理し、上記データ伝送装置が
上記メールサーバに対して定期的あるいは不定期的にメ
ール取得要求を行うことにより、上記電子メールを上記
ＣＡＴＶ回線を介して上記データ伝送装置にて受信する
ようにしたことを特徴とする。
【００２６】本発明のその他の態様では、上記インター
ネット上から上記センタ装置に送信された電子メールを
上記ＣＡＴＶ回線に送信し、上記データ伝送装置が上記
電子メールの宛先アドレスと自身のアドレスとを比較し
て、アドレスが一致する電子メールを上記データ伝送装
置にて受信するようにしたことを特徴とする。
ネット上から上記センタ装置に送信された電子メールを
上記ＣＡＴＶ回線に送信し、上記データ伝送装置が上記
電子メールの宛先アドレスと自身のアドレスとを比較し
て、アドレスが一致する電子メールを上記データ伝送装
置にて受信するようにしたことを特徴とする。
【００２７】本発明のその他の態様では、上記インター
ネット上から上記センタ装置に送信された電子メールを
メールサーバにて蓄積・管理し、電話回線より受信した
所定のトーン信号をトリガとして上記データ伝送装置が
上記メールサーバに対してメール取得要求を行うことに
より、上記電子メールを上記ＣＡＴＶ回線を介して上記
データ伝送装置にて受信するようにしたことを特徴とす
る。
ネット上から上記センタ装置に送信された電子メールを
メールサーバにて蓄積・管理し、電話回線より受信した
所定のトーン信号をトリガとして上記データ伝送装置が
上記メールサーバに対してメール取得要求を行うことに
より、上記電子メールを上記ＣＡＴＶ回線を介して上記
データ伝送装置にて受信するようにしたことを特徴とす
る。
【００２８】本発明は上記技術手段より成るので、セン
タ装置に送られた指示データ（例えば、所望の指示内容
を含む電子メール）がセンタ装置から伝送路（例えばＣ
ＡＴＶ回線）を介してデータ伝送装置に送られ、当該デ
ータ伝送装置において指示データの内容が解釈されて対
応する処理（例えば、ケーブルテレビ放送の録画に関す
る処理、あるいは録画ステータス情報を確認する処理な
ど）が実行されることとなり、データ伝送装置における
処理を遠隔操作することが可能となる。
タ装置に送られた指示データ（例えば、所望の指示内容
を含む電子メール）がセンタ装置から伝送路（例えばＣ
ＡＴＶ回線）を介してデータ伝送装置に送られ、当該デ
ータ伝送装置において指示データの内容が解釈されて対
応する処理（例えば、ケーブルテレビ放送の録画に関す
る処理、あるいは録画ステータス情報を確認する処理な
ど）が実行されることとなり、データ伝送装置における
処理を遠隔操作することが可能となる。
【００２９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図１は、本発明のデータ伝送シス
テムを実施した双方向ＣＡＴＶシステムの全体構成例を
示す図である。
に基づいて説明する。図１は、本発明のデータ伝送シス
テムを実施した双方向ＣＡＴＶシステムの全体構成例を
示す図である。
【００３０】図１において、１はセンタ装置であり、音
楽、動画、静止画、ゲームソフト、プログラムなどのデ
ジタル・コンテンツや、遠隔操作のためのコマンドを含
む電子メール等の各種データをインターネット５上から
ルータ２を介して受信する。また、センタ装置１は、番
組供給事業者あるいは番組制作者等から送信されたテレ
ビ放送番組をアンテナ群６を介して受信する。また、セ
ンタ装置１は、ＣＡＴＶ局が自主放送用として制作した
番組等を記録したビデオサーバ３からそのテレビ放送番
組を受信する。そして、これらの受信したデジタルデー
タをＣＡＴＶ用の下りデータに変換してＣＡＴＶ回線７
に送信する。
楽、動画、静止画、ゲームソフト、プログラムなどのデ
ジタル・コンテンツや、遠隔操作のためのコマンドを含
む電子メール等の各種データをインターネット５上から
ルータ２を介して受信する。また、センタ装置１は、番
組供給事業者あるいは番組制作者等から送信されたテレ
ビ放送番組をアンテナ群６を介して受信する。また、セ
ンタ装置１は、ＣＡＴＶ局が自主放送用として制作した
番組等を記録したビデオサーバ３からそのテレビ放送番
組を受信する。そして、これらの受信したデジタルデー
タをＣＡＴＶ用の下りデータに変換してＣＡＴＶ回線７
に送信する。
【００３１】さらに、センタ装置１は、ＣＡＴＶ回線７
から上りデータとして送られてくるデータ、例えば上記
遠隔操作のためのコマンドを含む電子メールの取得要求
データや、上記コマンドに対する応答データをＣＡＴＶ
回線７から受信し、それをフォーマット変換してインタ
ーネット５上に送信する処理も行う。
から上りデータとして送られてくるデータ、例えば上記
遠隔操作のためのコマンドを含む電子メールの取得要求
データや、上記コマンドに対する応答データをＣＡＴＶ
回線７から受信し、それをフォーマット変換してインタ
ーネット５上に送信する処理も行う。
【００３２】４はメールサーバであり、インターネット
５上からルータ２を介して送られてきた電子メールを蓄
積・管理する。そして、ケーブルモデム８からＣＡＴＶ
回線７を介して送られてくる電子メールの取得要求デー
タに応じて、蓄積・管理されている電子メールの中から
当該ケーブルモデム８宛てのものを取り出し、ＣＡＴＶ
回線７上に送信する。
５上からルータ２を介して送られてきた電子メールを蓄
積・管理する。そして、ケーブルモデム８からＣＡＴＶ
回線７を介して送られてくる電子メールの取得要求デー
タに応じて、蓄積・管理されている電子メールの中から
当該ケーブルモデム８宛てのものを取り出し、ＣＡＴＶ
回線７上に送信する。
【００３３】上記ケーブルモデム８は、ＣＡＴＶ回線７
から下りデータを受信し、画像データ、音声データ、コ
ンピュータデータ等に分離する。そして、分離した各デ
ータをパーソナルコンピュータ（パソコン）９あるいは
ＴＶ受像機１０に適宜出力する。ケーブルモデム８は更
に、パソコン９から出力されるインターネット５へのア
クセス要求データ、あるいはケーブルモデム８にて生成
した電子メールの取得要求データや上述の応答データな
どを上りデータに変換し、ＣＡＴＶ回線７に送信する。
から下りデータを受信し、画像データ、音声データ、コ
ンピュータデータ等に分離する。そして、分離した各デ
ータをパーソナルコンピュータ（パソコン）９あるいは
ＴＶ受像機１０に適宜出力する。ケーブルモデム８は更
に、パソコン９から出力されるインターネット５へのア
クセス要求データ、あるいはケーブルモデム８にて生成
した電子メールの取得要求データや上述の応答データな
どを上りデータに変換し、ＣＡＴＶ回線７に送信する。
【００３４】以上の構成により、ＣＡＴＶに加入してい
る各家庭では、双方向ＣＡＴＶ対応のケーブルモデム８
を用いることにより、センタ装置１からＣＡＴＶ回線７
を介して送信される民間放送局の番組（アンテナ群６か
らセンタ装置１に受信した番組）、およびＣＡＴＶ局の
自主放送番組等の映像をＴＶ受像機１０で視聴すること
ができる。さらに、パソコン９からＣＡＴＶ回線７を介
してインターネット５へ接続し、インターネット５上の
ホームページを閲覧することもできる。
る各家庭では、双方向ＣＡＴＶ対応のケーブルモデム８
を用いることにより、センタ装置１からＣＡＴＶ回線７
を介して送信される民間放送局の番組（アンテナ群６か
らセンタ装置１に受信した番組）、およびＣＡＴＶ局の
自主放送番組等の映像をＴＶ受像機１０で視聴すること
ができる。さらに、パソコン９からＣＡＴＶ回線７を介
してインターネット５へ接続し、インターネット５上の
ホームページを閲覧することもできる。
【００３５】上記パソコン９はハードディスク１１を内
蔵、あるいは外付け装置として備えている。これによ
り、パソコン９からインターネット５にアクセスし、音
楽、動画、静止画、ゲームソフト、プログラムなどの各
種デジタル・コンテンツをダウンロードしてハードディ
スク１１に蓄積することができる。また、センタ装置１
から送信される民間放送局の番組やＣＡＴＶ局の自主放
送番組等の映像をハードディスク１１に蓄積することも
できる。
蔵、あるいは外付け装置として備えている。これによ
り、パソコン９からインターネット５にアクセスし、音
楽、動画、静止画、ゲームソフト、プログラムなどの各
種デジタル・コンテンツをダウンロードしてハードディ
スク１１に蓄積することができる。また、センタ装置１
から送信される民間放送局の番組やＣＡＴＶ局の自主放
送番組等の映像をハードディスク１１に蓄積することも
できる。
【００３６】本実施形態において、上記テレビ放送番組
のハードディスク１１への蓄積は、パソコン９上で指示
を出すことによって行うことはもちろん、電子メールを
用いて外出先などから遠隔制御することも可能である。
以下、この遠隔制御の動作を説明する。
のハードディスク１１への蓄積は、パソコン９上で指示
を出すことによって行うことはもちろん、電子メールを
用いて外出先などから遠隔制御することも可能である。
以下、この遠隔制御の動作を説明する。
【００３７】外出先などからＣＡＴＶのテレビ放送番組
をハードディスク１１に録画することを指示したいとき
は、外出先でインターネット５に接続可能な端末装置、
例えばインターネット対応の携帯電話やＰＨＳ、あるい
はＰＤＡ（Personal DigitalAssistants）などの携帯情
報端末から自宅のパソコン９に向けて、テレビ放送番組
の録画を指示する電子メールを送信する。この録画指示
は、直ちに録画を開始する指示であっても良いし、指定
した時間帯で録画を行う録画予約の指示であっても良
い。携帯電話等からインターネット５上に送信された電
子メールは、ルータ２を介してセンタ装置１に取り込ま
れ、メールサーバ４にて蓄積・管理される。
をハードディスク１１に録画することを指示したいとき
は、外出先でインターネット５に接続可能な端末装置、
例えばインターネット対応の携帯電話やＰＨＳ、あるい
はＰＤＡ（Personal DigitalAssistants）などの携帯情
報端末から自宅のパソコン９に向けて、テレビ放送番組
の録画を指示する電子メールを送信する。この録画指示
は、直ちに録画を開始する指示であっても良いし、指定
した時間帯で録画を行う録画予約の指示であっても良
い。携帯電話等からインターネット５上に送信された電
子メールは、ルータ２を介してセンタ装置１に取り込ま
れ、メールサーバ４にて蓄積・管理される。
【００３８】一方、ケーブルモデム８は、電子メールの
取得要求データを定期的あるいは不定期的に発生し、上
りデータに変換してＣＡＴＶ回線７を介してセンタ装置
１に送信する。電子メールの取得要求データを受信した
センタ装置１は、メールサーバ４にアクセスし、取得要
求を行ったケーブルモデム８宛ての電子メールを取り出
す。そして、取り出した電子メールをＣＡＴＶ回線７を
介してケーブルモデム８に返送する。
取得要求データを定期的あるいは不定期的に発生し、上
りデータに変換してＣＡＴＶ回線７を介してセンタ装置
１に送信する。電子メールの取得要求データを受信した
センタ装置１は、メールサーバ４にアクセスし、取得要
求を行ったケーブルモデム８宛ての電子メールを取り出
す。そして、取り出した電子メールをＣＡＴＶ回線７を
介してケーブルモデム８に返送する。
【００３９】電子メールを受信したケーブルモデム８
は、その電子メールに記述されている指示内容を解析
し、録画のためのコマンドを抽出する。そして、抽出し
たコマンドに従ってケーブルモデム８の内部回路および
パソコン９を制御することにより、ハードディスク１１
への録画あるいは録画予約を実行する。なお、録画予約
の場合は、録画の開始時間および終了時間を指定する
が、録画の開始を電子メールによって指示した場合に
は、その後任意の時点で録画の終了を電子メールによっ
て指示する。
は、その電子メールに記述されている指示内容を解析
し、録画のためのコマンドを抽出する。そして、抽出し
たコマンドに従ってケーブルモデム８の内部回路および
パソコン９を制御することにより、ハードディスク１１
への録画あるいは録画予約を実行する。なお、録画予約
の場合は、録画の開始時間および終了時間を指定する
が、録画の開始を電子メールによって指示した場合に
は、その後任意の時点で録画の終了を電子メールによっ
て指示する。
【００４０】本実施形態においては、録画の指示を遠隔
操作によって行うことができるだけでなく、録画ステー
タス（現在録画中かどうか、録画予約の内容、ハードデ
ィスク１１の残り記憶容量など）の確認も行うことがで
きるようにしている。すなわち、外出先などから現在の
録画ステータスを確認したいときは、例えばインターネ
ット対応の携帯電話などから自宅のパソコン９に向け
て、録画ステータスの確認を指示する電子メールを送信
する。
操作によって行うことができるだけでなく、録画ステー
タス（現在録画中かどうか、録画予約の内容、ハードデ
ィスク１１の残り記憶容量など）の確認も行うことがで
きるようにしている。すなわち、外出先などから現在の
録画ステータスを確認したいときは、例えばインターネ
ット対応の携帯電話などから自宅のパソコン９に向け
て、録画ステータスの確認を指示する電子メールを送信
する。
【００４１】携帯電話等からインターネット５上に送信
された電子メールは、ルータ２を介してセンタ装置１に
取り込まれ、メールサーバ４にて蓄積・管理される。そ
して、ケーブルモデム８から定期的あるいは不定期的に
センタ装置１に送られる電子メールの取得要求データに
応じて、当該ケーブルモデム８宛ての電子メールがメー
ルサーバ４から取り出され、ＣＡＴＶ回線７を介してケ
ーブルモデム８に返送される。
された電子メールは、ルータ２を介してセンタ装置１に
取り込まれ、メールサーバ４にて蓄積・管理される。そ
して、ケーブルモデム８から定期的あるいは不定期的に
センタ装置１に送られる電子メールの取得要求データに
応じて、当該ケーブルモデム８宛ての電子メールがメー
ルサーバ４から取り出され、ＣＡＴＶ回線７を介してケ
ーブルモデム８に返送される。
【００４２】電子メールを受信したケーブルモデム８
は、その電子メールに記述されている指示内容を解析
し、録画ステータス確認のためのコマンドを抽出する。
そして、抽出したコマンドに従ってケーブルモデム８の
内部回路およびパソコン９を制御することにより、録画
ステータスを記述した電子メールを生成し、それをコマ
ンドに対する応答データとしてＣＡＴＶ回線７を介して
センタ装置１に送信する。センタ装置１は、受信した電
子メールをインターネット５を介して確認要求元の携帯
電話等に向けて送信する。
は、その電子メールに記述されている指示内容を解析
し、録画ステータス確認のためのコマンドを抽出する。
そして、抽出したコマンドに従ってケーブルモデム８の
内部回路およびパソコン９を制御することにより、録画
ステータスを記述した電子メールを生成し、それをコマ
ンドに対する応答データとしてＣＡＴＶ回線７を介して
センタ装置１に送信する。センタ装置１は、受信した電
子メールをインターネット５を介して確認要求元の携帯
電話等に向けて送信する。
【００４３】図２は、各家庭に設置されるケーブルモデ
ム８の要部構成例を示す図である。ケーブルモデム８
は、本発明のデータ伝送装置に該当するものであり、Ｃ
ＡＴＶ回線７から送られた下りデータをパソコン９やＴ
Ｖ受像機１０に出力する下りデータ処理と、パソコン９
から供給される上りデータあるいはケーブルモデム８内
で生成した上りデータをＣＡＴＶ回線７へ送信する上り
データ処理とを行う。
ム８の要部構成例を示す図である。ケーブルモデム８
は、本発明のデータ伝送装置に該当するものであり、Ｃ
ＡＴＶ回線７から送られた下りデータをパソコン９やＴ
Ｖ受像機１０に出力する下りデータ処理と、パソコン９
から供給される上りデータあるいはケーブルモデム８内
で生成した上りデータをＣＡＴＶ回線７へ送信する上り
データ処理とを行う。
【００４４】図２において、２１は周波数多重分離部で
あり、入力された信号の周波数を、複数のチャンネルの
中から選択した任意のチャンネルに対応する希望周波数
に変換する処理を行う。ユーザが好みのチャンネルを選
択することにより、所望のテレビ放送番組を視聴するこ
とができるようになっている。２２はＱＡＭ復調部であ
り、周波数多重分離部２１から入力されるＱＡＭ（Quad
rature Amplitude Modulation）変調信号をＱＡＭ復調
する。
あり、入力された信号の周波数を、複数のチャンネルの
中から選択した任意のチャンネルに対応する希望周波数
に変換する処理を行う。ユーザが好みのチャンネルを選
択することにより、所望のテレビ放送番組を視聴するこ
とができるようになっている。２２はＱＡＭ復調部であ
り、周波数多重分離部２１から入力されるＱＡＭ（Quad
rature Amplitude Modulation）変調信号をＱＡＭ復調
する。
【００４５】２３は誤り訂正部であり、ＱＡＭ復調部２
２より出力される復調データに対して、ＱＡＭ変調に従
った誤り訂正処理を行う。２４はデータ変換部であり、
誤り訂正部２３より出力される誤り訂正後のＣＡＴＶ伝
送パケットデータに対してデータ変換処理を行い、パソ
コン９やＴＶ受像機１０で処理可能な形式のパケットデ
ータに変換する。さらに、データ変換部２４は、変換し
たパケットデータを画像データ、音声データ、コンピュ
ータデータ等に分離する。分離された各種データは、ス
イッチ２５を介してデコード部２６あるいはコンピュー
タＩ／Ｆ部２７に出力され、ＴＶ受像機１０あるいはパ
ソコン９に供給される。
２より出力される復調データに対して、ＱＡＭ変調に従
った誤り訂正処理を行う。２４はデータ変換部であり、
誤り訂正部２３より出力される誤り訂正後のＣＡＴＶ伝
送パケットデータに対してデータ変換処理を行い、パソ
コン９やＴＶ受像機１０で処理可能な形式のパケットデ
ータに変換する。さらに、データ変換部２４は、変換し
たパケットデータを画像データ、音声データ、コンピュ
ータデータ等に分離する。分離された各種データは、ス
イッチ２５を介してデコード部２６あるいはコンピュー
タＩ／Ｆ部２７に出力され、ＴＶ受像機１０あるいはパ
ソコン９に供給される。
【００４６】上記スイッチ２５は、マイクロプロセッサ
等から成るコントローラ２９によって制御される。この
場合、コンピュータデータについては、コンピュータＩ
／Ｆ部２７を介してパソコン９に供給するようにスイッ
チ２５が制御される。これに対して、画像データや音声
データについては、デコード部２６を介してＴＶ受像機
１０に供給し、あるいは、コンピュータＩ／Ｆ部２７を
介してパソコン９に供給するようにスイッチ２５が制御
される。パソコン９に供給される画像データや音声デー
タは、例えばハードディスク１１に蓄積される。
等から成るコントローラ２９によって制御される。この
場合、コンピュータデータについては、コンピュータＩ
／Ｆ部２７を介してパソコン９に供給するようにスイッ
チ２５が制御される。これに対して、画像データや音声
データについては、デコード部２６を介してＴＶ受像機
１０に供給し、あるいは、コンピュータＩ／Ｆ部２７を
介してパソコン９に供給するようにスイッチ２５が制御
される。パソコン９に供給される画像データや音声デー
タは、例えばハードディスク１１に蓄積される。
【００４７】上記デコード部２６は、データ変換部２４
からスイッチ２５を介して与えられる画像データや音声
データを復号するものである。通常、画像データや音声
データはＭＰＥＧ（moving picture coding experts gr
oup）規格に従って符号化されているので、これを復号
し、ＴＶ受像機１０の表示装置やスピーカに出力可能な
データ形式に変換する。
からスイッチ２５を介して与えられる画像データや音声
データを復号するものである。通常、画像データや音声
データはＭＰＥＧ（moving picture coding experts gr
oup）規格に従って符号化されているので、これを復号
し、ＴＶ受像機１０の表示装置やスピーカに出力可能な
データ形式に変換する。
【００４８】また、上記コンピュータＩ／Ｆ部２７は、
パソコン９との間でコンピュータデータのやり取りを行
うためのものである。例えば、パソコン９から送られて
くるインターネット５への接続要求データ、デジタル・
コンテンツの配信要求データ、ハードディスク１１への
番組録画要求データなどを受信し、コントローラ２９に
出力する。また、データ変換部２４からスイッチ２５を
介して与えられるテレビ放送番組の画像データや音声デ
ータ、あるいはデジタル・コンテンツ等のデジタルデー
タをパソコン９に出力する。
パソコン９との間でコンピュータデータのやり取りを行
うためのものである。例えば、パソコン９から送られて
くるインターネット５への接続要求データ、デジタル・
コンテンツの配信要求データ、ハードディスク１１への
番組録画要求データなどを受信し、コントローラ２９に
出力する。また、データ変換部２４からスイッチ２５を
介して与えられるテレビ放送番組の画像データや音声デ
ータ、あるいはデジタル・コンテンツ等のデジタルデー
タをパソコン９に出力する。
【００４９】２８はコマンド抽出部であり、データ変換
部２４によりコンピュータデータとして分離された電子
メールに記述されている内容を解析して、ハードディス
ク１１への録画開始、録画終了、録画予約、録画ステー
タス確認などの各種コマンドを抽出する。そして、抽出
したコマンドをコントローラ２９に出力する。
部２４によりコンピュータデータとして分離された電子
メールに記述されている内容を解析して、ハードディス
ク１１への録画開始、録画終了、録画予約、録画ステー
タス確認などの各種コマンドを抽出する。そして、抽出
したコマンドをコントローラ２９に出力する。
【００５０】上記コントローラ２９は、ケーブルモデム
８全体の制御を行うものである。特に、本実施形態で
は、コマンド抽出部２８より供給されるコマンドに従っ
て、ケーブルモデム８の内部回路およびパソコン９を制
御する機能を有する。
８全体の制御を行うものである。特に、本実施形態で
は、コマンド抽出部２８より供給されるコマンドに従っ
て、ケーブルモデム８の内部回路およびパソコン９を制
御する機能を有する。
【００５１】例えば、抽出したコマンドが録画開始コマ
ンドであったときは、スイッチ２５をコンピュータＩ／
Ｆ部２７側に切り替えるとともに、録画希望チャンネル
となるように周波数多重分離部２１を制御する。そし
て、パソコン９に制御信号を送ることにより、受信した
テレビ放送番組をパソコン９のハードディスク１１に録
画するように制御する。このとき、コントローラ２９
は、現在録画中の状態であることを示す情報を録画ステ
ータス記憶部３１に記録する。
ンドであったときは、スイッチ２５をコンピュータＩ／
Ｆ部２７側に切り替えるとともに、録画希望チャンネル
となるように周波数多重分離部２１を制御する。そし
て、パソコン９に制御信号を送ることにより、受信した
テレビ放送番組をパソコン９のハードディスク１１に録
画するように制御する。このとき、コントローラ２９
は、現在録画中の状態であることを示す情報を録画ステ
ータス記憶部３１に記録する。
【００５２】また、抽出したコマンドが録画終了コマン
ドであったときは、スイッチ２５をデコード部２６側に
切り替え切り替えるとともに、録画希望チャンネルとな
るように周波数多重分離部２１を制御する。そして、パ
ソコン９に制御信号を送ることにより、テレビ放送番組
のハードディスク１１への録画動作を停止するように制
御する。このとき、コントローラ２９は、現在未録画中
の状態であることを示す情報を録画ステータス記憶部３
１に記録する。
ドであったときは、スイッチ２５をデコード部２６側に
切り替え切り替えるとともに、録画希望チャンネルとな
るように周波数多重分離部２１を制御する。そして、パ
ソコン９に制御信号を送ることにより、テレビ放送番組
のハードディスク１１への録画動作を停止するように制
御する。このとき、コントローラ２９は、現在未録画中
の状態であることを示す情報を録画ステータス記憶部３
１に記録する。
【００５３】また、抽出したコマンドが録画予約コマン
ドであったときは、そのコマンドにより指示されている
録画開始時間、録画終了時間、録画希望チャンネルなど
の情報を録画ステータス記憶部３１に記録する。そし
て、タイマ３０を用いて録画開始時間と録画終了時間と
を監視し、録画開始時間になったらスイッチ２５をコン
ピュータＩ／Ｆ部２７側に切り替えるとともに、周波数
多重分離部２１を制御して受信した希望録画チャンネル
のテレビ放送番組をパソコン９のハードディスク１１に
録画するように制御する。また、録画終了時間になった
らスイッチ２５をデコード部２６側に切り替えて、テレ
ビ放送番組のハードディスク１１への録画動作を停止す
るように制御する。
ドであったときは、そのコマンドにより指示されている
録画開始時間、録画終了時間、録画希望チャンネルなど
の情報を録画ステータス記憶部３１に記録する。そし
て、タイマ３０を用いて録画開始時間と録画終了時間と
を監視し、録画開始時間になったらスイッチ２５をコン
ピュータＩ／Ｆ部２７側に切り替えるとともに、周波数
多重分離部２１を制御して受信した希望録画チャンネル
のテレビ放送番組をパソコン９のハードディスク１１に
録画するように制御する。また、録画終了時間になった
らスイッチ２５をデコード部２６側に切り替えて、テレ
ビ放送番組のハードディスク１１への録画動作を停止す
るように制御する。
【００５４】また、抽出したコマンドが録画ステータス
確認コマンドであったときは、録画ステータス記憶部３
１に記憶されている録画ステータスの情報を取り出し、
それをＣＡＴＶ回線７上に送信するように制御する。録
画ステータスの確認要求として、単に現在の録画状況の
確認を要求する旨のコマンドが送られてきたときは、録
画ステータス記憶部３１内の情報をＣＡＴＶ回線７に送
信すれば良い。一方、ハードディスク１１の残り記憶容
量を確認する旨のコマンドが送られてきたときには、コ
ントローラ２９は、コンピュータＩ／Ｆ部２７を介して
パソコン９に問い合わせを行い、これによって得られた
情報をＣＡＴＶ回線７に送信する。
確認コマンドであったときは、録画ステータス記憶部３
１に記憶されている録画ステータスの情報を取り出し、
それをＣＡＴＶ回線７上に送信するように制御する。録
画ステータスの確認要求として、単に現在の録画状況の
確認を要求する旨のコマンドが送られてきたときは、録
画ステータス記憶部３１内の情報をＣＡＴＶ回線７に送
信すれば良い。一方、ハードディスク１１の残り記憶容
量を確認する旨のコマンドが送られてきたときには、コ
ントローラ２９は、コンピュータＩ／Ｆ部２７を介して
パソコン９に問い合わせを行い、これによって得られた
情報をＣＡＴＶ回線７に送信する。
【００５５】なお、コントローラ２９がコマンドの受信
とは関係なく独自にパソコン９に対してハードディスク
１１の残り記憶容量を問い合わせ、得られた情報を録画
ステータス記憶部３１に記録しておくことにより、ハー
ドディスク１１の残り記憶容量の確認要求コマンドが送
られてきたときにパソコン９に問い合わせを行うことな
く、録画ステータス記憶部３１から該当する情報を直ち
に読み出してＣＡＴＶ回線７に送信できるようにしても
良い。
とは関係なく独自にパソコン９に対してハードディスク
１１の残り記憶容量を問い合わせ、得られた情報を録画
ステータス記憶部３１に記録しておくことにより、ハー
ドディスク１１の残り記憶容量の確認要求コマンドが送
られてきたときにパソコン９に問い合わせを行うことな
く、録画ステータス記憶部３１から該当する情報を直ち
に読み出してＣＡＴＶ回線７に送信できるようにしても
良い。
【００５６】３２はデータ生成部であり、コントローラ
２９による制御に基づいて、電子メールの取得要求デー
タを定期的あるいは不定期的に生成する。また、データ
生成部３２は、テレビ放送番組の録画開始、録画終了、
録画予約、録画ステータス確認などの遠隔操作コマンド
をコントローラ２９が受け付けたときに、その旨を応答
メッセージとして返送するための応答データを生成する
処理も行う。なお、電子メールの取得要求データを定期
的に生成する場合、その時間間隔をユーザが任意に設定
できるようにしても良い。
２９による制御に基づいて、電子メールの取得要求デー
タを定期的あるいは不定期的に生成する。また、データ
生成部３２は、テレビ放送番組の録画開始、録画終了、
録画予約、録画ステータス確認などの遠隔操作コマンド
をコントローラ２９が受け付けたときに、その旨を応答
メッセージとして返送するための応答データを生成する
処理も行う。なお、電子メールの取得要求データを定期
的に生成する場合、その時間間隔をユーザが任意に設定
できるようにしても良い。
【００５７】３３はデータ変換部であり、データ生成部
３２により生成されたメール取得要求データや応答デー
タ、パソコン９からコンピュータＩ／Ｆ部２７を介して
コントローラ２９に送られてくるインターネット５への
接続要求データ、デジタル・コンテンツの配信要求デー
タ、ハードディスク１１への番組録画要求データ、ある
いは録画ステータス記憶部３１から読み出された録画ス
テータスデータなどに対してデータ変換処理を行い、Ｃ
ＡＴＶ回線７用の伝送パケットに変換する。なお、これ
らのデータからＣＡＴＶパケットデータを生成するとき
は、発信元アドレスとして自身のケーブルモデム８のア
ドレスをパケット中に含ませる。
３２により生成されたメール取得要求データや応答デー
タ、パソコン９からコンピュータＩ／Ｆ部２７を介して
コントローラ２９に送られてくるインターネット５への
接続要求データ、デジタル・コンテンツの配信要求デー
タ、ハードディスク１１への番組録画要求データ、ある
いは録画ステータス記憶部３１から読み出された録画ス
テータスデータなどに対してデータ変換処理を行い、Ｃ
ＡＴＶ回線７用の伝送パケットに変換する。なお、これ
らのデータからＣＡＴＶパケットデータを生成するとき
は、発信元アドレスとして自身のケーブルモデム８のア
ドレスをパケット中に含ませる。
【００５８】３４は誤り訂正エンコード部であり、デー
タ変換部３３により生成されたＣＡＴＶパケットデータ
に対して、ＱＰＳＫ（Quadrature Phase Shift Keyin
g）変調に従った誤り訂正エンコード処理を行う。すな
わち、誤り訂正エンコード部３４は、データ変換部３３
にて生成されたＣＡＴＶパケットデータに対して誤り訂
正用のチェックビットを付加する。３５はＱＰＳＫ変調
部であり、誤り訂正エンコード部３４によりチェックビ
ットの付加されたＣＡＴＶパケットデータをＱＰＳＫ変
調し、周波数多重分離部２１を介してＣＡＴＶ回線７へ
送信する。
タ変換部３３により生成されたＣＡＴＶパケットデータ
に対して、ＱＰＳＫ（Quadrature Phase Shift Keyin
g）変調に従った誤り訂正エンコード処理を行う。すな
わち、誤り訂正エンコード部３４は、データ変換部３３
にて生成されたＣＡＴＶパケットデータに対して誤り訂
正用のチェックビットを付加する。３５はＱＰＳＫ変調
部であり、誤り訂正エンコード部３４によりチェックビ
ットの付加されたＣＡＴＶパケットデータをＱＰＳＫ変
調し、周波数多重分離部２１を介してＣＡＴＶ回線７へ
送信する。
【００５９】次に、ハードディスク１１への録画、録画
予約、録画ステータス確認などを遠隔制御する場合の動
作を図２に従って説明する。外出先などから遠隔操作を
行いたいときは、インターネット対応の携帯電話等から
希望する遠隔操作の内容を記述した電子メールをインタ
ーネット５上に送信する。インターネット５上に送信さ
れた電子メールは、図１のルータ２を介して一旦メール
サーバ４に蓄積・管理される。
予約、録画ステータス確認などを遠隔制御する場合の動
作を図２に従って説明する。外出先などから遠隔操作を
行いたいときは、インターネット対応の携帯電話等から
希望する遠隔操作の内容を記述した電子メールをインタ
ーネット５上に送信する。インターネット５上に送信さ
れた電子メールは、図１のルータ２を介して一旦メール
サーバ４に蓄積・管理される。
【００６０】メールサーバ４には、ケーブルモデム８か
らセンタ装置１を介して電子メールの取得要求データが
定期的あるいは不定期的に与えられている。すなわち、
コントローラ２９の制御に基づいて、データ生成部３２
により電子メールの取得要求データが定期的あるいは不
定期的に生成され、それがデータ変換部３３、誤り訂正
エンコード部３４、ＱＰＳＫ変調部３５、周波数多重分
離部２１を介してＣＡＴＶ回線７に送信される。そし
て、センタ装置１を介して当該電子メールの取得要求デ
ータがメールサーバ４に与えられている。
らセンタ装置１を介して電子メールの取得要求データが
定期的あるいは不定期的に与えられている。すなわち、
コントローラ２９の制御に基づいて、データ生成部３２
により電子メールの取得要求データが定期的あるいは不
定期的に生成され、それがデータ変換部３３、誤り訂正
エンコード部３４、ＱＰＳＫ変調部３５、周波数多重分
離部２１を介してＣＡＴＶ回線７に送信される。そし
て、センタ装置１を介して当該電子メールの取得要求デ
ータがメールサーバ４に与えられている。
【００６１】メールサーバ４がケーブルモデム８からメ
ール取得要求データを受信すると、これに応じて当該ケ
ーブルモデム８宛ての電子メールが返送される。メール
サーバ４からセンタ装置１、ＣＡＴＶ回線７を介してケ
ーブルモデム８に送られた電子メールは、周波数多重分
離部２１で受信される。そして、ＱＡＭ復調部２２、誤
り訂正部２３、データ変換部２４を介してコマンド抽出
部２８に電子メールが供給され、その内容が解析されて
遠隔制御のためのコマンドが抽出される。
ール取得要求データを受信すると、これに応じて当該ケ
ーブルモデム８宛ての電子メールが返送される。メール
サーバ４からセンタ装置１、ＣＡＴＶ回線７を介してケ
ーブルモデム８に送られた電子メールは、周波数多重分
離部２１で受信される。そして、ＱＡＭ復調部２２、誤
り訂正部２３、データ変換部２４を介してコマンド抽出
部２８に電子メールが供給され、その内容が解析されて
遠隔制御のためのコマンドが抽出される。
【００６２】コントローラ２９は、コマンド抽出部２８
により抽出されたコマンドに従ってケーブルモデム８の
内部回路を制御するとともに、コンピュータＩ／Ｆ部２
７を介して制御信号を出力することによってパソコン９
を制御し、コマンドに従った処理を実行する。例えば、
テレビ放送番組のハードディスク１１への録画開始、録
画終了、録画予約などの処理、あるいは録画ステータス
データの送信処理を実行する。
により抽出されたコマンドに従ってケーブルモデム８の
内部回路を制御するとともに、コンピュータＩ／Ｆ部２
７を介して制御信号を出力することによってパソコン９
を制御し、コマンドに従った処理を実行する。例えば、
テレビ放送番組のハードディスク１１への録画開始、録
画終了、録画予約などの処理、あるいは録画ステータス
データの送信処理を実行する。
【００６３】このとき、コントローラ２９は、コマンド
抽出部２８により抽出されたコマンドが録画開始、録画
終了、録画予約のコマンドであったときは、現在の録画
の状態（録画中あるいは録画予約中か否か、録画予約の
内容など）を録画ステータス記憶部３１に記録する。ま
た、録画開始、録画終了、録画予約を受け付けた旨を記
述した電子メールをデータ生成部３２により生成し、デ
ータ変換部３３、誤り訂正エンコード部３４、ＱＰＳＫ
変調部３５、周波数多重分離部２１を介してＣＡＴＶ回
線７に送信する。ＣＡＴＶ回線７に送信された応答の電
子メールは、センタ装置１、ルータ２を介して遠隔操作
元の携帯電話等に向けて送信される。
抽出部２８により抽出されたコマンドが録画開始、録画
終了、録画予約のコマンドであったときは、現在の録画
の状態（録画中あるいは録画予約中か否か、録画予約の
内容など）を録画ステータス記憶部３１に記録する。ま
た、録画開始、録画終了、録画予約を受け付けた旨を記
述した電子メールをデータ生成部３２により生成し、デ
ータ変換部３３、誤り訂正エンコード部３４、ＱＰＳＫ
変調部３５、周波数多重分離部２１を介してＣＡＴＶ回
線７に送信する。ＣＡＴＶ回線７に送信された応答の電
子メールは、センタ装置１、ルータ２を介して遠隔操作
元の携帯電話等に向けて送信される。
【００６４】また、コントローラ２９は、コマンド抽出
部２８により抽出されたコマンドが録画ステータス確認
コマンドであったときは、録画ステータス記憶部３１に
記憶されている録画ステータスの情報を取り出す。取り
出された録画ステータスデータは、データ変換部３３、
誤り訂正エンコード部３４、ＱＰＳＫ変調部３５、周波
数多重分離部２１を介してＣＡＴＶ回線７上に電子メー
ルとして送信される。そして、ＣＡＴＶ回線７に送信さ
れた電子メールは、センタ装置１、ルータ２を介して遠
隔操作元の携帯電話等に向けて送信される。
部２８により抽出されたコマンドが録画ステータス確認
コマンドであったときは、録画ステータス記憶部３１に
記憶されている録画ステータスの情報を取り出す。取り
出された録画ステータスデータは、データ変換部３３、
誤り訂正エンコード部３４、ＱＰＳＫ変調部３５、周波
数多重分離部２１を介してＣＡＴＶ回線７上に電子メー
ルとして送信される。そして、ＣＡＴＶ回線７に送信さ
れた電子メールは、センタ装置１、ルータ２を介して遠
隔操作元の携帯電話等に向けて送信される。
【００６５】以上詳しく説明したように、本実施形態に
よれば、インターネット５に常時接続可能な双方向ＣＡ
ＴＶシステムを利用して、インターネット対応の携帯電
話や携帯情報端末を使って外出先からケーブルテレビ放
送番組の録画、録画予約などを遠隔操作することができ
る。これにより、録画予約を忘れて外出してしまったよ
うな場合にも、外出先から簡単に録画の指示を行うこと
ができ、重要な番組等の録画洩れを少なくすることがで
きる。
よれば、インターネット５に常時接続可能な双方向ＣＡ
ＴＶシステムを利用して、インターネット対応の携帯電
話や携帯情報端末を使って外出先からケーブルテレビ放
送番組の録画、録画予約などを遠隔操作することができ
る。これにより、録画予約を忘れて外出してしまったよ
うな場合にも、外出先から簡単に録画の指示を行うこと
ができ、重要な番組等の録画洩れを少なくすることがで
きる。
【００６６】また、本実施形態によれば、インターネッ
ト対応の携帯電話や携帯情報端末を使って外出先から録
画ステータスを確認することもできる。これにより、録
画予約をきちんとしてあるかどうか等を外出先から確認
することができる。また、外出先から録画あるいは録画
予約を行う場合に、事前にハードディスク１１の残り記
憶容量を確認することにより、既に録画済の映像を上書
きしてしまうことがないように適切な録画予約を行うこ
とができるようになる。
ト対応の携帯電話や携帯情報端末を使って外出先から録
画ステータスを確認することもできる。これにより、録
画予約をきちんとしてあるかどうか等を外出先から確認
することができる。また、外出先から録画あるいは録画
予約を行う場合に、事前にハードディスク１１の残り記
憶容量を確認することにより、既に録画済の映像を上書
きしてしまうことがないように適切な録画予約を行うこ
とができるようになる。
【００６７】なお、上記実施形態では、遠隔操作の指示
を電子メールにて行い、ケーブルモデム８が定期的ある
いは不定期的にメールサーバ４にアクセスすることによ
って当該ケーブルモデム８宛ての電子メールを取得する
ようにしているが、本発明はこの例に限定されるもので
はない。
を電子メールにて行い、ケーブルモデム８が定期的ある
いは不定期的にメールサーバ４にアクセスすることによ
って当該ケーブルモデム８宛ての電子メールを取得する
ようにしているが、本発明はこの例に限定されるもので
はない。
【００６８】例えば、インターネット５上からルータ２
を介してメールサーバ４に送られてきた電子メールを、
ケーブルモデム８からの要求とは無関係にセンタ装置１
からＣＡＴＶ回線７に送信するようにする。そして、Ｃ
ＡＴＶ回線７に接続されたそれぞれのケーブルモデム８
が、その電子メールに付された宛先アドレスと自身のア
ドレスとを比較し、一致した場合にのみその電子メール
を取り込むようにしても良い。このようにした場合は、
遠隔操作の電子メールを送ってからその内容に従ってケ
ーブルモデム８が動作するまでのタイムラグを短くする
ことができる。
を介してメールサーバ４に送られてきた電子メールを、
ケーブルモデム８からの要求とは無関係にセンタ装置１
からＣＡＴＶ回線７に送信するようにする。そして、Ｃ
ＡＴＶ回線７に接続されたそれぞれのケーブルモデム８
が、その電子メールに付された宛先アドレスと自身のア
ドレスとを比較し、一致した場合にのみその電子メール
を取り込むようにしても良い。このようにした場合は、
遠隔操作の電子メールを送ってからその内容に従ってケ
ーブルモデム８が動作するまでのタイムラグを短くする
ことができる。
【００６９】また、自宅の電話装置とパソコン９とを接
続しておき、遠隔操作の内容を記述した電子メールをイ
ンターネット５上からメールサーバ４に送信するのとは
別に、電話回線を介して自宅の電話装置に電話をかけ、
所定のトーン信号などを送信するようにする。そして、
自宅の電話装置で所定のトーン信号を受信したことをト
リガとしてパソコン９がメールサーバ４に電子メールを
取得しにいくようにしても良い。この場合も、遠隔操作
の電子メールを送ってからその内容に従ってケーブルモ
デム８が動作するまでのタイムラグを短くすることがで
きる。
続しておき、遠隔操作の内容を記述した電子メールをイ
ンターネット５上からメールサーバ４に送信するのとは
別に、電話回線を介して自宅の電話装置に電話をかけ、
所定のトーン信号などを送信するようにする。そして、
自宅の電話装置で所定のトーン信号を受信したことをト
リガとしてパソコン９がメールサーバ４に電子メールを
取得しにいくようにしても良い。この場合も、遠隔操作
の電子メールを送ってからその内容に従ってケーブルモ
デム８が動作するまでのタイムラグを短くすることがで
きる。
【００７０】また、上記実施形態では、パソコン９にハ
ードディスク１１を内蔵、あるいは外付け装置として備
えたが、ケーブルモデム８内にハードディスクを内蔵さ
せ、ここにテレビ放送番組やデジタル・コンテンツを蓄
積するようにしても良い。この場合、ケーブルモデム８
内のハードディスクに蓄積したテレビ放送番組は、その
後任意の時点で再生してＴＶ受像機１０に送り、当該Ｔ
Ｖ受像機１０にて視聴できるようにしても良い。また、
ハードディスクをＴＶ受像機１０内に内蔵させ、ここに
テレビ放送番組を蓄積するようにしても良い。
ードディスク１１を内蔵、あるいは外付け装置として備
えたが、ケーブルモデム８内にハードディスクを内蔵さ
せ、ここにテレビ放送番組やデジタル・コンテンツを蓄
積するようにしても良い。この場合、ケーブルモデム８
内のハードディスクに蓄積したテレビ放送番組は、その
後任意の時点で再生してＴＶ受像機１０に送り、当該Ｔ
Ｖ受像機１０にて視聴できるようにしても良い。また、
ハードディスクをＴＶ受像機１０内に内蔵させ、ここに
テレビ放送番組を蓄積するようにしても良い。
【００７１】また、上記実施形態では、遠隔制御の内容
としてテレビ放送番組の録画開始、録画終了、録画予
約、録画ステータス確認を例示したが、これらに限定さ
れるものではない。すなわち、映像や音声の記録再生に
関わるその他の動作を更に遠隔制御できるようにしても
良いし、デジタル・コンテンツの配信を遠隔制御できる
ようにしても良い。
としてテレビ放送番組の録画開始、録画終了、録画予
約、録画ステータス確認を例示したが、これらに限定さ
れるものではない。すなわち、映像や音声の記録再生に
関わるその他の動作を更に遠隔制御できるようにしても
良いし、デジタル・コンテンツの配信を遠隔制御できる
ようにしても良い。
【００７２】また、上記実施形態では、遠隔制御の指示
を電子メールにて行うようにしているが、これに限定さ
れるものではない。例えば、センタ装置１にウェブサー
バを接続し、インターネット対応の携帯電話や携帯情報
端末に備えられたウェブブラウザを利用してウェブサー
バに遠隔制御の指示内容を送信するようにしても良い。
この場合、ウェブサーバにて受信した遠隔制御の指示デ
ータをセンタ装置１がＣＡＴＶ回線７に送信する。そし
て、ＣＡＴＶ回線７に接続されたそれぞれのケーブルモ
デム８が、その指示データに付された宛先アドレスと自
身のアドレスとを比較し、一致した場合にのみその指示
データを取り込むようにする形態が考えられる。
を電子メールにて行うようにしているが、これに限定さ
れるものではない。例えば、センタ装置１にウェブサー
バを接続し、インターネット対応の携帯電話や携帯情報
端末に備えられたウェブブラウザを利用してウェブサー
バに遠隔制御の指示内容を送信するようにしても良い。
この場合、ウェブサーバにて受信した遠隔制御の指示デ
ータをセンタ装置１がＣＡＴＶ回線７に送信する。そし
て、ＣＡＴＶ回線７に接続されたそれぞれのケーブルモ
デム８が、その指示データに付された宛先アドレスと自
身のアドレスとを比較し、一致した場合にのみその指示
データを取り込むようにする形態が考えられる。
【００７３】また、上記実施形態では、コマンドに対す
る応答データをケーブルモデム８内で生成するようにし
ているが、パソコン９内で生成するようにしても良い。
また、上記実施形態では、本発明のデータ伝送システム
を双方向ＣＡＴＶシステムに適用した場合について説明
したが、必ずしもＣＡＴＶに適用する場合に限定されな
い。すなわち、データの送受信機能を持ち、インターネ
ット５に接続可能なシステムであれば本発明を同様に適
用することが可能である。
る応答データをケーブルモデム８内で生成するようにし
ているが、パソコン９内で生成するようにしても良い。
また、上記実施形態では、本発明のデータ伝送システム
を双方向ＣＡＴＶシステムに適用した場合について説明
したが、必ずしもＣＡＴＶに適用する場合に限定されな
い。すなわち、データの送受信機能を持ち、インターネ
ット５に接続可能なシステムであれば本発明を同様に適
用することが可能である。
【００７４】また、上記実施形態では、テレビ放送番組
やデジタル・コンテンツを蓄積する記録媒体としてハー
ドディスク１１を用いたが、これ以外の大容量記録媒体
を用いるようにしても良い。例えば、コンパクトディス
ク（ＣＤ）、光ディスク、光磁気ディスク、ＤＶＤ等を
用いることができる。
やデジタル・コンテンツを蓄積する記録媒体としてハー
ドディスク１１を用いたが、これ以外の大容量記録媒体
を用いるようにしても良い。例えば、コンパクトディス
ク（ＣＤ）、光ディスク、光磁気ディスク、ＤＶＤ等を
用いることができる。
【００７５】また、以上に説明した本実施形態のデータ
伝送システムおよびデータ伝送装置は、コンピュータの
ＣＰＵあるいはＭＰＵ、ＲＡＭ、ＲＯＭなどで構成され
るものであり、ＲＡＭやＲＯＭに記憶されたプログラム
が動作することによって実現できる。したがって、コン
ピュータが上記機能を果たすように動作させるプログラ
ムを、例えばＣＤ−ＲＯＭのような記録媒体に記録し、
コンピュータに読み込ませることによって実現できるも
のである。上記プログラムを記録する記録媒体として
は、ＣＤ−ＲＯＭ以外に、フロッピー（登録商標）ディ
スク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、
不揮発性メモリカード等を用いることができる。
伝送システムおよびデータ伝送装置は、コンピュータの
ＣＰＵあるいはＭＰＵ、ＲＡＭ、ＲＯＭなどで構成され
るものであり、ＲＡＭやＲＯＭに記憶されたプログラム
が動作することによって実現できる。したがって、コン
ピュータが上記機能を果たすように動作させるプログラ
ムを、例えばＣＤ−ＲＯＭのような記録媒体に記録し、
コンピュータに読み込ませることによって実現できるも
のである。上記プログラムを記録する記録媒体として
は、ＣＤ−ＲＯＭ以外に、フロッピー（登録商標）ディ
スク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、
不揮発性メモリカード等を用いることができる。
【００７６】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムを実行することにより上述の実施形態の機能が実現さ
れるだけでなく、そのプログラムがコンピュータにおい
て稼働しているＯＳ（オペレーティングシステム）ある
いは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実
施形態の機能が実現される場合や、供給されたプログラ
ムの処理の全てあるいは一部がコンピュータの機能拡張
ボードや機能拡張ユニットにより行われて上述の実施形
態の機能が実現される場合も、かかるプログラムは本発
明の実施形態に含まれる。
ムを実行することにより上述の実施形態の機能が実現さ
れるだけでなく、そのプログラムがコンピュータにおい
て稼働しているＯＳ（オペレーティングシステム）ある
いは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実
施形態の機能が実現される場合や、供給されたプログラ
ムの処理の全てあるいは一部がコンピュータの機能拡張
ボードや機能拡張ユニットにより行われて上述の実施形
態の機能が実現される場合も、かかるプログラムは本発
明の実施形態に含まれる。
【００７７】また、本発明をネットワーク環境で利用す
るべく、全部あるいは一部のプログラムが他のコンピュ
ータで実行されるようになっていても良い。
るべく、全部あるいは一部のプログラムが他のコンピュ
ータで実行されるようになっていても良い。
【００７８】その他、上記説明した実施形態は、本発明
を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過
ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈
されてはならないものである。すなわち、本発明はその
精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様
々な形で実施することができる。
を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過
ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈
されてはならないものである。すなわち、本発明はその
精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様
々な形で実施することができる。
【００７９】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、ＣＡＴＶを用いたテレビ放送番組の録画やデジタ
ル・コンテンツの配信等を、例えばインターネット対応
の携帯情報端末を使って外出先から遠隔操作することが
でき、ＣＡＴＶ双方向サービスの使い勝手を向上させる
ことができる。
れば、ＣＡＴＶを用いたテレビ放送番組の録画やデジタ
ル・コンテンツの配信等を、例えばインターネット対応
の携帯情報端末を使って外出先から遠隔操作することが
でき、ＣＡＴＶ双方向サービスの使い勝手を向上させる
ことができる。
【図１】本発明のデータ伝送システムを実施した双方向
ＣＡＴＶシステムの全体構成例を示す図である。
ＣＡＴＶシステムの全体構成例を示す図である。
【図２】本発明のデータ伝送装置を実施したケーブルモ
デムの要部構成例を示す図である。
デムの要部構成例を示す図である。
１ センタ装置 ２ ルータ ３ ビデオサーバ ４ メールサーバ ５ インターネット ６ アンテナ群 ７ ＣＡＴＶ回線 ８ ケーブルモデム ９ パーソナルコンピュータ １０ ＴＶ受像機 １１ ハードディスク ２５ スイッチ ２８ コマンド抽出部 ２９ コントローラ ３１ 録画ステータス記憶部 ３２ データ生成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｑ 9/00 ３０１ Ｆターム(参考） 5C064 BA01 BA07 BB03 BB10 BC16 BC18 BC20 BC23 BC25 BC27 BD02 BD07 BD08 BD09 5K033 BA07 BA08 DA06 DB12 5K048 AA04 BA03 BA13 CA08 DA02 DC04 DC07 EA11 EB02 FB08 FC01 HA01 HA02 HA05 HA07
Claims (27)
- 【請求項１】 センタ装置と、伝送路を介して上記セン
タ装置と接続された１つ以上のデータ伝送装置とを有す
るデータ伝送システムであって、 上記センタ装置から上記伝送路を介して上記データ伝送
装置に送信されるデータを蓄積保存するデータ記録媒体
と、 上記センタ装置に送信された指示データを上記伝送路を
介して上記データ伝送装置にて受信し、上記指示データ
の内容を解析して、指示された処理を実行するように制
御する制御手段とを備えたことを特徴とするデータ伝送
システム。 - 【請求項２】 上記指示データにより示される処理は、
上記データ記録媒体へのデータの記録動作に関する処理
を含むことを特徴とする請求項１に記載のデータ伝送シ
ステム。 - 【請求項３】 上記指示データにより示される処理は、
上記データ記録媒体に対するデータの記録状況を確認す
る処理を含むことを特徴とする請求項１または２に記載
のデータ伝送システム。 - 【請求項４】 センタ装置と、ＣＡＴＶ回線を介して上
記センタ装置と接続された１つ以上のデータ伝送装置と
を有するデータ伝送システムであって、 上記センタ装置から上記ＣＡＴＶ回線を介して上記デー
タ伝送装置に送信されるデータを蓄積保存するデータ記
録媒体と、 インターネット上から上記センタ装置に送信された所望
の指示内容を含む電子メールを、上記ＣＡＴＶ回線を介
して上記データ伝送装置にて受信し、上記電子メールの
内容を解析して、上記電子メールにより指示された処理
を実行するように制御する制御手段とを備えたことを特
徴とするデータ伝送システム。 - 【請求項５】 上記電子メールにより指示される処理
は、上記データ記録媒体に対するケーブルテレビ放送番
組の録画に関する処理を含むことを特徴とする請求項４
に記載のデータ伝送システム。 - 【請求項６】 上記電子メールにより指示される処理
は、上記データ記録媒体に対するケーブルテレビ放送番
組の録画状況を確認する処理を含むことを特徴とする請
求項４または５に記載のデータ伝送システム。 - 【請求項７】 上記インターネット上から上記センタ装
置に送信された電子メールを蓄積・管理するメールサー
バを備え、 上記データ伝送装置が上記メールサーバに対して定期的
あるいは不定期的にメール取得要求を行うことにより、
上記電子メールを上記ＣＡＴＶ回線を介して上記データ
伝送装置にて受信するようにしたことを特徴とする請求
項４〜６の何れか１項に記載のデータ伝送システム。 - 【請求項８】 上記インターネット上から上記センタ装
置に送信された電子メールを上記ＣＡＴＶ回線に送信
し、上記データ伝送装置が上記電子メールの宛先アドレ
スと自身のアドレスとを比較して、アドレスが一致する
電子メールを上記データ伝送装置にて受信するようにし
たことを特徴とする請求項４〜６の何れか１項に記載の
データ伝送システム。 - 【請求項９】 上記インターネット上から上記センタ装
置に送信された電子メールを蓄積・管理するメールサー
バを備え、 電話回線より受信した所定のトーン信号をトリガとして
上記データ伝送装置が上記メールサーバに対してメール
取得要求を行うことにより、上記電子メールを上記ＣＡ
ＴＶ回線を介して上記データ伝送装置にて受信するよう
にしたことを特徴とする請求項４〜６の何れか１項に記
載のデータ伝送システム。 - 【請求項１０】 センタ装置と、ＣＡＴＶ回線を介して
上記センタ装置と接続された１つ以上のケーブルモデム
装置と、上記センタ装置をインターネットに接続するル
ータとを有するデータ伝送システムであって、 上記センタ装置から上記ＣＡＴＶ回線を介して上記ケー
ブルモデム装置に送信されるデータを蓄積保存するデー
タ記録媒体と、 上記インターネット上から上記ルータを介して上記セン
タ装置に送信された所望の指示内容を含む電子メール
を、上記ＣＡＴＶ回線を介して上記ケーブルモデム装置
にて受信し、上記電子メールの内容を解析して、上記電
子メールにより指示された処理を実行するように制御す
るコントローラとを備えたことを特徴とするデータ伝送
システム。 - 【請求項１１】 上記ケーブルモデム装置に接続された
コンピュータを備え、 上記データ記録媒体を上記コンピュータに内蔵あるいは
外付けしたハードディスク装置により構成したことを特
徴とする請求項１０に記載のデータ伝送システム。 - 【請求項１２】 上記データ記録媒体を上記ケーブルモ
デム装置に内蔵あるいは外付けしたハードディスク装置
により構成したことを特徴とする請求項１０に記載のデ
ータ伝送システム。 - 【請求項１３】 上記ケーブルモデム装置に接続された
テレビジョン受像機を備え、 上記データ記録媒体を上記テレビジョン受像機に内蔵あ
るいは外付けしたハードディスク装置により構成したこ
とを特徴とする請求項１０に記載のデータ伝送システ
ム。 - 【請求項１４】 伝送路を介してセンタ装置と接続され
るデータ伝送装置であって、 上記センタ装置に送信された指示データを上記伝送路を
介して受信し、上記指示データに応じて、上記センタ装
置から上記伝送路を介して送られてくるデータをデータ
記録媒体に蓄積保存する処理を実行するように制御する
制御手段を備えたことを特徴とするデータ伝送装置。 - 【請求項１５】 上記制御手段は、上記指示データに応
じて、上記データ記録媒体に対するデータの記録状況を
表すステータス情報を上記伝送路を介して送信する処理
を実行するように制御することを特徴とする請求項１４
に記載のデータ伝送装置。 - 【請求項１６】 ＣＡＴＶ回線を介してセンタ装置と接
続されるデータ伝送装置であって、 インターネット上から上記センタ装置に送信された所望
の指示内容を含む電子メールを上記ＣＡＴＶ回線を介し
て受信し、上記電子メールの内容に応じて、上記センタ
装置から上記ＣＡＴＶ回線を介して送られてくるケーブ
ルテレビ放送番組をデータ記録媒体に録画する処理を実
行するように制御する制御手段を備えたことを特徴とす
るデータ伝送装置。 - 【請求項１７】 上記制御手段は、上記電子メールの内
容に応じて、上記データ記録媒体に対する録画の状況を
表すステータス情報を上記ＣＡＴＶ回線を介して送信す
る処理を実行するように制御することを特徴とする請求
項１６に記載のデータ伝送装置。 - 【請求項１８】 メールサーバに対して定期的あるいは
不定期的にメール取得要求を行うことにより、上記電子
メールを上記ＣＡＴＶ回線を介して受信するようにした
ことを特徴とする請求項１６または１７に記載のデータ
伝送装置。 - 【請求項１９】 上記ＣＡＴＶ回線に送信された電子メ
ールの宛先アドレスと自身のアドレスとを比較し、アド
レスが一致する電子メールを受信するようにしたことを
特徴とする請求項１６または１７に記載のデータ伝送装
置。 - 【請求項２０】 電話回線より受信した所定のトーン信
号をトリガとしてメールサーバに対してメール取得要求
を行うことにより、上記電子メールを上記ＣＡＴＶ回線
を介して受信するようにしたことを特徴とする請求項１
６または１７に記載のデータ伝送装置。 - 【請求項２１】 上記データ記録媒体を内蔵あるいは外
付けにて備えたことを特徴とする請求項１４〜２０の何
れか１項に記載のデータ伝送装置。 - 【請求項２２】 センタ装置と、ＣＡＴＶ回線を介して
上記センタ装置と接続された１つ以上のデータ伝送装置
と、上記センタ装置をインターネットに接続するルータ
とを有する双方向ＣＡＴＶシステムにおいて、 上記インターネット上から上記ルータを介して上記セン
タ装置に所望の指示内容を含む電子メールを送信し、上
記電子メールを上記センタ装置から上記ＣＡＴＶ回線を
介して上記データ伝送装置に更に送信し、上記データ伝
送装置が受信した電子メールの内容を解析して、上記電
子メールにより指示された処理を実行するように制御す
ることを特徴とする遠隔制御方法。 - 【請求項２３】 上記電子メールにより指示される処理
は、上記センタ装置から上記ＣＡＴＶ回線を介して上記
データ伝送装置に送信されるケーブルテレビ放送番組の
録画に関する処理を含むことを特徴とする請求項２２に
記載の遠隔制御方法。 - 【請求項２４】 上記電子メールにより指示される処理
は、上記データ記録媒体に対する録画状況を確認する処
理を含むことを特徴とする請求項２２または２３に記載
の遠隔制御方法。 - 【請求項２５】 上記インターネット上から上記センタ
装置に送信された電子メールをメールサーバにて蓄積・
管理し、 上記データ伝送装置が上記メールサーバに対して定期的
あるいは不定期的にメール取得要求を行うことにより、
上記電子メールを上記ＣＡＴＶ回線を介して上記データ
伝送装置にて受信するようにしたことを特徴とする請求
項２２〜２４の何れか１項に記載の遠隔制御方法。 - 【請求項２６】 上記インターネット上から上記センタ
装置に送信された電子メールを上記ＣＡＴＶ回線に送信
し、上記データ伝送装置が上記電子メールの宛先アドレ
スと自身のアドレスとを比較して、アドレスが一致する
電子メールを上記データ伝送装置にて受信するようにし
たことを特徴とする請求項２２〜２４の何れか１項に記
載の遠隔制御方法。 - 【請求項２７】 上記インターネット上から上記センタ
装置に送信された電子メールをメールサーバにて蓄積・
管理し、 電話回線より受信した所定のトーン信号をトリガとして
上記データ伝送装置が上記メールサーバに対してメール
取得要求を行うことにより、上記電子メールを上記ＣＡ
ＴＶ回線を介して上記データ伝送装置にて受信するよう
にしたことを特徴とする請求項２２〜２４の何れか１項
に記載の遠隔制御方法。
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