JP2002056439A - カードリーダとこれを用いた身分証明書確認システム - Google Patents

カードリーダとこれを用いた身分証明書確認システム

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JP2002056439A
JP2002056439A JP2000239674A JP2000239674A JP2002056439A JP 2002056439 A JP2002056439 A JP 2002056439A JP 2000239674 A JP2000239674 A JP 2000239674A JP 2000239674 A JP2000239674 A JP 2000239674A JP 2002056439 A JP2002056439 A JP 2002056439A
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Takahiro Oda
高広 小田
Kinya Maekawa
欽弥 前川
Kazutoshi Nagao
和俊 長尾
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Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 身分証明用のカードを精度良く読み取って正
確な真贋判定をすることができるカードリーダと身分証
明書確認システムを提供する。 【解決手段】 カードリーダ18の挿入口18aから運
転免許証1等の身分証明用のカードが挿入されると、こ
の運転免許証1は搬送部18bで搬送され、まず照明部
18cから可視光が照射される。照射された可視光の正
反射光がカメラ18dで検出され、表面の画像情報が読
み取られる。次に、照明部18cから非可視光が照射さ
れ、その正反射光がカメラ18dで検出されて表面の凹
凸が読み取られる。可視光と非可視光で読み取られた2
つの画像情報は、通信回線30を介して管理装置40側
へ送信され、CTR44に表示される。係員は、CRT
44に表示された画像情報に基づいてカードの真贋判定
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転免許証等を読
み取るカードリーダと、これを用いた身分証明書確認シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、消費者金融機関等で使用されてい
る自動契約受付システムは、複数の支店等に設置された
受付装置、本店等のセンタに設置された管理装置、及び
これらを接続する通信回線で構成されている。通常、受
付装置側に係員は存在せず、その状況は通信回線を介し
て係員の居る管理装置側へ送られて表示され、この係員
が顧客の操作状況等を監視確認することができるように
なっている。
【0003】受付装置は、顧客の操作状況を監視確認す
るためのビデオカメラ、顧客に操作指示等を行うための
表示装置、顧客が指示に従って操作するためのタッチパ
ネル、提示された契約申込書や身分証明書等の画像を読
み取るための画像読取装置、契約書等の印刷発行装置、
及びカード発行装置等を備えている。一方、管理装置
は、顧客情報登録管理用のコンピュータに監視用のモニ
タ装置等を組み合わせたもので、係員がモニタ装置に映
し出された画面で顧客の状態を把握し、適宜操作指示等
を行うことができるようになっている。
【0004】このような自動契約受付システムにおい
て、支店に来店した顧客は、表示装置に示された操作指
示に従って、契約申込書と身分証明書を画像読取装置に
セットして提示する。契約申込書は、支店に備えられた
申込用紙に、顧客が必要事項を記入したものである。ま
た、身分証明書は、公的機関が発行する顔写真が付いた
運転免許証が最も多く、次いで、健康保険証やパスポー
ト等が使用されている。画像読取装置は、カメラやスキ
ャナ等の光学式撮影装置が用いられ、照射された光の反
射を画像として撮影するものである。
【0005】提示された契約申込書と身分証明書は、画
像読取装置によってその表面の反射画像が読み取られ、
センタの管理装置へ送信されてモニタ装置の画面に表示
される。センタ側の係員は、モニタ装置の表示によって
身分証明書の真贋を判別すると共に、その身分証明書の
顔写真と顧客確認用のカメラで撮影されて送信されてき
た顧客の顔等を対照し、本人であるか否かの確認を行っ
て契約の可否を審査する。審査の結果、問題がなければ
契約が成立し、係員は管理装置を制御して受付装置から
契約書やカード等の印刷・発行を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動契約受付システムでは、次のような課題があった。
即ち、受付装置側で身分証明書の確認に使用される画像
読取装置は、カメラやスキャナ等の光学式撮影装置によ
って、運転免許証等の表面の反射画像を撮影するもので
ある。一方、最近のディジタル技術によるカメラ、スキ
ャナ、及びプリンタ等の性能の向上は著しいものがあ
り、これらとパーソナル・コンピュータを組み合わせて
画像処理をして顔写真を貼り付けることにより、極めて
精巧な身分証明書の表面画像を作成することが可能であ
る。このため、単に身分証明書の表面の反射画像を平面
的に撮影しただけでは真贋の判定が困難となり、偽造さ
れた身分証明書を本物と判断してしまう危険性があっ
た。
【0007】本発明は、前記従来技術が持っていた課題
を解決し、運転免許証のようなカード状の媒体を三次元
的に精度良く読み取り、正確な真贋判定をすることがで
きるカードリーダとこれを用いた身分証明書確認システ
ムを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の内の第1の発明は、カードリーダにおい
て、読み取り対象のカードに可視光と非可視光を照射す
る照明手段と、前記照明手段から照射されて前記カード
の表面で反射した光を検出してカードの表面の画像情報
を読み取る読取手段とを備え、前記照明手段は非可視光
を前記カードの斜め方向から照射するように構成してい
る。
【0009】第1の発明によれば、以上のようにカード
リーダを構成したので、次のような作用が行われる。照
明手段から可視光が照射され、カードの表面で反射した
光が読取手段で読み取られる。更に、照明手段によって
カードの斜め方向から非可視光が照射され、このカード
の表面で反射した光が読取手段で読み取られる。これに
より、可視光と非可視光で読み取られたカードの2つの
画像情報が得られる。
【0010】第2の発明は、カードリーダにおいて、挿
入口から挿入された読み取り対象のカードを所定の経路
で搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送されて
きたカードに可視光と非可視光を照射する照明手段と、
前記照明手段から照射されて前記カードの表面で反射し
た光を検出してカードの表面の画像情報を読み取る読取
手段とを備え、前記照明手段は非可視光を前記カードの
斜め方向から照射するように構成している。
【0011】第2の発明によれば、次のような作用が行
われる。搬送手段によって読み取り対象のカードが所定
の経路に搬送されてくると、照明手段から可視光が照射
され、このカードで正反射した光が読取手段で読み取ら
れる。更に、照明手段によってカードの斜め方向から非
可視光が照射され、このカードの表面で反射した光が読
取手段で読み取られる。これにより、可視光と近赤外光
で読み取られたカードの2つの画像情報が得られる。
【0012】第3の発明によれば、第1または第2の発
明のカードリーダにおける読取手段は、カードの表面で
正反射した非可視光を検出してカードの表面の画像情報
を読み取る第1の読取手段と、前記カードの表面で反射
した可視光を検出してカードの表面の画像情報を読み取
る第2の読取手段とで構成している。
【0013】第4の発明は、相互に離れた箇所に設置さ
れた受付装置と管理装置の間を通信回線で接続し、該受
付装置側で身分証明用のカードを読み取ってその画像情
報を該通信回線を介して送信し、該管理装置側で受信し
た該画像情報を確認のために画面に表示する身分証明書
確認システムにおいて、前記受付装置は、前記読み取り
対象のカードの斜め方向から非可視光を照射し、該カー
ドの表面で正反射した非可視光を検出してカードの表面
の画像情報を読み取る第1の読取手段と、前記カードに
可視光を照射し、該カードの表面で反射した可視光を検
出してその表面の画像情報を読み取る第2の読取手段
と、前記第1及び第2の読取手段で読み取った画像情報
を前記通信回線を介して前記管理装置側へ送信する送信
手段とを、備えている。
【0014】第5の発明は、第4の発明と同様の身分証
明書確認システムにおいて、前記受付装置は、第3の発
明のカードリーダを備え、該カードリーダにおいて第1
及び第2の読取手段で読み取った画像情報を前記通信回
線を介して前記管理装置側へ送信する送信手段を備えて
いる。
【0015】第4及び第5の発明によれば、次のような
作用が行われる。受付装置側の第1の読取手段によっ
て、読み取り対象のカードが非可視光を用いて正反射系
で読み取られる。また、第2の読取手段によって、同じ
カードが可視光で読み取られる。第1及び第2の読取手
段で読み取られたカードの2つの画像情報は、通信回線
を介して管理装置へ送信される。管理装置側では、受付
装置から送られたきた2つの画像情報が確認のために画
面に表示される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
自動契約受付システムの外観図であり、図2は、図1の
内部構成図である。
【0017】この自動契約受付システムは、消費者金融
機関等において顧客が直接係員に契約の申し込みをする
のではなく、支店等に設置された無人の受付装置10を
使用して契約の申し込みを行うものである。実際には、
受付装置10は通信回線30を介して本店等のセンタに
設置された管理装置40と接続されており、この管理装
置40側に居る係員の指示に従って、身分証明用のカー
ド(例えば、運転免許証)1等を提示すると共に、契約
申込書2を入力するものである。また、受付装置10側
の顧客の状況や提示された運転免許証1や契約申込書2
は、光学的に読み取られて通信回線30を通して管理装
置40側に送信され、係員による審査が行われるように
なっている。
【0018】受付装置10は、運転免許証1と契約申込
書2を読み取る読取手段(例えば、スキャナ部)11を
備えている。スキャナ部11は、蓋11a、照明部11
b、ガラス台11c、カメラ11d、制御部11e、及
び画像入力部11fで構成されている。スキャナ部11
の蓋11aの下側には、読み取り対象の運転免許証1等
をセットするためのガラス台11cが設けられ、このガ
ラス台11cの下側、即ち受付装置10の内部に照明部
11bとカメラ11dが配置されている。照明部11b
はガラス台11cに対して斜め方向に可視光を照射する
ように配置され、カメラ11dはガラス台11c上の運
転免許証1等から垂直方向に反射される光が入射される
ように配置されている。
【0019】照明部11bとカメラ11dは制御部11
eを介してCPU(中央処理装置)12に接続されてい
る。また、カメラ11dで検出された運転免許証1等の
画像は、画像入力部11gを介してCPU12へ与えら
れるようになっている。
【0020】CPU12は、メモリ13に格納された制
御用のプログラムに基づいて、受付装置10全体の制御
を行うもので、顧客の顔等の上半身を撮影する本人確認
用のビデオカメラ14、顧客の操作の状況を監視するた
めの手元確認用のビデオカメラ15、管理装置40側の
係員から与えられた操作案内を表示するCRT(表示装
置)16、このCRT16に表示された操作案内に従っ
て各種の入力を行うためのタッチパネル17、及びカー
ドリーダ・発行部18が接続されている。
【0021】カードリーダ・発行部18は、契約時に身
分証明用のカードを読み取ったり契約成立後に顧客用の
カードを発行するもので、カードの挿入口18a、搬送
手段(例えば、搬送部)18b、照明手段(例えば、照
明部)18c、読取手段(例えば、カメラ)18d、制
御部18e、画像入力部18f、及びカード発行部18
gで構成されている。
【0022】挿入口18aは、顧客が身分証明用のカー
ドを挿入する口であり、搬送部18bは、この挿入口1
8aから挿入された読み取り対象のカードを所定の経路
で搬送するものである。照明部18cは、搬送部18b
で所定の経路に搬送されてきたカードの表面に、一定の
斜め方向から光を照射するものである。照明部18b
は、可視光を発する蛍光管と、非可視光(例えば、波長
800〜1000nmの近赤外光)を発する発光ダイオ
ードを備え、制御部18eによって可視光及び非可視光
を切り替えて照射することができるようになっている。
カメラ18dは、カードの表面で正反射した光のレベル
を検出して、そのカードの表面の画像情報を読み取るも
のである。また、カメラ18dで読み取られたカードの
画像は、画像入力部18fを介してCPU12へ与えら
れるようになっている。
【0023】更に、CPU12には、契約成立後に通帳
を発行したり、その通帳の読み書きを行う通帳リーダ・
印字・発行部19、管理装置40側の係員と音声で連絡
をするためのスピーカ20や電話21、及び通信回線3
0に接続するための通信制御部22が接続されている。
【0024】一方、管理装置40は、顧客情報登録管理
用のコンピュータに監視用の表示装置等を組み合わせた
もので、通信制御部41、CPU42、メモリ43、表
示手段(例えば、CRT)44、キーボード45、マウ
ス46、イヤホンマイク47、及び顧客登録ファイル4
8等を備えている。通信制御部41は通信回線30を介
して受付装置10と接続するものであり、CPU42は
メモリ43に格納された制御用のプログラムに従って、
この管理装置40全体の制御を行うものである。CRT
44は、受付装置10側のスキャナ部11で読み取った
運転免許証1等の画像や、ビデオカメラ14,15で撮
影した顧客の状態の映像等を表示するものである。キー
ボード45及びマウス46は、受付装置10側のCRT
16等に操作案内を表示したり、その他の制御を行うた
めのものである。イヤホンマイク47は、受付装置10
側のスピーカ20や電話21を介して、係員が顧客と音
声連絡を行う時に使用するものである。
【0025】次に、動作を説明する。契約申込のために
支店等に来店した顧客は、受付装置10の前に座り、C
RT16の案内画面に従ってタッチパネル17を操作す
る。このとき、ビデオカメラ14,15で撮影された映
像が管理装置40側へ送信され、CRT44に表示され
る。
【0026】管理装置40側の係員は、CRT44に表
示された映像により、顧客の人相風体を知ると共に、こ
の顧客に対して、スキャナ部11へ運転免許証1と契約
申込書2をセットさせるための案内画面を出力する。更
にCRT44に表示された映像で、顧客の手元の状態と
セットされた運転免許証1等の状態を把握する。
【0027】運転免許証1と契約申込書2が、スキャナ
部11にセットされると、このスキャナ部11による読
み取りが行われる。スキャナ部11の照明部11bから
ガラス台11cの面に対して斜め方向に可視光が照射さ
れ、このガラス台11c上にセットされた運転免許証1
等の表面で乱反射した光がカメラ11dに入射する。カ
メラ11dは、ガラス台11cに垂直方向の光が入射す
るように配置されているので、運転免許証1等の表面の
乱反射画像、即ち表面の記載内容だけが撮影される。撮
影された運転免許証1等の画像は、管理装置40側へ送
信されてCRT44に表示される。
【0028】管理装置40側の係員は、CRT44に表
示された運転免許証1等の画像の内容を確認する。この
時、顧客の動作や運転免許証1の画像等が不自然である
と係員が判断すると、係員はイヤホンマイク47やCR
T16を用いて、顧客に運転免許証1をカードリーダ1
8の挿入口18aへ挿入するように案内する。顧客が運
転免許証1を挿入口18aへ挿入することにより、カー
ドリーダ18による運転免許証1の読み取りが行われ
る。
【0029】図3は、図1中のカードリーダ18による
運転免許証1の読み取り動作の説明図である。まず、図
示しない左側の挿入口18aから、搬送部18bによっ
て右側に搬送されてきた運転免許証1に対して、照明部
18cから斜めに出力された可視光が照射される。即
ち、照明部18cの光は、運転免許証1の垂直軸に対し
てθ1の角度で照射される。一方、運転免許証1の表面
で反射された光を受光するカメラ18dの光軸は、垂直
軸に対してθ2の角度に設定されている。角度θ1,θ
2は、大きさが同じで方向が反対となっており、正反射
系を構成している。これにより、運転免許証1の表面の
画像が可視光で撮影され、表面の画像が明確に読み取ら
れる。
【0030】次に、照明部18cの照射光が非可視光に
切り替えられると共に、運転免許証1は搬送部18bに
よって図の右から左へ搬送される。このとき、図3に示
すように、偽造された運転免許証1のように読み取り面
に凸部1aが有ると、この凸部1aによる影1cが発生
する。照明部18cから照射される光は非可視光である
ので、カメラ18dでは平面上の画像は識別されず、影
1cのみが鮮明に読み取られる。なお、真正な運転免許
証は凸部がないので、凸部による影が発生しない。
【0031】可視光と非可視光で撮影されて読み取られ
た2つの画像は、管理装置40側へ送信されてCRT4
4に表示される。管理装置40側の係員は、CRT44
に表示された運転免許証1の画像の内容を確認する。真
正な運転免許証であると判定すると、今度はその運転免
許証の顔写真と顧客確認用のビデオカメラ14で撮影さ
れた顧客の顔等を対照し、本人であるか否かの確認を行
って契約の可否を審査する。審査の結果、問題がなけれ
ば契約が成立し、係員は管理装置40を制御して受付装
置10のカードリーダ・発行部18のカード発行部18
gからカードを発行すると共に、通帳リーダ・印字・発
行部19から、通帳の発行等を行う。
【0032】このように、本実施形態の自動契約受付シ
ステムは、運転免許証1や契約申込書2の表面の画像を
読み取るスキャナ部11に加えて、運転免許証1のよう
なカード状の身分証明書を可視光と非可視光を切り替え
て正反射系で読み取るカードリーダ18を有している。
これにより、次のような利点がある。
【0033】(1) 非可視光によって、カード状の身
分証明書の凹凸を確実に読み取ることが可能になり、顔
写真部や氏名・生年月日部等を張り付けて変造した身分
証明書を容易に識別することができる。
【0034】(2) カード状の身分証明書を読み取る
カードリーダを用いているので、偽造した身分証明書を
カードリーダに挿入することをためらうという心理的な
犯罪抑制効果が期待される。
【0035】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例
えば、次のようなものがある。
【0036】(a) カード状の身分証明書として運転
免許証1を例に説明したが、運転免許証に限らず、カー
ド状のものであればどのようなものに対しても、同様に
適用可能である。
【0037】(b) このシステムでは、まずスキャナ
部11で運転免許証1と契約申込書2を読み取り、不審
のある運転免許証1についてカードリーダ18で再び読
み取ると説明したが、初めから運転免許証1をカードリ
ーダ18で読み取り、契約申込書2をスキャナ部11で
読み取るようにしても良い。
【0038】(c) カードリーダ18は、可視光と非
可視光を切り替えて読み取ることができるようになって
いるが、非可視光によって凹凸のみを読み取るいわゆる
エンボス・センサを用いても良い。この場合、エンボス
・センサではカード表面の画像を読み取ることはできな
いので、本人確認等には、スキャナ部11で読み取った
画像を使用することになる。
【0039】(d) スキャナ部11を、エンボス・セ
ンサと同じカードリーダ18の搬送経路上に構成しても
同じ効果が得られる。つまり、エンボス・センサにて読
み取った画像と、スキャナ部11でカード表面を読み取
った画像とを通信回線30を介して管理装置40へ送信
し、管理装置側で受付装置のカードリーダから送られて
きた上記2つの画像情報を表示し、確認することにな
る。
【0040】(e) カードリーダ18の読み取り方向
と可視光/近赤外光の切り替え順序は動作説明で例示し
たものに限定されない。
【0041】(f) 上記実施形態では、消費者金融機
関等の自動契約受付システムに適用した身分証明書確認
システムについて説明したが、自動契約受付システムに
限定されない。例えば、銀行等の自動現金処理装置(A
TM)等にも同様に適用することができる。その場合
の、システムの構成要素は、それぞれのシステムに応じ
て適宜必要なものが用いられる。
【0042】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、可視光と非可視光を照射でき、かつ該非可視
光を斜め方向に照射する照明手段と、読み取り対象のカ
ードの表面で反射した光によって画像情報を読み取る読
取手段を有している。これにより、表面の画像と共に、
表面の凹凸を検出することが可能になり、運転免許証等
のカードの真贋判定を確実に行うことができる。
【0043】第2の発明によれば、挿入口から挿入され
たカードを搬送する搬送手段と、第1の発明と同様の照
明手段及び読取手段を備えている。これにより、第1の
発明と同様の効果が得られると共に、偽造カードの場合
カードリーダへの挿入を躊躇するという心理的な効果が
得られる。
【0044】第3の発明によれば、第1及び第2の発明
における読取手段を、非可視光用の第1の読取手段と、
可視光用の第2の読取手段で構成している。これによ
り、読取手段を従来の読取装置を組み合わせて容易に構
成することができる。
【0045】第4及び第5の発明によれば、身分証明書
確認システムの受付装置に、身分証明用のカードを非可
視光の正反射で読み取る第1の読取手段と、可視光の反
射で読み取る第2の読取手段を有している。これによ
り、第1の読取手段によってカードの変造等を検出し、
第2の読取手段で本人確認をすることができる。これら
の第1及び第2の読取手段は、それぞれエンボス・セン
サ及びイメージ・センサとして従来から存在するので、
身分証明書確認システムとして容易に適用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す自動契約受付システム
の外観図である。
【図2】図1の内部構成図である。
【図3】図1中のカードリーダ18による運転免許証1
の読み取り動作の説明図である。
【符号の説明】
1 運転免許証 2 契約申込書 10 受付装置 11 スキャナ部 11b 照明部 11c カメラ 12,42 CPU 18 カードリーダ・発行部 18a 挿入口 18b 搬送部 18c 照明部 18d カメラ 22,41 通信制御部 30 通信回線 40 管理装置 44 CRT 45 キーボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G07D 7/12 G07D 7/12 (72)発明者 長尾 和俊 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 Fターム(参考) 2C005 HA01 HB01 LB15 3E040 AA03 BA16 DA02 FJ09 FK05 3E041 AA10 BA11 BA20 BB01 5B047 AA05 BA01 BB06 BC18 CA23 DC13 5C062 AA05 AA14 AB10 AB17 AB32 AC38 AC58 BA00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み取り対象のカードに可視光と非可視
    光を照射する照明手段と、前記照明手段から照射されて
    前記カードの表面で反射した光を検出してカードの表面
    の画像情報を読み取る読取手段とを備え、 前記照明手段は非可視光を前記カードの斜め方向から照
    射することを特徴とするカードリーダ。
  2. 【請求項2】 挿入口から挿入された読み取り対象のカ
    ードを所定の経路で搬送する搬送手段と、前記搬送手段
    により搬送されてきたカードに可視光と非可視光を照射
    する照明手段と、前記照明手段から照射されて前記カー
    ドの表面で反射した光を検出してカードの表面の画像情
    報を読み取る読取手段とを備え、 前記照明手段は非可視光を前記カードの斜め方向から照
    射することを特徴とするカードリーダ。
  3. 【請求項3】 前記読取手段は、前記カードの表面で正
    反射した非可視光を検出してカードの表面の画像情報を
    読み取る第1の読取手段と、前記カードの表面で反射し
    た可視光を検出してカードの表面の画像情報を読み取る
    第2の読取手段とからなることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のカードリーダ。
  4. 【請求項4】 相互に離れた箇所に設置された受付装置
    と管理装置の間を通信回線で接続し、該受付装置側で身
    分証明用のカードを読み取ってその画像情報を該通信回
    線を介して送信し、該管理装置側で受信した該画像情報
    を確認のために画面に表示する身分証明書確認システム
    において、 前記受付装置は、前記読み取り対象のカードの斜め方向
    から非可視光を照射し、該カードの表面で正反射した非
    可視光を検出してカードの表面の画像情報を読み取る第
    1の読取手段と、 前記カードに可視光を照射し、該カードの表面で反射し
    た可視光を検出してその表面の画像情報を読み取る第2
    の読取手段と、 前記第1及び第2の読取手段で読み取った画像情報を前
    記通信回線を介して前記管理装置側へ送信する送信手段
    とを、 備えたことを特徴とする身分証明書確認システム。
  5. 【請求項5】 相互に離れた箇所に設置された受付装置
    と管理装置の間を通信回線で接続し、該受付装置側で身
    分証明用のカードを読み取ってその画像情報を該通信回
    線を介して送信し、該管理装置側で受信した該画像情報
    を確認のために画面に表示する身分証明書確認システム
    において、 前記受付装置は、請求項3記載のカードリーダを備え、
    該カードリーダにおいて第1及び第2の読取手段で読み
    取った画像情報を前記通信回線を介して前記管理装置側
    へ送信する送信手段とを、 備えたことを特徴とする身分証明書確認システム。
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