JP2002150982A - ステージ装置及び露光装置 - Google Patents

ステージ装置及び露光装置

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JP2002150982A
JP2002150982A JP2000340748A JP2000340748A JP2002150982A JP 2002150982 A JP2002150982 A JP 2002150982A JP 2000340748 A JP2000340748 A JP 2000340748A JP 2000340748 A JP2000340748 A JP 2000340748A JP 2002150982 A JP2002150982 A JP 2002150982A
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stage
moving table
guide
stage device
movable
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Yukiharu Okubo
至晴 大久保
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    • G03F7/70716Stages
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御性を向上でき、真空中でも使用できるス
テージ装置を提供する。 【解決手段】 ステージ装置1は、ある間隔を隔てて対
向する2つのガイド平面を有するガイド板である底板
3、天板11と、その間に挟み込まれて摺動する移動テ
ーブル20とを具備している。移動テーブル20の前側
には、2つのマスクを搭載できる試料台21が設けられ
ている。底板3の上面と天板11の下面には、エアパッ
ドが形成されており、移動テーブル20はガイド平面内
を運動可能となっている。移動テーブル20には、3つ
のリニアモータコイルが設けられており、ガイド平面の
2方向(X方向、Y方向)及びガイド平面に直交する軸
の周り(θ方向)に運動可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷電粒子ビーム露
光装置等に用いられる精密移動・位置決め用のステージ
装置等に関する。特には、制御性を向上でき、真空中で
も使用できるステージ装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、精密移動・位置決め用のステージ装置としては、様
々な形態のものが開発されている。
【0003】特開昭62−182692には、ボックス
型のエアベアリング(気体軸受)を有する2軸エアステ
ージ装置が開示されている。図7は、特開昭62−18
2692に開示されたステージ装置140を示す斜視図
である。このステージ装置140は定盤141を備え
る。定盤141上には、2つのボックス型をしたベース
ガイド142が載置されている。ベースガイド142の
内面には、永久磁石板が貼着されており、モータヨーク
142aを形成している。2つのベースガイド142の
上部には、各々ボックス型をしたコイルボビン143が
嵌合されている。これらのモータヨーク142aとコイ
ルボビン143はリニアモータを構成しており、X方向
に移動できる。
【0004】2つのコイルボビン143の間には、ボッ
クス型をした可動ガイド144が掛け渡されている。可
動ガイド144の内面には、永久磁石板が貼着されてお
り、モータヨーク144aを形成している。可動ガイド
144の上部には、ボックス型をしたコイルボビン14
5が嵌合されている。これらのモータヨーク144aと
コイルボビン145はリニアモータを構成しており、Y
方向に移動できる。なお、コイルボビン145上には、
ウェハ等を載置するステージ146が設置されている。
【0005】このステージ装置140のコイルボビン1
43、145の内側の各面には、それぞれモータヨーク
142a、144aに対向した位置に空気噴出し孔(図
示せず)が設けられている。空気噴出し孔からコイルボ
ビン143、145とモータヨーク142a、144a
の隙間に空気を噴出させることにより、空気軸受を構成
している。
【0006】このステージ装置140は、ガイドに沿っ
て動く1つの軸(ベースガイド142及びコイルボビン
143)が在り、その軸上にもう1つの軸(可動ガイド
144及びコイルボビン145)を積み重ねた構造にな
っている。つまり、一方の可動軸の上部に他方の可動軸
を積み重ねるいわゆる積み重ね構造であり、下側の可動
軸が大型になってしまうという問題点がある。また、空
気軸受から噴出した空気を回収する手段がないため真空
中では使用できない。
【0007】WO99/66221には、移動体側にエ
アベアリングのパッドを設けた一軸の真空エアステージ
装置が開示されている。図8は、WO99/66221
に開示されたステージ装置を示す断面図である。図9
は、同ステージ装置のエアベアリングの構成を示す分解
斜視図である。このステージ装置150は定盤等の設置
面G上に搭載されている。ステージ装置150の左右に
は、固定部材155を介して、コの字型をした2つの可
動軸固定部152が対向するように設置されている。2
つの可動軸固定部152には、可動軸153がある隙間
を持って嵌合されている。詳しくは後述するように、可
動軸固定部152と可動軸153とはエアベアリングを
構成している。可動軸153の上部には、ステージ16
1が設けられており、ウェハ163等が載置される。
【0008】可動軸153の下部には、下向きに凸型を
した可動子156が設けられている。一方、設置面G上
のステージ装置150の中央部には、断面が凹型をした
固定子157が配置されている。可動子156と固定子
157とは、ある隙間を持って嵌合されており、リニア
モータを形成している。可動子153は、図8の紙面の
垂直方向(Y方向)に移動可能である。
【0009】ここで、エアベアリングの構成について図
9を参照しつつ説明する。図9には、図8のステージ装
置のエアベアリングの一部が示されている。エアベアリ
ングは、ステージ装置に固定されている固定部152
と、その間を摺動する可動部153からなる。固定部1
52は、さらに、固定部上面152a、固定部側面15
2b、固定部下面152cとに分割されている。図9に
おいては、固定部152aと152bは、破線で示した
部分から開いた形で示してある。
【0010】可動部153の上面と側面には、多孔性の
部材からなるエアパッド153aが、それぞれ2つずつ
設けられている。エアパッド153aには、チューブ1
53bを介して気体供給源158から気体が供給され
る。2つのエアパッド153aの周りには、ガードリン
グ153cが形成されている。固定部上面152aと固
定部側面152bには、ガードリング153cに対向す
る位置に排気口154aが設けられている。排気口15
4aには、金属製の配管154bを介してロータリー排
気ポンプ159が接続されている。同ポンプ159によ
り、エアパッド153aから噴出した気体を排気する。
【0011】可動部153は、図中に示すY方向に移動
する。このときのガードリング153cの移動範囲の両
端の位置が固定部側面152bに破線で示されている。
図から分るように、ガードリング153cの移動範囲の
両端の位置は常に排気口154aと交わりながら動くの
で、エアパッド153aから噴出した気体は外部にほと
んど洩れることなく排気される。
【0012】このWO99/66221に開示されてい
るステージ装置は、真空中で使用することができる。し
かし、同装置は一軸ステージであって、2軸ステージ装
置に適用するには、この一軸ステージ装置を二段に積み
重ねる必要があり、装置が大型になってしまう。また、
エアパッド153aは、可動部153の上面と側面にそ
れぞれ2つずつ設けられている。そのため、2軸ステー
ジ装置に適用するとエアパッドの数が多くなり、真空中
へのリークが相当な量となる。さらに、可動部153に
は、エアパッド153aに気体を供給するためのチュー
ブ153bが接続されている。そのため、チューブ15
3bの張力が可動部153の制御性に悪影響を及ぼす可
能性がある。なお、この一軸ステージ装置を二段に積み
重ねる場合には、各軸に1つずつケーブルキャリアが必
要になるので、装置が大型になってしまう。
【0013】特開平9−34135には、空気軸受とバ
キュームパッドを利用してテーブルにZ方向の与圧を与
えるタイプのステージ装置が開示されている。図10
は、特開平9−34135に開示されたステージ装置を
示す斜視図である。図11は、同ステージ装置の平面図
である。このステージ装置170の下部には、定盤17
1が示されている。定盤171上の各辺の端部には、Y
方向に延びる第1案内ガイド173a、173b及びX
方向に延びる第2案内ガイド174a、174bが設置
されている。第1案内ガイド173a、173bの下部
には、それぞれ固定子(永久磁石)176a、176b
が配置されている。第2案内ガイド174a、174b
の上部には、それぞれ固定子(永久磁石)177a、1
77bが配置されている。
【0014】第1案内ガイド173a、173bの間に
は、Y軸方向に移動するY案内ビーム179が配置され
ている。Y案内ビーム179の両端部にはリニアモータ
コイル(図示せず)が設けられており、同コイルと固定
子176a、176bとでリニアモータを構成してい
る。第2案内ガイド174a、174bの間には、X軸
方向に移動するX案内ビーム178が配置されている。
X案内ビーム178の両端部にはリニアモータコイル
(図示せず)が設けられており、同コイルと固定子17
7a、177bとでリニアモータを構成している。案内
ビーム178、179上には、ステージ181が載置さ
れている。ステージ181には、ウェハ等を吸着固定す
る静電チャック等が設けられている。
【0015】図11に示すように、X案内ビーム178
の下には、空気軸受183a、183b、183c、1
83dが設けられている。これらの空気軸受の作用によ
り、X案内ビーム178は、定盤171の面に接触しな
いように案内され、低摩擦でX方向に摺動する。Y案内
ビーム179の下にも、空気軸受184a、184b、
184c、184dが設けられている。また、定盤17
1の中央には、空気軸受184eが設けられており、Y
案内ビーム179の中央部の荷重を定盤171で支える
ので、Y案内ビーム179の剛性を低くすることができ
る。ステージ181の下にも、3つの空気軸受185
a、185b、185cが設けられている。これらの軸
受の作用により、ステージ181にかかる荷重がダイレ
クトに定盤171で支えられるのでステージの剛性が高
くなっている。
【0016】このステージ装置は、定盤に設けられた空
気軸受及びバキュームパッドを利用して移動テーブルに
Z方向の与圧を与えたものである。この装置では、移動
テーブル等の重量を定盤で受けることができるとともに
与圧のメカニズムもシンプルであるので、特開昭62−
182692等に開示されたステージ装置に比べて装置
の軽量化が可能である。しかし、このステージ装置は、
真空中ではバキュームによる与圧がかけられない。バキ
ュームの替りに磁石吸引力による与圧をかけることも考
えられるが、磁場変動を嫌う荷電粒子線露光装置には使
用しにくい。
【0017】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、制御性を向上でき、真空中でも使用で
きるステージ装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明のステージ装置は、 ある間隔を隔てて対向
する2つのガイド平面を有するガイド板と、 前記2つ
のガイド平面の間に挟み込まれて摺動する移動テーブル
と、 前記移動テーブルと前記ガイド平面との間に設け
られた気体軸受と、 を具備するステージ装置であっ
て; 前記移動テーブルが、前記ガイド平面の2方向
(X方向、Y方向)及び前記ガイド平面に直交する軸の
周り(θ方向)に運動可能であり、前記気体軸受の気体
噴出し部(エアパッド)を前記ガイド板に付設すること
を特徴とする。
【0019】本発明のステージ装置は、ガイド軸の積み
重ね構造を避けることができるとともに、2つのガイド
平面間で移動テーブルを与圧できる。また、気体軸受に
より、移動テーブルがガイド平面内を低摩擦でスムーズ
に移動することができる。さらに、移動テーブルにエア
の供給・排気用のホースを接続する必要が無く、テーブ
ルの小型化・軽量化・スムーズな動作を実現できる。す
なわち、真空排気用の配管は、コンダクタンスを大きく
とる必要があるため太くなるが、上述のように、ガイド
板側にエアパッドを設けることにより、真空排気用の太
い配管(ホース等)等を移動テーブルに引き回す必要が
なくなり、移動テーブルを小型にできる。また、ホース
等の変形抵抗が移動テーブルにかからないので、移動テ
ーブルを高精度・高速で位置制御できる。
【0020】前記ステージ装置においては、 前記移動
テーブルを駆動する複数のリニアモータを備え、該リニ
アモータの移動子が前記ガイド平面に沿って運動可能で
あることが好ましい。
【0021】上記ステージ装置においては、 前記移動
テーブルに貫通孔が設けられており、該貫通孔内に、前
記複数のリニアモータの内の一以上を配置することもで
きる。これにより、移動テーブルの重心を駆動すること
ができ、移動テーブルの移動・位置決めを高精度・高速
に制御できる。
【0022】上記ステージ装置においては、 前記複数
のリニアモータの内の一以上を前記2つのガイド板の外
部に配置することもできる。
【0023】上記ステージ装置においては、 前記移動
テーブルにケーブルキャリアが設けられており、該ケー
ブルキャリアが、前記移動テーブルの前記ガイド平面の
2方向(X方向、Y方向)及び前記ガイド平面に直交す
る軸の周り(θ方向)の動きをサポートすることもでき
る。これにより、移動テーブルが2軸に移動をしても、
ケーブルキャリアは1つで済むので、装置を小型・簡略
化できる。
【0024】本発明の露光装置は、 感応基板上にパタ
ーンを転写する露光装置であって、上記いずれかの態様
のステージ装置を備えることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ説明す
る。まず、図6を参照しつつ本発明の実施の形態に係る
ステージ装置を搭載できる荷電粒子ビーム(電子線)露
光装置について説明する。図6には、電子線露光装置1
00が模式的に示されている。電子線露光装置100の
上部には、光学鏡筒101が示されている。光学鏡筒1
01の図の右側には、真空ポンプ102が設置されてお
り、光学鏡筒101内を真空に保っている。
【0026】光学鏡筒101の上部には、電子銃103
が配置されており、下方に向けて電子線を放射する。電
子銃103の下方には、順にコンデンサレンズ104、
電子線偏向器105、マスクMが配置されている。電子
銃103から放射された電子線は、コンデンサレンズ1
04によって収束される。続いて、偏向器105により
図の横方向に順次走査され、光学系の視野内にあるマス
クMの各小領域(サブフィールド)の照明が行われる。
【0027】マスクMは、マスクステージ111の上部
に設けられたチャック110に静電吸着等により固定さ
れている。マスクステージ111は、定盤116に載置
されている。
【0028】マスクステージ111には、図の左方に示
す駆動装置112が接続されている。駆動装置112
は、ドライバ114を介して、制御装置115に接続さ
れている。また、マスクステージ111の図の右方には
レーザ干渉計113が設置されている。レーザ干渉計1
13は、制御装置115に接続されている。レーザ干渉
計113で計測されたマスクステージ111の正確な位
置情報が制御装置115に入力される。それに基づき、
制御装置115からドライバ114に指令が送出され、
駆動装置112が駆動される。このようにして、マスク
ステージ111の位置をリアルタイムで正確にフィード
バック制御することができる。
【0029】定盤116の下方には、ウェハチャンバ1
21が示されている。ウェハチャンバ121の図の右側
には、真空ポンプ122が設置されており、ウェハチャ
ンバ121内を真空に保っている。ウェハチャンバ12
1内には、上方からコンデンサレンズ124、偏向器1
25、ウェハWが配置されている。
【0030】マスクMを通過した電子線は、コンデンサ
レンズ124により収束される。コンデンサレンズ12
4を通過した電子線は、偏向器125により偏向され、
ウェハW上の所定の位置にマスクMの像が結像される。
【0031】ウェハWは、ウェハステージ131の上部
に設けられたチャック130に静電吸着等により固定さ
れている。ウェハステージ131は、定盤136に載置
されている。ウェハステージ131には、図の左方に示
したように駆動装置132が接続されている。駆動装置
132は、ドライバ134を介して、制御装置115に
接続されている。また、ウェハステージ131の図の右
方にはレーザ干渉計133が設置されている。レーザ干
渉計133は、制御装置115に接続されている。レー
ザ干渉計133で計測されたウェハステージ131の正
確な位置情報が制御装置115に入力される。それに基
づき、制御装置115からドライバ134に指令が送出
され、駆動装置132が駆動される。このようにして、
ウェハステージ131の位置をリアルタイムで正確にフ
ィードバック制御することができる。
【0032】次に、本発明の第1の実施の形態に係るス
テージ装置について説明する。図1は、本発明の第1の
実施の形態に係るステージ装置の全体構成を示す透視斜
視図である。図2は、同ステージ装置の側面断面図であ
る。図3は、同ステージ装置の図2におけるA−A及び
B−B面の断面図である。図4は、同ステージ装置に用
いたケーブルキャリアを示す図である。図4(A)はケ
ーブルキャリアの正面図であり、図4(B)は側面図で
あり、図4(C)はX方向に可動した時の状態を示す図
である。以下、図の説明において、ステージ装置の前方
とは図1、図2、図3の右方を指し、後方とは図1、図
2、図3の左方を指し、左方とは図1、図3の下方を指
し、右方とは図1、図3の上方を指す。また、前後方向
をX軸とし、左右方向をY軸とし、上下方向(図2の上
下方向)をZ軸とする。
【0033】各図には、本発明の第1の実施の形態に係
るステージ装置1が示されている。このステージ装置1
は、図6におけるマスクステージ111にあたる。ステ
ージ装置1は、ある間隔を隔てて対向する2つのガイド
平面を有するガイド板である底板3、天板11と、その
間に挟み込まれて摺動する移動テーブル20とを具備し
ている。移動テーブル20の前側には、2つのマスクを
搭載できる試料台21が設けられている。底板3の上面
と天板11の下面には、エアパッド41、51が形成さ
れており、移動テーブル20はガイド平面内を運動可能
となっている。移動テーブル20には、3つのリニアモ
ータコイル27a、27b、33が設けられており、ガ
イド平面の2方向(X方向、Y方向)及びガイド平面に
直交する軸の周り(θ方向)に運動可能である。
【0034】次に各部の詳細を説明する。ステージ装置
1の下部には、底板3がXY平面に広がるように設けら
れている。底板3は、平面形状が左右方向に長い8角形
で、ある厚さを有する平板状の部材である。底板3の上
面は、移動テーブルをガイドするガイド面となってい
る。底板3の上面には、詳しくは後述するように、気体
軸受が形成されている。なお、図示はしていないが、底
板3の気体軸受には、真空排気用の太い配管等が接続さ
れている。
【0035】底板3の後方には、長方形のプレート5が
載置されている。プレート5上には、図1に示すように
2つのマグネット(永久磁石)7a、7bが左右方向に
ある間隔を設けて並べて配置されている。マグネット7
a、7bは、平たいコの字型をした長方形をしており、
前方にその開口側が向けて固定されている。プレート5
により、マグネット7a、7bの高さを調整し、後述す
るように、リニアモータが移動テーブル20の重心部を
駆動できるようにする。
【0036】底板3上のマグネット7a、7bの間に
は、円柱9aが立設されている。底板3の前方の左右の
角には、それぞれ円柱9d、9cが設けられている。ま
た、底板3上の9cの後方には、円柱9bが設けられて
いる。さらに、底板3上の9dの後方には、円柱9eが
設けられている。これら5本の柱9a〜9eの上には、
天板11が載置されている。図1においては、天板11
は、ステージ下部の構成が良くわかるように透過された
形で図示されている。天板11の下面には、詳しくは後
述するように、気体軸受が形成されている。なお、図示
はしていないが、天板11の気体軸受には、真空排気用
の太い配管等が接続されている。
【0037】柱9bと柱9cの間には、L字型をしたマ
グネットサポート13aが立設されている。また、柱9
d、9eの間には、L字型をしたマグネットサポート1
3bが立設されている。両マグネットサポート13aと
13bの間には、左右方向に長いマグネット(永久磁
石)15が両サポート間を掛け渡すように取り付けられ
ている。マグネットサポート13a、13bとマグネッ
ト15は、底板3上で、門型を形成している。マグネッ
ト15は、ZX断面において平たいコの字型をしており
前方にその開口側が向けられている。
【0038】ステージ装置1内の底板3と天板11の間
には、移動テーブル20が配置されている。移動テーブ
ル20の前方には、片持支持により試料台21が設けら
れている。試料台21は、ステージ装置1の前方へ張り
出しており、電子線がステージ装置1の天板11等に遮
られないようになっている。試料台21には、2つのマ
スクを載せられるように2つの円形の孔21a、21b
が形成されている。試料台の前面21cと側面21d
は、高精度に研磨されており、図6に示したレーザ干渉
計113の検出光の反射面として利用される。なお、こ
の実施の形態においては、試料台が移動テーブルの前方
に1つだけ配置されているが、移動テーブルの側方に1
つずつ配置したりすることもできる。また、本発明のス
テージ装置は、マスクステージについて説明するが、こ
の他にも例えばウェハステージ等に利用することもでき
る。
【0039】試料台21の後方には、ジョイント23を
介して、直方体のボックス部30が接続されている。ジ
ョイント23は、セラッミックや金属等からなる断面台
形の棒状部材であって、試料台21とボックス部30の
間の配線の収納及び断熱の役割を果たす。ボックス部3
0は、左右方向に開口部のある中空の箱体である。図2
に示すように、ボックス部30の内部の前方の側壁に
は、長方形の平板状をしたYコイルジョイント31が突
設されている。Yコイルジョイント31の先には、長方
形のYモータコイル33が設けられている。このYモー
タコイル33は、コの字状のマグネット15の中に、Z
方向にある隙間を持って嵌め込まれている。Yモータコ
イル33とマグネット15とでY方向駆動用のリニアモ
ータを形成する。そして、Yモータコイル33の端面と
マグネット15のコの字の奥の面との間は、X方向にあ
る隙間35を持って配置されている。この隙間35の分
だけ移動テーブル20はX方向にも動くことができる。
この例では、移動テーブル20の中心部にY方向の駆動
を行うリニアモータを配しているので、移動テーブル2
0の重心部に駆動力を与えることができ、高精度・高速
に位置制御ができる。
【0040】ボックス30の後方側面の左右の角部に
は、図3に分り易く示すように、長方形の平板状をした
Xコイルジョイント25a、25bが突設されている。
Xコイルジョイント25a、25bの先には、長方形の
Xモータコイル27a、27bが設けられている。Xモ
ータコイル27a、27bが、図1に示したマグネット
7a、7bのコの字の中にZ方向にある隙間を持って嵌
め込まれている。Xモータコイル27a、27bとマグ
ネット7a、7bとでX方向駆動用のリニアモータを形
成する。Xモータコイル27a、27bの端面とマグネ
ット7a、7bのコの字の奥の面との間は、X方向にあ
る隙間29を持って配置されている。この隙間29の分
だけ移動テーブル20はX方向に動くことができる。ま
た、マグネット7a、7bは、Xモータコイル27a、
27bに対して、Y方向に十分な広さを有しているの
で、Xモータコイル27a、27bはY方向にも自由度
を持っている。
【0041】以上のように、Yモータコイル33とXモ
ータコイル27a、27bの駆動により、ステージ装置
1のX−Y駆動を行うことができる。さらに、本発明に
おいては、Xモータコイルを2つ配置したことにより、
左右の推力バランスを変えることにより、回転(θ方
向)運動が可能である。また、Yモータコイル33でY
方向の駆動を行う際にも、Xモータコイル27a、27
bの推力バランスを調整することにより、ブレ等の少な
い正確な駆動を行うことができる。
【0042】なお、図1、2、3には示さないが、移動
テーブル20には、モータコイル27a、27b、33
を制御する電気配線等が取り付けられている。電気配線
は、ケーブルキャリアを介してステージ外に延びてい
る。
【0043】図4を参照しつつこのケーブルキャリアに
ついて説明する。図4(A)、(B)の上部には、移動
テーブル20の一部が示されている。移動テーブル20
の下面には、支持部材63a、63bが設けられてい
る。支持部材63a、63bの下部には、円形の孔がY
方向に貫通するように開けられている。その孔には、円
柱状をした軸62が嵌合されている。軸62の支持部材
63aと63bの間には、円筒形をした回転部材61が
設けられている。回転部材61と軸62の間には、回転
部材61が軸62の周りを回転できるように隙間を設け
てある。回転部材61の下方には、ケーブルキャリア6
0が接続されている。ケーブルキャリア60は、J型に
折り返されるように配置されており、図の左方には、半
円状の部分60aが存在する。ケーブルキャリア60の
下方には、円筒形をした回転部材61´が設けられてい
る。回転部材61´は、軸62´に隙間を持って嵌合さ
れており、軸62´の周りを回転可能である。軸62´
の両端は、支持部材63a´、63b´に支持されてい
る。支持部材63a´、63b´の下方には、定盤11
6が示されている。
【0044】移動テーブル20がY方向に移動する際に
は、ケーブルキャリア60の作用は従来のケーブルキャ
リアと同じである。ケーブルキャリア60が移動テーブ
ル20に引っ張られて半円部分60aの位置が左右に移
動する(折り返し位置が変わる)ことにより、電気配線
等が変形したり引っ張られたりすることなく、移動ステ
ージ20はY方向に移動することができる。
【0045】移動テーブル20がX方向に移動する際に
は、図4(C)に示すように、回転部材61、61´が
それぞれ軸62、62´の周りを回転し、移動テーブル
20はX方向に移動することができる。なお、図4
(C)において移動テーブル20が図の左側の実線の位
置から図の右側の破線の位置に移動する際、移動テーブ
ル20は平行に移動する。このとき、軸62と軸62´
の間隔は変わるが、ケーブルキャリア60の半円部分6
0aの曲率が変わることで、電気配線等が変形したり引
っ張られたりすることなく、移動ステージ20はX方向
にスムーズに移動することができる。
【0046】上記から、ケーブルキャリア60は独立し
てX方向にもY方向にも移動ステージ20の動きをサポ
ートできる。したがって、2軸の動きを組み合わせてガ
イド平面に直交する軸の周り(θ方向)の動きをサポー
トすることもできる。
【0047】この実施の形態においては、移動ステージ
20のY方向の移動については従来のケーブルキャリア
の作用を利用し、Y方向の移動については、軸62、6
2´の回転を利用したが、当然逆でもいい。また、X、
Y軸に対して、斜めに取り付けることも可能である。ま
た、この実施の形態においては、回転部材61、61´
が軸62、62´の周りを回転するが、軸62、62´
が支持部材63a及び63b、63a´及び63b´内
を回転しても良い。その場合には、軸62、62´のそ
れぞれの両端には、支持部材からの抜け防止のため、止
め輪等を取り付けることが好ましい。さらに、このケー
ブルキャリア60は、当然のことながら、真空中でなく
ても使用することができる。
【0048】つぎに、図2、3を参照しつつ底板3及び
天板11に形成された気体軸受について説明する。図3
の上部には図2のステージ装置のA−A断面が示されて
おり、下部には図2のステージ装置のB−B断面が示さ
れている。図2に示すように、天板11の下面と底板3
の上面のボックス部30の可動範囲には、長方形をした
4つのエアパッド41、51が形成されている。ただ
し、図2には、そのうちの2箇所のエアパッド41、5
1のみが示されている。エアパッド41、51は、多孔
性の部材からなり、その孔から気体を噴出させて摺動面
に圧力をかけてある隙間を保持することにより、気体軸
受として機能する。
【0049】図3に示すように、各エアパッド51の外
周には、大気開放を行うガードリング(溝)52が形成
されている。ガードリング52の外周には、10-1Torr
程度に低真空排気を行うLV(Low Vacuum)ガードリン
グ53が形成されている。LVガードリング53は、4
つのエアパッド51及びガードリング52の全てを囲む
ように広い範囲に形成されている。LVガードリング5
3の外周には、10-3Torr程度に高真空排気を行うHV
(High Vacuum)ガードリング55が形成されている。
なお、天板11のエアパッド41の周囲にも動揺にガー
ドリング42、43、45が形成されている。
【0050】エアパッド51から噴出された気体は、移
動テーブル20の摺動面(ボックス部30)に圧力を加
えた後にガードリング52を通じて大気に開放される
が、一部はガードリング52の周囲に洩れる。ガードリ
ング52の周囲に洩れた気体をLVガードリング53か
ら低真空排気する。さらに、LVガードリング53から
洩れた気体をHVガードリング55で高真空排気する。
真空中でステージ装置1を用いる場合には、ステージの
周囲を高真空に保つため、できる限り気体を洩らさない
ようにしている。
【0051】本発明においては、LVガードリング4
3、53は、4つのエアパッド41、51及びガードリ
ング42、52の全てを囲むように広い範囲に形成され
ている。こうすることにより、エアパッド41から噴出
した気体の高い圧力がボックス部30にほとんどかから
ないので、ボックス部30の変形を防ぐことができる。
なお、LVガードリング43、53を4つのエアパッド
41、51及びガードリング42、52の各々の周囲に
だけ形成し、HVガードリング45、55を4つのエア
パッド41、51及びLVガードリング43、53等の
全てを囲むように広い範囲に形成することもできる。
【0052】底板3及び天板11に形成されたHVガー
ドリング55等は、ボックス部30よりも狭い範囲に形
成する。これは、ボックス部30が移動した際に、HV
ガードリング55等を外れてしまうと真空中にエアがリ
ークしてしまうからである。そのため、移動テーブル2
0の可動範囲は、ボックス部30の端部からHVガード
リング55の外周部までとなる。
【0053】本発明の第2の実施の形態に係るステージ
装置について説明する。図5は、本発明の第2の実施の
形態に係るステージ装置を示す側面断面図である。図5
には、第2の実施の形態に係るステージ装置1´が示さ
れている。ステージ装置1´には、第1の実施の形態と
同じように、底板3と天板11に挟まれた移動テーブル
20´が示されている。この実施の形態においては、気
体軸受は第1の実施の形態と同じ構造をしている。
【0054】この実施の形態においては、天板11の前
方の上部と下部にY方向駆動用のリニアモータを構成す
るマグネット95a、95bが設置されている。マグネ
ット95a、95bは、平たいコの字型をした長方形を
しており、前方にその開口側が向けられている。
【0055】移動テーブル20´には、第1の実施の形
態と同じように、前方から順に試料台21、ジョイント
23、ボックス部30´、Xコイルジョイント25a、
25b、Xモータコイル27a、27bが設けられてい
る。ボックス部30´の内部には、第1の実施の形態と
は異なり、YコイルジョイントやYモータコイルは存在
しない。この実施の形態においては、図5に示すよう
に、試料台21から上方及び下方にL字型をしたYコイ
ルジョイント91a、91bが設けられている。Yコイ
ルジョイント91a、91bの先には、長方形のYモー
タコイル93a、93bが設けられている。Yモータコ
イル93a、93bが、マグネット95a、95bのコ
の字の中にZ方向にある間隔を持って嵌め込まれてい
る。Yモータコイル93a、93bとマグネット95
a、95bとでY方向駆動用のリニアモータを形成す
る。そして、Yモータコイル93a、93bの端面とマ
グネット95a、95bのコの字の奥の面との間は、X
方向にある隙間94a、94bを持って配置されてい
る。この隙間の分だけ移動テーブル20´はX方向にも
動くことができる。
【0056】Yモータコイル93a、93bとXモータ
コイル27a、27bの駆動により、ステージ装置のX
−Y駆動を行う。さらに、Xモータコイル27a、27
bの駆動により、回転(θ方向)運動が可能である。ま
た、この実施の形態のように、Y方向のリニアモータを
上下2箇所に配置することにより、移動テーブル20´
の重心部に駆動力を与えることができ、高精度・高速に
位置制御ができる。
【0057】ところで、本発明においては、LVガード
リング43又はHVガードリング45がボックス部30
´と対向する広い範囲に形成されている。そのため、ボ
ックス部30´の広い範囲にエアパッドの気体噴出し圧
力がかかることが無く、ボックス部30´の変形をほと
んど防ぐことができる。しかし、エアパッドの気体噴出
し圧力が直接かかる位置においては、ボックス部30´
はわずかに変形する。そこで、この実施の形態において
は、図5に示すように、ボックス部30´の内部97に
ハニカムコア又はリブ等を内設した。これにより、ボッ
クス30´の剛性を高めることができ、上下方向の変形
等の不具合を防ぐことができる。また、それにより、ボ
ックス30´のZ方向の厚さを減らすことができ、軽量
化が可能である。さらに、この実施の形態においては、
Y方向のリニアモータをボックス部30´内に設けない
ので、ボックス30´のZ方向の厚さを減らすことがで
きる。
【0058】以上図1〜図11を参照しつつ、本発明の
実施の形態に係るステージ装置について説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、様々な変更を加
えることができる。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、制御性を向上でき、真空中でも使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るステージ装置
の全体構成を示す透視斜視図である。
【図2】同ステージ装置の側面断面図である。
【図3】同ステージ装置の図2におけるA−A及びB−
B面の断面図である。
【図4】同ステージ装置に用いたケーブルキャリアを示
す図である。図4(A)はケーブルキャリアの正面図で
あり、図4(B)は側面図であり、図4(C)はX方向
に可動した時の状態を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るステージ装置
を示す側面断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るステージ装置を搭載
できる荷電粒子ビーム(電子線)露光装置を示す図であ
る。
【図7】特開昭62−182692に開示されたステー
ジ装置140を示す斜視図である。
【図8】WO99/66221に開示されたステージ装
置を示す断面図である。
【図9】同ステージ装置のエアベアリングの構成を示す
分解斜視図である。
【図10】特開平9−34135に開示されたステージ
装置を示す斜視図である。
【図11】同ステージ装置の平面図である。
【符号の説明】
1 ステージ装置 3 底板 5 プレート 7a、7b マ
グネット 9a〜9e 柱 11 天板 13a、13b マグネットサポート 15 マグネッ
ト 20 移動テーブル 21 試料台 21a、21b 円形の孔 23 ジョイン
ト 25a、25b Xコイルジョイント 27a、27b
Xモータコイル 30 ボックス部 31 Yコイル
ジョイント 33 Yモータコイル 35 隙間 41、51 エアパッド 42、52 ガ
ードリング 43、53 LVガードリング 45、55 H
Vガードリング

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある間隔を隔てて対向する2つのガイド
    平面を有するガイド板と、 前記2つのガイド平面の間に挟み込まれて摺動する移動
    テーブルと、 前記移動テーブルと前記ガイド平面との間に設けられた
    気体軸受と、 を具備するステージ装置であって;前記移動テーブル
    が、前記ガイド平面の2方向(X方向、Y方向)及び前
    記ガイド平面に直交する軸の周り(θ方向)に運動可能
    であり、前記気体軸受の気体噴出し部(エアパッド)が
    前記ガイド板に付設されていることを特徴とするステー
    ジ装置。
  2. 【請求項2】 前記移動テーブルを駆動する複数のリニ
    アモータを備え、該リニアモータの移動子が前記ガイド
    平面に沿って運動可能であることを特徴とする請求項1
    記載のステージ装置。
  3. 【請求項3】 前記移動テーブルに貫通孔が設けられて
    おり、該貫通孔内に、前記複数のリニアモータの内の一
    以上が配置されていることを特徴とする請求項2記載の
    ステージ装置。
  4. 【請求項4】 前記複数のリニアモータの内の一以上が
    前記2つのガイド板の外部に配置されていることを特徴
    とする請求項2記載のステージ装置。
  5. 【請求項5】 前記移動テーブルにケーブルキャリアが
    設けられており、該ケーブルキャリアが、前記移動テー
    ブルの前記ガイド平面の2方向(X方向、Y方向)及び
    前記ガイド平面に直交する軸の周り(θ方向)の動きの
    自由度を有することを特徴とする請求項1記載のステー
    ジ装置。
  6. 【請求項6】 感応基板上にパターンを転写する露光装
    置であって、請求項1〜5いずれか1項記載のステージ
    装置を備えることを特徴とする露光装置。
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