JP2002028319A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002028319A
JP2002028319A JP2001139963A JP2001139963A JP2002028319A JP 2002028319 A JP2002028319 A JP 2002028319A JP 2001139963 A JP2001139963 A JP 2001139963A JP 2001139963 A JP2001139963 A JP 2001139963A JP 2002028319 A JP2002028319 A JP 2002028319A
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reach
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Application number
JP2001139963A
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English (en)
Inventor
Hiroki Hirata
宏樹 平田
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Okumura Yu Ki Co Ltd
Original Assignee
Okumura Yu Ki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異機種間でメイン制御装置を簡単に流用する
こと。 【解決手段】 メイン制御装置は表示制御装置に中列の
図柄変動時間を指令する。すると、表示制御装置は図柄
変動時間の検出タイミングでリーチカウンタ値を取得
し、リーチカウンタ値に応じたリーチパターンを複数の
中から選択する。このため、メイン制御装置にリーチパ
ターンの選択プログラムを記録する必要がなくなり、リ
ーチパターンが異なる異機種にメイン制御装置を流用す
るときにメイン制御装置の制御内容を変更する手間が少
なくなるので、メイン制御装置を異機種間で簡単に流用
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大当りの判定動作
を行うメイン制御手段およびメイン制御手段の判定結果
を図柄表示装置に表示する表示制御手段を備えた遊技機
に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】上記遊技機には、メイ
ン制御手段がリーチパターンの種類を決め、表示制御手
段にリーチパターンの種類を伝える構成のものがある。
この構成の場合、表示制御手段がメイン制御手段からの
指令内容に応じたリーチパターンを図柄表示装置に表示
し、リーチ時の雰囲気を盛上げる演出を行っている。こ
のため、メイン制御手段をリーチパターンが異なる異機
種に流用しようとすると、メイン制御手段の制御内容
(リーチパターンの選択プログラム)を大幅に変更する
必要があるので、メイン制御手段を異機種間で簡単に流
用することができない。本発明は上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、メイン制御手段を異機種
間で簡単に流用できる遊技機を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の遊技機
は、パチンコ球が始動口内に入球したり始動ゲート内を
通過することに基づいて大当りの判定動作を行うメイン
制御手段と、前記メイン制御手段の判定結果を図柄表示
装置に表示する表示制御手段とを備え、前記表示制御手
段が前記メイン制御手段から指令信号が与えられること
に基づいて前記図柄表示装置に表示するリーチパターン
を演出が異なる複数の中から選択するリーチパターン選
択処理を行うところに特徴を有する。上記手段によれ
ば、メイン制御手段から表示制御手段に指令信号が与え
られると、表示制御手段が複数のリーチパターンの中か
ら任意のものを選択する。このため、メイン制御手段に
膨大なリーチパターンの選択プログラムを記録する必要
がなくなり、メイン制御手段をリーチパターンが異なる
異機種に流用するときにメイン制御手段の制御内容を変
更する手間が少なくなるので、メイン制御手段を異機種
間で簡単に流用できる。しかも、表示制御手段が演出の
異なる複数のリーチパターンの中から任意のものを選択
するので、図柄表示装置の画面に興趣に富んだ視覚的な
変化が生まれ、遊技のおもしろさが高まる。
【0004】請求項2記載の遊技機は、メイン制御手段
がリーチパターンを指定する複数の指令信号を表示制御
手段に選択的に出力し、表示制御手段が複数の指令信号
のうち所定のものを検出することに基づいてリーチパタ
ーン選択処理を行うところに特徴を有している。上記手
段によれば、メイン制御手段から表示制御手段に所定の
指令信号が出力されたときには表示制御手段が任意のリ
ーチパターンを選択し、メイン制御手段から表示制御手
段に所定の指令信号以外の指令信号が出力されたときに
は表示制御手段が指令信号通りのリーチパターンを設定
するので、メイン制御手段および表示制御手段の双方で
リーチパターンの決定機能を分担できる。
【0005】請求項3記載の遊技機は、表示制御手段が
指令信号を検出することに基づいてカウンタ値を取得
し、リーチパターン選択処理時に当該カウンタ値に応じ
たリーチパターンを複数の中から選択するところに特徴
を有する。上記手段によれば、リーチパターンがランダ
ムに選択される。このため、遊技者が予期せぬリーチパ
ターンが図柄表示装置に表示されるので、遊技のおもし
ろさが高まる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
ないし図12に基づいて説明する。パチンコホールの台
島には、図12に示すように、外枠1が設置されてい
る。この外枠1は前後面が開口する四角筒状をなすもの
であり、外枠1の前面には、図11に示すように、前面
扉2が左側辺部を中心に回動可能に装着されている。ま
た、前面扉2の前面には横長な長方形状の皿板3が左側
辺部を中心に回動可能に装着されている。この皿板3の
前面には上皿4が固定されており、上皿4内にはパチン
コ球(図示せず)が貯溜されている。
【0007】前面扉2の前面には右下部に位置して発射
ハンドル5が回動可能に装着されており、発射ハンドル
5の後方には、図12に示すように、発射モータ6が装
着されている。この発射モータ6の回転軸にはクランク
機構を介して打球槌(いずれも図示せず)が連結されて
おり、発射ハンドル5が図11の時計回り方向へ回動操
作されると、発射モータ6に電源が与えられ、打球槌が
上皿4内のパチンコ球を上皿4内から弾き出す。
【0008】前面扉2の前面には、図11に示すよう
に、矩形枠状の窓枠7が左側辺部を中心に回動可能に装
着されており、窓枠7の内周面には透明なガラス窓(図
示せず)が保持されている。また、前面扉2の後面には
額縁状の機構盤(図示せず)が固定されている。この機
構盤には遊技盤8が保持されており、遊技盤8は窓枠7
のガラス窓により前方から覆われている。また、前面扉
2の前面には右側部に位置して枠鍵9が装着されてお
り、枠鍵9は前面扉2を外枠1に密着した閉鎖状態にロ
ックし、しかも、皿板3および窓枠7を前面扉2に密着
した閉鎖状態にロックしている。
【0009】遊技盤8の前面には外レール10および内
レール11が固定されており、打球槌により弾かれたパ
チンコ球は外レール10および内レール11間を通して
遊技盤8内の上部に放出される。また、遊技盤8の前面
には複数の障害釘12が打込まれており、遊技盤8内の
上部に放出されたパチンコ球は複数の障害釘12に当り
ながら落下する。
【0010】遊技盤8の前面には略円形状の表示用台板
13が固定されており、表示用台板13には特別図柄表
示装置14が保持されている。この特別図柄表示装置1
4はカラー液晶表示器からなるものであり、遊技盤8の
前面には特別図柄表示装置14の下方に位置して特別図
柄始動口15が固定されている。この特別図柄始動口1
5は上面が開口するポケット状をなすものであり、特別
図柄始動口15内には特別図柄始動センサ16(図10
参照)が固定されている。この特別図柄始動センサ16
は近接スイッチからなるものであり、特別図柄始動口1
5内にパチンコ球が入球したことを検出して特別図柄始
動信号(特図始動信号と称する)を出力する。
【0011】遊技盤8の後面には、図12に示すよう
に、センタカバー17が固定されており、センタカバー
17の後面にはメイン回路ボックス18が固定されてい
る。このメイン回路ボックス18内にはメイン回路基板
19が収納されており、メイン回路基板19にはマイク
ロコンピュータを主体に構成されたメイン制御装置20
が搭載されている。このメイン制御装置20はメイン制
御手段に相当するものであり、メイン制御装置20の入
力端子には、図10に示すように、特別図柄始動センサ
16が電気的に接続されている。
【0012】表示用台板13の後面には表示回路基板
(図示せず)が固定されており、表示回路基板はセンタ
カバー17により後方から覆われている。この表示回路
基板にはマイクロコンピュータを主体に構成された表示
制御装置21(図10参照)が搭載されており、表示制
御装置21の出力端子には、図10に示すように、ドラ
イブ回路22を介して特別図柄表示装置14が電気的に
接続されている。この表示制御装置21は表示制御手段
に相当するものであり、表示制御装置21の入力端子に
はメイン制御装置20の出力端子が電気的に接続されて
いる。
【0013】遊技盤8の前面には、図11に示すよう
に、特別図柄始動口15の下方に位置して略半円形状の
入賞口用台板23が固定されており、入賞口用台板23
には前面が開口する四角筒状の大入賞口24が形成され
ている。また、入賞口用台板23には扉25が軸26を
中心に回動可能に装着されており、扉25は大入賞口ソ
レノイド27(図10参照)のプランジャにクランク機
構(図示せず)を介して連結されている。この大入賞口
ソレノイド27は入賞口用台板23の後面に固定された
ものであり、大入賞口ソレノイド27の断電時には、図
11に示すように、扉25が垂直状態に回動することに
基づいて大入賞口24の前面を閉鎖し、大入賞口ソレノ
イド27の通電時には扉25が水平状態に回動すること
に基づいて大入賞口24の前面を開放する。
【0014】大入賞口ソレノイド27は、図10に示す
ように、ドライブ回路28を介してメイン制御装置20
の出力端子に電気的に接続されており、メイン制御装置
20はドライブ回路28を通して大入賞口ソレノイド2
7に励磁電源を設定時間(例えば30秒)だけ与えるこ
とに基づいて大入賞口24を設定時間だけ開放する。こ
の開放動作はラウンド動作と称されるものであり、設定
回数(例えば15ラウンド)だけ繰返される(大当り動
作)。
【0015】メイン制御装置20の入力端子には近接ス
イッチからなる大入賞口センサ29が電気的に接続され
ている。この大入賞口センサ29は大入賞口24内に配
設されたものであり、大入賞口24内にパチンコ球が入
球したことを検出して入賞信号を出力する。また、前面
扉2の後面には、図12に示すように、メインセット3
0が前面扉2と同一の側辺部を中心に回動可能に装着さ
れている。このメインセット30はセンタカバー17を
囲う矩形枠状をなすものであり、メインセット30の後
面には賞球回路ボックス31が固定されている。
【0016】賞球回路ボックス31内には賞球回路基板
32が収納されており、賞球回路基板32にはマイクロ
コンピュータを主体に構成された賞球制御装置33が搭
載されている。この賞球制御装置33の入力端子は、図
10に示すように、メイン制御装置20の出力端子に電
気的に接続されており、メイン制御装置20は大入賞口
センサ29からの入賞信号を検出することに基づいて賞
球制御装置33にパチンコ球の払出し指令を出力する。
【0017】メインセット30の後面には、図12に示
すように、上端部に位置して球タンク34が固定されて
おり、球タンク34内にはパチンコ球(図示せず)が貯
溜されている。また、メインセット30の後面にはタン
クレール35および払出しケース36が固定されてい
る。この払出しケース36内はタンクレール35を介し
て球タンク34内に通じており、払出しケース36内に
は球タンク34内からタンクレール35を通してパチン
コ球が供給される。
【0018】払出しケース36内にはパチンコ球の払出
し機構が収納されている。この払出し機構はパルスモー
タからなる球払出しモータ37を駆動源とするものであ
り、球払出しモータ37の回転軸が設定量回転する毎に
払出しケース36内から下方へ1個のパチンコ球が払出
される。この球払出しモータ37は、図10に示すよう
に、ドライブ回路38を介して賞球制御装置33の出力
端子に電気的に接続されており、賞球制御装置33はメ
イン制御装置20からの払出し指令を検出することに基
づいて球払出しモータ37を駆動制御し、払出しケース
36内からパチンコ球を払出す。
【0019】メインセット30には、図12に示すよう
に、上皿通路39および下皿通路40が設けられてお
り、払出しケース36内から払出されたパチンコ球は上
皿通路39を通して上皿4内に供給される。また、前面
扉2の前面には、図11に示すように、下皿41が固定
されており、上皿4内から溢れたパチンコ球は下皿通路
40を通して下皿41内に供給される。
【0020】次に上記構成の作用について説明する。
尚、下記動作はメイン制御装置20および表示制御装置
21がROMに予め記録された制御プログラムに基づい
て実行するものである。メイン制御装置20は電源が投
入されると、図2のステップS1へ移行し、表示制御装
置21に初期画面の表示指令を出力する。すると、表示
制御装置21は図1のステップS21で「YES」と判
断してステップS22へ移行し、図4の(a)に示すよ
うに、特別図柄表示装置14に初期図柄「1」を横3列
に表示する。
【0021】メイン制御装置20は図2のステップS2
で特別図柄始動センサ16からの特図始動信号を検出す
ると、ステップS3へ移行し、特図始動信号の検出タイ
ミングで大当りカウンタ値および図柄カウンタ値を取得
してRAMに記録する。これら大当りカウンタおよび図
柄カウンタは「0」から異なる上限値に加算された後に
「0」に戻って加算されるものであり、メイン制御装置
20は大当りカウンタ値および図柄カウンタ値を取得す
ると、ステップS4へ移行する。
【0022】メイン制御装置20はステップS4へ移行
すると、ステップS3の大当りカウンタ値を大当り判定
値および外れリーチ判定値と比較することに基づいて外
れ,外れリーチ,大当りを判定し、判定結果をRAMに
記録する。これら大当り判定値および外れリーチ判定値
はメイン制御装置20のROMに予め記録されたもので
あり、大当りカウンタ値が大当り判定値および外れリー
チ判定値の双方と異なるときには外れと判定され、外れ
リーチ判定値と同一であるときには外れリーチと判定さ
れ、大当り判定値と同一であるときには大当りと判定さ
れる。
【0023】メイン制御装置20は外れ,外れリーチ,
大当りを判定すると、図2のステップS5へ移行する。
そして、ステップS3の図柄カウンタ値に基づいて外れ
図柄,外れリーチ図柄,大当り図柄を設定し、ステップ
S6へ移行する。尚、外れ図柄は、図4の(f)に示す
ように、左列の図柄および右列の図柄が相違する3個の
組合せ図柄を称するものである。また、外れリーチ図柄
は、図5の(d)に示すように、左列の図柄および右列
の図柄が同一で中列の図柄が相違する3個の組合せ図柄
を称するものである。また、大当り図柄は、図5の
(f)に示すように、左列の図柄〜右列の図柄が同一な
3個の組合せ図柄を称するものである。
【0024】メイン制御装置20は図2のステップS6
へ移行すると、表示制御装置21にステップS5の図柄
設定結果(左列の設定図柄,中列の設定図柄,右列の設
定図柄)を出力する。すると、表示制御装置21は図1
のステップS23で「YES」と判断してステップS2
4へ移行し、メイン制御装置20からの図柄設定結果を
RAMに記録する。
【0025】メイン制御装置20は図柄設定結果を出力
すると、図2のステップS7へ移行し、表示制御装置2
1に図柄変動指令を出力する。すると、表示制御装置2
1は図1のステップS25で「YES」と判断してステ
ップS26へ移行し、図4の(b)に示すように、特別
図柄表示装置14の各列の図柄を「1」→「2」……
「9」→「0」→「1」→「2」→「3」……の設定順
序でループ状に変動させる。
【0026】メイン制御装置20は図柄変動指令を出力
してから設定時間Tが経過したことを検出すると、図2
のステップS8へ移行し、表示制御装置21に左列の仮
停止指令を出力する。すると、表示制御装置21は図1
のステップS27で「YES」と判断してステップS2
8へ移行し、図4の(c)に示すように、特別図柄表示
装置14の左列を図1のステップS24の設定図柄で仮
停止させる。このとき、左列の図柄を上下方向へ揺す
り、左列の図柄が変動するかもしれない期待感を遊技者
に与える。
【0027】メイン制御装置20は左列の仮停止指令を
出力してから設定時間Tが経過したことを検出すると、
図2のステップS9へ移行し、表示制御装置21に右列
の仮停止指令を出力する。すると、表示制御装置21は
図1のステップS29で「YES」と判断してステップ
S30へ移行し、図4の(d)に示すように、特別図柄
表示装置14の右列を図1のステップS24の設定図柄
で仮停止させる。このとき、右列の図柄を上下方向へ揺
すり、右列の図柄が変動するかもしれない期待感を遊技
者に与える。
【0028】メイン制御装置20は右列の仮停止指令を
出力すると、図2のステップS10へ移行し、表示制御
装置21にステップS4の判定結果を出力する。する
と、表示制御装置21は図1のステップS31で「YE
S」と判断し、ステップS32へ移行する。ここで、メ
イン制御装置20からの判定結果をRAMに記録し、ス
テップS33へ移行する。
【0029】<外れの判定時>メイン制御装置20は図
2のステップS10で外れの判定結果を出力すると、ス
テップS11へ移行し、表示制御装置21に中列の図柄
変動時間を出力する。この図柄変動時間はステップS4
の判定結果に応じて設定されるものであり、外れの判定
時には短値Tsに設定される。
【0030】表示制御装置21は図1のステップS33
でメイン制御装置20からの図柄変動時間Tsを検出す
ると、ステップS34へ移行し、中列の図柄変動時間を
Tsに設定する。そして、ステップS35へ移行し、図
柄変動時間Tsの検出タイミングでリーチカウンタ値を
取得する。このリーチカウンタ値は「0」から上限値
(例えば99)に加算された後に「0」に戻って加算さ
れるものであり、表示制御装置21はリーチカウンタ値
を取得すると、ステップS36へ移行する。ここで、ス
テップS32の判定結果が外れであると判断し、ステッ
プS37へ移行する。
【0031】表示制御装置21はステップS37で図柄
変動時間Tsが経過したことを検出すると、ステップS
38へ移行し、図4の(e)に示すように、特別図柄表
示装置14の中列を図1のステップS24の設定図柄で
仮停止させる。このとき、中列の図柄を上下方向へ揺す
り、図柄が変動するかもしれない期待感を遊技者に与え
る。
【0032】メイン制御装置20は中列の仮停止指令を
出力してから設定時間T(>Ts)が経過したことを検
出すると、図2のステップ12へ移行し、表示制御装置
21に図柄確定指令を出力する。すると、表示制御装置
21は図1のステップ39で「YES」と判断してステ
ップS40へ移行し、図4の(f)に示すように、特別
図柄表示装置14の各列の図柄を静止させることに基づ
いて外れ図柄が確定したことを遊技者に知らせる。
【0033】メイン制御装置20は図柄確定指令を出力
すると、図2のステップS13へ移行し、ステップS4
の判定結果が大当りではないと判断する。そして、ステ
ップS2に復帰し、特図始動信号の出力を待つ。
【0034】<外れリーチの判定時>メイン制御装置2
0は図2のステップS10で表示制御装置21に外れリ
ーチの判定結果を出力すると、ステップS11へ移行
し、表示制御装置21に中列の図柄変動時間を出力す
る。この図柄変動時間はステップS4の判定結果に応じ
て設定されるものであり、外れリーチの判定時には長値
Tl(>Ts)に設定される。
【0035】表示制御装置21は図1のステップS33
で図柄変動時間Tlを検出すると、ステップS34へ移
行し、図柄変動時間をTlに設定する。そして、ステッ
プS35へ移行し、図柄変動時間Tlの検出タイミング
でリーチカウンタ値を取得する。次に、ステップS36
でステップS32の判定結果が外れリーチであると判断
し、ステップS36からS41へ移行する。
【0036】表示制御装置21のROMには外れリーチ
用のリーチアクションテーブルが記録されている。この
リーチアクションテーブルは、図3の(a)に示すよう
に、リーチカウンタ値とリーチパターンA〜Dとの関係
を示すものであり、表示制御装置21は図1のステップ
S41へ移行すると、ステップS35のリーチカウンタ
値に応じたリーチパターンA〜Dを図3の(a)のリー
チアクションテーブルから選び出し、図1のステップS
42へ移行する。尚、図3の(a)の出現率は外れリー
チの判定時にリーチパターンA〜Dが出現する確率を示
すものであり、ROMの記録データではない。
【0037】表示制御装置21は図1のステップS42
へ移行すると、特別図柄表示装置14にステップS41
のリーチパターンA〜Dを表示し、ステップS37で図
柄変動時間Tlが経過したことを検出すると、ステップ
S38へ移行する。そして、特別図柄表示装置14の中
列をステップS24の設定図柄で仮停止させた後、ステ
ップS39でメイン制御装置20からの図柄確定指令を
検出すると、図柄を確定させる。以下、リーチパターン
A〜Dについて説明する。
【0038】<リーチパターンA(ノーマルリーチ)に
ついて>表示制御装置21は、図5の(b)に示すよう
に、特別図柄表示装置14の中列の図柄をスロー変動状
態に切換える。このスロー変動は図柄が明確に識別でき
る程度の速度でゆっくりと変動することを称するもので
あり、表示制御装置21は中列の図柄を2周程度だけス
ロー変動させると、図5の(c)に示すように、ステッ
プS24の設定図柄で仮停止させる。このとき、メイン
制御装置20からの図柄確定指令を検出すると、図5の
(d)に示すように、各列の図柄を静止させる。
【0039】<リーチパターンB(チェンジリーチ)に
ついて>表示制御装置21は、図6の(b)に示すよう
に、特別図柄表示装置14の中列の図柄をスロー変動状
態に切換える。そして、図6の(c)に示すように、中
列の図柄が1周する間に外れ図柄(ここでは左列および
右列の仮停止図柄と相違する図柄を外れ図柄と称してい
る)に光線を照射する演出の画面を表示し、図6の
(d)に示すように、光線が照射された外れ図柄を大当
り図柄(ここでは左列および右列の仮停止図柄と同一の
図柄を大当り図柄と称している)に交換する演出の画面
を表示し、大当り図柄を増やす。
【0040】表示制御装置21は大当り図柄を増やす
と、図柄を2周程度だけスロー変動させ、図6の(e)
に示すように、中列の図柄をステップS24の設定図柄
で仮停止させる。このとき、メイン制御装置20からの
図柄確定指令を検出すると、図6の(f)に示すよう
に、各列の図柄を静止させる。
【0041】<リーチパターンC(ブロックリーチ)に
ついて>表示制御装置21は、図7の(b)に示すよう
に、特別図柄表示装置14の中列をステップS24の外
れ図柄で仮停止させる。そして、左列〜右列の図柄を消
去し、図7の(c)に示すように、縦・横・斜めの合計
8本の有効ラインYLを表示する。次に、図7の(d)
〜(g)に示すように、キャラクター図柄を登場させ、
仮停止時の2種類の図柄を交互に落下させる。このと
き、キャラクター図柄が図柄を受止めて積上げる様子を
演出する。
【0042】表示制御装置21は6個の図柄を落下させ
ると、図7の(h)に示すように、7個目の図柄を左上
部に積上げる。このとき、メイン制御装置21からの図
柄確定指令を検出すると、図7の(i)に示すように、
仮停止時の外れリーチ図柄を静止状態で表示する。
【0043】<リーチパターンD(スクラッチリーチ)
について>表示制御装置21は、図8の(b)に示すよ
うに、特別図柄表示装置14の中列をステップS24の
外れ図柄で仮停止させる。そして、図8の(c)に示す
ように、特別図柄表示装置14の中段に仮停止図柄を表
示し、上段および下段にスクラッチ図柄〜を表示す
る。
【0044】表示制御装置21は仮停止図柄およびスク
ラッチ図柄〜を表示すると、図8の(d)〜(g)
に示すように、スクラッチ図柄〜が順番に削られて
仮停止時の図柄が現れる様子を演出する。このとき、同
一の図柄が縦・横・斜めのいずれにも揃わないように図
柄を表示し、メイン制御装置20からの図柄確定指令を
検出すると、図8の(h)に示すように、仮停止時の外
れリーチ図柄を静止状態で表示する。
【0045】<大当りの判定時>メイン制御装置20は
図2のステップS10で大当りの判定結果を表示制御装
置21に出力すると、ステップS11へ移行し、表示制
御装置21に中列の図柄変動時間を出力する。この図柄
変動時間はステップS4の判定結果に応じて設定される
ものであり、大当りの判定時には外れリーチの判定時と
同一の長値Tlに設定される。
【0046】表示制御装置21は図1のステップS33
で図柄変動時間Tlを検出すると、ステップS34へ移
行し、図柄変動時間をTlに設定する。そして、ステッ
プS35へ移行し、図柄変動時間Tlの検出タイミング
でリーチカウンタ値を取得する。次に、ステップS36
でステップS31の判定結果が大当りであると判断し、
ステップS36からS41へ移行する。
【0047】表示制御装置21のROMには大当り用の
リーチアクションテーブルが記録されている。このリー
チアクションテーブルは、図3の(b)に示すように、
リーチカウンタ値とリーチパターンA〜Eとの関係を示
すものであり、表示制御装置21は図1のステップS4
1へ移行すると、ステップS35のリーチカウンタ値に
応じたリーチパターンA〜Eを図3の(b)のリーチア
クションテーブルから選び出し、図1のステップS42
へ移行する。尚、図3の(b)の出現率は大当りの判定
時にリーチパターンA〜Eが出現する確率を示すもので
あり、ROMの記録データではない。
【0048】表示制御装置21は図1のステップS42
へ移行すると、特別図柄表示装置14にステップS41
のリーチパターンA〜Eを表示し、ステップS37で図
柄変動時間Tlが経過したことを検出すると、ステップ
S38へ移行する。そして、特別図柄表示装置14の中
列をステップS24の設定図柄で仮停止させた後、ステ
ップS39でメイン制御装置20からの図柄確定指令を
検出すると、図柄を確定させる。以下、リーチパターン
A〜Eについて説明する。
【0049】<リーチパターンA(ノーマルリーチ)に
ついて>表示制御装置21は、図5の(b)に示すよう
に、特別図柄表示装置14の中列の図柄をスロー変動状
態に切換え、図5の(e)に示すように、ステップS2
4の設定図柄で仮停止させる。このとき、メイン制御装
置20からの図柄確定指令を検出すると、図5の(f)
に示すように、各列の図柄を静止させる。
【0050】<リーチパターンB(チェンジリーチ)に
ついて>表示制御装置21は、図6の(b)に示すよう
に、特別図柄表示装置14の中列の図柄をスロー変動状
態に切換える。そして、図6の(c)〜(d)に示すよ
うに、外れ図柄が大当り図柄と交換される演出の画面を
表示し、図6の(g)に示すように、中列の図柄をステ
ップS24の設定図柄で仮停止させる。このとき、メイ
ン制御装置20からの図柄確定指令を検出すると、図6
の(h)に示すように、各列の図柄を静止させる。
【0051】<リーチパターンC(ブロックリーチ)に
ついて>表示制御装置21は、図7の(b)に示すよう
に、特別図柄表示装置14の中列をステップS24の設
定図柄以外の図柄で仮停止させ、図7の(c)に示すよ
うに、8本の有効ラインYLを表示する。そして、図7
の(d)〜(g)に示すように、キャラクター図柄が2
種類の仮停止図柄を交互に受止めて積上げる様子を演出
し、図7の(j)に示すように、7個目の図柄を右上部
に積上げる。このとき、メイン制御装置21からの図柄
確定指令を検出すると、図7の(k)に示すように、ス
テップS24の大当り図柄を静止状態で表示する。
【0052】<リーチパターンD(スクラッチリーチ)
について>表示制御装置21は、図8の(b)に示すよ
うに、特別図柄表示装置14の中列をステップS24の
設定図柄以外の図柄で仮停止させる。そして、図8の
(c)に示すように、中段に仮停止図柄およびスクラッ
チ図柄〜を表示し、図8の(d),(e),
(i),(j)に示すように、スクラッチ図柄〜が
順番に削られて仮停止時の図柄が現れる様子を演出す
る。このとき、同一の図柄が縦・横・斜めのいずれかに
揃うように図柄を表示し、メイン制御装置20からの図
柄確定指令を検出すると、図8の(k)に示すように、
ステップS24の大当り図柄を静止状態で表示する。
【0053】<リーチパターンE(逆転リーチ)につい
て>表示制御装置21は、図9の(b)に示すように、
特別図柄表示装置14の中列をステップS24の設定図
柄以外の図柄で仮停止させる。そして、図9の(c)に
示すように、中列の図柄を図柄変動時とは逆の「1」→
「0」→「9」→「8」…「2」→「1」…の順序でス
ロー変動させ、図9の(d)に示すように、ステップS
24の設定図柄で仮停止させる。このとき、メイン制御
装置20からの図柄確定指令を検出すると、図9の
(e)に示すように、各列の図柄を静止させる。
【0054】メイン制御装置20は図柄確定指令を出力
すると、図2のステップS13へ移行する。ここで、ス
テップS4の判定結果が大当りであると判断し、ステッ
プS14へ移行する。そして、大入賞口ソレノイド27
を駆動制御することに基づいて上述の大当り動作を実行
し、ステップS2に復帰する。
【0055】上記第1実施例によれば、メイン制御装置
20から表示制御装置21に指令信号に相当する変動時
間Tlを与え、表示制御装置21が変動時間Tlを検出
することに基づいてリーチパターンA〜Eの中から任意
のものを選択するように構成した。このため、メイン制
御装置20に膨大なリーチパターンA〜Eの選択プログ
ラムを記録する必要がなくなり、リーチパターンA〜E
とは異なるリーチパターンを有する異機種にメイン制御
装置20を流用するときにメイン制御装置20の制御内
容を変更する手間が少なくなるので、メイン制御装置2
0を異機種間で簡単に流用できる。しかも、表示制御装
置21が演出の異なる複数のリーチパターンA〜Eの中
から任意のものを選択するように構成した。このため、
特別図柄表示装置14の画面に興趣に富んだ視覚的な変
化ができるので、遊技のおもしろさが高まる。
【0056】また、表示制御装置21がメイン制御装置
20からの変動時間Tlに基づいてリーチカウンタ値を
取得し、リーチカウンタ値に応じたリーチパターンA〜
Eを選択するように構成したので、リーチパターンA〜
Eのいずれかがランダムに選択されるようになる。この
ため、リーチパターンA〜Eのうち遊技者が予期せぬも
のが表示されるようになるので、遊技のおもしろさが一
層高まる。
【0057】尚、上記第1実施例においては、表示制御
装置21がメイン制御装置20からの図柄変動時間Tl
を検出することに基づいてリーチパターンA〜Eの決定
動作を行うように構成したが、これに限定されるもので
はなく、例えばメイン制御装置20から表示制御装置2
1に専用の決定指令を出力し、表示制御装置21が決定
指令を検出することに基づいてリーチパターンA〜Eの
決定動作を行うように構成しても良い。
【0058】また、上記第1実施例においては、表示制
御装置21が図柄変動時間Tlの検出タイミングでリー
チカウンタ値を取得し、リーチカウンタ値に応じたリー
チパターンA〜Eを選択するように構成したが、これに
限定されるものではなく、例えば表示制御装置21がメ
イン制御装置20からのカウンタ値を演算処理すること
に基づいて乱数値を取得し、乱数値に応じたリーチパタ
ーンA〜Eを選択するように構成しても良い。この場
合、メイン制御装置20が特図始動信号の検出タイミン
グでカウント値を取得し、当該カウント値を表示制御装
置21に出力するように構成すると良い。
【0059】次に本発明の第2実施例を図13ないし図
20に基づいて説明する。メイン制御装置20の出力端
子には、図20に示すように、ランプ制御装置42の入
力端子が電気的に接続されている。このランプ制御装置
42はマイクロコンピュータを主体に構成されたもので
あり、ランプ制御装置42の出力端子にはドライブ回路
43を介して保留球ランプ44〜47が電気的に接続さ
れている。これら保留球ランプ44〜47はLEDから
なるものであり、表示台板13の前面に横一列に固定さ
れている。
【0060】次に上記構成の作用について説明する。メ
イン制御装置20は電源が投入されると、図14のステ
ップS51へ移行する。そして、大当り値に1個の設定
値「7」を投入することに基づいて大当り確率を通常値
にセットし、表示制御装置21にイニシャル指令を出力
する。すると、表示制御装置21は図13のステップS
80でイニシャル指令を検出し、ステップS81で特別
図柄表示装置14に初期図柄「1」を横3列に表示す
る。
【0061】メイン制御装置20は図14のステップS
52でカウンタデータが有ると判断すると、ステップS
53へ移行する。このカウンタデータはメイン制御装置
20が特別図柄始動センサ16からの特図始動信号を検
出することに基づいて割込みルーチンで取得するもので
あり、その処理内容は次の通りである。
【0062】<データ取得処理について>メイン制御装
置20は特別図柄始動センサ16からの特図始動信号を
検出すると、図15のステップS101へ移行し、RA
Mのカウンタデータエリアを参照する。このカウンタデ
ータエリアは、図16に示すように、保留データ記録部
〜からなるものであり、メイン制御装置20は図1
5のステップS101で保留データ記録部〜に空欄
がないことを検出すると、処理を終える。また、ステッ
プS101で保留データ記録部〜に空欄があること
を検出すると、ステップS102へ移行する。
【0063】メイン制御装置20はステップS102へ
移行すると、特図始動信号の検出タイミングで大当りカ
ウンタ値No,リーチカウンタ値Nr,大当り図柄カウ
ンタ値Noz,外れ図柄カウンタ値Nhzを取得する。これ
ら大当りカウンタNo〜外れ図柄カウンタNhzは、図1
7に示すように、「0」から上限値に加算された後に
「0」に戻って加算されるリングカウンタからなるもの
であり、メイン制御装置20は大当りカウンタ値No〜
外れ図柄カウンタ値Nhzを取得すると、保留データ記録
部〜の空欄に記録する。これら保留データ記録部
〜には保留データ記録部,保留データ記録部,保
留データ記録部,保留データ記録部,保留データ記
録部の順で記録順序が設定されており、メイン制御装
置20は大当りカウンタ値No〜外れ図柄カウンタ値N
hzを1セットとして当該記録順序に応じた先頭の空欄に
記録する。
【0064】メイン制御装置20は大当りカウンタ値N
o〜外れ図柄カウンタ値Nhzを記録すると、図15のス
テップS103へ移行し、保留データ記録部〜の記
録状態を検出する。ここで、保留データ記録部〜に
カウンタデータが記録されていないことを検出したとき
には処理を終える。また、保留データ記録部〜にカ
ウンタデータが記録されていることを検出したときには
ステップS104へ移行する。
【0065】保留データ記録部〜には、図16に示
すように、保留球ランプ44〜47が割付けられてお
り、メイン制御装置20は図15のステップS104へ
移行すると、カウンタデータが記録されている保留デー
タ記録部〜に対応する保留球ランプ44〜47の点
灯指令をランプ制御装置42に出力する。
【0066】ランプ制御装置42はメイン制御装置20
からの点灯指令を検出すると、保留球ランプ44〜47
のうち点灯指定に応じたものを点灯させる。従って、保
留データ記録部にカウンタデータが記録されている状
態で特別図柄始動口15内にパチンコ球が入賞したとき
には保留データ記録部〜に当該順序でカウンタデー
タが記録され、保留球ランプ44〜47が当該順序で点
灯する。
【0067】メイン制御装置20は図14のステップS
52からS53へ移行すると、保留データ記録部から
大当りカウンタ値No〜外れ図柄カウンタ値Nhzを検出
し、ステップS54へ移行する。そして、保留データ記
録部の大当りカウンタ値Noに基づいて外れ,外れリ
ーチ,大当りの判定処理を行い、判定結果に応じた処理
動作を行う。以下、外れ判定時の処理内容,外れリーチ
判定時の処理内容,大当り判定時の処理内容について説
明する。
【0068】<外れ判定時の処理内容について>メイン
制御装置20は図14のステップS54へ移行すると、
保留データ記録部の大当りカウンタ値Noを大当り値
「7」と比較する。この大当り値「7」はメイン制御装
置20のROMに予め記録されたものであり、メイン制
御装置20は両者が相違していることを検出すると、外
れと判定してステップS55へ移行し、保留データ記録
部のリーチカウンタ値Nrをリーチ値「7」および
「14」と比較する。これらリーチ値「7」および「1
4」はメイン制御装置20のROMに予め記録されたも
のであり、メイン制御装置20はリーチカウンタ値Nr
がリーチ値「7」および「14」でないことを検出する
と、完全外れと判定してステップS56へ移行する。
【0069】メイン制御装置20のROMには外れ図柄
テーブルが記録されている。この外れ図柄テーブルは外
れ図柄と外れ図柄カウンタ値Nhzとの関係を示すもので
あり、外れ図柄は左列の数字図柄と中列の数字図柄と右
列の数字図柄との組合せから構成され、左列の数字図柄
と右列の数字図柄とは異なる値に設定されている。尚、
外れ図柄テーブルには各列の数字図柄として「1」〜
「12」のいずれかが記録されている。
【0070】メイン制御装置20は図14のステップS
56へ移行すると、保留データ記録部の外れ図柄カウ
ンタ値Nhzに応じた外れ図柄をROMの外れ図柄テーブ
ルから取得する。そして、ステップS57で変動パター
ンを「4」に設定し、ステップS58で表示制御装置2
1に制御情報を出力し、ステップS59で表示制御装置
21に図柄変動指令を出力する。この制御情報は外れ図
柄の設定結果と変動パターンとを有するものであり、表
示制御装置21は図13のステップS82で制御情報を
検出すると、RAMに記録してステップS83へ移行す
る。
【0071】表示制御装置21はステップS83へ移行
すると、制御情報の変動パターンを「4」と比較する。
ここでは変動パターンとしてRAMに「4」が記録され
ているので、「YES」と判断してステップS86へ移
行し、メイン制御装置20からの図柄変動指令を待つ。
【0072】表示制御装置21はステップS86でメイ
ン制御装置20からの図柄変動指令を検出すると、ステ
ップS87へ移行し、特別図柄表示装置14の各列の数
字図柄を縦方向に「1」→「2」…「11」→「12」
→「1」…の設定順序で変動させる。
【0073】表示制御装置21は図柄を変動開始する
と、ステップS88へ移行し、変動パターンに応じた演
出画面を特別図柄表示装置14に表示する。ここでは変
動パターン「4」が設定されているので、演出画面とし
て特別図柄表示装置14の各列が制御情報で指定された
数字図柄で仮停止する様子を表示する。この数字図柄の
仮停止は左列→右列→中列の順序で行われるものであ
り、表示制御装置21は各列の数字図柄を仮停止させる
と、ステップS89へ移行し、メイン制御装置20から
の図柄確定指令を待つ。
【0074】メイン制御装置20は図14のステップS
59で図柄変動指令を出力すると、ステップS60で演
出表示時間Teの経過を待つ。この演出表示時間Teは
表示制御装置21が図13のステップS88で演出画面
を表示するのに要する時間に相当するものであり、メイ
ン制御装置20が変動パターンに基づいて設定するもの
である。
【0075】メイン制御装置20は図14のステップ6
0で演出表示時間Teの経過を検出すると、ステップS
61で表示制御装置21に図柄確定指令を出力する。す
ると、表示制御装置21は図13のステップS89で図
柄確定指令を検出し、ステップS90で各列の数字図柄
を確定させる。
【0076】メイン制御装置20は図柄確定指令を出力
すると、図14のステップS62へ移行し、保留データ
記録部のカウンタデータを消去する。そして、保留デ
ータ記録部〜にカウンタデータが記録されていると
きにはカウンタデータを前段の保留データ記録部〜
に移動させ、保留データ記録部〜のうち空欄にした
ものに対応する保留球ランプ44〜47の消灯指令をラ
ンプ制御装置42に出力する。すると、ランプ制御装置
42は保留球ランプ44〜47のうち消灯指令に応じた
ものを消灯する。
【0077】<外れリーチ判定時の処理内容について>
メイン制御装置20は図14のステップS55で保留デ
ータ記録部のリーチカウンタ値Nrがリーチ値「7」
または「14」であることを検出すると、外れリーチと
判定し、ステップS63のリーチ処理へ移行する。そし
て、図18のステップS201で外れ図柄テーブルから
保留データ記録部の外れ図柄カウンタ値Nhzに応じた
外れ図柄を取得し、ステップS202へ移行する。
【0078】メイン制御装置20はステップS202へ
移行すると、外れ図柄の左列の数字図柄と中列の数字図
柄とを比較する。ここで、左列の数字図柄と中列の数字
図柄とが同一であることを検出すると、ステップS20
3へ移行し、右列の数字図柄を左列にコピーする。例え
ば外れ図柄が「1 1 2」であるときには右列の
「2」の数字図柄が左列にコピーされ、外れリーチ図柄
が「2 1 2」に設定される。
【0079】メイン制御装置20はステップS202で
左列の数字図柄と中列の数字図柄とが相違していること
を検出すると、ステップS204へ移行し、左列の数字
図柄を右列にコピーする。例えば外れ図柄が「1 2
4」であるときには左列の「1」の数字図柄が右列にコ
ピーされ、外れリーチ図柄が「1 2 1」に設定され
る。
【0080】メイン制御装置20はリーチ処理を終える
と、図14のステップS64へ移行し、外れリーチ用の
変動パターンカウンタ値Nh1を取得する。この変動パタ
ーンカウンタNh1は「0」から「2」に加算された後に
「0」に戻って加算されるリングカウンタからなるもの
であり、メイン制御装置20は変動パターンカウンタ値
Nh1を取得すると、ステップS65で変動パターンを変
動パターンカウンタ値Nh1に設定する。
【0081】メイン制御装置20は変動パターンを設定
すると、ステップS58で表示制御装置21に制御情報
を出力し、ステップS59で表示制御装置21に図柄変
動指令を出力する。この制御情報は外れリーチ図柄の設
定結果と変動パターンとを有するものであり、表示制御
装置21は図13のステップS82で制御情報を検出す
ると、RAMに記録してステップS83へ移行する。
【0082】表示制御装置21はステップS83へ移行
すると、制御情報の変動パターンを「4」と比較する。
ここでは変動パターンとして「0」〜「2」のいずれか
が設定されているので、「NO」と判断してステップS
84へ移行し、リーチパターンカウンタ値Npを取得す
る。このリーチパターンカウンタ値Npは「0」から
「99」に加算された後に「0」に戻って加算されるリ
ングカウンタからなるものであり、表示制御装置21は
リーチパターンカウンタ値Npを取得すると、ステップ
S85へ移行する。
【0083】表示制御装置21のROMには外れリーチ
用のリーチパターンテーブルが記録されている。このリ
ーチパターンテーブルは、図19の(a)に示すよう
に、変動パターンとリーチパターンとの対応関係を示す
ものであり、表示制御装置21は図13のステップS8
5へ移行すると、下記〜に示すように、図19の
(a)のリーチパターンテーブルに基づいてリーチパタ
ーンを設定する。
【0084】変動パターンが「0」の場合:リーチパ
ターンを「A」〜「D」の中から選択する。例えばリー
チパターンカウンタ値Npが「0〜64」であるときに
はリーチパターンAが選択され、リーチパターンカウン
タ値Npが「65〜84」であるときにはリーチパター
ンBが選択される。また、リーチパターンカウンタ値N
pが「85〜94」であるときにはリーチパターンCが
選択され、リーチパターンカウンタ値Npが「95〜9
9」であるときにはリーチパターンDが選択される。
【0085】変動パターンが「1」の場合:リーチパ
ターンカウンタ値Npに拘らず、リーチパターンCを選
択する。
【0086】変動パターンが「2」の場合:リーチパ
ターンを「B」および「D」の中から選択する。例えば
リーチパターンカウンタ値Npが「0〜69」であると
きにはリーチパターンBが選択され、リーチパターンカ
ウンタ値Npが「70〜99」であるときにはリーチパ
ターンDが選択される。
【0087】表示制御装置21はリーチパターンを設定
すると、図13のステップS86へ移行する。ここで、
メイン制御装置20からの図柄変動指令を検出すると、
ステップS87へ移行し、特別図柄表示装置14の各列
の数字図柄を設定順序で変動させる。そして、ステップ
S88へ移行し、演出画面としてステップS85で設定
したリーチパターンを表示する。尚、リーチパターンA
〜Dの演出内容は第1実施例で説明した通りである。
【0088】メイン制御装置20は図14のステップS
59で図柄変動指令を出力すると、ステップS60で演
出表示時間Teの経過を待つ。この演出表示時間Te
は、上述したように、メイン制御装置20が変動パター
ンに基づいて設定するリーチパターンの表示時間に相当
するものであり、メイン制御装置20は演出表示時間T
eの経過を検出すると、ステップS61で表示制御装置
21に図柄確定指令を出力し、ステップS62でカウン
タデータエリアのカウンタデータを整理する。すると、
表示制御装置21は図13のステップS89で図柄確定
指令を検出し、ステップS90で各列の数字図柄を確定
させる。
【0089】<大当り判定時の処理内容について>メイ
ン制御装置20のROMには大当り図柄テーブルが記録
されている。この大当り図柄テーブルは大当り図柄と大
当り図柄カウンタ値Nozとの関係を示すものであり、大
当り図柄は左列の数字図柄と中列の数字図柄と右列の数
字図柄との組合せから構成され、左列の数字図柄〜右列
の数字図柄は「1」〜「12」のうちの同一値に設定さ
れている。
【0090】メイン制御装置20は図14のステップS
54で保留データ記録部の大当りカウンタ値Noが大
当り値「7」と同一であることを検出すると、大当りと
判定してステップS66へ移行する。ここで、保留デー
タ記録部の大当り図柄カウンタ値Nozに応じた大当り
図柄を大当り図柄テーブルから取得し、ステップS67
へ移行する。
【0091】メイン制御装置20はステップS67へ移
行すると、大当り用の変動パターンカウンタ値Nh2を取
得する。この変動パターンカウンタNh2は「0」から
「3」に加算された後に「0」に戻って加算されるリン
グカウンタからなるものであり、メイン制御装置20は
変動パターンカウンタ値Nh2を取得すると、ステップS
68へ移行し、変動パターンを変動パターンカウンタ値
Nh2に設定する。
【0092】メイン制御装置20は変動パターンを設定
すると、ステップS69で表示制御装置21に制御情報
を出力し、ステップS70で表示制御装置21に図柄変
動指令を出力する。この制御情報は大当り図柄の設定結
果と変動パターンとを有するものであり、表示制御装置
21は図13のステップS82で制御情報を検出する
と、RAMに記録してステップS83へ移行する。
【0093】表示制御装置21はステップS83へ移行
すると、制御情報の変動パターンを「4」と比較する。
ここでは変動パターンとして「0」〜「3」のいずれか
が設定されているので、「NO」と判断してステップS
84へ移行する。そして、リーチパターンカウンタ値N
pを取得し、ステップS85へ移行する。
【0094】表示制御装置21のROMには大当り用の
リーチパターンテーブルが記録されている。このリーチ
パターンテーブルは、図19の(b)に示すように、変
動パターンとリーチパターンとの対応関係を示すもので
あり、表示制御装置21は図13のステップS85へ移
行すると、下記〜に示すように、図19の(b)の
リーチパターンテーブルに基づいてリーチパターンを設
定する。
【0095】変動パターンが「0」の場合:外れリー
チの判定時と同様にしてリーチパターンを「A」〜
「D」の中から選択する。
【0096】変動パターンが「1」の場合:外れリー
チの判定時と同様にしてリーチパターン「C」を選択す
る。
【0097】変動パターンが「2」の場合:外れリー
チの判定時と同様にしてリーチパターンを「B」および
「D」の中から選択する。
【0098】変動パターンが「3」の場合:リーチパ
ターンを「A」〜「E」の中から選択する。例えばリー
チパターンカウンタ値Npが「0〜14」であるときに
はリーチパターンAが選択され、リーチパターンカウン
タ値Npが「15〜34」であるときにはリーチパター
ンBが選択され、リーチパターンカウンタ値Npが「3
5〜64」であるときにはリーチパターンCが選択され
る。また、リーチパターンカウンタ値Npが「65〜9
4」であるときにはリーチパターンDが選択され、リー
チパターンカウンタ値Npが「95〜99」であるとき
にはリーチパターンEが選択される。
【0099】表示制御装置21はリーチパターンを設定
すると、図13のステップS86へ移行する。ここで、
メイン制御装置20からの図柄変動指令を検出すると、
ステップS87で特別図柄表示装置14の各列の数字図
柄を変動させる。そして、ステップS88へ移行し、演
出画面としてステップS85で設定したリーチパターン
を特別図柄表示装置14に表示する。尚、リーチパター
ンA〜Eの演出内容は第1実施例で説明した通りであ
る。
【0100】メイン制御装置20は図14のステップS
70で図柄変動指令を出力すると、ステップS71で演
出表示時間Teの経過を待つ。この演出表示時間Te
は、上述したように、メイン制御装置20が変動パター
ンに基づいて設定するリーチパターンの表示時間に相当
するものであり、メイン制御装置20は演出表示時間T
eの経過を検出すると、ステップS72で表示制御装置
21に図柄確定指令を出力する。すると、表示制御装置
21は図13のステップS89で図柄確定指令を検出
し、ステップS90で各列の数字図柄を確定させる。
【0101】メイン制御装置20は図14のステップS
72で図柄確定指令を出力すると、ステップS73で大
当り処理を実行する。そして、ステップS74で大当り
図柄が奇数であることを検出したときにはステップS7
5へ移行し、大当り値に「7」,「57」,「10
7」,「157」,「207」,「257」を投入する
ことに基づいて大当り確率を高値「6/317」にセッ
トする。また、大当り図柄が偶数であることを検出した
ときにはステップS74からS76へ移行し、大当り値
に「7」を投入することに基づいて大当り確率を通常値
「1/317」にセットする。
【0102】メイン制御装置20は大当り確率を設定す
ると、ステップS62へ移行する。ここで、カウンタデ
ータの整理および保留球ランプ44〜47の消灯を行
い、ステップS52に復帰する。従って、奇数図柄で大
当りが発生したときには次回の大当りが「6/317」
の高確率で判定され、偶数図柄で大当りが発生したとき
には次回の大当りが「1/317」の通常確率で判定さ
れる。
【0103】上記第2実施例によれば、表示制御装置2
1がメイン制御装置20からの変動パターン「0」,
「2」,「3」を検出することに基づいて任意のリーチ
パターンを選択するように構成した。このため、メイン
制御装置20に膨大なリーチパターンの選択プログラム
を記録する必要がなくなり、異なるリーチパターンを有
する異機種にメイン制御装置20を流用するときにメイ
ン制御装置20の制御内容を変更する手間が少なくなる
ので、メイン制御装置20を異機種間で簡単に流用でき
る。しかも、表示制御装置21が演出の異なる複数のリ
ーチパターンの中から任意のものを選択するように構成
した。このため、特別図柄表示装置14の画面に興趣に
富んだ視覚的な変化ができるので、遊技のおもしろさが
高まる。
【0104】また、メイン制御装置20から表示制御装
置21に変動パターン「0」,「2」,「3」が出力さ
れたときには表示制御装置21が任意のリーチパターン
を選択し、変動パターン「1」が出力されたときには表
示制御装置21が変動パターン「1」通りのリーチパタ
ーンを設定するように構成したので、メイン制御装置2
0および表示制御装置21の双方でリーチパターンの決
定機能を分担できる。また、表示制御装置21がメイン
制御装置20からの変動パターン「0」,「2」,
「3」に基づいてリーチパターンカウンタ値Npを取得
し、リーチパターンカウンタ値Npに応じたリーチパタ
ーンを選択するように構成したので、リーチパターンが
ランダムに選択されるようになる。このため、遊技者が
予期せぬリーチパターンが表示されるようになるので、
遊技のおもしろさが一層高まる。
【0105】次に本発明の第3実施例を図13,図1
4,図21に基づいて説明する。メイン制御装置20は
図14のステップS64およびS67へ移行すると、変
動パターンカウンタ値Nhを取得する。この変動パター
ンカウンタ値Nhは「0」から「3」に加算された後に
「0」に戻って加算されるリングカウンタからなるもの
であり、メイン制御装置20はステップS64およびS
67で変動パターンカウンタ値Nhを取得すると、ステ
ップS65およびS68で変動パターンを変動パターン
カウンタ値Nhに設定し、ステップS58およびS69
で表示制御装置21に変動パターンを含む制御情報を出
力する。
【0106】表示制御装置21のROMにはリーチパタ
ーンテーブルが記録されている。このリーチパターンテ
ーブルは、図21に示すように、変動パターンとリーチ
パターンとの関係を示すものであり、表示制御装置21
は図13のステップS85へ移行すると、外れリーチお
よび大当りに拘らず図21のリーチパターンテーブルか
ら変動パターンおよびリーチパターンカウンタ値Npに
応じたリーチパターンを選択する。
【0107】上記第3実施例によれば、外れリーチ判定
時のリーチパターンテーブルと大当り判定時のリーチパ
ターンテーブルとを兼用したので、表示制御装置21の
データ量が低減される。
【0108】尚、上記第1実施例においては、大当り確
率が固定されたパチンコ機に本発明を適用し、上記第2
および第3実施例においては、特定図柄で大当りが発生
することに基づいて大当り確率が高まる確率変動形のパ
チンコ機に本発明を適用したが、これに限定されるもの
ではなく、例えば特定図柄で大当りが発生することに基
づいて図柄変動時間が短縮される時間短縮形のパチンコ
機に本発明を適用しても良い。
【0109】また、上記第1ないし第3実施例において
は、特別図柄始動口15内に特別図柄始動センサ16を
配設したが、これに限定されるものではなく、例えば裏
樋内に配設しても良い。この裏樋は特別図柄始動口15
内に入球したパチンコ球を機外へ排出する球通路に相当
するものであり、特別図柄始動センサ16はパチンコ球
が特別図柄始動口15内を通過することに基づいて特図
始動信号を出力することになる。
【0110】また、上記第1ないし第3実施例において
は、特別図柄表示装置14としてカラー液晶表示器を用
いたが、これに限定されるものではなく、例えばLED
表示器を用いても良い。また、上記第1ないし第3実施
例においては、特別図柄表示装置14に数字図柄を表示
したが、これに限定されるものではなく、例えばアルフ
ァベット図柄や漢数字図柄を表示しても良い。
【0111】また、上記第1ないし第3実施例において
は、大当りの発生に連動して大当り動作が行われる1種
のパチンコ機に本発明を適用したが、これに限定される
ものではなく、例えば3種のパチンコ機に本発明を適用
しても良い。このパチンコ機は大当りの発生に連動して
特別入賞口が開放されるものであり、特別入賞口の開放
時に特別入賞口内にパチンコ球が入球することに基づい
て大当り動作が行われる。この場合、ポケット状の特別
図柄始動口15に変えて上下面が開口するコ字枠状の特
別図柄始動ゲートを用い、パチンコ球が特別図柄始動ゲ
ート内を通過することに基づいて特別図柄始動センサ1
6から特図始動信号が出力されるようにすると良い。
【0112】
【発明の効果】本発明の遊技機によれば、表示制御手段
がメイン制御手段からの指令信号に基づいてリーチパタ
ーンの選択動作を行うように構成したので、メイン制御
手段を異機種間で簡単に流用できる。しかも、表示制御
手段が演出の異なる複数のリーチパターンの中から任意
のものを選択するように構成したので、図柄表示装置の
画面に興趣に富んだ視覚的な変化が生まれ、遊技のおも
しろさが高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図(表示制御装置の
制御内容を示すフローチャート)
【図2】メイン制御装置の制御内容を示すフローチャー
【図3】(a)は外れリーチ用のリーチアクションテー
ブルを示す図、(b)は大当り用のリーチアクションテ
ーブルを示す図
【図4】外れ判定時の特別図柄表示装置の画面を示す図
【図5】ノーマルリーチ画面を示す図
【図6】チェンジリーチ画面を示す図
【図7】ブロックリーチ画面を示す図
【図8】スクラッチリーチ画面を示す図
【図9】逆転リーチ画面を示す図
【図10】電気的構成を示すブロック図
【図11】全体構成を示す前面図
【図12】全体構成を示す後面図
【図13】本発明の第2実施例を示す図(表示制御装置
の制御内容を示すフローチャート)
【図14】メイン制御装置の制御内容を示すフローチャ
ート
【図15】メイン制御装置のデータ取得処理内容を示す
フローチャート
【図16】保留データ記録部と保留球ランプとの対応関
係を示す図
【図17】カウンタデータの説明するための図
【図18】メイン制御装置のリーチ処理内容を示すフロ
ーチャート
【図19】(a)は外れリーチ用のリーチパターンテー
ブルを示す図、(b)は大当り用のリーチパターンテー
ブルを示す図
【図20】電気的構成を示すブロック図
【図21】本発明の第3実施例を示す図(リーチパター
ンテーブルを示す図)
【符号の説明】
14は特別図柄表示装置(図柄表示装置)、15は特別
図柄始動口(始動口)、20はメイン制御装置(メイン
制御手段)、21は表示制御装置(表示制御手段)を示
す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ球が始動口内に入球したり、始
    動ゲート内を通過することに基づいて大当りの判定動作
    を行うメイン制御手段と、 前記メイン制御手段の判定結果を図柄表示装置に表示す
    る表示制御手段とを備え、 前記表示制御手段は、前記メイン制御手段から指令信号
    が与えられることに基づいて前記図柄表示装置に表示す
    るリーチパターンを演出が異なる複数の中から選択する
    リーチパターン選択処理を行うことを特徴とする遊技
    機。
  2. 【請求項2】 メイン制御手段は、リーチパターンを指
    定する複数の指令信号を表示制御手段に選択的に出力
    し、 表示制御手段は、複数の指令信号のうち所定のものを検
    出することに基づいてリーチパターン選択処理を行うこ
    とを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 表示制御手段は、指令信号を検出するこ
    とに基づいてカウンタ値を取得し、リーチパターン選択
    処理時に当該カウンタ値に応じたリーチパターンを複数
    の中から選択することを特徴とする請求項1または2記
    載の遊技機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002336474A (ja) * 2001-05-18 2002-11-26 Heiwa Corp 遊技機
JP2003225390A (ja) * 2002-02-01 2003-08-12 Ace Denken:Kk 遊技機
JP2010253075A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Newgin Co Ltd 遊技機

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