JP2004176471A - 扉開閉ハンドル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンテナなどの扉に使用するのに適し、構造が単純でかつ組み立てが容易であり、またロック状態の表示を可能とした扉開閉ハンドル装置を提供すること。
【解決手段】扉開閉ハンドル装置1は、一端側を支点として他端側をハウジング3の凹所2から起伏可能に収納されたハンドル4を備え、固定枠体に旋回可能な扉にハウジング3を装着して使用される。凹所に収納されたハンドルの起立を防止するロック用係止手段15は、直線方向へ往復動可能な第1係止部13及びこれが係止する第2係止部14からなる。ハンドル部7は、起立方向へ旋回したとき第1係止部13を移動させてこれを第2係止部14から離脱させるレバー部7dを有する。ハンドル本体部6には、インジケーター18が設けられている。ハンドル本体部6の旋回は、旋回軸を中心として前端部6aを回動し、施錠用ロッド5を回転させる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は扉開閉ハンドル装置に関し、さらに詳細には、例えば、コンテナなどの扉に取り付けて使用するのに適する扉開閉ハンドル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の扉開閉ハンドル装置は、例えば、コンテナなどの扉を開け閉めする際に使用するものとしてよく知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に開示されている扉用ロックハンドル装置は、扉に埋込み固着されるケースに基端部を枢軸によって枢着した操作レバーと、この操作レバーの先端部に基端部を前記枢軸と平行な別の枢軸によって枢着したハンドルとを備えている。操作レバーの中間部における背面凹所には、ケースの底壁板に支持された受軸に係脱するラッチレバーが回転可能に取り付けられ、また、このラッチレバーの側面肩部に係脱するトリガーレバーが枢着されている。他方、ハンドルの基端部には駆動突起が設けられ、この駆動突起は、ハンドルを操作したときトリガーレバーの先端爪部における前面受動部を押圧して、トリガーレバーをラッチレバーから離脱させるように作用する。
【0003】
【特許文献1】
特公平8−23241号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に開示された扉用ロックハンドル装置は、操作レバーをロック状態に維持しかつその状態から非ロック状態に解除する手段として、回転可能なラッチレバーやトリガーレバーなどを用いているため、機構が複雑であり、扉用ロックハンドル装置の組み立てに手間が掛かるという問題があった。また、特許文献1に開示された扉用ロックハンドル装置では、操作レバーがロック状態となっているか否かを目で見ただけでは分からない、という問題があった。
【0005】
本発明の目的は、例えば、コンテナなどの扉に使用するのに適し、構造が単純でかつ組み立てが容易であり、さらにロック状態の表示を可能とした扉開閉ハンドル装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明の前提は、ハンドル収納用の凹所を備えるハウジングと、一端側を支点として他端側を前記凹所から起伏可能に収納されたハンドルとを備え、固定枠体に旋回可能に取り付けられた扉に前記ハウジングを装着して使用する扉開閉ハンドル装置である。
【0007】
この前提における本発明の特徴として、前記扉開閉ハンドル装置が、前記ハンドルを前記凹所内に収納したとき、前記ハンドルの起立を防止する相互に係脱可能なロック用係止手段と、前記扉に回転可能に取り付けられていて前記固定枠体の受け金に出入り可能な係止片を有する扉開閉ロッドに対して連結可能な一端部および前記凹所内に位置する他端部を有し、前記ハウジングに回転可能に支持されて前記他端部から前記一端部へ向かう方向が前記凹所の内側から外側へ延びる施錠用ロッドとを有し、前記ハンドルが、前記施錠用ロッドと交差する方向において前端部およびこの前端部とは反対側の後端部を有していて、前記前端部を前記支点として前記施錠用ロッドと軸心を同じくする旋回軸を中心に旋回可能に前記ハウジングに取り付けられたハンドル本体部と、前記ハンドル本体部の前記後端部に、該後端部からさらに後方向へ延出するように取り付けられ、前記ハンドル本体部の前記旋回軸に平行な軸を中心に該ハンドル本体部に対して所定角度範囲を旋回可能であり、前記所定角度範囲を旋回した後は前記ハンドル本体部と一体に前記旋回軸を中心に旋回するハンドル部とを有し、前記ロック用係止手段が、前記ハンドル本体部に前記旋回軸と直交する方向へ往復運動可能に設けられ、前記直交する方向の一方へバネ付勢された第1係止部と、前記ハウジングの前記凹所に配置され、前記ハンドル本体部を前記凹所に収納したときに前記第1係止部に係止する第2係止部とから構成され、前記ハンドル部は、前記凹所から起立する方向へ旋回したときに前記第1係止部をバネ付勢に抗して前記一方とは反対の方向へ移動させて該第1係止部を前記第2係止部から離脱させた後に前記ハンドル本体部と一体になって前記凹所から起立する方向へ旋回することが可能に形成され、前記ハンドル本体部の旋回に伴って前記施錠用ロッドを回転させることができること、にある。
【0008】
本発明の実施の態様の一例として、前記ハンドル本体部には、前記ロック用係止手段の前記第1係止部が前記第2係止部に係止しているロック状態と前記第2係止部から離脱した非ロック状態とを表示するインジケーターが取り付けられ、前記インジケーターは、前記ハンドル本体部に形成された表示窓と、前記ハンドル本体部の前記凹所から起立する方向とその反対方向とへの旋回に対応して前記表示窓にロック状態と非ロック状態とを交互に表示する第1表示と第2表示とを有し、前記第2表示を表示する方向へバネ付勢された移動体とを有し、
前記移動体は、前記第1係止部が前記第2係止部に係止すると、該第2係止部に当接し、前記第1表示が前記表示窓に現れるように移動して前記ロック状態が表示され、前記第1係止部が前記第2係止部から離脱すると、前記移動体がバネ付勢により前記第2表示を前記表示窓に現して、前記ロック状態から前記非ロック状態に表示が変更されることを特徴とする。
【0009】
また、本発明の実施の態様の他の一例として、前記第2係止部が、前記凹所の前記底面にスライド可能に取り付けられ、かつ前記第1係止部と係止する方向へバネ付勢されていて、前記第1係止部が前記第2係止部を付勢するバネ力に抗して該第2係止部をスライドさせて係止することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
添付の図面を参照し、本発明に係る扉開閉ハンドル装置の詳細を説明すると、以下のとおりである。図1は、ハンドル4がハウジング3の凹所2内に収納された状態の扉開閉ハンドル装置1の平面図であり、図2は、図1のII−II線で切断して示す扉開閉ハンドル装置1の断面図であり、図3は、図1のIII−III線で切断して示す扉開閉ハンドル装置1の断面図であり、図4は、ハンドル4を起立させた状態で示す扉開閉ハンドル装置1の斜視図である。扉開閉ハンドル装置1は、前端部3aからそれとは反対側の後端部3bへ延びるハンドル収納用の凹所2を備えるハウジング3と、凹所2に収納され、一端側を支点として他端側を凹所2の底面2aとその上部との間で旋回可能なハンドル4とを備えている。扉開閉ハンドル装置1は、コンテナの固定枠体に旋回可能に取り付けられた扉の取付け孔(いずれも図示せず)にハウジング3を装着して使用される。
【0011】
ハウジング3の前端部3aにおいて、凹所2を画成している対向する側壁2bには、各側壁2bを介して凹所2の内外へ延び、中心線が同一線上に配列された2つの施錠用ロッド5が回転可能に取り付けられている。ハンドル4は、前端部6aおよびこの前端部6aとは反対側の後端部6bを有するハンドル本体部6と、このハンドル本体部6の後端部6bに旋回可能に取り付けられ、該後端部6bから後方向へ延出したハンドル部7とを備えている。ハンドル本体部6は、前端部6aを支点として旋回可能にハウジング3に取り付けられている。具体的には、ハンドル本体部6は、その前端部6aが各側壁2bを介して凹所2内へ延びている施錠用ロッド5の端部外周に固定されている。したがって、ハンドル本体部6の前端部6aは、同一線上を通る両施錠用ロッド5の中心線を旋回軸線8として回転し、この旋回軸線8を中心とする前端部6aの回転によりハンドル本体部6の後端部6bが旋回する。ハウジング3の前後方向とハンドル本体部6の前後方向とは、ハンドル本体部6がハウジング3の凹所2に収納されているときに一致している。
【0012】
ハンドル部7は、旋回軸線8とほぼ平行な方向へ延びる握持部7aと、この握持部7aの両端から該握持部7aの長手方向にほぼ直交する方向へ延びる平行な一対のアーム7bとからなるコ字形形状を呈している。ハンドル部7の各アーム7bそれぞれの端部は、ハンドル本体部6の後端部6bにおける両側部に枢軸9により枢着され、各枢軸9の中心線は、旋回軸線8に平行である。
【0013】
ハンドル本体部6には、ハンドル部7の各アーム7bにおける端部の下面側および上面側に位置する第1,2ストッパー板10,11が設けられている。第1ストッパー板10は、ハンドル部7における各アーム7bの長さ方向がハンドル本体部6の前後方向に一致する整列状態(例えば、図1〜4に実線で示す状態)にあるとき、各アーム7bの下面に当接し、ハンドル本体部6に対して凹所2内に倒伏する方向(図4の矢印Y1で示す方向)へのハンドル部7の旋回を阻止する。また、第2ストッパー板11は、ハンドル部7が、図2に仮想線で示すようにハンドル本体部6に対して凹所2から起立する方向(図2〜4の矢印Y2で示す方向)へ枢軸9を中心に所定角度範囲だけ旋回したとき、各アーム7bの上面に当接し、それ以上のハンドル部7の起立方向の旋回を阻止する。ハンドル部7が、ハンドル本体部6に対して旋回し、各アーム7bが第1ストッパー板10又は第2ストッパー板11に当接した後は、ハンドル部7への旋回力が各アーム7bから各ストッパー板10,11を介してハンドル本体部6へ伝達されるので、ハンドル部7はハンドル本体部6と一体になって旋回する。
【0014】
ハンドル部7には、後述する起動手段として各アーム7bの端部から下方向へレバー部7cが突出している。各レバー部7cの下端前面部には、バネ係止片7dが形成され、このバネ係止片7dとハンドル本体部6の各側部における上面側に取り付けられた係止ネジとの間にはコイルバネ12が取り付けられている。ハンドル部7は、これらコイルバネ12によりハンドル本体部6に対して整列方向へバネ付勢されている。
【0015】
図5,図6は、いずれもハンドル4を旋回させてハウジング3の凹所内2底面2aに対してほぼ直角に起立させた状態で示す扉開閉ハンドル装置1の平面図および側面図である。ハンドル本体部6の下面には、図6に示すように凹部6cが形成され、その凹部6c内には、前後方向へ可動に設けられた第1係止部13が設けられている。また、図5に示すようにハウジング3における凹所2内の底面2aには、ハンドル本体部6を凹所2に収納したとき第1係止部13に係止する第2係止部14がハウジング3の前後方向へ移動可能に設けられている。これら第1係止部13と第2係止部14とが、ハンドル本体部6を凹所2内に収納したとき、ハンドル本体部6の起立を防止する相互に係脱可能なロック用係止手段15(図3,6参照)を構成している。
【0016】
第1係止部13は、ハンドル本体部6の凹部6cを画成する両側壁の後端部6b側に形成されたスロット16(図2参照)によりガイドされて前後方向へ往復動可能なスライダー13aを備え、両スライダー13aは、その間に延びる係止棒13bの各端部を固定している。第1係止部13の各スライダー13aは、その後端面とハンドル本体部6における凹部6c内の後端面との間に配置されたコイルバネ13cにより前方向へ付勢されている。
【0017】
他方、第2係止部14は、ハウジング3の前後方向に直交する幅方向へ長い基台14aの両端側から上方へ突出した逆L字型の2つのフック14b(図3,5参照)を備えている。基台14aは、凹所2の底面2aにおいてハウジング3の前後方向へ間隔をあけて設けられた第1,2固定部17a,17b間をスライド可能に底面2aに支持されている。基台14aは、該基台14aと第1固定部17aとの間に配置されたコイルバネ14cによりハウジング3の後方向へ向かって付勢され、第2固定部17bに当接して静止している。
【0018】
ハンドル4が図4〜6に示す起立状態からハウジング3の凹所2内へ向かって倒伏されると、ハンドル本体部6における第1係止部13の係止棒13bが、静止している第2係止部14の各フック14bに当接する。各フック14bは、その頭部が曲面状に形成されているので、係止棒13bがフック頭部の曲面に当接すると、各フック14bがハウジング3の前方向へ押され、第2係止部14が底面2a上をスライドする。係止棒13bが各フック14bの爪下に入ると、バネ付勢力が第2係止部14を後方向へ押し戻して係止棒13bとの係止状態を維持する(図3参照)。
【0019】
ハンドル部7は、前述したように各アーム7bの端部から下方向へ突出したレバー部7cで構成される起動手段を有している。レバー部7cは、ハンドル部7が、図2に仮想線で示されるようにハンドル本体部6に相対して凹所2から起立する方向(Y2方向)へ旋回されたとき、第1係止部13のスライダー13aを前端面から押して、これを後方向へ移動させ、係止棒13bを第2係止部14の各フック14bから離脱させる。なお、ハンドル本体部6の凹所2内における適所には、コイルバネ26(図3,6参照)の一端が係止され、他端はハウジング3における底面2aの適所に係止されており、ハンドル本体部6は、ハウジング3の凹所2内へ倒伏する方向へバネ付勢されている。
【0020】
図7は、ハンドル本体部6の上面を一部破断して凹部6c内を示す部分断面斜視図である。図7に示すように、扉開閉ハンドル装置1には、インジケーター18が設けられている。インジケーター18は、ハンドル本体部6に設けられており、ロック用係止手段15の第1係止部13が第2係止部14に係止しているロック状態と第2係止部14から離脱した非ロック状態とを表示する。インジケーター18は、ハンドル本体部6の表面に形成された表示窓19を有し、この表示窓19はハンドル本体部6の上面から下面側の凹部6cに貫通する開口により形成されている。ハンドル本体部6の凹部6c内には、移動体20がハンドル本体部6の前後方向へ移動可能に設けられている。具体的には、ハンドル本体部6の凹部6c内に、ハンドル本体部6の上面と間隔をあけた位置に支持板21が取り付けられ、移動体20は支持板21とハンドル本体部6の上面との間で該支持板21上をロック状態を表示する前方側の表示位置と非ロック状態を表示する後方側の表示位置との間を往復動するように摺動可能に配置されている。移動体20は、前方側表示位置(前方向)へ向かってバネ付勢されている。
【0021】
移動体20は、支持板21上に乗った表示体22aと、前後方向に直交する幅方向側における表示体22aの両側面から該幅方向へ突出した腕部22bとから構成されている。表示体22aにおいて支持板21に摺接する底面とは反対側の上面には、移動体20が前方側表示位置にあるとき、表示窓19に整合する第1表示23aと、後方側表示位置にあるとき、表示窓19に整合する第2表示23bとが設けられている。移動体20は、ハンドル4がハウジング3の凹所2内へ向かって倒伏され、第1係止部13が第2係止部14に係止し始めると同時に、第2係止部14における各フック14bの頭部に腕部22bが当接し、頭部の曲面により腕部22bが後方向へ押され、表示体22aがバネ付勢に抗して第1表示位置へ向かって支持板21上を摺動して第1表示23aが表示窓19に整合する。
【0022】
ハンドル4が旋回されて凹所2から起立すると、第1係止部13が第2係止部14から離脱するので、腕部22bが各フック14bの頭部による押圧が解除され、バネ付勢力により表示体22aが後方側表示位置の方向へ移動して、第2表示23bが表示窓19に整合する。
【0023】
ハンドル本体部7には、図1,3,4に示されるように錠24と、この錠24の鍵穴24aに挿入される鍵(図示せず)で操作可能な回動部25とを備えている。回動部25は、錠24の鍵穴24aに挿入された鍵で回転され、回転部25の背面側に突出した軸部25aには、ほぼ矩形状のラッチ板25bが取り付けられている。ハンドル本体部7がハウジング3の凹所2内に収納されているとき、錠24の回動部25が鍵によって回動されると、ラッチ板25bが旋回し、ラッチ板25bの先端部が、第1固定部17aに形成された溝部に出入りしてハンドル本体部6の旋回動作を阻止し、又はその阻止を解除する。
【0024】
この扉開閉ハンドル装置1によると、ロック用係止手段15が、ハンドル本体部6に直線方向へ可動に設けられた第1係止部13と、ハンドル本体部6をハウジング3の凹所2に収納したときに第1係止部13に係止する第2係止部14とから構成されているので、構造が単純なことから、組み立てが容易である。また、扉開閉ハンドル装置1では、ロック状態と非ロック状態とを表示するようにしたので、ハンドル4が凹所2内に不完全に収納されていて、第1係止部13と第2係止部14とが完全に係止していないときの状態を遠くからでも一目で確認することができ、扉閉鎖時の非ロック状態に容易に気づき、それを防止することができる。
【0025】
【発明の効果】
本発明に係る扉開閉ハンドル装置によれば、ロック用係止手段が、ハンドル本体部に直線方向へ可動に設けられた第1係止部と、ハンドル本体部をハウジングの凹所に収納したときに第1係止部に係止する第2係止部とから構成されているので、構造が単純なことから、組み立てが容易である。
【0026】
また、本発明に係る扉開閉ハンドル装置によれば、ロック状態と非ロック状態とを表示するようにしたので、ハンドルが凹所内に不完全に収納されていて、第1係止部と第2係止部とが完全に係止していないときの状態を遠くからでも一目で確認することができ、扉閉鎖時の非ロック状態に容易に気づき、それを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハンドルを凹所に収納した状態で示す扉開閉ハンドル装置の平面図。
【図2】図1のII−II線で切断して示す扉開閉ハンドル装置の断面図。
【図3】図1のIII−III線で切断して示す扉開閉ハンドル装置の断面図。
【図4】ハンドルを起立させた状態で示す扉開閉ハンドル装置の斜視図。
【図5】ハンドルをハウジングに対してほぼ直角に起立させた状態で示す扉開閉ハンドル装置の平面図。
【図6】ハンドルをハウジングに対してほぼ直角に起立させた状態で示す扉開閉ハンドル装置の側面図。
【図7】ハンドル本体部の上面を一部破断して凹部内のインジケーターを示す部分的な斜視図。
【符号の説明】
1 扉開閉ハンドル装置
2 凹所
2a 底面
2b 側壁
3 ハウジング
3a 前端部
3b 後端部
4 ハンドル
5 施錠用ロッド
6 ハンドル本体部
6a 前端部
6b 後端部
6c 凹部
7 ハンドル部
7a 握持部
7b 一対のアーム
7c レバー部(起動手段)
8 旋回軸線(旋回軸)
13 第1係止部
14 第2係止部
15 ロック係止用手段
18 インジケーター
19 表示窓
20 移動体
22a 表示体
22b 腕部
23a 第1表示
23b 第2表示

Claims (3)

  1. ハンドル収納用の凹所を備えるハウジングと、一端側を支点として他端側を前記凹所から起伏可能に収納されたハンドルとを備え、固定枠体に旋回可能に取り付けられた扉に前記ハウジングを装着して使用する扉開閉ハンドル装置において、
    前記扉開閉ハンドル装置が、前記ハンドルを前記凹所内に収納したとき、前記ハンドルの起立を防止する相互に係脱可能なロック用係止手段と、前記扉に回転可能に取り付けられていて前記固定枠体の受け金に出入り可能な係止片を有する扉開閉ロッドに対して連結可能な一端部および前記凹所内に位置する他端部を有し、前記ハウジングに回転可能に支持されて前記他端部から前記一端部へ向かう方向が前記凹所の内側から外側へ延びる施錠用ロッドとを有し、
    前記ハンドルが、前記施錠用ロッドと交差する方向において前端部およびこの前端部とは反対側の後端部を有していて、前記前端部を前記支点として前記施錠用ロッドと軸心を同じくする旋回軸を中心に旋回可能に前記ハウジングに取り付けられたハンドル本体部と、前記ハンドル本体部の前記後端部に、該後端部からさらに後方向へ延出するように取り付けられ、前記ハンドル本体部の前記旋回軸に平行な軸を中心に該ハンドル本体部に対して所定角度範囲を旋回可能であり、前記所定角度範囲を旋回した後は前記ハンドル本体部と一体に前記旋回軸を中心に旋回するハンドル部とを有し、
    前記ロック用係止手段が、前記ハンドル本体部に前記旋回軸と直交する方向へ往復運動可能に設けられ、前記直交する方向の一方へバネ付勢された第1係止部と、前記ハウジングの前記凹所に配置され、前記ハンドル本体部を前記凹所に収納したときに前記第1係止部に係止する第2係止部とから構成され、
    前記ハンドル部は、前記凹所から起立する方向へ旋回したときに前記第1係止部をバネ付勢に抗して前記一方とは反対の方向へ移動させて該第1係止部を前記第2係止部から離脱させた後に前記ハンドル本体部と一体になって前記凹所から起立する方向へ旋回することが可能に形成され、前記ハンドル本体部の旋回に伴って前記施錠用ロッドを回転させることができることを特徴とする扉開閉ハンドル装置。
  2. 前記ハンドル本体部には、前記ロック用係止手段の前記第1係止部が前記第2係止部に係止しているロック状態と前記第2係止部から離脱した非ロック状態とを表示するインジケーターが取り付けられ、
    前記インジケーターは、前記ハンドル本体部に形成された表示窓と、前記ハンドル本体部の前記凹所から起立する方向とその反対方向とへの旋回に対応して前記表示窓にロック状態と非ロック状態とを交互に表示する第1表示と第2表示とを有し、前記第2表示を表示する方向へバネ付勢された移動体とを有し、
    前記移動体は、前記第1係止部が前記第2係止部に係止すると、該第2係止部に当接し、前記第1表示が前記表示窓に現れるように移動して前記ロック状態が表示され、前記第1係止部が前記第2係止部から離脱すると、前記移動体がバネ付勢により前記第2表示を前記表示窓に現して、前記ロック状態から前記非ロック状態に表示が変更される請求項1に記載の扉開閉ハンドル装置。
  3. 前記第2係止部が、前記凹所の前記底面にスライド可能に取り付けられ、かつ前記第1係止部と係止する方向へバネ付勢されていて、前記第1係止部が前記第2係止部を付勢するバネ力に抗して該第2係止部をスライドさせて係止する請求項1又は2のいずれかに記載の扉開閉ハンドル装置。
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