JP2002355405A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002355405A
JP2002355405A JP2001164516A JP2001164516A JP2002355405A JP 2002355405 A JP2002355405 A JP 2002355405A JP 2001164516 A JP2001164516 A JP 2001164516A JP 2001164516 A JP2001164516 A JP 2001164516A JP 2002355405 A JP2002355405 A JP 2002355405A
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Application number
JP2001164516A
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English (en)
Inventor
Atsushi Nishimoto
淳志 西本
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Okumura Yu Ki Co Ltd
Original Assignee
Okumura Yu Ki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者に対して面白みを向上させることがで
きる遊技機を提供する。 【解決手段】 表示制御装置39は左列および右列の識
別図柄群ZGを変動停止させ、中列の識別図柄群ZGを
通常変動領域ZH内で縦変動させる。そして、中列の識
別図柄群ZGを外れで一旦停止表示する。次に、全列の
識別図柄群ZGをそれぞれ右方向に横移動させる。この
とき、一旦停止時の中列の識別図柄群ZGを図柄表示装
置21の左端から整列状態で左列に表示し、再度中列を
縦変動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図柄表示装置に識
別図柄を変動状態および変動停止状態で順に表示し、識
別図柄の変動停止時の態様によって特典の抽選結果を報
知する構成の遊技機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】上記遊技機には、図柄
表示装置の左列,中列,右列の各列に1個の数字図柄を
表示する構成のものがある。この構成の場合、各列の1
個の数字図柄が縦方向に移動しながら設定順序で切換わ
る。このため、画面から受ける印象が画一化される傾向
にあり、遊技の面白みの点で改善の余地がある。本発明
は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、
遊技のおもしろさを高めることができる遊技機を提供す
ることにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の遊技機
は、図柄表示装置に複数の図柄を変動状態および変動停
止状態で順に表示し、前記図柄の変動停止時の態様によ
って特典の抽選結果を報知する構成のものにおいて、前
記複数の図柄で構成された1または2以上の図柄群が前
記変動状態の方向である第1の方向と異なる第2の方向
へ移動する演出の移動画面が前記図柄表示装置に表示さ
れるところに特徴を有している。
【0004】上記手段によれば、図柄が第1の方向へ変
動したり、図柄群が第2の方向へ移動するので、画面か
ら受ける画一的な印象が払拭される。しかも、図柄が第
1の方向へ変動したり、複数の図柄からなる図柄群が第
2の方向へ移動するので、画面の迫力が高まり、総じ
て、遊技者にとって遊技のおもしろさが向上する。尚、
図柄群とは単一図柄の集合体を称するものであり、単一
図柄とは大当りの発生に寄与する識別図柄または識別図
柄の種類を認識させる絵柄を称する。
【0005】請求項2記載の遊技機は、1または2以上
の図柄群が第2の方向へ移動することにより、図柄群が
図柄表示装置の表示領域から外れる演出が図柄表示装置
に表示されるところに特徴を有している。上記手段によ
れば、図柄群が第2の方向へ移動することにより、図柄
表示装置の表示領域から消えるので、遊技者に意外感を
与えることができる。このため、遊技者にとって特典の
獲得に対する期待度が高まるので、遊技のおもしろさが
一層向上する。
【0006】請求項3記載の遊技機は、1または2以上
の図柄群が第2の方向へ移動することにより、前記複数
の図柄群相互間の配列が変わる演出が図柄表示装置に表
示されるところに特徴を有している。上記手段によれ
ば、図柄群を遊技者が予期しない第2の方向へ移動させ
ることにより、複数の図柄群の配列を変え、例えば完全
外れをリーチに発展させることができる。このため、遊
技者に特典の獲得を予感させることができるので、遊技
のおもしろさが一層向上する。
【0007】請求項4記載の遊技機は、図柄が変動開始
してから図柄の態様が確定するまでの間に図柄表示装置
に図柄群が第2の方向へ移動する演出が表示されるとこ
ろに特徴を有している。上記手段によれば、大当りの抽
選結果が視覚的に確定しないときに図柄群が第2の方向
へ移動する。このため、遊技者に特典の獲得を予感させ
ることができるので、遊技のおもしろさが一層向上す
る。
【0008】請求項5記載の遊技機は、図柄が変動開始
してから図柄の態様が確定するまでの間に図柄が第1の
方向へ変動する第1演出,および図柄群が第2の方向へ
移動する第2演出が図柄表示装置に交互に表示されると
ころに特徴を有している。上記手段によれば、図柄が第
1の方向への変動による第1演出および図柄群が第2の
方向への移動による第2演出が交互に行われるので、図
柄の変動,図柄群の移動による視覚的な楽しさを味わう
ことができる。しかも、視覚的な趣向性が高い画面が特
典の抽選結果が視覚的に確定する前に表示される。この
ため、遊技者に特典の獲得を予感させることができるの
で、遊技のおもしろさが一層向上する。
【0009】尚、上記図柄群が移動する第2の方向と
は、所定の一方向とは限らず、あるゆる方向(例えば水
平方向であれば左右方向、鉛直方向であれば上下方向)
をも含む。
【0010】請求項6記載の遊技機は、第1演出および
第2演出の切換回数に応じて特典獲得の信頼度が相違し
ているところに特徴を有している。上記手段によれば、
図柄の変動,図柄群の移動の切替が行われることを期待
して画面に注目したり(変動方向,移動方向の切換回数
が多い程、特典獲得の信頼度が高い場合)、図柄の変
動,図柄群の移動の切替が行われないことを期待して画
面に注目する(変動方向,移動方向の切換回数が少ない
程、特典獲得の信頼度が高い場合)ことができるので、
画面に対する集中度が高まり、遊技のおもしろさが向上
する。
【0011】請求項7記載の遊技機は、複数の図柄がそ
の種類を視覚的に認識できる形態で第1の方向に沿って
並ぶ図柄群が図柄表示装置に表示されるところに特徴を
有している。上記手段によれば、例えばリーチの発生時
に大当り図柄がどのような位置に存在しているのか視覚
的に認識できる。このため、大当り図柄が迫ってくるこ
とを視覚的に実感できるので、遊技のおもしろさが一層
向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明の
第1実施形態を図1ないし図21を参照して説明する。
パチンコホールの台島には、図20及び図21にその一
例を示すパチンコ台が設置されている。このパチンコ台
の外枠1は、前後面が開口する四角筒状をなすものであ
り、外枠1の左側部には、図20(a)及び図20
(b)に示すように、上下端部に位置して平板状のヒン
ジ金具2が固定され、両ヒンジ金具2には前面扉3の垂
直な両軸4が回動可能に装着されている。
【0013】前面扉3には、図20(a)に示すよう
に、横長な長方形状の前板5が左側辺部の垂直な軸(図
示せず)を中心に回動可能に装着されており、前板5の
左側部には前後面が開口する筒状の払出し口6が固定さ
れている。この前板5の前面には上皿7が固定されてお
り、上皿7内にはパチンコ球P(図21参照)が貯溜さ
れている。
【0014】前面扉3の前面には、図20(a)に示す
ように、右下部に位置して発射ハンドル8が回動可能に
装着されており、前面扉3の後面には、図21に示すよ
うに発射ハンドル8の後方に位置して発射モータ9が装
着されている。この発射モータ9の回転軸には、図20
(a)に示すように、打球機構(図示せず)を介して打
球槌10が連結されており、発射ハンドル8が図20
(a)の時計回り方向へ回動操作されると、発射モータ
9に駆動電源が印加され、打球槌10が駆動するように
なっている。
【0015】前板5の後面には球送り機構11が装着さ
れている。この球送り機構11は打球槌10に連動して
駆動することに基づいて上皿7内のパチンコ球Pを打球
槌10に送るものであり、打球槌10は球送り機構11
から供給されるパチンコ球Pを叩く。
【0016】前面扉3の内周面には矩形状の窓枠12が
左側辺部の垂直な軸(図示せず)を中心に回動可能に装
着されており、窓枠12の内周面には透明なガラス窓1
3が保持されている。また、前面扉3の後面には機構盤
(図示せず)が固定されている。この機構盤には、図1
9に示すように、遊技盤14が保持されており、遊技盤
14は前方からガラス窓13(図20参照)により覆わ
れている。
【0017】前面扉3の右側部には、図20(a)に示
すように、枠鍵15が装着されており、枠鍵15は前面
扉3を外枠1の前端面に密着した閉鎖状態にロックし、
窓枠12を前面扉3の内周面に嵌合した閉鎖状態にロッ
クしている。この枠鍵には鍵(図示せず)が装備されて
おり、枠鍵15に鍵を挿入して図20(a)の時計回り
方向へ回動操作したときには前面扉3のロックが解除さ
れ、反時計回り方向へ回動操作したときには窓枠12の
ロックが解除されるようになっている。
【0018】前板5の後面にはロック機構16が装着さ
れており、ロック機構16のロック状態では前板5が前
面扉3の内周面に嵌合した閉鎖状態に保持されている。
このロック機構16は窓枠12の開放状態で上方から前
板5の後方に手が挿入されて操作されるものであり、前
板5はロック機構16をロック状態からアンロック状態
に操作することに基づいて開放されるようになってい
る。
【0019】遊技盤14の前面には、図19に示すよう
に、外レール17及び内レール18が固定されており、
打球槌10により叩かれたパチンコ球Pは外レール17
及び内レール18間を通して遊技盤14内の上部に放出
されるようになっている。また、遊技盤14には複数の
障害釘19が打込まれており、遊技盤14内の上部に放
出されたパチンコ球Pは障害釘19にあたりながら落下
する。
【0020】遊技盤14には表示台板20が固定されて
おり、表示台板20にはカラー液晶表示器からなる矩形
状の図柄表示装置21が保持されている。この図柄表示
装置21は横方向の長さ寸法が縦方向の長さ寸法より大
きい表示領域ZEを有するものであり、図柄表示装置2
1の下方には特別図柄始動口22が配設されている。こ
の特別図柄始動口22は遊技盤14に固定されたもので
あり、上面が開口するポケット状をなしている。
【0021】遊技盤14の後面には、図21に示すよう
に、正方形状のセンタカバー23が固定されており、セ
ンタカバー23の後面にはメイン基板ボックス24が固
定されている。このメイン基板ボックス24内にはメイ
ン基板25が収納されており、メイン基板25にはマイ
クロコンピュータを主体に構成されたメイン制御装置2
6が搭載されている。このメイン制御装置26は、図1
8(b)に示すように、CPU27,ROM28,RA
M29,入出力インターフェース30を有するものであ
り、ROM28には遊技動作を総括的に制御するための
メイン制御プログラムが記録されている。
【0022】メイン制御装置26の入出力インターフェ
ース30には、図18(a)に示すように、特別図柄始
動センサ31が電気的に接続されている。この特別図柄
始動センサ31は特別図柄始動口22内に固定された近
接スイッチからなるものであり、特別図柄始動口22内
にパチンコ球Pが入球したことを検出して特別図柄始動
信号(以後、特図始動信号と称する)を出力する。
【0023】メイン制御装置26の入出力インターフェ
ース30にはマイクロコンピュータを主体に構成された
ランプ制御装置75の入出力インターフェースが電気的
に接続されている。このランプ制御装置75は入出力イ
ンターフェースに加えてCPU,ROM,RAMを有す
るものであり、ランプ制御装置75のROMにはランプ
制御プログラムが記録されている。
【0024】ランプ制御装置75の入出力インターフェ
ースにはドライブ回路32を介して保留球ランプ33〜
36が電気的に接続されている。これら保留球ランプ3
3〜36は、図19に示すように、表示台板20の上端
部に固定されたLEDからなるものであり、ランプ制御
装置75はメイン制御装置26からの表示指令をランプ
制御プログラムに基づいて処理することに伴い保留球ラ
ンプ33〜36を点灯制御する。
【0025】図柄表示装置21の後面には、図21に示
すように、表示基板ボックス37が固定されており、表
示基板ボックス37はセンタカバー23により後方から
覆われている。この表示基板ボックス37内には表示基
板38が収納されており、表示基板38にはマイクロコ
ンピュータを主体に構成された表示制御装置39が搭載
されている。
【0026】表示制御装置39は、図18(c)に示す
ように、CPU40,ROM41,RAM42,画像R
OM43,画像RAM44,入出力インターフェース4
5を有するものであり、表示制御装置39の入出力イン
ターフェース45には、図18(a)に示すように、メ
イン制御装置26の入出力インターフェース30および
ドライブ回路46が電気的に接続され、ドライブ回路4
6には表示手段としての図柄表示装置21が電気的に接
続されている。
【0027】表示制御装置39のROM41及び画像R
OM43には表示制御プログラム及び画像データが記録
されており、表示制御装置39のCPU40は画像RO
M43の画像データをROM41の表示制御プログラム
に基づいて処理することに伴い図柄表示装置21に後述
の画面を表示する。この表示処理は表示制御装置39が
メイン制御装置26からの指令信号を検出することに基
づいて実行するものであり、画像RAM44は画像RO
M43の画像データを処理するためのワークエリアとし
て機能する。
【0028】遊技盤14の前面には、図19に示すよう
に、特別図柄始動口22の下方に位置して入賞口台板4
7が固定されており、入賞口台板47には大入賞口48
が形成されている。この大入賞口48は前面が開口し且
つ後面が閉鎖された四角筒状をなすものであり、大入賞
口48の前面には平板状の扉49が水平な両軸50を中
心に回動可能に装着されている。
【0029】扉49は大入賞口ソレノイド51(図18
(a)参照)のプランジャに機械的に連結されている。
この大入賞口ソレノイド51の断電時には、図19に示
すように、扉49が垂直状態に回動することに基づいて
大入賞口48を閉鎖し、大入賞口ソレノイド51の通電
時には扉49が前方へ倒れ、水平状態に回動することに
基づいて大入賞口48を開放するようになっている。こ
の大入賞口ソレノイド51は、図18(a)に示すよう
に、ドライブ回路52を介してメイン制御装置26の入
出力インターフェース30に電気的に接続されており、
メイン制御装置26は大入賞口ソレノイド51を駆動制
御することに基づいて大入賞口48を開閉するようにな
っている。
【0030】メイン制御装置26の入出力インターフェ
ース30には大入賞口センサ53が電気的に接続されて
いる。この大入賞口センサ53は大入賞口48内の入口
に固定された近接スイッチからなるものであり、大入賞
口48内にパチンコ球Pが入球したことを検出して入賞
信号を出力するようになっている。
【0031】入賞口台板47には、図19に示すよう
に、大入賞口48内の左奥部及び右奥部に位置して孔状
の外れ口54及び特別入賞口55が設けられており、大
入賞口48内に入賞したパチンコ球Pは外れ口54及び
特別入賞口55に振り分けられる。また、特別入賞口5
5内にはVセンサ56(図18(a)参照)が固定され
ている。このVセンサ56はパチンコ球Pが特別入賞口
55内に入賞したことを検出する近接スイッチからなる
ものであり、入賞したことが検出されるとV信号を出力
するようになっている。この、Vセンサ56は図18
(a)に示すように、メイン制御装置26の入出力イン
ターフェース30に電気的に接続されている。
【0032】センタカバー23の外周部には、図21に
示すように、矩形枠状のメインセット57が配設されて
おり、メインセット57の右側辺部は前面扉3の後面に
ヒンジ金具(図示せず)を介して回動可能に装着されて
いる。これら前面扉3及びメインセット57にはフック
及びピン(いずれも図示せず)が装着されており、メイ
ンセット57はフックをピンに引掛けることに基づいて
センタカバー23の外周部に位置する閉鎖状態にロック
されている。
【0033】メインセット57の上端部には球タンク5
8が固定されている。この球タンク58は上面が開口す
る容器状をなすものであり、球タンク58内にはパチン
コ球Pが貯溜されている。また、メインセット57には
傾斜樋状のタンクレール59及び球払出しケース60が
固定されており、球払出しケース60内には球通路61
が形成されている。この球通路61はタンクレール59
を介して球タンク58内に繋がるものであり、球通路6
1内には球タンク58内からタンクレール59内を通し
てパチンコ球Pが一列に充填される。
【0034】球払出しケース60内には球払出し機構が
収納されている。この球払出し機構は球払出しモータ6
2を駆動源とするものであり、球払出しモータ62の駆
動時には球通路61内のパチンコ球Pが球払出しケース
60の下方へ放出される。
【0035】メインセット57には下皿通路63が設け
られている。この下皿通路63の上端部は球払出しケー
ス60の球通路61に繋がっており、球通路61内から
放出されるパチンコ球Pは下皿通路63内を落下する。
また、下皿通路63の途中部分には上皿通路64が設け
られている。この上皿通路64は前板5の閉鎖状態で前
板5の払出し口6に繋がるものであり、パチンコ球Pは
下皿通路63内から上皿通路64内に転がり込み、払出
し口6を通して上皿7内に払出される。
【0036】前面扉3には、図20(a)に示すよう
に、上皿7の下方に位置して払出し口65が固定されて
いる。この払出し口65は前後面が開口する筒状をなす
ものであり、払出し口65の後面はメインセット57の
閉鎖状態で下皿通路63の下端部に接続される。また、
前面扉3の前面には払出し口65の前方に位置して下皿
66が固定されており、パチンコ球Pが上皿7内から溢
れて上皿通路64内に充満した状態では下皿通路63お
よび払出し口65を通して下皿66内に払出される。
【0037】メインセット57の後面には、図21に示
すように、賞球基板ボックス67が固定されている。こ
の賞球基板ボックス67内には賞球基板68が収納され
ており、賞球基板68にはマイクロコンピュータを主体
に構成された賞球制御装置69が搭載されている。この
賞球制御装置69は、図18(d)に示すように、CP
U70,ROM71,RAM72,入出力インターフェ
ース73を有するものであり、ROM71にはパチンコ
球Pの払出し動作を制御するための賞球制御プログラム
が記録されている。
【0038】賞球制御装置69の入出力インターフェー
ス73には、図18(a)に示すように、メイン制御装
置26の入出力インターフェース30が電気的に接続さ
れており、メイン制御装置26は特別図柄始動センサ3
1からの特図始動信号または大入賞口センサ53からの
入賞信号を検出すると、賞球制御装置69にパチンコ球
Pの払出し信号を出力する。すると、賞球制御装置69
のCPU70は払出し信号を賞球制御プログラムに基づ
いて処理し、球払出しモータ62の駆動内容を設定す
る。
【0039】賞球制御装置69の入出力インターフェー
ス73にはドライブ回路74を介して球払出しモータ6
2が電気的に接続されており、賞球制御装置69のCP
U70は球払出しモータ62を駆動内容の設定結果に基
づいて駆動制御し、パチンコ球Pを上皿7内または下皿
66内に払出す。
【0040】上皿7には、図20(a)に示すように、
複数のスリットからなる出音口76が形成されている。
この出音口76の後方にはスピーカ77が固定されてお
り、スピーカ77は、図18(a)に示すように、ドラ
イブ回路78を介してスピーカ制御装置79の入出力イ
ンターフェースに電気的に接続されている。このスピー
カ制御装置79はマイクロコンピュータを主体に構成さ
れたものであり、入出力インターフェースに加えてCP
U,ROM,RAMを有している。
【0041】スピーカ制御装置79の入出力インターフ
ェースにはメイン制御装置26の入出力インターフェー
ス30が電気的に接続されており、メイン制御装置26
は図柄の変動時,リーチの発生時,大当たりの発生時等
にスピーカ制御装置79に効果音指令を出力する。この
スピーカ制御装置79のROMには複数の効果音データ
が記録されており、スピーカ制御装置79はメイン制御
装置26からの効果音指令に応じた効果音データをRO
Mから読み出す。そして、スピーカ77を効果音データ
に基づいて駆動制御し、スピーカ77から効果音データ
に応じた効果音を出力する。
【0042】次に上記構成の作用について説明する。
尚、下記動作はメイン制御装置26のCPU27及び表
示制御装置39のCPU40がROM28及びROM4
1に記録されたメイン制御プログラム及び表示制御プロ
グラムに基づいて実行するものである。
【0043】メイン制御装置26の入出力インターフェ
ース30には初期化スイッチ(図示せず)が電気的に接
続されており、メイン制御装置26はこの初期化スイッ
チの操作状態で電源が投入されると、図8に示すステッ
プS1へ移行する。そして、大当り値として1個の設定
値「7」を投入することに基づいて大当り確率を通常値
にセットし、表示制御装置39にイニシャル指令を出力
する(イニシャル処理)。
【0044】表示制御装置39は、図9(a)のステッ
プS30でイニシャル指令を検出すると、ステップS3
1へ移行し、図3(a)に示すように、図柄表示装置2
1の表示領域ZE内に「2」,「4」,「3」の数字図
柄ZSを横3列に表示する。このとき、「2」,
「4」,「3」の数字図柄ZSの後方に「ボクサー
B」,「ボクサーD」,「ボクサーC」のキャラクター
図柄ZCを表示し、「ボクサーB」,「ボクサーD」,
「ボクサーC」のキャラクター図柄ZCの後方にそれぞ
れ「ボクサーC」,「ボクサーE」,「ボクサーD」を
表示し、「ボクサーC」,「ボクサーE」,「ボクサー
D」の後方にそれぞれ「ボクサーD」,「ボクサー
F」,「ボクサーE」を表示し、最後段の「ボクサー
D」,「ボクサーF」,「ボクサーE」の後方にさらに
リングの背景図柄(図示せず)を表示する。
【0045】メイン制御装置26は図8のステップS2
でカウンタデータが有ることを検出すると、ステップS
3へ移行する。このカウンタデータはメイン制御装置2
6が特別図柄始動センサ31からの特図始動信号を検出
することに基づいて割込みルーチンで取得するものであ
り、その処理内容は次の通りである。
【0046】<データ取得処理について>メイン制御装
置26は、特図始動信号を検出すると、図10のステッ
プS201へ移行し、RAM29のカウンタデータエリ
アを参照する。このカウンタデータエリアは、図11に
示すように、保留データ記録部〜からなるものであ
り、メイン制御装置26は図10のステップS201で
保留データ記録部〜に空欄がないことを検出すると
処理を終える。また、ステップS201で保留データ記
録部〜に空欄があることを検出すると、ステップS
202へ移行する。メイン制御装置26はステップS2
02へ移行すると、特図始動信号の検出タイミングで大
当りカウンタ値No,リーチカウンタ値Nr,変動パタ
ーンカウンタ値Nh,大当り図柄カウンタ値Noz及び外
れ図柄カウンタ値Nhzを取得する。これら大当りカウン
タNo〜外れ図柄カウンタ値Nhzは、図17に示すよう
に、「0」から図示された上限値まで加算された後に
「0」に戻って加算されるものであり、メイン制御装置
26は大当りカウンタ値No〜外れ図柄カウンタ値Nhz
を取得すると、保留データ記録部〜の空欄に記録す
る。これら保留データ記録部〜には保留データ記録
部,保留データ記録部,保留データ記録部,保留
データ記録部,保留データ記録部の順で記録順序が
設定されており、メイン制御装置26は大当りカウンタ
値No〜外れ図柄カウンタ値Nhzを1セットとして当該
記録順序に応じた先頭の空欄に記録する。
【0047】メイン制御装置26は大当りカウンタ値N
o〜外れ図柄カウンタ値Nhzを記録すると、図10のス
テップS203へ移行し、保留データ記録部〜の記
録状態を検出する。ここで、保留データ記録部〜に
カウンタデータが記録されていないことを検出したとき
には処理を終え、保留データ記録部〜にカウンタデ
ータが記録されていることを検出したときにはステップ
S204へ移行する。保留データ記録部〜には、図
11に示すように、保留球ランプ33〜36が割付けら
れており、メイン制御装置26は図10のステップS2
04へ移行すると、カウンタデータが記録されている保
留データ記録部〜に対応する保留球ランプ33〜3
6の点灯指令をランプ制御装置75に出力する。
【0048】ランプ制御装置75は、メイン制御装置2
6からの点灯指令を検出すると、保留球ランプ33〜3
6のうち点灯指令に応じたものを点灯させる。従って、
保留データ記録部にカウンタデータが記録されている
状態で特別図柄始動口22内にパチンコ球Pが入賞した
ときには保留データ記録部〜に当該順序でカウンタ
データが記録され、保留球ランプ33〜36が当該順序
で点灯する。
【0049】<外れ時の制御内容について>メイン制御
装置26は図8のステップS3へ移行すると、保留デー
タ記録部の大当りカウンタ値No〜外れ図柄カウンタ
値Nhzを検出する。そして、図8のステップS4へ移行
し、保留データ記録部の大当りカウンタ値Noを大当
り値「7」と比較する。ここで、両者が相違しているこ
とを検出したときには外れと判定してステップS5へ移
行し、保留データ記録部のリーチカウンタ値Nrをリ
ーチ値「7」及び「14」と比較する。これらリーチ値
「7」及び「14」はメイン制御装置26のROM28
にあらかじめ記録されたものであり、メイン制御装置2
6はリーチカウンタ値Nrがリーチ値「7」及び「1
4」でないことを検出し、ステップS6へ移行する。
【0050】メイン制御装置26のROM28には外れ
図柄テーブルが記録されている。この外れ図柄テーブル
は外れ図柄と外れ図柄カウンタ値Nhzとの関係を示すも
のであり、外れ図柄は左列の数字図柄ZSと中列の数字
図柄ZSと右列の数字図柄ZSとの組み合わせから構成
され、左列の数字図柄ZSと右列の数字図柄ZSとは異
なる値に設定されている。尚、外れ図柄テーブルには各
列の数字図柄ZSとして「1」〜「12」のいずれかが
記録されている。
【0051】メイン制御装置26は図8のステップS6
へ移行すると、保留データ記録部の外れ図柄カウンタ
値Nhzに応じた外れ図柄をROM28の外れ図柄テーブ
ルから取得し、ステップS7へ移行する。ここで、RA
M29の保留データ記録部〜の空欄状況を検出し、
保留データ記録部〜の全てにカウンタデータが記録
されているときには変動パターンカウンタ値Nhを
「6」に変更し、少なくとも1個が空欄になっていると
きには変動パターンカウンタ値Nh「5」に変更する。
【0052】メイン制御装置26は変動パターンカウン
タ値Nhを変更すると、ステップS8へ移行し、表示制
御装置39に制御情報を出力する。この制御情報は外れ
の判定結果と外れ図柄の設定結果と変動パターンカウン
タ値Nhとを有するものであり、表示制御装置39は図
9のステップS32で制御情報を検出すると、RAM4
2に記録し、ステップS33へ移行する。
【0053】表示制御装置39のROM41には変動パ
ターンテーブルが記録されている。この変動パターンテ
ーブルは、図15に示すように、変動パターンカウンタ
値Nhと、左列の数字図柄ZS及び中列の数字図柄ZS
の差分ΔZ(絶対値)とに基づいて変動パターンを取得
するためのものであり、メイン制御装置26が図8のス
テップS5で完全外れ(YES)と判定したときには、
上述したように、ステップS7で変動パターンカウンタ
値Nhとして「5」または「6」が設定されている。
【0054】表示制御装置39は図9のステップS33
へ移行すると、図15の変動パターンテーブルから変動
パターンカウンタ値「5」または「6」に基づいて変動
パターン「G」または「H」を取得する。これら変動パ
ターン「G」及び「H」は図柄表示装置21に図柄の縦
変動を演出表示するためのものであり、変動パターン
「G」の取得時には通常の長さの図柄変動時間Tzが設
定され、変動パターン「H」の取得時には通常より短い
長さの図柄変動時間Tzが設定される。表示制御装置3
9は変動パターンを設定すると、図9(a)のステップ
S34へ移行し、ステップS33で設定した変動パター
ンをGおよびHと比較する。
【0055】表示制御装置39のROM41には図柄テ
ーブルが記録されている。この図柄テーブルは、図5〜
図7に示すように、「1」〜「12」の数字図柄ZSと
「ボクサーA」〜「ボクサーL」のキャラクター図柄Z
Cとをそれぞれ対応付けるものであり、「ボクサーA」
〜「ボクサーL」のキャラクター図柄ZCは顔や体型や
コスチュームが異なるものに設定されている。
【0056】表示制御装置39は、図柄表示装置21の
各列の識別図柄群ZGを縦方向に変動させる。これら各
列の識別図柄群ZGは1段目の数字図柄ZSと1段目の
キャラクター図柄ZCと2段目のキャラクター図柄ZC
と3段目のキャラクター図柄ZCとを総称するものであ
り、識別図柄群ZGの縦変動は下記〜の演出表示の
繰返しを称している。
【0057】図3(a)の1段目の数字図柄ZSをキ
ャラクター図柄ZCと共に下方へ変動させ、表示領域Z
Eの下方に消える様子を演出する。
【0058】2段目のキャラクター図柄ZCを1段目
に変動させ、新たな1段目のキャラクター図柄ZCの足
元に数字図柄ZSを登場させる。このとき、2段目のキ
ャラクター図柄ZCを変動するのに従って大きく表示
し、2段目のキャラクター図柄ZCが奥から手前に進み
出る様子を演出する。
【0059】3段目のキャラクター図柄ZCを2段目
に変動させる。このとき、3段目のキャラクター図柄Z
Cを変動するのに従って大きく表示し、3段目のキャラ
クター図柄ZCが奥から手前に進み出る様子を演出す
る。
【0060】新たな2段目のキャラクター図柄ZCの
後方に新たな3段目のキャラクター図柄ZCを表示す
る。
【0061】尚、1段目の数字図柄ZSの変動順序は上
述の図柄テーブルに応じた「1」→「2」・・「11」
→「12」→「1」・・であり、1段目のキャラクター
図柄ZC〜3段目のキャラクター図柄ZCの変動順序は
上述の図柄テーブルに応じた「ボクサーA」→「ボクサ
ーB」・・・「ボクサーK」→「ボクサーL」→「ボク
サーA」・・である。
【0062】表示制御装置39は図柄の縦変動を開始す
ると、図9(a)のステップS36へ移行する。ここ
で、図柄変動時間Tzが経過したことを検出すると、図
柄表示装置21の各列の1段目を制御情報で指定された
数字図柄ZSおよび数字図柄ZSに対応するキャラクタ
ー図柄ZCで仮停止させ、各列の2段目および3段目を
表示中のキャラクター図柄ZCで仮停止させる。以下、
1段目の数字図柄ZSが設定図柄で停止し、1段目のキ
ャラクター図柄ZCが1段目の数字図柄ZSに応じたも
ので停止し、2段目のキャラクター図柄ZCおよび3段
目のキャラクター図柄ZCが前段のキャラクター図柄Z
Cに応じたもので停止することを識別図柄群ZGの停止
と称する。
【0063】メイン制御装置26は、図8のステップS
8において制御情報を出力すると、ステップS9へ移行
する。ここで、図柄確定時間Tkが経過したことを検出
すると、ステップS10へ移行し、表示制御装置39に
図柄確定指令を出力する。この図柄確定時間Tkは識別
図柄群ZGが仮停止した表示状態で経過するようにあら
かじめ設定されたものであり、表示制御装置39は図9
のステップS36において図柄確定指令を検出すると、
ステップS37へ移行し、各列の1段目の数字図柄ZS
及びキャラクター図柄ZC,各列の2段目のキャラクタ
ー図柄ZC,各列の3段目のキャラクター図柄ZCを確
定させる(識別図柄群ZGの確定)。
【0064】メイン制御装置26は図柄確定指令を出力
すると、図8のステップS11へ移行し、保留データ記
録部のカウンタデータを消去する。そして、保留デー
タ記録部〜にカウンタデータが記録されているとき
にはカウンタデータを前段の保留データ記録部〜に
移動させ、保留データ記録部〜のうち空欄にしたも
のに対応する保留球ランプ33〜36の消灯指令をラン
プ制御装置75に出力する。すると、ランプ制御装置7
5は保留球ランプ33〜36のうち消灯指令に応じたも
のを消灯する。
【0065】<外れリーチ時の制御内容について>メイ
ン制御装置26は図8のステップS5で保留データ記録
部のリーチカウンタ値Nrがリーチ値「7」または
「14」であることを検出すると、ステップS12のリ
ーチ処理へ移行する。そして、図12のステップS12
1において外れ図柄テーブルから保留データ記録部の
外れ図柄カウンタ値Nhzに応じた外れ図柄を取得し、ス
テップS122へ移行する。
【0066】メイン制御装置26はステップS122へ
移行すると、外れ図柄の左列の数字図柄ZSと中列の数
字図柄ZSとを比較する。ここで、左列の数字図柄ZS
と中列の数字図柄ZSとが同一であることを検出する
と、ステップS123へ移行し、右列の数字図柄ZSを
左列にコピーする。例えば外れ図柄が「1 1 2」で
あるときには右列の「2」の数字図柄ZSが左列にコピ
ーされ、外れリーチ図柄が「2 1 2」に設定され
る。
【0067】メイン制御装置26は、ステップS122
で左列の数字図柄ZSと中列の数字図柄ZSとが相違し
ていることを検出すると、ステップS124へ移行し、
左列の数字図柄ZSを右列にコピーする。例えば外れ図
柄が「1 2 4」であるときには左列の「1」の数字
図柄ZSが右列にコピーされ、外れリーチ図柄が「12
1」に設定される。
【0068】メイン制御装置26はリーチ処理を終える
と、図8のステップS8へ移行し、表示制御装置39に
制御情報を出力する。この制御情報は外れリーチの判定
結果と外れリーチ図柄の設定結果と変動パターンカウン
タ値Nhとを有するものであり、表示制御装置39は図
9のステップS32で制御情報を検出すると、RAM4
2に記録してステップS33へ移行する。
【0069】表示制御装置39はステップS33へ移行
すると、図15の変動パターンテーブルに基づいて変動
パターンを設定する。この変動パターンは変動パターン
カウンタ値Nhと、左列の数字図柄ZSおよび中列の数
字図柄ZSの差分ΔZとに基づいて設定されるものであ
り、例えば変動パターンカウンタ値Nhが「0」、左列
の数字図柄ZSが「7」、中列の数字図柄ZSが「8」
であるときにはΔZは1となり、変動パターン「C'」
が設定される。また、変動パターンカウンタ値Nhが
「2」、左列の数字図柄ZSが「1」、中列の数字図柄
ZSが「12」であるときには変動パターン「F」が設
定される。
【0070】尚、外れリーチの判定時には左列の数字図
柄ZSと中列の数字図柄ZSとの差分ΔZが「0」以外
になり、変動パターンカウンタ値Nhが「0」〜「4」
のいずれかになるので、変動パターン「A'」「B'」
「C'」「D'」「E'」「F」のいずれかが設定され
る。
【0071】表示制御装置39は、図9(a)のステッ
プS33で変動パターンを設定すると、ステップS34
で変動パターンがGおよびHでないと判断する。そし
て、ステップS35で仮停止図柄を設定し、ステップS
36で演出表示を行う。次に、ステップS37でメイン
制御装置26からの図柄確定指令を検出し、ステップS
38で図柄を確定させる。以下、ステップS35〜S3
8の処理内容について説明する。
【0072】変動パターンA'が設定された場合の処
理内容について 表示制御装置39は、仮停止図柄設定処理を示す図9の
(b)において、ステップS50で仮停止図柄カウンタ
値を取得する。この仮停止図柄カウンタ値は、「1」〜
「12」に加算された後に「1」に戻って加算されるリ
ングカウンタからなるものであり、表示制御装置39は
仮停止図柄カウンタ値を取得すると、ステップS51へ
移行し、仮停止図柄を設定する。例えば外れリーチ図柄
が「12 1」で設定されているとすると、変数Naを
仮停止図柄カウンタ値に設定し(例えば「12」とす
る)、変数Nbをリーチ処理において設定された左列の
停止図柄「1」に設定し、変数Ncをリーチ処理におい
て設定された中列の停止図柄「2」に設定し、仮停止図
柄設定処理を終える。
【0073】表示制御装置39は仮停止図柄設定処理を
終えると、図9(a)のステップS36において、各列
の識別図柄群ZGをそれぞれの通常変動領域ZH中で縦
変動させ、図1の(a)に示すように、左列の識別図柄
群ZG及び右列の識別図柄群ZGを当該順序で仮停止さ
せることに基づいてリーチを発生させる。これら左列の
識別図柄群ZGの仮停止及び右列の識別図柄群ZGの仮
停止は1段目の数字図柄ZSを変数Naで仮停止させる
ことに基づいて行われるものであり、1段目の仮停止図
柄ZSの後方には対応するキャラクター図柄ZCが停止
表示され、1段目のキャラクター図柄ZCの後方には次
の変動順序のキャラクター図柄ZCが停止表示され、2
段目のキャラクター図柄ZCの後方には次の変動順序の
キャラクター図柄ZCが停止表示される。
【0074】表示制御装置39は、リーチを発生させる
と図1の(b)に示すように、中列の識別図柄群ZGに
おける1段目の数字図柄ZSを変数Nb(=「1」)で
仮停止させ、変数Nbの後方にキャラクター図柄ZCを
3段に停止表示し、外れリーチを仮表示する。
【0075】表示制御装置39は外れリーチを仮表示す
ると、図1の(c)に示すように、左列の識別図柄群Z
Gが整列状態で中列に移動し、中列の識別図柄群ZGが
整列状態で右列に移動し、右列の識別図柄群ZGが整列
状態で表示領域ZEの右端から消える様子を演出表示す
る。以下、識別図柄群ZGが整列状態で横方向に移動す
ることを横移動と称する。
【0076】表示制御装置39は、左列の識別図柄群Z
G〜右列の識別図柄群ZGを横移動させると、図1の
(d)に示すように、表示領域ZEの中列から右列に移
動する識別図柄群ZGを表示領域ZEの左端から左列の
識別図柄群ZGとして登場させることでリーチを再発生
させ、図1の(e)に示すように、中列の識別図柄群Z
Gを通常変動領域ZH中で縦変動させる。
【0077】表示制御装置39は、図9(a)のステッ
プS37でメイン制御装置26からの図柄確定指令を検
出すると、図1の(f)に示すように、中列の識別図柄
群ZGをの1段目の数字図柄ZSを変数Ncで停止さ
せ、変数Ncの後方にキャラクター図柄ZCを3段に停
止表示する。これにより、あらかじめリーチ処理におい
て設定された外れリーチ図柄「1 2 1」が図柄表示
装置21に確定停止表示されることになる。すなわち、
変動パターンA'の表示内容を簡略的に示すと、「左
列,右列の仮停止(中列の縦変動)」→「中列の仮停止
(外れ)」→「識別図柄群ZGの右方向への横移動」→
「中列の縦変動」→「外れリーチの確定表示」というこ
とになる(図16参照)。
【0078】変動パターンB'が設定された場合の処
理内容について 表示制御装置39は、図9の(b)のステップS50に
おいて、仮停止図柄カウンタ値を2回分取得する。尚、
これらの仮停止図柄カウンタ値は異なる値になるまで繰
り返し取得される。
【0079】表示制御装置39は、ステップS51で仮
停止図柄を設定する。例えば外れリーチ図柄が「2 1
2」で設定されているとすると、変数Naを1つめの
仮停止図柄カウンタ値に設定し、変数Nbを2つめの仮
停止図柄カウンタ値に設定する(例えばNa←「1
2」,Nb←「1」とする)。また、変数Ncをリーチ
処理において設定された左列の停止図柄「2」に設定
し、変数Ndをリーチ処理において設定された中列の停
止図柄「1」に設定し、仮停止図柄設定処理を終える。
【0080】表示制御装置39は、仮停止図柄設定処理
を終えると、図9の(a)のステップS36で、各列の
識別図柄群ZGをそれぞれの通常変動領域ZH中で縦変
動させ、図1の(a)に示すように、左列及び右列の識
別図柄群ZGを変数Na(1つめの仮停止図柄カウンタ
値「12」)に対応する仮停止図柄ZSで仮停止させ、
中列を通常変動領域ZH中で縦変動させてリーチを発生
させる。
【0081】次に、図1の(b)に示すように、中列の
識別図柄群ZGを変数Nb(2つめの仮停止図柄カウン
タ値「1」)で仮停止させ外れリーチを仮表示する。
【0082】表示制御装置39は外れリーチを仮表示す
ると、図1の(c)に示すように、識別図柄群ZGを右
方向に横移動させ、図1の(d)に示すように表示領域
ZEの中列から右列に移動する識別図柄群ZGを表示領
域ZEの左端から左列の識別図柄群ZGとして登場させ
ることでリーチを再発生させる。その後、図1の(e)
に示すように中列の識別図柄群ZGを通常変動領域ZH
中で縦変動させる。
【0083】表示制御装置39は、図1の(f)に示す
ように、中列の識別図柄群ZGの1段目の数字図柄ZS
を変数Nc(=「2」)で停止させ、図2の(g)に示
すように左方向に整列状態で1列分だけ横移動させる。
【0084】このとき、図2の(h)に示すように、表
示領域ZEの中列から左列に移動する識別図柄群ZGを
表示領域ZEの右端から右列の識別図柄群ZGとして登
場させることでリーチを再発生させ、図2の(i)に示
すように、中列の識別図柄群ZGを通常変動領域ZH中
で縦変動させる。
【0085】表示制御装置39は、図9(a)のステッ
プS37でメイン制御装置26からの図柄確定指令を検
出すると、図2の(j)に示すように、中列の識別図柄
群ZGの1段目の数字図柄ZSを変数Ndで停止させ、
変数Ndの後方にキャラクター図柄ZCを3段に停止表
示する。これにより、あらかじめリーチ処理において設
定された外れリーチ図柄「2 1 2」が図柄表示装置
21に確定停止表示されることになる。すなわち、変動
パターンB'の表示内容を簡略的に示すと、「左列,右
列の仮停止(中列の縦変動)」→「中列の仮停止(外
れ)」→「識別図柄群ZGの右方向への横移動」→「中
列の縦変動、仮停止」→「識別図柄群ZGの左方向への
横移動」→「中列の縦変動」→「外れリーチの確定表
示」ということになる。(図16参照)。
【0086】変動パターンC'が設定された場合の処
理内容について 表示制御装置39は、図9の(b)のステップS50で
仮停止図柄カウンタ値を3回分取得する。尚、これらの
仮停止図柄カウンタ値は異なる値になるまで繰り返し取
得される。
【0087】表示制御装置39は、ステップS51で仮
停止図柄を設定する。例えば外れリーチ図柄が「1 2
1」で設定されているとすると、変数Na,Nb,N
cをそれぞれ1つめの仮停止図柄カウンタ値,2つめの
仮停止図柄カウンタ値,3つめの仮停止図柄カウンタ値
に設定し(例えばNa←「12」,Nb←「1」,Nc
←「2」とする)、変数Ndをリーチ処理において設定
された左列の停止図柄「1」に設定し、変数Ndをリー
チ処理において設定された中列の停止図柄「2」に設定
し、仮停止図柄設定処理を終える。
【0088】表示制御装置39は仮停止図柄設定処理を
終えると、各列の識別図柄群ZGを縦変動させ、図1の
(a)に示すように、左列及び右列の識別図柄群ZGの
1段目を変数Na(=「12」)に対応する仮停止図柄
ZSで仮停止させ、リーチを発生させる。次に、図1の
(b)に示すように、中列の識別図柄群ZGの1段目を
変数Nbで仮停止させ、外れリーチを仮表示する。
【0089】表示制御装置39は外れリーチを仮表示す
ると、図1の(c)に示すように、識別図柄群ZGを横
移動させ、図1の(d)に示すように表示領域ZEの中
列から右列に移動する識別図柄群ZGを表示領域ZEの
左端から左列の識別図柄群ZGとして登場させることで
リーチを再発生させる。その後、図1の(e)に示すよ
うに中列の識別図柄群ZGを通常変動領域ZH中で縦変
動させる。
【0090】表示制御装置39は、図1の(f)に示す
ように、中列の識別図柄群ZGを変数Ncで停止させ、
図2の(g)に示すように左に横移動させる。このと
き、図2の(h)に示すように、表示領域ZEの中列か
ら左列に移動する識別図柄群ZGを表示領域ZEの右端
から右列の識別図柄群ZGとして登場させることでリー
チを再発生させ、図2の(i)に示すように、中列の識
別図柄群ZGを通常変動領域ZH中で縦変動させる。
【0091】表示制御装置39は、中列の識別図柄群Z
Gを縦方向に再変動させると、図2の(j)に示すよう
に、変数Ndで仮停止させ外れリーチを仮表示する。次
に、各列の識別図柄群ZGを右方向に横移動させ、表示
領域ZEの中列から右列に移動する識別図柄群ZGを表
示領域ZEの左端から左列の識別図柄群ZGとして登場
させることでリーチを再発生させる。その後、中列の識
別図柄群ZGを通常変動領域ZH中で縦方向に再変動さ
せる。
【0092】表示制御装置39は、図9(a)のステッ
プS37でメイン制御装置26からの図柄確定指令を検
出すると、中列の識別図柄群ZGの1段目の数字図柄Z
Sを変数Ne(=「2」)で停止させ、変数Neの後方
にキャラクター図柄ZCを3段に停止表示する。これに
より、あらかじめリーチ処理において設定された外れリ
ーチ図柄「1 2 1」が図柄表示装置21に確定停止
表示されることになる。
【0093】すなわち、変動パターンC'の表示内容を
簡略的に示すと、「左列,右列の仮停止(中列の縦変
動)」→「中列の仮停止(外れ)」→「識別図柄群ZG
の右方向への横移動」→「中列の縦変動、仮停止(外
れ)」→「識別図柄群ZGの左方向への横移動」→「中
列の縦変動、仮停止(外れ)」→「識別図柄群ZGの右
方向への横移動」→「中列の縦変動」→「外れリーチの
確定表示」ということになる(図16参照)。
【0094】変動パターンD'が設定された場合の処
理内容について 表示制御装置39のRAM42には、前回の確定停止し
た1段目の数字図柄ZS(例えば「2」「4」「3」)
が記憶されており、図9の(b)の仮停止図柄設定処理
へ移行するときには、図柄表示装置21に図3の(a)
のように表示されているとして以下説明する。
【0095】表示制御装置39は、図9の(b)のステ
ップS50で仮停止図柄カウンタ値を取得し、ステップ
S51で仮停止図柄を設定する。例えば今回の外れリー
チ図柄が「4 1 4」で設定されているとすると、変
数Naを今回のリーチ処理において設定された左列の停
止図柄「4」に設定し、変数Nbを前回に確定停止した
1段目の左列の停止図柄「2」に設定し、変数Ncを今
回の中列の停止図柄に設定された「1」に設定し、仮停
止図柄設定処理を終える。
【0096】表示制御装置39は、仮停止図柄設定処理
を終えると、図9の(a)のステップS36で各列の識
別図柄群ZGを右方向に横移動させ、図3の(b)に示
すように、表示領域ZEの中列から右列に移動する識別
図柄群ZGを表示領域ZEの左端から左列の識別図柄群
ZGとして登場させることで、図3の(c)に示すよう
に、外れリーチを仮表示する。そして、図3の(d)に
示すように、中列の識別図柄群ZGを通常変動領域ZH
中で縦変動させる。
【0097】表示制御装置39は、図9の(a)のステ
ップS37でメイン制御装置26からの図柄確定指令を
検出すると、図3の(e)に示すように、中列の識別図
柄群ZGを変数Ncで停止させ、変数Ncの後方にキャ
ラクター図柄ZCを3段に表示する。これにより、あら
かじめリーチ処理において設定された外れリーチ図柄
「4 1 4」が図柄表示装置21に確定停止表示され
ることになる。すなわち、変動パターンD'の表示内容
を簡略的に示すと、「識別図柄群ZGの右方向への横移
動」→「中列の縦変動」→「外れの確定表示」というこ
とになる(図16参照)。
【0098】変動パターンE'が設定された場合の処
理内容について 表示制御装置39は、図9の(b)のステップS50で
仮停止図柄カウンタ値を3回分取得する。尚、これらの
仮停止図柄カウンタ値は異なる値になるまで繰り返し取
得される。
【0099】表示制御装置39は、ステップS51で仮
停止図柄を設定する。例えば外れリーチ図柄が「1 2
1」で設定されているとすると、変数Na,Nb,N
cをそれぞれ1つめの仮停止図柄カウンタ値,2つめの
仮停止図柄カウンタ値,3つめの仮停止図柄カウンタ値
に設定し(例えばNa←「2」,Nb←「1」,Nc←
「2」とする)、変数Ndをリーチ処理において設定さ
れた左列の停止図柄「1」に設定し、変数Neをリーチ
処理において設定された中列の停止図柄「2」に設定
し、仮停止図柄設定処理を終える。
【0100】表示制御装置39は、仮停止図柄設定処理
を終えると、全列の識別図柄群ZG,ZG,ZGをそれ
ぞれの通常変動領域ZH中で縦変動させる。このとき、
左列の識別図柄群ZGを変更し、中列の識別図柄群ZG
と左列の識別図柄群ZGとの差を「Na−Nb」に保持
しながら全列の識別図柄群ZGを縦変動させる。例え
ば、「Na=2」,「Nb=1」であるときには、図4
の(a)に示すように、左列の識別図柄群ZGと中列の
識別図柄群ZGとの差を「1」に保持しながら全列の識
別図柄群ZGを縦変動させる。
【0101】表示制御装置39は、図4の(b)に示す
ように、全列の識別図柄群ZGの縦変動中に全列の識別
図柄群ZGを右方向へ横移動させ、表示領域ZEの中列
から右列に移動する識別図柄群ZGを表示領域ZEの左
端から左列の識別図柄群ZGとして登場させる。この識
別図柄群ZGの横移動は、図4の(a)に示すように、
中列の変数Na(=「2」)に対応する「B」のキャラ
クター図柄ZCが表示領域ZEの下方に消え去ろうとす
るタイミングで行われるものであり、識別図柄群ZGの
横移動後には、図4の(c)に示すように、外れリーチ
が一瞬だけ仮表示され、全列の識別図柄群ZGが縦方向
に再変動する。
【0102】表示制御装置39は、全列の識別図柄群Z
Gを縦方向に再変動させると、図4の(d)に示すよう
に、全列の識別図柄群ZGの縦変動中に左方向へ横移動
させ、表示領域ZEの中列から左列に移動する識別図柄
群ZGを表示領域ZEの右端から右列の識別図柄群ZG
として登場させる。この識別図柄群ZGの横移動は中列
の変数Nc(=「2」)に対応する「B」のキャラクタ
ー図柄ZCが表示領域ZEの下方に消え去ろうとするタ
イミングで行われるものであり、識別図柄群ZGの横移
動後には外れリーチが一瞬だけ仮表示され、図4の
(e)に示すように、全列の識別図柄群ZGが縦方向に
再々変動する。
【0103】表示制御装置39は、図9の(a)のステ
ップS36でメイン制御装置26からの図柄確定指令を
検出すると、全列の識別図柄群ZGを左列,右列,中列
の順に停止させる。この識別図柄群ZGの確定停止は、
変数Nd(=「1」)で左列および右列の識別図柄群Z
Gを停止させ、変数Ne(=「2」)で中列の識別図柄
群ZGを停止させるものである。これにより、図4の
(f)に示すように、あらかじめリーチ処理において設
定された外れリーチ図柄「1 2 1」が図柄表示装置
21に確定停止表示されることになる。
【0104】変動パターンFについて 表示制御装置39は、図9の(b)のステップS50で
仮停止図柄カウンタ値を取得し、ステップS51で仮停
止図柄を設定する。例えば外れリーチ図柄が「2 1
2」で設定されているとすると、変数Naをリーチ処理
において設定された左列の停止図柄「2」に設定し、変
数Nbをリーチ処理において設定された中列の停止図柄
「1」に設定し、仮停止図柄の設定処理を終える。
【0105】表示制御装置39は、仮停止図柄設定処理
を終えると、図9の(a)のステップS36で、全識別
図柄群ZGを通常変動領域ZH中で縦変動させ、左列及
び右列の識別図柄群ZGを変数Na(=「2」)で停止
させる。そののち、ステップS37でメイン制御装置2
6からの図柄確定指令を検出すると、中列の識別図柄群
ZGを変数Nbで停止させる。これにより、あらかじめ
リーチ処理において設定された外れリーチ図柄「2 1
2」が図柄表示装置21に確定停止表示されることに
なる。
【0106】<大当り時の制御内容について>一方、メ
イン制御装置26のROM28には大当り図柄テーブル
が記録されている。この大当り図柄テーブルは大当り図
柄と大当り図柄カウンタ値Nozとの関係を示すものであ
り、大当り図柄は左列の数字図柄ZSと中列の数字図柄
ZSと右列の数字図柄ZSとの組み合わせから構成さ
れ、左列の数字図柄ZS〜右列の数字図柄ZSは「1」
〜「12」のうちの同一値に設定される。
【0107】メイン制御装置26は図8のステップS4
で保留データ記録部の大当りカウンタ値Noが大当り
値「7」と同一であることを検出すると、大当りと判定
してステップS13へ移行する。ここで、保留データ記
録部の大当り図柄カウンタ値Nozに応じた大当り図柄
を大当り図柄テーブルから取得し、ステップS14へ移
行する。
【0108】メイン制御装置26はステップS14へ移
行すると、表示制御装置39に制御情報を出力する。こ
の制御情報は大当りの判定結果と大当り図柄の設定結果
と変動パターンカウンタ値Nhとを有するものであり、
表示制御装置39は図9(a)のステップS32で制御
情報を検出すると、RAM42に記録してステップS3
3へ移行する。
【0109】表示制御装置39はステップS33へ移行
すると、図15の変動パターンテーブルから変動パター
ンを取得する。この大当りの判定時には左列の数字図柄
ZSと中列の数字図柄ZSとの差分ΔZが「0」である
ので、変動パターンが変動パターンカウンタ値Nhに基
づいて「A」「B」「C」「D」「E」のいずれかに設
定され、図9(a)のステップS34において変動パタ
ーンG,Hでない旨が判定され、ステップS35におい
て仮停止図柄設定処理が行われる。
【0110】表示制御装置39は、仮停止図柄設定処理
を終えるとステップS36に移行し、ステップS33で
設定した変動パターンを演出表示する。そして、ステッ
プS37でメイン制御装置26からの図柄確定指令を検
出すると、ステップS38で図柄を確定させる。以下、
変動パターンA,B,C,D,Eについて説明する。
【0111】変動パターンAが設定された場合の処理
内容について 変動パターンAは、前述した変動パターンA'と同様に
して各列の識別図柄群ZGを縦横に変動もしくは移動さ
せるものであり、変動パターンA'との違いは最終的に
大当り表示する点にある。
【0112】変動パターンBが設定された場合の処理
内容について 変動パターンBは、前述した変動パターンB'と同様に
して識別図柄群ZGを縦横に変動、移動させるものであ
り、変動パターンB'との違いは最終的に大当り表示す
る点にある。
【0113】変動パターンCが設定された場合の処理
内容について 変動パターンCは、前述した変動パターンC'と同様に
して識別図柄群ZGを縦横に変動、移動させるものであ
り、変動パターンC'との違いは最終的に大当り表示す
る点にある。
【0114】変動パターンDが設定された場合の処理
内容について 変動パターンDは前述の変動パターンD'と同様にし
て、変動開始から識別図柄群ZGを横移動させるもので
あり、変動パターンD'との相違点は最終的に大当りを
表示する点にある。
【0115】変動パターンEが設定された場合の処理
内容について 変動パターンEは、前述の変動パターンE'と同様にし
て全識別図柄群ZGを縦変動中に横移動させるものであ
り、変動パターンE'との相違は、図4の(f)に示す
ように、最終的に大当りを表示する点にある。
【0116】尚、変動パターンテーブルより遊技者に抱
かせることができる大当り期待値は、変動パターンAお
よびA'においては1/6,変動パターンBおよびB'に
おいては1/4,変動パターンCおよびC'においては
1/2,変動パターンDおよびD'においては1/6,
変動パターンEおよびE'においては1/2となる(図
15参照)。すなわち、変動パターンAおよびA'〜C
およびC'では、識別図柄群ZGの変動方向の切替回数
が多ければそれにしたがって大当り期待値が高くなる。
【0117】<大当り処理について>メイン制御装置2
6は図8のステップS16で図柄確定指令を出力する
と、ステップS17の大当り処理を実行する。以下、大
当り処理について説明する。
【0118】メイン制御装置26は図13のステップS
171でラウンドカウンタ値Rに「1」を代入し(1→
R)、ステップS172へ移行する。そして、表示制御
装置39にラウンドカウンタ値R及びラウンド表示指令
を出力し、ステップS173へ移行する。
【0119】表示制御装置39は図14のステップS3
91でラウンドカウンタ値R及びラウンド表示指令を検
出すると、ステップS392で図柄表示装置21にラウ
ンドカウンタ値Rに応じたラウンド数を表示し、ステッ
プS393へ移行する。ここで、ラウンド数に応じた画
像データを画像ROM43から検出し、図柄表示装置2
1に画像データに基づいてラウンド用のアニメーション
画面を表示する。
【0120】メイン制御装置26は図13のステップS
173へ移行すると、VフラグFvに「0」を代入し
(0→Fv)、ステップS174へ移行する。ここで、
大入賞口ソレノイド51を駆動することに基づいて大入
賞口48を開放し、ステップS175へ移行する。そし
て、パチンコ球Pの大入賞口48に対する入賞個数Np
を検出し、ステップS176で表示制御装置39に入賞
個数Np及び入賞個数表示指令を出力する。この入賞個
数Npはメイン制御装置26が大入賞口センサ53から
の入賞信号を検出することに基づいて割込みルーチンで
カウントするものであり、メイン制御装置26は入賞個
数Np等を出力すると、ステップS177へ移行する。
【0121】表示制御装置39は図14のステップS3
94でメイン制御装置26からの入賞個数Np及び入賞
個数表示指令を検出すると、ステップS395で図柄表
示装置21に入賞個数Npを表示する。
【0122】メイン制御装置26は図13のステップS
177へ移行すると、入賞個数NpをROM28にあら
かじめ記録された上限値Pmax(10個)と比較する。
ここで、「入賞個数Np<上限値Pmax」を検出したと
きにはステップS178へ移行し、Vセンサ56の出力
信号を判断する。ここで、Vセンサ56からV信号が出
力されていないことを検出したときにはステップS17
9へ移行し、Vセンサ56からのV信号を検出したとき
にはステップS180へ移行する。
【0123】メイン制御装置26はステップS180へ
移行すると、表示制御装置39にV表示指令を出力し、
ステップS181へ移行する。ここで、VフラグFvを
オンし(1→Fv)、ステップS179へ移行する。す
ると、表示制御装置39は図14のステップS396で
V表示指令を検出し、ステップS397で図柄表示装置
21に「V」の文字を表示することに基づいて特別入賞
口55に対するパチンコ球Pの入賞を報知する(V画面
の表示)。
【0124】メイン制御装置26は大入賞口48の開放
時間Toをカウントしており、図13のステップS17
9へ移行すると、開放時間ToをROM28にあらかじ
め記録された上限値Tmax(29.5秒)と比較する。
ここで、「開放時間To<上限値Tmax」を検出したと
きにはステップS175に戻り、ステップS175〜S
181を繰り返す。
【0125】メイン制御装置26はステップS177で
パチンコ球Pの入賞個数Npが上限値Pmaxに達した
り、ステップS179で大入賞口48の開放時間Toが
上限値Tmaxに達したことを検出すると、ステップS1
82へ移行する。ここで、大入賞口ソレノイド51を断
電することに基づいて大入賞口48を閉鎖し、ステップ
S183へ移行する。
【0126】メイン制御装置26はステップS183へ
移行すると、ラウンドカウンタ値Rに「1」を加算し
(R+1→R)、ステップS184へ移行する。ここ
で、ラウンドカウンタ値RをROM28にあらかじめ記
録された上限値Rmax(16)と比較し、「ラウンドカ
ウンタ値R<上限値Rmax」を検出したときにはステッ
プS185へ移行する。
【0127】メイン制御装置26はステップS185へ
移行すると、VフラグFvの状態を検出する。ここで、
「Fv=1」を検出したときにはステップS172に復
帰し、上記一連の動作を繰り返す。また、ステップS1
84でラウンドカウンタ値Rが上限値Rmaxに達したこ
とを検出したり、ステップS185でVフラグFvがオ
ンされていないことを検出したときにはステップS18
6へ移行し、表示制御装置39に終了表示指令を出力す
る。
【0128】表示制御装置39は図14のステップS3
98で終了表示指令を検出すると、ステップS399で
図柄表示装置21に「大当り終了」を表示することに基
づいて大当り動作の終了を報知する(大当り終了画面の
表示)メイン制御装置26は大当り処理を終えると、図
8のステップS18へ移行する。ここで、大当り図柄が
奇数であることを検出したときにはステップS19へ移
行し、大当り値に「7」,「57」,「107」,「1
57」,「207」,「257」を代入することに基づ
いて大当り確率を高値「6/317」にセットする。ま
た、大当り図柄が偶数であることを検出したときにはス
テップS20へ移行し、大当り値に「7」を代入するこ
とに基づいて大当り確率を通常値「1/317」にセッ
トする。
【0129】メイン制御装置26は大当り確率を設定す
ると、ステップS11へ移行する。ここで、カウンタデ
ータの整理及び保留球ランプ33〜36の消灯を行い、
ステップS3に戻る。従って、奇数図柄で大当りが発生
したときには次回の大当りが「6/317」の高確率で
判定され、偶数図柄で大当りが発生したときには次回の
大当りが「1/317」の通常確率で判定される。
【0130】このような第1実施形態によれば、複数の
識別図柄群ZGが変動時の移動方向である縦方向(第1
の方向)の変動状態の方向と異なる横方向(第2の方
向)へ移動する演出が図柄表示装置21に表示され、識
別図柄ZS,ZCが縦方向へ変動したり、識別図柄群Z
Gが横方向へ移動するので、画面から受ける画一的な印
象が払拭される。しかも、識別図柄ZS,ZCが縦方向
へ変動したり、複数の図柄からなる識別図柄群ZGが横
方向へ移動するので、画面の迫力が高まり、総じて、遊
技者にとって遊技のおもしろさが向上する。
【0131】識別図柄群ZGが横方向へ移動することに
基づいて図柄表示装置21の表示領域ZEから外れる演
出が図柄表示装置21に表示されるので、遊技者に意外
感を与えることができる。このため、遊技者にとって大
当りに対する期待度が高まるので、遊技のおもしろさが
一層向上する。
【0132】識別図柄群ZGが横方向へ移動することに
基づいて複数の識別図柄群ZG相互間の配列が変わる演
出が図柄表示装置21に表示されるので、識別図柄群Z
Gを遊技者が予期しない横方向へ移動させることに基づ
いて複数の識別図柄群ZGの配列を変え、例えば完全外
れをリーチに発展させることができる。このため、遊技
者に大当りの発生を予感させることができるので、遊技
のおもしろさが一層向上する。
【0133】複数の識別図柄群ZGが変動開始してから
確定停止するまでの間、すなわち、大当りの抽選結果が
視覚的に確定しないときに、図柄表示装置21に図柄群
が第2の方向へ移動する演出が表示される。このため、
遊技者に大当りの発生を予感させることができるので、
遊技のおもしろさが一層向上する。
【0134】複数の識別図柄ZS,ZCが変動開始して
から確定停止するまでの間に識別図柄ZS,ZCが縦方
向に変動する第1演出が行われ、識別図柄群ZGが横方
向に移動する第2演出が行われるため、識別図柄ZS,
ZCの変動,識別図柄群ZGの移動による視覚的な楽し
さを味わうことができる。しかも、視覚的な趣向性が高
い縦方向変動,横方向移動する画面が大当りの抽選結果
が視覚的に確定する前に表示される。このため、遊技者
に大当りの発生を予感させることができるので、遊技の
おもしろさが一層向上する。
【0135】複数の識別図柄ZS,ZCが縦方向に変動
する第1演出および識別図柄群ZGが横方向に移動する
第2演出の切換回数に比例して大当りの信頼度を高め
た。このため、識別図柄群ZGの移動が行われることを
期待して画面に注目できるので、画面に対する集中度が
高まり、遊技のおもしろさが向上する。
【0136】数字図柄ZSおよび複数のキャラクター図
柄ZCがその種類を視覚的に認識できる形態で縦方向に
並ぶ識別図柄群ZGが図柄表示装置21に表示されるの
で、例えばリーチの発生時に大当り図柄がどのような位
置に存在しているのか視覚的に認識できる。このため、
大当り図柄が迫ってくることを視覚的に実感できるの
で、遊技のおもしろさが一層向上する。
【0137】(第2実施形態)尚、上記実施形態におい
ては、各列の識別図柄群ZGとして1個の数字図柄ZS
および複数のキャラクター図柄ZCを表示したが、これ
に限定されるものではなく、例えば本発明の第2実施形
態を示す図22のように、複数の数字図柄ZSをその種
類を視覚的に認識できる形態で表示しても良い。この図
22は「全列の識別図柄の縦変動」→「外れの仮表示」
→「識別図柄群ZGの横移動」→「中列の識別図柄の縦
変動」が表示された後に外れまたは大当りが確定する変
動パターンA'およびAを示すものである。
【0138】(他の実施形態)本発明は、上述した実施
形態に限定されるものではなく、例えば、以下に示す拡
張または変形をしても良い。上記実施形態においては、
識別図柄群ZGの第2の移動方向として横方向を例示し
たが、これに限定されるものではなく、例えば右上りの
斜め方向,左上りの斜め方向であっても良い。
【0139】上記実施形態においては、識別図柄群ZG
を通常変動領域ZHから外れるように横移動させたが、
これに限定されるものではなく、例えば通常変動領域Z
Hの範囲内で横移動させても良い。
【0140】上記実施形態においては、右列の識別図柄
群ZGを表示領域ZEの右端から表示したり、左列の識
別図柄群ZGを表示領域ZEの左端から外す場合に配列
を変えて表示領域ZEの左列および右列に再登場させた
が、これに限定されるものではなく、例えば配列を変え
ずに再登場させても良い。
【0141】上記実施形態においては、左列の識別図柄
群ZGを中列に移動したり、右列の識別図柄群ZGを中
列に移動させる場合に識別図柄群ZGの配列を変えない
ようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば
配列を変えても良い。この場合、中列の識別図柄群ZG
の大当り図柄(左列および右列の数字図柄ZSに対応す
るキャラクター図柄ZC)の数を2個以上に増やすと良
い。
【0142】上記実施形態においては、3列の識別図柄
群ZGを同時に横移動させたが、これに限定されるもの
ではなく、例えば時間的にタイミングをずらして横移動
させても良い。上記実施形態においては、3列の識別図
柄群ZGのすべてを横移動させたが、これに限定される
ものではなく、3列の識別図柄群ZGのうち1列または
2列を横移動させても良い。
【0143】上記実施形態においては、識別図柄ZS,
ZCの変動する第1の方向および識別図柄群ZGの移動
する第2の方向としてそれぞれ縦方向および横方向を例
示したが、これに限定されるものではなく、例えば第1
の方向として横方向、第2の方向として縦方向としても
良い。この場合、図柄表示装置21として縦長な表示領
域ZEを有するものを用いることが好ましい。上記実施
形態においては、識別図柄群ZGを左列,右列,中列の
順序で仮停止させたが、これに限定されるものではな
く、例えば左列,中列,右列の順序で仮停止させても良
い。
【0144】上記実施形態においては、識別図柄群ZG
を左列,中列,右列の横3列に表示したが、これに限定
されるものではなく、例えば横2列に表示したり、横4
列以上に表示しても良い。
【0145】上記実施形態においては、「1」〜「1
2」の3列の数字図柄ZSを表示したが、これに限定さ
れるものではなく、例えば3列のアルファベット図柄を
表示したり、3列のカタカナ図柄を表示したり、3列の
平仮名図柄を表示しても良い。
【0146】上記実施形態においては、特定図柄で大当
りが発生することに基づいて大当り確率が高まる確率変
動形のパチンコ機に本発明を適用したが、これに限定さ
れるものではなく、例えば特定図柄で大当りが発生する
ことに基づいて図柄変動時間Tzが短縮される時間短縮
形のパチンコ機に適用したり、大当り図柄の種類に拘ら
ず、大当り確率及び図柄変動時間Tzが一定な普通形の
パチンコ機に適用しても良い。
【0147】上記実施形態においては、大当りの表示に
連動して大当り動作が行われる1種のパチンコ機に本発
明を適用したが、これに限定されるものではなく、例え
ば3種のパチンコ機に適用しても良い。
【0148】上記実施形態においては、図柄群として複
数の識別図柄ZS,ZCを有し、図柄表示装置21に表
示させる構成としたが、単一図柄(一つの識別図柄ZS
もしくは識別図柄ZC)が変動開始時に表示されてお
り、識別図柄群ZGを表示させて演出表示させるもので
もよい。 また、変動停止時、もしくは移動停止時に単
一図柄(一つの識別図柄ZSもしくは識別図柄ZC)を
表示させるように構成しても良い。
【0149】
【発明の効果】本発明の遊技機によれば、図柄の変動方
向である第1の方向とは異なる第2の方向へ図柄群を移
動させた。このため、画面から受ける画一的な印象が払
拭される上に画面から受ける迫力が高まるので、遊技者
にとって遊技のおもしろさが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す変動パターンの例
を示す図(その1)
【図2】変動パターンの例を示す図(その2)
【図3】変動パターンの例を示す図(その3)
【図4】変動パターンの例を示す図(その4)
【図5】数字図柄とキャラクター図柄との対応関係を示
す図(その1)
【図6】数字図柄とキャラクター図柄との対応関係を示
す図(その2)
【図7】数字図柄とキャラクター図柄との対応関係を示
す図(その3)
【図8】メイン制御装置の制御内容を示すフローチャー
【図9】(a)表示制御装置の制御内容を示すフローチ
ャート、(b)表示制御装置の仮停止図柄設定処理内容
を示すフローチャート
【図10】メイン制御装置のデータ取得処理内容を示す
フローチャート
【図11】保留データ記録部と保留玉ランプとの対応関
係を示す図
【図12】メイン制御装置のリーチ処理内容を示すフロ
ーチャート
【図13】メイン制御装置の大当り処理内容を示すフロ
ーチャート
【図14】表示制御装置の大当り表示処理内容を示すフ
ローチャート
【図15】変動パターンテーブルを示す図
【図16】変動パターンの内容を示す図
【図17】カウンタデータの説明するための図
【図18】(a)全体構成の電気的構成図、(b)メイ
ン制御装置の内部の電気的構成図、(c)表示制御装置
の内部の電気的構成図、(d)賞球制御装置の内部の電
気的構成図
【図19】遊技盤を示す前面図
【図20】(a)全体構成を示す前面図、(b)全体構
成を上皿の除去状態で示す矢印X視図
【図21】全体構成を示す後面図
【図22】本発明の第2実施形態を示す図1相当図
【符号の説明】
ZCはキャラクター図柄(絵柄,装飾絵柄,図柄)、Z
Eは表示領域、ZGは識別図柄群(図柄群)、ZSは数
字図柄(識別図柄,図柄)、21は図柄表示装置、26
はメイン制御装置、39は表示制御装置、を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図柄表示装置に複数の図柄を変動状態お
    よび変動停止状態で順に表示し、前記図柄の変動停止時
    の態様によって特典の抽選結果を報知する構成のものに
    おいて、 前記図柄表示装置には、前記複数の図柄で構成された1
    または2以上の図柄群が前記変動状態の方向である第1
    の方向と異なる第2の方向へ移動する演出が表示される
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 図柄表示装置には、1または2以上の図
    柄群が第2の方向へ移動することにより、図柄群が図柄
    表示装置の表示領域から外れる演出が表示されることを
    特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 図柄表示装置には、1または2以上の図
    柄群が第2の方向へ移動することにより、複数の図柄群
    相互間の配列が変わる演出が表示されることを特徴とす
    る請求項1または2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 図柄表示装置には、図柄が変動開始して
    から図柄の態様が確定するまでの間に図柄群が第2の方
    向へ移動する演出が表示されることを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 図柄表示装置には、 図柄が変動開始してから図柄の態様が確定するまでの間
    に、 図柄が第1の方向へ変動する第1演出,および図柄群が
    第2の方向へ移動する第2演出が交互に表示されること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の遊技
    機。
  6. 【請求項6】 前記第1演出および前記第2演出の切換
    回数に応じて特典獲得の信頼度が相違していることを特
    徴とする請求項5記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 図柄表示装置には、複数の図柄がその種
    類を視覚的に認識できる形態で第1の方向に沿って並ぶ
    図柄群が表示されることを特徴とする請求項1ないし6
    のいずれかに記載の遊技機。
JP2001164516A 2001-05-31 2001-05-31 遊技機 Pending JP2002355405A (ja)

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