JP2002051406A - 車両の制御装置 - Google Patents

車両の制御装置

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JP2002051406A JP2000233690A JP2000233690A JP2002051406A JP 2002051406 A JP2002051406 A JP 2002051406A JP 2000233690 A JP2000233690 A JP 2000233690A JP 2000233690 A JP2000233690 A JP 2000233690A JP 2002051406 A JP2002051406 A JP 2002051406A
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俊文 高岡
Takashi Suzuki
孝 鈴木
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    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 充電装置の充電状態に基づいて、第2の駆動
力源の回生制御内容を選択することのできる車両の制御
装置を提供する。 【解決手段】 駆動輪に連結されたエンジンと、エンジ
ンから駆動輪に至る動力の伝達経路に連結されたモータ
・ジェネレータとを有し、エンジンの動力をモータ・ジ
ェネレータで電力に変換する回生制御をおこなうことに
より、エンジンから駆動輪に伝達される動力を抑制する
ことのできる車両の制御装置において、モータ・ジェネ
レータにより発電された電力が充電される充電装置の充
電状態を判断する充電状態判断手段(ステップS2,S
4)と、充電状態判断手段(ステップS2,S4)の判
断結果に基づいて、前記第2の駆動力源による回生制御
の内容を選択する駆動力源制御手段(ステップS3,S
5)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の駆動力源
から駆動輪に伝達される動力を制御する車両の制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の駆動力源を搭載したハイブ
リッド車が知られており、車両の走行状態に応じて、各
駆動力源を制御するように構成されている。このよう
に、複数の駆動力源を搭載したハイブリッド車の制御装
置の一例が、特開平11−324754号公報に記載さ
れている。この公報に記載されているハイブリッド車に
おいては、エンジン(駆動力源)から車輪(駆動輪)に
至る動力伝達経路に、モータおよび変速機構が設けられ
ている。エンジンには、スロットル弁の開度を制御する
スロットルアクチュエータが設けられているとともに、
スロットル弁の開度を検出するスロットルセンサが設け
られている。また、モータにはパワードライブユニット
を介して蓄電池が接続されている。そして、蓄電池から
モータに電力を供給すれば、モータの駆動によりエンジ
ン出力をアシストすることができる。これに対して、モ
ータは発電機として機能させることも可能であり、その
回生作動時には発電された電力が蓄電池に充電される。
【0003】上記公報に記載されたハイブリッド車にお
いては、スロットル弁が全閉になるべき時に、スロット
ル弁が全閉にならないという故障が検出され、かつ、ブ
レーキ操作が検出された場合は、モータの駆動が停止さ
れて回生制動状態になり、モータがエンジンに対する負
荷となるように作用し、運転者の減速要求に対して車両
を減速させて、安全な場所へ車両を移動させる退避走行
が可能になるものとされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報に
記載されたハイブリッド車の制御装置においては、モー
タにより発電された電力が蓄電池に充電されるようにな
っているが、蓄電池の充電量によっては、それ以上蓄電
池に充電することができない場合があった。しかしなが
ら、上記公報においては、蓄電池の充電状態については
何ら考慮がなされておらず、この点で改善の余地があっ
た。
【0005】この発明は上記の事情を背景としてなされ
たものであり、第2の駆動力源の発電機能による充電状
態に基づいて、第2の駆動力源の発電機能を制御するこ
とのできる車両の制御装置を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記の目
的を達成するために、請求項1の発明は、駆動輪に連結
された第1の駆動力源と、この第1の駆動力源から前記
駆動輪に至る動力の伝達経路に連結され、かつ、発電機
能を備えた第2の駆動力源とを有し、前記第1の駆動力
源の動力を前記第2の駆動力源により電力に変換する回
生制御をおこなうことにより、前記第1の駆動力源から
前記駆動輪に伝達される動力を抑制することのできる車
両の制御装置において、前記第2の駆動力源の回生制御
により電力が充電される充電装置の充電状態を判断する
充電状態判断手段と、この充電状態判断手段の判断結果
に基づいて、前記第2の駆動力源による回生制御の内容
を選択する駆動力源制御手段とを備えていることを特徴
とするものである。ここで、充電装置の充電状態には、
第2の駆動力源の回生制御により発生した電力以外の電
力が含まれている、また、第2の駆動力源の回生制御の
内容には、回生制御を実行するか否かと、第1の駆動力
源の動力のうち、電力に変換するべき動力の値とが含ま
れている。
【0007】請求項1の発明によれば、充電装置の充電
状態に基づいて、第2の駆動力源による回生制御の内容
が選択される。したがって、回生制御の内容が、充電状
態に即したものになり易い。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の構成に加え
て、前記駆動力源制御手段は、前記充電状態判断手段に
より判断される前記充電装置の充電量が所定値を越えて
いる場合に、前記第2の駆動力源による回生制御を禁止
する機能を備えていることを特徴とするものである。第
2の駆動力源による回生制御を禁止する機能には、現在
おこなわれている回生制御を中止する機能と、現在、回
生制御がおこなわれていない場合は、そのままの状態を
継続する機能とが含まれる。
【0009】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
と同様の作用が生じる他に、充電装置の充電量が所定値
を越えている場合は、前記第2の駆動力源による回生制
御が禁止される。したがって、第2の駆動力源の回生制
御により、充電装置が過充電状態になることを回避でき
る。
【0010】請求項3の発明は、駆動輪に連結された第
1の駆動力源と、この第1の駆動力源から前記駆動輪に
至る動力の伝達経路に連結され、かつ、発電機能を備え
た第2の駆動力源とを有し、前記第1の駆動力源の動力
を前記第2の駆動力源により電力に変換する回生制御を
おこなうことにより、前記第1の駆動力源から前記駆動
輪に伝達される動力を抑制することのできる車両の制御
装置において、前記第1の駆動力源が、燃料の燃焼によ
り動力を発生するように構成されており、前記第1の駆
動力源から前記駆動輪に動力を伝達する動力伝達部材に
前記第2の駆動力源が連結されているとともに、前記動
力伝達部材と前記第1の駆動力源との間にクラッチが設
けられており、前記第2の駆動力源の回生制御により電
力が充電される充電装置の充電状態を判断する充電状態
判断手段と、前記充電状態判断手段により、前記充電装
置の充電量が所定値以下であると判断された場合に、前
記第1の駆動力源の動力を前記第2の駆動力源により電
力に変換することにより、前記第1の駆動力源から前記
駆動輪に伝達される動力を抑制する回生制御手段と、前
記充電状態判断手段により、前記充電装置の充電量が所
定値を越えていると判断された場合に、前記第1の駆動
力源に対する燃料の供給を抑制し、かつ、前記クラッチ
を解放し、さらに、前記第2の駆動力源の動力を前記駆
動輪に伝達する複合制御手段とを備えていることを特徴
とするものである。
【0011】請求項3の発明によれば、充電装置の充電
量が所定値以下である場合は、第2の駆動力源の回生制
御がおこなわれて、第1の駆動力源から駆動輪に伝達さ
れる動力が抑制される。これに対して、充電装置の充電
量が所定値を越えている場合は、第1の駆動力源に対す
る燃料の供給が抑制され、かつ、クラッチが解放され、
さらに、第2の駆動力源の動力が駆動輪に伝達される。
したがって、第2の駆動力源の動力により車両が走行す
る。
【0012】請求項4の発明は請求項3の構成に加え
て、前記動力伝達部材に変速機が連結されており、前記
複合制御手段は、前記第2の駆動力源の動力を前記駆動
輪に伝達する際に、前記第2の駆動力源の動力により回
転される前記変速機で生じる摩擦力が小さくなるよう
に、前記変速機を制御する機能を備えていることを特徴
とするものである。
【0013】請求項4の発明によれば、請求項3の発明
と同様の作用が生じる他に、第2の駆動力源の動力を駆
動輪に伝達する際に、第2の駆動力源の動力により回転
される変速機で生じる摩擦力が小さくなる。したがっ
て、第2の駆動力源に供給されるエネルギの無駄な消費
を抑制できる。
【0014】請求項5の発明は、請求項3の構成に加え
て、前記第1の駆動力源から前記駆動輪に至る動力の伝
達経路に変速機が設けられており、前記回生制御手段
は、前記第1の駆動力源の動力を前記第2の駆動力源に
より電力に変換することにより、前記第1の駆動力源か
ら前記駆動輪に伝達される動力を抑制する際に、前記変
速機の変速比を最大変速比よりも小さい変速比に制御す
る機能を備えていることを特徴とするものである。
【0015】請求項5の発明によれば、請求項3の発明
と同様の作用が生じる他に、第2の駆動力源の発電機能
により、第1の駆動力源から駆動輪に伝達される動力を
抑制する際に、変速機の変速比により第1の駆動力源の
回転数が変化するが、変速機の変速比が最大変速比より
も小さい変速比であるために、第1の駆動力源の回転数
の過剰な上昇が抑制される。
【0016】
【発明の実施の形態】つぎにこの発明を図に示す具体例
に基づいて説明する。図2はこの発明の一実施例である
ハイブリッド車のパワープラントを示している。すなわ
ち、車両の駆動力源としてエンジン1およびモータ・ジ
ェネレータ(MG)2が設けられている。エンジン1
は、燃料を燃焼させて動力(言い換えればトルク)を出
力する装置であって、内燃機関、例えば、ガソリンエン
ジンまたはディーゼルエンジンまたはLPGエンジンな
どを採用することができる。以下、この実施形態におい
ては、エンジン1として便宜上ガソリンエンジンを用い
た場合を例として説明する。エンジン1は、点火装置
3、燃料噴射装置4、冷却装置5、電子スロットルバル
ブ6などを備えた公知の構造のものである。この電子ス
ロットルバルブ6は、エンジン1の吸気管1Aの内部に
設けられている。
【0017】このエンジン1のクランクシャフト7に
は、クラッチ8を介して動力伝達軸9が連結されてい
る。このクラッチ8としては、摩擦式クラッチまたは流
体式クラッチまたは電磁式クラッチなどを用いることが
できる。このクラッチ8として流体式クラッチを用いる
場合は、入力側部材から出力側部材に伝達されるトルク
を増幅する機能を備えたトルクコンバータと、入力側部
材と出力側部材との間における動力伝達状態を切り換え
るために係合・解放されるロックアップクラッチとが設
けられる。
【0018】前記モータ・ジェネレータ2は、電気エネ
ルギ(電力)が供給されて動力(トルク)を出力する電
動機としての機能と、機械的エネルギを電力に変換する
発電機としての機能とを兼ね備えたものであり、モータ
・ジェネレータ2としては、例えば固定永久磁石型同期
モータなどを使用することができる。このように、エン
ジン1とモータ・ジェネレータ2とは、その動力の発生
原理が異なっている。そして、モータ・ジェネレータ2
のロータ(図示せず)と動力伝達軸9とが連結されてい
る。
【0019】動力伝達軸9におけるクラッチ8とは反対
側に変速機10が連結されている。変速機10は、変速
機構10Cと、この変速機構10Cの入力側に設けられ
た入力軸10Aと、変速機構10Cの出力側に設けられ
た出力軸10Bとを有している。そして、入力軸10A
に前記動力伝達軸9が連結されている。この変速機10
は、その変速比を自動的に制御することのできる自動変
速機である。この自動変速機は、有段変速機または無段
変速機のいずれでもよい。自動変速機として有段変速機
を用いる場合は、変速機構10Cを、歯車変速機構、お
よびこの歯車変速機構の動力伝達経路を切り換えるクラ
ッチやブレーキなどの摩擦係合装置により構成すること
ができる。自動変速機として無段変速機を用いる場合
は、変速機構10Cを、駆動側プーリと従動側プーリ、
および駆動側プーリと従動側プーリとに巻き掛けられる
ベルトにより構成することができる。
【0020】一方、クランクシャフト7に対して動力伝
達可能なモータ・ジェネレータ12が設けられている。
モータ・ジェネレータ12は、電力が供給されてトルク
を出力する電動機としての機能と、発電機としての機構
とを兼ね備えたものであり、モータ・ジェネレータ12
としては、例えば固定永久磁石型同期モータなどを使用
することができる。モータ・ジェネレータ12とクラン
クシャフト7との間の動力伝達経路には、動力伝達機
構、例えば、チェーンまたはベルトが設けられている。
【0021】また、モータ・ジェネレータ2,12に
は、それぞれインバータ13,14を介してバッテリ1
5が接続されているとともに、インバータ13,14お
よびバッテリ15には電子制御装置(ECU)16が接
続されている。なお、前記点火装置3および燃料噴射装
置4も、バッテリ15の電力により駆動されるように構
成されている。この電子制御装置16は、中央演算処理
装置(CPUまたはMPU)および記憶装置(RAMお
よびROM)ならびに入出力インタフェースを主体とす
るマイクロコンピュータにより構成されている。
【0022】この電子制御装置16には、エンジン回転
数センサ17の信号、吸気系統の故障の有無を検出する
フェールセンサ18の信号、イグニッションスイッチ1
9の信号、吸入空気量センサ20の信号、バッテリ15
の充電状態(SOC:stateof charge )を示す信号、
エアコンスイッチ21の信号、シフトポジションセンサ
22の信号、フットブレーキスイッチ23の信号、アク
セル開度センサ24の信号、スロットル開度センサ25
の信号、変速機10の入力回転数センサ26の信号、変
速機10の出力回転数センサ27の信号などが入力され
る。この出力回転数センサ27の信号に基づいて車速が
演算される。
【0023】これに対して、電子制御装置16からは、
点火装置3を制御する信号、燃料噴射装置4を制御する
信号、電子スロットルバルブ6の開度を制御するアクチ
ュエータ(例えばモータなど)30に対する信号、イン
バータ13,14を介してモータ・ジェネレータ2,1
2を制御する信号、クラッチ8の係合・解放を制御する
アクチュエータ28に対する信号、変速機10の変速比
を制御する油圧制御装置29に対する信号などが出力さ
れる。なお、前記フェールセンサ18により検出される
吸気系統の故障としては、電子スロットルバルブ6自体
の動作不良、アクチュエータ30の故障、吸気管1Aの
壁面の穴などが挙げられる。
【0024】ここで、この実施形態の構成とこの発明の
構成との対応関係を説明すれば、エンジン1がこの発明
の第1の駆動力源に相当し、モータ・ジェネレータ2が
この発明の第2の駆動力源に相当し、車輪11がこの発
明の駆動輪に相当し、動力伝達軸9がこの発明の動力伝
達部材に相当し、バッテリ15がこの発明の充電装置に
相当する。
【0025】上記の構成を有するハイブリッド車におい
ては、電子制御装置16に入力される信号、および電子
制御装置16に予め記憶されているデータに基づいて、
車両全体が制御される。たとえば、イグニッションスイ
ッチ19により、ロック(オフ)・アクセサリ・オン・
スタートの各操作位置を検出することができる。ここ
で、イグニッションスイッチ19によりスタート位置が
検出され、ついで、オン位置が検出された場合にエンジ
ン始動要求が発生する。
【0026】エンジン始動要求が発生すると、モータ・
ジェネレータ12が駆動され、モータ・ジェネレータ1
2の動力によりエンジン1が初期回転され、かつ、吸気
管1Aを介して空気が吸入されるとともに、この空気と
燃料噴射装置4から噴射された燃料とが混合され、つい
で、点火装置5による点火がおこなわれるという、公知
の吸入行程、圧縮行程、膨張行程、排気行程を繰り返す
ことにより、エンジン1が自律回転する。そして、エア
コン用コンプレッサ(図示せず)などの補機駆動が不要
であり、かつ、バッテリ15の充電量が所定値以上であ
る場合は、エンジン1の始動から所定時間後にエンジン
1が自動的に停止される。
【0027】車両の走行時は、車速およびアクセル開度
に基づいて要求駆動力を判断するとともに、この要求駆
動力に対応するエンジン出力を算出する。このエンジン
出力の算出結果に基づいて、最適燃費線(図示せず)か
らエンジン回転数を求める。そして、変速機10の変速
比を制御することにより、エンジン回転数を制御する。
エンジン出力の制御に際しては、吸入空気量または点火
時期または燃料噴射量のうちの少なくとも一つが制御さ
れる。なお、エンジン効率が悪い低負荷領域において
は、エンジン1が停止され、モータ・ジェネレータ2の
トルクにより車両が走行する。
【0028】図3に、アクセル開度および車速をパラメ
ータとして、エンジン駆動領域と、モータ・ジェネレー
タ駆動領域とを設定したマップの一例が示されている。
この図3においては、車両が発進する時のように比較的
軽負荷の状態(言い換えれば、エンジン1を駆動力源と
して用いたのでは燃費が悪化する状態)に対応してモー
タ・ジェネレータ駆動領域が設定されている。これに対
して、エンジン効率が良好となる走行状態に対応して、
エンジン駆動領域が設定されている。
【0029】そして、車速およびアクセル開度が、モー
タ・ジェネレータ駆動領域となった場合、つまり、所定
の停止条件が成立した場合は、イグニッションスイッチ
19の信号に関わりなく、エンジン1が自動停止され
る。また、エンジン1の自動停止中に、車速およびアク
セル開度が、エンジン駆動領域に切り換わった場合、つ
まり、所定の再始動条件が成立した場合は、エンジン1
が始動される。このように、図3に示すマップに基づい
て、エンジン1の自動停止・再始動を制御するシステム
を、エコランシステムと呼ぶ。
【0030】この図3において、エンジン駆動領域で
は、基本的にはエンジン1が単独で駆動され、モータ・
ジェネレータ駆動領域では、基本的にはモータ・ジェネ
レータ2が単独で駆動される。このエンジン駆動領域に
おいて、要求駆動力に対してエンジントルクが不足して
いる場合は、モータ・ジェネレータ2を電動機として駆
動させることで、不足分のトルクが補われる。すなわ
ち、要求駆動力に基づいて、エンジン1で分担するトル
クとモータ・ジェネレータ2で分担するトルクとが演算
され、その演算結果に基づいてエンジン1およびモータ
・ジェネレータ2が制御される。なお、この実施形態に
おいては、図3のマップ以外の条件に基づいて、エンジ
ン1およびモータ・ジェネレータ2の駆動・停止を制御
することができるが、その制御については後述する。
【0031】また、バッテリ15の充電量が不足してい
る場合は、エンジン出力を増加し、かつ、モータ・ジェ
ネレータ12を発電機として機能させ、その電力をバッ
テリ15に充電することができる。さらに、車両の減速
時(言い換えれば惰力走行時)には、車輪11の動力を
モータ・ジェネレータ2に伝達し、かつ、モータ・ジェ
ネレータ2を発電機として機能させ、その電力をバッテ
リ15に充電することにより、回生制動力を生じさせる
ことができる。上記各種の制御中、エンジントルクを車
輪11に伝達する場合はクラッチ8が係合され、モータ
・ジェネレータ2を単独で駆動させ、そのトルクを車輪
11に伝達する場合は、クラッチ8を解放することがで
きる。
【0032】さらに、モータ・ジェネレータ2による回
生制動時には、クラッチ8を解放し、モータ・ジェネレ
ータ2の発電効率を高めることができる。なお、この実
施形態においては、クラッチ8を係合させれば、モータ
・ジェネレータ2の動力によりエンジン1を始動させる
こともできる。すなわち、車両の駆動力源とは別に設け
られたモータ・ジェネレータ12、または車両の駆動力
源としての機能を有するモータ・ジェネレータ2のいず
れかにより、エンジン1を始動することができる。
【0033】つぎに、図3のマップ以外の条件に基づい
て、エンジン1およびモータ・ジェネレータ2ならびに
その他のシステムを制御する場合の一例を、図1のフロ
ーチャートに基づいて説明する。まず、電子制御装置1
6に入力される信号に基づいて、エンジン1の吸気系統
に異常(故障)が有り、かつ、エンジン出力が要求駆動
力に対応する値以上の値になるか否かが判断される(ス
テップS1)。エンジン1の吸気系統の故障としては、
電子スロットルバルブ6が全開状態で動作不能になって
いること、吸気管1Aが破損して吸気量が過剰に増加し
ていることなどが挙げられる。ステップS1で否定的に
判断された場合は、リターンされる。
【0034】これに対して、ステップS1で肯定的に判
断された場合は、エンジン出力が、電子制御装置16で
判断される要求駆動力に対応しないものになり、運転者
に違和感を与える可能性がある。そこで、ステップS1
で肯定的に判断された場合は以下のような制御をおこな
う。まず、バッテリ15の充電状態(充電量)SOC
が、第1の基準値(許容充電量もしくは最大充電量)S
OC1を越えているか否かが判断される(ステップS
2)。この第1の基準値SOC1は、電子制御装置16
に記憶されている。ステップS2で肯定的に判断された
場合は、バッテリ15が過充電状態になる可能性があ
り、これ以上の充電は好ましくない。
【0035】そこで、エンジン1に対する燃料の供給を
停止する制御(フューエルカット制御)をおこない、か
つ、クラッチ8を解放させ(ステップS3)、リターン
される。また、モータ・ジェネレータ2が発電機として
機能していた場合は、ステップS3において、モータ・
ジェネレータ2が電動機として駆動される。また、ステ
ップS3に移行する前に、既にモータ・ジェネレータ2
が電動機として駆動されていた場合は、モータ・ジェネ
レータ2の出力を増加する制御がおこなわれる。
【0036】このように、ステップS2を経由してステ
ップS3の制御をおこなった場合は、エンジン1の故
障、具体的には、エンジン出力が要求駆動力に対応する
値よりも大きすぎる場合において、モータ・ジェネレー
タ2を駆動力源として車両を走行させることで、要求駆
動力と、実際に車輪11に生じる駆動力との偏差の増加
が抑制され、運転者に違和感を与えることを抑制するこ
とができる。言い換えれば、エンジン1が異常になった
場合でも、必要最低限の動力を車輪11に伝達し、この
動力により車両を走行させる、いわゆる退避走行が可能
となる。また、ステップS3において、フューエルカッ
ト制御をおこなっているため、エンジン回転数および車
速が過剰に上昇することを防止できる。
【0037】一方、前記ステップS2で否定的に判断さ
れた場合は、バッテリ15の充電量SOCが第2の基準
値S0C2よりも少ないか否かが判断される(ステップ
S4)。第2の基準値SOC2は電子制御装置16に記
憶されており、第1の基準値SOC1よりも第2の基準
値SOC2の方が小さい値(少ない値)である。ステッ
プS4で肯定的に判断された場合は、燃料噴射装置4に
よる燃料噴射を許可し、かつ、要求駆動力に対するエン
ジン出力の余剰分に相当する動力を、モータ・ジェネレ
ータ2により電力に変換し、その電力をバッテリ15に
充電する回生制御をおこない(ステップS5)、リター
ンする。また、このステップS5においては、変速機1
0の変速比を、最大変速比よりも小さな変速比、望まし
くは最小変速比(ハイギヤ)に制御する。なお、ステッ
プS4で否定的に判断された場合は、リターンする。言
い換えれば、それ以前におこなわれていた制御をそのま
ま継続する。なお、ステップS5においては、現在の充
電量と第1の基準値SOC1との差に基づいて、エンジ
ン1の動力のうち、どの程度の動力を電力に変換するか
を判断し、その判断結果に基づいてモータ・ジェネレー
タ2の回生制動量を制御することもできる。
【0038】このように、エンジン1の故障、具体的に
は、エンジン出力が要求駆動力に対応する値よりも大き
すぎる場合において、ステップS4を経由してステップ
S5に至った場合は、要求駆動力に対するエンジン出力
の余剰分を電力に変換することにより、要求駆動力に対
応する動力と、車輪11に伝達される動力との偏差の増
加が抑制され、運転者に違和感を回避できる。また、エ
ンジン1が異常になった場合でも、必要最低限の動力を
モータ・ジェネレータ2から車輪11に伝達し、この動
力により車両を走行させる、いわゆる退避走行が可能に
なる。また、ステップS5においては、変速機10の変
速比を、最大変速比よりも小さな変速比、望ましくは最
小変速比に制御するため、エンジン回転数の過剰な上昇
を防止できる。
【0039】なお、図1のフローチャートにおいては、
ステップS2で、バッテリ15の充電量SOCが第1の
基準値SOC1以上であるか否かを判断するように構成
することもできる。このように構成した場合は、ステッ
プS2で肯定的に判断された場合はステップS3に進
み、ステップS2で否定的に判断された場合はステップ
S4に進む。また、ステップS4で、バッテリ15の充
電量SOCが第2の基準値SOC2以下であるか否かを
判断するように構成することもできる。このように構成
した場合は、ステップS4で肯定的に判断されるとステ
ップS5に進み、ステップS4で否定的に判断されると
リターンされる。
【0040】図4のタイムチャートは、図1のフローチ
ャートのステップS2で、バッテリ15の充電量SOC
が第1の基準値SOC1以上であるか否かを判断し、ス
テップS4で、バッテリ15の充電量SOCが第2の基
準値SOC2以下であるか否かを判断するように構成し
た場合の制御に対応するものである。すなわち、エンジ
ン1の動力の一部により、モータ・ジェネレータ2を発
電機として機能させている際に、時刻t1において、電
子スロットルバルブ6が、常時、開状態になる故障が生
じると、バッテリ15の充電量SOCが、第2の基準値
SOC2よりも多く、かつ、第1の基準値SOC1より
も少ない状態では、モータ・ジェネレータ2による発電
がそのまま継続される。
【0041】そして、時間の経過により時刻t2とな
り、バッテリ15の充電量SOCが第1の基準値SOC
1まで増加した場合は、フューエルカット制御が開始さ
れ、かつ、モータ・ジェネレータ2が発電状態(回生制
御)から電動機としての駆動状態(力行制御)に切り換
えられる。すると、バッテリ15の充電量が徐々に減少
し、バッテリ15の充電量SOCが、第2の基準値SO
C2まで減少した時刻t3において、再び燃料噴射が開
始され、エンジン1の動力の一部をモータ・ジェネレー
タ2により電力に変換する制御がおこなわれ、バッテリ
15の充電量SOCが増加し始める。
【0042】図5は、この発明を適用することのできる
車両の他のレイアウトを示す図である。図5において
は、エンジン1のクランクシャフト7と、変速機10の
入力軸10Aとの間にクラッチ8が設けられており、変
速機10の出力軸10Bに対して、動力伝達軸9を介し
てモータ・ジェネレータ2のロータが連結されている。
そして、動力伝達軸9における変速機10の反対側に
は、車輪11が連結されている。なお、図5において、
モータ・ジェネレータ2,12、エンジン1、変速機1
0、クラッチ8を制御する制御系統については、図2に
示すものと同様の制御系統を用いることができる。この
図5の実施形態に対しても、図1の制御例を適用するこ
とができる。
【0043】この図5の実施形態に図1の制御例を適用
する場合は、ステップS3において、フューエルカット
制御をおこない、かつ、クラッチ8を解放するととも
に、変速機10の変速比を、モータ・ジェネレータ2の
動力損失が可及的に少なくなるように変速機10が制御
される。つまり、モータ・ジェネレータ2の動力により
車両を走行させる場合は、モータ・ジェネレータ2の動
力が動力伝達軸9を介して変速機10にも伝達される
が、変速機10の変速機構10Cのフリクションが少な
くなる(言い換えれば、変速機構10の引きずりが少な
くなる)ように、変速機10が制御され、モータ・ジェ
ネレータ2の動力損失が可及的に抑制される。したがっ
て、バッテリ15の電力が無駄に消費されることを防止
できる。
【0044】なお、変速機10の変速機構10Cのフリ
クションを少なくするための制御は、変速機構10Cの
構成により異なるが、例えば、入力軸10Aと出力軸1
0Bとが直結状態になるような変速比を選択すること、
入力軸10Aと出力軸10Bとを連結している摩擦係合
装置を解放すること(いわゆるニュートラル状態にする
ことすること)などが挙げられる。
【0045】ここで、図1に示された機能的手段と、こ
の発明の構成との対応関係を説明すれば、ステップS
2,S4がこの発明の充電状態判断手段に相当し、ステ
ップS3,S5がこの発明の駆動力源制御手段に相当
し、ステップS5がこの発明の回生制御手段に相当し、
ステップS3がこの発明の複合制御手段に相当する。
【0046】図6は、他の制御例を示すフローチャート
である。図6のフローチャートは図2および図5のいず
れのレイアウトにも適用可能である。まず、電子制御装
置16に入力される信号により、エンジン1の故障によ
り、エンジン出力が要求駆動力よりも低い値であるか否
かが判断される(ステップS11)。このステップS1
1の判断基準としては、電子スロットルバルブ6が閉状
態で故障していることなどが挙げられる。
【0047】ステップS11で否定的に判断された場合
はそのままリターンされ、ステップS11で肯定的に判
断された場合は、クラッチ8を解放する(ステップS1
2)。そして、モータ・ジェネレータ2を電動機として
駆動させ(ステップS13)、リターンする。このよう
に、エンジン1の電子スロットルバルブ6が閉じた状態
で故障した場合でも、要求駆動力に対応する動力をモー
タ・ジェネレータ2から出力することにより、運転者に
違和感を与えることを抑制することができ、かつ、退避
走行距離を増加することができる。
【0048】また、図6の制御例を図2のレイアウトに
適用した場合は、クラッチ8を解放することにより、モ
ータ・ジェネレータ2の動力によりエンジン1が引きず
られることが防止され、バッテリ15の電力が無駄に消
費されることを防止できる。さらに、図6の制御例を図
5のレイアウトに適用した場合は、ステップS13にお
いて、変速機10の変速比を、モータ・ジェネレータ2
の動力損失が可及的に少なくなるような変速比(ギヤ)
を選択する制御が加えられる。
【0049】つまり、モータ・ジェネレータ2の動力に
より車両を走行させる場合は、モータ・ジェネレータ2
の動力が動力伝達軸9を介して変速機10にも伝達され
るが、変速機10の変速機構のフリクションが少なくな
る(言い換えれば、変速機構10の引きずりが少なくな
る)ように、変速機10の変速比を選択することによ
り、モータ・ジェネレータ2の動力損失が可及的に抑制
される。したがって、バッテリ15の電力が無駄に消費
されることを防止できる。このように、図1および図6
に示す制御は、エンジン1の故障時、車両の退避走行を
可能にする、いわゆるフェールセーフ制御であると言え
る。
【0050】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
充電装置の充電状態に基づいて、第2の駆動力源による
回生制御の内容が選択される。したがって、回生制御の
内容を、充電状態に適合させ易くなり、充電量の変化に
ともなう不具合を未然に回避することができる。。
【0051】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
と同様の効果を得られる他に、充電量が所定値を越えて
いる場合は、前記第2の駆動力源による回生制御が禁止
され、充電装置に対する過充電を防止することができ
る。
【0052】請求項3の発明によれば、第1の駆動力源
が故障してその出力が増加した場合に、充電装置の充電
量が所定値以下であれば、第2の駆動力源の発電機能に
より、第1の駆動力源から駆動輪に伝達される動力が抑
制される。したがって、運転者の違和感を回避できる。
これに対して、第1の駆動力源が故障してその出力が増
加した場合に、充電装置の充電量が所定値を越えていれ
ば、第1の駆動力源に対する燃料の供給が抑制され、か
つ、クラッチが解放され、さらに、第2の駆動力源の動
力が駆動輪に伝達される。したがって、第2の駆動力源
の動力により車両が走行し、運転者の違和感を回避でき
る。
【0053】請求項4の発明によれば、請求項3の発明
と同様の効果を得られる他に、第2の駆動力源の動力を
駆動輪に伝達する際に、第2の駆動力源の動力により回
転される変速機で生じる摩擦力が小さくなる。したがっ
て、第2の駆動力源に供給されるエネルギの無駄な消費
を抑制できる。
【0054】請求項5の発明によれば、請求項3の発明
と同様の効果を得られる他に、第2の駆動力源の発電機
能により、第1の駆動力源から駆動輪に伝達される動力
を抑制する際に、変速機の変速比により第1の駆動力源
の回転数が変化するが、変速機の変速比が最大変速比よ
りも小さい変速比であるために、第1の駆動力源の回転
数の過剰な上昇が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る車両の制御装置の一実施例を
示すフローチャートである。
【図2】 この発明が適用されるハイブリッド車のパワ
ートレーンおよびその制御系統を示す図である。
【図3】 図2のハイブリッド車において、エンジンお
よびモータ・ジェネレータの駆動・停止を制御するマッ
プの一例を示す図である。
【図4】 図1の制御例に対応するタイムチャートの一
例を示す図である。
【図5】 この発明が適用されるハイブリッド車のパワ
ートレーンの他のレイアウトを示す図である。
【図6】 この発明に係る車両の制御装置の他の実施例
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…エンジン、 2…モータ・ジェネレータ、 9…動
力伝達軸、 10…変速機、 11…車輪、 15…バ
ッテリ、 16…電子制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60K 41/00 301 B60K 41/02 41/02 41/06 41/06 41/12 41/12 F02D 29/00 H F02D 29/00 29/02 ZHVD 29/02 ZHV B60K 9/00 E (72)発明者 鈴木 孝 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 山崎 誠 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3D041 AA21 AA31 AA63 AA66 AA80 AB01 AC09 AC10 AC11 AC15 AC18 AC19 AD00 AD01 AD02 AD04 AD10 AD12 AD22 AD31 AD41 AD51 AD52 AE02 AE04 AE07 AE08 AE09 AE16 AE31 AE36 AE37 3G093 AA05 AA06 AA07 AA16 AB01 BA06 BA12 BA14 BA19 DA01 DA06 DA12 DB05 DB11 DB19 DB25 EA05 EA09 EA12 EB03 EB09 EC01 FA08 FA10 FB02 5H115 PA01 PA08 PA11 PC06 PG04 PI16 PI24 PI29 PO02 PO06 PO09 PU10 PU11 PU22 PU23 PU25 PU29 PV09 QI04 QN03 RE01 RE03 RE05 RE13 SE04 SE05 SE06 SE08 SE09 TB01 TE02 TE03 TE06 TI01 TO21 TO23 TO30 TR20 TU20 TZ01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動輪に連結された第1の駆動力源と、
    この第1の駆動力源から前記駆動輪に至る動力の伝達経
    路に連結され、かつ、発電機能を備えた第2の駆動力源
    とを有し、前記第1の駆動力源の動力を前記第2の駆動
    力源により電力に変換する回生制御をおこなうことによ
    り、前記第1の駆動力源から前記駆動輪に伝達される動
    力を抑制することのできる車両の制御装置において、 前記第2の駆動力源の回生制御により電力が充電される
    充電装置の充電状態を判断する充電状態判断手段と、 この充電状態判断手段の判断結果に基づいて、前記第2
    の駆動力源による回生制御の内容を選択する駆動力源制
    御手段とを備えていることを特徴とする車両の制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記駆動力源制御手段は、前記充電状態
    判断手段により判断される前記充電装置の充電量が所定
    値を越えている場合に、前記第2の駆動力源による回生
    制御を禁止する機能を備えていることを特徴とする請求
    項1に記載の車両の制御装置。
  3. 【請求項3】 駆動輪に連結された第1の駆動力源と、
    この第1の駆動力源から前記駆動輪に至る動力の伝達経
    路に連結され、かつ、発電機能を備えた第2の駆動力源
    とを有し、前記第1の駆動力源の動力を前記第2の駆動
    力源により電力に変換する回生制御をおこなうことによ
    り、前記第1の駆動力源から前記駆動輪に伝達される動
    力を抑制することのできる車両の制御装置において、 前記第1の駆動力源が、燃料の燃焼により動力を発生す
    るように構成されており、前記第1の駆動力源から前記
    駆動輪に動力を伝達する動力伝達部材に前記第2の駆動
    力源が連結されているとともに、前記動力伝達部材と前
    記第1の駆動力源との間にクラッチが設けられており、 前記第2の駆動力源の回生制御により電力が充電される
    充電装置の充電状態を判断する充電状態判断手段と、 前記充電状態判断手段により、前記充電装置の充電量が
    所定値以下であると判断された場合に、前記第1の駆動
    力源の動力を前記第2の駆動力源により電力に変換する
    ことにより、前記第1の駆動力源から前記駆動輪に伝達
    される動力を抑制する回生制御手段と、 前記充電状態判断手段により、前記充電装置の充電量が
    所定値を越えていると判断された場合に、前記第1の駆
    動力源に対する燃料の供給を抑制し、かつ、前記クラッ
    チを解放し、さらに、前記第2の駆動力源の動力を前記
    駆動輪に伝達する複合制御手段とを備えていることを特
    徴とする車両の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記動力伝達部材に変速機が連結されて
    おり、前記複合制御手段は、前記第2の駆動力源の動力
    を前記駆動輪に伝達する際に、前記第2の駆動力源の動
    力により回転される前記変速機で生じる摩擦力が小さく
    なるように、前記変速機を制御する機能を備えているこ
    とを特徴とする請求項3に記載の車両の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の駆動力源から前記駆動輪に至
    る動力の伝達経路に変速機が設けられており、前記回生
    制御手段は、前記第1の駆動力源の動力を前記第2の駆
    動力源により電力に変換することにより、前記第1の駆
    動力源から前記駆動輪に伝達される動力を抑制する際
    に、前記変速機の変速比を最大変速比よりも小さい変速
    比に制御する機能を備えていることを特徴とする請求項
    3に記載の車両の制御装置。
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