JP2002051305A - 記録装置および方法、並びに記録媒体 - Google Patents

記録装置および方法、並びに記録媒体

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JP2002051305A
JP2002051305A JP2000232361A JP2000232361A JP2002051305A JP 2002051305 A JP2002051305 A JP 2002051305A JP 2000232361 A JP2000232361 A JP 2000232361A JP 2000232361 A JP2000232361 A JP 2000232361A JP 2002051305 A JP2002051305 A JP 2002051305A
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Tomoyuki Sato
智之 佐藤
Takahiro Ichikawa
高廣 市川
Shigeharu Sato
重治 佐藤
Shinichi Suenaga
信一 末永
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録可能な時間を算出できるようにする。 【解決手段】 多重化/分離部12は、デジタルインタ
フェース13から入力されたデータから、ビデオデータ
を抽出し、MPEG AVデコーダ19に出力する。MPEG AVデ
コーダ19から出力されたビデオデータは、画枠変換部
22に入力され、画枠が変換されたビデオデータにされ
る。MPEGビデオエンコーダ10は、画枠変換部22から
のビデオデータを一定のビットレートでエンコードし、
多重化/分離部12に出力する。多重化/分離部12
は、入力されたビデオデータと、先の処理で、そのビデ
オデータを抽出した残りのデータを多重化し、バッファ
14を介してHDD15に記録させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録装置および方
法、並びに記録媒体に関し、特に、デジタルデータを記
録する装置に用いて好適な記録装置および方法、並びに
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】映像や音声をデジタルデータとして扱う
装置が普及しつつある。図1は、デジタル放送により放
送されたデジタルデータを記録する記録装置の構成を示
す図である。外部のIRD(Integrated Receiver Deco
der)(不図示)により受信されたデジタルデータは、
デジタルインタフェース500に入力される。デジタル
インタフェース500は、入力されたデジタルデータ
を、例えば、IEEE1394の規格に基づくMPEG(Moving Pic
ture Expert Group)トランスポートストリームのよう
な多重化ストリームに変換し、多重化部501に出力す
る。
【0003】多重化部501は、入力された多重化スト
リームの時間情報などをさらに解析し、その解析結果に
基づく情報を付加し、バッファ502に出力する。バッ
ファ502は、連続的に入力される多重化ストリームを
断続的に記録制御部503に出力するために設けられて
いる。記録制御部503は、記録媒体504に実際に多
重化ストリームを記録する際の制御を行う。
【0004】例えば、記録制御装置503は、シーク動
作中には、記録媒体504へデータの書き込みができな
いので、バッファ502に多重化ストリームを蓄積さ
せ、書き込みが行える状態になった時点で、入力レート
よりも高いレートでバッファ502から読み出しを行
い、記録媒体504への書き込みを行う。
【0005】このようにして、入力されたデジタルデー
タは、記録媒体504に記録される。記録媒体504に
記録された多重化ストリームは、専用の再生装置により
再生される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した記録装置にお
いて、多重化部501から出力される多重化ストリーム
は、そのストリームに含まれるデータ量が一定でないた
めにビットレートが変化する。その為、記録媒体504
に記録させる単位時間当たりの記録容量も一定ではない
ために、記録媒体504の残りの記録容量から、記録可
能な時間を算出することが困難である(正確な記録可能
な時間が算出できない)といった課題があった。
【0007】また、通常より長い時間、データを記録媒
体504に記録させたいとしても、換言すれば、例え
ば、1時間の番組を記録した場合に必要となる記録容量
に、3時間の番組を記録させたいとしても、ビットレー
トを下げるなどして記録時間を確保する(長くする)と
いったことができないといった課題があった。
【0008】さらに、記録装置には、通常のSDフォー
マット形式の多重化ストリームの他に、SDフォーマッ
ト形式とは画枠が異なり、ビットレートも高いHDフォ
ーマット形式の多重化ストリームも入力される場合があ
る。このように、SDフォーマット形式の多重化ストリ
ームとHDフォーマット形式の多重化ストリームが混在
する場合、ビットレートと記録時間の関係を規定するこ
とができないといった課題があった。
【0009】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、入力された多重化ストリームの内、ビデオ
エレメンタリーストリームだけをデコードし、そして、
一定のビットレートでエンコードして記録するようにす
ることにより、上述した課題を解決することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の記録装
置は、入力された多重化ストリームからビデオエレメン
タリストリームとオーディオエレメンタリストリームを
抽出する抽出手段と、抽出手段により抽出されたビデオ
エレメンタリストリームをデコードするデコード手段
と、デコード手段によりデコードされたビデオエレメン
タリストリームに基づく映像の画枠を必要に応じて変換
する変換手段と、変換手段により画枠が変換されたビデ
オエレメンタリストリームを一定のビットレートでエン
コードするエンコード手段と、エンコード手段によりエ
ンコードされたビデオエレメンタリストリームと抽出手
段により抽出されたオーディオエレメンタリストリーム
を多重化する多重化手段と、多重化手段により多重化さ
れたビデオエレメンタリストリームとオーディオエレメ
ンタリストリームを記録する記録手段とを含むことを特
徴とする。
【0011】請求項2に記載の記録方法は、入力された
多重化ストリームからビデオエレメンタリストリームと
オーディオエレメンタリストリームを抽出する抽出ステ
ップと、抽出ステップの処理で抽出されたビデオエレメ
ンタリストリームをデコードするデコードステップと、
デコードステップの処理でデコードされたビデオエレメ
ンタリストリームに基づく映像の画枠を必要に応じて変
換する変換ステップと、変換ステップの処理で画枠が変
換されたビデオエレメンタリストリームを一定のビット
レートでエンコードするエンコードステップと、エンコ
ードステップの処理でエンコードされたビデオエレメン
タリストリームと抽出ステップの処理で抽出されたオー
ディオエレメンタリストリームを多重化する多重化ステ
ップとを含むことを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の記録媒体のプログラム
は、入力された多重化ストリームからビデオエレメンタ
リストリームとオーディオエレメンタリストリームを抽
出する抽出ステップと、抽出ステップの処理で抽出され
たビデオエレメンタリストリームをデコードするデコー
ドステップと、デコードステップの処理でデコードされ
たビデオエレメンタリストリームに基づく映像の画枠を
必要に応じて変換する変換ステップと、変換ステップの
処理で画枠が変換されたビデオエレメンタリストリーム
を一定のビットレートでエンコードするエンコードステ
ップと、エンコードステップの処理でエンコードされた
ビデオエレメンタリストリームと抽出ステップの処理で
抽出されたオーディオエレメンタリストリームを多重化
する多重化ステップとを含むことを特徴とする。
【0013】請求項1に記載の記録装置、請求項2に記
載の記録方法、および請求項3に記載の記録媒体におい
ては、入力された多重化ストリームからビデオエレメン
タリストリームとオーディオエレメンタリストリームが
抽出され、抽出されたビデオエレメンタリストリームが
デコードされ、デコードされたビデオエレメンタリスト
リームに基づく映像の画枠が必要に応じて変換され、画
枠が変換されたビデオエレメンタリストリームが一定の
ビットレートでエンコードされ、エンコードされたビデ
オエレメンタリストリームと抽出されたオーディオエレ
メンタリストリームが多重化され、記録される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。図2は、本発明を適用
した記録再生装置1を含むシステムの一実施の形態の構
成を示す図である。記録再生装置1には、IEEE1394バス
100を介してIRD(Integrated Receiver Decoder)2
00が接続されており、デジタルデータが授受されるよ
うになっている。また、記録再生装置1には、表示デバ
イスとしてのテレビジョン受像機300も接続されてい
る。さらに、記録再生装置1には、ビデオテープレコー
ダ400も接続されており、データの授受を行えるよう
になっている。
【0015】図3は、記録再生装置1の内部構成例を示
す図である。地上波を受信するアンテナ(不図示)によ
り受信された信号は、記録再生装置1のチューナ2に入
力される。チューナ2は、入力された信号からユーザが
所望としたチャンネルの映像信号と音声信号を抽出し、
切り換え部3に対して出力する。切り換え部3には、外
部接続されているビデオテープレコーダ400からの出
力も入力される。
【0016】切り換え部3は、入力された信号の内、ユ
ーザが指示した映像信号(コンポジット映像信号)がY
C分離器4に、そのコンポジット映像信号に対応する音
声信号がA/D(Analog/Digital)変換部5に、それ
ぞれ出力されるように内部のスイッチを切り換える。Y
C分離部4は、入力されたコンポジット映像信号をYC
分離し、スイッチ6のb端子に出力する。スイッチ6に
は、外部接続されているビデオテープレコーダ400な
どからの出力のうち、S映像の信号がa端子に、YC分
離部4からの映像信号がb端子に、それぞれ供給され、
ユーザの指示により、どちらかの端子と接続される。
【0017】スイッチ6から出力された映像信号は、NT
SC(National Television System Committee)デコーダ
7に入力される。NTSCデコーダ7は、入力された映像信
号をA/D変換し、クロマエンコードの処理を施し、デジ
タルコンポーネントビデオ信号(以下、ビデオデータと
記述する)に変化し、プリ映像処理部9に出力する一方
で、入力された映像信号の垂直同期信号を基準に生成し
たクロックと、同期分離することにより取得される水平
同期信号、垂直同期信号、および、フィールド判定信号
を同期制御部8に供給する。
【0018】同期制御部8は、入力された各種の信号を
基準とし、記録再生装置1内の各部を制御するために必
要なタイミングに変換したクロックや同期信号を生成
し、各部に供給する。プリ映像処理部9は、入力された
ビデオデータにプリフィルターなどの各種の映像信号処
理を施し、MPEGビデオエンコーダ10に出力する。MPEG
ビデオエンコーダ10は、入力されたビデオデータにブ
ロックDCT(Discrete Cosine Transform)などのMPEG方
式に基づく符号化処理を施し、画像のエレメンタリスト
リームを生成し、多重化/分離部12に出力する。
【0019】なお、本実施の形態においては、MPEG方式
に基づく圧縮を行うとして説明するが、他の圧縮方式に
基づく圧縮を行うようにしても良いし、非圧縮でも良
い。
【0020】一方、切り換え部3からA/D変換部5に入
力された音声信号は、デジタル音声信号に変換され、MP
EGオーディオエンコーダ11に出力される。MPEGオーデ
ィオエンコーダ11は、入力されたデジタル音声信号
に、MPEG方式に基づく圧縮処理を施し、音声のエレメン
タリストリームを生成し、多重化/分離部12に出力す
る。
【0021】多重化/分離部12は、MPEGビデオエンコ
ーダ10から出力された画像のエレメンタリストリーム
と、MPEGオーディオエンコーダ11から出力された音声
のエレメンタリストリームを、各種信号と合わせて多重
化し、トランスポートストリームを生成し、バッファ1
4に出力する。多重化/分離部12には、デジタルイン
タフェース13から出力されたデジタルデータも入力さ
れる。
【0022】バッファ14は、多重化/分離部12から
出力されたトラスポートストリームをHDD(Hard Dis
c Drive)15に断続的に出力し、記憶させるために設
けられている。例えば、HDD15がシーク動作を行っ
ている時は、トランスポートストリームの書き込みが行
えないので、バッファ14は一時的に、そのトランスポ
ートストリームを記憶し、書き込みが可能なときに、そ
の記憶したトランスポートを順次出力し、記憶させる。
その書き込みは、入力のレートよりも高いレートで行わ
れることにより、連続的に入力されるトランスポートス
トリームを途切れることなくHDD15に記録させるこ
とが可能となる。
【0023】なお、本実施の形態においては、トランス
ポートストリームを記録する記録媒体としてHDD15
を用いるが、他の記録媒体、例えば、光ディスク、光磁
気ディスク、固体メモリなどを用いるようにしても良
い。
【0024】システムコントローラ16は、記録再生装
置1内の各ブロックの制御を行う。その制御は、ROM
(Read Only Memory)17に記憶されているプログラム
に従って行われる。RAM(Random Access Memory)1
8は、システムコントローラ16が各ブロックを制御す
るのに必要なデータを記憶する。
【0025】システムコントローラ16は、例えば、上
述した切り換え部3が、入力された信号のうち、どの信
号を出力するかの切り返し指示や、バッファ14からH
DD15へのトランスポートストリームの書き込みの制
御などを行う。
【0026】HDD15に記憶されたトランスポートス
トリームは、システムコントローラ16の指示により読
み出され、バッファ14に出力される。バッファ14
は、断続的にHDD15から読み出されるトランスポー
トストリームを、連続的に出力されるように制御を行い
ながら、多重化/分離部12に出力する。多重化/分離
部12は、入力されたトランスポートストリームから、
PES(Packetized Elementary Stream)を抽出し、MP
EG AV(Audio Video)デコーダ19に出力する。
【0027】MPEG AVデコーダ19は、入力されたPE
Sを画像のエレメンタリストリームと音声のエレメンタ
リストリームに分離し、それぞれのエレメンタリストリ
ームに対してデコード処理を施す。画像のエレメンタリ
ストリームがデコードされることにより生成されビデオ
データは、ポスト映像処理部20と画枠変換部22に出
力され、音声のエレメンタリストリームがデコードされ
ることにより生成されたオーディオデータは、スイッチ
21の端子a側に出力される。
【0028】ポスト映像処理部20は、MPEG AVデコー
ダ19から出力されたビデオデータと、プリ映像処理部
9から出力されたビデオデータが入力され、システムコ
ントローラ16の指示に従い、どちらか一方のビデオデ
ータをOSD(On Screen Display)処理部23に出力す
る。また、ポスト映像処理部20は、出力するビデオデ
ータに対して、フィルター処理や合成といった処理を施
す。
【0029】ポスト映像処理部20が、プリ映像処理部
9から供給されたビデオデータを出力する場合、ユーザ
がチューナ2などから供給された番組をHDD15に記
録すると共に、テレビジョン受像機300にて視聴する
ことを指示したときや、HDD15に記録はしないが、
記録再生装置1を介してテレビジョン受像機300にて
視聴することを指示したときなどである。また、ポスト
映像処理部20が、MPEG AVデコーダ19からのビデオ
データを出力する場合、ユーザがHDD15に記録され
ている番組をテレビジョン受像機300にて視聴するこ
とを指示したときである。
【0030】OSD処理部23は、画像表示用のグラフィ
ックスなどの生成を行い、入力されたビデオデータに重
ねたり、部分的に表示するなどの処理を施し、その処理
が施されたビデオデータ(コンポーネントデジタル信
号)をNTSCエンコーダ24に出力する。NTSCエンコーダ
24は、入力されたコンポーネントデジタル信号をYC
信号に変換し、さらにアナログ信号に変換し、アナログ
のコンポジット信号として、テレビジョン受像機300
に出力する。
【0031】スイッチ21は、端子a側に入力されるMP
EG AVデコーダ19からの音声信号、または、端子b側
に入力されるA/D変換部5からの音声信号のうちの、一
方の音声信号を選択し(一方の端子と接続し)、D/A変
換部25に出力する。スイッチ21の切り換えは、ポス
ト映像処理部20から出力されるビデオデータに対応す
るものである。即ち、ポスト映像処理部20から出力さ
れるビデオデータが、プリ映像処理部9から出力された
ものである場合、スイッチ21は端子b側と接続され、
A/D変換部5から出力されたオーディオデータが出力さ
れ、ポスト映像処理部20から出力されるビデオデータ
が、MPEG AVデコーダ19から出力されたものである場
合、スイッチ21は、端子a側と接続され、MPEG AVデ
コーダ19から出力されたオーディオデータが出力され
る。
【0032】D/A変換部25は、入力されたデジタルと
してのオーディオデータを、アナログの音声信号に変換
し、テレビジョン受像機300に出力する。
【0033】図4は、多重化/分離部12の内部構成を
示す図である。デジタルインタフェース13から出力さ
れたトランスポートストリーム(TS)は、多重化/分
離部12のTS入出力部31を介してTS処理部32に
入力される。TS処理部32は、入力されたトランスポ
ートストリームを解析し、記録再生装置1が取り扱える
方式のストリームに変換し、メモリ制御部33に出力す
る。
【0034】MPEGビデオエンコーダ10からの出力は、
ビデオデータ入力部34を介して多重化部35に入力さ
れる。MPEGオーディオエンコーダ11からの出力は、オ
ーディオデータ入力部36を介してスイッチ37の端子
aに入力される。スイッチ37が端子aに接続されてい
る場合、オーディオデータ入力部36から出力されたオ
ーディオデータは、多重化部35に出力される。多重化
部35は、入力されたビデオデータとオーディオデータ
を多重化し、メモリ制御部33に出力する。
【0035】メモリ制御部33は、一旦、入力された多
重化ストリームを記憶する機能を有する。また、詳細は
後述するが、メモリ制御部33は、入力された多重化ス
トリームをバッファ14(図3)またはデータ分離部3
8に出力する。データ分離部38は、入力された多重化
トランスポートからビデオデータおよびオーディオデー
タを含むAVデータと、それ以外のデータを分離し、AV
データをオーディオデータ抽出部39とMPEG AVデコー
ダ19(図3)に出力する。
【0036】オーディオデータ抽出部39は、入力され
たAVデータから、オーディオデータを抽出し、スイッチ
37の端子bに出力する。スイッチ37が端子bと接続
されているときには、オーディオデータ抽出部39から
の出力は、多重化部35に出力される。
【0037】次に、図5のフローチャートを参照してデ
ジタルインタフェース13を介して入力されたデジタル
データのHDD15への記録の際の、記録再生装置1の
動作について説明する。ステップS1において、記録再
生装置1のデジタルインタフェース13およびTS入出
力部31を介して、トランスポートストリームが、TS
処理部32に入力される。ステップS2において、TS
処理部32は、入力されたトランスポートストリームを
解析し、記録再生装置1が取り扱える多重化方式に適し
たトランスポートストリームに変換する。
【0038】ステップS3において、TS処理部32か
ら出力されたトランスポートストリームが、メモリ制御
部33に蓄積される。メモリ制御部33に蓄積されたト
ランスポートストリームは、順次読み出され、データ分
離部38に出力される。データ分離部38は、ステップ
S4において、入力されたトランスポートストリームを
AVデータとその他のデータとに分離する。
【0039】データ分離部38により分離されたトラン
スポートストリームのうち、AVデータは、オーディオデ
ータ抽出部39とMPEG AVデコーダ19に出力される。
また、データ分離部38は、オーディオデータ抽出部3
9がオーディオエレメンタリーストリームを抽出するの
に必要な制御信号も、オーディオデータ抽出部39に出
力する。オーディオデータ抽出部39は、ステップS5
において、入力されたAVストリームから、制御信号に基
づき、オーディオエレメンタリーストリームを抽出し、
スイッチ37の端子bに出力する。
【0040】一方、MPEG AVデコーダ19に出力されたA
Vストリームは、ステップS6において、デコードされ
る。デコードされたAVストリームの内、ビデオ信号は、
画枠変換部22に出力される。この場合、デコードされ
たオーディオ信号は、必要ないので、スイッチ21には
出力されずに破棄される。
【0041】画枠変換部22は、ステップS7におい
て、入力されたビデオ信号に基づく画像の画枠を変換す
るための処理を実行する。画枠の変換は、例えば、HD
フォーマット形式の画像をSDフォーマット形式の画像
に変換するために行われる。画枠変換部22は、画枠変
換の処理を施したビデオ信号をMPEGビデオエンコーダ1
0に出力する。なお、画枠変換部22は、画枠を変更す
る必要がない場合、入力されたビデオ信号を、そのまま
MPEGビデオエンコーダ10に出力する。
【0042】MPEGビデオエンコーダ10は、ステップS
8において、入力されたビデオ信号を所定のビットレー
トでエンコードする。所定のビットレート(一定のビッ
トレート)でエンコードすることにより、単位時間当た
りのデータ量が一定となり、HDD15の残りの容量か
ら、記録可能時間を算出することが可能となる。エンコ
ードのときのビットレートは、ユーザにより設定される
ようにしても良い。ユーザに対してビットレート自体の
値が直接設定されるようにしても良いが、例えば、”高
画質”、”標準”、”低画質”というように、間接的に
設定されるようにしても良い。
【0043】MPEGビデオエンコーダ10によりエンコー
ドされ、出力されたビデオエレメンタリーストリーム
は、多重化/分離部12のビデオデータ入力部34を介
して多重化部35に入力される。多重化部35は、ステ
ップS9において、スイッチ37の端子b側から入力さ
れたオーディオエレメンタリストリームと、そのオーデ
ィオエレメンタリーストリームに対応するビデオデータ
入力部34からのビデオエレメンタリーストリームを多
重化し、メモリ制御部33に出力する。
【0044】メモリ制御部33は、ステップS10にお
いて、多重化されたトランスポートストリームをバッフ
ァ14に出力する。バッファ14に出力されたトランス
ポートストリームは、上述したような処理により、HDD
15に書き込まれる。
【0045】HDD15に記録された多重化ストリーム
は、ユーザの指示があったときに読み出され、上述した
ように再生される。
【0046】次に、HDD15に記録されている多重化ス
トリームの画枠変換(ビットレート変換)について説明
する。ユーザは、例えば、HDD15の空き容量が少なく
なってきたときに、HDD15に既に記録されている多重
化ストリームを画枠変換(ビットレート変換)すること
により、HDD15の空き容量(記録可能容量)を増すこ
とが可能である。すなわち、記録されたときのビットレ
ートよりも低いビットレートでエンコードし直し、記録
させることにより、ビットレートが落ちた分だけ、記録
可能容量を増加させることが可能である。
【0047】上述したように、エンコードの際のビット
レートを一定とすることにより、録画可能時間を算出す
ることが可能であり、このことは、換言すると、録画時
間、記録容量、ビットレートをそれぞれ関連付けられる
ことを示している。このことを利用し、ユーザに直接ビ
ットレートを設定させるのではなく、ユーザが直感的に
選択しやすいであろう録画時間や記憶容量に変換した情
報を生成し、その情報を基に設定させるようにする。
【0048】ビットレートを変換して記録し直す場合、
まず、ユーザによりエンコードの際のビットレートが設
定される。そして、HDD15から指定された番組の多重
化ストリームが読み出され、バッファ14を介して多重
化/分離部12のメモリ制御部33に入力される。メモ
リ制御部33に蓄積された多重化ストリームの処理につ
いては、既に説明したデジタルインタフェース13を介
して入力された多重化ストリームの処理と同様の処理な
ので、その説明は省略する。
【0049】このようにして、ビデオ信号をビットレー
トを一定にして記録することにより、記録可能な時間の
算出を行うことができ、また、同一の記録容量で異なる
時間の番組を記録することが可能となる。
【0050】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが専用のハードウェアに組み込まれているコンピ
ュータ、または、各種のプログラムをインストールする
ことで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎
用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からイン
ストールされる。
【0051】この記録媒体は、図6に示すように、コン
ピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するため
に配布される、プログラムが記録されている磁気ディス
ク71(フロッピディスクを含む)、光ディスク72
(CD-ROM(Compact Disk-ReadOnly Memory),DVD(Dig
ital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク73
(MD(Mini-Disk)を含む)、若しくは半導体メモリ7
4などよりなるパッケージメディアにより構成されるだ
けでなく、コンピュータに予め組み込まれた状態でユー
ザに提供される、プログラムが記憶されているROM52
や記憶部58が含まれるハードディスクなどで構成され
る。
【0052】なお、本明細書において、媒体により提供
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に従って、時系列的に行われる処理は勿論、必ずしも
時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実
行される処理をも含むものである。
【0053】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0054】
【発明の効果】以上の如く請求項1に記載の記録装置、
請求項2に記載の記録方法、および請求項3に記載の記
録媒体によれば、入力された多重化ストリームからビデ
オエレメンタリストリームとオーディオエレメンタリス
トリームを抽出し、抽出されたビデオエレメンタリスト
リームをデコードし、デコードされたビデオエレメンタ
リストリームに基づく映像の画枠を必要に応じて変換
し、画枠が変換されたビデオエレメンタリストリームを
一定のビットレートでエンコードし、エンコードされた
ビデオエレメンタリストリームと抽出されたオーディオ
エレメンタリストリームを多重化し、記録するようにし
たので、記録可能な容量から、記録できる時間を算出す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の記録装置の一例の構成を示す図である。
【図2】本発明を適用した情報処理システムの一実施の
形態の構成を示す図である。
【図3】記録再生装置1の内部構成を示す図である。
【図4】多重化/分離部12の内部構成を示す図であ
る。
【図5】多重化ストリームの記録について説明するフロ
ーチャートである。
【図6】媒体を説明する図である。
【符号の説明】
1 記録再生装置, 10 MPEG ビデオエンコーダ,
12 多重化/分離部, 13 デジタルインタフェー
ス, 14 バッファ, 15 HDD, 19 MPEG
AVデコーダ, 22 画枠変換部, 31 TS入
出力部, 32TS処理部, 33 メモリ制御部,
34 ビデオデータ入力部, 35オーディオデータ入
力部, 37 スイッチ, 38 データ分離部, 3
9オーディオデータ抽出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 重治 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 末永 信一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C053 FA05 FA23 FA27 GA08 GA10 GA11 GB11 GB37 HC05 JA01 JA03 KA04 5D044 AB05 AB07 BC01 BC06 CC04 DE03 DE12 DE14 DE96 EF03 GK04 GK08 HL11 HL16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された多重化ストリームからビデオ
    エレメンタリストリームとオーディオエレメンタリスト
    リームを抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された前記ビデオエレメンタリ
    ストリームをデコードするデコード手段と、 前記デコード手段によりデコードされた前記ビデオエレ
    メンタリストリームに基づく映像の画枠を必要に応じて
    変換する変換手段と、 前記変換手段により画枠が変換された前記ビデオエレメ
    ンタリストリームを一定のビットレートでエンコードす
    るエンコード手段と、 前記エンコード手段によりエンコードされた前記ビデオ
    エレメンタリストリームと前記抽出手段により抽出され
    た前記オーディオエレメンタリストリームを多重化する
    多重化手段と、 前記多重化手段により多重化された前記ビデオエレメン
    タリストリームと前記オーディオエレメンタリストリー
    ムを記録する記録手段とを含むことを特徴とする記録装
    置。
  2. 【請求項2】 入力された多重化ストリームからビデオ
    エレメンタリストリームとオーディオエレメンタリスト
    リームを抽出する抽出ステップと、 前記抽出ステップの処理で抽出された前記ビデオエレメ
    ンタリストリームをデコードするデコードステップと、 前記デコードステップの処理でデコードされた前記ビデ
    オエレメンタリストリームに基づく映像の画枠を必要に
    応じて変換する変換ステップと、 前記変換ステップの処理で画枠が変換された前記ビデオ
    エレメンタリストリームを一定のビットレートでエンコ
    ードするエンコードステップと、 前記エンコードステップの処理でエンコードされた前記
    ビデオエレメンタリストリームと前記抽出ステップの処
    理で抽出された前記オーディオエレメンタリストリーム
    を多重化する多重化ステップとを含むことを特徴とする
    記録方法。
  3. 【請求項3】 入力された多重化ストリームからビデオ
    エレメンタリストリームとオーディオエレメンタリスト
    リームを抽出する抽出ステップと、 前記抽出ステップの処理で抽出された前記ビデオエレメ
    ンタリストリームをデコードするデコードステップと、 前記デコードステップの処理でデコードされた前記ビデ
    オエレメンタリストリームに基づく映像の画枠を必要に
    応じて変換する変換ステップと、 前記変換ステップの処理で画枠が変換された前記ビデオ
    エレメンタリストリームを一定のビットレートでエンコ
    ードするエンコードステップと、 前記エンコードステップの処理でエンコードされた前記
    ビデオエレメンタリストリームと前記抽出ステップの処
    理で抽出された前記オーディオエレメンタリストリーム
    を多重化する多重化ステップとを含むことを特徴とする
    コンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されて
    いる記録媒体。
JP2000232361A 2000-07-31 2000-07-31 記録装置および方法、並びに記録媒体 Withdrawn JP2002051305A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006508557A (ja) * 2002-03-28 2006-03-09 インテル コーポレイション トランスコーディングを行う装置、システム及び方法

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