JP2002056394A - 眼位置検出方法および眼位置検出装置 - Google Patents
眼位置検出方法および眼位置検出装置Info
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Abstract
像から、眼の位置を、高精度に検出可能にする。 【解決手段】 顔画像に対し、前処理後、眼の強膜部と
虹彩部とのコントラストが高くなるように、輝度補正を
行う(S10)。輝度補正後の画像について輝度勾配ベ
クトルを算出し、算出した輝度勾配ベクトルを用いて生
成した輝度勾配画像と、眼テンプレートとのマッチング
を行う(S21)。さらに、瞳孔テンプレートとのマッ
チングを行い(S22)、眼中心位置を修正する(S2
3)。その後、最終的な両眼の位置を決定する(S3
0)。
Description
途に用いられる虹彩認証等のために、人の顔画像から眼
の位置を検出する画像処理技術に関するものである。
が、入退室管理やATMなどの用途に実用化され始めて
いる。実用的には例えば、撮影した人の顔画像から眼の
位置を検出し、検出した眼の位置について拡大した画像
から虹彩認識を行うようなシステムが、想定される。
(1)「形状抽出とパターン照合の組み合わせによる顔
特徴点抽出」(電子情報通信学会論文誌,D-II,Vol.J80
-D-II,No.8,pp.2170-2177 )、(2)特許第29736
76号、(3)特開平10−63850号公報、(4)
特開平12−123148号公報、(5)特開平8−1
85503号公報、(6)特開平10−154220号
公報などに記載されたものがある。
影した画像から眼を検出する技術である。(1)は分離
度フィルタという,中央部の輝度値が小さく周辺部の輝
度値が大きい部分を見つけるフィルタを用いて、顔の濃
淡画像から眼その他の特徴点を抽出している。(2)は
顔の濃淡画像にエッジ抽出フィルタをかけ、エッジ画像
とエッジでできた顔部品のテンプレートとのマッチング
によって、眼その他の特徴点を抽出している。
像から眼を検出する技術である。(3),(4)では、
眼の上下方向(上瞼→虹彩→下瞼)の輝度変化に着目し
て眼を見つけている。(5),(6)は照明光の反射を
利用して眼位置を検出するものであり、(5)は同軸落
射照明(照明とカメラの光軸が一致)の場合に、網膜に
よる反射と角膜表面、眼鏡の縁やレンズなどによる反射
の輝度が異なることを利用して、2種類の二値化閾値を
適切に設定することによって、網膜反射の位置によって
眼位置を決定するものである。(6)は眼の角膜反射を
含む複数の反射に注目し、時間的に輝度変化の大きいも
のを瞬きによる角膜反射の消失と捉え、眼の位置を決定
するものである。
識システムの場合、利用する照明は、可視光よりも近赤
外光の方が好ましい。すなわち、近赤外光照明の場合に
は、照射しても被写体の人からは見えず、まぶしくない
ので、撮影されているという心理的抵抗感を低減するこ
とができる、という利点がある。
は、可視光下で撮影した眼画像と異なり、黒目におい
て、虹彩は反射率が高くなり、瞳孔だけが暗くなる。し
たがって、瞳孔、虹彩、強膜(白目)、皮膚の順に輝度
が大きくなる。すなわち、虹彩と強膜との輝度差が、可
視光撮影の画像よりも、少ない。このため、(1)のよ
うな濃淡値を使う方法や(2)のような濃淡値から得ら
れるエッジ情報を用いる方法を、近赤外光下で撮影した
眼画像についてそのまま用いても、眼の検出がうまくで
きない。この点については、本願発明者が実験によって
すでに確認している。
像は眼の横方向の輝度変化が少ないために、上下方向に
着目したものであるが、上下方向に明→暗→明となる輝
度変化が起こる場所としては、眼の他にも眉、鼻穴、ほ
くろなどがあり、眼以外の場所を誤って検出してしまう
可能性が大きい。
照明装置がいることに加え、レンズなどによる反射の位
置と、網膜反射の位置が重なってしまった場合にうまく
動作しない。また、(6)では、瞬きするまで待つ必要
があり、時間変化をみるので、眼位置を検出するのに多
少時間がかかるという問題があり、さらに、その間に人
が動いてしまうとうまく眼を見つけられない、という問
題もある。
眼の位置を検出する方法として、同軸落射照明のような
特殊な装置を用いないで、近赤外光下で撮影したような
虹彩部と強膜部とのコントラストが低い画像から、短時
間で、眼の位置を高精度に検出可能にすることを課題と
する。
めに、請求項1の発明が講じた解決手段は、赤外光照明
下において撮影された少なくとも眼の領域を含む顔画像
から眼の位置を検出する方法として、前記顔画像の一部
または全部に対し、眼の強膜部と虹彩部とのコントラス
トが高くなるように輝度補正を行うステップと、輝度補
正後の顔画像について、輝度勾配ベクトルを算出し、算
出した輝度勾配ベクトルを用いて生成した輝度勾配画像
と眼テンプレートとのマッチングを行うステップとを備
え、前記マッチングの結果を基に眼の位置を検出するも
のである。
領域を含む顔画像の一部または全部に対し、眼の強膜部
と虹彩部とのコントラストが高くなるように、輝度補正
が行われる。そして、この輝度補正後の顔画像につい
て、輝度勾配ベクトルが算出され、輝度勾配ベクトルを
用いて生成した輝度勾配画像と、眼テンプレートとのマ
ッチングが行われる。すなわち、眼の位置を検出するた
めのマッチングの前に、眼の強膜部と虹彩部とのコント
ラストが強調され、強膜部と虹彩部と間のエッジ強度が
高くなる。したがって、輝度勾配画像と眼テンプレート
とのマッチングによって、眼の位置を精度よく検出する
ことができる。
置検出方法における輝度補正ステップは、前記顔画像に
ついて、輝度勾配を算出し、算出した輝度勾配を基にし
て、前記顔画像からエッジを含む部分を選択し、選択し
た前記顔画像の部分を用いて、輝度補正を行うものとす
る。
置検出方法は、眼の強膜部と虹彩部とのエッジが強く出
るような画像サイズとフィルタサイズとの相対関係を予
め求めておき、前記輝度補正ステップにおける輝度勾配
の算出を、前記相対関係からみて前記顔画像のサイズに
適したサイズのフィルタを用いて行うものとする。
置検出方法は、眼の強膜部と虹彩部とのエッジが強く出
るような画像サイズとフィルタサイズとの相対関係を予
め求めておき、前記輝度補正ステップにおける輝度勾配
の算出を、所定サイズのフィルタを用い、かつ、前記顔
画像のサイズを前記相対関係からみてフィルタサイズに
合うように変更して行うものとする。
置検出方法における輝度補正ステップは、前記顔画像の
一部または全部の平均輝度を計算し、計算した平均輝度
が、所定値よりも小さいときは、輝度補正を行う一方、
前記所定値以上のときは、輝度補正を行わないものとす
る。
置検出方法における輝度補正ステップは、前記顔画像の
輝度補正を行う領域を複数の部分領域に分割し、前記各
部分領域毎に輝度補正を行うものとする。
置検出方法における領域分割は、輝度補正領域を左右に
分割するものとする。
置検出方法における領域分割は、輝度補正領域から鼻の
位置を検出し、検出した鼻の位置を基準にして輝度補正
領域を左右に分割するものとする。
は、少なくとも眼の領域を含む顔画像から眼の位置を検
出する方法として、前記顔画像について輝度勾配ベクト
ルを算出し、算出した輝度勾配ベクトルを用いて生成し
た輝度勾配画像と眼テンプレートとのマッチングを行
い、このマッチングの結果を基に眼の位置を検出するも
のであり、前記眼テンプレートは、輝度勾配ベクトルを
それぞれ有する複数の点が、まぶたと眼球の境界に相当
する曲線上と、黒目の周囲とに配置されてなり、かつ、
黒目周囲の点はn重(nは2以上の整数)同心円上に配
置されているものである。
の多少の変動をも吸収可能な眼テンプレートの形状を提
案するものである。従来のテンプレートを用いた眼の検
出方法では、顔領域の検出誤差や眼の大きさ・形状の個
体差などのために、大きさなどが異なる複数のテンプレ
ートを用いる必要があった。このため、マッチングにか
かる時間が増大するという問題が生じていた。
プレートにおいて、黒目周囲の点がn重同心円上に配置
されているので、眼のサイズに多少の変動があっても、
これに対応することができ、精度の高いマッチングを行
うことができる。
検出方法における顔画像は、赤外光照明下において撮影
されたものとする。
は、少なくとも眼の領域を含む顔画像から眼の位置を検
出する方法として、前記顔画像について輝度勾配ベクト
ルを算出し、算出した輝度勾配ベクトルを用いて生成し
た輝度勾配画像と、輝度勾配ベクトルをそれぞれ有する
複数の点からなる眼テンプレートとのマッチングを行
い、このマッチングの結果を基に眼の位置を検出するも
のであり、前記マッチングは、所定値よりも大きい輝度
値を有する前記顔画像の画素に対応する,輝度勾配画像
上の点を、マッチングのための相関値計算の対象から省
くものである。
少眼にかかっても、テンプレートマッチングが効率的に
行える方法を提案するものである。従来のテンプレート
を用いた眼の検出方法では、眼鏡などの反射が眼にかか
った場合、マッチングがうまくできないという問題があ
った。
値よりも大きい輝度値を有する前記画像の画素に対応す
る,輝度勾配画像上の点が、マッチングのための相関値
計算の対象から省かれるため、眼鏡の反射が眼にかかっ
たとしても、その部分が相関値計算に含まれないので、
眼の位置をより精度良く検出することができる。
は、少なくとも眼の領域を含む顔画像から眼の位置を検
出する方法として、前記顔画像またはこの顔画像を変換
して得られた画像と眼のテンプレートとのマッチングを
行い、第1のマッチングスコアを求める第1のステップ
と、前記顔画像またはこの顔画像を変換して得られた画
像と瞳孔テンプレートとのマッチングを行い、第2のマ
ッチングスコアを求める第2のステップとを備え、前記
第1および第2のマッチングスコアに基づいて眼の位置
を検出するものである。
検出することができる方法を提案するものである。従来
の眼全体のテンプレートを用いた眼の検出方法では、全
体の相関が最も高い位置を眼の検出位置としていた。こ
のため、テンプレートの虹彩中心と実際の虹彩中心とが
必ずしも一致しない、という問題があった。
テンプレートによるマッチングを行うとともに、瞳孔テ
ンプレートによるマッチングを行い、両方のマッチング
スコアに基づいて、眼の位置が検出される。したがっ
て、眼の中心位置の位置決め精度が、従来よりも向上す
る。
眼位置検出方法は、前記第1のマッチングスコアを前記
第2のマッチングスコアを加味して修正する第3のステ
ップを備え、修正後の第1のマッチングスコアを用いて
眼の位置検出を行うものとする。
眼位置検出方法における第1のステップは、前記顔画像
を縮小した画像に対して行うものとし、前記第2のステ
ップは、元の顔画像に対して行うものとする。
眼位置検出方法における第1のステップは、前記第1の
マッチングスコアを基にして、眼の位置の候補となる部
分を選択するステップを備え、前記第2のステップは、
選択された眼位置候補部分の,眼テンプレートの虹彩部
に該当する領域およびその近傍のみにおいて、瞳孔テン
プレートによるマッチングを行うものとする。
は、赤外光照明下において撮影された少なくとも眼の領
域を含む顔画像から眼の位置を検出する装置として、前
記顔画像の一部または全部に対し、眼の強膜部と虹彩部
とのコントラストが高くなるように輝度補正を行い、輝
度補正後の顔画像について輝度勾配ベクトルを算出し、
算出した輝度勾配ベクトルを用いて生成した輝度勾配画
像と眼テンプレートとのマッチングを行い、前記マッチ
ングの結果を基に眼の位置を検出するものである。
は、少なくとも眼の領域を含む顔画像から眼の位置を検
出する装置として、前記顔画像について輝度勾配ベクト
ルを算出し、算出した輝度勾配ベクトルを用いて生成し
た輝度勾配画像と眼テンプレートとのマッチングを行
い、このマッチングの結果を基に眼の位置を検出するも
のであり、前記眼テンプレートは、輝度勾配ベクトルを
それぞれ有する複数の点が、まぶたと眼球の境界に相当
する曲線上と黒目の周囲とに配置されてなり、かつ、黒
目周囲の点はn重(nは2以上の整数)同心円上に配置
されているものである。
は、少なくとも眼の領域を含む顔画像から眼の位置を検
出する装置として、前記顔画像について輝度勾配ベクト
ルを算出し、算出した輝度勾配ベクトルを用いて生成し
た輝度勾配画像と、輝度勾配ベクトルをそれぞれ有する
複数の点からなる眼テンプレートとのマッチングを行
い、このマッチングの結果を基に眼の位置を検出するも
のであり、前記マッチングは、所定値よりも大きい輝度
値を有する前記顔画像の画素に対応する輝度勾配画像上
の点を、マッチングのための相関値計算の対象から省く
ものである。
は、少なくとも眼の領域を含む顔画像から眼の位置を検
出する装置として、前記顔画像またはこの顔画像を変換
して得られた画像と眼のテンプレートとのマッチングを
行い、第1のマッチングスコアを求め、前記顔画像また
はこの顔画像を変換して得られた画像と瞳孔テンプレー
トとのマッチングを行い、第2のマッチングスコアを求
め、前記第1および第2のマッチングスコアに基づいて
眼の位置を検出するものである。
て、図面を参照して説明する。
虹彩認識システムの概略構成を示す図である。図1はシ
ステムを上方から見た図である。図1に示す虹彩認識シ
ステムは、W(Wide)カメラ1とN(Narro
w)カメラ3とを備えた2カメラ構成になっている。W
カメラ1は少なくとも眼を含む画像を撮影するためのも
のであり、距離センサ5は眼までの距離を測距するため
のものであり、Nカメラ3はWカメラ1の撮影画像から
決定された眼の位置と距離センサ5で測距された眼まで
の距離を受けて虹彩の拡大画像を撮影するためのもので
ある。
を有するシステムの例としての入退室管理システムの構
成を示すブロック図である。図2に示すように、Wカメ
ラ1およびWカメラ用照明部2はWカメラ用照明・Wカ
メラ制御部6によって制御され、Nカメラ3およびNカ
メラ用照明部4はNカメラ用照明・Nカメラ制御部11
によって制御される。そして、Wカメラ用照明・Wカメ
ラ制御部6およびNカメラ用照明・Nカメラ制御部11
はCPU7によって制御される。CPU7はプログラム
メモリ10に格納された各処理プログラムを実行する。
示すフローチャートである。以下、図3にしたがって、
図2の入退室管理システムの動作について説明する。
と、センサ5aがその人を検知し、検知信号をWカメラ
用照明・Wカメラ制御部6に送信する(A1)。Wカメ
ラ用照明・Wカメラ制御部6はWカメラ1およびWカメ
ラ用照明部2にそれぞれ、互いに同期した照明開始信号
および撮影信号を送信する。すると、Wカメラ1が、少
なくとも眼を含む人の画像を撮影する。本実施形態で
は、人の上半身画像が撮影されるものとする(A2)。
Wカメラ1によって撮影された画像はフレームメモリ8
に蓄えられる。
眼探索領域決定プログラムが作動し、CPU7によって
眼探索領域が決定される(A3)。
て撮影された上半身画像WCAから人の顔領域FDAを
抽出する。ここでの抽出は、顔領域FDAを安定して抽
出可能であればどのような手法を用いてもかまわない。
例えば、予め準備した顔テンプレートと上半身画像との
マッチングによって、顔領域FDAを抽出する。顔テン
プレートは例えば、近赤外光で撮影した多数の人の顔
を、大きさで正規化した後に平均化することによって、
作成することができる。この場合、大きさが異なる複数
の顔テンプレートを準備しておくのが好ましい。顔領域
FDAを抽出した後は、顔領域FDAに対して予め定め
られた範囲を眼探索領域ESAとして特定する。
眼位置検出プログラムが作動し、CPU7によって、眼
探索領域ESAから眼の位置が検出される(A4)。本
実施形態はこの眼位置検出を特徴とするものであり、処
理の詳細については後述する。ここでは、Wカメラ1の
撮影画像から両目の位置が検出され、距離センサ5によ
って眼までの距離が検出される。これらから両眼の3次
元位置が決定され、Nカメラ用照明・Nカメラ制御部1
1に送信される。
虹彩認識のために予め設定された方の目の位置に合わせ
て、Nカメラ用照明部4のパンおよびチルトとNカメラ
3のパン、チルトおよびズームとを制御し、眼画像のア
ップを撮影する(A5)。Nカメラ3によって撮影され
た眼画像は虹彩認識部12に送られ、虹彩認識部12は
送られた眼画像の虹彩と予め登録された虹彩データとの
認証を行う(A6)。虹彩認識部12によって本人と確
認されたとき、開錠部13がドアロックを電気的に解除
する(A7)。
4の詳細について、説明する。図5は眼位置検出の概略
フローを示す図、図6〜図8は図5の各処理の詳細を示
すフローチャートである。
像としての眼探索領域ESAの画像を、眼の強膜部と虹
彩部とのエッジが強く出るように予め求めた,画像サイ
ズとフィルタサイズとの相対関係に基づいて、所定サイ
ズのフィルタに合うように、縮小する。
幅M、高さNであり、輝度勾配算出(エッジ抽出)のた
めに、図10に示すような(3x3)のSobelフィ
ルタを用いるものとする。そして、眼のエッジ強度が大
きくなるような画像サイズとフィルタサイズとの比がR
であるとすると、まず、(3x3)のSobelフィル
タに適する画像の幅W=Rx3を計算する。そして、眼
探索領域ESAの原画像を、その幅が算出された画像幅
Wと最も近くなるように、1/n(ただしnは自然数)
に縮小する。また、算出された画像幅WがMよりも大き
い場合は、原画像を、拡大せずにそのまま用いる。
画像縮小を、モザイク化、すなわち原画像における(n
xn)の画素の平均値を縮小画像の画素値とすることに
よって行う。なお、他の手法、例えばガウシアンフィル
タ等のローパスフィルタを掛けた後にサンプリングする
ことによって、縮小画像を生成してもよい。
た眼探索領域の画像について、眼の強膜部と虹彩部との
コントラストが高くなるように、輝度補正を行う。
的に示す図であり、(a)は可視光下で撮影したもの、
(b)は近赤外光下で撮影したものである。図9に示す
ように、黄色人種の場合、可視光下で撮影したときは虹
彩および瞳孔がともに濃い色になり、白目/黒目のコン
トラストは大きい。ところが、近赤外光下で撮影したと
きは、瞳孔、虹彩、強膜の順に徐々に明るくなり、可視
光下ほどには白目/黒目のコントラストがつかない。
ト補正を行う理由は、赤外光下で撮影した画像は強膜
(白目)部と虹彩(黒目)部とのコントラストが低いの
で、テンプレートとマッチングされる虹彩周囲のエッジ
に相当する輝度勾配の強度が、より高くなるようにする
ためである。本実施形態では、眼(上瞼+虹彩周囲)の
エッジに相当する輝度勾配の強度が高くなるようなコン
トラスト補正を行う。
ストグラム平滑化を用いる。「ヒストグラム平滑化」と
は、画素の濃度値が特定の値域に集中する場合、その部
分のコントラストを上げ、頻度が小さい値域のコントラ
ストを下げる処理である(詳しくは「画像解析ハンドブ
ック」(東京大学出版会、高木幹雄・下田陽久監修)
p.480を参照)。
いて、図6のフローチャートに従って説明する。
ついて、輝度勾配ベクトルを計算する(S11)。ここ
では図10に示すような2個の(3x3)サイズのSo
belフィルタを適用して、x方向,y方向の輝度勾配
ベクトルDsx(i,j),Dsy(i,j)を算出す
る。そして次式に示すように、算出した輝度勾配ベクト
ルDsx(i,j),Dsy(i,j)の自乗和の平方
根を計算することによって輝度勾配強度V(i,j)を
算出し、輝度勾配画像を生成する(S12)。V(i,
j)=sqrt(Dsx(i,j)2+Dsy(i,j)2)
3)。そして、分割した各部分領域についてそれぞれ、
以下の処理を行う(S14〜S17)。
る(S14)。そして、平均輝度と予め求めた閾値との
比較を行う(S15)。平均輝度が閾値よりも大きいと
きは、コントラスト補正を行わない。一方、平均輝度が
閾値以下であるときは、輝度勾配画像における輝度勾配
強度が高い部分に相当する,縮小画像の画素のみを用い
て、ヒストグラム平滑化を行う(S16)。ここでは、
輝度勾配画像において輝度勾配強度が上位A%にある画
素の部分を、輝度勾配強度が高い部分と認識する。この
際、ヒストグラム平滑化を行うときの画素値の変換式
は、輝度勾配強度の上位A%の画素のみを用いて算出す
るが、画素値の変換は全ての画素に対して行う。
大きいときにはコントラスト補正を行わないようにした
のは、次のような理由からである。すなわち、部分領域
内の平均輝度が閾値よりも大きい場合としては、図11
(a)に示すように、ほとんどの肌の部分と強膜の部分
が白く飛んだような,輝度値が飽和気味の場合が考えら
れる。このように輝度値が飽和気味になる原因として
は、照明が明る過ぎ、カメラの絞りが開き過ぎ、などが
考えられる。そして、輝度値が飽和気味の画像の場合、
通常の場合に比べて、虹彩部と強膜部とのコントラスト
が大きいので、改めてコントラスト補正を行わないでも
済むといえる。
ラスト補正を行ったときは、輝度値が高い画素を多く含
む領域についてコントラスト補正がなされるので、図1
1(b)に示すように、肌のような輝度の高い部分のコ
ントラストがさらに高まる一方で、より暗い画素からな
る眼付近の画像のコントラストが逆に圧縮されてしまう
ことになる。このような現象は、たとえ輝度勾配強度が
高い部分の画素のみをコントラスト補正に用いた場合で
あっても、起こり得る。したがって、コントラスト補正
を行わない方がむしろ望ましい、といえる。
度が高い部分に相当する画素のみを用いて行うことによ
って、眼のエッジ部分に相当する輝度値の画素が多く含
まれた画素を用いたヒストグラム平滑化を行うことがで
きるので、これにより、眼のエッジ部分のコントラスト
を効率良く向上させることができる。なお、輝度勾配強
度が上位A%にある画素の代わりに、例えば、輝度勾配
強度が閾値以上の画素の部分を、輝度勾配強度が高い部
分と認識してもかまわない。
て処理を行うようにしたのは、次のような理由からであ
る。図1に示す虹彩認識システムでは、Wカメラ1の横
にWカメラ用照明2が配置されているので、Wカメラ1
の近くに人が立ったとき、その人には側方から照明が当
たることになる。このような場合、顔の左右で明るさが
異なり画像の輝度が不均一になりやすく、画像全体でヒ
ストグラム平滑化を行っても、十分な効果が得られな
い。よって、画像を複数の部分領域に分割し、各部分領
域毎にヒストグラム平滑化を行うことによって、その部
分領域の輝度に応じたコントラスト補正がなされること
になる。
等分してもよいし、画像認識によって鼻を検出し、その
鼻の位置を基準として左右に分割してもかまわない。ま
た、ここでは、画像を左右に分割するものとしたが、例
えば照明をカメラの上に設置したために画像の上下で輝
度の不均一が生じる場合には、画像を上下に分割すれば
よいことはいうまでもない。
照明をカメラの横に配置した理由について補足説明す
る。
合、眼鏡をかけた人を撮影すると、眼鏡の反射が眼の虹
彩にかかってしまう可能性が高くなる。眼鏡の反射が虹
彩にかかった場合、眼の位置検出が困難になるととも
に、虹彩認識自体も困難になる。そこで、図1のシステ
ムでは、照明とカメラとを横方向に離して配置し、照明
とカメラの光軸のなす角度をある程度確保するようにし
ている。
に照明を設けるようなシステム構成も有効である。この
ようなシステムでは、例えば、最初の撮影ではいずれか
一方の照明を照射させ、眼の位置検出がうまく行かない
場合には、他方の照明を照射させて再度撮影を行うよう
に動作させることもできる。
ントラスト補正がなされた画像から、眼の位置の候補を
いくつか決定する。この処理S20は、眼テンプレート
マッチングS21、瞳孔テンプレートマッチングS22
および眼中心位置の修正S23の3つのステップに分か
れて実行される。
トラスト補正後の縮小画像に対して、輝度勾配ベクトル
を計算する(S21a)。ここでは、コントラスト補正
の場合と同様に、図10に示すような2個の(3x3)
サイズのSobelフィルタを適用して、x方向,y方
向の輝度勾配ベクトルDsx2(i,j),Dsy2
(i,j)を算出する。そして、次式に示すように、算
出した輝度勾配ベクトルDsx2(i,j),Dsy2
(i,j)の自乗和の平方根を計算することによって、
輝度勾配強度V2(i,j)を算出する(S21b)。 V2(i,j)=sqrt(Dsx2(i,j)2+Dsy
2(i,j)2) さらに、輝度勾配ベクトル(Dsx2(i,j),Ds
y2(i,j))の大きさを、その向きを保ったまま、
二値化する(S21c)。例えば、輝度勾配強度V2
(i,j)が上位B%に含まれる輝度勾配ベクトルにつ
いては、大きさが「1」になり、それ以外の輝度勾配ベ
クトルについては大きさが「0」になるようにする。
を生成する(S21d)。ここでは、眼テンプレートの
サイズを、コントラスト補正後の縮小画像のサイズに応
じて決めるものとする。例えば、予め収集した眼探索領
域の画像から、画像サイズと虹彩の直径との相関関係を
前もって求めておく。そして、この相関関係に基づい
て、縮小画像の大きさに合った虹彩の直径Dを求め、こ
の直径Dに応じたサイズの眼テンプレートを生成する。
プレートの一例を示す図である。本実施形態に係る眼テ
ンプレートは、図13(a)に示すように、複数の点か
らなり、上瞼の輪郭点、すなわちまぶたと眼球の境界に
相当する曲線上に配置された点と、虹彩の輪郭点、すな
わち黒目の周囲に配置された点とを含んでいる。また、
虹彩の輪郭点は、半径の異なるn重円(nは2以上の整
数)上に配置されている。ここでは、n=2とし、外側
の円COの直径は1.1xD,内側の円CIの直径は
0.9xDと定めている。
左右3個ずつの計6個であり、虹彩部の輪郭点数は外側
の円8個、内側の円8個の計16個である。なお、外側
の円CO上の点と内側の円CI上の点は互いに位相をず
らして配置する。図13(a)の例では、外側の円CO
では、各点は時計の12時の位置から45度おきに配置
されるが、内側の円CIでは、各点が時計の12時の位
置から22.5度動いた位置から45度おきに配置され
る。
プレートの各点は、向きを持った2次元ベクトルから構
成されている。各ベクトルの大きさは1であり、向き
は、虹彩部については円の中心向き、上瞼部について
は、上瞼部の各点を結ぶ線と直交する方向でかつ下向き
である。マッチングの際には、各点の2次元ベクトルと
縮小画像の輝度勾配ベクトルとのマッチングスコアが計
算される。
マッチングを行い(S21e)、マッチングスコアs_
eyeが高い順に、眼位置候補を選択する(S21
f)。
に示す。上式は、輝度勾配画像の勾配ベクトル(Ix,
Iy)(Ix=Dsx2(i,j),Iy=Dsy2
(i,j))と、眼テンプレートの各点のベクトル(T
x,Ty)との内積の平均値を求めたものである。ただ
し、ここでは、眼テンプレートの各点に対応する画像上
の点の輝度値が所定の閾値以下のもののみについて内積
を求めるものとする。すなわち、輝度値が閾値よりも大
きい点については、マッチングのスコア計算には含めな
い。Nはマッチングスコア計算に含まれた眼テンプレー
トの有効点数である。
鏡の反射などに起因して輝度値が飽和した部分と考えら
れる。このような部分は輝度勾配がないか、または極め
て少ない。このため、このような部分をマッチングのス
コア計算に含めたとすると、眼鏡の反射が眼のエッジ部
分にかかった場合には、その分、その部分のマッチング
スコアが低下することになる。したがって、眼位置をう
まく検出することができない。よって、本実施形態のよ
うに、輝度値が所定の閾値よりも大きい点をマッチング
のスコア計算から除外することによって、眼鏡の反射が
多少眼にかかっていても、眼位置を安定して検出するこ
とができる。
する眼テンプレートをマッチングに用いることによっ
て、次のような効果が得られる。すなわち、画像サイズ
から虹彩径を推定する場合、顔領域の推定誤差や個人間
の虹彩サイズの相違などに起因して、推定された虹彩径
と実際の虹彩径との間にずれがある場合がある。このよ
うな場合、単に一重円のテンプレートを用いたとする
と、画像とのマッチングにおいて眼位置をうまく見つけ
られない可能性がある。そこで、従来は複数のサイズの
一重円のテンプレートを用いてテンプレートマッチング
を行い、虹彩径のずれを吸収していた。この場合、テン
プレートマッチングにかかる時間が増大してしまうとい
う問題があった。ところが本実施形態のように、虹彩部
のテンプレートをn重円構造にすると、画像から推定し
た虹彩径に多少の誤差があっても、単一のテンプレート
でうまくマッチングをとることができ、高速かつ確実に
眼位置を検出することができる。
目)部と虹彩(黒目)部とで輝度がなだらかに変化する
ため、輝度勾配が画像の一定の範囲で持続する。よっ
て、可視光下で撮影した画像に比べて、テンプレートを
n重円構造にしたことによる副作用は、少ない。
に係る眼テンプレートとの関係を示す図であり、図15
は近赤外光撮影での画像と本実施形態に係る眼テンプレ
ートとの関係を示す図である。図14および図15中、
(a)は眼画像を模式的に示した図、(b)は(a)の
眼画像の点線上における横方向の輝度の分布、(c)は
(b)の輝度分布から求めた輝度勾配強度の分布であ
る。
眼画像では、虹彩と強膜との間の輝度差が大きく、輝度
は急激に変化する。このため、本実施形態に係る眼テン
プレートのn重円構造の各点において、相関が高くなる
ものと相関が低くなるものとの両方が存在する可能性が
ある。すなわち、眼テンプレートをn重円構造にしたこ
とによって、マッチングがかえってうまくいかなくなる
おそれがある。これに対して図15に示すように、赤外
光下で撮影した眼画像では、虹彩と強膜との間の輝度差
は小さく、輝度はなだらかに変化する。このため、輝度
勾配強度がある範囲で高くなる。このため、本実施形態
に係る眼テンプレートのn重円構造のいずれの点でも、
高い相関が得られ、これにより、画像から推定した虹彩
径に多少の誤差があっても、確実に眼位置を検出するこ
とができる。
合であっても、輝度がなだらかに変化する眼画像が得ら
れる場合には、本実施形態に係る眼テンプレートは、有
効である。例えば、可視光下での撮影であっても、ピン
トを意図的にぼかした場合には、輝度はなだらかに変化
すると考えられるので、本実施形態に係る眼テンプレー
トは有効である。また、虹彩の色が薄く、虹彩と強膜と
の輝度差が低い人を撮影した場合にも、有効であると考
えられる。
円)、上瞼部の点数を6、虹彩部の点数を16とした
が、これは他の値であってもよい。
状を虹彩の輪郭点のみn重円(n=2)としたが、これ
とともに、上瞼の輪郭点をm重の曲線上の点としてもよ
い。この場合、m個の曲線は必ずしも等間隔でなくても
よく、例えば、眼の端に行くほど広がるようなm個の曲
線であってもよい。このように眼と眼球の境界に相当す
る曲線もm重とすることによって、個人間の瞼の形状の
変動や二重瞼などに対応することができる。
トルの大きさを二値化したことによって、次のような効
果が得られる。すなわち、マッチングを行う画素が少な
くなるので、計算時間が短縮される。また、輝度勾配の
大きさに左右されず、輝度勾配の向きのみによるマッチ
ングが可能になるので、輝度勾配が大きい部分に誤って
マッチングされることを防ぐことができる。
ングの相関は常に0であり、輝度勾配の大きさが「1」
のときは、その大きさに関係なく輝度勾配の向きのみが
マッチングに貢献することになる。そして、コントラス
ト補正をかけて眼のエッジ強度を強くすることによっ
て、眼のエッジ部分がマッチングに貢献する画素に確実
に含まれる。したがって、マッチング精度を低下させる
ことなく、処理量を削減することができる。
テンプレートマッチングS21によって選択した眼位置
候補について、瞳孔テンプレートとのマッチングを行
う。
た輝度勾配算出フィルタを生成する(S22a)。前処
理S00において入力画像から縮小画像を生成する際
に、予め算出しておいた、眼のエッジに強く反応するよ
うな画像サイズとエッジ検出フィルタサイズとの相対関
係を用いたが、ここでもその関係を用いて、最適な輝度
勾配算出フィルタのサイズを求める。なお、サイズは奇
数であり、最小は3とする。サイズが3のときは、輝度
勾配算出フィルタは通常のSobelフィルタとなる。
サイズが決まったら、予め作成しておいたそのサイズの
フィルタを、ここでの輝度勾配算出フィルタとする。
用して、眼探索領域の入力画像Io(m,n)について
輝度勾配ベクトルDx(m,n),Dy(m,n)を算
出する(S22b)。そして、次式に示すように、算出
した輝度勾配ベクトルDx(m,n),Dy(m,n)
の自乗和の平方根を計算することによって、輝度勾配強
度V3(m,n)を算出する(S22c)。 V3(m,n)=sqrt(Dx(m,n)2+Dy(m,
n)2) さらに、輝度勾配ベクトル(Dx(m,n)、Dy
(m,n))の大きさを、その向きを保ったまま、二値
化する(S22d)。例えば、輝度勾配強度V3(m,
n)が上位C%に含まれる輝度勾配ベクトルについて
は、大きさが「1」になり、それ以外の輝度勾配ベクト
ルについては大きさが「0」になるようにする。
トを生成する(S22e)。ここでは、瞳孔テンプレー
トのサイズを、この眼位置候補を算出した眼テンプレー
トの虹彩部分の直径と画像の縮小率に応じて決めるもの
とする。
ンプレートの一例を示す図である。ここでは、マッチン
グに用いた眼テンプレートの虹彩部分の直径と、眼テン
プレートのマッチング時の画像の縮小率に応じて、取り
得る瞳孔径の値を数種類用意する。このように複数の瞳
孔径のテンプレートを用意する理由は、瞳孔径の個人間
の変動だけでなく、周囲の明るさによって瞳孔径が変化
するので、それらに対応するためである。そして、各瞳
孔径に対してそれぞれ、図16(a)に示すような、個
数Tp(図16ではTp=8)の点が円上に等間隔に配
置されたテンプレートを作成する。また、図16(b)
に示すように、瞳孔テンプレートの各点は、向きを持っ
た2次元ベクトルから構成されている。各ベクトルの大
きさは1であり、向きは円の中心向きである。マッチン
グの際には、各点の2次元ベクトルと入力画像の輝度勾
配ベクトルとのマッチングスコアが計算される。
ンプレートと輝度勾配画像とのマッチングを行う(S2
2f)。ここでは、マッチングを行う範囲は、各眼位置
候補の虹彩部に相当する部分の外接矩形内とする。そし
て、次式に従って、マッチングスコアs_pupilを
計算する。ここで、複数のサイズの瞳孔テンプレートを
用いているが、スコアs_pupilが最も大きくなる
瞳孔テンプレートのサイズ、位置でのスコアs_pup
ilを最終的なスコアとして選ぶことにする。
(Ix,Iy)(Ix=Dx(m,n),Iy=Dy
(m,n))と、瞳孔テンプレートの各点のベクトル
(Tx,Ty)との内積の平均値が、マッチングスコア
s_pupilとして求められる。ただしここでは、瞳
孔テンプレートの各点に対応する画像上の点の輝度値が
所定の閾値以下のもののみについて、内積を求めるもの
とする。すなわち、輝度値が閾値よりも大きい点につい
ては、マッチングのスコア計算には含めない。Mはマッ
チングスコア計算に含まれた瞳孔テンプレートの有効点
数である。
ートによるマッチングスコアs_pupilと眼テンプ
レートによるマッチングスコアs_eyeとを大小比較
する(S23a)。そして、瞳孔テンプレートによるマ
ッチングスコアs_pupilの方が、眼テンプレート
によるマッチングスコアs_eyeよりも大きいとき
は、次式に従ってマッチングスコアs_eyeを更新し
(S23b)、眼の中心位置を瞳孔テンプレートがマッ
チした位置の中心に設定する(S23c)。
Mは瞳孔テンプレートの有効点数である。一方、瞳孔テ
ンプレートによるマッチングスコアs_pupilが眼
テンプレートによるマッチングスコアs_eye以下で
あるときは、眼の中心位置を、眼テンプレートがマッチ
した位置の虹彩部の中心に設定する(S23d)。
グスコア更新の要否を、瞳孔テンプレートによるマッチ
ングスコアs_pupilが予め定めた閾値よりも大き
いか否かによって判断してもかまわない。
プレートによるマッチングによって探した後、瞳孔テン
プレートによるマッチングによって再び探すことによっ
て、次のような効果が得られる。
画像では、虹彩部と強膜部との間に輝度差がつく他に、
虹彩部と瞳孔部との間でも輝度差がつく。特に、眼を高
解像で撮影した場合には、輝度勾配を算出すると、虹彩
部と瞳孔部とのエッジがはっきりと得られる。本実施形
態では、この瞳孔部のエッジを利用している。
動する。また、低解像で撮影した画像の場合、虹彩の中
央部が暗く周囲に近づくほど徐徐に明るくなるため、瞳
孔のエッジのみで眼を見つけることのは難しい。加え
て、瞳孔のエッジは円形であり、中央部が暗いために輝
度勾配は外向きから内向きになるため、最初から瞳孔テ
ンプレートを用いた探索を行うと、鼻の穴やほくろなど
を誤って検出してしまうおそれがある。
プレートによって眼の位置の候補を探し、次いで、瞳孔
テンプレートを用いて眼位置候補の虹彩部から瞳孔を探
索し、眼の中心位置候補を決定している。これは、眼の
中心位置の検出精度の面で極めて有効である。例えば、
本実施形態のシステムのように2カメラ構成の場合は、
Nカメラの機械的走査の誤差の影響を考えると、眼の中
心位置はできる限り厳密に算出しておくことが望まし
い。瞳孔テンプレートを用いて眼の中心位置を更新する
ことによって、Nカメラに多少の機械的誤差が生じて
も、眼をズームしたときに虹彩を撮影し損なう可能性が
減ることになる。
スコアを用いて、眼テンプレートによるマッチングスコ
アを更新することによって、眼以外のものが、眼位置と
して検出されることを防ぐことができる。例えば、眼テ
ンプレートを用いたマッチングにおいて、実際の眼の位
置と眼以外のもの位置とが、同程度のマッチングスコア
を有していたとする。このような状況において、眼の瞳
孔が高解像で撮影され、はっきりと映っていた場合、実
際の眼の位置の方では、瞳孔テンプレートによるマッチ
ングスコアが高くなるはずである。したがって、瞳孔テ
ンプレートによるマッチングスコアを元の眼テンプレー
トによるマッチングスコアに反映させることによって、
実際の眼と眼以外のものとを区別することができる。
よって、眼の中心位置候補が決定されたので、最終的
に、眼位置を決定する。
て、任意の2個の組み合わせを、両眼位置候補として作
成する(S31)。このとき、各両眼位置候補のスコア
として、これを構成する2個の眼中心位置候補のスコア
s_eyeの平均値を与える。
位置候補の互いの高低差が所定値以上のものを除外する
(S32)。ここでの所定値は、眼探索領域の大きさか
ら算出するものとする。さらに、残りの各両眼位置候補
から、2個の眼中心位置候補同士の距離が所定の範囲内
に含まれていないものを除外する(S33)。ここでの
所定範囲は、眼探索領域の大きさから算出された最小距
離および最大距離によって定められる。ステップS3
2,S33は、両眼位置候補のうち、両眼の位置関係か
らみて不適当なものを除外する処理である。
が最大のものを、両眼位置として最終的に決定する(S
34)。
>すでに説明したように、本実施形態では、予め算出し
ておいた、眼のエッジに強く反応するような画像サイズ
とフィルタサイズとの相対関係を利用している。そし
て、入力画像を予め準備したフィルタのサイズに応じて
縮小し、この縮小画像に対してフィルタをかけることに
よって、眼のエッジ強度が比較的強くなるような輝度勾
配画像を生成することができる。
で撮影した眼画像と比べて、次の点が大きく異なる。黄
色人種は白色人種に比べて、虹彩部が濃い黒色に近い色
をしているが、近赤外光下で撮影した画像では、虹彩部
の輝度は高くなり、強膜(白目)との輝度差は可視光下
で撮影した画像ほどはつかない。そして、虹彩部から強
膜部への輝度変化はなだらかなものになる。このため、
虹彩/強膜間のエッジを抽出する場合、画像サイズに合
ったエッジ検出フィルタのサイズがあると考えられる。
の算出方法は、以下の通りである。
りも大きい様々なサイズ(k×k)(kは奇数)の輝度
勾配算出フィルタを作成する。これは、図10に示すS
obelフィルタの係数値を滑らかに補間することによ
って、作成することができる。各係数値の算出は、例え
ば次のように行えばよい。
合、点(i,j)=(1,(k+1)/2)を中心と
し、距離(k−1)/2だけ離れたところで値がピーク
時の半分になる2次元ガウス関数f1(i,j) (ただし、f1(1,(k+1)/2)=−2, f1(1,1)=f(1,k)=−1) と、点(i,j)=(k,(k+1)/2)を中心と
し、距離(k−1)/2だけ離れたところで値がピーク
の半分になる2次元ガウス関数f2(i,j) (ただし、f2(k,(k+1)/2)=2, f2(k,1)=f(k,k)=1) を準備する。
て、各係数g(i,j)を求める。
のフィルタ係数は、図18のようになる。
サイズの眼画像を収集する。そして、収集した眼の画像
に、図19(a)に示すようなエッジ強度計測ポイント
を人手によって設定し、フィルタをかけたときのエッジ
強度(x方向輝度勾配とy方向輝度勾配の自乗和)を求
める。この際、画像サイズはオリジナルのままで、フィ
ルタサイズを変えたときのエッジ強度の変化や、フィル
タサイズは(3x3)のままで、画像の縮尺を変えたと
きのエッジ強度の変化を、収集した各眼画像の各計測ポ
イントにおいて、測定する。
化を示すグラフである。カメラのピントが常に合ってい
るという条件の下では、図19(b)に示すように、エ
ッジ強度は、個人間の差異や虹彩の周りの計測ポイント
の位置、または、フィルタサイズを変えるか、画像を縮
小するかの違いに依らず、画像サイズとフィルタサイズ
の比が所定の値となるところで大きくなる。このこと
は、本願発明者による実験によって、確認されている。
そこで、本実施形態では、エッジ強度が大きくなるよう
な画像サイズとフィルタサイズの比を、前もって保存し
ておき、輝度勾配算出に利用している。
ラスト補正や眼テンプレートとのマッチングの際に、予
め求めた画像サイズとフィルタサイズとの相関関係に基
づいて、入力画像を、フィルタサイズに応じて縮小する
ものとしたが、画像サイズは変えないで、フィルタサイ
ズを変更(拡大)するようにしてもよい。
検出精度が多少は低下してしまうが、処理速度は高速に
なる。一方、フィルタサイズを拡大させる場合は、大き
い顔画像に対しては大きなフィルタを用いることになる
ので、計算時間の増大を招いてしまうが、精度は低下し
ない。
プレートによるマッチングを行い、おおまかに眼位置候
補を選択してから、原画像に対して瞳孔テンプレートに
よるマッチングを行い、眼の中心を算出している。さら
に、原画像に対する瞳孔テンプレートによるマッチング
を行うのは、眼テンプレートがマッチした箇所の瞳孔部
に該当する部分のみとしている。これにより、検出精度
を低下させることなく、処理時間を低減することができ
る。
は、本実施形態で示した手法以外の手法による眼位置の
決定についても、有効である。例えば、眼テンプレート
のマッチングのみによって眼位置候補を決定し、最終的
な眼位置を決定する場合でも、本実施形態に係るコント
ラスト補正を行うことによって、顕著な効果が得られ
る。
補正を省いてもかまわない。
マッチング手法は、瞳孔テンプレートのマッチングと併
せて行わない場合でも、有効である。
明は、本実施形態で説明した入退室管理システム以外の
用途にも利用することができる。例えば、カメラとCP
Uを有する機器に、本発明に係る眼位置検出アルゴリズ
ムと虹彩認識アルゴリズムとをソフトウェアモジュール
として組み込むことによって、個人認証機器として利用
できるようになる。
アホン(インターホン)がCPUとプログラムメモリと
を備えている場合には、有線・無線によるプログラムダ
ウンロードやメモリーカードによるプログラムセットに
よって、個人認証機能を持ったインターホンを実現する
ことができる。これにより、虹彩認識によって、ドアの
開錠をしたり、その人のために用意された応答メッセー
ジを聞くことができるようになる。
カメラ付き携帯電話への応用が考えられる。最近の携帯
電話は、インターネット接続などのためにCPUやメモ
リを備えているため、データ通信によってプログラムを
ダウンロードしたり、プログラムを格納したメモリカー
ドをメモリカードスロットにセットすることによって、
個人認証機能を持った携帯電話を実現することができ
る。これにより、虹彩認識によって、携帯電話の他人の
不正利用を排除したり、信頼性の高い電子商取引を行う
ことができるようになる。
を検出するためのマッチングの前に、眼の強膜部と虹彩
部とのコントラストが強調され、強膜部と虹彩部と間の
エッジ強度が高くなる。したがって、輝度勾配画像と眼
テンプレートとのマッチングによって、眼の位置を精度
よく検出することができる。
点がn重同心円上に配置されているので、眼のサイズに
多少の変動があってもこれに対応することができ、精度
の高いマッチングを行うことができる。
する画素に対応する輝度勾配画像上の点が、マッチング
のための相関値計算の対象から省かれるため、眼鏡の反
射部分が相関値計算に含まれず、これにより、眼の位置
をより精度良く検出することができる。
を行うとともに、瞳孔テンプレートによるマッチングを
行い、両方のマッチングスコアに基づいて、眼の位置を
検出するので、眼の中心位置の位置決め精度が、従来よ
りも向上する。
ステムの概略構成を示す図である。
理システムの構成を示すブロック図である。
チャートである。
示す図である。
ローを示す図である。
ローチャートである。
ーチャートである。
ャートである。
であり、(a)は可視光下で撮影したもの、(b)は近
赤外光下で撮影したものである。
す図である。
の関係を説明するための図である。
システムの他の構成を示す図である。
す図である。
テンプレートとの関係を示す図である。
眼テンプレートとの関係を示す図である。
である。
示す図である。
ある。
(b)は画像サイズとフィルタサイズの比とエッジ強度
との関係を示すグラフである。
ホンを示す図である。
電話を示す図である。
Claims (19)
- 【請求項1】 赤外光照明下において撮影された少なく
とも眼の領域を含む顔画像から、眼の位置を検出する方
法であって、 前記顔画像の一部または全部に対し、眼の強膜部と虹彩
部とのコントラストが高くなるように、輝度補正を行う
ステップと、 輝度補正後の顔画像について、輝度勾配ベクトルを算出
し、算出した輝度勾配ベクトルを用いて生成した輝度勾
配画像と、眼テンプレートとのマッチングを行うステッ
プとを備え、 前記マッチングの結果を基に、眼の位置を検出すること
を特徴とする眼位置検出方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の眼位置検出方法におい
て、 前記輝度補正ステップは、 前記顔画像について、輝度勾配を算出し、 算出した輝度勾配を基にして、前記顔画像からエッジを
含む部分を選択し、 選択した前記顔画像の部分を用いて、輝度補正を行うも
のであることを特徴とする眼位置検出方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の眼位置検出方法におい
て、 眼の強膜部と虹彩部とのエッジが強く出るような画像サ
イズとフィルタサイズとの相対関係を予め求めておき、 前記輝度補正ステップにおける輝度勾配の算出を、前記
相対関係からみて前記顔画像のサイズに適したサイズの
フィルタを用いて、行うものであることを特徴とする眼
位置検出方法。 - 【請求項4】 請求項2記載の眼位置検出方法におい
て、 眼の強膜部と虹彩部とのエッジが強く出るような画像サ
イズとフィルタサイズとの相対関係を予め求めておき、 前記輝度補正ステップにおける輝度勾配の算出を、所定
サイズのフィルタを用い、かつ、前記顔画像のサイズを
前記相対関係からみてフィルタサイズに合うように変更
して、行うものであることを特徴とする眼位置検出方
法。 - 【請求項5】 請求項1記載の眼位置検出方法におい
て、 前記輝度補正ステップは、 前記顔画像の一部または全部の平均輝度を計算し、 計算した平均輝度が、所定値よりも小さいときは、輝度
補正を行う一方、前記所定値以上のときは、輝度補正を
行わないものであることを特徴とする眼位置検出方法。 - 【請求項6】 請求項1記載の眼位置検出方法におい
て、 前記輝度補正ステップは、 前記顔画像の輝度補正を行う領域を、複数の部分領域に
分割し、 前記各部分領域毎に、輝度補正を行うものであることを
特徴とする眼位置検出方法。 - 【請求項7】 請求項6記載の眼位置検出方法におい
て、 前記領域分割は、 輝度補正領域を、左右に分割するものであることを特徴
とする眼位置検出方法。 - 【請求項8】 請求項7記載の眼位置検出方法におい
て、 前記領域分割は、 輝度補正領域から、鼻の位置を検出し、 検出した鼻の位置を基準にして、輝度補正領域を左右に
分割するものであることを特徴とする眼位置検出方法。 - 【請求項9】 少なくとも眼の領域を含む顔画像から、
眼の位置を検出する方法であって、 前記顔画像について、輝度勾配ベクトルを算出し、 算出した輝度勾配ベクトルを用いて生成した輝度勾配画
像と、眼テンプレートとのマッチングを行い、 このマッチングの結果を基に、眼の位置を検出するもの
であり、 前記眼テンプレートは、 輝度勾配ベクトルをそれぞれ有する複数の点が、まぶた
と眼球の境界に相当する曲線上と、黒目の周囲とに、配
置されてなり、かつ、 黒目周囲の点は、n重(nは2以上の整数)同心円上に
配置されていることを特徴とする眼位置検出方法。 - 【請求項10】 請求項9記載の眼検出方法において、 前記顔画像は、赤外光照明下において撮影されたもので
あることを特徴とする眼位置検出方法。 - 【請求項11】 少なくとも眼の領域を含む顔画像か
ら、眼の位置を検出する方法であって、 前記顔画像について、輝度勾配ベクトルを算出し、 算出した輝度勾配ベクトルを用いて生成した輝度勾配画
像と、輝度勾配ベクトルをそれぞれ有する複数の点から
なる眼テンプレートとのマッチングを行い、 このマッチングの結果を基に、眼の位置を検出するもの
であり、 前記マッチングは、 所定値よりも大きい輝度値を有する前記顔画像の画素に
対応する,輝度勾配画像上の点を、マッチングのための
相関値計算の対象から、省くものであることを特徴とす
る眼位置検出方法。 - 【請求項12】 少なくとも眼の領域を含む顔画像か
ら、眼の位置を検出する方法であって、 前記顔画像またはこの顔画像を変換して得られた画像
と、眼のテンプレートとのマッチングを行い、第1のマ
ッチングスコアを求める第1のステップと、 前記顔画像またはこの顔画像を変換して得られた画像
と、瞳孔テンプレートとのマッチングを行い、第2のマ
ッチングスコアを求める第2のステップとを備え、 前記第1および第2のマッチングスコアに基づいて、眼
の位置を検出することを特徴とする眼位置検出方法。 - 【請求項13】 請求項12記載の眼位置検出方法にお
いて、 前記第1のマッチングスコアを、前記第2のマッチング
スコアを加味して修正する第3のステップを備え、 修正後の第1のマッチングスコアを用いて、眼の位置検
出を行うことを特徴とする眼位置検出方法。 - 【請求項14】 請求項12記載の眼位置検出方法にお
いて、 前記第1のステップは、前記顔画像を縮小した画像に対
して行うものであり、 前記第2のステップは、元の顔画像に対して行うもので
あることを特徴とする眼位置検出方法。 - 【請求項15】 請求項14記載の眼位置検出方法にお
いて、 前記第1のステップは、 前記第1のマッチングスコアを基にして、眼の位置の候
補となる部分を選択するステップを備え、 前記第2のステップは、 選択された眼位置候補部分の,眼テンプレートの虹彩部
に該当する領域およびその近傍のみにおいて、瞳孔テン
プレートによるマッチングを行うものであることを特徴
とする眼位置検出方法。 - 【請求項16】 赤外光照明下において撮影された少な
くとも眼の領域を含む顔画像から、眼の位置を検出する
装置であって、 前記顔画像の一部または全部に対し、眼の強膜部と虹彩
部とのコントラストが高くなるように、輝度補正を行
い、 輝度補正後の顔画像について、輝度勾配ベクトルを算出
し、算出した輝度勾配ベクトルを用いて生成した輝度勾
配画像と、眼テンプレートとのマッチングを行い、 前記マッチングの結果を基に、眼の位置を検出すること
を特徴とする眼位置検出装置。 - 【請求項17】 少なくとも眼の領域を含む顔画像か
ら、眼の位置を検出する装置であって、 前記顔画像について、輝度勾配ベクトルを算出し、 算出した輝度勾配ベクトルを用いて生成した輝度勾配画
像と、眼テンプレートとのマッチングを行い、 このマッチングの結果を基に、眼の位置を検出するもの
であり、 前記眼テンプレートは、 輝度勾配ベクトルをそれぞれ有する複数の点が、まぶた
と眼球の境界に相当する曲線上と、黒目の周囲とに、配
置されてなり、かつ、 黒目周囲の点は、n重(nは2以上の整数)同心円上に
配置されていることを特徴とする眼位置検出装置。 - 【請求項18】 少なくとも眼の領域を含む顔画像か
ら、眼の位置を検出する装置であって、 前記顔画像について、輝度勾配ベクトルを算出し、 算出した輝度勾配ベクトルを用いて生成した輝度勾配画
像と、輝度勾配ベクトルをそれぞれ有する複数の点から
なる眼テンプレートとのマッチングを行い、 このマッチングの結果を基に、眼の位置を検出するもの
であり、 前記マッチングは、 所定値よりも大きい輝度値を有する前記顔画像の画素に
対応する,輝度勾配画像上の点を、マッチングのための
相関値計算の対象から、省くものであることを特徴とす
る眼位置検出装置。 - 【請求項19】 少なくとも眼の領域を含む顔画像か
ら、眼の位置を検出する装置であって、 前記顔画像またはこの顔画像を変換して得られた画像
と、眼のテンプレートとのマッチングを行い、第1のマ
ッチングスコアを求め、 前記顔画像またはこの顔画像を変換して得られた画像
と、瞳孔テンプレートとのマッチングを行い、第2のマ
ッチングスコアを求め、 前記第1および第2のマッチングスコアに基づいて、眼
の位置を検出することを特徴とする眼位置検出装置。
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