JP2002052278A - 刺繍枠 - Google Patents

刺繍枠

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JP2002052278A JP2000238632A JP2000238632A JP2002052278A JP 2002052278 A JP2002052278 A JP 2002052278A JP 2000238632 A JP2000238632 A JP 2000238632A JP 2000238632 A JP2000238632 A JP 2000238632A JP 2002052278 A JP2002052278 A JP 2002052278A
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Janome Sewing Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】広い作業台の中央部でも刺繍外枠が傾かずに済
み、自由に位置合わせを行うことができる、刺繍枠を提
供すること。 【解決手段】キャリッジに設けた穴部に係合して位置決
めするための一対のガイドピンと、キャリッジの溝部に
係合して、ばねの押圧力によりキャリッジに刺繍外枠を
固定するための枠固定ピンとを備え、ガイドピンとを前
記刺繍外枠の下面より上方に移動可能としたことで課題
を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、針の上下動に調時
して布を張設した刺繍枠をX方向とY方向とに駆動して
刺繍模様を形成するようにした刺繍ミシンの刺繍枠に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の刺繍枠では、刺繍ミシンのキャリ
ッジに取り付けるための取り付け部と、布を張るための
枠部を備えた外枠と、該外枠との間で布を張るための内
枠とにより、刺繍枠を構成していた。この刺繍枠をキャ
リッジへ簡単な操作で取り付けられるようにする技術に
ついては、本願出願人による、実開平6−12496号
で提案し、実用に供されている。そのキャリッジの取り
付け部の断面は図6に示す如くであり、刺繍枠外枠11
には、キャリッジに設けた穴部に係合して位置決めする
ための一対のガイドピン12と、キャリッジの溝部に係
合して、ばね13aの押圧力により、キャリッジに刺繍
外枠11を固定するための枠固定ピン13が装着されて
いる。該枠固定ピン13及び一対のガイドピン12はキ
ャリッジの穴部及び溝部に係合するため、刺繍外枠の下
面11cより下方に突出している。16は取り付けツマ
ミであって、枠固定ピン13の上端に装着されている。
19は枠固定ばねであって、枠固定ピン13に遊嵌して
おり、常には枠固定ピン13を上方に付勢している。枠
固定ピン13の下端は取り付け部11の下面11cから
突出している。
【0003】そして、刺繍外枠に刺繍布を配置し、その
上方から刺繍内枠を配置して、刺繍外枠と刺繍内枠とで
刺繍布を挟持する。このため、刺繍外枠11は、平らな
作業領域に配置して、作業を行うことが望ましいが、前
記の枠固定ピン13及び一対のガイドピン12が刺繍外
枠の下面11cより下方に突出しているため、刺繍外枠
の下面が傾いてしまうこととなり、安定性が悪いこと、
また枠固定ピン13及び一対のガイドピン12が作業面
を傷付けるなどの問題があった。このため、作業台の端
などで、枠固定ピン13及び一対のガイドピン12を作
業台から外した位置で刺繍布の装着を行わなければなら
ないなどの欠点があった。
【0004】そして、これは大きな布に対し、刺繍する
場所を調節して取り付ける場合などのように、広い作業
台の中央部で自由に位置合わせを行うことに対して障害
となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、本発明で
は、広い作業台の中央部でも刺繍外枠が傾かずに済み、
自由に位置合わせを行うことができる、刺繍枠を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、刺
繍内枠と刺繍外枠で刺繍布を保持するための刺繍枠であ
って、前記刺繍外枠は前記刺繍内枠との間で刺繍布を張
設するための枠部と、該枠部と一体でミシンの刺繍枠駆
動手段に連結されたキャリッジに装着するための取り付
け部とを備え、該取り付け部には前記キャリッジに設け
た穴部に係合して位置決めするための一対のガイドピン
と、前記キャリッジの溝部に係合して、ばねの押圧力に
よりキャリッジに刺繍外枠を固定するための枠固定ピン
とを備え、前記ガイドピンを前記刺繍外枠の下面より上
方に移動可能とした刺繍枠により、課題を解決した。ま
た、ガイドピンは常にはバネの押圧により、刺繍外枠の
下面より下方に突出している刺繍枠とすることで課題を
解決した。なお、枠固定ピンは刺繍外枠の下面より上方
に配置することで、課題を解決した。
【0007】
【発明の実施の形態】刺繍外枠の下面から突出するもの
を排除して、広い作業台のどこでも、刺繍布の取り付け
を行えるようにするという目的を、刺繍ミシンの側のキ
ャリッジとの取り付け状態を変えることなく実現した。
【0008】
【実施例】図1から図5は、本発明装置の1実施例であ
って、図1は刺繍外枠の平面図、図2は刺繍外枠の側面
図、図3は取り付け部の平面図、図4は取り付け部の断
面図、図5はガイドピンと枠固定ピンとを刺繍外枠の下
面より上方に移動した説明図である。
【0009】図1において、刺繍外枠1は刺繍内枠との
間で刺繍布を張設するための枠部1aと、該枠部1aと
一体でキャリッジに装着するための取り付け部1bとが
設けられている。
【0010】図3及び図4において、該取り付け部1b
にはキャリッジに設けた穴部に係合して位置決めするた
めの一対のガイドピン2と、キャリッジの溝部に係合し
て、ばね9の押圧力によりキャリッジに刺繍外枠1を固
定するための枠固定ピン3とが設けられている。
【0011】ガイドピン2は取り付け部1bに上下動可
能に嵌合しており、上端にはつば部2aが設けられてい
る。
【0012】取り付け部1bには溝穴1dが設けられて
おり、ガイドピン2に遊嵌しているばね4をガイドす
る。更にガイドピン2にEリング5が装着されており、
ばね4はEリング5と溝穴1dの底部との間に配置さ
れ、常にはEリング5を下方となるように付勢してい
る。従って、常には、ガイドピン2は下方に付勢され
て、つば部2aが取り付け部1bの上面に当接して位置
決めされており、ガイドピン2の下端2bは取り付け部
1bの下面1cより突出している。なお、Eリング5の
外形は溝穴1dの内径より小径に形成されている。
【0013】枠固定ピン3は取り付け部1bに上下動可
能に嵌合しており、上端には取り付けツマミ6が設けら
れている。該取り付けツマミ6にはばねをガイドするた
めの、溝穴6aが設けられており、枠固定ピン3にばね
7が遊嵌している。更に枠固定ピン3に円板8が遊嵌し
ており、ばね7は円板8と溝穴6aの底部との間に配置
されている。なお、円板8の外形は溝穴6aの内径より
小径に形成されている。
【0014】9は枠固定ばねであって、枠固定ピン3に
遊嵌しており、取り付け部1bと円板8との間に配置さ
れ、常には円板8を介してばね7とともに枠固定ピン3
を上方に付勢している。枠固定ピン3の下端3aは取り
付け部1bの下面1cから突出しない。
【0015】次に本発明の刺繍布装着時の作用について
説明する。図4で示す状態で、刺繍外枠1を平らな作業
台の上で作業する場合について説明する。図4の状態で
刺繍外枠1を上方から押し下げると、ガイドピン2のば
ね4が圧縮されてガイドピン2は上方に移動して、図5
の如くとなる。これにより、刺繍外枠1の取り付け部1
bの下面1cから突出するものはなくなり、平らな面の
どこでも作業を行うことができるようになる。
【0016】このようにした刺繍外枠1の上に刺繍布を
配置して、刺繍内枠との間で固定することで、刺繍布を
装着する。
【0017】刺繍布を装着後、刺繍外枠1を作業台から
取り上げると、ばね4の付勢により、ガイドピン2が刺
繍外枠1の取り付け部1bの下面1cから突出して、図
4の如くとなる。この状態で、一対のガイドピン2をキ
ャリッジに設けた穴部に係合して位置決めし、枠固定ピ
ン3をキャリッジの溝部に案内する。次にツマミ6を押
し下げると、ばね7が圧縮されて枠固定ピン3が刺繍外
枠1の取り付け部1bの下面1cから突出して、図6の
如くとなる。次に枠固定ばね9の付勢に抗してツマミ6
を押し下げて、下げた位置で回転させて、キャリッジの
溝部に係合させ、ツマミ6を開放することにより、枠固
定ばね9の付勢により刺繍外枠1をキャリッジに保持さ
せる。なお、枠固定ばね9の付勢により刺繍外枠1をキ
ャリッジに保持させる構造については、先に述べた、実
開平6−12496号と同一であるので、説明は省略す
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、キ
ャリッジに位置決めするための一対のガイドピンと、キ
ャリッジに刺繍外枠を固定するための枠固定ピンとによ
り、簡単な操作で刺繍外枠をキャリッジに取り付けられ
るようにすると共に、ガイドピンを刺繍外枠の下面より
上方に移動可能としたことにより、広い作業台の中央部
でも刺繍外枠が傾かずに済み、自由に位置合わせを行う
ことができる。更にばねにより上方に移動可能としたこ
とにより、刺繍布装着後は、ばねの付勢により、ガイド
ピンと枠固定ピンとが突出して、キャリッジに位置決め
し、キャリッジに刺繍外枠を固定するために機能するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の刺繍枠の平面図である。
【図2】本願発明の刺繍枠の側面図である。
【図3】本願発明の刺繍枠の固定装置の平面図である。
【図4】本願発明の刺繍枠の固定装置のA−A断面図で
ある。
【図5】本願発明の刺繍枠の固定装置の動作説明図であ
る。
【図6】従来の刺繍枠の固定装置の説明図である。
【符号の説明】
1 刺繍外枠 1a 枠部 1b 取り付け部 2 ガイドピン 3 枠固定ピン 4 ばね 5 Eリング 6 取り付けツマミ 7 ばね 8 Eリング 9 枠固定ばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刺繍内枠と刺繍外枠で刺繍布を保持する
    ための刺繍枠であって、前記刺繍外枠は前記刺繍内枠と
    の間で刺繍布を張設するための枠部と、該枠部と一体で
    ミシンの刺繍枠駆動手段に連結されたキャリッジに装着
    するための取り付け部とを備え、該取り付け部には前記
    キャリッジに設けた穴部に係合して位置決めするための
    一対のガイドピンと、前記キャリッジの溝部に係合し
    て、ばねの押圧力によりキャリッジに刺繍外枠を固定す
    るための枠固定ピンとを備え、前記ガイドピンを前記刺
    繍外枠の下面より上方に移動可能としたことを特徴とす
    る刺繍枠。
  2. 【請求項2】 前記ガイドピンは常にはバネの押圧によ
    り、前記刺繍外枠の下面より下方に突出していることを
    特徴とする、請求項1に記載の刺繍枠。
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