JP2002052195A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002052195A
JP2002052195A JP2000241083A JP2000241083A JP2002052195A JP 2002052195 A JP2002052195 A JP 2002052195A JP 2000241083 A JP2000241083 A JP 2000241083A JP 2000241083 A JP2000241083 A JP 2000241083A JP 2002052195 A JP2002052195 A JP 2002052195A
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JP2000241083A
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Akira Okada
明 岡田
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Okumura Yu Ki Co Ltd
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Okumura Yu Ki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技のおもしろさを高めることができる遊技
機を提供すること。 【解決手段】 特別図柄表示装置13に「蝶」の予告パ
ターン1が表示されたときにはリーチパターンA〜Cの
いずれかが出現し、「カブト虫」の予告パターン2が表
示されたときにはリーチパターンC〜Eのいずれかが出
現する。このため、遊技者にとってリーチ予告が行われ
た時点でリーチパターンA〜Eのどれが出現するのか予
想できるので、リーチパターンA〜Eのどれが出現する
のか不安を抱きながら待つ必要がなくなる。このため、
リーチパターンA〜Eのうち期待のものが出現すること
を安心して待つことができるので、遊技のおもしろさが
高まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置に演出が
異なる複数種のリーチパターンが選択的に表示される構
成の遊技機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えばパチンコ機に
は、図柄表示装置に複数種のリーチパターンを選択的に
表示する構成のものがある。この構成の場合、図柄の変
動中にキャラクターを登場させることに基づいてリーチ
の発生を予告しているので、キャラクターが登場した時
点でリーチパターンの出現を期待する。しかしながら、
どのようなリーチパターンが出現するのか不安を抱きな
がら待つ必要があるので、遊技のおもしろさの点で改善
の余地がある。本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、遊技のおもしろさを高めることが
できる遊技機を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の遊技機
は、演出が異なる複数種の予告を選択的に行うことに基
づいてリーチの発生を確定的または非確定的に予告する
予告手段と、演出が異なる複数種のリーチパターンを選
択的に表示することに基づいてリーチの発生を知らせる
表示手段とを備え、前記表示手段に前記予告の種類に応
じたリーチパターンが選択的に表示されるところに特徴
を有している。上記手段によれば、予告の種類に応じた
リーチパターンが表示されるので、遊技者にとって予告
が行われた時点でどのようなリーチパターンが出現する
のか予想できる。このため、どのようなリーチパターン
が出現するのか不安を抱きながら待つ必要がなくなり、
期待のリーチパターンが出現することを安心して待つこ
とができるので、遊技のおもしろさが高まる。
【0004】請求項2記載の遊技機は、演出が異なる複
数種の予告表示を選択的に行うことに基づいてリーチの
発生を確定的または非確定的に予告する予告手段を表示
手段が兼用しているところに特徴を有している。上記手
段によれば、リーチの発生が予告表示されるので、音や
光で予告を行う場合に比べて予告の種類を認識し易くな
る。このため、予告が行われた時点でどのようなリーチ
パターンが出現するのか予想し易くなる。
【0005】請求項3記載の遊技機は、予告の選択動作
とリーチパターンの選択動作とを別個に行う選択手段を
備えたところに特徴を有している。上記手段によれば、
例えばリーチパターン選択用のテーブルデータと予告パ
ターン選択用のテーブルデータとを別個に持つことがで
きるので、各テーブルデータの記録内容が簡単化され
る。
【0006】請求項4記載の遊技機は、予告の選択動作
とリーチパターンの選択動作とを同時に行う選択手段を
備えたところに特徴を有している。上記手段によれば、
例えば予告選択用のテーブルデータおよびリーチパター
ン選択用のテーブルデータとを共通化できるので、テー
ブルデータの記録エリアが小さくて済む。
【0007】請求項5記載の遊技機は、複数のリーチパ
ターンの中の所定のものが残りのリーチパターンに比べ
て出現率が低く且つ大当りに発展する期待度が高いとこ
ろに特徴を有している。上記手段によれば、遊技者にと
って大当りの期待度が高く且つ出現率が低いリーチパタ
ーンが出現することを予告が行われた時点で予想しなが
らワクワクして待つことができるので、遊技のおもしろ
さが一層高まる。
【0008】請求項6記載の遊技機は、複数のリーチパ
ターンの中の所定のものが予告の種類に応じて大当りに
対する期待度が相違しているところに特徴を有してい
る。上記手段によれば、同一のリーチパターンでも予告
の種類に応じて大当りの期待度が変わる。このため、遊
技者にとって所定のリーチパターンの出現を期待する楽
しみに加え、どのような予告が行われるのかを期待する
楽しみができるので、遊技のおもしろさが一層高まる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
ないし図12に基づいて説明する。パチンコホールの台
島には、図12に示すように、外枠1が設置されてい
る。この外枠1は前後面が開口する四角筒状をなすもの
であり、外枠1の前面には、図11に示すように、前面
扉2が左側辺部を中心に回動可能に装着されている。ま
た、前面扉2の前面には横長な長方形状の皿板3が左側
辺部を中心に回動可能に装着されている。この皿板3の
前面には上皿4が固定されており、上皿4内にはパチン
コ球(図示せず)が貯溜されている。
【0010】前面扉2の前面には右下部に位置して発射
ハンドル5が回動可能に装着されており、発射ハンドル
5の後方には、図12に示すように、発射モータ6が装
着されている。この発射モータ6の回転軸にはクランク
機構を介して打球槌(いずれも図示せず)が連結されて
おり、発射ハンドル5が図11の時計回り方向へ回動操
作されると、発射モータ6に電源が与えられ、打球槌が
上皿4内のパチンコ球を上皿4内から弾き出す。
【0011】前面扉2の前面には、図11に示すよう
に、矩形枠状の窓枠7が左側辺部を中心に回動可能に装
着されており、窓枠7の内周面には透明なガラス窓(図
示せず)が保持されている。また、前面扉2の後面には
額縁状の機構盤(図示せず)が固定されている。この機
構盤には遊技盤8が保持されており、遊技盤8は窓枠7
のガラス窓により前方から覆われている。また、前面扉
2の前面には右側部に位置して枠鍵9が装着されてお
り、枠鍵9は前面扉2を外枠1に密着した閉鎖状態にロ
ックし、しかも、皿板3および窓枠7を前面扉2に密着
した閉鎖状態にロックしている。
【0012】遊技盤8の前面には外レール10および内
レール11が固定されており、打球槌により弾かれたパ
チンコ球は外レール10および内レール11間を通して
遊技盤8内の上部に放出される。また、遊技盤8の前面
には複数の障害釘(図示せず)が打込まれており、遊技
盤8内の上部に放出されたパチンコ球は複数の障害釘に
当りながら落下する。
【0013】遊技盤8の前面には略円形状の表示用台板
12が固定されており、表示用台板12にはカラー液晶
表示器からなる特別図柄表示装置13が保持されてい
る。この特別図柄表示装置13は横一列に並ぶ3個の図
柄表示領域ZEを有するものであり、各図柄表示領域Z
E内には「1」〜「13」の数字図柄が表示される。
尚、特別図柄表示装置13は予告手段および表示手段に
相当するものである。
【0014】遊技盤8の前面には特別図柄表示装置13
の下方に位置して特別図柄始動口14が固定されてい
る。この特別図柄始動口14は上面が開口するポケット
状をなすものであり、特別図柄始動口14内には特別図
柄始動センサ15(図10参照)が固定されている。こ
の特別図柄始動センサ15は近接スイッチからなるもの
であり、特別図柄始動口14内にパチンコ球が入球した
ことを検出して特別図柄始動信号(特図始動信号と称す
る)を出力する。
【0015】遊技盤8の後面には、図12に示すよう
に、正方形状のセンタカバー16が固定されており、セ
ンタカバー16の後面にはメイン基板ボックス17が固
定されている。このメイン基板ボックス17内にはメイ
ン基板18が収納されており、メイン基板18にはメイ
ン制御装置19が搭載されている。このメイン制御装置
19はマイクロコンピュータを主体に構成されたもので
あり、メイン制御装置19の入力端子には、図10に示
すように、特別図柄始動センサ15が電気的に接続され
ている。
【0016】センタカバー16の後面には、図12に示
すように、表示基板ボックス20が固定されており、表
示基板ボックス20内には表示基板21が収納されてい
る。この表示基板21にはマイクロコンピュータを主体
に構成された表示制御装置22が搭載されており、表示
制御装置22の出力端子には、図10に示すように、ド
ライブ回路23を介して特別図柄表示装置13が電気的
に接続されている。この表示制御装置22は選択手段に
相当するものであり、表示制御装置22の入力端子には
メイン制御装置19が電気的に接続されている。
【0017】遊技盤8の前面には、図11に示すよう
に、特別図柄始動口14の下方に位置して略半円形状の
入賞口用台板24が固定されており、入賞口用台板24
には大入賞口(図示せず)が形成されている。この大入
賞口は前面が開口する四角筒状をなすものであり、大入
賞口の前面には扉25が軸26を中心に回動可能に装着
されている。
【0018】扉25は大入賞口ソレノイド27(図10
参照)のプランジャにクランク機構(図示せず)を介し
て連結されている。この大入賞口ソレノイド27は入賞
口用台板24の後面に固定されたものであり、大入賞口
ソレノイド27の断電時には、図11に示すように、扉
25が垂直状態に回動することに基づいて大入賞口を閉
鎖し、大入賞口ソレノイド27の通電時には扉25が水
平状態に回動することに基づいて大入賞口を開放する。
【0019】大入賞口ソレノイド27は、図10に示す
ように、メイン制御装置19の出力端子にドライブ回路
28を介して電気的に接続されており、メイン制御装置
19はドライブ回路28を通して大入賞口ソレノイド2
7に励磁電源を設定時間(例えば30秒)だけ与えるこ
とに基づいて大入賞口を設定時間だけ開放する。この開
放動作はラウンド動作と称されるものであり、設定回数
(例えば15ラウンド)だけ繰返される(大当り動
作)。
【0020】メイン制御装置19の入力端子には近接ス
イッチからなる大入賞口センサ29が電気的に接続され
ている。この大入賞口センサ29は大入賞口内に固定さ
れたものであり、大入賞口内にパチンコ球が入球したこ
とを検出してメイン制御装置19に入賞信号を出力す
る。
【0021】前面扉2の後面には、図12に示すよう
に、メインセット30が前面扉2と同一の側辺部を中心
に回動可能に装着されている。このメインセット30は
センタカバー16を囲う矩形枠状をなすものであり、メ
インセット30の後面には賞球基板ボックス31が固定
され、賞球基板ボックス31内には賞球基板32が収納
されている。
【0022】賞球基板32にはマイクロコンピュータを
主体に構成された賞球制御装置33が搭載されている。
この賞球制御装置33の入力端子は、図10に示すよう
に、メイン制御装置19の出力端子に電気的に接続され
ており、メイン制御装置19は特別図柄始動センサ15
からの特図始動信号あるいは大入賞口センサ29からの
入賞信号を検出すると、賞球制御装置33にパチンコ球
の払出し信号を出力する。
【0023】メインセット30の後面には、図12に示
すように、上端部に位置して球タンク34が固定されて
おり、球タンク34内にはパチンコ球が貯溜されてい
る。また、メインセット30の後面には傾斜樋状のタン
クレール35および球払出しケース36が固定されてい
る。この球払出しケース36はタンクレール35を介し
て球タンク34内に繋がっており、球払出しケース36
内には球タンク34内からタンクレール35を通してパ
チンコ球が供給される。
【0024】球払出しケース36内には球払出し機構が
収納されている。この球払出し機構はパルスモータから
なる球払出しモータ37を駆動源とするものであり、球
払出しモータ37の回転軸が単位量回転する毎に球払出
しケース36内から下方へ単位個数のパチンコ球が払出
される。
【0025】球払出しモータ37は、図10に示すよう
に、賞球制御装置33の出力端子にドライブ回路38を
介して電気的に接続されており、賞球制御装置33はメ
イン制御装置19からの払出し信号を検出すると、球払
出しモータ37を駆動することに基づいて球払出しケー
ス36内からパチンコ球を払出す。
【0026】メインセット30には、図12に示すよう
に、球通路39が設けられている。この球通路39は球
払出しケース36と上皿4とを繋ぐものであり、球払出
しケース36内から放出されたパチンコ球は球通路39
を通して上皿4内に供給される。また、前面扉2の前面
には、図11に示すように、下皿40が固定されてい
る。この下皿40は上皿4内に通じるものであり、上皿
4内から溢れたパチンコ球は上皿4内から下皿40内に
零れ落ちる。
【0027】前面扉2の前面にはL字状の枠ランプカバ
ー41が固定されている。また、遊技盤8の前面には左
上隅部および右上隅部に位置して略三角形状のコーナー
ランプカバー42が固定され、左側部および右側部に位
置して弓形状のサイドランプカバー43が固定されてい
る。これら枠ランプカバー41〜サイドランプカバー4
3は後面が開口する容器状をなすものであり、枠ランプ
カバー41内〜サイドランプカバー43内には複数のラ
ンプ44(図10に1個のみ図示する)が収納されてい
る。
【0028】センタカバー16の後面には、図12に示
すように、ランプ基板ボックス45が固定されている。
このランプ基板ボックス45内にはランプ基板46が収
納されており、ランプ基板46にはマイクロコンピュー
タを主体に構成されたランプ制御装置47が搭載されて
いる。このランプ制御装置47の入力端子には、図10
に示すように、メイン制御装置19の出力端子が電気的
に接続されており、メイン制御装置19は遊技の進行状
況に応じた制御信号を設定し、ランプ制御装置47に出
力する。
【0029】ランプ制御装置47の出力端子にはドライ
ブ回路48を介して複数のランプ44が電気的に接続さ
れており、ランプ制御装置47はメイン制御装置19か
らの制御信号を検出すると、内部のROMから制御信号
に応じたイルミネーションデータを読出す。そして、複
数のランプ44をイルミネーションデータに基づいてオ
ンオフ制御し、枠ランプカバー41,コーナーランプカ
バー42,サイドランプカバー43を電飾する。
【0030】上皿4には、図11に示すように、複数の
スリットからなる出音口49が形成されており、出音口
49の後方にはスピーカ50が固定されている。また、
センタカバー16の後面には、図12に示すように、ス
ピーカ基板ボックス51が固定されている。このスピー
カ基板ボックス51内にはスピーカ基板52が収納され
ており、スピーカ基板52にはマイクロコンピュータを
主体に構成されたスピーカ制御装置53が搭載されてい
る。
【0031】スピーカ制御装置53の入力端子には、図
10に示すように、メイン制御装置19の出力端子が電
気的に接続されており、メイン制御装置19は遊技の進
行状況に応じた制御信号を設定し、スピーカ制御装置5
3に出力する。また、スピーカ制御装置53の出力端子
にはドライブ回路54を介してスピーカ50が電気的に
接続されており、スピーカ制御装置53はメイン制御装
置19からの制御信号を検出すると、内部のROMから
制御信号に応じたサウンドデータを読出す。そして、ス
ピーカ50をサウンドデータに基づいて駆動制御し、ス
ピーカ50から効果音を発する。
【0032】次に上記構成の作用について説明する。
尚、下記動作はメイン制御装置19および表示制御装置
22が内部のROMに予め記録された制御プログラムに
基づいて実行するものである。メイン制御装置19は電
源が投入されると、図2のステップS1へ移行し、表示
制御装置22に初期画面の表示指令を出力する。する
と、表示制御装置22は図3のステップS21からS2
2へ移行し、図1の(a)に示すように、特別図柄表示
装置13の左列の図柄表示領域ZE内,中列の図柄表示
領域ZE内,右列の図柄表示領域ZE内に初期図柄
「1」,「2」,「3」を表示する。
【0033】メイン制御装置19は図2のステップS2
で特別図柄始動センサ15からの特図始動信号を検出す
ると、ステップS3へ移行し、特図始動信号の検出タイ
ミングで大当りカウンタ値および図柄カウンタ値を取得
する。これら大当りカウンタ値および図柄カウンタ値は
「0」から上限値に加算された後に「0」に戻って加算
されるものであり、メイン制御装置19は大当りカウン
タ値および図柄カウンタ値を取得すると、ステップS4
へ移行する。
【0034】メイン制御装置19はステップS4へ移行
すると、ステップS3の大当りカウンタ値を大当り判定
値および外れリーチ判定値と比較する。これら大当り判
定値および外れリーチ判定値はメイン制御装置19の内
部のROMに予め記録されたものであり、例えば大当り
カウンタ値が大当り判定値と同一であるときには大当り
と判定される。また、大当りカウンタ値が外れリーチ判
定値と同一であるときには外れリーチと判定され、大当
りカウンタ値が大当り判定値および外れリーチ判定値の
双方と異なるときには外れと判定される。
【0035】メイン制御装置19は大当り等を判定する
と、ステップS5へ移行し、左列の図柄,中列の図柄,
右列の図柄を「1」〜「13」の数字図柄の中から選択
する。これら左列の図柄〜右列の図柄はステップS3の
図柄カウンタ値およびステップS4の大当り判定結果に
基づいて選択されるものであり、例えば大当りの判定時
には左列〜右列が同一数字に設定される。また、外れリ
ーチの判定時には左列および右列が同一数字に設定さ
れ、中列が左列および右列と異なる数字に設定される。
また、外れの判定時には左列および右列が異なる数字に
設定される。
【0036】メイン制御装置19は各列の図柄を設定す
ると、ステップS6へ移行し、変動パターンを「01」
および「02」の中から選択する。この変動パターンは
ステップS4の大当り判定結果に基づいて選択されるも
のであり、例えば外れおよび外れリーチの判定時には変
動パターン「01」が選択され、大当りの判定時には変
動パターン「02」が選択される。
【0037】メイン制御装置19は変動パターンを選択
すると、ステップS7へ移行し、表示制御装置22に制
御情報を出力する。この制御情報はステップS4の大当
り判定結果とステップS5の図柄設定結果とステップS
6の変動パターン設定結果とを有するものであり、表示
制御装置22は図3のステップS23で制御情報を検出
すると、制御情報を内部のRAMに記録してステップS
24へ移行する。そして、外れリーチカウンタ値および
大当りリーチカウンタ値を取得し、ステップS25へ移
行する。尚、外れリーチカウンタ値は「0」から上限値
「49」に加算された後に「0」に戻って加算されるも
のである。また、大当りリーチカウンタ値は「0」から
上限値「19」に加算された後に「0」に戻って加算さ
れるものである。
【0038】表示制御装置22はステップS25へ移行
すると、図柄変動時間を設定する。この図柄変動時間は
制御情報の中の変動パターンに基づいて設定されるもの
であり、例えば変動パターンが変動パターン「01」で
あるときには図柄変動時間「T1 」が選択され、変動パ
ターン「02」であるときには図柄変動時間「T2」が
選択される。
【0039】表示制御装置22は変動時間を設定する
と、ステップS26へ移行し、制御情報の中の大当り判
定結果が外れであるか否かを判断し、下記に示すよう
に、判断結果に応じて制御内容を相違させる。
【0040】<外れ判定時の制御内容について>表示制
御装置22は大当り判定結果が外れであると判断する
と、ステップS26からS27へ移行し、特別図柄表示
装置13に図柄変動画面を表示する。この図柄変動画面
は左列,中列,右列の各列の図柄が「1」→「2」→…
…→「12」→「13」→「1」→「2」→の設定順序
でループ状に変動する演出のものであり、表示制御装置
22は図柄を変動開始させると、ステップS28へ移行
する。尚、図1の(b)は各列の図柄がループ状に変動
する様子を示している。
【0041】表示制御装置22は図3のステップS28
へ移行すると、ステップS25で設定した図柄変動時間
T1 が経過するまで待機する。そして、ステップS29
へ移行し、特別図柄表示装置13の各列を制御情報の中
の設定図柄で仮停止させる。この図柄の仮停止は左列→
右列→中列の順序で行われるものであり、表示制御装置
22は各列の図柄を図柄表示領域ZE内で上下方向へ揺
らすことに基づいて図柄が仮停止した様子を演出する。
尚、図1の(c)は外れの判定時に各列の図柄が仮停止
した様子を示している。
【0042】メイン制御装置19は図2のステップS7
で制御情報を出力すると、ステップS8へ移行し、予め
設定された図柄確定時間Tが経過するまで待機する。こ
の図柄確定時間Tは特別図柄表示装置13の左列の図柄
〜右列の図柄が仮停止した状態で出力されるように予め
設定されたものであり、メイン制御装置19は図柄確定
時間Tの経過を判断すると、ステップS9へ移行し、表
示制御装置22に図柄確定指令を出力する。
【0043】表示制御装置22は図3のステップS30
でメイン制御装置19からの図柄確定指令を検出する
と、ステップS31へ移行する。ここで、特別図柄表示
装置13の左列の図柄,中列の図柄,右列の図柄が図柄
表示領域ZE内の中央部で静止した演出の画面を表示
し、遊技者に外れが確定したことを知らせる。尚、図1
の(d)は外れの判定時に左列の図柄,中列の図柄,右
列の図柄が静止した様子を示している。
【0044】<外れリーチ判定時の制御内容について>
表示制御装置22の内部のROMには、図4の(a)に
示すように、外れリーチテーブルが記録されている。こ
の外れリーチテーブルには変動パターン「01」が割付
けられており、表示制御装置22は制御情報の中の大当
り判定結果が外れリーチであると判断すると、図3のス
テップS26からS32へ移行し、制御情報の中の変動
パターン「01」に基づいて外れリーチテーブルを取得
する。
【0045】外れリーチテーブルには、図4の(a)に
示すように、外れリーチカウンタ値とリーチパターンA
〜Eとの対応関係が記録されており、表示制御装置22
は外れリーチテーブルを取得すると、図3のステップS
33へ移行し、ステップS24で取得した外れリーチカ
ウンタ値に対応するリーチパターンA〜Eを外れリーチ
テーブルから検出し、リーチパターンをリーチパターン
A〜Eのいずれかに設定する。
【0046】表示制御装置22の内部のROMには、図
4の(b)に示すように、外れ予告テーブルが記録され
ている。この外れ予告テーブルには変動パターン「0
1」が割付けられており、表示制御装置22はリーチパ
ターンを設定すると、図3のステップS34へ移行し、
制御情報の中の変動パターン「01」に基づいて外れ予
告テーブルを取得する。
【0047】外れ予告テーブルには、図4の(b)に示
すように、外れリーチカウンタ値と予告パターン1〜2
との対応関係が記録されており、表示制御装置22は外
れ予告テーブルを取得すると、図3のステップS35へ
移行し、ステップS24で取得した外れリーチカウンタ
値に対応する予告パターンを外れ予告テーブルから検出
し、予告パターンを予告パターン1〜2のいずれかに設
定する。
【0048】表示制御装置22は予告パターンを設定す
ると、ステップS36へ移行する。そして、上述のステ
ップS27と同様、左列,中列,右列の各列の図柄が
「1」→「2」→……→「12」→「13」→「1」→
「2」→の設定順序でループ状に変動する演出の図柄変
動画面を特別図柄表示装置13に表示し、ステップS3
7へ移行する。
【0049】表示制御装置22はステップS37へ移行
すると、ステップS35で設定した予告パターンを特別
図柄表示装置13の図柄変動画面上に表示する。図1の
(e)は予告パターン1の表示画面を示すものであり、
予告パターン1の設定時には「蝶」のキャラクター図柄
が飛ぶ演出の画面が表示される。図1の(f)は予告パ
ターン2の表示画面を示すものであり、予告パターン2
の設定時には「カブト虫」のキャラクター図柄が這いず
る演出の画面が表示される。
【0050】表示制御装置22は予告パターンを表示す
ると、図3のステップS38へ移行し、ステップS25
で設定した図柄変動時間T1 が経過するまで待機する。
そして、ステップS39へ移行し、特別図柄表示装置1
3の左列の図柄および右列の図柄を制御情報の中の設定
図柄で仮停止させる。この図柄の仮停止は左列→右列の
順序で行われるものであり、表示制御装置22は、図1
の(g)および(h)に示すように、左列の図柄および
右列の図柄を図柄表示領域ZE内で上下方向へ揺らすこ
とに基づいて図柄が仮停止した様子を演出する。
【0051】表示制御装置22は左列の図柄および右列
の図柄を仮停止させると、図3のステップS40へ移行
し、ステップS33で設定したリーチパターンを特別図
柄表示装置13に表示する。そして、ステップS41へ
移行し、特別図柄表示装置13の中列を制御情報の中の
設定図柄で仮停止させた後、ステップS30でメイン制
御装置19からの図柄確定指令を検出すると、ステップ
S31で左列の図柄,中列の図柄,右列の図柄を確定さ
せる。
【0052】<大当り判定時の制御内容について>表示
制御装置22の内部のROMには、図4の(c)に示す
ように、大当りリーチテーブルが記録されている。この
大当りリーチテーブルには変動パターン「02」が割付
けられており、表示制御装置22は制御情報の中の大当
り判定結果が大当りであると判断すると、図3のステッ
プS26からS32へ移行し、制御情報の中の変動パタ
ーン「02」に基づいて大当りリーチテーブルを取得す
る。
【0053】大当り用のリーチテーブルには、図4の
(c)に示すように、大当りリーチカウンタ値とリーチ
パターンA〜Eとの対応関係が記録されており、表示制
御装置22は大当りリーチテーブルを取得すると、図3
のステップS33へ移行し、ステップS24で取得した
大当りリーチカウンタ値に対応するリーチパターンA〜
Eを大当り用のリーチテーブルから検出し、リーチパタ
ーンをリーチパターンA〜Eのいずれかに設定する。
【0054】表示制御装置22の内部のROMには、図
4の(d)に示すように、大当り予告テーブルが記録さ
れている。この大当り予告テーブルには変動パターン
「02」が割付けられており、表示制御装置22はリー
チパターンを設定すると、図3のステップS34へ移行
し、制御情報の中の変動パターン「02」に基づいて大
当り予告テーブルを取得する。
【0055】大当り予告テーブルには、図4の(d)に
示すように、大当りリーチカウンタ値と予告パターン1
〜2との対応関係が記録されており、表示制御装置22
は大当り予告テーブルを取得すると、図3のステップS
35へ移行し、ステップS24で取得した大当りリーチ
カウンタ値に対応する予告パターンを大当り予告テーブ
ルから検出し、予告パターンを予告パターン1〜2のい
ずれかに設定する。
【0056】表示制御装置22は予告パターンを設定す
ると、ステップS36へ移行し、特別図柄表示装置13
の各列の図柄を変動開始させる。そして、ステップS3
7へ移行し、ステップS35で設定した予告パターンを
特別図柄表示装置13の図柄変動画面上に表示する。
【0057】表示制御装置22は予告パターンを表示す
ると、図3のステップS38へ移行し、ステップS25
で設定した図柄変動時間T2 が経過するまで待機する。
そして、ステップS39へ移行し、特別図柄表示装置1
3の左列の図柄および右列の図柄を制御情報の中の設定
図柄で仮停止させる。
【0058】表示制御装置22は左列の図柄および右列
の図柄を仮停止させると、ステップS40へ移行し、ス
テップS33で設定したリーチパターンを特別図柄表示
装置13に表示する。そして、ステップS41で特別図
柄表示装置13の中列を制御情報の中の設定図柄で仮停
止させ、ステップS30でメイン制御装置19からの図
柄確定指令を検出すると、ステップS31で左列の図
柄,中列の図柄,右列の図柄を確定させる。以下、リー
チパターンA〜Eについて説明する。
【0059】<リーチパターンAについて>表示制御装
置22は、図5の(b)に示すように、特別図柄表示装
置13の中列をスロー変動状態に切換える。このスロー
変動は図柄が明確に識別できる程度の速度でゆっくりと
変動することを称するものであり、表示制御装置22は
中列の図柄を2周程度だけスロー変動させると、図5の
(c)および(d)に示すように、制御情報の中の設定
図柄で仮停止させる。このとき、メイン制御装置19か
らの図柄確定指令を検出すると、図5の(e)および
(f)に示すように、各列の図柄を静止させる。
【0060】<リーチパターンBについて>表示制御装
置22は、図6の(b)に示すように、特別図柄表示装
置13の中列をスロー変動状態に切換える。そして、図
6の(c)に示すように、中列の図柄が1周する間に外
れ図柄(左列の仮停止図柄および右列の仮停止図柄と相
違する図柄)に光線を照射する演出の画面を表示し、図
6の(d)に示すように、光線が照射された外れ図柄を
大当り図柄(左列の仮停止図柄および右列の仮停止図柄
と同一の図柄)に変化させる。
【0061】表示制御装置22は外れ図柄を大当り図柄
に変化させると、中列の図柄を2周程度だけスロー変動
させ、図6の(e)および(g)に示すように、制御情
報の中の設定図柄で仮停止させる。このとき、メイン制
御装置19からの図柄確定指令を検出すると、図6の
(f)および(h)に示すように、各列の図柄を静止さ
せる。
【0062】<リーチパターンCについて>表示制御装
置22は、図7の(b)に示すように、特別図柄表示装
置13の中列にキャラクター図柄を仮停止状態で表示す
る。そして、図7の(c)に示すように、中列を図柄変
動時とは逆の「1」→「13」→「12」→「11」…
…「1」→の順序でスロー変動させ、図7の(d)およ
び(e)に示すように、制御情報の中の設定図柄で仮停
止させる。このとき、メイン制御装置19からの図柄確
定指令を検出すると、図7の(f)および(g)に示す
ように、各列の図柄を静止させる。
【0063】<リーチパターンDについて>表示制御装
置22は、図8の(b)に示すように、特別図柄表示装
置13の中列にキャラクター図柄を仮停止状態で表示
し、図8の(c)に示すように、縦・横・斜めの合計8
本の有効ラインYLを表示する。そして、図8の(d)
に示すように、キャラクター図柄を登場させ、図8の
(e)および(f)に示すように、予め決められた2種
類の図柄を交互に落下させる。このとき、キャラクター
図柄が2種類の図柄を受止めて積上げる様子を演出す
る。
【0064】表示制御装置22は、図8の(g)に示す
ように、2種類の図柄を6個だけ落下させて積上げる
と、図8の(h)および(j)に示すように、7個目の
図柄を左上部および右上部に積上げる。このとき、メイ
ン制御装置19からの図柄確定指令を検出すると、図8
の(i)および(k)に示すように、制御情報の中の左
列,中列,右列の設定図柄を静止状態で表示する。
【0065】<リーチパターンEについて>表示制御装
置22は、図9の(b)に示すように、特別図柄表示装
置13の中列にキャラクター図柄を仮停止状態で表示す
る。そして、図9の(c)に示すように、特別図柄表示
装置13の中段に予め決められた2種類の図柄を表示
し、上段および下段にスクラッチ図柄〜を表示す
る。
【0066】表示制御装置22はスクラッチ図柄〜
を表示すると、図9の(d)→(e)→(f)→(g)
および(d)→(e)→(h)→(i)に示すように、
スクラッチ図柄〜が削られて2種類の図柄が現れる
様子を演出する。このとき、メイン制御装置19からの
図柄確定指令を検出すると、図9の(j)および(k)
に示すように、制御情報のうちの左列,中列,右列の図
柄を静止状態で表示する。尚、図1にリーチパターンA
〜Eの出現率(%)および大当りに対する期待度
(%)を示す。これら出現率および期待度は図4のテー
ブルデータに基づいて算出されるものである。
【0067】メイン制御装置19は図2のステップS9
で図柄確定指令を出力すると、ステップS10へ移行す
る。ここで、ステップS4の大当り判定結果が大当りで
あると判定すると、ステップS11へ移行し、上述の大
当り処理を実行する。
【0068】上記第1実施例によれば、予告パターン1
〜2の種類に応じたリーチパターンA〜Eを表示したの
で、遊技者にとって特別図柄表示装置13に予告パター
ン1が表示された時点でリーチパターンA〜Cのいずれ
かが出現することを予想でき、予告パターン2が表示さ
れた時点でリーチパターンC〜Eのいずれかが出現する
ことを予想できる。このため、リーチパターンA〜Eの
どれが出現するのか不安を抱きながら待つ必要がなくな
り、期待するものが出現することを安心して待つことが
できるので、遊技のおもしろさが高まる。
【0069】また、特別図柄表示装置13に予告パター
ン1〜2を選択的に表示することに基づいてリーチの発
生を確定的に予告した。このため、リーチの発生を音や
光で予告する場合に比べて予告の種類を認識し易くなる
ので、予告が行われた時点でリーチパターンA〜Eのど
れが出現するのか予想し易くなる。
【0070】また、予告パターン1が表示されたときの
リーチパターンCの出現率を残りのリーチパターンA,
B,D,Eに比べて低く設定し、大当りに対する期待度
を残りのリーチパターンA,B,D,Eに比べて高く設
定した(図1参照)。このため、遊技者にとって予告パ
ターン1が表示された時点でリーチパターンCが出現す
ることを予想しながらワクワクして待つことができるの
で、遊技のおもしろさが一層高まる。
【0071】また、予告パターン1が表示されたときの
リーチパターンCの期待度を高く設定し、予告パターン
2が表示されたときのリーチパターンCの期待度を低く
設定した。このため、遊技者にとってリーチパターンC
の出現を期待する楽しみに加え、予告パターン1および
予告パターン2のいずれが出現するのかを期待する楽し
みができるので、遊技のおもしろさが一層高まる。
【0072】また、予告パターン1〜2の選択動作とリ
ーチパターンA〜Eの選択動作とを別個に行った。この
ため、外れリーチの判定時にリーチパターンA〜Eを選
択するための外れ用リーチテーブルと予告パターン1〜
2を選択するための外れ用予告テーブルとを別個に持
ち、大当りの判定時にリーチパターンA〜Eを選択する
ための大当り用リーチテーブルと予告パターン1〜2を
選択するための大当り用予告テーブルとを別個に持つこ
とができるので、各テーブルデータの記録内容が簡単化
される。
【0073】尚、上記第1実施例においては、外れリー
チカウンタ値とリーチパターンA〜Eとの対応関係が記
録された外れ用リーチテーブル,外れリーチカウンタ値
と予告パターン1〜2との対応関係が記録された外れ用
予告テーブル等を表示制御装置22のROMに記録した
が、これに限定されるものではなく、例えば本発明の第
2実施例を示す図13のように、外れリーチカウンタ値
にリーチパターンA〜Eおよび予告パターン1〜2の双
方が対応付けられた外れ用テーブル,大当りリーチカウ
ンタ値にリーチパターンA〜Eおよび予告パターン1〜
2の双方が対応付けられた大当り用テーブルを表示制御
装置22のROMに記録しても良い。
【0074】上記第2実施例によれば、外れリーチカウ
ンタ値に基づいてリーチパターンA〜Eおよび予告パタ
ーン1〜2の双方が同時に選択され、大当りリーチカウ
ンタ値に基づいてリーチパターンA〜Eおよび予告パタ
ーン1〜2の双方が同時に選択されるので、リーチパタ
ーンA〜Eおよび予告パターン1〜2の選択に関わる表
示制御装置22の処理時間が短縮される。しかも、予告
パターン1〜2を選択するためのテーブルデータおよび
リーチパターンA〜Eを選択するためのテーブルデータ
とを別個に持つ必要がなくなるので、テーブルデータの
記録エリアが小さくて済む。
【0075】また、上記第1および第2実施例において
は、予告パターン1〜2に外れリーチカウンタ値および
大当りリーチカウンタ値を割付けたが、これに限定され
るものではなく、例えば本発明の第3実施例を示す図1
4のように、リーチパターンA〜Eに予告パターン1〜
2を割付けても良い。この場合、リーチパターンCにつ
いては、予告カウンタ値と予告パターン1〜2との対応
関係が記録された予告テーブルを割付け、予告カウンタ
値に対応する予告パターン1〜2を選択すると良い。
【0076】また、上記第1ないし第3実施例において
は、外れリーチの判定時には外れリーチカウンタ値に基
づいてリーチパターンA〜Eを選択し、大当りの判定時
には大当りリーチカウンタ値に基づいてリーチパターン
A〜Eを選択したが、これに限定されるものではなく、
例えば共通のリーチカウンタ値の値に基づいてリーチパ
ターンA〜Eを選択しても良い。
【0077】また、上記第1ないし第3実施例において
は、予告パターン1または2の出現時にはリーチが確定
的に発生するように構成したが、これに限定されるもの
ではなく、例えばリーチが非確定的に発生する(リーチ
になったりリーチにならなかったりする)ように構成し
ても良い。この場合、予告パターン1または2の出現時
には非出現時より高確率でリーチを発生させることが好
ましい。
【0078】また、上記第1ないし第3実施例において
は、特別図柄表示装置13に「蝶」のキャラクター図柄
および「カブト虫」のキャラクター図柄を表示すること
に基づいてリーチの発生を予告したが、これに限定され
るものではなく、例えばスピーカ50から効果音を発生
させることに基づいてリーチの発生を予告したり、枠ラ
ンプカバー41やコーナーランプカバー42やサイドラ
ンプカバー43を電飾することに基づいてリーチの発生
を予告しても良い。尚、キャラクター図柄とは「1」〜
「13」の数字図柄とは種類が異なる図柄のことを称し
ている。
【0079】また、上記第1ないし第3実施例において
は、予告パターン1および予告パターン2の2種類を選
択的に表示したが、これに限定されるものではなく、例
えば3種類以上の予告パターンを選択的に表示しても良
い。
【0080】また、上記第1ないし第3実施例において
は、表示制御装置22が予告パターン1〜2およびリー
チパターンA〜Eを選択するように構成したが、これに
限定されるものではなく、例えばメイン制御装置19が
予告パターン1〜2およびリーチパターンA〜Eを選択
するように構成しても良い。
【0081】また、上記第1ないし第3実施例において
は、大当りの発生に連動して大当り動作が行われる1種
のパチンコ機に本発明を適用したが、これに限定される
ものではなく、例えば3種のパチンコ機に本発明を適用
しても良い。このパチンコ機は大当りの発生に連動して
特別入賞口が開放されるものであり、特別入賞口の開放
時に特別入賞口内にパチンコ球が入賞することに基づい
て大当り動作が行われる。この場合、ポケット状の特別
図柄始動口14に換えて上下面が開口するコ字枠状の特
別図柄始動ゲートを用い、パチンコ球が特別図柄始動ゲ
ート内を通過することに基づいて特別図柄始動センサ1
5から特図始動信号が出力されるようにすると良い。
【0082】また、上記第1ないし第3実施例において
は、本発明をパチンコ機に適用したが、これに限定され
るものではなく、例えばスロットマシンゲーム機に適用
しても良い。
【0083】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の遊技機は次の効果を奏する。請求項1記載の手段によ
れば、予告の種類に応じたリーチパターンを表示したの
で、遊技者にとって予告が行われた時点でどのようなリ
ーチパターンが出現するのか予想できる。このため、ど
のようなリーチパターンが出現するのか不安を抱きなが
ら待つ必要がなくなり、期待のリーチパターンが出現す
ることを安心して待つことができるので、遊技のおもし
ろさが高まる。請求項2記載の手段によれば、リーチの
発生を予告表示した。このため、音や光で予告を行う場
合に比べて予告の種類を認識し易くなるので、予告が行
われた時点でどのようなリーチパターンが出現するのか
予想し易くなる。
【0084】請求項3記載の手段によれば、予告の選択
動作とリーチパターンの選択動作とを別個に行った。こ
のため、リーチパターン選択用のテーブルデータと予告
選択用のテーブルデータとを別個に持つことができるの
で、各テーブルデータの記録内容が簡単化される。請求
項4記載の手段によれば、予告の選択動作とリーチパタ
ーンの選択動作とを同時に行った。このため、予告選択
用のテーブルデータおよびリーチパターン選択用のテー
ブルデータとを共通化できるので、テーブルデータの記
録エリアが小さくて済む。
【0085】請求項5記載の手段によれば、複数のリー
チパターンの中の所定のものを残りのリーチパターンに
比べて出現率が低く且つ大当りに発展する期待度が高く
設定した。このため、遊技者にとって当該リーチパター
ンの出現を予告が行われた時点で予想しながらワクワク
して待つことができるので、遊技のおもしろさが一層高
まる。請求項6記載の手段によれば、同一のリーチパタ
ーンでも予告の種類に応じて大当りの期待度を相違させ
た。このため、遊技者にとって所定のリーチパターンの
出現を期待する楽しみに加え、どのような予告が行われ
るのかを期待する楽しみができるので、遊技のおもしろ
さが一層高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図(特別図柄表示装
置の画面を示す図)
【図2】メイン制御装置の制御内容を示すフローチャー
【図3】表示制御装置の制御内容を示すフローチャート
【図4】(a)は外れ用リーチテーブルを示す図、
(b)は外れ用予告テーブルを示す図、(c)は大当り
用リーチテーブルを示す図、(d)は大当り用予告テー
ブルを示す図
【図5】特別図柄表示装置の画面を示す図(リーチパタ
ーンAを示す図)
【図6】特別図柄表示装置の画面を示す図(リーチパタ
ーンBを示す図)
【図7】特別図柄表示装置の画面を示す図(リーチパタ
ーンCを示す図)
【図8】特別図柄表示装置の画面を示す図(リーチパタ
ーンDを示す図)
【図9】特別図柄表示装置の画面を示す図(リーチパタ
ーンEを示す図)
【図10】全体の電気的構成を示すブロック図
【図11】全体構成を示す前面図
【図12】全体構成を示す後面図
【図13】本発明の第2実施例を示す図(aは外れ用テ
ーブルデータを示す図、bは大当り用テーブルデータを
示す図)
【図14】本発明の第3実施例を示す図(aは外れ用テ
ーブルデータを示す図、bは大当り用テーブルデータを
示す図)
【符号の説明】
13は特別図柄表示装置(予告手段,表示手段)、22
は表示制御装置(選択手段)を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演出が異なる複数種の予告を選択的に行
    うことに基づいてリーチの発生を確定的または非確定的
    に予告する予告手段と、 演出が異なる複数種のリーチパターンを選択的に表示す
    ることに基づいてリーチの発生を知らせる表示手段とを
    備え、 前記表示手段には、前記予告の種類に応じたリーチパタ
    ーンが選択的に表示されることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 表示手段は、演出が異なる複数種の予告
    表示を選択的に行うことに基づいてリーチの発生を確定
    的または非確定的に予告する予告手段を兼用しているこ
    とを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 予告の選択動作とリーチパターンの選択
    動作とを別個に行う選択手段を有することを特徴とする
    請求項1または2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 予告の選択動作とリーチパターンの選択
    動作とを同時に行う選択手段を有することを特徴とする
    請求項1または2記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 複数のリーチパターンの中の所定のもの
    は、残りのリーチパターンに比べて出現率が低く且つ大
    当りに発展する期待度が高いことを特徴とする請求項1
    ないし4のいずれかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 複数のリーチパターンの中の所定のもの
    は、予告の種類に応じて大当りに対する期待度が相違し
    ていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに
    記載の遊技機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010269085A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Olympia:Kk パチンコ機
JP2014121564A (ja) * 2013-11-19 2014-07-03 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2018108425A (ja) * 2018-02-27 2018-07-12 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

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