JP2002055724A - 実質的に温度非依存性の電流を生成する方法およびその実施を許容するデバイス - Google Patents

実質的に温度非依存性の電流を生成する方法およびその実施を許容するデバイス

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JP2002055724A
JP2002055724A JP2001178157A JP2001178157A JP2002055724A JP 2002055724 A JP2002055724 A JP 2002055724A JP 2001178157 A JP2001178157 A JP 2001178157A JP 2001178157 A JP2001178157 A JP 2001178157A JP 2002055724 A JP2002055724 A JP 2002055724A
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    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current
    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is dc
    • G05F3/10Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/24Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations wherein the transistors are of the field-effect type only
    • G05F3/242Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations wherein the transistors are of the field-effect type only with compensation for device parameters, e.g. channel width modulation, threshold voltage, processing, or external variations, e.g. temperature, loading, supply voltage
    • G05F3/245Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations wherein the transistors are of the field-effect type only with compensation for device parameters, e.g. channel width modulation, threshold voltage, processing, or external variations, e.g. temperature, loading, supply voltage producing a voltage or current as a predetermined function of the temperature

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、電流生成回路は実質的に温度依存性を
持っていた。 【解決手段】 電流I1を生成するために、電流電極1
2a,12bの一方12aが抵抗器13と演算増幅器11の
入力端子11bとに接続されたトランジスタ12を制御
する演算増幅器11を含む慣用の電流生成回路が使用さ
れ、温度安定性入力電圧Vinは、演算増幅器の他入力端
子11aに印加されると共に、演算増幅器11は、該演
算増幅器の入力端子11a,11b間において温度依存性
を有するオフセット電圧Vos(T)を有するように配置さ
れ、該オフセット電圧Vos(T)および前記入力電圧Vin
は、生成される前記電流I1が実質的に温度非依存性で
あるように前記抵抗器13の温度依存性を補償するため
に調節され、前記オフセット電圧Vos(T)を生成するた
めに前記演算増幅器11の差動対の幾何形状が使用され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広く電流生成回路
の分野に関し、特に、実質的に温度非依存性の電流を生
成する方法およびその実施を許容するデバイスに関す
る。
【0002】
【従来の技術】『電流源』または『電流シンク(curren
t sink)』の名称で知られる電流生成回路は、多くの電
気回路および電子回路の設計において重要な要素であ
る。図1は、全体が参照番号10で示された先行技術の
電流生成回路の一例を示している。この電流生成回路1
0は、電圧制御された電流生成回路を構成する。
【0003】電流生成回路10は、典型的に演算増幅器
もしくは差動増幅器11で形成された増幅手段と、トラ
ンジスタ12と、抵抗器13とを含む。演算増幅器11
は、入力電圧Vinが印加される正入力端子(非反転入
力)11a、負入力端子(反転入力)11b、および、
出力11cを含んでいる。増幅手段11は、その出力1
1cにおいて、該増幅手段11の第1および第2入力端
子11aおよび11bにそれぞれ印加された電圧の差に
応じた電圧を供給する。
【0004】この例において、トランジスタ12は、そ
のゲート12cが演算増幅器11の出力11cに接続さ
れたn−MOS電界効果トランジスタから形成される。
トランジスタ12のソース12aは、演算増幅器11の
負入力端子11bおよび抵抗器13の第1端子に接続さ
れる。抵抗器13の他端子は、供給電位もしくは基準電
位Vssに接続される。この基準電位Vssは、通常、
前記回路中で最も負の電位として、または、該回路の0
ボルトのアースとして定義される。(図1では図示しな
い)別の供給電位Vddも設けられる。電位Vssおよ
びVddは、前記回路、特に演算増幅器11に対する供
給電圧を構成する。
【0005】図1の電流生成回路によれば、電流I1は
MOSトランジスタ12のドレイン−ソース枝路(ブラ
ンチ)を通る。この回路は、容易に理解される。演算増
幅器11は、自身の負入力端子11bに存在する電圧が
正入力端子11aに存在する電圧と実質的に等しいよう
に、すなわち、入力電圧Vinに等しいように、演算増
幅器11の出力11cにおける電圧を変更する。そのた
め、抵抗器13の各端子間の電圧は、MOSトランジス
タ12のドレイン−ソース枝路を通る電流I1が次式に
より与えられるように、入力電圧Vinと実質的に等し
い。
【0006】I1=Vin/R …… (1) ここで、Rは抵抗器13の値である。従って、生成され
た電流I1は、前記演算増幅器の正入力端子11aに印
加された入力電圧Vinに比例する。図1の電流生成回
路10は『電流シンク』を形成し、すなわち、電流I1
はMOSトランジスタ12のドレイン12bから最も負
の電位Vssへと流される。図1の回路10を変形すれ
ば、電流源が形成され得る。図2は、このような変形を
示す生成回路20を示している。既に示された要素、す
なわち、演算増幅器11、MOSトランジスタ12およ
び抵抗器13を示すために同一の参照番号が使用され
る。
【0007】既に述べた要素に加え、図2の生成回路2
0は、典型的に、第1および第2p−MOS電界効果ト
ランジスタ31および32から成るカレントミラー(cu
rrent mirror)30を含んでいる。トランジスタ31お
よび32のソース31aおよび32aは、最も正の供給
電位Vddに接続される。トランジスタ31のゲート3
1cおよびドレイン31bは共にMOSトランジスタ1
2のドレイン12bに接続され、且つ、トランジスタ3
2のゲート32cはトランジスタ31のゲート31cに
接続される。
【0008】従って、カレントミラー30は、電流I1
を『コピー』するために動作すると共に、トランジスタ
32のドレイン−ソース枝路における電流I1のイメー
ジ(image)である電流を生成する。当業界で知られて
いるように、電流I1を増加(mutiply)または減少(d
ivide)するためにMOSトランジスタ31、32のチ
ャネル幅/長さ比率W/Lを適切に選択することによっ
て、前記ミラーには比例係数が導入され得る。
【0009】図2の回路20は、もちろん、電流I3を
生成するために、図2に示された例えば第3MOS電界
効果トランジスタ33などの他の枝路を前記ミラーが含
むようにさらに変形され得る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図1および図2に示さ
れた電流生成回路の1つの問題は、特に、生成される電
流が温度に依存することである。入力電圧Vinとして
は、典型的に、ほぼ1.2ボルトに等しい基準バンドギ
ャップ電圧などの温度安定電圧が使用される。この基準
バンドギャップ電圧は、50ppm/℃程度の比較的に
小さな温度依存性を有する。
【0011】抵抗器13を作成するために、温度係数の
比較的に小さい抵抗器も企図される。設計上の理由によ
り、上記の回路と別体の抵抗器の使用を回避するために
抵抗器13を集積形態とすることも企図されている。こ
のように、CMOS技術において、集積抵抗器(integr
ated resistor)を設計する上では種々の解決策があ
る。ただし、これらの集積抵抗器の温度係数は、基準バ
ンドギャップ電圧の温度安定性に関して比較的に高いま
まであることに注意されたい。例えば、Rpoly型の
集積抵抗器、すなわち、ポリシリコン層から形成された
集積抵抗器は、典型的に、+0.07%/℃程度の温度
係数、すなわち、基準バンドギャップ電圧の安定性に対
して相当に大きな温度係数を有する。
【0012】当業者であれば、十分に低い温度係数を有
する集積抵抗器を作成するに適した手法はCMOS技術
には存在しないことが直ちに理解されるであろう。従っ
て、上述したタイプの電流生成回路を作成しようとして
も、その回路により生成される電流は、本質的に、使用
される集積抵抗器の温度依存性に応じた温度依存性を有
することになる。
【0013】従って、本発明の全体的な目的は、上述の
タイプの電流生成回路により実質的に温度非依存性の電
流を生成する方法を提案することにある。本発明の他の
目的は、上記方法を実施し得るデバイスを提案し、すな
わち、集積抵抗器の使用に伴う前記欠点を克服すると共
に実質的に温度非依存性の電流を生成する電流生成回路
を提案することにある。
【0014】本発明のさらなる目的は、電流生成回路に
対する変形が僅かであることから、既存の解決策と比較
して製造が容易で安価なことが明らかな解決策を提案す
ることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】これらの目的を達成する
ために本発明は、先ず、その特徴が請求項1に列挙され
た、実質的に温度非依存性の電流を生成する方法に関す
る。すなわち、本発明によれば、第1および第2供給電
圧に連結された電流生成回路の手段により電流を生成す
る方法であって、第1および第2入力端子にそれぞれ印
加される第1および第2入力電圧の間の差に応じて、出
力に制御電圧を提供する増幅手段と、第1電流電極、前
記増幅手段の前記出力に接続されて前記制御電圧を受け
る制御電極、前記第2供給電圧に連結された第2電流電
極を有する第1トランジスタと、前記増幅手段の前記第
2入力端子並びに前記トランジスタの前記第1電流電極
に接続された第1端子、前記第1供給電圧に接続された
第2端子を有し、温度依存性の有る抵抗値を有する抵抗
手段とを含み、前記電流生成回路は、前記第1トランジ
スタの前記第1および第2電流電極を通る第1電流であ
って前記第1入力電圧に実質的に比例する第1電流を生
成し、前記第1入力電圧は実質的に温度安定性の電圧で
あり、前記増幅手段は弱反転で動作され、且つ、前記増
幅手段は、該増幅手段の前記第1および第2入力端子間
において温度依存性を持つオフセット電圧を有するよう
に配置され、該オフセット電圧および前記第1入力電圧
は、実質的に生成される前記第1電流が実質的に温度非
依存性であるように前記抵抗手段の温度依存性を補償す
るために調節されることを特徴とする方法が提供され
る。
【0016】本発明は、また、その特徴が請求項5に列
挙された電流生成回路にも関している。すなわち、本発
明によれば、第1および第2供給電圧に連結された電流
生成回路であって、第1および第2入力端子にそれぞれ
印加される第1および第2入力電圧の間の差に応じて、
出力にて制御電圧を提供する増幅手段と、第1電流電
極、前記増幅手段の前記出力に接続されて前記制御電圧
を受ける制御電極、前記第2供給電圧に連結された第2
電流電極を有する第1トランジスタと、前記増幅手段の
前記第2入力端子並びに前記トランジスタの前記第1電
流電極に接続された第1端子、前記第1供給電圧に接続
された第2端子を有し、温度依存性の有る抵抗値を有す
る抵抗手段とを含み、前記電流生成回路は、前記第1ト
ランジスタの前記第1および第2電流電極を通る第1電
流であって前記第1入力電圧に実質的に比例する第1電
流を生成し、前記第1入力電圧は実質的に温度安定性の
電圧であり、前記増幅手段は弱反転で動作され、且つ、
前記増幅手段は、該増幅手段の前記第1および第2入力
端子間において温度依存性を持つオフセット電圧を有す
るように配置され、該オフセット電圧および前記第1入
力電圧は、実質的に生成される前記第1電流が実質的に
温度非依存性であるように前記抵抗手段の温度依存性を
補償するために調節されることを特徴とする電流生成回
路が提供される。
【0017】本発明は、使用される抵抗器の温度依存性
を補償する温度依存性を持たせるために調節されたオフ
セット電圧を、使用される演算増幅器の各入力端子の間
に意図的に生成するために前記演算増幅器の差動トラン
ジスタ対の幾何形状(geometry)を使用することによ
り、抵抗器による電流の温度依存性を補償する可能性が
あるという本発明者の知見に基づくものである。
【0018】本発明者は、実際、演算増幅器の差動トラ
ンジスタ対の2個のトランジスタの間に幾何形状的不均
衡を形成するために演算増幅器を設ければ該増幅器の各
入力端子間には、実質的に線形の温度依存性を有するオ
フセット電圧が生成されると共に、その実質的な線形の
温度依存性は、差動トランジスタ対の幾何形状を工夫す
ることにより、特に、それらの寸法的チャネル幅/長さ
比率W/Lのバイアスにより調節され得ることが分かっ
た。
【0019】本発明の1つの利点は、実施するのが容易
であり且つ変形コストが低いことである。さらに、演算
増幅器のオフセット電圧は、差動トランジスタ対の一方
もしくは他方のいずれを用いるかにより、独立的に正の
または負の温度係数を持たせるために調節され得る。従
って、正または負のいずれの温度係数を有する抵抗器で
も、その温度依存性は補償され得る。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の他の特徴および利点は、
非限定的な例として与えられた添付図面を参照しながら
以下の詳細な説明を理解することによりさらに明らかに
なるであろう。本発明の構成内において、図1および図
2の図示内容に係る電流生成回路を参照する。冒頭部分
において、既に示された電流生成回路の各構成要素は、
ここでは詳述されず、既に論じられた図1および図2を
参照するに留める。
【0021】先ず、本発明の構成内において、『差動対
(differential pair)』という語句が意味するものを
定義する。演算増幅器もしくは差動増幅器は、典型的
に、差動配置で取付けられた一対のトランジスタを有す
ると共に、各制御電極は、増幅器の各入力端子にそれぞ
れ接続される。一例として、図3は、本発明に係る電流
生成回路の増幅手段11として使用され得る差動増幅器
の概略例を示している。
【0022】従って、図1および図2の図示内容に従っ
て、参照番号11で示された図3の演算増幅器は、ソー
ス111aおよび112aが相互に接続された2個のp
−MOSトランジスタ111および112を含む差動ト
ランジスタ対110を含む。差動トランジスタ対110
のゲート111cおよび112cは、それぞれ演算増幅
器11の入力端子11aおよび11bを形成する。
【0023】差動トランジスタ対110のソース111
aおよび112aは、供給電位Vddにソース113a
が接続されたp−MOSトランジスタ113のドレイン
113bに接続される。トランジスタ113のゲート1
13cは、極性化電圧VBIASにより制御される。図
3の演算増幅器11は、さらに、各々が2個のn−MO
Sトランジスタ122および123並びにn−MOSト
ランジスタ125および126を含む2つのカレントミ
ラー121および124を含んでいる。これらのトラン
ジスタのソース122a、123a、125aおよび1
26aは、供給電位またはアースVssに接続される。
トランジスタ122、123のゲート122cおよび1
23c並びにトランジスタ122のドレイン122b
は、共に差動対110の第1トランジスタ111のドレ
イン111bに接続される。同様に、トランジスタ12
5および126のゲート125cおよび126c並びに
トランジスタ125のドレイン125bは、共に差動対
110の第2トランジスタ112のドレイン112bに
接続される。
【0024】最後に、図3の演算増幅器11は、また、
2個のp−MOSトランジスタ131および132を含
む別のカレントミラー130も含んでいる。これらのト
ランジスタのソース131aおよび132aは、供給電
位Vddに接続されるが、ドレイン131bおよび13
2bは、カレントミラー124および121のトランジ
スタ126および123のドレイン126bおよび12
3bにそれぞれ接続される。さらに、トランジスタ13
1および132のゲート131cおよび132cと、ト
ランジスタ131のドレイン131bとは、相互に接続
される。前記演算増幅器の出力11cは、ドレイン13
2bと、トランジスタ123のドレイン123bとの間
の接続ノードにより形成される。
【0025】第2の例として、図4は、本発明に係る電
流生成回路の増幅手段11として使用され得る演算増幅
器の他の例を概略的に示している。従って、図1および
図2の図示内容に従って、参照番号11で示された図4
の演算増幅器は、ソース211aおよび212aが相互
に接続された2個のp−MOSトランジスタ211およ
び212を含む差動トランジスタ対210を含む。差動
トランジスタ対210のゲート211cおよび212c
は、それぞれ演算増幅器11の入力端子11aおよび1
1bを形成する。
【0026】差動トランジスタ対210のソース211
aおよび212aは、供給電位Vddにソース213a
が接続されたp−MOSトランジスタ213のドレイン
213bに接続される。トランジスタ213のゲート2
13cは、極性化電圧VBIASにより制御される。図
4の演算増幅器11は、さらに、2個のn−MOSトラ
ンジスタ221および222を含むカレントミラー22
0を含んでいる。これらのトランジスタのソース221
a、222aは、供給電位もしくはアースVssに接続
される。トランジスタ221、222のゲート221c
および222c並びにトランジスタ222のドレイン2
22bは、共に差動対210の第2トランジスタ212
のドレイン212bに接続される。トランジスタ221
のドレイン221bは、差動トランジスタ対210の第
1トランジスタ211のドレイン211bに接続され
る。
【0027】図4の演算増幅器11は、さらに、供給電
位VddおよびVssの間に接続されてp−MOSトラ
ンジスタ231およびn−MOSトランジスタ232を
含む枝路を含む。トランジスタ231のソース231a
は、供給電位Vddに接続されるが、該トランジスタの
ゲート231cは、極性化電圧VBIASに接続され
る。トランジスタ232のソース232aは、アース電
位Vssに接続されるが、該トランジスタのゲート23
2cは、前記差動対のトランジスタ211のドレイン2
11bとカレントミラー220のトランジスタ221の
ドレイン221bとの間の接続ノードに接続される。ト
ランジスタ231および232のドレイン231bおよ
び232bは、相互に接続されると共に、前記演算増幅
器の出力11cを形成する。
【0028】図3および図4に示された各演算増幅器
は、本発明の概念を例示するための非限定的な例として
与えられるに過ぎない。当業者であれば、本発明の課題
を達成し得る演算増幅器の他の実施例も想起し得ること
は言うまでもない。図3および図4の演算増幅器、また
は、同様の別の演算増幅器からの各例のいずれが選択さ
れるかに関わらず、本発明によれば、確実に、一方では
演算増幅器が弱反転(weak inversion)で動作し、すな
わち、演算増幅器11の差動トランジスタ対は、これら
のトランジスタのスレッショルド電圧よりも低いゲート
−ソース電圧で動作する。
【0029】図3および図4の演算増幅器が弱反転で動
作するのを確かなものとするために、例えば、演算増幅
器のトランジスタ113および213により生成される
電流は、トランジスタのゲート113cおよび213c
に印加される極性化電圧VBIASのバイアスにより操
作される。このように操作されることで、演算増幅器を
弱反転で動作させることにより、以下において理解され
るように、生成されるオフセット電圧の実質的に線形的
な挙動が確かなものとされる。
【0030】本発明によれば、演算増幅器11は、一方
において、該演算増幅器11の第1および第2入力端子
11a、11b間に温度依存性を有するオフセット電圧
Vos(T)を持つように配置される。オフセット電圧
Vos(T)は、本発明により抵抗器13の温度依存性
を補償し得るような温度依存性を持たせるために調節さ
れる。
【0031】このオフセット電圧Vos(T)を生成す
るために、前記差動対の各トランジスタの寸法的チャネ
ル幅/長さ比率W/Lは直接的に使用され得る。より詳
細には、弱反転におけるオフセット電圧Vos(T)は
次の式で表現され得る。 Vos(T)=kT/q・lnX …… (2) ここで、 X=(W/L)2/(W/L)1 …… (3) であり、Tは、°K単位の絶対温度である。
【0032】係数(W/L)1および(W/L)2は、演
算増幅器11の差動対を形成するトランジスタのチャネ
ル幅/長さ比率W/Lとして定義される。さらに、差動
対トランジスタのいずれか一方の寸法比率W/Lを設定
するかに依存して、正の或いは負の温度係数を持つオフ
セット電圧Vos(T)が生成され得ることは理解され
る。
【0033】例えば、式(3)の比率Xが実質的に16
に等しくなるように、差動対の各トランジスタのW/L
寸法比率を選択すれば、約+0.24mV/°Kの温度
係数により、300°K程度の温度でオフセット電圧V
os(T)の値は約72mVである。上記式(2)は、
以下のように書き換えられ得る。
【0034】 Vos(T)=Vos,o+β(T−To) …… (4) ここで、Vos,oは、例えば、300°Kの所定温度
Toにおけるオフセット電圧の値であり、βはオフセッ
ト電圧のV/°K単位の温度係数である。式(2)〜
(4)から次式が容易に理解され得る。 β=k/q・lnX …… (5) および Vos,o=βTo …… (6) オフセット電圧Vos(T)の存在を考慮すると、電流
生成回路により生成される電流I1の式(1)は次式と
なる。
【0035】 I1={Vin+Vos(T)}/R(T) ……(7) 温度の関数としての抵抗Rは次のように表現され得る: R(T)=Ro(1+α(T−To)) …… (8) ここで、Roは所定温度における抵抗値であり、且つ、
αは抵抗の温度係数であり、°K-1単位である。
【0036】式(4)、(7)および(8)からは、実
質的に温度非依存性の電流I1を生成するには、以下の
式が実質的に満足されることが必要という結論になる。 β/(Vin+Vos,o)=α …… (9) 例えば、差動増幅器の差動対が上記の式(3)による比
率Xが約16の値を有し、すなわち、Vos,o=72
mV、且つ、β=0.24mV/°Kであるという差動
増幅器により、+0.1%°K-1程度の抵抗温度係数を
補償するには、ほぼ168mVの値を有する電圧Vin
により式(9)が満足され得る。
【0037】このような入力電圧を生成するためには、
適切な係数のバンドギャップ電圧V BGなどの温度安定基
準電圧を、例えば、図5に示されるような抵抗分割器R
1、R2により分割することが可能である。好適には、
バンドギャップ電圧VBGの分割係数は、例えば、調節可
能抵抗R2などにより抵抗分割器の抵抗R1、R2の一
方の値を調節することで調節可能しなければならない。
【0038】従って、図5は、電流源を形成する本発明
の実施方式の概略例を示している。この電流源は、図2
に示された従来の電流源と相当に類似している。図2で
既に示された要素、すなわち、演算増幅器11、MOS
トランジスタ12、抵抗器13、および、MOSトラン
ジスタ12のドレイン−ソース枝路を流れる電流I1の
イメージである電流I2が生成されるのを許容するカレ
ントミラー30、は再度の説明は行われない。
【0039】既に説明したように、図5の回路は、一方
におけるバンドギャップ電圧VBGなどの温度安定基準電
圧と、他方における供給電位もしくはアースVssとの
間に直列接続された2個の抵抗R1およびR2を含む抵
抗分割器を有する。演算増幅器11の正入力11aは、
抵抗R1およびR2の間に接続されることから、入力端
子11aに印加される入力電圧Vinの値は基準電圧V
BGの比率R1/R2により決定される。抵抗R1および
R2は、以前に十分に論じられた所望目的を満足し得る
適切な入力電圧Vinを生成するために決定される。
【0040】もちろん、抵抗R1、R2により形成され
る前記抵抗分割器が基準電圧VBGの温度安定性に全く影
響しないことは理解される。さらに当業者であれば、例
えば、容量分圧器などによりバンドギャップ電圧VBG
分割して適切な入力電圧Vinを生成し得る他の等価解
決策を完全に想起し得よう。なお、本発明の範囲から逸
脱すること無く、本明細書中に記述された方法およびデ
バイスに対する種々の変形がされ得ることは理解されよ
う。特に、与えられた課題に対するために、本発明に従
ったって使用かつ変形され得る図3および図4の演算増
幅器の例は、如何なる意味でも限定的ではなく、且つ、
弱反転で動作し得る他の任意の演算増幅器が本発明の構
成内で使用され得ることに注意されたい。
【0041】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、実質的に温度非依存性の電流を生成する方法が提供
される。また、本発明によれば、集積抵抗器の使用に伴
う欠点を克服すると共に、実質的に温度非依存性の電流
を生成する電流生成回路が提供される。さらに、本発明
によれば、電流生成回路に対する変形が僅かであること
から、既存の解決策と比較して製造が容易で安価な電流
生成回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電流シンクを形成する先行技術の電流生成回路
の概略例を示す図である。
【図2】電流源を形成する先行技術の電流生成回路の概
略例を示す図である。
【図3】本発明の範囲内で使用され得る演算増幅器また
は差動増幅器の第1の概略例を示す図である。
【図4】本発明の体系内で使用され得る演算増幅器また
は差動増幅器の他の概略例を示す図である。
【図5】バンドギャップ電圧などの温度安定基準電圧か
ら適切な入力電圧を導出するために演算増幅器の正入力
に抵抗分割器を含む本発明の実施例を示す図である。
【符号の説明】
10…電流生成回路 11…増幅手段(演算増幅器、差動増幅器) 11a…正入力端子(非反転入力) 11b…負入力端子(反転入力) 11c…出力 12、122、123、125、126、221,22
2,232…n−MOSトランジスタ 13…抵抗器 30、130、220…カレントミラー 31,32、33、111、112、113、131、
132、211,212,213,231…p−MOS
トランジスタ 110,210…差動対 VBG…バンドギャップ電圧VBG Vdd…別の供給電位 Vin…入力電圧 Vss…供給電位(基準電位)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H420 NA12 NB03 NB36 NC03 NC27 NE23 5J090 AA01 AA11 CA02 CA87 CN01 FA20 HA10 HA16 HA17 HA25 HA26 KA01 KA02 KA09 KA11 MA21 5J091 AA01 AA11 CA02 CA87 FA20 HA10 HA16 HA17 HA25 HA26 KA01 KA02 KA09 KA11 MA21

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2供給電圧(Vss、Vd
    d)に連結された電流生成回路(10)の手段により電
    流(I1)を生成する方法であって、 第1(11a)および第2(11b)入力端子にそれぞ
    れ印加される第1(Vin)および第2入力電圧の間の
    差に応じて、出力(11c)に制御電圧を提供する増幅
    手段(11)と、 第1電流電極(12a)、前記増幅手段(11)の前記
    出力(11c)に接続されて前記制御電圧を受ける制御
    電極(12c)、前記第2供給電圧(Vdd)に連結さ
    れた第2電流電極(12b)を有する第1トランジスタ
    (12)と、 前記増幅手段(11)の前記第2入力端子(11b)並
    びに前記トランジスタ(12)の前記第1電流電極(1
    2a)に接続された第1端子、前記第1供給電圧(Vs
    s)に接続された第2端子を有し、温度依存性の有る抵
    抗値(R(T))を有する抵抗手段(13)とを含み、 前記電流生成回路(10)は、前記第1トランジスタ
    (12)の前記第1および第2電流電極(12a、12
    b)を通る第1電流(I1)であって前記第1入力電圧
    (Vin)に実質的に比例する第1電流(I1)を生成
    し、 前記第1入力電圧(Vin)は実質的に温度安定性の電
    圧であり、前記増幅手段(11)は弱反転で動作され、
    且つ、前記増幅手段(11)は、該増幅手段(11)の
    前記第1および第2入力端子(11a、11b)間にお
    いて温度依存性を持つオフセット電圧(Vos(T))
    を有するように配置され、該オフセット電圧(Vos
    (T))および前記第1入力電圧(Vin)は、実質的
    に生成される前記第1電流(I1)が実質的に温度非依
    存性であるように前記抵抗手段(13)の温度依存性を
    補償するために調節されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、前記増
    幅手段(11)は、トランジスタ(111、112;2
    11、212)の差動対(110;210)を含む演算
    増幅器であり、該トランジスタ(111、112;21
    1、212)の制御電極(111c、112c;211
    c、212c)は、前記増幅手段(11)の前記第1お
    よび第2入力端子(11a、11b)をそれぞれ形成
    し、且つ、前記オフセット電圧(Vos(T))は、前
    記トランジスタ(111、112;211、212)の
    前記差動対(110;210)の幾何形状に基づいて生
    成されることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の方法において、前記オ
    フセット電圧(Vos(T))は、前記差動対(11
    0;210)の前記トランジスタ(111、112;2
    11、212)のチャネル幅/長さ比率W/Lに基づい
    て生成されることを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の方法において、前記オ
    フセット電圧(Vos(T))は、次式により与えら
    れ、 Vos(T)=kT/q・lnX ここで、 X=(W/L)2/(W/L)1 係数(W/L)1および(W/L)2は、前記差動対(1
    10;210)の前記トランジスタ(111、112;
    211、212)のチャネル幅/長さ比率として定義さ
    れ、且つ、係数Xおよび前記第1入力電圧(Vin)
    は、前記抵抗手段(13)の温度依存性を補償するため
    に調節され、次式により与えられ、 I1={Vin+Vos(T)}/R(T) 前記第1電流(I1)は、実質的に温度非依存性である
    ことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 第1および第2供給電圧(Vss、Vd
    d)に連結された電流生成回路であって、 第1(11a)および第2(11b)入力端子にそれぞ
    れ印加される第1(Vin)および第2入力電圧の間の
    差に応じて、出力(11c)にて制御電圧を提供する増
    幅手段(11)と、 第1電流電極(12a)、前記増幅手段(11)の前記
    出力(11c)に接続されて前記制御電圧を受ける制御
    電極(12c)、前記第2供給電圧(Vdd)に連結さ
    れた第2電流電極(12b)を有する第1トランジスタ
    (12)と、 前記増幅手段(11)の前記第2入力端子(11b)並
    びに前記トランジスタ(12)の前記第1電流電極(1
    2a)に接続された第1端子、前記第1供給電圧(Vs
    s)に接続された第2端子を有し、温度依存性の有る抵
    抗値(R(T))を有する抵抗手段(13)とを含み、 前記電流生成回路(10)は、前記第1トランジスタ
    (12)の前記第1および第2電流電極(12a、12
    b)を通る第1電流(I1)であって前記第1入力電圧
    (Vin)に実質的に比例する第1電流(I1)を生成
    し、 前記第1入力電圧(Vin)は実質的に温度安定性の電
    圧であり、前記増幅手段(11)は弱反転で動作され、
    且つ、前記増幅手段(11)は、該増幅手段(11)の
    前記第1および第2入力端子(11a、11b)間にお
    いて温度依存性を持つオフセット電圧(Vos(T))
    を有するように配置され、該オフセット電圧(Vos
    (T))および前記第1入力電圧(Vin)は、実質的
    に生成される前記第1電流(I1)が実質的に温度非依
    存性であるように前記抵抗手段(13)の温度依存性を
    補償するために調節されることを特徴とする電流生成回
    路。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の電流生成回路におい
    て、前記増幅手段(11)は、トランジスタ(111、
    112;211、212)の差動対(110;210)
    を含む演算増幅器であり、該トランジスタ(111、1
    12;211、212)の制御電極(111c、112
    c;211c、212c)は、前記増幅手段(11)の
    前記第1および第2入力端子(11a、11b)をそれ
    ぞれ形成し、且つ、前記トランジスタ(111、11
    2;211、212)の前記差動対(110;210)
    の幾何形状は、前記オフセット電圧(Vos(T))を
    生成するように配置されることを特徴とする電流生成回
    路。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の電流生成回路におい
    て、前記オフセット電圧(Vos(T))は、前記差動
    対(110;210)の前記トランジスタ(111、1
    12;211、212)のチャネル幅/長さ比率W/L
    に基づいて生成されることを特徴とする電流生成回路。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の電流生成回路におい
    て、前記オフセット電圧(Vos(T))は、次式によ
    り与えられ、 Vos(T)=kT/q・lnX ここで、 X=(W/L)2/(W/L)1 係数(W/L)1および(W/L)2は、前記差動対(1
    10;210)の前記トランジスタ(111、112;
    211、212)のチャネル幅/長さ比率として定義さ
    れ、且つ、係数Xおよび前記第1入力電圧(Vin)
    は、前記抵抗手段(13)の温度依存性を補償するため
    に調節され、次式により与えられ、 I1={Vin+Vos(T)}/R(T) 前記第1電流(I1)は、実質的に温度非依存性である
    ことを特徴とする電流生成回路。
  9. 【請求項9】 請求項5〜請求項8のいずれか1項に記
    載の電流生成回路において、前記第1入力電圧(Vi
    n)は、バンドギャップ基準電圧(VBG)から導出され
    ることを特徴とする電流生成回路。
  10. 【請求項10】 請求項5〜請求項9のいずれか1項に
    記載の電流生成回路において、前記トランジスタ(1
    2)は、n型MOS電界効果トランジスタであることを
    特徴とする電流生成回路。
  11. 【請求項11】 請求項5〜請求項9のいずれか1項に
    記載の電流生成回路において、さらに、制御電極(31
    c、32c)と第1(31a、32a)および第2(3
    1b、32b)電流電極とを各々が含む第2(31)お
    よび第3(32)トランジスタを含むカレントミラー
    (30)を含み、 前記第2および第3トランジスタ(31、32)の前記
    第1電流電極(31a、32a)は前記第2供給電圧
    (Vdd)に接続され、前記第2および第3トランジス
    タ(31、32)の前記制御電極(31c、32c)お
    よび前記第2トランジスタ(31)の前記第2電流電極
    (31b)は前記第1トランジスタ(12)の前記第2
    電流電極(12b)に接続され、前記カレントミラー
    (30)は、前記第3トランジスタ(32)の前記第1
    および第2電流電極(32a、32b)を介して前記第
    1電流(I1)にイメージである第2電流(I2)を生
    成することを特徴とする電流生成回路。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の電流生成回路にお
    いて、前記第2および第3トランジスタ(31、32)
    は、p型MOS電界効果トランジスタであることを特徴
    とする電流生成回路。
  13. 【請求項13】 請求項5〜請求項12のいずれか1項
    に記載の電流生成回路において、前記抵抗手段(13)
    は、集積抵抗器であることを特徴とする電流生成回路。
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