JPH11353859A - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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JPH11353859A
JPH11353859A JP10154633A JP15463398A JPH11353859A JP H11353859 A JPH11353859 A JP H11353859A JP 10154633 A JP10154633 A JP 10154633A JP 15463398 A JP15463398 A JP 15463398A JP H11353859 A JPH11353859 A JP H11353859A
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妙 大輪
Koji Maruyama
晃司 丸山
Toshihiko Kaneshige
敏彦 兼重
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Toshiba AVE Co Ltd
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、副映像データの表示期間や表示量
等を制御可能として、ユーザのニーズに対応した便利で
実用的な副映像表示を行なうことができるようにした情
報再生装置を提供することを目的としている。 【解決手段】主映像データと、この主映像データに関連
する複数の副映像データと、この複数の副映像データそ
れぞれの表示期間を規定する制御データとが記録された
記録媒体を再生する情報再生装置において、副映像デー
タを、制御データで規定された表示期間を延長して表示
可能としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばDVD等
の光ディスクのように主映像データと副映像データとが
記録された記録媒体を再生する情報再生装置に係り、特
にその副映像データの再生処理を改良したものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近年では、例えば音声用
のCD(Compact Disk)と同じ直径12cmの光ディス
クに、音声データだけでなく映像データも圧縮して記録
することができるようになっている。この種の光ディス
クとしては、例えばCD−ROM(Read Only Memory)
等が、教育用からカラオケ用に至るまで、幅広い分野に
渡って普及している。
【0003】また、近時では、CDと同径の光ディスク
に、約2時間分の映画に対応する量の主映像データと、
8種類の音声データと32種類の字幕等を表わす副映像
データとを記録した、DVD−ROM等が開発されてい
る。そして、現在では、映像データに対して国際規格化
したMPEG(Moving Picture Image Coding Experts
Group )2圧縮方式を使用し、音声データに対してAC
−3圧縮方式を採用した、DVD規格も提案されてい
る。
【0004】このDVD規格は、MPEG2システムレ
イヤにしたがって、主映像圧縮方式にMPEG2を使用
するとともに、音声圧縮方式としてAC−3方式とMP
EG方式とをサポートし、さらに、字幕用としてビット
マップデータをランレングス圧縮してなる副映像データ
と、早送りや早戻し等の特殊再生用のコントロールデー
タ(ナビゲーションパック)とを追加した構成となって
いる。
【0005】また、このDVD規格では、例えばパーソ
ナルコンピュータ等でもデータを読むことができるよう
に、ISO(International Organization for Standar
dization)9660と、マイクロUDF(Universal Di
sk Format )とをサポートしている。
【0006】一方、現在では、上記したDVD−ROM
のように再生専用の光ディスクだけでなく、例えばDV
D−RAM(Random Access Memory)等のように、デー
タの書き込みや書き替えを行なうことが可能な光ディス
クも開発されてきている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に、主映像データ,音声データ及び副映像データが記録
された光ディスクを再生する場合、副映像データの表示
に関しては、その表示期間や同時刻における表示量等
が、予め光ディスクに記録されている管理情報によって
決められているため、ユーザにとって不便な点が多いと
いう問題が生じている。
【0008】例えば、副映像で作成した字幕を含む映画
を再生して見る際に、字幕の表示期間が予め決まってい
るために、字幕を読み終わらないうちに字幕が消えてし
まうことがよくある。これは、視力が低い人や遠くから
画面を見ている人にとって、深刻な問題となっている。
【0009】また、同時刻における字幕の表示量も予め
決まっているために、前のシーンの字幕を現在のシーン
の字幕にならべて同時表示することや、同時に複数のチ
ャンネル(例えば言語等)の字幕をならべて表示するこ
ともできず、実用上不便な点が多いものである。
【0010】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、副映像データの表示期間や表示量等を制
御可能として、ユーザのニーズに対応した便利で実用的
な副映像表示を行なうことができるようにした極めて良
好な情報再生装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る情報再生
装置は、主映像データと、この主映像データに関連する
複数の副映像データと、この複数の副映像データそれぞ
れの表示期間を規定する制御データとが記録された記録
媒体を再生するものを対象としている。そして、副映像
データを、制御データで規定された表示期間を延長して
表示可能とするようにしたものである。
【0012】また、この発明に係る情報再生装置は、上
記の対象において、制御データで規定された表示期間内
にある副映像データとともに、制御データで規定された
表示期間内にない副映像データを、同時に表示可能とす
るようにしたものである。
【0013】さらに、この発明に係る情報再生装置は、
主映像データと、この主映像データに関連する複数チャ
ンネル分の副映像データと、この複数チャンネル分の副
映像データそれぞれの表示期間を規定する制御データと
が記録された記録媒体を再生するものを対象としてい
る。そして、制御データで規定された表示期間内にある
複数チャンネル分の副映像データを、同時に表示可能と
するようにしたものである。
【0014】上記のような構成によれば、副映像データ
の表示期間や表示量等を制御可能としたので、ユーザの
ニーズに対応した便利で実用的な副映像表示を行なうこ
とができるようになる。
【0015】また、この発明に係る情報再生装置は、主
映像データと、この主映像データに関連する複数の副映
像データと、この複数の副映像データそれぞれの表示期
間を規定する制御データとが記録された記録媒体を再生
するものにおいて、再生された主映像データを表示する
表示機器のリモートコントローラに、副映像を表示する
表示手段を設けるようにしたので、より一層ユーザが副
映像を見易くなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の第1の実施の形
態について図面を参照して詳細に説明する。すなわち、
図1は、主映像データ,音声データ及び副映像データの
書き替えが可能な光ディスク11に対して、データの書
き込み及び読み出しを行なうための記録再生装置を示し
ている。
【0017】この記録再生装置は、主として、光ディス
ク11を回転駆動し、この光ディスク11に対して情報
の書き込みや読み出しを行なうディスクドライブ部12
と、録画側を構成するエンコーダ部13と、再生側を構
成するデコーダ部14と、装置本体の動作を制御するM
PU(Microprocessing Unit)部15とから構成されて
いる。
【0018】このうち、エンコーダ部13は、A/D
(Analogue/Digital)変換部16と、ビデオエンコード
部17と、オーディオエンコード部18と、SP(Sub
Picture )エンコード部19と、フォーマッタ部20
と、バッファメモリ部21とを備えている。
【0019】A/D変換部16には、A/V(Audio/Vi
deo )入力部22からの外部アナログビデオ信号+外部
アナログオーディオ信号、あるいはTV(Television)
チューナ部23からのアナログTV信号+アナログオー
ディオ信号が入力される。このA/D変換部16は、入
力されたアナログビデオ信号を、例えばサンプリング周
波数13.8MHz、量子化ビット数8ビツトでデジタ
ル化する。すなわち、輝度成分Yと色差信号Cr(また
はY−R)と色差信号Cb(またはY−B)とが、それ
ぞれ8ビットで量子化される。
【0020】同様に、A/D変換部16は、入力された
アナログオーディオ信号を、例えばサンプリング周波数
48MHz、量子化ビット数16ビットでデジタル化す
る。なお、A/D変換部16にアナログビデオ信号及び
デジタルオーディオ信号が入力されるときは、A/D変
換部16は、デジタルオーディオ信号をスルーパスさせ
る。この場合、デジタルオーディオ信号の内容は改変せ
ず、デジタル信号に付随するジッタだけを低減させる処
理、あるいはサンプリングレートや量子化ビット数を変
更する処理等は行なっても良い。
【0021】一方、A/D変換部16にデジタルビデオ
信号及びデジタルオーディオ信号が入力されるときは、
A/D変換部16は、デジタルビデオ信号及びデジタル
オーディオ信号をスルーパスさせる。これらのデジタル
信号に対しても、内容は改変することなく、ジッタ低減
処理やサンプリングレート変更処理等は行なっても良
い。
【0022】A/D変換部16からのデジタルビデオ信
号成分は、ビデオエンコード部17を介してフォーマッ
タ部20に送られる。また、A/D変換部16からのデ
ジタルオーディオ信号成分は、オーディオエンコード部
18を介してフォーマッタ部20に送られる。
【0023】ビデオエンコード部17は、入力されたデ
ジタルビデオ信号を、MPEG2またはMPEG1規格
に基づき、可変ビットレートで圧縮されたデジタル信号
に変換する機能を持つ。また、オーディオエンコード部
18は、入力されたデジタルオーディオ信号を、MPE
GまたはAC−3規格に基づき、固定ビットレートで圧
縮されたデジタル信号[またはリニアPCM(Pulse Co
de Modulation )のデジタル信号]に変換する機能を持
つ。
【0024】映像情報がA/V入力部22から入力され
た場合(例えば副映像信号の独立出力端子付DVDビデ
オプレーヤからの信号)、あるいはこのようなデータ構
造のDVDビデオ信号が放送されそれがTVチューナ部
23で受信された場合は、DVDビデオ信号中の副映像
信号成分が、SPエンコード部19に入力される。SP
エンコード部19に入力された副映像データは、所定の
信号形態にアレンジされて、フォーマッタ部20に送ら
れる。
【0025】フォーマッタ部20は、バッファメモリ部
21をワークエリアとして使用しながら、入力されたビ
デオ信号、オーディオ信号、副映像信号等に対して所定
の信号処理を行ない、所定のファイル構造に合致した記
録データを生成して、データプロセッサ部24に出力す
る。
【0026】ここで、上記ディスクドライブ部12に
は、データプロセッサ部24と、ディスクチェンジャ部
25と、一時記憶部26と、STC(System Time Cloc
k )部27とが接続されている。
【0027】データプロセッサ部24は、MPU部15
の制御に基づいて、エンコーダ部13からのDVD記録
データをディスクドライブ部12を介して光ディスク1
1に記録させたり、光ディスク11に記録されたデータ
をディスクドライブ部12を介して読み取り上記デコー
ダ部14に出力している。また、データプロセッサ部2
4は、光ディスク11に記録された管理情報の書き替え
や、記録データの削除等も行なう。
【0028】デコーダ部14は、データプロセッサ部2
4からのデータを主映像と副映像とオーディオ成分とに
分離する分離部28と、分離部28で分離された主映像
データをデコードするビデオデコード部29と、分離部
28で分離された副映像データをデコードするSPデコ
ード部30と、分離部28で分離されたオーディオデー
タをデコードするオーディオデコード部31と、ビデオ
デコード部29からの主映像データにSPデコード部3
0からの副映像データを適宜合成するビデオプロセッサ
部32と、このビデオプロセッサ部32からのデジタル
ビデオ出力をアナログビデオ信号に変換するD/A(Di
gital/Analogue)変換部33と、オーディオデコード部
31からのデジタルオーディオ出力をアナログオーディ
オ信号に変換するD/A変換部34とを備えている。
【0029】そして、D/A変換部33からのアナログ
ビデオ信号及びD/A変換部34からのアナログオーデ
ィオ信号は、A/V出力部35を介して図示しない外部
コンポーネント(2チャンネル〜6チャンネルのマルチ
チャンネルステレオ装置+モニタTVまたはプロジェク
タ)に供給される。
【0030】上記MPU部15は、STC部27からの
時間データに基づいて、ディスクドライブ部12、エン
コーダ部13、デコーダ部14、データプロセッサ部2
4及びディスクチェンジャ部25を制御している。この
MPU部15の制御結果のうち、ユーザに通知すべき内
容は、表示部36に表示される。
【0031】ここで、上記デコーダ部14において、分
離部28で分離されて、SPデコード部30に転送され
る副映像データは、図2に示すようなデータ構成となっ
ている。すなわち、副映像データは、ある時刻内にデコ
ードされるデータ群がユニットという単位で構成されて
おり、各ユニットの先頭には、そのユニットの副映像デ
ータをデコードさせる時刻を示すタイムスタンプPTS
が付されている。
【0032】以下、図3に示すフローチャートを参照し
て、副映像データの表示動作の一例について説明する。
まず、開始(ステップS1)されると、MPU部15
は、ステップS2で、図示しないタイマにより計測され
た再生時間と、タイムスタンプPTSとの関係により、
SPデコード部30にデコードさせるユニットを決定す
る。この場合、デコードするユニットを先頭からN番目
のユニットNとする。
【0033】すると、MPU部15は、ステップS3
で、ユニットNの表示開始時刻を過ぎているか否かを判
別し、過ぎていると判断された場合(YES)、ステッ
プS4で、ユニットNの表示終了時刻を過ぎているか否
かを判別する。そして、ユニットNの表示終了時刻を過
ぎていないと判断された場合(NO)、MPU部15
は、ステップS5で、ユニットNの表示を実行する。
【0034】また、ステップS4でユニットNの表示終
了時刻を過ぎていると判断された場合(YES)、MP
U部15は、ステップS6で、次に表示すべきユニット
N+1のデコード開始時刻を過ぎているか否かを判別
し、過ぎていないと判断された場合(NO)、ステップ
S5によりそのままユニットNの表示を実行する。
【0035】そして、ステップS6で次に表示すべきユ
ニットN+1のデコード開始時刻を過ぎていると判断さ
れた場合(YES)、MPU部15は、ステップS7
で、ユニットNの表示を消すように動作する。
【0036】上記した表示動作によれば、ユニットNの
表示終了時刻を過ぎても、次に表示すべきユニットN+
1のデコード開始時刻に達するまでは、ユニットNを継
続して表示させるようにしたので、例えば字幕の表示期
間を延長することが可能となり、ユーザが字幕を読みや
すくなる。
【0037】図4に示すフローチャートは、副映像デー
タの表示動作の他の例について説明している。すなわ
ち、この図4に示す表示例では、同時刻に最大K個まで
のユニットを、互いの表示位置が重ならないように同一
画面内にならべて同時表示することについて説明してい
る。この場合、現在表示されているユニットから過去に
表示されたユニットにさかのぼって最大K個のユニット
が同時表示される。
【0038】まず、開始(ステップS8)されると、M
PU部15は、ステップS9で、図示しないタイマによ
り計測された再生時間と、タイムスタンプPTSとの関
係により、SPデコード部30にデコードさせるユニッ
トを決定する。この場合、デコードするユニットを先頭
からN番目のユニットNとする。
【0039】すると、MPU部15は、ステップS10
で、Nが0であるか否か、つまり、デコードするユニッ
トが先頭(0番目)のユニットであるか否かを判別し、
Nが0であると判断された場合(YES)、ステップS
11で、その先頭ユニットを通常通り表示させる。
【0040】また、ステップS10でNが0でない、つ
まり、デコードするユニットが先頭のユニットでないと
判断された場合(NO)、MPU部15は、ステップS
12で、N−K<M≦Nなる式を満たすM番目となり得
るユニットを全て検出する。例えば、K=3に設定され
ていれば、N番目のユニットと、N−1番目のユニット
と、N−2番目のユニットとの、3つのユニットが検出
される。
【0041】そして、MPU部15は、ステップS13
で、検出されたM番目となる全てのユニットに対して、
その表示エリアが互いに重ならないように設定し、ステ
ップS14で、M番目となる全てのユニットを同時表示
させる。
【0042】図5(a)〜(f)は、ユニットが字幕を
構成する場合を例にして、図4で説明した表示動作を具
体的に示している。すなわち、図5(a)では、0番目
のユニットによる「車がみえますか?」という字幕のみ
が表示されている。
【0043】次に、図5(b)では、0番目のユニット
による字幕を表示させたまま、次の1番目のユニットに
よる「どこですか?」という字幕を表示させている。こ
の場合、過去の字幕は、その表示エリアが画面上で上に
ずれ、最新の字幕が一番下の表示エリアに表示される。
【0044】次に、図5(c)では、0番目と1番目の
ユニットによる字幕をそれぞれ表示させたまま、次の2
番目のユニットによる「赤い屋根の家の前です。」とい
う字幕を表示させている。この場合、過去の字幕は、古
い方が上になるように、それらの表示エリアが画面上で
上にずれ、最新の字幕が一番下の表示エリアに表示され
る。
【0045】そして、図5(d)では、0番目のユニッ
トによる字幕が消され、1番目と2番目のユニットによ
る字幕をそれぞれ表示させたまま、次の3番目のユニッ
トによる「はい、見えました。」という字幕を表示させ
ている。以下、同様にして、連続する3つのユニットに
よる字幕が順次表示されるようになる。
【0046】この場合、3つのユニットによる字幕は、
それぞれ色を異ならせて表示することができる。特に、
最新のユニットによる字幕を、過去の2つのユニットに
よる字幕に対して色を異ならせて表示すれば、効果的で
ある。また、3つのユニットによる字幕を、古いものほ
ど順次薄く表示されるように、主映像とのコントラスト
比を設定することもできる。
【0047】図6に示すフローチャートは、副映像デー
タの表示動作のさらに他の例について説明している。す
なわち、この図6に示す表示例では、同時刻に最大K個
までの異なるチャンネル(例えば言語等)のユニット
を、互いの表示位置が重ならないように同一画面内にな
らべて同時表示することについて説明している。
【0048】まず、開始(ステップS15)されると、
MPU部15は、ステップS16で、複数チャンネルの
表示モードが要求されたか否かを判別し、要求されない
と判断された場合(NO)、ステップS17で、予め設
定されたまたはユーザが選択した1チャンネル分の副映
像データをデコード処理し、ステップS18で、表示す
る。
【0049】また、ステップS16で、複数チャンネル
表示モードであると判断された場合(YES)、MPU
部15は、ステップS19で、ユーザの希望する表示チ
ャンネル数LがL≦Kの範囲内に入っているか否かを判
別し、入っていないと判断された場合(NO)、ステッ
プS17の処理に移行される。
【0050】一方、ステップS19で、ユーザの希望す
る表示チャンネル数LがL≦Kの範囲内に入っていると
判断された場合(YES)、MPU部15は、ステップ
S20で、Lチャンネル分の副映像に対してそれらの表
示エリアが互いに重ならないように設定し、ステップS
21で、Lチャンネル分の副映像データをデコード処理
し、ステップS22で、同時表示する。
【0051】図7は、日本語の字幕と英語の字幕を構成
する2チャンネル分の副映像データを、同時刻に同一画
面上にならべて同時表示させた例を示している。この場
合、言語によって色及びコントラストを変えて表示する
こともできる。
【0052】次に、図8は、この発明の第2の実施の形
態を示すもので、図1と同一部分には同一符号を付して
示している。すなわち、上記デコーダ部14には、分離
部28で分離された副映像データを送信する送信部37
が設置されている。この送信部37で送信された副映像
データは、A/V出力部35からの出力ビデオ信号を表
示するモニタTVのリモートコントローラ38に受信さ
れる。
【0053】このリモートコントローラ38は、受信し
た副映像データをデコード処理するSPデコード部39
と、このSPデコード部39でデコード処理された副映
像データを表示する表示部40とを備えている。このた
め、図9に示すように、モニタTV41の画面上には字
幕が表示されず、ユーザの手元にあるリモートコントロ
ーラ38の表示部40に字幕を表示させることができる
ので、ユーザが字幕を読みやすくなる。
【0054】この場合、デコーダ部14のSPデコード
部30から出力されるデコード処理後の副映像データ
を、送信部37を介してリモートコントローラ38に送
出するように構成してもよい。このようにすれば、リモ
ートコントローラ38にSPデコード部39を設ける必
要がなくなるので、構成を簡易化することができる。な
お、この発明は上記した各実施の形態に限定されるもの
ではなく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施することができる。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
副映像データの表示期間や表示量等を制御可能として、
ユーザのニーズに対応した便利で実用的な副映像表示を
行なうことができるようにした極めて良好な情報再生装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る情報再生装置の第1の実施の形
態を示すブロック構成図。
【図2】副映像データのデータ構成を説明するために示
す図。
【図3】同第1の実施の形態における副映像の表示動作
の一例を説明するために示すフローチャート。
【図4】同第1の実施の形態における副映像の表示動作
の他の例を説明するために示すフローチャート。
【図5】図4に示した副映像の表示動作を具体的に説明
するために示す図。
【図6】同第1の実施の形態における副映像の表示動作
のさらに他の例を説明するために示すフローチャート。
【図7】図6に示した副映像の表示動作を具体的に説明
するために示す図。
【図8】この発明に係る情報再生装置の第2の実施の形
態を示すブロック構成図。
【図9】同第2の実施の形態における副映像の表示動作
を具体的に説明するために示す図。
【符号の説明】
11…光ディスク、 12…ディスクドライブ部、 13…エンコーダ部、 14…デコーダ部、 15…MPU部、 16…A/D変換部、 17…ビデオエンコード部、 18…オーディオエンコード部、 19…SPエンコード部、 20…フォーマッタ部、 21…バッファメモリ部、 22…A/V入力部、 23…TVチューナ部、 24…データプロセッサ部、 25…ディスクチェンジャ部、 26…一時記憶部、 27…STC部、 28…分離部、 29…ビデオデコード部、 30…SPデコード部、 31…オーディオデコード部、 32…ビデオプロセッサ部、 33,34…D/A変換部、 35…A/V出力部、 36…表示部、 37…送信部、 38…リモートコントローラ、 39…SPデコード部、 40…表示部、 41…モニタTV。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 兼重 敏彦 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主映像データと、この主映像データに関
    連する複数の副映像データと、この複数の副映像データ
    それぞれの表示期間を規定する制御データとが記録され
    た記録媒体を再生する情報再生装置において、 前記副映像データを、前記制御データで規定された表示
    期間を延長して表示可能としたことを特徴とする情報再
    生装置。
  2. 【請求項2】 前記副映像データの表示期間は、次の副
    映像データの表示期間になるまで延長可能であることを
    特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
  3. 【請求項3】 主映像データと、この主映像データに関
    連する複数の副映像データと、この複数の副映像データ
    それぞれの表示期間を規定する制御データとが記録され
    た記録媒体を再生する情報再生装置において、 前記制御データで規定された表示期間内にある副映像デ
    ータとともに、前記制御データで規定された表示期間内
    にない副映像データを、同時に表示可能としたことを特
    徴とする情報再生装置。
  4. 【請求項4】 前記制御データで規定された表示期間内
    にある副映像データと、前記制御データで規定された表
    示期間内にない副映像データとは、互いに異なる領域に
    表示されることを特徴とする請求項3記載の情報再生装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御データで規定された表示期間内
    にある副映像データと、前記制御データで規定された表
    示期間内にない副映像データとは、互いに異なる色で表
    示されることを特徴とする請求項3記載の情報再生装
    置。
  6. 【請求項6】 前記制御データで規定された表示期間内
    にある副映像データと、前記制御データで規定された表
    示期間内にない副映像データとは、主画像に対して互い
    に異なるコントラスト比で表示されることを特徴とする
    請求項3記載の情報再生装置。
  7. 【請求項7】 主映像データと、この主映像データに関
    連する複数チャンネル分の副映像データと、この複数チ
    ャンネル分の副映像データそれぞれの表示期間を規定す
    る制御データとが記録された記録媒体を再生する情報再
    生装置において、 前記制御データで規定された表示期間内にある複数チャ
    ンネル分の副映像データを、同時に表示可能としたこと
    を特徴とする情報再生装置。
  8. 【請求項8】 前記制御データで規定された表示期間内
    にある複数チャンネル分の副映像データは、互いに異な
    る領域に表示されることを特徴とする請求項7記載の情
    報再生装置。
  9. 【請求項9】 前記制御データで規定された表示期間内
    にある複数チャンネル分の副映像データは、互いに異な
    る色で表示されることを特徴とする請求項7記載の情報
    再生装置。
  10. 【請求項10】 前記制御データで規定された表示期間
    内にある複数チャンネル分の副映像データ主画像に対し
    て互いに異なるコントラスト比で表示されることを特徴
    とする請求項7記載の情報再生装置。
  11. 【請求項11】 主映像データと、この主映像データに
    関連する複数の副映像データと、この複数の副映像デー
    タそれぞれの表示期間を規定する制御データとが記録さ
    れた記録媒体を再生する情報再生装置において、 前記再生された主映像データを表示する表示機器のリモ
    ートコントローラに、副映像を表示する表示手段を設け
    たことを特徴とする情報再生装置。
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