JP2002051897A - 傘掛け装置 - Google Patents

傘掛け装置

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JP2002051897A
JP2002051897A JP2000239008A JP2000239008A JP2002051897A JP 2002051897 A JP2002051897 A JP 2002051897A JP 2000239008 A JP2000239008 A JP 2000239008A JP 2000239008 A JP2000239008 A JP 2000239008A JP 2002051897 A JP2002051897 A JP 2002051897A
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mounting portion
support
bar
cam
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JP2000239008A
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English (en)
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Haruo Ishiyama
治夫 石山
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Kyowa Nasta Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Nasta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、専用の傘立てを玄関に置いたり、
傘を玄関の隅等に立てかけて置く必要のない傘掛け装置
を提供するものである。 【解決手段】 傘掛け装置10を構成する棒状の支持バ
ー12,14の一端部12A,14A及び中間部12
B,14Bはパイプ状の収容筒体16,18に進退自在
に収容されるようになっている。また、前記収容筒体1
6,18は取付部としての玄関の壁面Kに穿設された挿
入孔20,22に嵌入されている。前記支持バー12,
14の他端部12C,14Cには支持バー12,14と
直交方向に横架バー24が配設固定されている。しか
も、前記壁面Kと支持バー12,14と横架バー24に
囲まれて立て掛けスペース26が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家屋の玄関の壁等
に取り付けられて主に傘等を立て掛けて置くことができ
る傘掛け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】雨の日等、傘を家屋の玄関等に置く場合
は専用の箱状の傘立て玄関の三和土に置いて濡れた傘を
立て掛けたり、あるいは専用の傘立てが無い場合は濡れ
た傘を玄関の隅等に立て掛けている。しかし、専用の箱
状の傘立てを玄関の三和土に置くと傘立ての存在により
玄関のスペースが狭くなってしまうと共に雨がやんで傘
を使用しなくなると前記傘立てが一層邪魔になる。ま
た、専用の傘立てを使用しないで、傘を玄関の隅等に立
て掛けておくと傘が倒れてしまったりして見栄えが悪く
なったり、あるいは多くの傘を玄関の隅等に立て掛けて
置くことができないという不具合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実に
鑑み発明されたものであり、専用の傘立てを玄関に置い
たり、傘を玄関の隅等に立てかけて置く必要のない傘掛
け装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、壁面
等の取付部に穿設された挿入孔に一端部が進退可能に挿
入される複数の支持バーと、これら支持バーの他端部に
支持バーと直交方向で前記取付部に沿って横方向に配設
される横架バーと、を有してなることを特徴としてい
る。請求項2の発明は、壁面等の取付部に突設された第
1支持バーと、前記取付部に突設された第2支持バー
と、前記第1支持バーの先端に第1支持バーと直交方向
で前記取付部に沿って横方向に配設される固定規制バー
と、前記第2支持バーの先端に第2支持バーと直交方向
で前記取付部に沿って横方向に配設される回動可能な回
動規制バーと、前記取付部と回動規制バーとの間に配設
されて前記回動規制バーを付勢するバネと、を有してな
ることを特徴としている。請求項3の発明は、壁面等の
取付部に突設された支持ピンと、この支持ピンと直交方
向で前記取付部に沿って横方向に配設されると共に前記
支持ピンに一端部が枢支されて一端部を中心にして回動
可能な回動アームと、この回動アームの他端部の下部に
設けられた凹部と、前記取付部に突設されて前記凹部と
係止するストッパーピンと、を有してなることを特徴と
している。請求項4の発明は、壁面等の取付部に突設さ
れた支持ピンと、この支持ピンと直交方向で前記取付部
に沿って横方向に配設されると共に前記支持ピンに一端
部が枢支されて一端部を中心にして回動可能な回動アー
ムと、この回動アームの他端部の裏面に固定された取付
体と、この取付体に形成された凹部と、前記取付部に突
設されて前記凹部と係止するストッパーピンと、を有し
てなることを特徴としている。請求項5の発明は、壁面
等の取付部に突設された支持ピンと、この支持ピンと直
交方向で前記取付部に沿って横方向に配設されると共に
前記支持ピンに一端部が枢支されて一端部を中心にして
回動可能な回動アームと、この回動アームの他端部の裏
面に固定された係止体と、この係止体に形成されると共
に前記取付部に突設されたストッパーピンと当接して回
動アームの回動を停止させるストッパー部と、前記回動
アームの他端部の裏面に回動可能に取り付けられたカム
と、このカムに形成されると共に回動アームを上方方向
に回動させた場合に前記ストッパーピンが当接して回動
アームの上方方向の回動を阻止する一端部と、このカム
の一端部に形成されると共に前記回動アームを下方方向
に回動させた場合に前記ストッパーピンが当接して前記
カムを回動させて回動アームの下方方向の回動を可能に
させるテーパ部と、前記カムに取り付けられてカムの一
端部が前記ストッパーピンと対応するようにカムを付勢
するバネと、を有してなることを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】図1及び図2には本発明に係る傘
掛け装置10の第1実施例が示されている。図1及び図
2に示されるように、この傘掛け装置10は玄関の壁面
Kに取り付けられている。前記傘掛け装置10を構成す
る棒状の支持バー12,14の一端部12A,14A及
び中間部12B,14Bはパイプ状の収容筒体16,1
8に進退自在に収容されるようになっている。また、前
記収容筒体16,18は取付部としての玄関の壁面Kに
穿設された挿入孔20,22に嵌入されている。前記収
容筒体16,18の端部には鍔部16A,18Aが形成
され、鍔部16A,18Aが壁面Kに当接することによ
り、それ以上収容筒体16,18が挿入孔20,22に
入り込まないようになっている。前記支持バー12,1
4の他端部12C,14Cには玄関の三和土と水平で支
持バー12,14と直交方向に横架バー24が配設固定
され、この横架バー24に傘の鉤状の柄を掛けることが
できるようになっている。しかも、前記壁面Kと支持バ
ー12,14と横架バー24に囲まれて立て掛けスペー
ス26(図1参照)が形成されるので、前記傘を横架バ
ー24に掛けずに立て掛けスペース26に入れて立て掛
けるようにしてもよい。特に、鉤状の柄が横架バー24
より上方に位置して横架バー24に鉤状の柄を掛けるこ
とができない長い傘の場合は前記立て掛けスペース26
に入れることにより立て掛けて置くことができて便利で
ある。なお、前記収容筒体16,18の内部には図示し
ないストッパーが形成され横架バー24を壁面Kと離間
方向に引いても支持バー12,14は前記収容筒体1
6,18から外れないようになっている。また、前記横
架バー24の両端部にはアール部24A,24Bが形成
され、誤って横架バー24の両端部に強く当たっても怪
我をしないようになっている。
【0006】次に、第1実施例の傘掛け装置10の作用
について説明する。まず、この傘掛け装置10を使用し
ない場合は横架バー24を壁面K方向に押すと支持バー
12,14の一端部12A,14A及び中間部12B,
14Bはそれぞれ収容筒体16,18に入り込むので、
図2に示されるように横架バー24も壁面Kに接近す
る。従って、横架バー24が壁面Kに接近して壁面Kか
ら横架バー24の出っ張りが小さくなるため傘掛け装置
10があまり邪魔にならなくなると共に玄関のスペース
をできるだけ広く使うことができる。また、傘掛け装置
10を使用する場合は横架バー24を壁面Kと反対方向
に引くと支持バー12,14の一端部12A,14A及
び中間部12B,14Bはそれぞれ収容筒体16,18
から出て、図1に示されるように横架バー24は壁面K
から離間方向に移動する。従って、前記横架バー24に
鉤状の柄を掛けることにより傘を横架バー24に掛けて
おくことができる。また、前記壁面Kと支持バー12,
14と横架バー24に囲まれて立て掛けスペース26
(図1参照)が形成されるので、前記傘を横架バー24
に掛けずに立て掛けスペース26に入れて立て掛けるよ
うにしてもよい。特に、鉤状の柄が横架バー24より上
方に位置して横架バー24に鉤状の柄を掛けることがで
きない長い傘の場合は前記立て掛けスペース26に入れ
ることにより立て掛けて置くことができて便利である。
なお、立て掛けスペース26に入れて立て掛けた傘は壁
面Kと支持バー12,14と横架バー24とによって囲
まれるので、立て掛けスペース26に立て掛けた傘が倒
れることを防止できる。また、前記立て掛けスペース2
6は主に寒冷地で使用される柄が長くて重たい雪かき用
のスコップ等を立て掛けスペース26に入れることによ
り雪かき用のスコップ等を立て掛けておくことができ
る。なお、折り畳み式傘のように柄が直線状で柄にルー
プ紐が設けられている傘においては前記横架バー24の
両端のアール部24A,24Bをループ紐に入れること
により、折り畳み式傘をアール部24A,24Bに吊り
下げるようにしてもよい。
【0007】図3及び図4には本発明に係る傘掛け装置
の第2実施例が示されている。なお、第1実施例と同一
の構成は同一の符号を用いてその説明を省略する。図3
及び図4に示されるように、この傘掛け装置30の第1
支持バーとしての支持バー32及び第2支持バーとして
の支持バー34は共に一端部32A,34Aが壁面Kに
埋設され、これにより支持バー32,34は壁面Kに固
定されている。前記支持バー32の他端部32Bには玄
関の三和土と水平で支持バー32と直交方向に固定横架
バー36が固定されている。この固定横架バー36には
鉤状の柄の傘を掛けられるようになっている。また、前
記固定横架バー36の一端部にはアール部36Aが形成
され、他端部36Bは直線状に形成されている。前記支
持バー34の他端部34Bには床と水平で支持バー34
と直交方向に回動バー38が配設されている。この回動
バー38にも鉤状の柄の傘を掛けられるようになってい
る。前記回動バー38はピン39によって図矢印A,B
方向に回動可能に支持バー34に枢着され、回動バー3
8の一端部にはアール部38Aが形成されている。ま
た、前記回動バー38の他端部には折曲部38Bが形成
され、前記固定横架バー36の他端部36Bと対応当接
するようになっている(図3参照)。前記支持バー32
と支持バー34の間で支持バー34の近傍には壁面Kと
回動バー38の間にコイルバネ40が設けられている。
このコイルバネ40の一端部40Aは壁面Kに当接し、
他端部40Bは前記回動バー38に当接している。従っ
て、前記回動バー38はコイルバネ40によって常時図
矢印A方向に回動するように付勢されている。
【0008】次に、第2実施例の傘掛け装置30の作用
について説明する。この傘掛け装置30に傘を掛ける場
合は固定横架バー36や回動バー38に鉤状の柄を掛け
ることにより傘を掛けられるようになっている。また、
前記傘を固定横架バー36や回動バー38に掛けずに立
て掛けスペース26に入れて立て掛けるようにしてもよ
い。特に、鉤状の柄が前記固定横架バー36や回動バー
38より上方に位置して固定横架バー36や回動バー3
8に掛けることができない長い傘や雪かき用スコップを
立て掛けスペース26内に入れて立て掛けて置きたい場
合は前記回動バー38をコイルバネ40の付勢力に反し
て図矢印B方向に押すと回動バー38はピン39を中心
にして矢印B方向に回動するため、図4に示されるよう
に回動バー38の折曲部38Bは固定横架バー36の他
端部36Bと離間して隙間Sが生じ、隙間Sから傘や雪
かき用スコップを前記スペース26に出し入れすること
ができる。また、回動バー38の押圧を解除すると回動
バー38はコイルバネ40の付勢力によって矢印A方向
に回動し回動バー38の折曲部38Bは固定横架バー3
6の他端部36Bに当接して隙間Sが無くなるので、傘
や雪かき用スコップを立て掛けスペース26に立て掛け
て置いても傘や雪かき用スコップが倒れたりすることは
ない。なお、この実施例においては傘や雪かき用スコッ
プを立て掛けスペース26に出し入れする場合は前記隙
間Sを介して行うため傘や雪かき用スコップを持ち上げ
る必要がないので傘掛け装置30の上方に物や出っ張り
があっても関係無く傘や雪かき用スコップを立て掛けス
ペース26に出し入れすることができる。特に、柄の長
い雪かき用スコップは重量があるが立て掛けスペース2
6に出し入れする場合も重たい雪かき用スコップを一々
持ち上げる必要がないので力の弱い老人や女性でも雪か
き用スコップを容易に出し入れすることができる。
【0009】図5には本発明に係る傘掛け装置の第3実
施例が示されている。なお、第1実施例と同一の構成は
同一の符号を用いてその説明を省略する。図5に示され
るように、この傘掛け装置50の支持ピン52は壁面K
から突設されている。また、前記壁面Kの近傍には玄関
の三和土と水平で前記支持棒52と直交方向に向かって
回動アーム54が配設され、この回動アーム54に傘の
鉤状の柄を掛けることができるようになっている。前記
支持ピン52の先端部52Aは回動アーム54の基端部
54Aに穿設された円孔56に挿入されている。従っ
て、回動アーム54は前記支持ピン52を中心に図5矢
印C,D方向に回動するようになっている。前記回動ア
ーム54の先端部54Bの下部には凹部58が形成さ
れ、壁面Kに突設されたストッパーピン60と対応し、
ストッパーピン60が凹部58に入り込むようになって
いる。従って、この傘掛け装置50においては、壁面K
と支持ピン52と回動アーム54とストッパーピン60
とで立て掛けスペース26が形成されるようになってい
る。
【0010】次に、第3実施例の傘掛け装置50の作用
について説明する。この傘掛け装置50に傘を掛ける場
合は回動アーム54に鉤状の柄を掛けることにより傘を
掛けられるようになっている。また、前記傘を回動アー
ム54に掛けずに立て掛けスペース26に入れて立て掛
けるようにしてもよい。なお、鉤状の柄が前記回動アー
ム54より上方に位置して回動アーム54に掛けること
ができない長い傘や雪かき用スコップを立て掛けスペー
ス26に立て掛けたい場合等は前記回動アーム54を上
方方向(矢印C方向)に回動させることにより、前記傘
や雪かき用スコップを立て掛けスペース26に出し入れ
することができる。また、前記回動アーム54を下方方
向(矢印D方向)に回動させると前記回動アーム54の
凹部58とストッパーピン60は係止するためスペース
26に立て掛けた傘や雪かき用スコップが倒れたりする
ことはない。従って、この実施例においても第2実施例
と同様に傘や雪かき用スコップを立て掛けスペース26
に出し入れする場合は傘や雪かき用スコップを持ち上げ
る必要がないので傘掛け装置50の上方に物や出っ張り
があっても関係無く傘や雪かき用スコップを立て掛けス
ペース26に出し入れすることができる。特に、柄の長
い雪かき用スコップを立て掛けスペース26に出し入れ
する場合も重たい雪かき用スコップを一々持ち上げる必
要がないので力の弱い老人や女性でも重たい雪かき用ス
コップを容易に出し入れすることができる。
【0011】図6及び図7には本発明に係る傘掛け装置
の第4実施例が示されている。なお、第1実施例及び第
3実施例と同一の構成は同一の符号を用いてその説明を
省略する。図6に示されるように、この傘掛け装置62
の支持ピン52は壁面Kから突設されている。また、前
記壁面Kの近傍には玄関の三和土と水平で前記支持ピン
52と直交方向に向かって回動アーム64が配設され、
この回動アーム64に傘の鉤状の柄を掛けることができ
るようになっている。前記支持ピン52の先端部52A
は回動アーム64の基端部64Aに穿設された円孔66
に挿入されている。従って、回動アーム64は前記支持
ピン52を中心に図6矢印C,D方向に回動するように
なっている。前記回動アーム64の先端部64Bの裏面
には係止体68が取り付けられている。図7に示される
ように、この係止体68の基端部68Aは前記回動アー
ム64の先端部64Bの裏面に適宜手段を用いて固定さ
れている。また、前記係止体68の先端部68Bは前記
回動アーム64の先端部64Bの裏面と離間方向に折り
曲げられ、下部には凹部69(図6参照)が形成されて
いる。この凹部69は壁面Kに突設されたストッパーピ
ン60と対応して、ストッパーピン60が凹部69内に
入り込むようになっている。
【0012】次に、第4実施例の傘掛け装置62の作用
について説明する。この傘掛け装置62に傘を掛ける場
合は回動アーム64に鉤状の傘の柄を掛けることにより
傘を掛けられるようになっている。また、前記傘を回動
アーム64に掛けずに立て掛けスペース26に入れて立
て掛けるようにしてもよい。なお、鉤状の柄が前記回動
アーム64より上方に位置して回動アーム64に掛ける
ことができない長い傘や雪かき用スコップを立て掛けス
ペース26に立て掛けたい場合等は前記回動アーム64
を上方方向(矢印C方向)に回動させることにより、前
記傘や雪かき用スコップを立て掛けスペース26に出し
入れすることができる。また、前記回動アーム64を下
方方向(矢印D方向)に回動させると前記回動アーム6
4の凹部69とストッパーピン60は係止するため立て
掛けスペース26に立て掛けた傘や雪かき用スコップが
倒れたりすることはない。なお、他の作用は第2実施例
及び第3実施例と同様であるため、省略する。
【0013】図8乃至図10には本発明に係る傘掛け装
置の第5実施例が示されている。なお、第1実施例、第
3実施例及び第4実施例と同一の構成は同一の符号を用
いてその説明を省略する。図8に示されるように、この
傘掛け装置70の支持ピン52は壁面Kから突設されて
いる。また、前記壁面Kの近傍には玄関の三和土と水平
で前記支持ピン52と直交方向に向かって回動アーム6
4が配設され、この回動アーム64に傘の鉤状の柄を掛
けることができるようになっている。前記支持ピン52
の先端部52Aは回動アーム64の基端部64Aに穿設
された円孔66に挿入されている。従って、回動アーム
64は前記支持ピン52を中心に図8矢印C,D方向に
回動するようになっている。前記回動アーム64の先端
部64Bの裏面には係止体72が取り付けられている。
この係止体72の基端部72Aは前記回動アーム64の
先端部64Bの裏面に適宜手段を用いて固定されてい
る。また、前記係止体72には前記回動アーム64の先
端部64Bの裏面と離間方向に折り曲げられたストッパ
ー部72Bが形成されている。このストッパー部72B
は壁面Kに突設されたストッパーピン60と対応当接す
るようになっている。前記回動アーム64の先端部64
Bの裏面にはカム74が取り付けられている。このカム
74は前記回動アーム64が上方方向(矢印C方向)に
回動するのを阻止するようになっている。前記カム74
は軸76によって図9矢印E,F方向に回動可能に取り
付けられている。図9に示されるように、前記カム74
の一端部77と他端部78は互いに直角に向くように形
成されている。この一端部77には傾斜したテーパ部7
7Aが形成されている。また、前記軸76にはバネ80
(図10参照)が巻装され、バネ80の一端部はカム7
4に係止されている。これによりカム74はバネ80に
よって図9矢印E方向に付勢されて常時一端部77がス
トッパーピン60と対応(図9に示す状態)するように
なっている。
【0014】次に、第5実施例の傘掛け装置70の作用
について説明する。この傘掛け装置70に傘を掛ける場
合は回動アーム64に鉤状の傘の柄を掛けることにより
傘を掛けられるようになっている。また、前記傘を回動
アーム64に掛けずに立て掛けスペース26に入れて立
て掛けるようにしてもよい。また、前記回動アーム64
を上方方向(図8矢印C方向)に回動しようとすると、
カム74の一端部77にストッパーピン60が当接し回
動アーム64の回動を阻止するため、回動アーム64を
上方方向(図8矢印C方向)に回動することができな
い。このため、手でバネ80の付勢力に反してカム74
とストッパーピン60が対応しないようにカム74を図
9矢印F方向に回動させて(想像線で示す)から回動ア
ーム64を図8矢印C方向に回動する。なお、カム74
から手を離すとバネ80の付勢力によってカム74は図
9矢印F方向に回動して元の状態(図9に示す状態)に
戻る。これにより、回動アーム64は上方に回動できる
ので鉤状の柄が回動アーム64より上方に位置して前記
回動アーム64に掛けることができない長い傘や雪かき
用スコップを立て掛けスペース26に入れることができ
る。また、前記回動アーム64を閉める場合は、回動ア
ーム64を下方方向(図8矢印D方向)に回動させる
と、カム74のテーパ部77Aはストッパーピン60に
当接するため、カム74はテーパ部77Aに案内されて
図9矢印F方向に回動するため、カム74はストッパー
ピン60の横を通過できる。そして、前記回動アーム6
4の係止体72のストッパー部72Bがストッパーピン
60と当接するので、傘や雪かき用スコップを立て掛け
スペース26に立て掛けることができる。なお、この状
態で回動アーム64を図8矢印C方向に回動しようとし
ても、上述したように手でカム74を回動させないとカ
ム74はストッパーピン60と対応しているため、回動
アーム64を上方方向(図8矢印C方向)に回動するこ
とができない。なお、他の作用は第2実施例及び第3実
施例と同様であるため、省略する。
【0015】なお、実施例では本発明の傘掛け装置を玄
関の壁面Kに取り付けたが、傘掛け装置の取付部は必ず
しも玄関の壁面Kに限定されるものでないことは勿論で
ある。また、実施例では立て掛けスペース26に傘や雪
かき用スコップを入れて立て掛けるようにしたが、傘や
雪かき用スコップ以外の物を入れて立て掛けて置いても
よいことは勿論である。
【0016】
【発明の効果】本発明の請求項1から請求項5の傘掛け
装置は、専用の箱状の傘立てのように設置されるもので
は無いので、傘掛け装置の設けられる場所のスペースを
広く使用できると共に長い傘や雪かき用スコップ等も立
て掛けて置くことができるという優れた効果を有する。
また、本発明の請求項2から請求項5の傘掛け装置は、
上記効果の他に雪かき用スコップ等のように重たい物を
高く持ち上げなくても容易に立て掛けて置くことができ
るという優れた効果を有する。さらに、本発明の請求項
1の傘掛け装置は、使用しない場合は横架バーを取付部
方向にスライドさせておくことができるので、ほとんど
邪魔にならないという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の傘掛け装置の取付状態を示す平面
図である。
【図2】第1実施例の傘掛け装置の作用説明図である。
【図3】第2実施例の傘掛け装置の取付状態を示す平面
図である。
【図4】第2実施例の傘掛け装置の作用説明図である。
【図5】第3実施例の傘掛け装置の作用を示す全体斜視
図である。
【図6】第4実施例の傘掛け装置の作用を示す全体斜視
図である。
【図7】第4実施例の傘掛け装置の平面図である。
【図8】第5実施例の傘掛け装置の作用を示す全体斜視
図である。
【図9】第5実施例の傘掛け装置の一部背面図である。
【図10】第5実施例の傘掛け装置の平面図である。
【符号の説明】
10 傘掛け装置 12 支持バー 14 支持バー 16 収容筒体 18 収容筒体 20 挿入孔 22 挿入孔 24 横架バー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面等の取付部に穿設された挿入孔に一
    端部が進退可能に挿入される複数の支持バーと、これら
    支持バーの他端部に支持バーと直交方向で前記取付部に
    沿って横方向に配設される横架バーと、を有してなるこ
    とを特徴とする傘掛け装置。
  2. 【請求項2】 壁面等の取付部に突設された第1支持バ
    ーと、前記取付部に突設された第2支持バーと、前記第
    1支持バーの先端に第1支持バーと直交方向で前記取付
    部に沿って横方向に配設される固定規制バーと、前記第
    2支持バーの先端に第2支持バーと直交方向で前記取付
    部に沿って横方向に配設される回動可能な回動規制バー
    と、前記取付部と回動規制バーとの間に配設されて前記
    回動規制バーを付勢するバネと、を有してなることを特
    徴とする傘掛け装置。
  3. 【請求項3】 壁面等の取付部に突設された支持ピン
    と、この支持ピンと直交方向で前記取付部に沿って横方
    向に配設されると共に前記支持ピンに一端部が枢支され
    て一端部を中心にして回動可能な回動アームと、この回
    動アームの他端部の下部に設けられた凹部と、前記取付
    部に突設されて前記凹部と係止するストッパーピンと、
    を有してなることを特徴とする傘掛け装置。
  4. 【請求項4】 壁面等の取付部に突設された支持ピン
    と、この支持ピンと直交方向で前記取付部に沿って横方
    向に配設されると共に前記支持ピンに一端部が枢支され
    て一端部を中心にして回動可能な回動アームと、この回
    動アームの他端部の裏面に固定された取付体と、この取
    付体に形成された凹部と、前記取付部に突設されて前記
    凹部と係止するストッパーピンと、を有してなることを
    特徴とする傘掛け装置。
  5. 【請求項5】 壁面等の取付部に突設された支持ピン
    と、この支持ピンと直交方向で前記取付部に沿って横方
    向に配設されると共に前記支持ピンに一端部が枢支され
    て一端部を中心にして回動可能な回動アームと、この回
    動アームの他端部の裏面に固定された係止体と、この係
    止体に形成されると共に前記取付部に突設されたストッ
    パーピンと当接して回動アームの回動を停止させるスト
    ッパー部と、前記回動アームの他端部の裏面に回動可能
    に取り付けられたカムと、このカムに形成されると共に
    回動アームを上方方向に回動させた場合に前記ストッパ
    ーピンが当接して回動アームの上方方向の回動を阻止す
    る一端部と、このカムの一端部に形成されると共に前記
    回動アームを下方方向に回動させた場合に前記ストッパ
    ーピンが当接して前記カムを回動させて回動アームの下
    方方向の回動を可能にさせるテーパ部と、前記カムに取
    り付けられてカムの一端部が前記ストッパーピンと対応
    するようにカムを付勢するバネと、を有してなることを
    特徴とする傘掛け装置。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50104832U (ja) * 1974-01-31 1975-08-28
JPS6229179U (ja) * 1985-08-08 1987-02-21
JPH037782U (ja) * 1989-06-09 1991-01-24
JPH07313311A (ja) * 1994-05-30 1995-12-05 Asahi Denki Shoji Kk 長尺物の展示用保持具

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