JP2002056368A - 板状枠体付きicキャリア用のカード状基材とその製造方法および製造用金型 - Google Patents
板状枠体付きicキャリア用のカード状基材とその製造方法および製造用金型Info
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Abstract
ICキャリアのカード状基材の製造用金型を提供する。 【解決手段】 製造用金型は、ICキャリアのICモジ
ュールが埋設される埋設用凹部と、ICキャリアの取り
外し用のスリットとを有する板状枠体付きICキャリア
用のカード状基材を、射出成形により製造する。製造用
金型の上型には、スリット形成用の金型凸部63,64
A,64B,65と、バルブゲートとが形成されてい
る。製造用金型の下型66には、埋設用凹部の形成用の
金型凸部76が形成されている。金型凸部64A,64
Bの間には、キャビティ69に溶融樹脂を注入する部分
であるバルブゲートの射出口62Aが配置されている。
この射出口62Aは、キャビティ69の中央側に配置さ
れている。
Description
キャリア用のカード状基材と、板状枠体付きICキャリ
ア用のカード状基材の製造方法と、板状枠体付きICキ
ャリア用のカード状基材の製造用金型とに関する。
し可能なICキャリアを備える板状枠体付きICキャリ
アの製造方法の発明が開示されている。この公報に記載
された製造方法では、規格サイズのICカードを製造し
た後に、ICモジュールを含むICキャリアが板状枠体
から取り外せるように、取り外し用の複数のスリットを
形成している。板状枠体とICキャリアは、スリット間
のブリッジ部を介して接続されている。
ような製造方法(第1の製造方法)により製造可能であ
る。先ず、コアシートに印刷を施し、熱および圧力を加
えつつコアシートを保護シートでラミネートし、ラミネ
ートされたコアシートをICカードの大きさに打ち抜い
てカード状基材を形成する。そして、カード状基材を切
削加工してICモジュールの埋設用凹部を形成し、埋設
用凹部にICモジュールを実装し、ICモジュールを有
するICキャリアの取り外し用のスリットを、カード状
基材を打ち抜いて形成する。
は、シートからカード状基材が形成されるまでに、印
刷、ラミネート、および打ち抜きの工程があり、カード
状基材の製造に手間がかかる。また、取り外し用のスリ
ットを形成する打ち抜き加工の工程が必要であり、打ち
抜き加工で発生する微細な抜きカスがICキャリアに擦
り傷をつける可能性がある。
する場合、抜きカスがICモジュールと埋設用凹部との
間に挟まってICモジュールの正確な実装が困難なこと
もある。このため、スリットの打ち抜き加工を最終工程
に移し、ICモジュールの実装後にスリットの打ち抜き
加工を行うこともできるが、この場合は、打ち抜き加工
時の衝撃や位置ずれにより、ICモジュールが損傷する
ことがあり、歩留り低下およびコスト上昇を招く可能性
がある。
する説明図である。この板状枠体付きICキャリア1
は、ICキャリア8および板状枠体2を有し、ICキャ
リア8の取り外し用のスリット3〜5が形成されてい
る。スリット3,4の間にはブリッジ部3Bが形成され
ており、スリット4,5の間にはブリッジ部5Bが形成
されている。ICキャリア8は、ICモジュール7を有
し、このICモジュール7の表面には8個の電極端子9
が形成されている。
1に使用されるカード状基材1Aを示す概略的な構成図
である。この板状枠体付きICキャリア1用のカード基
材1Aは、ICキャリア8の取り外し用のスリット3〜
5が形成されている。スリット3,4の間にはブリッジ
部3Bが形成されており、スリット4,5の間にはブリ
ッジ部5Bが形成されている。スリット3〜5で挟まれ
た空間には、ICモジュール7の埋設用凹部6が形成さ
れている。
金型を示す概略的な構成図である。このカード状基材1
Aの製造用金型10は、型締めされた状態でキャビティ
19を形成する下型16と、上型11とを有する。上型
11には、スリット3〜5の形成用の金型凸部が形成さ
れており、図3にはスリット4の形成用の金型凸部14
が図示されている。下型16には、ICキャリアのIC
モジュールの埋設用凹部を形成するための金型凸部26
が図示されている。
樹脂をキャビティ19に注入して射出成形を行う。そし
て、成形品の冷却後に型開きを行って成形品を取り出
し、取り出した成形品からゲート12の跡を切断除去し
て板状枠体付きICキャリア用のカード状基材1Aを製
造する。
ィ19の概略的な平面図であり、図中の矢印は、ゲート
12から注入された溶融樹脂が流れる方向を示す。な
お、不図示の上型11には、スリット3〜5の形成用の
金型凸部13〜15が形成されている。
イドゲートである。このゲート12から注入された溶融
樹脂は、金型凸部13〜15に囲まれた空間に流れ込む
と共に、金型凸部13の外側および金型凸部15の外側
に流れ出す。また、金型凸部13〜15に挟まれた空間
に流れ込んだ溶融樹脂は、金型凸部13,14の間から
外側に流れ出し、金型凸部14,15の間から外側に流
れ出す。また、金型凸部13,15の外側を通過した溶
融樹脂は、金型凸部14の背後で合流する。
樹脂が金型凸部13〜15にせき止められる形となり、
成形品にフローマークおよび/またはウエルドラインが
形成されることがあり、フローマークおよび/またはウ
エルドラインによる曲げ強度の低下の発生および反りの
発生の可能性がある。
良好な板状枠体付きICキャリアのカード状基材と、こ
のカード状基材の製造用金型と、このカード状基材の製
造方法とを提供することにある。
材の製造用金型は、ICキャリアのICモジュールが埋
設される埋設用凹部と、前記ICキャリアの取り外し用
のスリットとを有する板状枠体付きICキャリア用のカ
ード状基材を、射出成形により製造するカード状基材の
製造用金型であって、前記埋設用凹部の形成用の金型凸
部と、前記スリットの形成用の金型凸部とを有し、前記
スリットの形成用の金型凸部には、キャビティに溶融樹
脂を注入する部分であるゲートの射出口が設けてある。
は、例えば、前記スリットの形成用の金型凸部は、複数
の金型凸部からなり、当該複数の金型凸部のうち隣接す
る何れかの金型凸部の間に、前記ゲートの射出口が設け
てある構成としてもよい。
は、好適には、前記ゲートの射出口は、前記キャビティ
の中央側に配置されている。
は、例えば、前記ゲートは、バルブゲートまたはサブマ
リンゲートとしてもよい。
ICキャリアのICモジュールが埋設される埋設用凹部
と、前記ICキャリアの取り外し用のスリットとを有す
る板状枠体付きICキャリア用のカード状基材を、前記
埋設用凹部の形成用の金型凸部と、前記スリットの形成
用の金型凸部とを有する製造用金型により製造するカー
ド状基材の製造方法であって、前記スリットの形成用の
金型凸部には、キャビティに溶融樹脂を注入する部分で
あるゲートの射出口が設けてあり、前記溶融樹脂を、前
記キャビティ内に充填するように、前記ゲートから注入
して射出成形を行う。
は、例えば、前記スリットの形成用の金型凸部は、複数
の金型凸部からなり、当該複数の金型凸部のうち隣接す
る何れかの金型凸部の間に、前記ゲートの射出口が設け
てある構成としてもよい。
は、好適には、前記ゲートの射出口は、前記キャビティ
の中央側に配置されている。
のカード状基材は、カード状基材の製造用金型により製
造され、ICキャリアのICモジュールが埋設される埋
設用凹部と、前記ICキャリアの取り外し用のスリット
とを有する板状枠体付きICキャリア用のカード状基材
であって、前記板状枠体の部分と、前記スリットに囲ま
れた前記ICキャリアの基材部分とが、一体成形されて
いる。
材は、ICキャリアのICモジュールが埋設される埋設
用凹部と、ICキャリアの取り外し用のスリットとを有
する。カード状基材の製造用金型は、埋設用凹部の形成
用の金型凸部と、スリットの形成用の金型凸部とを有す
る。スリットの形成用の金型凸部には、キャビティに溶
融樹脂を注入する部分であるゲートの射出口が設けてあ
るので、ゲートから注入された溶融樹脂をキャビティの
板状枠体の部分とICキャリアの部分の両方に供給する
ことができ、当該金型凸部による溶融樹脂の流れのせき
止めを防止可能であり、フローマークおよびウエルドラ
インを防止可能または低減可能である。
ャビティの中央側に配置することで、キャビティの中央
側から周辺側に溶融樹脂を流動させることができ、フロ
ーマークおよびウエルドラインの防止または低減に効果
的である。
付図面を参照して説明する。
する説明図である。この板状枠体付きICキャリア81
は、ICキャリア88および板状枠体82を有し、IC
キャリア88の取り外し用のスリット83〜85が形成
されている。スリット83,84の間にはブリッジ部8
3Bが形成されており、スリット84,85の間にはブ
リッジ部85Bが形成されている。ICキャリア88
は、ICモジュール87を有し、このICモジュール8
7の表面には8個の電極端子89が形成されている。
81に使用されるカード状基材81Aを説明するための
概略的な構成図である。この板状枠体付きICキャリア
81用のカード基材81Aは、ICキャリア88の取り
外し用のスリット83〜85が形成されている。スリッ
ト83,84の間にはブリッジ部83Bが形成されてお
り、スリット84,85の間にはブリッジ部85Bが形
成されている。スリット83〜85で挟まれた空間に
は、ICモジュール87の埋設用凹部86が形成されて
いる。スリット84には、カード状基材81Aを射出成
形した時のゲートの跡84Aが形成されている。
mであり、成形樹脂は、一例としてポリカーボネートと
ABS樹脂(アクリルニトリル、ブタジエン、スチレン
の共重合樹脂)の複合材料とする。なお、成形樹脂を、
ABS樹脂としてもよく、ABS樹脂とPET(ポリエ
チレンテレフタラート)との複合材料としてもよい。
用金型を説明するための概略的な構成図である。このカ
ード状基材81Aの製造用金型60は、上型61と、下
型66と、バルブピン67とを有する。
であるゲート62と、スリット83〜85の形成用の金
型凸部とが形成されており、図7ではスリット84に対
応する金型凸部64A,64Bが図示されている。下型
66には、ICモジュールの埋設用凹部の形成用の金型
凸部76が形成されている。ゲート62は、バルブゲー
トであり、バルブピン67は、ゲート62の溶融樹脂の
射出方向およびその反対方向に移動可能になっている。
行い、溶融樹脂を注入して充填した状態を示す説明図で
ある。下型66は、型締めした状態で、キャビティ69
を形成している。上型61のゲート62には、溶融樹脂
79が注入され、この溶融樹脂79は、ゲート62の射
出口62Aからキャビティ69に注入されて射出成形が
行われる。溶融樹脂の温度は、一例として約260℃と
し、充填時間を約0.3秒とし、射出圧力を約8MPa
とし、保圧を約4MPaとし、保圧時間を約10秒と
し、製造用金型60を約50℃に調節する。
バルブピン67および金型凸部64A,64Bの第1の
状態を示す概略的な透視図である。金型凸部64A,6
4Bの間には、バルブピン67の先端部が嵌め込まれる
空間が形成されている。この空間には、上型61の射出
口62Aから溶融樹脂79が注入され、金型凸部64A
の側壁と金型凸部64Bの側壁との間の開口部62C,
62Dから溶融樹脂79が流れ出す。開口部62Dから
は、キャビティ69のうちICキャリアの対応部分に溶
融樹脂79が流れ出し、開口部62Cからは、キャビテ
ィ69のうち板状枠体の対応部分に溶融樹脂79が流れ
出す。
て、バルブピン67および金型凸部64A,64Bの第
2の状態を示す概略的な透視図である。図10では、溶
融樹脂79の充填終了後に、バルブピン67がバルブゲ
ート62の射出口62Aから突出して金型凸部64A,
64B間の空間に嵌め込まれている。バルブピン67
は、金型凸部64A,64B間の空間に嵌め込まれるこ
とにより、バルブゲート62に残留する溶融樹脂79と
キャビティ69に注入された溶融樹脂79とを切り離
す。なお、図5のスリット84に残された跡84Aは、
バルブゲート62の射出口62Aから突出したバルブピ
ン67の跡である。
た成形品を冷却して溶融樹脂79を固体化し、固体化さ
れた樹脂71からなる成形品を型開きを行って取り出
し、板状枠体付きICキャリア81用のカード状基材8
1Aを得ることができる。
ティ65の概略的な平面図であり、図中の矢印は、ゲー
ト62の射出口62Aから注入された溶融樹脂79が金
型凸部64A,64Bの間から流れる方向を示す。な
お、不図示の上型61には、スリット83〜85の形成
用の金型凸部63,64A,64B,65が形成されて
いる。
溶融樹脂79は、金型凸部63,64A,64B,65
に囲まれた空間に流れ出すと共に、この空間以外の部分
にも流れ出す。型締めした状態において、複数の金型凸
部63,64A,64B,65のうち隣接する金型凸部
64A,64Bの間には、ゲート62の射出口62Aが
配置されているので、溶融樹脂79をキャビティ69の
板状枠体の対応部分とICキャリアの対応部分の両方に
供給することができ、当該金型凸部64A,64Bによ
る溶融樹脂79の流れのせき止めを防止可能であり、フ
ローマークおよびウエルドラインを防止可能または低減
可能である。
用金型60のキャビティ69の中央側に配置すること
で、キャビティ69の中央側から周辺側に溶融樹脂79
を流れさせることができ、フローマークおよびウエルド
ラインをより低減可能であり、これにより、曲げ強度お
よび成形性の良好な板状枠体付きICキャリアのカード
状基材を製造することが可能である。
する場合を例示したが、ホットランナーのサブマリンゲ
ートを用いて射出成形してもよい。サブマリンゲートを
用いることで、バルブピン67を不要とすることがで
き、製造工程をより簡略化することが可能である。この
場合も、サブマリンゲートを、製造用金型のキャビティ
の中央側に配置することが望ましい。
を用いる場合に比べ、カード状基材の製造工程を簡略化
することができる。また、スリットの打ち抜き加工が不
要なので、抜きカスの発生がなく、ICキャリアに擦り
傷が生じたり、ICモジュールの不正確な接着を防止す
ることができる。また、スリットの打ち抜き加工が不要
なので、打ち抜き加工時の衝撃や位置ずれによるICモ
ジュールの悪影響を防止することができ、歩留りを向上
可能であると共に製造コストを低減可能である。また、
ICキャリア88の基材の部分と、板状枠体82の部分
とに同時に溶融樹脂79が流し込まれるので、流れがス
ムーズであり、成形品81Aの反り、フローマーク、お
よびウエルドラインを防止可能または低減可能である。
オフセットのシルクスクリーン印刷により絵柄を印刷
し、ICモジュール87を埋設用凹部86に装着するこ
とにより、板状枠体付きICキャリアを作成してもよ
い。
り、本発明は上記実施の形態に限定されない。スリット
形成用の金型凸部にゲートの射出口を設け、当該ゲート
は、バルブゲートまたはサブマリンゲートとしてもよ
く、スリット形成用の複数の金型凸部のうち隣接する複
数の金型凸部の間にゲートの射出口を設け、当該ゲート
は、ピンゲート、バルブゲートまたはサブマリンゲート
としてもよい。なお、ゲートの種類や位置は、種々考案
できるスリットの形状や数、配置に応じて選択すべきで
ある。
ば、曲げ強度および成形性の良好な板状枠体付きICキ
ャリアのカード状基材と、このカード状基材の製造用金
型と、このカード状基材の製造方法とを提供することが
できる。
ある。
カード状基材を例示する概略的な構成図である。
基材の製造用金型を示す概略的な構成図である。
図である。
ある。
図であると共に、図5の板状枠体付きICキャリアに使
用されるカード状基材を示す概略的な構成図である。
基材の製造用金型を示す概略的な構成図である。
注入して充填した状態を示す説明図である。
よび金型凸部64A,64Bの第1の状態を示す概略的
な透視図である。
および金型凸部64A,64Bの第2の状態を示す概略
的な透視図である。
面図である。
カード状基材、2,82…板状枠体、3〜5,83〜8
5…スリット、3B,5B,83B,85B…ブリッジ
部、6,86…埋設用凹部、7,87…ICモジュー
ル、8,88…ICキャリア、9,89…電極端子、1
0,60…製造用金型、11,61…上型、12,62
…ゲート、13〜15,26,63,64A,64B,
65,76…金型凸部、16,66…下型、19,69
…キャビティ、62A…射出口、67…バルブピン、7
9…溶融樹脂、84A…ゲートの跡。
Claims (9)
- 【請求項1】ICキャリアのICモジュールが埋設され
る埋設用凹部と、前記ICキャリアの取り外し用のスリ
ットとを有する板状枠体付きICキャリア用のカード状
基材を、射出成形により製造するカード状基材の製造用
金型であって、 前記埋設用凹部の形成用の金型凸部と、 前記スリットの形成用の金型凸部とを有し、 前記スリットの形成用の金型凸部には、キャビティに溶
融樹脂を注入する部分であるゲートの射出口が設けてあ
るカード状基材の製造用金型。 - 【請求項2】前記スリットの形成用の金型凸部は、複数
の金型凸部からなり、 当該複数の金型凸部のうち隣接する何れかの金型凸部の
間に、前記ゲートの射出口が設けてある請求項1記載の
カード状基材の製造用金型。 - 【請求項3】前記ゲートの射出口は、前記キャビティの
中央側に配置されている請求項1または2記載のカード
状基材の製造用金型。 - 【請求項4】前記ゲートは、バルブゲートまたはサブマ
リンゲートである請求項1〜3の何れかに記載のカード
状基材の製造用金型。 - 【請求項5】前記ゲートは、ピンゲートである請求項2
または3記載のカード状基材の製造用金型。 - 【請求項6】ICキャリアのICモジュールが埋設され
る埋設用凹部と、前記ICキャリアの取り外し用のスリ
ットとを有する板状枠体付きICキャリア用のカード状
基材を、前記埋設用凹部の形成用の金型凸部と、前記ス
リットの形成用の金型凸部とを有する製造用金型により
製造するカード状基材の製造方法であって、 前記スリットの形成用の金型凸部には、キャビティに溶
融樹脂を注入する部分であるゲートの射出口が設けてあ
り、 前記溶融樹脂を、前記キャビティ内に充填するように、
前記ゲートから注入して射出成形を行うカード状基材の
製造方法。 - 【請求項7】前記スリットの形成用の金型凸部は、複数
の金型凸部からなり、 当該複数の金型凸部のうち隣接する何れかの金型凸部の
間に、前記ゲートの射出口が設けてある請求項6記載の
カード状基材の製造方法。 - 【請求項8】前記ゲートの射出口は、前記キャビティの
中央側に配置されている請求項6または7記載のカード
状基材の製造方法。 - 【請求項9】カード状基材の製造用金型により製造さ
れ、ICキャリアのICモジュールが埋設される埋設用
凹部と、前記ICキャリアの取り外し用のスリットとを
有する板状枠体付きICキャリア用のカード状基材であ
って、 前記板状枠体の部分と、前記スリットに囲まれた前記I
Cキャリアの基材部分とが、一体成形されている板状枠
体付きICキャリア用のカード状基材。
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- 2000-08-11 JP JP2000245196A patent/JP4606553B2/ja not_active Expired - Fee Related
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