JP2002052047A - 段差解消装置付車椅子 - Google Patents
段差解消装置付車椅子Info
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- JP2002052047A JP2002052047A JP2000243132A JP2000243132A JP2002052047A JP 2002052047 A JP2002052047 A JP 2002052047A JP 2000243132 A JP2000243132 A JP 2000243132A JP 2000243132 A JP2000243132 A JP 2000243132A JP 2002052047 A JP2002052047 A JP 2002052047A
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Abstract
せるようにすることを目的としたものである。 【解決手段】 この発明は、車体の前方フレームへ、補
助フレームを連結し、該補助フレームへ、各前輪の前方
に夫々ブラケットを固定し、該ブラケットに前輪補助手
段をレバー操作により前後及び傾動自在に取付けたこと
を特徴とする段差解消装置付車椅子によりその目的を達
成した。
Description
段差障害を防止し、又は小さくすることを目的とした段
差解消装置付車椅子に関する。
可能に取付けた車椅子の段差解消補助具が提案されてい
る(特開平11−16911号)。
消補助具の高さは、調節できるけれども調節の都度ナッ
トを弛め、かつ締付けなければならない。また前記補助
具の下面傾斜もレバーなどで簡単には調節できない問題
点があった。
に、小さな段差(例えば2〜5cm)であっても、これを
越えるには技術と、腕力を要し、通常の患者等では、円
滑な移動が困難な場合があった。
は越えることが不可能な場合が多く、前方(例えば2〜
3m)から勢いをつければ越えられる場合もあるが、こ
のようにすれば、身体に衝撃を受けると共に、車体、車
輪などを損傷するおそれもあった。
cm)も越えられない場合が多く、例えば電車の踏切り
(軌道と路面の溝)でも円滑には越えられず苦心する場合
が多かった。要するに前輪に後輪と同様の高低、溝など
を越えることができるように補助手段をつけるものであ
る。
為の前輪補助手段を用い、位置、高低及び傾斜をレバー
又はハンドル操作出来るようにして、前記従来の問題点
を解決したのである。
補助フレームを連結し、該補助フレームへ、各前輪の前
方に夫々ブラケットを固定し、該ブラケットに前輪補助
手段をレバー又はハンドル操作により前後及び傾動自在
に取付けたことを特徴とする段差解消装置付車椅子であ
り、前輪補助手段は、細長い凾フレームへ、複数の小輪
を車椅子の前後方向へ直列に架設し、前記凾フレーム
は、その一側軸をブラケットの横溝へ摺動自在に嵌入
し、凾フレームの案内溝へレバーの下端軸を摺動自在に
嵌入させると共に、前記凾フレームには復帰用のスプリ
ングを張設したものである。
大きい円弧案内具を回転自在に、かつ床面側に対し昇降
調節可能に取付けたものであり、円弧案内具は、高低及
び回転角の復帰手段を付設したものである。
動自在に取付けると共に、回動防止用のストッパーを取
付けたものであり、凾フレームに架設した小輪の接地面
高さは、前輪の接地面高さと同等以上としたものであ
る。
はハンドル操作により、補助手段の位置、高低及び傾度
などを容易に調節できるので、可及的かつ自主的に問題
点を解決することができる。
しいフレームを連結し、このフレームにブラケットを固
定したので、各部が堅固であり、操作も容易である。ま
た段差は複数の小輪又は円弧で解消できるので、前輪に
無理を生じるおそれはない。
に、高低、位置及び傾斜をレバー又はハンドル操作でき
る段差解消手段を設置した段差解消装置である。
じる不都合を後輪と同程度まで解消しようとするもので
ある。従って段差のみならず、進行方向と角度をなした
溝であっても、ほぼ大輪と同様に越えることができる。
について説明すると、車椅子1の前輪フレーム2に、補
助フレーム3を連結し、該補助フレーム3にブラケット
板4、4を縦に固定する。
設し(図4)、該横溝5へ、細長い凾フレーム6の前側
の軸7を摺動自在に嵌入すると共に、前記凾フレーム6
の上部へ、横溝枠8を設けて、この横溝8aへ、レバー
9の下端に突設した係合軸10を摺動自在に嵌入する。
4へピン19により回転自在に取付けると共に、レバー
9に固定した係止片11を、ブラケット板4へ固定した
ストッパー12の凹入部12a、12b、12cと係止
させることができる。
3、13が前後(車椅子に対し)方向へ回転自在に架設さ
れると共に、前記凾フレーム6を旧位置へ戻す為のスプ
リング14の一端を取付け、スプリング14の他端は、
前記ブラケット板4の上部前方のピン43に取付けてあ
る。前記ブラケット4の溝5には、ストップ板37の突
片37aが挿通され、ストップ板37の下部は、軸7を
阻止する為に軸頭7aと対向している(図5)。そこで
ハンドル33を操作して、これを矢示38のように上昇
させると、ストップ板37も同方向へ持ち上がり、軸頭
7aが矢示38の方向へ移動し、ハンドル33を放す
と、スプリング39により突片37aが矢示40の方向
へ下るので、ストップ板37も同方向へ移動し、軸頭7
aを阻止する。
とする時には、レバー9を矢示16の方向へ押して、凾
フレーム6を、矢示17の方向へ後退させると共に、傾
斜させる。
凾フレーム6の傾斜角が定まるので、段部15の高さに
よって傾斜角を定め、レバー9をストッパー12により
係止する。前記ストッパー12により、レバー9は安定
する。
18の方向へ前進させれば、段部15上を凾フレーム6
の小輪13が乗り越えるので、前輪41も段部15を乗
り越えることができる(図3、4)。
に復帰すれば、凾フレーム6も旧位置に復帰し、段部1
5の乗り越えを終了する。
うけれども、左右は連動していないので、段部15の状
況に応じ、凾フレーム6の角度を選定することができ
る。また溝の場合も同一操作により渡ることができる。
説明すると、車椅子1の前輪フレーム2に補助フレーム
3を連結し、補助フレーム3にブラケット板4を固定
し、ブラケット板4へ、横軸20を昇降調節自在に取付
ける。前記横軸20には、所定間隔を保って、後輪42
と同一外後の円弧案内具21のボス22を回転自在に取
付ける。
を介してハンドル24のねじ軸25が連結され、前記ね
じ軸25の一部には、前記ブラケット板4に固定したナ
ット26が螺合してある。また前記円弧案内具21のボ
ス22には復帰スプリング27の一端が取付けられ、復
帰スプリング27の他端は、前記ブラケット板4の適所
に取付けてある。
部15を越えようとする場合には、ハンドル24を回転
して、ねじ軸25を矢示28の方向へ下降させ、円弧案
内具21を接地させる。ついで車椅子1を矢示29の方
向へ移動させると、前記円弧案内具21の下面は、前記
段部15に当接したまま、横軸20に対し、ボス22が
矢示32の方向へ回転し、円弧案内具21はそのままの
位置を保ったまま前輪41は前進(浮き上がって)し、横
軸20も前進する(図7(c))。
乗り上げたならば、ハンドル24を回転し(前記と逆方
向)、円弧案内具21を矢示30の方向へ引上げると、
円弧案内具21は、復帰スプリング27によって矢示3
1の方向へ回動し、旧位置へ復帰する。
へ乗り上げたので、通常の要領により車椅子1を更に前
進させれば、後輪42も前記段部15を越えることがで
きる。
が困難なような段部15は、円弧案内具21を使用する
ことによって容易に越えることができる。
少々の段部でも越えることが困難であるが、この発明に
よれば、前輪を案内するので、後輪が越えられる程度の
段部は比較的容易に越えることができる効果がある。
具を使用することができるので、車椅子へ乗ったまま補
助具を使用し、安全かつ確実に段部を越えることができ
る効果がある。
す一部説明図。 (b)同じく一部を断面した説明図。
た正面図。 (b)同じく段部へ掛った説明図。 (c)同じく段部へ乗り上げた説明図。 (d)同じく前輪が段部へ乗り上げた説明図。
Claims (6)
- 【請求項1】 車体の前方フレームへ、補助フレームを
連結し、該補助フレームへ、各前輪の前方に夫々ブラケ
ットを固定し、該ブラケットに前輪補助手段をレバー又
はハンドル操作により前後及び傾動自在に取付けたこと
を特徴とする段差解消装置付車椅子。 - 【請求項2】 前輪補助手段は、細長い凾フレームへ、
複数の小輪を車椅子の前後方向へ直列に架設し、前記凾
フレームは、その一側軸をブラケットの横溝へ摺動自在
に嵌入し、凾フレームの案内溝へレバーの下端軸を摺動
自在に嵌入させると共に、前記凾フレームには復帰用の
スプリングを張設したことを特徴とする請求項1記載の
段差解消装置付車椅子。 - 【請求項3】 前輪補助手段は、ブラケットに半径の大
きい円弧案内具を回転自在に、かつ床面側に対し昇降調
節可能に取付けたことを特徴とする請求項1記載の段差
解消装置付車椅子。 - 【請求項4】 レバーは、ブラケットへ横軸により回動
自在に取付けると共に、回動防止用のストッパーを取付
けたことを特徴とする請求項1記載の段差解消装置付車
椅子。 - 【請求項5】 凾フレームに架設した小輪の接地面高さ
は、前輪の接地面高さと同等以上としたことを特徴とす
る請求項1記載の段差解消装置付車椅子。 - 【請求項6】 円弧案内具は、高低及び回転角の復帰手
段を付設したことを特徴とする請求項3記載の段差解消
装置付車椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000243132A JP2002052047A (ja) | 2000-08-10 | 2000-08-10 | 段差解消装置付車椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000243132A JP2002052047A (ja) | 2000-08-10 | 2000-08-10 | 段差解消装置付車椅子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002052047A true JP2002052047A (ja) | 2002-02-19 |
Family
ID=18734041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000243132A Pending JP2002052047A (ja) | 2000-08-10 | 2000-08-10 | 段差解消装置付車椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002052047A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8393096B2 (en) * | 2008-02-28 | 2013-03-12 | Charles A. Thomas | Plow for use with a motorized wheelchair |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5216750A (en) * | 1975-07-31 | 1977-02-08 | Itsuki Ban | Wheeled chair which can override a step |
JPH0727546U (ja) * | 1993-11-04 | 1995-05-23 | 外喜男 重原 | 段差を昇降可能な車椅子 |
JPH09182770A (ja) * | 1995-12-28 | 1997-07-15 | N T L:Kk | 車椅子用補助具 |
JPH09286585A (ja) * | 1996-04-23 | 1997-11-04 | East Japan Railway Co | エスカレーター用車椅子乗降補助装置 |
JPH1189885A (ja) * | 1997-09-24 | 1999-04-06 | Zenji Honda | ローラーを利用した車イス等の段差のりこえ用補助車輪 |
-
2000
- 2000-08-10 JP JP2000243132A patent/JP2002052047A/ja active Pending
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