JP2002057091A - ステージ装置及び露光装置 - Google Patents

ステージ装置及び露光装置

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JP2002057091A
JP2002057091A JP2000243939A JP2000243939A JP2002057091A JP 2002057091 A JP2002057091 A JP 2002057091A JP 2000243939 A JP2000243939 A JP 2000243939A JP 2000243939 A JP2000243939 A JP 2000243939A JP 2002057091 A JP2002057091 A JP 2002057091A
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stage
stage device
guide
axis
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Keiichi Tanaka
慶一 田中
Yukiharu Okubo
至晴 大久保
Hiroaki Narushima
弘明 鳴嶋
Yukio Kakizaki
幸雄 柿崎
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 真空中でも使用でき、装置を小型にでき、制
御性を向上できるステージ装置を提供する。 【解決手段】 ステージ装置1には、Y軸方向に延びる
2本のガイド部材13、14と、ガイド部材13、14
の各々に対して非接触気体軸受を介してガイドされるス
ライダ23、24が設けられている。2本のガイド部材
13、14の相互間には、X軸方向に延びる移動ガイド
25が掛け渡されており、移動ガイド25に対して非接
触気体軸受を介してガイドされるスライダ27が設けら
れている。スライダ27には、駆動機構として、リニア
モータと、加減速時の駆動力をアシストする、前記非接
触気体軸受に併設された気体シリンダとが具備されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷電粒子ビーム露
光装置等に用いられる精密移動・位置決め用のステージ
装置に関する。特には、真空中でも使用でき、軽量で且
つ制御性を向上できるステージ装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、精密移動・位置決め用のステージ装置としては、様
々な形態のものが開発されている。
【0003】特開昭62−182692には、ボックス
型のエアベアリング(気体軸受)を有する2軸エアステ
ージ装置が開示されている。図8は、特開昭62−18
2692に開示されたステージ装置140を示す斜視図
である。このステージ装置140は定盤141を備え
る。定盤141上には、2つのボックス型をしたベース
ガイド142が載置されている。ベースガイド142の
内面には、永久磁石板が貼着されており、モータヨーク
142aを形成している。2つのベースガイド142の
上部には、各々ボックス型をしたコイルボビン143が
嵌合されている。これらのモータヨーク142aとコイ
ルボビン143はリニアモータを構成しており、X方向
に移動できる。
【0004】2つのコイルボビン143の間には、ボッ
クス型をした可動ガイド144が掛け渡されている。可
動ガイド144の内面には、永久磁石板が貼着されてお
り、モータヨーク144aを形成している。可動ガイド
144の上部には、ボックス型をしたコイルボビン14
5が嵌合されている。これらのモータヨーク144aと
コイルボビン145はリニアモータを構成しており、Y
方向に移動できる。なお、コイルボビン145上には、
ウェハ等を載置するステージ146が設置されている。
【0005】このステージ装置140のコイルボビン1
43、145の内側の各面には、それぞれモータヨーク
142a、144aに対向した位置に空気噴出し孔(図
示せず)が設けられている。空気噴出し孔からコイルボ
ビン143、145とモータヨーク142a、144a
の隙間に空気を噴出させることにより、空気軸受を構成
している。
【0006】このステージ装置140には、以下のよう
な問題点が存在する。 (1)このステージ装置140は、ガイドに沿って動く
1つの軸(ベースガイド142及びコイルボビン14
3)が在り、その軸上にもう1つの軸(可動ガイド14
4及びコイルボビン145)を積み重ねた構造になって
いる。つまり、一方の可動軸の上部に他方の可動軸を積
み重ねるいわゆる積み重ね構造であり、下側の可動軸が
大型になってしまう。 (2)空気軸受から噴出した空気を回収する手段がない
ため真空中では使用できない。 (3)リニアモータに永久磁石を用いているため、ステ
ージ駆動時に磁場変動が発生し、荷電粒子線露光装置等
に用いることができない。 (4)リニアモータは駆動力が比較的小さいので、大き
な駆動力を得ようとすると、サイズが大きくなる。さら
に、サイズが大きくなることにより、コイルの発熱量が
多くなり、その近傍の装置に悪影響を及ぼす。また、レ
ーザ干渉計の反射面等が熱膨張したり、反射面付近の空
気が揺らぐことにより、ステージ位置の計測誤差が生じ
る。
【0007】WO99/66221には、移動体側にエ
アベアリングのパッドを設けた一軸の真空エアステージ
装置が開示されている。図9は、WO99/66221
に開示されたステージ装置を示す断面図である。図10
は、同ステージ装置のエアベアリングの構成を示す分解
斜視図である。このステージ装置150は定盤等の設置
面G上に搭載されている。ステージ装置150の左右に
は、固定部材155を介して、コの字型をした2つの可
動軸固定部152が対向するように設置されている。2
つの可動軸固定部152には、可動軸153がある隙間
を持って嵌合されている。詳しくは後述するように、可
動軸固定部152と可動軸153とはエアベアリングを
構成している。可動軸153の上部には、ステージ16
1が設けられており、ウェハ163等が載置される。
【0008】可動軸153の下部には、下向きに凸型を
した可動子156が設けられている。一方、設置面G上
のステージ装置150の中央部には、断面が凹型をした
固定子157が配置されている。可動子156と固定子
157とは、ある隙間を持って嵌合されており、リニア
モータを形成している。可動子153は、図9の紙面の
垂直方向(Y方向)に移動可能である。
【0009】ここで、エアベアリングの構成について図
10を参照しつつ説明する。図10には、図9のステー
ジ装置のエアベアリングの一部が示されている。エアベ
アリングは、ステージ装置に固定されている固定部15
2と、その間を摺動する可動部153からなる。固定部
152は、さらに、固定部上面152a、固定部側面1
52b、固定部下面152cとに分割されている。図1
0においては、固定部152aと152bは、破線で示
した部分から開いた形で示してある。
【0010】可動部153の上面と側面には、多孔性の
部材からなるエアパッド153aが、それぞれ2つずつ
設けられている。エアパッド153aには、チューブ1
53bを介して気体供給源158から気体が供給され
る。2つのエアパッド153aの周りには、ガードリン
グ153cが形成されている。固定部上面152aと固
定部側面152bには、ガードリング153cに対向す
る位置に排気口154aが設けられている。排気口15
4aには、金属製の配管154bを介してロータリー排
気ポンプ159が接続されている。同ポンプ159によ
り、エアパッド153aから噴出した気体を排気する。
【0011】可動部153は、図中に示すY方向に移動
する。このときのガードリング153cの移動範囲の両
端の位置が固定部側面152bに破線で示されている。
図から分るように、ガードリング153cの移動範囲の
両端の位置は常に排気口154aと交わりながら動くの
で、エアパッド153aから噴出した気体は外部にほと
んど洩れることなく排気される。
【0012】このWO99/66221に開示されてい
るステージ装置は、真空中で使用することができる。し
かし、同装置は一軸ステージであって、2軸ステージ装
置に適用するには、この一軸ステージ装置を二段に積み
重ねる必要があり、装置が大型になってしまう。また、
エアパッド153aは、可動部153の上面と側面にそ
れぞれ2つずつ設けられている。そのため、2軸ステー
ジ装置に適用するとエアパッドの数が多くなり、真空中
へのリークが相当な量となる。さらに、可動部153に
は、エアパッド153aに気体を供給するためのチュー
ブ153bが接続されている。そのため、チューブ15
3bの張力が可動部153の制御性に悪影響を及ぼす可
能性がある。
【0013】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、真空中でも使用でき、装置を小型にで
き、制御性を向上できるステージ装置を提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明のステージ装置は、 ガイド部材と、 該ガ
イド部材に対して非接触気体軸受を介してガイドされる
スライダと、 該スライダの駆動機構と、 該スライダ
に搭載されたステージと、 を具備するステージ装置で
あって、 前記駆動機構として、 リニアモータと、
加減速時の駆動力をアシストする、前記非接触気体軸受
に併設された気体シリンダと、 を具備することを特徴
とする。
【0015】加減速時には気体シリンダの大きな駆動力
を利用して高加減速特性を得ることができる。一方、露
光時等の精密な位置決めが必要なときにはリニアモータ
により精密な位置・速度・加速度コントロールを行うこ
とができる。また、加減速時に気体シリンダの大きな駆
動力を利用できるので、リニアモータを大きくする必要
がなくなり、装置を小型に保ちながら高速化できる。な
お、リニアモータには、電磁式、静電式、電歪式(超音
波式を含む)及び磁歪式等のものを用いることができ
る。
【0016】本発明のステージ装置は、 ステージをあ
る平面(XY平面)内で駆動・位置決めするステージ装
置であって、 ある方向(Y軸方向)に延びる複数本の
ガイド部材(Y軸ガイド部材)と、 該Y軸ガイド部材
の各々に対して非接触気体軸受を介してガイドされる複
数のスライダ(Y軸スライダ)と、 該複数のY軸スラ
イダの相互間に掛け渡された、他の方向(X軸方向)に
延びる移動ガイド(X軸移動ガイド)と、 該X軸移動
ガイドに対して非接触気体軸受を介してガイドされるス
ライダ(X軸スライダ)と、 該X軸スライダに搭載さ
れたステージと、 前記各スライダの駆動機構と、 を
具備するステージ装置であって、 前記駆動機構とし
て、 リニアモータと、 加減速時の駆動力をアシスト
する、前記非接触気体軸受に併設された気体シリンダ
と、 を具備することを特徴とする。
【0017】これにより、大きな加減速力と細かな位置
制御の行える小型・軽量の2軸ステージ装置を提供でき
る。
【0018】上記ステージ装置においては、 前記スラ
イダの両端近傍に前記気体軸受及び気体シリンダのエア
の排気を行う排気溝(ガードリング)が形成されている
ことが好ましい。気体軸受及び気体シリンダのエアの排
気を1つの機構で処理することができるので、装置を簡
単にできる。また、エアのリークがほとんどないので、
真空中で使用することもできる。
【0019】上記ステージ装置においては、 前記気体
シリンダと前記リニアモータの内の一方が前記スライダ
の中心部に配置されており、 他方が前記スライダを挟
むように対向して配置されていることが好ましい。これ
により、駆動力の合点がシリンダの重心位置とほぼ一致
しているので、シリンダの重心部に駆動力を与えること
ができ、高精度・高速に位置制御ができる。
【0020】上記ステージ装置においては、 前記ガイ
ド部材又は移動ガイドが、ダンパーを介して定盤等に固
定されていることが好ましい。これにより、スライダの
移動によるステージ装置のXY方向の反動を吸収でき
る。
【0021】上記ステージ装置においては、 前記リニ
アモータを構成するマグネットがコの字型をしており、
その開放端が外側を向いていることが好ましい。電子線
露光装置に用いた場合に、マグネットからの漏れ磁場が
光軸付近(電子線が通過する部分)に到達しにくくなる
ので、より精度の高い露光が期待できる。
【0022】本発明の露光装置は、 感応基板上にパタ
ーンを転写する露光装置であって、上記いずれかの態様
のステージ装置を備えることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ説明す
る。まず、図7を参照しつつ本発明の実施の形態に係る
ステージ装置を搭載できる荷電粒子ビーム(電子線)露
光装置について説明する。図7には、電子線露光装置1
00が模式的に示されている。電子線露光装置100の
上部には、光学鏡筒101が示されている。光学鏡筒1
01の図の右側には、真空ポンプ102が設置されてお
り、光学鏡筒101内を真空に保っている。
【0024】光学鏡筒101の上部には、電子銃103
が配置されており、下方に向けて電子線を放射する。電
子銃103の下方には、順にコンデンサレンズ104、
電子線偏向器105、マスクMが配置されている。電子
銃103から放射された電子線は、コンデンサレンズ1
04によって収束される。続いて、偏向器105により
図の横方向に順次走査され、光学系の視野内にあるマス
クMの各小領域(サブフィールド)の照明が行われる。
【0025】マスクMは、マスクステージ111の上部
に設けられたチャック110に静電吸着等により固定さ
れている。マスクステージ111は、定盤116に載置
されている。
【0026】マスクステージ111には、図の左方に示
す駆動装置112が接続されている。駆動装置112
は、ドライバ114を介して、制御装置115に接続さ
れている。また、マスクステージ111の図の右方には
レーザ干渉計113が設置されている。レーザ干渉計1
13は、制御装置115に接続されている。レーザ干渉
計113で計測されたマスクステージ111の正確な位
置情報が制御装置115に入力される。それに基づき、
制御装置115からドライバ114に指令が送出され、
駆動装置112が駆動される。このようにして、マスク
ステージ111の位置をリアルタイムで正確にフィード
バック制御することができる。
【0027】定盤116の下方には、ウェハチャンバ1
21が示されている。ウェハチャンバ121の図の右側
には、真空ポンプ122が設置されており、ウェハチャ
ンバ121内を真空に保っている。ウェハチャンバ12
1内には、上方からコンデンサレンズ124、偏向器1
25、ウェハWが配置されている。
【0028】マスクMを通過した電子線は、コンデンサ
レンズ124により収束される。コンデンサレンズ12
4を通過した電子線は、偏向器125により偏向され、
ウェハW上の所定の位置にマスクMの像が結像される。
【0029】ウェハWは、ウェハステージ131の上部
に設けられたチャック130に静電吸着等により固定さ
れている。ウェハステージ131は、定盤136に載置
されている。ウェハステージ131には、図の左方に示
したように駆動装置132が接続されている。駆動装置
132は、ドライバ134を介して、制御装置115に
接続されている。また、ウェハステージ131の図の右
方にはレーザ干渉計133が設置されている。レーザ干
渉計133は、制御装置115に接続されている。レー
ザ干渉計133で計測されたウェハステージ131の正
確な位置情報が制御装置115に入力される。それに基
づき、制御装置115からドライバ134に指令が送出
され、駆動装置132が駆動される。このようにして、
ウェハステージ131の位置をリアルタイムで正確にフ
ィードバック制御することができる。
【0030】次に、本発明の実施の形態に係るステージ
装置について説明する。図1は、本発明の実施の形態に
係るステージ装置の全体構成を示す図である。図1
(A)は同ステージ装置の平面図であり、図1(B)は
同ステージ装置の側面図である。図1(A)には、定盤
等に設置されたステージ装置1が示されている。このス
テージ装置1は、図7におけるマスクステージ111に
あたる。ステージ装置1の4隅には、ガイド固定部3、
4、5、6が配置されている。ガイド固定部3、4、
5、6は、後述するガイド部材13、14側に開口部を
持つボックス型をしている。ガイド固定部3、4、5、
6の下部には、コロ11が設けられており、定盤等の上
部においてXY方向に移動可能となっている。ガイド固
定部3、5の図1の上方には、ダンパー7が1つずつ設
けられており、外壁に接続されている。ダンパー7は、
バネ−ダッシュポット系等の衝撃吸収装置であり、駆動
装置の反動を吸収する。この2つのダンパーにより、ス
テージ装置1のY方向の反動を吸収できる。
【0031】ガイド固定部3、4の図1(A)の左方に
は、ある厚さを有する平板状のプレート9が配置されて
いる。プレート9の図1(A)の左側面の端部には、ダ
ンパー7が1つずつ設けられており、外壁に接続されて
いる。
【0032】ガイド固定部3、4の図1(A)の左側面
には、コロ11が1つずつ設けられており、プレート9
の側面上をY方向に移動可能となっている。プレート9
に設けられたダンパー7により、ガイド固定部3、4の
X方向の衝撃を吸収できる。
【0033】ガイド固定部3と4の間、並びに、ガイド
固定部5と6の間には、ガイド部材13、14が設けら
れている。ガイド部材13、14は、図1(B)に示す
ように、中央部のシリンダガイド17と、その上下(図
1(B)の左右)に配置されたマグネット19、20と
からなる。図1(B)に部分断面で示したように、シリ
ンダガイド17の両端は、軸受18を介して、ガイド部
材13、14に固定されている。ガイド部材13、14
のシリンダガイド17との接触面の上下(図1(B)の
左右)には、エアパッド51が1つずつ付設されてい
る。エアパッド51の周囲には、図示せぬ溝(ガードリ
ング)が設けられている。このエアパッド51は、シリ
ンダガイド17を上下から挟み、各ガイド固定部の中央
に係止させるためのものである。マグネット19、20
は、Y方向に長く、平たいコの字型をしており、その開
口側がステージ装置の外側に向けて配置されている。
【0034】ガイド部材13、14には、気体軸受を介
して、スライダ23、24が嵌合されている。スライダ
23、24には、詳しくは後述するが、気体シリンダと
リニアモータが設けられており、Y軸上を駆動する。
【0035】スライダ23と24の間には、移動ガイド
25が設けられている。移動ガイド25は、ガイド部材
13、14と同じように、中央部のシリンダガイド1
7′と、その上下に配置されたマグネット19′、2
0′とからなる。マグネット19′、20′の開口側が
図1(A)の上方に向けて配置されている。
【0036】移動ガイド25には、気体軸受を介して、
スライダ27が嵌合されている。スライダ27には、詳
しくは後述するが、気体シリンダとリニアモータが設け
られており、X軸上を駆動する。スライダ27の図1
(A)の下方には、ある厚さを有する平板状をした試料
台(ステージ)29が突設されている。試料台29に
は、2つのマスクを載せられるように2つの円形の孔3
0a、30bが形成されている。試料台の前面29aと
側面29bは、高精度に研磨されており、図7に示した
レーザ干渉計113の検出光の反射面として利用され
る。なお、この実施の形態においては、試料台がスライ
ダ27の側方に1つだけ配置されているが、スライダ2
7の両側方に1つずつ配置したりすることもできる。ま
た、本発明のステージ装置は、マスクステージについて
説明するが、この他にも例えばウェハステージ等に利用
することもできる。
【0037】この実施の形態においては、上述のよう
に、スライダ24、23及びスライダ27のリニアモー
タの駆動により、ステージ装置1の精密なXY駆動を行
う。また、スライダ24、23及びスライダ27の気体
シリンダの駆動により、ステージ装置1のXY駆動の加
減速時のアシストを行う。
【0038】図2を参照しつつ、この実施の形態に係る
ステージ装置の気体シリンダ及びリニアモータの構成に
ついて説明する。図2は、ステージ装置の気体シリンダ
及びリニアモータの構成を示す図である。図2(A)は
図1(A)のA−A断面図であり、図2(B)は図2
(A)のB−B断面図である。図2(A)、(B)に
は、ガイド部材14及びスライダ24の構成が示されて
いる。ガイド部材14の中央部にあるシリンダガイド1
7は、X方向に平たい長方形の断面形状をしている。そ
の内部には、気体シリンダ及びエアパッドへのエアの供
給・回収・排気を行う通路41c、41d、41eが設
けられている。この図においては、3つの長方形の断面
をした通路41c、41d、41eが示されているが、
実際には、通路はさらに多くの領域に分けられており、
複雑な断面形状をしている。シリンダガイド17の図2
(A)の中央部の上下には、ある厚さを有するX方向に
長い断面形状をしたしきり板41a、41bが1つずつ
設けられている。
【0039】スライダ24の図2(B)の右側には、あ
る厚さを有する平板状のスライダプレート31が設けら
れている。スライダプレート31の左面の上下には、T
字型をしたY方向に長いコイルジョイント33、34が
左方に向けて突設されている。コイルジョイント33、
34の先には、長方形の平板状をしたモータコイル3
5、36が設けられている。モータコイル35、36
が、マグネット19、20のコの字の中に嵌め込まれて
おり、Y方向駆動用のリニアモータを形成する。このリ
ニアモータの駆動力の合点は、スライダ24の重心位置
と一致しているので、重心部に駆動力を与えることがで
き、高精度・高速に位置制御ができる。なお、図には示
さないが、スライダ24には、モータコイル35、36
を制御する電気配線及び冷却媒体を循環させる配管等が
取り付けられている。
【0040】スライダプレート31の左面の中央には、
Y方向に長い四角い筒型をしたシリンダ部39が設けら
れている。シリンダ部39の上下面の中央部は、それぞ
れ気体シリンダの気体室が形成されている。上下にある
2つの気体室は、しきり板41a、41bにより、2つ
の気体室43a、43b、44a、44bに分割されて
いる。これらの気体室としきり板とで気体シリンダを構
成する。隣り合う気体室の圧力に差をつけることによ
り、スライダ24をY方向に駆動する。例えば、気体室
43a、44aの圧力を気体室43b、44bよりも高
くすることにより、気体室の壁にかかる圧力の差が生じ
る。比較的高い圧力のかかった気体室43a、44aの
図の左方(Y軸の負方向)の壁が押され、スライダ24
がシリンダガイド17上を相対的に図2(A)の左方向
に移動する。
【0041】気体室43a、43b、44a、44bの
側方には、詳しくは後述するが、エアパッド51及びガ
ードリング53が1組ずつ設けられている。このエアパ
ッド51は、シリンダガイド17を上下から挟み、各ス
ライダとシリンダガイド17とのZ方向の距離を一定に
保つためのものである。
【0042】図2においては、ガイド部材14及びスラ
イダ24について説明したが、スライダ23、27も同
様の構成をしている。
【0043】図3を参照しつつ、この実施の形態に係る
ステージ装置の気体シリンダ及び気体軸受の構成につい
て説明する。図3は、図2(A)のC−C断面を示す平
面断面図である。図3には、ステージ装置1の気体シリ
ンダ及び気体軸受の構成が示されている。スライダ2
3、24の両端近傍の気体室44a、44bの側方に
は、X方向に長い長方形をしたエアパッド51が1つず
つ付設されている。エアパッド51は、シリンダガイド
17との摺動面の上下及び両側面に付設されている。し
たがって、スライダ23、24には、それぞれ8個のエ
アパッド51が付設されている。各エアパッド51の図
3の左右には、Y方向に長い長方形の形状をした溝(ガ
ードリング)53が設けられている。各エアパッド51
のスライダ23、24の端面に近い側には、X方向に長
い長方形の形状をしたガードリング53が設けられてい
る。これらのガードリング53により、エアパッド53
及び気体室44a、44bのエアの排気を行う。
【0044】スライダ27の両端近傍の気体室44a、
44bの側方には、各々Y方向に長い長方形をした2つ
のエアパッド51′が付設されている。エアパッド5
1′は、シリンダガイド17との摺動面の上下及び両側
面に付設されている。ただし、側方には、各1つずつの
エアパッド51′が付設されている。したがって、スラ
イダ27には、12個のエアパッド51′が付設されて
いる。各エアパッド51′の周囲には、スライダ23、
24と同じように、ガードリング53が設けられてい
る。エアパッド51′をスライダ27の両端の上下面に
2つずつ配置することにより、スライダ27のX軸周り
の回転を防止することができる。
【0045】図4を参照しつつ、本発明の実施の形態に
係るステージ装置のハイブリッド制御方法について説明
する。図4は、本発明の実施の形態に係るステージ装置
の速度制御のブロック線図である。図4には、ステージ
装置のリニアモータの駆動系61、気体シリンダの駆動
系63、ステージ装置のメカ系65が示されている。
【0046】リニアモータの駆動系61には、順にPI
Dコントローラ61a、リニアモータアンプの一次遅れ
要素61b、比例要素Kfが示されている。リニアモー
タの駆動系61は、ステージ装置を露光装置に使用する
場合には、主に、露光時のスキャン速度制御時及びステ
ップ位置決め制御時に用いる。これらの制御には、ステ
ージの移動量は少ないが細かな制御が要求される。その
ため、PIDコントローラ61aの比例要素Pの要素を
比較的小さく、補償の強い積分・微分要素IDの要素を
比較的大きく設定する。リニアモータアンプの一次遅れ
要素61bには、比例要素K1を介して、フィードバッ
ク回路が形成されている。これにより、より正確な位置
制御が実現できる。
【0047】気体シリンダの駆動系63には、順にPI
Dコントローラ63a、気体シリンダのバルブアンプの
一次遅れ要素63b、バルブ開閉の一次遅れ要素及び圧
力伝播の一次遅れ要素のカスケード結合要素63cが示
されている。気体シリンダの駆動系63は、ステージ装
置を露光装置に使用する場合には、主に、ステージの加
減速時に用いる。加減速時には、目標速度と実際の速度
との偏差が大きいので、細かな制御よりも大きな偏差を
短い時間で無くすことが要求される。そのため、PID
コントローラ63aの比例要素Pの要素を比較的大き
く、積分・微分要素IDの要素を比較的小さく設定す
る。気体シリンダのバルブアンプの一次遅れ要素63b
には、比例要素K2を介して、フィードバック回路が形
成されている。これにより、より正確な位置制御が実現
できる。
【0048】ステージ装置のメカ系65には、順に慣性
系65a、加速度積分系65b、速度積分系65cが示
されている。
【0049】図4のブロック線図の左方には、制御用の
コンピュータ等から出力された目標速度値V_comが示さ
れている。目標速度値V_comは、ブロック線図に入力さ
れると、加え合わせ点67aを通過し、リニアモータの
駆動系61と気体シリンダの駆動系63の双方に伝送さ
れる。リニアモータの駆動系61及び気体シリンダの駆
動系63からは、上述の要素を介して、各々制御データ
Fm、Fcが出力される。制御データFm、Fcは、加
え合わせ点67bで足し合わされてステージ装置のメカ
系65に入力される。なお、加え合わせ点67bには、
配線抵抗、振動、ステージ反力等の外乱が加えられる。
メカ系65の加速度積分系65bから出力された速度値
V_actは、加え合わせ点67aに入力され、フィードバ
ック回路が形成されている。
【0050】この実施の形態においては、上述のよう
に、リニアモータの駆動系61と気体シリンダの駆動系
63をそれぞれ独立に制御し、フィードバックを行うこ
とにより、ハイブリッド制御を実現する。本発明のステ
ージ装置の駆動方法はこれに限定されるのもではなく、
様々な制御方法を用いてハイブリッド制御を実現でき
る。
【0051】図5を参照しつつ、本発明の実施の形態に
係るステージ装置のハイブリッド制御方法について具体
的に説明する。図5は、本発明の実施の形態に係るステ
ージ装置の制御方法を示す図である。図5(A)はステ
ージ装置の速度及び加速度を示す図であり、図5(B)
は気体シリンダとリニアモータの駆動力を示す図であ
り、図5(C)は気体シリンダとリニアモータのゲイン
テーブルを示す図である。図5においては、0〜t1の
間はステージの加速時であり、t1〜t2の間は露光時
のスキャン速度制御時及びステップ位置決め制御時であ
り、t2〜t3の間はステージの減速時である。0〜t
1及びt2〜t3の間はハイブリッド制御を行い、t1
〜t2の間はリニアモータのみの駆動を行う。
【0052】図5(A)には、ステージ装置の速度V
(velocity)及び加速度α(accel/decel)が示されて
いる。0〜t1又はt2〜t3のステージ装置の加減速
時には、加速度は山形に変化し、速度は曲線を描いて目
標速度V_com又は0に達する。t1〜t2のスキャン速
度制御時及びステップ位置決め制御時には、加速度は0
で、速度は一定に制御される。
【0053】図5(B)には、気体シリンダACとリニ
アモータLMの駆動力が示されている。0〜t1又はt
2〜t3のステージ装置の加減速時には、気体シリンダ
ACの駆動力は、リニアモータLMの駆動力よりも大き
く(小さく)、加減速をアシストしている。t1〜t2
のスキャン速度制御時及びステップ位置決め制御時に
は、気体シリンダACの駆動力は0で、リニアモータL
Mの駆動力が一定に制御され、ステージを駆動する。
【0054】図5(C)には、気体シリンダACとリニ
アモータLMのゲインテーブルが示されている。0〜t
1又はt2〜t3のステージ装置の加減速時には、気体
シリンダACとリニアモータLMのゲインは大きく設定
されている。t1〜t2のスキャン速度制御時及びステ
ップ位置決め制御時には、気体シリンダACのゲインは
0に設定されている。これは、図4に示したブロック線
図の気体シリンダの駆動系63の出力Fcを電気的に0
とすること等により実現できる。一方、リニアモータL
Mのゲインは、加減速時と変わらず、大きく設定されて
いる。
【0055】図6を参照しつつ、気体シリンダの制御方
法について説明する。図6は、本発明の他の実施の形態
に係るステージ装置の気体シリンダの制御方法を示す図
である。図5(C)においては、気体シリンダの駆動系
63の出力Fcを電気的に0とすることにより、気体シ
リンダACのゲインを0に設定したが、この実施の形態
は、気体シリンダの圧空を短絡させることにより、気体
シリンダの出力を0とする例である。
【0056】図6の上方には、一例として、図3等に示
したシリンダ部39とシリンダガイド17等で構成され
る気体シリンダ70が示されている。気体シリンダ70
には、2つの気体室44a、44bが設けられている。
気体室44a、44bには、シリンダガイド17内等に
設けられた気体通路71a、71bが接続されている。
気体通路71a、71bの先には、それぞれ制御バルブ
(valve)73a、73bが接続されている。制御バル
ブ73a、73bは、バルブ制御系75に接続され、図
5に示したように開閉制御される。気体室44a、44
bと制御バルブ73a、73bの間の気体通路71a、
71bには、短絡バルブ(valve)77が両者を掛け渡
すように接続されている。制御バルブ73a、73bの
先には、気体供給源79等が設けられており、気体室4
4a、44bに気体が供給される。
【0057】図5に示した0〜t1又はt2〜t3のス
テージ装置の加減速時には、短絡バルブ77を閉じてお
く。そして、気体室44a、44bの圧空を制御バルブ
73a、73bで制御し、気体シリンダを駆動する。一
方、t1〜t2のスキャン速度制御時及びステップ位置
決め制御時には、制御バルブ73a、73bを閉じ、短
絡バルブ77を開放する。こうすることにより、気体室
44a、44bの気体の圧力が等しくなるので、気体シ
リンダの出力が0となる。
【0058】以上図1〜図10を参照しつつ、本発明の
実施の形態に係るステージ装置について説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、様々な変更を加
えることができる。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、真空中でも使用でき、装置を小型・軽量にで
き、制御性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るステージ装置の全体
構成を示す図である。図1(A)は同ステージ装置の平
面図であり、図1(B)は同ステージ装置の側面図であ
る。
【図2】ステージ装置の気体シリンダ及びリニアモータ
の構成を示す図である。図2(A)は図1(A)のA−
A断面図であり、図2(B)は図2(A)のB−B断面
図である。
【図3】図2(A)のC−C断面を示す平面断面図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態に係るステージ装置の速度
制御のブロック線図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るステージ装置の制御
方法を示す図である。図5(A)はステージ装置の速度
及び加速度を示す図であり、図5(B)は気体シリンダ
とリニアモータの駆動力を示す図であり、図5(C)は
気体シリンダとリニアモータのゲインテーブルを示す図
である。
【図6】本発明の他の実施の形態に係るステージ装置の
気体シリンダの制御方法を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るステージ装置を搭載
できる荷電粒子ビーム(電子線)露光装置を示す図であ
る。
【図8】特開昭62−182692に開示されたステー
ジ装置140を示す斜視図である。
【図9】WO99/66221に開示されたステージ装
置を示す断面図である。
【図10】同ステージ装置のエアベアリングの構成を示
す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ステージ装置 3、4、5、6
ガイド固定部 7 ダンパー 9 プレート 11 コロ 13、14 ガ
イド部材 17 シリンダガイド 19、20 マ
グネット 23、24 スライダ 25 移動ガイ
ド 27 スライダ 35、36 モ
ータコイル 39 シリンダ部 51 エアパッ
ド 53 ガードリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03F 7/20 521 G12B 5/00 T G12B 5/00 H01L 21/68 K H01L 21/68 21/30 541L (72)発明者 鳴嶋 弘明 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 (72)発明者 柿崎 幸雄 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 Fターム(参考) 2F078 CA02 CA08 CB05 CB12 CB16 CC11 3J102 AA02 BA06 BA11 CA11 CA19 CA27 CA36 EA02 EA07 EA23 EB16 GA19 5F031 CA02 HA16 HA53 HA55 JA02 JA06 JA27 JA32 KA06 KA11 LA03 LA08 LA15 MA27 NA05 5F056 CB21 EA14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイド部材と、 該ガイド部材に対して非接触気体軸受を介してガイドさ
    れるスライダと、 該スライダの駆動機構と、 該スライダに搭載されたステージと、 を具備するステージ装置であって、 前記駆動機構として、 リニアモータと、 加減速時の駆動力をアシストする、前記非接触気体軸受
    に併設された気体シリンダと、 を具備することを特徴とするステージ装置。
  2. 【請求項2】 ステージをある平面(XY平面)内で駆
    動・位置決めするステージ装置であって、 ある方向(Y軸方向)に延びる複数本のガイド部材(Y
    軸ガイド部材)と、 該Y軸ガイド部材の各々に対して非接触気体軸受を介し
    てガイドされる複数のスライダ(Y軸スライダ)と、 該複数のY軸スライダの相互間に掛け渡された、他の方
    向(X軸方向)に延びる移動ガイド(X軸移動ガイド)
    と、 該X軸移動ガイドに対して非接触気体軸受を介してガイ
    ドされるスライダ(X軸スライダ)と、 該X軸スライダに搭載されたステージと、 前記各スライダの駆動機構と、 を具備するステージ装置であって、 前記駆動機構として、 リニアモータと、 加減速時の駆動力をアシストする、前記非接触気体軸受
    に併設された気体シリンダと、 を具備することを特徴とするステージ装置。
  3. 【請求項3】 前記スライダの両端近傍に前記気体軸受
    及び気体シリンダのエアの排気を行う排気溝(ガードリ
    ング)が形成されていることを特徴とする請求項1又は
    2記載のステージ装置。
  4. 【請求項4】 前記気体シリンダと前記リニアモータの
    内の一方が前記スライダの中心部に配置されており、他
    方が前記スライダを挟むように対向して配置されている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のステージ装置。
  5. 【請求項5】 前記ガイド部材又は移動ガイドが、ダン
    パーを介して定盤等に固定されていることを特徴とする
    請求項1又は2記載のステージ装置。
  6. 【請求項6】 前記リニアモータを構成するマグネット
    がコの字型をしており、その開放端が外側を向いている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のステージ装置。
  7. 【請求項7】 感応基板上にパターンを転写する露光装
    置であって、請求項1〜6いずれか1項記載のステージ
    装置を備えることを特徴とする露光装置。
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