JP2001257968A - 画像記録再生装置および方法、並びに記録媒体 - Google Patents

画像記録再生装置および方法、並びに記録媒体

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JP2001257968A
JP2001257968A JP2000070147A JP2000070147A JP2001257968A JP 2001257968 A JP2001257968 A JP 2001257968A JP 2000070147 A JP2000070147 A JP 2000070147A JP 2000070147 A JP2000070147 A JP 2000070147A JP 2001257968 A JP2001257968 A JP 2001257968A
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representative screen
evaluation value
image signal
representative
time
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JP2000070147A
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English (en)
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Toshimichi Hamada
敏道 濱田
Koichi Nagatoku
弘一 長徳
Taro Mizufuji
太郎 水藤
Masami Tomita
真巳 冨田
Masanari Miyata
勝成 宮田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイトルが分割または統合された場合にも、
最適な代表画面を表示することができるようにする。 【解決手段】 システムコントローラは、画像データの
フレーム毎の評価値を算出し、最小時間単位(1分)毎
に、一番高い評価値(代表画面評価値)のフレームをイ
ンデックスとして作成する。マルチ画面に表示させるタ
イトルの全体の表示時間が最小時間単位以上の場合、例
えば、その時間が6分割され、各時間毎に、代表画面評
価値の高かった2つのインデックス番号が抽出され、そ
のインデックス番号に対応するフレームから代表画面が
生成される。一方、全体の表示時間が最小時間単位より
短い場合、その時間が等分割され、各時間毎に、それぞ
れ先頭フレームが抽出され、代表画面が生成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録再生装置
および方法、並びに記録媒体に関し、特に、動画像とと
もに、タイトル毎に少なくとも1つ以上の代表画面を作
成し、その代表画面をインデックスとして利用すること
により、動画像を容易に管理することができるようにし
た画像記録再生装置および方法、並びに記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ハードディスク等の記憶媒体の大
容量化、低価格化、並びに動画像信号および音声信号
(以下、AV信号と記載する)を圧縮符号化する処理の高
速化が進み、これらの技術を用いて、テレビジョン番組
のAV信号を圧縮符号化して録画し、また再生することが
できる電子装置が開発されるようになってきた。
【0003】このような電子装置によれば、ハードディ
スクに代表される大容量の記憶媒体に複数のテレビジョ
ン番組のAV信号を記録することが可能となるので、記録
された複数の番組のAV信号をユーザが容易に管理できる
ように、録画中の番組の映像信号から静止画像(代表画
面)を抽出して記録する機能を持たせるようにすること
が望ましい。
【0004】例えば、タイトル(番組)毎に代表画面を
作成し、表示する機能を持つ電子装置の場合、各タイト
ル毎に決められた枚数の代表画面、または代表画面のイ
ンデックス情報を記録することにより、その代表画面を
用いて記録されたタイトルの一覧やタイトル毎の内容一
覧(代表画面の一覧)を表示させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな電子装置においては、タイトルを分割または統合し
た場合、タイトルの一覧やタイトルの内容一覧(代表画
面の一覧)を表示することができなくなる課題があっ
た。
【0006】また、タイトルまたは代表画面の一覧を表
示することができたとしても、最適な代表画面ではなく
なる課題があった。
【0007】さらにまた、タイトルの内容一覧のような
複数の代表画面を作成し、表示する場合、予め決められ
た時間範囲(例えば、「2時間番組で、10枚の代表画
面」)、または、タイトル単位でしか表示することがで
きず、表示の自由度が限定されていた。
【0008】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、タイトルを分割または統合した場合にも、
表示の自由度を限定することなく、ユーザの所望する内
容の代表画面を表示することができるようにするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の画像記録再生装
置は、入力された画像信号の評価値をフレーム毎に求
め、評価値の最大値を代表画面評価値として、第1の時
間毎に算出する算出手段と、算出手段により算出された
代表画面評価値を、画像信号とともに記憶媒体に記憶さ
せる記憶手段と、記憶手段により記憶された代表画面評
価値の最大値に対応する画像信号を、第2の時間毎に抽
出する抽出手段と、抽出手段により抽出された画像信号
を縮小して代表画面を生成する生成手段と、生成手段に
より生成された少なくとも1以上の代表画面を貼付した
代表画面一覧の表示を制御する表示制御手段とを備える
ことを特徴とする。
【0010】前記算出手段が算出した代表画面評価値に
基づいて、画像信号に対応したインデックスを作成する
作成手段をさらに設けるようにすることができる。
【0011】前記抽出手段は、画像信号の全体の表示時
間を、所定の数に分割し、その分割された時間毎に少な
くとも1以上のインデックスを選択し、インデックスの
付いた画像信号を抽出するようにすることができる。
【0012】画像信号が複数に分割された場合、前記抽
出手段は、その分割された画像信号の全体の表示時間
を、所定の数に分割し、その分割された時間毎に少なく
とも1以上のインデックスを選択し、インデックスの付
いた画像信号を抽出するようにすることができる。
【0013】複数の画像信号が統合された場合、前記抽
出手段は、その統合された複数の画像信号の全体の表示
時間を、所定の数またはタイトル毎に分割し、その分割
された時間毎に少なくとも1以上のインデックスを選択
し、インデックスの付いた画像信号を抽出するようにす
ることができる。
【0014】前記抽出手段は、画像信号の全体の表示時
間のうち、所定の時間が指定された場合、指定された時
間を、所定の数に分割し、その分割された時間毎に少な
くとも1以上のインデックスを選択し、インデックスの
付いた画像信号を抽出するようにすることができる。
【0015】画像信号の全体の表示時間がインデックス
の最小時間単位以下である場合、前記抽出手段は、画像
信号の全体の表示時間を、等分割し、その分割された時
間毎に少なくとも1以上のインデックスを選択し、イン
デックスの付いた画像信号を抽出するようにすることが
できる。
【0016】前記記憶媒体は、ハードディスクとするこ
とができる。
【0017】本発明の画像記録再生方法は、入力された
画像信号の評価値をフレーム毎に求め、評価値の最大値
を代表画面評価値として、第1の時間毎に算出する算出
ステップと、算出ステップの処理で算出された代表画面
評価値を、画像信号とともに記憶させるように記憶媒体
の記憶を制御する記録制御ステップと、記憶制御ステッ
プの処理で記憶が制御された代表画面評価値の最大値に
対応する画像信号を、第2の時間毎に抽出する抽出ステ
ップと、抽出ステップの処理で抽出された画像信号を縮
小して代表画面を生成する生成ステップと、生成ステッ
プの処理で生成された少なくとも1以上の代表画面を貼
付した代表画面一覧の表示を制御する表示制御ステップ
とを含むことを特徴とする。
【0018】本発明の記録媒体に記録されているプログ
ラムは、入力された画像信号の評価値をフレーム毎に求
め、評価値の最大値を代表画面評価値として、第1の時
間毎に算出する算出ステップと、算出ステップの処理で
算出された代表画面評価値を、画像信号とともに記憶さ
せるように記憶媒体の記憶を制御する記録制御ステップ
と、記憶制御ステップの処理で記憶が制御された代表画
面評価値の最大値に対応する画像信号を、第2の時間毎
に抽出する抽出ステップと、抽出ステップの処理で抽出
された画像信号を縮小して代表画面を生成する生成ステ
ップと、生成ステップの処理で生成された少なくとも1
以上の代表画面を貼付した代表画面一覧の表示を制御す
る表示制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0019】本発明の画像記録再生装置、画像記録再生
方法、並びに記録媒体に記録されているプログラムにお
いては、入力された画像信号の代表画面評価値が第1の
時間毎に算出され、算出された代表画面評価値が、画像
信号とともに記憶媒体に記憶され、記憶された代表画面
評価値の最大値に対応する画像信号が、第2の時間毎に
抽出され、抽出された画像信号を縮小して代表画面が生
成され、少なくとも1以上の代表画面を貼付した代表画
面一覧が表示される。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用したハード
ディスクレコーダの構成例を示すブロック図である。ア
ンテナ1は、テレビジョン放送を受信し、その受信信号
をチューナ2に供給する。チューナ2は、システムコン
トローラ31の指令に基づいて、アンテナ1からの放送
波の受信信号の中から、所定のチャンネルの番組の信号
を受信し、入力切換器5に供給する。
【0021】図示せぬ外部装置は、外部ビデオ入力端子
3−1を介してS映像信号(Y信号(輝度信号)とC信
号(色信号)の分離信号)をスイッチ9の端子aに入力
する。また、外部装置は、外部ビデオ入力端子3−2を
介してコンポジット映像信号を、および、外部オーディ
オ入力端子4を介して音声信号を、入力切換器5に入力
する。
【0022】入力切換器5は、システムコントローラ3
1の指令に基づいて、入力された映像信号または音声信
号のうち、所望の信号を選択し、コンポジット映像信号
をYC分離回路8に、音声信号をA/D(Analog to Digita
l)変換器6に、それぞれ出力する。
【0023】A/D変換器6は、入力切換器5より入力さ
れた音声信号をA/D変換し、MPEG(Moving Picture Expe
rts Group)オーディオエンコーダ7に供給する。A/D変
換器6はまた、A/D変換した音声データをスイッチ24
の端子bに供給する。MPEGオーディオエンコーダ7は、
システムコントローラ31の指令に基づいて、A/D変換
器6より供給された音声データに対して、MPEG方式で圧
縮処理し、音声のエレメンタリストリーム(ES:Elemen
tary Stream)を生成し、マルチプレクサ/デマルチプ
レクサ14に供給する。
【0024】YC分離回路8は、システムコントローラ3
1の指令に基づいて、入力切換器5より入力されたコン
ポジット映像信号を、輝度信号(Y信号)と色信号(C
信号)に分離し、スイッチ9の端子bを介してNTSC(Na
tional Television System Committee)デコーダ10に
供給する。スイッチ9は、システムコントローラ31の
指令に基づいて、外部装置からのS映像信号をNTSCデコ
ーダ10に供給するとき、端子aを選択するように切り
替えられ、YC分離回路8からの映像分離信号をNTSCデコ
ーダ10に供給するとき、端子bを選択するように切り
替えられる。
【0025】NTSCデコーダ10は、システムコントロー
ラ31の指令に基づいて、スイッチ9を介して入力され
た映像信号に対して、A/D変換処理、およびクロマエン
コード処理等を施し、それをデジタルコンポーネントビ
デオ信号(以下、画像データと記載する)に変換し、プ
リ映像信号処理回路12に供給する。NTSCデコーダ10
はまた、入力された映像信号の水平同期信号に基づいて
クロックを生成するとともに、同期分離して得られた水
平同期信号、垂直同期信号、およびフィールド判別信号
を同期信号制御回路11に供給する。
【0026】同期信号制御回路11は、システムコント
ローラ31の指令に基づいて、NTSCデコーダ10より供
給された水平同期信号、垂直同期信号、およびフィール
ド判別信号を基準として、クロックおよび同期信号を生
成し、各部にそれぞれ供給する。
【0027】プリ映像信号処理回路12は、システムコ
ントローラ31の指令に基づいて、NTSCデコーダ10よ
り供給された画像データに対して、プリフィルタ等の映
像信号処理を施し、それをMPEGビデオエンコーダ13お
よびポスト映像信号処理回路20に供給する。MPEGビデ
オエンコーダ13は、システムコントローラ31の指令
に基づいて、プリ映像信号処理回路12より供給された
画像データに対して、離散コサイン変換(DCT:Discret
e Cosine Transform)等の符号化処理を施し、映像のエ
レメンタリストリームを生成し、マルチプレクサ/デマ
ルチプレクサ14に供給する。
【0028】マルチプレクサ/デマルチプレクサ14
は、記録時、システムコントローラ31の指令に基づい
て、MPEG方式で圧縮されている、映像のエレメンタリス
トリーム、音声のエレメンタリストリーム、および、各
種の制御信号を、マルチプレクス処理し、例えば、MPEG
方式のトランスポートストリーム(TS:Transport Stre
am)を生成し、バッファコントローラ17に供給する。
マルチプレクサ/デマルチプレクサ14はまた、再生
時、バッファコントローラ17より供給されたMPEG方式
のトランスポートストリームをデマルチプレクス処理
し、トランスポートストリームからPES(Packetized El
ementary Stream)を抽出し、MPEG AV(AudioVideo)デ
コーダ19に供給する。
【0029】バッファコントローラ17は、システムコ
ントローラ31の指令に基づいて、マルチプレクサ/デ
マルチプレクサ14より、連続的に供給されるトランス
ポートストリームを、ハードディスクドライブ(HDD:H
ard Disc Drive)18に断続的に供給できるように制御
する。例えば、ハードディスクドライブ18がシーク動
作を行っている場合、トランスポートストリームの書き
込みができないため、一時的にトランスポートストリー
ムがバッファに蓄積され、書き込みが可能になると、入
力レートより高いレートで書き込みが行われる。これに
より、連続的に入力されるトランスポートストリーム
が、途切れることなくハードディスクドライブ18に記
録される。
【0030】バッファコントローラ17はまた、ハード
ディスクドライブ18より断続的に入力される信号を、
連続的になるようにバッファ制御を行い、連続的にされ
たトランスポートストリームをマルチプレクサ/デマル
チプレクサ14に供給する。
【0031】ハードディスクドライブ18は、システム
コントローラ31の指令に基づいて、バッファコントロ
ーラ17より断続的に供給されるトランスポートストリ
ームを、所定のアドレスに記録する。ハードディスクド
ライブ18はまた、所定のアドレスにシークし、そこに
記録されているトランスポートストリームを読み出し、
バッファコントローラ17に供給する。
【0032】なお、バッファコントローラ17およびハ
ードディスクドライブ18は、プロトコルとしてIDE(I
ntegrated Drive Electronics)を用いているが、本発
明では、トランスポートストリームを記録できるもので
あれば、これに限らなくてよい。
【0033】MPEG AVデコーダ19は、システムコント
ローラ31の指令に基づいて、マルチプレクサ/デマル
チプレクサ14より供給されたPESを、映像のエレメン
タリストリームと音声のエレメンタリストリームに分離
し、所定のデコード処理を施し、ベースバンド方式の画
像データをポスト映像信号処理回路20に、ベースバン
ド方式の音声データをスイッチ24の端子aに、それぞ
れ供給する。
【0034】ポスト映像信号処理回路20は、システム
コントローラ31の指令に基づいて、プリ映像信号処理
回路12より供給された映像信号と、MPEG AVデコーダ
19より供給されたベースバンド方式の映像信号との切
換え、合成、およびフィルター処理等を施し、オンスク
リーンディスプレイ(OSD:On Screen Display)回路2
1に画像データを供給する。ポスト映像信号処理回路2
0はまた、画像表示用のウィンドウ(GUI:Graphic Use
r Interface)等を生成するとともに、画像データの代
表画面を生成して、そのウィンドウに貼り付け、オンス
クリーンディスプレイ回路21に供給する。
【0035】オンスクリーンディスプレイ回路21は、
システムコントローラ31の指令に基づいて、テキスト
情報を対応する画像データに変換し、ポスト映像信号処
理回路20から供給される画像データに重畳し、NTSCエ
ンコーダ22に供給する。NTSCエンコーダ22は、シス
テムコントローラ31の指令に基づいて、オンスクリー
ンディスプレイ回路21より供給された画像データ(コ
ンポーネントデジタル信号)をY信号とC信号に変換し
た後、D/A変換し、S映像信号とアナログのコンポジッ
ト映像信号を生成し、外部ビデオ出力端子23−1,2
3−2を介してそれぞれ外部装置に出力する。
【0036】スイッチ24は、システムコントローラ3
1の指令に基づいて、MPEG AVデコーダ19からのベー
スバンド方式の音声データをD/A変換器25に供給する
とき、端子aを選択するように切り替えられ、A/D変換
器6からの音声データをD/A変換器25に供給すると
き、端子bを選択するように切り替えられる。D/A変換
器25は、スイッチ24を介して入力された音声データ
をD/A変換し、外部オーディオ出力端子26を介して外
部装置に出力する。
【0037】システムコントローラ31は、ホストバス
32を介してROM(Read Only Memory)33に格納され
ているプログラムを読み出して実行し、各部を制御す
る。RAM(Random Access Memory)34には、システム
コントローラ31が各部を制御する上において必要なプ
ログラムやデータが適宜記憶される。システムコントロ
ーラ31、ROM33、およびRAM34は、ホストバス32
を介して相互に接続されているとともに、入出力インタ
ーフェース35にも接続されている。入出力インターフ
ェース35には、ドライブ36が接続されており、磁気
ディスク41、光ディスク42、光磁気ディスク43、
または半導体メモリ44などが装着されるようになされ
ている。入出力インタフェース35にはまた、キーボー
ド、マウス、ボタン、スイッチ、リモートコマンダ等よ
りなる入力部37が接続されている。
【0038】また、ハードディスクレコーダは、アナロ
グ信号の入出力だけでなく、デジタルデータの入出力を
行うことも可能である。例えば、図示せぬIRD(Integra
tedReceiver Decoder)は、トランスポートストリーム
を、IEEE(The Institute ofElectrical and Electroni
cs Engineers)1394シリアルバスを介して、デジタ
ル入出力端子16からデジタルインタフェース15に入
力する。デジタルインタフェース15は、システムコン
トローラ31の指令に基づいて、インタフェース処理を
施し、入力されたトランスポートストリームを、マルチ
プレクサ/デマルチプレクサ14に供給する。マルチプ
レクサ/デマルチプレクサ14は、システムコントロー
ラ31の指令に基づいて、デジタルインタフェース15
より供給されたトランスポートストリームを、バッファ
コントローラ17に出力する。
【0039】マルチプレクサ/デマルチプレクサ14は
また、バッファコントローラ17より供給されたトラン
スポートストリームを、デジタルインタフェース15に
出力する。デジタルインタフェース15は、マルチプレ
クサ/デマルチプレクサ14より入力されたトランスポ
ートストリームを、デジタル入出力端子16から、IEEE
1394シリアルバスを介して外部のIRDに供給し、そ
こに接続されているモニタに出力、表示させる。
【0040】なお、上述した例では、ハードディスクレ
コーダとIRDとを接続するようにして説明したが、本発
明は、これに限らず、パーソナルコンピュータなどと接
続することも可能である。
【0041】また、映像信号をMPEG方式で圧縮するよう
にして説明したが、本発明は、これに限らず、他の圧縮
方式または非圧縮でもよい。
【0042】次に、図1に示されたハードディスクレコ
ーダの基本的な動作について説明する。
【0043】録画時、例えば、チューナ2により受信さ
れたテレビジョン番組のAV信号は、入力切換器5に供給
される。そこで、選択されたコンポジット映像信号はYC
分離回路8に、音声信号はA/D変換器6に、それぞれ入
力される。A/D変換器6は、入力切換器5より入力され
た音声信号をA/D変換し、MPEGオーディオエンコーダ7
に供給する。MPEGオーディオエンコーダ7は、A/D変換
器6より供給された音声データをMPEG方式で圧縮処理
し、音声のエレメンタリストリームを生成し、マルチプ
レクサ/デマルチプレクサ14に供給する。
【0044】YC分離回路8は、入力切換器5より入力さ
れたコンポジット映像信号を、Y信号とC信号に分離
し、スイッチ9の端子bを介してNTSCデコーダ10に供
給する。NTSCデコーダ10は、スイッチ9を介してYC分
離回路8より供給された映像信号に対して、A/D変換処
理、クロマエンコード処理等を施し、それを画像データ
に変換し、プリ映像信号処理回路12に供給する。プリ
映像信号処理回路12は、NTSCデコーダ10より供給さ
れた画像データに対して、プリフィルタ等の映像信号処
理を施し、それをMPEGビデオエンコーダ13に供給す
る。MPEGビデオエンコーダ13は、プリ映像信号処理回
路12より供給された画像データに対して、離散コサイ
ン変換等の符号化処理を施し(MPEG方式でエンコード
し)、映像のエレメンタリストリームを生成し、マルチ
プレクサ/デマルチプレクサ14に供給する。
【0045】マルチプレクサ/デマルチプレクサ14
は、MPEGオーディオエンコーダ7またはMPEGビデオエン
コーダ13より供給されたMPEG方式で圧縮処理された画
像データや音声データをマルチプレクス処理し、トラン
スポートストリームとして、バッファコントローラ17
に供給する。バッファコントローラ17は、マルチプレ
クサ/デマルチプレクサ14より供給されたトランスポ
ートストリームをハードディスクドライブ18に供給
し、記録させる。このとき、システムコントローラ31
は、記録する画像データの評価値を演算し、その演算さ
れた評価値およびインデックスを画像データとともに記
録するようにマルチプレクサ/デマルチプレクサ14を
制御する(その具体例は後述する)。
【0046】再生時、マルチプレクサ/デマルチプレク
サ14は、ハードディスクドライブ18に記録されてい
るトランスポートストリームを、バッファコントローラ
17を介して読み出し、ビデオエレメンタリストリーム
とオーディオエレメンタリストリーム(PES)を分離し
て、MPEG AVデコーダ19に供給する。MPEG AVデコーダ
19は、マルチプレクサ/デマルチプレクサ14より供
給されたビデオエレメンタリストリームとオーディオエ
レメンタリストリームを、MPEG方式でそれぞれデコード
処理し、画像データをポスト映像信号処理回路20に、
音声データをスイッチ24の端子aを介してD/A変換器
25に、それぞれ供給する。
【0047】ポスト映像信号処理回路20は、MPEG AV
デコーダ19より供給された画像データの代表画面を生
成し、複数の代表画面を縮小して1つのウィンドウ(マ
ルチ画面)(図4)に貼り付け、オンスクリーンディス
プレイ回路21に出力する。オンスクリーンディスプレ
イ回路21は、システムコントローラ31からの指令に
基づいて、テキスト(文字)情報等に対応する画像デー
タを生成し、ポスト映像信号処理回路20より供給され
たマルチ画面の表示用のウィンドウの画像データに重畳
し、NTSCエンコーダ22出力する。NTSCエンコーダ22
は、供給された画像データをY信号とC信号に変換した
後、D/A変換し、S映像信号とアナログのコンポジット
映像信号を生成し、外部ビデオ出力端子23−1,23
−2を介してそれぞれ外部装置に供給し、そこに接続さ
れているモニタに出力、表示させる。
【0048】モニタに表示された代表画面の一覧表示
(マルチ画面)を参照したユーザが、再生する番組を決
定して、ある番組の再生を指示すると、ハードディスク
ドライブ18より読み出された画像データのうちの、対
応するAV信号が選択され、再生される。
【0049】図2は、代表画面表示に関連する本発明の
ハードディスクレコーダのビデオ系の詳細な構成例を示
すブロック図である。この構成例を参照して、以下に、
画像データのインデックスと評価値を生成する動作につ
いて説明する。
【0050】録画時、例えば、チューナ2を介して入力
されたテレビジョン番組のAV信号のコンポジット信号
が、入力切換器5を介してYC分離回路8に入力される。
YC分離回路8は、入力されたコンポジット映像信号を、
Y信号とC信号に分離し、スイッチ9の端子bを介して
NTSCデコーダ10に供給する。NTSCデコーダ10は、ス
イッチ9を介してYC分離回路8より供給された映像信号
に対して、A/D変換処理、クロマエンコード処理等を施
し、それを画像データに変換し、プリ映像信号処理回路
12のバッファ/フィルタ51およびイメージプロセッ
サ52に供給する。
【0051】バッファ/フィルタ51は、供給された画
像データに対して、フレームPLL(Phase-Locked Loo
p)、フレームシンクロナイザによるデータのバッファ
リングによるクロックの乗り換え、および、MPEG圧縮の
ためのプリフィルタ等の各種の映像信号処理を施し、そ
れをMPEGビデオエンコーダ13およびポスト映像信号処
理回路20に供給する。
【0052】イメージプロセッサ52は、NTSCデコーダ
10より入力された画像データから、シーンチェンジや
ヒストグラムなど、そのフレームの様々な画像情報を生
成し、ホストバス32を介してシステムコントローラ3
1に供給する。システムコントローラ31は、ホストバ
ス32を介して供給されたイメージプロセッサ52から
の画像情報を取得し、必要に応じて、各種情報を組み合
わせたり、番組情報や入力ソース情報などを取り込み、
総合的に判断して、そのフレームの評価値をフレーム毎
に算出する。
【0053】システムコントローラ31は、任意の短い
単位時間(例えば、1分間)に、フレーム毎に算出され
た評価値の中から一番評価値の高いフレームにインデッ
クス番号と評価値(代表画面評価値)をセットで付加し
て、ホストバス32、およびバッファコントローラ17
を介してハードディスクドライブ18の所定のアドレス
に記録する。
【0054】なお、このインデックス番号と評価値のセ
ットは、1セットではデータ容量が極めて小さく、転送
効率が悪い。従って、ハードディスクドライブ18に記
録するタイミングは、ある程度、または、全部のインデ
ックス番号と評価値のセットをバッファに蓄積してから
行うようにすることが望ましい。また、インデックス番
号と評価値のセットを、ある程度、バッファに蓄積した
とき、評価値で並べ替え(例えば、評価値の高い順に並
べ替え)を行った後、ハードディスクドライブ18に記
録することも可能である。
【0055】上述した評価値の算出方法としては、本出
願人が、例えば、特願平11−159172号として、
先に提案した方法を採用することができる。
【0056】すなわち、基本的に、画面上に番組タイト
ルやテロップ等の文字が表示されたフレームの画像が、
番組の内容を特徴付ける代表画面とされる。そこで、各
フレーム毎に、タイトル文字検出処理が施され、その検
出結果が値U1とされる。また、画面上に人の顔(肌色
の画像)が表示されたフレームの画像も、番組の内容を
特徴付ける代表画面とされる。そこで、各フレーム毎
に、顔検出処理が施され、その検出結果が値U2とされ
る。さらにまた、対応する音声信号のレベルが高いフレ
ームの画像が、番組の内容を特徴付ける代表画面とされ
る。そこで、各フレーム毎に、音声検出処理が施され、
その検出結果が値U3とされる。そして、それらの検出
結果の値U1,U2,U3から、評価値Ud=Σ(Ui
・Wi)(i=1,2,3)が算出される。なお、Wi
は、Uiの重要度を示す重み付け係数である。
【0057】次に、ハードディスクドライブ18に記録
された画像データの代表画面を表示させる動作について
説明する。
【0058】システムコントローラ31は、入力部37
を介してユーザから所定の指令が入力されたとき、ハー
ドディスクドライブ18に記録されている、そのタイト
ル(番組)に関する全てのインデックス番号と評価値の
セットを、バッファコントローラ17、およびホストバ
ス32を介して読み出す。そして、システムコントロー
ラ31は、そのタイトルの全体の再生(表示)時間を所
定の表示枚数で分割し、分割した各表示時間の中から、
評価値の一番高いインデックス番号を検索し、そのフレ
ームのあるGOP(Group of Pictures)を含むトランスポ
ートストリームをハードディスクドライブ18から読み
出す。
【0059】ハードディスクドライブ18から読み出さ
れたトランスポートストリームは、バッファコントロー
ラ17を介してマルチプレクサ/デマルチプレクサ14
に供給され、そこで、デマルチプレクス処理され、トラ
ンスポートストリームからPESが抽出され、MPEG AVデコ
ーダ19に供給される。MPEG AVデコーダ19は、マル
チプレクサ/デマルチプレクサ14より供給されたPES
を、GOPの先頭からデコード処理し、ベースバンド方式
の画像データを生成し、それをポスト映像信号処理回路
20に供給する。
【0060】ポスト映像信号処理回路20は、MPEG AV
デコーダ19より供給された画像データの代表画面を生
成し、その代表画面の大きさを縮小して(サムネイル画
像を生成して)1つのウィンドウに貼り付ける。このよ
うな処理が、各分割表示時間毎に行われ、1つのウィン
ドウに複数の代表画面のサムネイル画像が貼りつけられ
(マルチ画面が生成され)、オンスクリーンディスプレ
イ回路21に出力される。オンスクリーンディスプレイ
回路21は、ポスト映像信号処理回路20より供給され
たマルチ画面に重畳表示するためのテキスト等の画像デ
ータを生成し、マルチ画面の画像データに重畳し、NTSC
エンコーダ22に出力する。NTSCエンコーダ22は、供
給された画像データをY信号とC信号に変換した後、D/
A変換し、S映像信号とアナログのコンポジット映像信
号を生成し、外部ビデオ出力端子23−1,23−2を
介してそれぞれ外部装置に供給し、そこに接続されてい
るモニタに代表画面の一覧(図4)を出力、表示させ
る。
【0061】次に、上述した処理により生成された代表
画面(マルチ画面)の表示方法について、図3および図
4を参照して説明する。図3は、システムコントローラ
31が、画像データのフレーム毎に算出した評価値の中
から、所定の時間毎に一番高い評価値をインデックスと
して生成する処理を説明する図である。図3の例におい
ては、20時07分00秒乃至20時07分59秒(以
下、簡単のため、20:07:00または20:07:59と記載する)
の1分間に注目して説明する。
【0062】NTSC方式では、1秒間に30フレームの画
像データが記録される。従って、システムコントローラ
31は、NTSC方式において、1秒間に30フレーム分の
評価値、すなわち、1分間で1800フレーム分の評価
値を算出し、評価値が算出された1分間のうち、一番高
い評価値(代表画面評価値)のフレームをインデックス
(フレーム)として記憶する。図3の例では、20:07:00
乃至20:7:59の1分間において、60回のフレーム番号
(Frame No)0乃至29の30フレームのうち、一番評
価値の高い20:07:15のフレーム番号13のフレームがイ
ンデックスとして記憶される。
【0063】同様に、20:00:00乃至20:00:59、20:01:00
乃至20:01:59、20:02:00乃至20:02:59・・・の各1分間
において、一番高い評価値(代表画面評価値)のフレー
ムがインデックスとしてそれぞれ記憶される。その番組
(タイトル)の先頭から最後までの各1分間毎の期間に
は、1,2,3・・・と、順番にインデックス番号が付
加される。
【0064】図4は、システムコントローラ31が、図
3に示されたようにして算出された代表画面評価値のう
ち、タイトルの内容となる画像データの代表画面を生成
し、マルチ画面を表示させる例を説明する図である。図
4の例においては、20:00乃至21:00の時間に録画された
タイトルの全体の表示時間(いまの場合、60分)が1
0分毎に6分割され、各10分間毎において、代表画面
評価値の高かった2つのインデックスがそれぞれ抽出さ
れ、12枚の代表画面(サムネイル画像)が生成され、
マルチ画面(マルチウィンドウ)上に貼り付けられる。
【0065】図4のマルチウィンドウ61には、録画さ
れるタイトル(番組名)、チャンネルおよび録画モード
に加えて、録画開始日、録画開始時刻および録画終了時
刻などのテキスト画像がオンスクリーンディスプレイ回
路21により生成され、表示されている。図4の例で
は、タイトルが02、録画開始日が2月26日、録画開
始時刻が20:00、録画終了時刻が21:00、チャンネルがCH
8、録画モードがSP(Standard Playing)からなる情報
が表示されている。
【0066】マルチウィンドウ61のサムネイル画像A
1,A8は、20:00:00乃至20:09:59の(インデックス番
号1乃至10の)10分間において、代表画面評価値の
高かった代表画面であり(図3の例の場合、インデック
ス番号1,8)、サムネイル画像A14,A16は、2
0:10:00乃至20:19:59の(インデックス番号11乃至2
0の)10分間において、代表画面評価値の高かった代
表画面であり(図3の例の場合、インデックス番号1
4,16)、サムネイル画像A23,A27は、20:20:
00乃至20:29:59の(インデックス番号21乃至30の)
10分間において、代表画面評価値の高かった代表画面
であり(図3の例の場合、インデックス番号23,2
7)、サムネイル画像A31,A35は、20:30:00乃至
20:39:59の(インデックス番号31乃至40の)10分
間において、代表画面評価値の高かった代表画面であり
(図3の例の場合、インデックス番号31,35)、サ
ムネイル画像A43,A46は、20:40:00乃至20:49:59
の(インデックス番号41乃至50の)10分間におい
て、代表画面評価値の高かった代表画面であり(図3の
例の場合、インデックス番号43,46)、サムネイル
画像A51,A53は、20:50:00乃至20:59:59の(イン
デックス番号51乃至60の)10分間において、代表
画面評価値の高かった代表画面である(図3には図示せ
ず)。
【0067】なお、説明をわかりやすくするため、符号
Ai(i=1,2,3・・・)は、抽出されたインデッ
クス番号(代表画面になったフレームが記録されている
1分間の期間の番号)に対応している。
【0068】このように、システムコントローラ31
は、全体の表示時間を分割し(いまの場合、60分を6
分割し)、各分割時間毎(10分毎)に、代表画面評価
値の高かった画像データの代表画面を検索し、一覧表示
するので、時間的に偏ったフレームが一覧表示されるの
を防止することができる。また、システムコントローラ
31は、その代表画面の一覧のうち、代表画面評価値の
一番高い代表画面をさらに選択することにより、複数の
タイトルの代表画面を一覧表示させることができる。こ
れにより、ユーザは、複数のタイトルの内容を短時間に
把握することができる。
【0069】例えば、図4の例において、12枚の代表
画面のうち、サムネイル画像A1の代表画面評価値が一
番高かったとすると、複数のタイトルの一覧表示の場合
には、タイトル02の代表画面として、インデックス番
号1の代表画面(サムネイル画像A1)が表示される。
【0070】次に、タイトル(番組)を分割した場合に
おける代表画面の表示方法について図5および図6を参
照して説明する。図5は、ユーザにより、図4に示され
たタイトル(20:00乃至21:00のCH8の番組)が、20:00
乃至20:30と、20:30乃至21:00の2つに分割され、その
うちの、20:00乃至20:30の時間の代表画面が生成され、
マルチ画面を表示させる例を説明する図である。
【0071】図5の例においては、20:00乃至20:30の全
体の表示時間(いまの場合、30分)が6分割され、各
5分間毎に、代表画面評価値の高かった2つのインデッ
クスがそれぞれ抽出され、12枚の代表画面が生成、表
示される。
【0072】図5のマルチウィンドウ61のサムネイル
画像A1,A3は、20:00:00乃至20:04:59の(インデッ
クス番号1乃至5の)5分間において、代表画面評価値
の高かった代表画面であり(図6の例の場合、インデッ
クス番号1,3)、サムネイル画像A8,A9は、20:0
5:00乃至20:09:59の(インデックス番号6乃至10の)
5分間において、代表画面評価値の高かった代表画面で
あり(図6の例の場合、インデックス番号8,9)、サ
ムネイル画像A12,A14は、20:10:00乃至20:14:59
の(インデックス番号11乃至15の)5分間におい
て、代表画面評価値の高かった代表画面であり(図6の
例の場合、インデックス番号12,14)、サムネイル
画像A16,A19は、20:15:00乃至20:19:59の(イン
デックス番号16乃至20の)5分間において、代表画
面評価値の高かった代表画面であり(図6の例の場合、
インデックス番号16,19)、サムネイル画像A2
3,A25は、20:20:00乃至20:24:59の(インデックス
番号21乃至25の)5分間において、代表画面評価値
の高かった代表画面であり(図6の例の場合、インデッ
クス番号23,25)、サムネイル画像A27,A28
は、20:25:00乃至20:29:59の(インデックス番号26乃
至30の)5分間において、代表画面評価値の高かった
代表画面である(図6の例の場合、インデックス番号2
7,28)。
【0073】同様に、システムコントローラ31は、2
0:30乃至21:00の時間の代表画面を生成し、マルチ画面
を表示させることが可能であるが、その説明は省略す
る。
【0074】このように、タイトルを分割しても、単位
時間毎に評価値が算出、記憶されているため、システム
コントローラ31は、分割されたタイトルの全体の表示
時間において、所定の時間毎に代表画面評価値の高かっ
たインデックスをそれぞれ抽出し、新たに12枚の代表
画面を生成、表示することができる。また、システムコ
ントローラ31は、代表画面の一覧(マルチ画面)のう
ち、代表画面評価値の一番高い代表画面をさらに選択す
ることにより、複数のタイトルの代表画面を一覧表示さ
せる場合、分割されたタイトルであっても、最適な代表
画面を表示させることができる。
【0075】次に、代表画面の階層的な表示方法につい
て、図7乃至図10を参照して説明する。図7は、シス
テムコントローラ31が、20:00乃至23:00の時間に録画
されたタイトルの代表画面を生成、表示する例を説明す
る図である。
【0076】図7の例においては、20:00乃至23:00の全
体の表示時間(いまの場合、180分)が6分割され、
各30分間毎に、代表画面評価値の高かった2つのイン
デックスがそれぞれ抽出され、12枚の代表画面が生
成、表示される。
【0077】図7のマルチウィンドウ61のサムネイル
画像A1,A16は、20:00:00乃至20:29:59の30分間
において、代表画面評価値の高かった代表画面であり、
サムネイル画像A31,A46は、20:30:00乃至20:59:
59の30分間において、代表画面評価値の高かった代表
画面であり、サムネイル画像A62,A88は、21:00:
00乃至21:29:59の30分間において、代表画面評価値の
高かった代表画面であり、サムネイル画像A105,A
110は、21:30:00乃至21:59:59の30分間において、
代表画面評価値の高かった代表画面であり、サムネイル
画像A135,A149は、22:00:00乃至22:29:59の3
0分間において、代表画面評価値の高かった代表画面で
あり、サムネイル画像A158,A172は、22:30:00
乃至22:59:59の30分間において、代表画面評価値の高
かった代表画面である。
【0078】図7に示されたマルチウィンドウ61にお
いて、ユーザにより、例えば、図8に示すようなリモー
トコマンダ80を用いて、カーソルを上下左右に移動さ
せるボタン82乃至85が操作され、カーソル71を所
定の位置に合わせ(例えば、左上のサムネイル画像A1
に合わせ)、シフトボタン86を押しながらボタン85
を操作することで、任意の数のサムネイル画像(いまの
場合、サムネイル画像A1,A16,A31,A46)
を指定した後、実行ボタン87が押されると、赤外線発
生部81から対応する赤外線信号が出力され、システム
コントローラ31は、ユーザからの指令により、指定さ
れた時間(いまの場合、20:00:00乃至21:00:00)に録画
されたタイトルの代表画面を新たに生成、表示する。こ
れにより、例えば、図9に示すようなマルチウィンドウ
61が表示される。
【0079】図9の例においては、20:00:00乃至21:00:
00の全体の表示時間(いまの場合、60分)が6分割さ
れ、各10分間毎に、代表画面評価値の高かった2つの
インデックスがそれぞれ抽出され、12枚の代表画面が
生成、表示される。
【0080】図9のマルチウィンドウ61のサムネイル
画像A1,A8は、20:00:00乃至20:09:59の10分間に
おいて、代表画面評価値の高かった代表画面であり、サ
ムネイル画像A14,A16は、20:10:00乃至20:19:59
の10分間において、代表画面評価値の高かった代表画
面であり、サムネイル画像A23,A27は、20:20:00
乃至20:29:59の10分間において、代表画面評価値の高
かった代表画面であり、サムネイル画像A31,A35
は、20:30:00乃至20:39:59の10分間において、代表画
面評価値の高かった代表画面であり、サムネイル画像A
43,A46は、20:40:00乃至20:49:59の10分間にお
いて、代表画面評価値の高かった代表画面であり、サム
ネイル画像A51,A53は、20:50:00乃至20:59:59の
10分間において、代表画面評価値の高かった代表画面
である。
【0081】さらに、図9に示されたマルチウィンドウ
61において、ユーザにより、例えば、図8に示すよう
なリモートコマンダ80を用いて、ボタン82乃至86
が操作され、カーソル71を所定の位置(いまの場合、
サムネイル画像14,16を含むブロック)に合わせ、
実行ボタン87が押されると、システムコントローラ3
1は、ユーザからの指令により、指定された時間(いま
の場合、20:10:00乃至20:20:00)に録画されたタイトル
の代表画面を新たに生成、表示する。これにより、例え
ば、図10に示すようなマルチウィンドウ61が表示さ
れる。
【0082】図10の例においては、20:10:00乃至20:2
0:00の全体の表示時間(いまの場合、10分)が5分割
され、各2分間毎に、代表画面評価値の高かった2つの
インデックスがそれぞれ抽出され、10枚の代表画面が
生成、表示される。
【0083】図10のマルチウィンドウ61のサムネイ
ル画像A11,A12は、20:10:00乃至20:11:59の2分
間において、代表画面評価値の高かった代表画面であ
り、サムネイル画像A13,A14は、20:12:00乃至2
0:13:59の2分間において、代表画面評価値の高かった
代表画面であり、サムネイル画像A15,A16は、2
0:14:00乃至20:15:59の2分間において、代表画面評価
値の高かった代表画面であり、サムネイル画像A17,
A18は、20:16:00乃至20:17:59の2分間において、代
表画面評価値の高かった代表画面であり、サムネイル画
像A19,A20は、20:18:00乃至20:19:59の2分間に
おいて、代表画面評価値の高かった代表画面である。
【0084】なお、図10に示されたマルチウィンドウ
61において、ユーザにより、戻るボタン88(図8)
が押されると、図9のマルチウィンドウ61に戻ること
ができ、さらに、図9に示されたマルチウィンドウ61
において、ユーザにより、戻るボタン88が押される
と、図7のマルチウィンドウ61に戻ることができる。
【0085】このように、システムコントローラ31
は、ユーザにより指定された時間の中で、新たに代表画
面を生成、表示することができる。これにより、ユーザ
は、所望する時間のタイトルの内容を容易に把握するこ
とができる。
【0086】次に、インデックスを少なくとも1つ記録
している最小時間単位以下(すなわち、1分以下)の代
表画面の表示方法について、図11乃至図14を参照し
て説明する。図11は、システムコントローラ31が、
20:10:00乃至20:20:00の時間に録画されたタイトルの代
表画面を生成、表示する例を説明する図である。図11
の例においては、図10に示されたマルチウィンドウ6
1と同じであるため、その説明は省略する。
【0087】図11に示されたマルチウィンドウ61に
おいて、ユーザにより、図8に示すようなリモートコマ
ンダ80を用いて、ボタン82乃至86が操作され、カ
ーソル71を所定の位置(いまの場合、サムネイル画像
A13)に合わせ、実行ボタン87が押されると、シス
テムコントローラ31は、ユーザからの指令により、指
定された時間(いまの場合、20:13:00乃至20:14:00)に
録画されたタイトルの代表画面を新たに生成、表示す
る。これにより、例えば、図12に示すようなマルチウ
ィンドウ61が表示される。
【0088】図12の例においては、20:13:00乃至20:1
4:00の全体の表示時間(いまの場合、1分)が等分割
(例えば、12分割)され、各5秒間毎(150フレー
ム毎)に、その先頭フレームがそれぞれ抽出され、12
枚の代表画面が生成、表示される。
【0089】図12のマルチウィンドウ61のサムネイ
ル画像B1は、20:13:00:00乃至20:13:04:00の5秒間に
おける先頭フレームの代表画面であり、サムネイル画像
B2は、20:13:05:00乃至20:13:09:00の5秒間における
先頭フレームの代表画面である。同様に、サムネイル画
像B3乃至B12は、20:13:10:00乃至20:13:59:00の各
5秒間における、それぞれ先頭フレームの代表画面であ
る。なお、図12における、時、分、秒の次に表示され
ている数字は、フレーム数を示している。
【0090】図12に示されたマルチウィンドウ61に
おいて、ユーザにより、例えば、図8に示すようなリモ
ートコマンダ80を用いて、ボタン82乃至86が操作
され、カーソルを所定の位置(いまの場合、サムネイル
画像B7)に合わせ、実行ボタン87が押されると、シ
ステムコントローラ31は、ユーザからの指令により、
指定された時間(いまの場合、20:13:30:00乃至20:13:3
5:00)に録画されたタイトルの代表画面を新たに生成、
表示する。これにより、例えば、図13に示すようなマ
ルチウィンドウ61が表示される。
【0091】図13の例においては、20:13:30:00乃至2
0:13:35:00の全体の表示時間(いまの場合、5秒)が等
分割(例えば、10分割)され、各0.5秒間毎(15
フレーム毎)に、その先頭フレームがそれぞれ抽出さ
れ、10枚の代表画面が生成、表示される。
【0092】図13のマルチウィンドウ61のサムネイ
ル画像C1は、20:13:30:00乃至20:13:30:14の15フレ
ームにおける先頭フレームの代表画面であり、サムネイ
ル画像C2は、20:13:30:15乃至20:13:30:29の15フレ
ームにおける先頭フレームの代表画面である。同様に、
サムネイル画像C3乃至C10は、20:13:31:00乃至20:
13:34:29の15フレーム毎における、それぞれ先頭フレ
ームの代表画面である。
【0093】図13に示されたマルチウィンドウ61に
おいて、ユーザにより、例えば、図8に示すようなリモ
ートコマンダ80を用いて、ボタン82乃至86が操作
され、カーソルを所定の位置(いまの場合、サムネイル
画像C5)に合わせ、実行ボタン87が押されると、シ
ステムコントローラ31は、ユーザからの指令により、
その時間(いまの場合、20:13:32:00乃至20:13:32:14)
に録画されたタイトルの代表画面を新たに生成、表示す
る。これにより、例えば、図14に示すようなマルチウ
ィンドウ61が表示される。
【0094】図14の例においては、20:13:32:00乃至2
0:13:32:14の全体の表示時間(いまの場合、15フレー
ム)において、先頭から順番に、12個の各フレームの
代表画面が生成、表示される。
【0095】図14のマルチウィンドウ61のサムネイ
ル画像D1は、20:13:32:00のフレーム(20:13:32の第
0番目のフレーム)の代表画面であり、サムネイル画像
D2は、20:13:32:01のフレーム(20:13:32の第1番目
のフレーム)の代表画面である。同様に、サムネイル画
像D3乃至D12は、20:13:32:02乃至20:13:32:11の各
フレーム(20:13:32の第2乃至第11番目のフレーム)
の代表画面である。
【0096】なお、図14に示されている状態におい
て、ユーザにより、例えば、図8に示すようなリモート
コマンダ80を用いて、ボタン85が操作されると、サ
ムネイル画像D12より後の、20:13:32:12乃至20:13:3
2:14のフレーム(20:13:32の第12乃至第14番目のフ
レーム)の代表画面が生成、表示されるが、その説明は
省略する。
【0097】このように、フレーム毎に評価値を求めて
おくことにより、全体の表示時間が最小時間単位以下の
場合にも、全体の表示時間を等分割し、等分割された時
間毎に、その先頭のインデックスを抽出し、代表画面を
生成することができる。
【0098】また、複数のタイトルを統合した場合、全
体の表示時間を所定の数で分割し、その中から代表画面
を選定するのではなく、タイトル毎に分割し、その中か
ら代表画面を選定するようにしてもよい。この場合、統
合されたタイトルのつなぎ目の情報も記録媒体に記録さ
せる必要がある。なお、ランダムアクセスが可能な記録
媒体の場合、タイトルの統合が仮想編集として行われ、
そのつながりの情報が、編集時に記録媒体に記録される
ため、新たにつなぎ目を記録させる必要はない。この方
法は、例えば、ビデオカメラで記録された複数の短時間
の映像(画像)を統合させて、1つのタイトルとして保
存する場合などに有効である。
【0099】次に、図15のフローチャートを参照し
て、システムコントローラ31がハードディスクドライ
ブ18を制御して実行する代表画面表示処理について説
明する。
【0100】ステップS1において、システムコントロ
ーラ31は、ユーザより、タイトルの代表画面の表示が
指示されたのか否かを判定し、未だ、タイトルの代表画
面の表示が指示されていないと判定した場合、ステップ
S1において、ユーザによりタイトルの代表画面の表示
が指示されたと判定されるまで待機する。
【0101】そして、ステップS1において、タイトル
の代表画面の表示が指示されたと判定された場合、ステ
ップS2に進み、システムコントローラ31は、ユーザ
からの指令に基づいて、ホストバス32、バッファコン
トローラ17を介してハードディスクドライブ18にア
クセスし、そこに記録されている、ユーザにより指定さ
れたタイトルの画像データを読み出す。
【0102】ステップS3において、システムコントロ
ーラ31は、ステップS2の処理で読み出されたタイト
ルの全体の表示時間がインデックスの最小時間単位以
上、すなわち、この例の場合、全体の表示時間が1分以
上あるのか否かを判定し、読み出されたタイトルの全体
の表示時間が最小時間単位以上あると判定した場合、ス
テップS4に進み、システムコントローラ31は、読み
出されたタイトルの全体の表示時間を6分割する。図4
の例では、全体の表示時間が60分であるため、タイト
ルは、10分毎に分割される。
【0103】ステップS5において、システムコントロ
ーラ31は、ステップS4の処理で6分割された時間毎
(いまの場合、10分毎)に、それぞれ代表画面評価値
の高かった2つのインデックス番号を抽出する。
【0104】図4の例では、20:00:00乃至20:09:59の1
0分間において、代表画面評価値の高かったインデック
ス番号1,8が抽出され、20:10:00乃至20:19:59の10
分間において、代表画面評価値の高かったインデックス
番号14,16が抽出され、20:20:00乃至20:29:59の1
0分間において、代表画面評価値の高かったインデック
ス番号23,27が抽出され、20:30:00乃至20:39:59の
10分間において、代表画面評価値の高かったインデッ
クス番号31,35が抽出され、20:40:00乃至20:49:59
の10分間において、代表画面評価値の高かったインデ
ックス番号43,46が抽出され、20:50:00乃至20:59:
59の10分間において、代表画面評価値の高かったイン
デックス番号51,53が抽出される。
【0105】また、ステップS3において、ステップS
2の処理で読み出されたタイトルの全体の表示時間が最
小時間単位以上ではない、すなわち、タイトルの全体の
表示時間が1分より短いと判定された場合、ステップS
6に進み、システムコントローラ31は、ステップS2
の処理で読み出されたタイトルの全体の表示時間を等分
割する。図13の例では、全体の表示時間が5秒である
ため、タイトルは、15フレーム(0.5秒)毎に等分
割される。
【0106】ステップS7において、システムコントロ
ーラ31は、ステップS6の処理で等分割された時間毎
に、それぞれ先頭フレームを抽出する。
【0107】図13の例では、20:13:30:00の時刻のフ
レーム、20:13:30:15の時刻のフレーム、20:13:31:00の
時刻のフレーム、20:13:31:15の時刻のフレーム、20:1
3:32:00の時刻のフレーム、20:13:32:15の時刻のフレー
ム、20:13:33:00の時刻のフレーム、20:13:33:15の時刻
のフレーム、20:13:34:00の時刻のフレーム、20:13:34:
15の時刻のフレームが抽出される。
【0108】ステップS8において、システムコントロ
ーラ31は、ステップS5の処理を経て進んできた場
合、ステップS5で抽出されたインデックス番号に対応
するフレームをマルチプレクス/デマルチプレクス14
でデマルチプレクス処理させ、MPEG AVデコーダ19に
供給させる。そして、MPEG AVデコーダ19は、供給さ
れたデータを、MPEG方式でデコード処理し、画像データ
をポスト映像信号処理回路20に供給する。ポスト映像
信号処理回路20は、供給された画像データの代表画面
を生成し、複数の代表画面を縮小して1つのウィンドウ
に貼りつける。
【0109】また、ステップS8において、システムコ
ントローラ31は、ステップS7の処理を経て進んでき
た場合、ステップS7で抽出されたフレームをマルチプ
レクス/デマルチプレクス14でデマルチプレクス処理
させた後、MPEG AVデコーダ19でMPEG方式でデコード
処理させ、画像データをポスト映像信号処理回路20に
供給させる。そして、ポスト映像信号処理回路20は、
供給された画像データの代表画面を生成し、複数の代表
画面を縮小して1つのウィンドウに貼りつける。
【0110】図4の例では、サムネイル画像A1,A
8,A14,A16,A23,A27,A31,A3
5,A43,A46,A51、およびA53が生成さ
れ、図13の例では、サムネイル画像C1乃至C10が
生成される。
【0111】ステップS9において、システムコントロ
ーラ31は、オンスクリーンディスプレイ回路21を制
御し、ステップS8の処理で生成された代表画面(マル
チ画面)に重畳表示するテキスト等の画像データを生成
させ、マルチ画面の画像データに重畳させ、NTSCエンコ
ーダ22に出力させる。NTSCエンコーダ22は、供給さ
れた画像データに対して所定の処理を施し、外部ビデオ
出力端子23−1,23−2を介してそれぞれ外部装置
に供給し、そこに接続されているモニタに代表画面を出
力、表示させる。これにより、例えば、図4または図1
3に示すようなマルチウィンドウ61が表示される。
【0112】以上においては、全体の表示時間を6分割
し、分割された時間の中から代表画面評価値の高かった
インデックスに対応する画像データの代表画面を生成す
るようにしたが、分割する数および表示枚数は、ユーザ
が任意に設定してもよい。
【0113】上述した一連の処理は、ハードウエアによ
り実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより
実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば
汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からイ
ンストールされる。
【0114】この記録媒体は、図1に示すように、コン
ピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するため
に配布される、プログラムが記録されている磁気ディス
ク41(フロッピディスクを含む)、光ディスク42
(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digita
l Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク43(MD
(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリ44な
どよりなるパッケージメディアにより構成されるだけで
なく、コンピュータに予め組み込まれた状態でユーザに
提供される、プログラムが記録されているROM33や、
ハードディスクドライブ18に含まれるハードディスク
などで構成される。
【0115】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0116】
【発明の効果】以上のように、本発明の画像記録再生装
置、画像記録再生方法、および記録媒体に記録されてい
るプログラムによれば、入力された画像信号の代表画面
評価値を第1の時間毎に算出し、算出された代表画面評
価値を、画像信号とともに記憶媒体に記憶し、記憶され
た代表画面評価値の最大値に対応する画像信号を、第2
の時間毎に抽出し、抽出された画像信号を縮小して代表
画面を生成し、少なくとも1以上の代表画面を貼付した
代表画面一覧を表示するようにしたので、タイトルを分
割または統合した場合にも、最適な代表画面を表示する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したハードディスクレコーダの構
成例を示すブロック図である。
【図2】図1のハードディスクレコーダのビデオ系の詳
細な構成例を示すブロック図である。
【図3】一番高い評価値をインデックスとして生成する
処理を説明する図である。
【図4】マルチ画面の表示例を説明する図である。
【図5】他のマルチ画面の表示例を説明する図である。
【図6】一番高い評価値をインデックスとして生成する
処理を説明する図である。
【図7】マルチ画面の表示例を説明する図である。
【図8】リモートコマンダを説明する図である。
【図9】マルチ画面の表示例を説明する図である。
【図10】他のマルチ画面の表示例を説明する図であ
る。
【図11】他のマルチ画面の表示例を説明する図であ
る。
【図12】他のマルチ画面の表示例を説明する図であ
る。
【図13】他のマルチ画面の表示例を説明する図であ
る。
【図14】他のマルチ画面の表示例を説明する図であ
る。
【図15】代表画面表示処理を説明するフローチャート
である。
【符号の説明】
12 プリ映像信号処理回路, 13 MPEGビデオエン
コーダ, 14 マルチプレクサ/デマルチプレクサ,
17 バッファコントローラ, 18 ハードディス
クドライブ, 19 MPEG AVデコーダ, 20 ポス
ト映像信号処理回路, 21 オンスクリーンディスプ
レイ回路, 31 システムコントローラ, 32 ホ
ストバス, 33 ROM, 34 RAM, 35 入出力
インタフェース, 36 ドライブ, 37 入力部,
41 磁気ディスク, 42光ディスク, 43 光
磁気ディスク, 44 半導体メモリ, 61 マルチ
ウィンドウ, 71 カーソル, 80 リモートコマ
ンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/765 H04N 5/781 510G 5/781 510L 5/85 5/91 N 5/91 G11B 27/02 K (72)発明者 水藤 太郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 冨田 真巳 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 宮田 勝成 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C025 AA25 BA14 BA25 BA27 BA28 CA03 CB03 CB08 5C052 AA01 AB03 AB04 AC08 CC04 CC06 CC11 DD04 5C053 FA07 FA23 GB10 GB37 HA29 JA16 JA22 KA07 KA24 LA04 LA11 5D077 AA22 BA12 BA15 HA07 HC05 HC17 HD02 5D110 AA13 AA29 BB20 BC15 CA05 CA07 CA43 CA44 CA45 CB06 CB07 CC06 CF36 DA19 DA20 DB02 DC02 EA08 EA17

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像信号の評価値をフレーム
    毎に求め、前記評価値の最大値を代表画面評価値とし
    て、第1の時間毎に算出する算出手段と、 前記算出手段により算出された前記代表画面評価値を、
    前記画像信号とともに記憶媒体に記憶させる記憶手段
    と、 前記記憶手段により記憶された前記代表画面評価値の最
    大値に対応する前記画像信号を、第2の時間毎に抽出す
    る抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された前記画像信号を縮小して
    代表画面を生成する生成手段と、 前記生成手段により生成された少なくとも1以上の前記
    代表画面を貼付した代表画面一覧の表示を制御する表示
    制御手段とを備えることを特徴とする画像記録再生装
    置。
  2. 【請求項2】 前記算出手段が算出した前記代表画面評
    価値に基づいて、前記画像信号に対応したインデックス
    を作成する作成手段をさらに備えることを特徴とする請
    求項1に記載の画像記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記抽出手段は、前記画像信号の全体の
    表示時間を、所定の数に分割し、その分割された時間毎
    に少なくとも1以上の前記インデックスを選択し、前記
    インデックスの付いた前記画像信号を抽出することを特
    徴とする請求項2に記載の画像記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記画像信号が複数に分割された場合、
    前記抽出手段は、その分割された前記画像信号の全体の
    表示時間を、所定の数に分割し、その分割された時間毎
    に少なくとも1以上の前記インデックスを選択し、前記
    インデックスの付いた前記画像信号を抽出することを特
    徴とする請求項2に記載の画像記録再生装置。
  5. 【請求項5】 複数の前記画像信号が統合された場合、
    前記抽出手段は、その統合された複数の前記画像信号の
    全体の表示時間を、所定の数またはタイトル毎に分割
    し、その分割された時間毎に少なくとも1以上の前記イ
    ンデックスを選択し、前記インデックスの付いた前記画
    像信号を抽出することを特徴とする請求項2に記載の画
    像記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記抽出手段は、前記画像信号の全体の
    表示時間のうち、所定の時間が指定された場合、指定さ
    れた時間を、所定の数に分割し、その分割された時間毎
    に少なくとも1以上の前記インデックスを選択し、前記
    インデックスの付いた前記画像信号を抽出することを特
    徴とする請求項2に記載の画像記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記画像信号の全体の表示時間が前記イ
    ンデックスの最小時間単位以下である場合、前記抽出手
    段は、前記画像信号の全体の表示時間を、等分割し、そ
    の分割された時間毎に少なくとも1以上の前記インデッ
    クスを選択し、前記インデックスの付いた前記画像信号
    を抽出することを特徴とする請求項2に記載の画像記録
    再生装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶媒体は、ハードディスクである
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 入力された画像信号の評価値をフレーム
    毎に求め、前記評価値の最大値を代表画面評価値とし
    て、第1の時間毎に算出する算出ステップと、 前記算出ステップの処理で算出された前記代表画面評価
    値を、前記画像信号とともに記憶させるように記憶媒体
    の記憶を制御する記憶制御ステップと、 前記記憶制御ステップの処理で記憶が制御された前記代
    表画面評価値の最大値に対応する前記画像信号を、第2
    の時間毎に抽出する抽出ステップと、 前記抽出ステップの処理で抽出された前記画像信号を縮
    小して代表画面を生成する生成ステップと、 前記生成ステップの処理で生成された少なくとも1以上
    の前記代表画面を貼付した代表画面一覧の表示を制御す
    る表示制御ステップとを含むことを特徴とする画像記録
    再生方法。
  10. 【請求項10】 入力された画像信号の評価値をフレー
    ム毎に求め、前記評価値の最大値を代表画面評価値とし
    て、第1の時間毎に算出する算出ステップと、 前記算出ステップの処理で算出された前記代表画面評価
    値を、前記画像信号とともに記憶させるように記憶媒体
    の記憶を制御する記憶制御ステップと、 前記記憶制御ステップの処理で記憶が制御された前記代
    表画面評価値の最大値に対応する前記画像信号を、第2
    の時間毎に抽出する抽出ステップと、 前記抽出ステップの処理で抽出された前記画像信号を縮
    小して代表画面を生成する生成ステップと、 前記生成ステップの処理で生成された少なくとも1以上
    の前記代表画面を貼付した代表画面一覧の表示を制御す
    る表示制御ステップとを含むことを特徴とするコンピュ
    ータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録
    媒体。
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