JP2000036940A - コンピュータシステムおよびデコーダ装置 - Google Patents

コンピュータシステムおよびデコーダ装置

Info

Publication number
JP2000036940A
JP2000036940A JP10203694A JP20369498A JP2000036940A JP 2000036940 A JP2000036940 A JP 2000036940A JP 10203694 A JP10203694 A JP 10203694A JP 20369498 A JP20369498 A JP 20369498A JP 2000036940 A JP2000036940 A JP 2000036940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
video
decoder
closed caption
dvd
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10203694A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Takeuchi
嘉彦 竹内
Yasuhiro Ishibashi
泰博 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10203694A priority Critical patent/JP2000036940A/ja
Publication of JP2000036940A publication Critical patent/JP2000036940A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Systems (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】DVDタイトルなどのディジタル圧縮符号化さ
れた符号化ストリームに含まれるクローズドキャプショ
ンデータをコンピュータのディスプレイモニタ上に表示
する。 【解決手段】MPEG2デコーダ203において、シス
テムデコーダ401によりMPG2プログラムストリー
ムからビデオデータやサブピクチャデータと分離してク
ローズドキャプション用キャラクタデータを出力し、こ
れをクローズドキャプションデコーダ404により復号
してビットマップデータに変換した後、このビットマッ
プデータをビデオデコーダ402やサブピクチャデコー
ダ403で復号されたデータとビデオミキサ406でミ
キシングしてVGAコントローラのビデオ入力ポートに
渡すことにより、コンピュータシステムのディスプレイ
モニタ上にクローズドキャプション表示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル圧縮符
号化された符号化ストリームに含まれるクローズドキャ
プション用キャラクタデータを復号してディスプレイモ
ニタ上にクローズドキャプション表示を行う機能を持つ
コンピュータシステムおよびそのシステムで使用される
符号化ストリームの復号を行うデコーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータおよびマルチメディ
ア技術の発達に伴い、いわゆるマルチメディア対応のコ
ンピュータシステムが種々開発されている。この種のコ
ンピュータシステムには、テキストデータやグラフィッ
クスデータの他に、動画や音声データを再生するための
機能が設けられている。
【0003】このようなコンピュータのマルチメディア
化に伴い、最近では、CD−ROMに代わる新たな蓄積
メディアとしてDVDが注目されている。1枚のDVD
−ROMメディアには、片面で現在のCD−ROMの約
7倍にあたる4.7Gバイト程度のデータを記録するこ
とができ、両面記録では9.4Gバイト程度のデータを
記録できる。このDVD−ROMメディアを使用するこ
とにより、大量の映像情報を含む映画などのタイトルを
コンピュータ上で高品質に再生することが可能となる。
【0004】DVD−ROMメディアに記録されるビデ
オ情報は、プレゼンテーションデータとナビゲーション
データの2種類のデータから構成されている。プレゼン
テーションデータは再生されるビデオオブジェクトの集
合であり、ビデオ、サブピクチャおよびオーディオから
構成されている。ビデオデータはMPEG2方式で圧縮
符号化される。サブピクチャおよびオーディオの符号化
方式としては、ランレングス符号化およびAC−3など
がサポートされている。サブピクチャはビットマップデ
ータであり、映画の字幕や、メニュー画面上の選択肢の
表示などに用いられる。1つのビデオオブジェクトに
は、1チャネルのビデオデータ、最大8チャネルまでの
オーディオデータ、最大32チャネルまでのサブピクチ
ャデータを含ませることができる。
【0005】ナビゲーションデータは、プレゼンテーシ
ョンデータの再生手順を制御する再生制御データであ
り、ここにはナビゲーションコマンドを埋め込むことが
できる。ナビゲーションコマンドは、ビデオデータの再
生内容や再生順序を変更するためのものである。このナ
ビゲーションコマンドを用いることにより、タイトル作
成者はそのタイトルの中に種々の分岐構造を定義するこ
とができ、インタラクティブなタイトルを作成すること
が可能となる。
【0006】DVDに蓄積されたタイトルをコンピュー
タ上で再生する場合には、DVD−ROMドライブ装置
から読み出されたデータはコンピュータの主記憶に読み
込まれ、そしてそれがMPEG2デコーダに転送され
る。MPEG2デコーダでは、まず、タイトルの不正コ
ピーを防止するために符号化ビデオデータ列に予め施さ
れているスクランブル処理を解除するためのデスクラン
ブル処理が行われ、次いで符号化ビデオデータ列を伸張
する復号化が行われる。復号化されたビデオデータは表
示コントローラによってコンピュータのディスプレイモ
ニタまたは外部のTVに表示される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、DVDに蓄
積されたタイトルは、通常、民生用プレーヤを用いて家
庭のTV上で再生することを目的に作成されたものであ
るため、そのコンテンツの中には、サブピクチャとは別
に、TV映像信号で良く用いられているクローズドキャ
プションデータを含むものがある。
【0008】クローズドキャプションデータは、TV映
像信号の垂直ブランキング期間のライン21に重畳され
たキャラクタデータであり、米国では一般の家庭用TV
のほとんどがそのクローズドキャプションの表示機能を
有している。このクローズドキャプション表示により、
視聴者は音声のみならず、文字情報によってもTV映像
の内容を確認することができる。DVDタイトルを構成
するMPEG2ストリームにおいては、クローズドキャ
プション用キャラクタデータは“ライン21データ”と
称されている。
【0009】前述したように、コンピュータを用いてD
VDタイトルを再生する方法としては、コンピュータの
NTSC出力に家庭のTVを接続してそのTV上でタイ
トルを見る方法と、コンピュータのディスプレイモニタ
上で直接タイトルを見る方法との2通りがある。
【0010】ここで、ライン21データとしてクローズ
ドキャプション用キャラクタデータの入ったDVDタイ
トルを再生する場合を考える。家庭のTVを使って見る
場合は、このTVがクローズドキャプション対応なら
ば、問題なくクローズドキャプションを映像を補助する
ための文字情報としてそのTV画面上に表示することが
可能である。しかしコンピュータのディスプレイモニタ
で直接見る場合には、その表示画面はクローズドキャプ
ションに対応してない表示コントローラによって制御さ
れているため、クローズドキャプションを見ることがで
きない。
【0011】本発明は上述の実情に鑑みてなされたもの
であり、DVDタイトルなどのディジタル圧縮符号化さ
れた符号化ストリームにキャラクタデータとして含まれ
るクローズドキャプション情報をコンピュータのディス
プレイモニタ上に表示するとが可能なコンピュータシス
テムおよびそのシステムで用いられるデコーダ装置を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明に係るコンピュータシステムは、ディジタル
圧縮符号化された符号化ストリームを復号するデコーダ
装置と、このデコーダ装置による復号後のデータを入力
するビデオ入力ポートを有し、このビデオ入力ポートか
ら入力されたデータをディスプレイモニタ上に表示する
表示コントローラとからなる。そして、デコーダ装置は
符号化ストリームから少なくともビデオデータおよびク
ローズドキャプション用キャラクタデータを分離して出
力する分離手段と、この分離手段から出力されるビデオ
データを復号するビデオデコーダと、分離手段から出力
されるクローズドキャプション用キャラクタデータを復
号してビットマップデータに変換するクローズドキャプ
ションデコーダと、ビデオデコーダから出力される復号
後のビデオデータとクローズドキャプションデコーダか
ら出力されるビットマップデータをミキシングしてビデ
オ入力ポートに渡すビデオミキサとを有する。
【0013】このような構成により、クローズドキャプ
ションに対応してない既存の表示コントローラを用いた
コンピュータシステムにおいても、簡単なハードウェア
の追加により、クローズドキャプション対応のTVと同
様に、コンピュータのディスプレイモニタ上にクローズ
ドキャプションの文字情報を画面表示することが可能と
なる。
【0014】また、ビデオミキサにおいてクローズドキ
ャプションを表示するか否かを示すフラグに従って、ビ
デオデコーダから出力される復号後のビデオデータとク
ローズドキャプションデコーダから出力されるビットマ
ップデータをミキシングする構成とすることにより、ユ
ーザが任意にクローズドキャプションの表示を行うか否
かを制御できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1には、本発明の一実施形態に係
るパーソナルコンピュータのハードウェアおよびソフト
ウェアの基本構成が示されている。
【0016】このパーソナルコンピュータには、DVD
ビデオ情報を再生するために必要な主なハードウェアと
して、CD−ROMメディアとDVD−ROMメディア
双方に対するアクセスが可能なDVD−ROMドライブ
111、このDVD−ROMドライブ111から読み出
されたDVDビデオ情報(ビデオデータ、サブピクチャ
データ、オーディオデータ)を復号するDVDデコーダ
112、ノンインタレース表示であるコンピュータのデ
ィスプレイモニタ(LCD,CRT)を制御するVGA
コントローラ113などが設けられている。
【0017】DVD−ROMメディアには、DVDビデ
オタイトルを構成するビデオデータが格納されている。
DVD−ROMメディア上のタイトル再生は、DVDド
ライバ群114、DVDアプリケーションプログラム1
15、ディスプレイドライバ116によって制御され
る。ディスプレイドライバ116は、VGAコントロー
ラ113による表示動作の制御や、そのVGAコントロ
ーラ113のディジタルビデオ入力ポートを制御するた
めのソフトウェアドライバである。
【0018】DVDドライバ群114はMPEG2ビデ
オ制御用のソフトウェアドライバであり、DVDアプリ
ケーションプログラム115からの指示に従いDVD−
ROMドライブ111およびDVDデコーダ112を制
御し、ビデオデータをDVD−ROMドライブ111か
らDVDデコーダ112に転送させる。
【0019】DVD−ROMドライブ111からDVD
デコーダ112に転送されるディジタル圧縮符号化され
た符号化ストリームはMPEG2プログラムストリーム
と呼ばれ、このストリームにはそれぞれ圧縮符号化され
たビデオデータ、サブピクチャデータおよびオーディオ
データが含まれる。また、このMPEG2プログラムス
トリームにはビデオデータの垂直ブランキング期間に重
畳された形で、クローズドキャプション用キャラクタデ
ータがライン21データとして含まれている場合があ
る。DVDデコーダ112には、このライン21データ
の存在の有無を調べ、ライン21データがある場合には
これを分離して出力する機能が備えられている。
【0020】DVDデコーダ112から出力される復号
後のビデオデータ、サブピクチャデータおよびクローズ
ドキャプションデータ(ビットマップデータ)はインタ
レース表示用のデータであり、これらは専用のビデオバ
スを介してVGAコントローラ113のディジタルビデ
オ入力ポートに直接入力される。ビデオバスは例えばZ
Vポートによって実現されており、422形式の画像フ
ォーマットに対応する16ビット幅のディジタルYUV
データ(8ビットの輝度データYと8ビットの色差デー
タUV)信号線、水平・垂直同期信号(HSYNC,V
SYNC)およびピクセルクロック(CLK)を転送す
るための信号線群から構成される。
【0021】VGAコントローラ113は、ビデオバス
に接続される入力されるビデオデータと、本パーソナル
コンピュータ上で実行されるOSやアプリケーションプ
ログラムなどによって画像メモリに描画されたグラフィ
クスデータとを合成表示する機能や、オンスクリーンデ
ィスプレイ(OSD;On Screen Display)機能などを有
している。オンスクリーンディスプレイ(OSD)機能
は、通常は、TVやVTRなどの機器において音量やチ
ャンネル番号などの各種設定値をディスプレイの一部に
表示しながら設定できるようにするために使用されてい
る機能であり、外部からのオンスクリーンディスプレイ
コマンドを解釈し、その解釈結果に従って文字情報など
を現在の表示画面上に表示するというものである。
【0022】図2には、MPEG2プログラムストリー
ムに含まれるライン21データのデータ形式が示されて
いる。ライン21データはGOP(Group Of Picture)内
にユーザデータとして記述されるものであり、そのライ
ン21データの先頭には、ユーザデータの始まりを示す
ユーザデータスタートコードおよび後続するデータがラ
イン21データであることを示すライン21インジケー
タが配置されている。これらユーザデータスタートコー
ドおよびライン21インジケータは、予め決められた所
定の値を有している。DVDデコーダ112に入力され
たMPEG2プログラムストリームからライン21デー
タを検出する場合には、これらユーザデータスタートコ
ードおよびライン21インジケータがライン21データ
の検出に用いられる。
【0023】図3には、DVDデコーダ112から出力
されるインタレース表示用のディジタルYUVデータの
構造が示されている。一般に、インタレース表示用のビ
デオ信号は、図示のようにライン1からライン525ま
での525ラインから構成されており、これらのうちラ
イン22からライン263の期間およびライン264か
らライン525の期間はそれぞれ偶数フィールド(E)
および奇数フィールド(O)の表示に用いられ、ライン
1からライン21までおよびライン264からライン2
84までの期間が垂直ブランキング期間(V_Blankin
g)となる。ライン21データは、この垂直ブランキン
グ期間(V_Blanking)のライン21に重畳される。
【0024】このようなライン21データを含むMPE
G2プログラムストリームをDVDデコーダ112にて
復号した場合、ライン21データの復号結果は、垂直ブ
ランキング期間のライン21に出力されることになる。
MPEG2プログラムストリームの復号結果からライン
21データを検出する場合には、そのライン21データ
の検出は、垂直ブランキング期間のライン21にデータ
があるか否かを調べることによって行われる。
【0025】次に、図4を参照して本実施形態のパーソ
ナルコンピュータの具体的なシステム構成を説明する。
このシステムはノートブック型のパーソナルコンピュー
タに対応するものであり、PCIバス10、CPU1
1、主メモリ(MEM)12、HDD13、サテライト
チューナ14、DVDインタフェース16およびオーデ
ィオコントローラ17と、前述のDVD−ROMドライ
ブ111、DVDデコーダ112およびVGAコントロ
ーラ113が設けられている。
【0026】DVD−ROMドライブ111は、ディス
ク両面で10GB程度の記憶容量を持つDVD−ROM
メディアに蓄積されたデータストリームを最大で10.
8Mbpsの転送レートで読み出す。このDVD−RO
Mドライブ111は、図6に示されているように、光デ
ィスクからなるDVDメディア211と、これを回転駆
動するスピンドルモータ212と、ピックアップ213
と、ピックアップドライブ214と、サーボコントロー
ラ215と、エラー検出および訂正のためのECC回路
を含むドライブコントローラ216とから構成されてい
る。スピンドルモータ212、ピックアップ213、ピ
ックアップドライブ214、サーボコントローラ215
およびドライブコントローラ216は、DVDメディア
211を駆動し、そのDVDメディア211に記録され
たデータを読み出すためのドライブ装置として機能す
る。
【0027】DVD−ROMメディア211には、例え
ば片面で135分程度の映画を記録させることができ
る。この映画の情報には、主映像(ビデオ)、16チャ
ネルまでの副映像(サブピクチャ)および32チャネル
までの音声(オーディオ)の各データを含ませることが
できる。
【0028】この場合、これらビデオ、サブピクチャお
よびオーディオの各データはそれぞれMPEG2規格で
ディジタル圧縮符号化されて記録されている。MPEG
2規格では、MPEG2で符号化されたデータに、他の
符号化データを含ませることがことができ、それら符号
化データは1本のMPEG2プログラムストリームとし
て扱われる。
【0029】ビデオデータの符号化にはMPEG2を使
用し、サブピクチャおよびオーディオデータの符号化に
はそれぞれランレングス符号化およびDOLBY AC
3が使用される。この場合でも、符号化されたビデオ、
サブピクチャおよびオーディオの各データは、1本のM
PEG2プログラムストリームとして扱われる。さら
に、MPEG2プログラムストリームには、前述したよ
うにユーザデータとしてビデオデータの垂直ブランキン
グ期間に重畳されたライン21データを含ませることも
できる。
【0030】MPEG2規格の符号化処理は可変レート
符号化であり、単位時間当りに記録/再生する情報量を
異ならせることができる。このため、動きの激しいシー
ンほど、それに対応するフレーム群を構成するMPEG
ストリームの転送レートを高くすることによって、高品
質の動画再生が可能となる。
【0031】このようなMPEG2の特徴を利用するた
めに、本実施形態では図5に示すようなデータフォーマ
ットを用いて、映画などのタイトルをDVDメディア2
11に記録している。
【0032】図5に示されているように、1本のタイト
ルはファイル管理情報部とデータ部から構成されてお
り、データ部は多数のデータブロック(ブロック#0〜
#n)を含んでいる。各データブロックの先頭にはDS
I(Disk Serh Information) パックがあり、DSIパッ
クから次のDSIパックまでが1つのデータブロックと
なる。各DSIパックの記憶位置は、ファイル管理情報
部のディスクサーチマップ情報によって管理されてい
る。
【0033】1つのデータブロックは、ある一定時間例
えば、0.5秒の動画再生に必要な15フレーム分の情
報を構成するものであり、GOP(Group of picture)に
相当する。各データブロックには、ビデオパック(VI
DEOパック)、サブピクチャパック(S.Pパック)
およびオーディオパック(AUDIOパック)が多重化
されて記録されている。これらビデオパック(VIDE
Oパック)、サブピクチャパック(S.Pパック)およ
びオーディオパック(AUDIOパック)は、それぞれ
符号化されたビデオ、サブピクチャ、オーディオのデー
タ単位である。これらパックのデータサイズは前述のセ
クタサイズに相当するものであり、固定であるが、1つ
のデータブロックに含ませることができるパック数は可
変である。したがって、動きの激しいシーンに対応する
データブロックほど、多数のビデオパックが含まれるこ
とになる。
【0034】ビデオパック、サブピクチャパックおよび
オーディオパックは、それぞれヘッダ部とパケット部
(ビデオパケット、サブピクチャパケット、オーディオ
パケット)から構成されている。パケット部は、符号化
されたデータそのものである。ヘッダ部は、パックヘッ
ダ、システムヘッダ、パケットヘッダから構成されてお
り、パケットヘッダには対応するパケットがビデオパケ
ット、サブピクチャパケット、オーディオパケットのい
ずれであるかを示すストリームIDが登録されている。
【0035】また、DVDに記録される符号化データに
対しては、所定の暗号化アルゴリズムにより、例えば任
意のセクタの符号化データに対してスクランブル処理が
施されている。これは、タイトルの不正コピーを防止す
るためである。
【0036】さらに、DVDでは複数のシナリオの中で
ユーザによって指定されたシナリオに対応するシーン群
を選択して再生するマルチストーリ機能および撮影アン
グルが異なる複数の映像の中でユーザによって指定され
たアングルの映像を選択して再生するマルチアングル機
能も有している。
【0037】これら機能は、マルチストーリおよびマル
チアングルに対応する複数の映像それぞれを例えばデー
タブロック単位などの単位で多重化しておき、ディスク
サーチマップ情報などによって各ストーリまたはアング
ル別にそのデータブロックの位置及びつながりを管理す
ることなどによって実現されている。
【0038】次に、図4のコンピュータシステムの各ユ
ニットについて説明する。CPU11は、このシステム
全体の動作を制御するものであり、システムメモリ(M
EM)12に格納されたオペレーティングシステムおよ
び実行対象のアプリケーションプログラムを実行する。
DVD−ROMメディアに記録されたデータの転送及び
再生、さらにはクローズドキャブションの表示は、CP
U11に前述のDVDドライバ群114、DVDアプリ
ケーションプログラム115およびディスプレイドライ
バ116を実行させることによって実行される。
【0039】DVDインタフェース16は、例えばCD
−ROMドライブ、DVD−ROMドライブ111およ
び拡張用のセカンドHDDなどのIDE/ATAPIデ
バイスをコンピュータ本体に選択的に装着するためのセ
レクタブルベイと称される拡張ベイに接続されており、
そのセレクタブルベイに装着されたデバイス(本実施形
態では、DVD−ROMドライブ111)との間のデー
タ転送を行う。DVDインタフェース16には、DVD
−ROMドライブ111から読み出されたデータを一時
的に保持するためのFIFOバッファ162と、FIF
Oバッファ162のデータをPCIバス10上に読み出
すためのI/Oポート161が設けられている。I/O
ポート161はPCIバス10上にI/Oリードトラン
ザクションを発行するバスマスタデバイスによってリー
ド可能なI/Oレジスタから構成されている。
【0040】オーディオコントローラ17は、CPU1
1の制御の下にサウンドデータの入出力制御を行うもの
であり、サウンド出力のために、PCM音源171、F
M音源172、マルチプレクサ173およびD/Aコン
バータ174を備えている。マルチプレクサ173に
は、PCM音源171およびFM音源172からの出力
と、DVDデコーダ112から転送されるディジタルオ
ーディオデータが入力され、それらの1つが選択され
る。
【0041】ディジタルオーディオデータは、DVD−
ROMドライブ111から読み出されたオーディオデー
タを復号したものである。DVDデコーダ112からオ
ーディオコントローラ17へのディジタルオーディオデ
ータの転送には、オーディオバス18aが用いられ、P
CIバス10は使用されない。従って、コンピュータシ
ステムの性能に影響を与えることなくディジタルオーデ
ィオデータの高速転送が可能となる。
【0042】DVDデコーダ112は、CPU11の制
御の下にDVDインタフェース16から直接あるいは主
メモリ12経由でMPEG2プログラムストリームを読
み出し、それをビデオ、サブピクチャおよびオーディオ
パケットに分離した後、それらをそれぞれ復号処理し同
期化して出力する。このDVDデコーダ112は、この
コンピュータシステムのシステムボード上に実装された
複数のチップセットによって実現されており、図示のよ
うにマスタトランザクション制御部201、ディスクラ
ンブル制御部202、MPEG2デコーダ203および
I/Oアドレスレジスタ204が設けられている。
【0043】マスタトランザクション制御部201は、
DVDデコーダ112をPCIバス10上にトランザク
ションを発行するバスマスタ(イニシエータ)として動
作させるためのものであり、DVDインタフェース16
から動画データを読み出すためのI/Oリードトランザ
クションを実行する。この場合、I/Oリードトランザ
クションはDVDインタフェース16のI/Oポート1
61を指定するアドレスフェーズとそれに後続する1以
上のデータ転送フェーズから構成されており、バースト
転送によって動画データを読み取ることができる。I/
Oポート161を指定するI/Oアドレス値は、CPU
11によってI/Oアドレスレジスタ204にセットさ
れる。また、マスタトランザクション制御部201は通
常のDMA転送によって主メモリ12からMPEG2プ
ログラムストリームを受け取ることもできる。
【0044】マスタトランザクション制御部201によ
って読み取られたMPEG2プログラムストリームは、
ディスクランブル制御部202を介してMPEG2デコ
ーダ203に送られる。ディスクランブル制御部202
では、MPEG2プログラムストリームに含まれるスク
ランブル処理されたデータを解読してそれを元に戻すデ
ィスクスクランブル処理が実行される。MPEG2デコ
ーダ203では、MPEG2プログラムストリームから
ビデオ、サブピクチャおよびオーディオパケットへの分
離処理と、それらの復号処理が行われる。
【0045】復号されたオーディオデータは、前述した
通りディジタルオーディオデータとしてオーディオバス
18aを介してオーディオコントローラ17に転送され
る。一方、復号されたビデオおよびサブピクチャデータ
は合成され、ディジタルYUVデータとしてVGAコン
トローラ113に送られる。この場合、DVDデコーダ
112からVGAコントローラ113へのディジタルY
UVデータの転送には前述した通り専用のビデオバス1
8bが用いられ、PCIバス10は使用されない。従っ
て、ディジタルYUVデータの転送についても、ディジ
タルオーディオデータと同様に、コンピュータシステム
の性能に影響を与えることなく高速に行うことができ
る。オーディオバス18aおよびビデオバス18bとし
ては、ZVポートを利用することができる。
【0046】DVDデコーダ112には、NTSCエン
コーダ205が外付けチップとして設けられており、こ
のエンコーダ205によりディジタルYUVデータとオ
ーディオデータをNTSC方式のTV信号に変換して外
部のTV受像機に出力することができる。
【0047】VGAコントローラ113は、CPU11
の制御下で、このコンピュータシステムのディスプレイ
モニタとして使用されるLCDまたは外部CRTディス
プレイを制御するものであり、VGA仕様のテキストお
よびグラフィクス表示の他、動画表示をサポートする。
このVGAコントローラ113には、図示のようにグラ
フィックス表示制御回路(Graphics)191、ビデオ表示
制御回路192、マルチプレクサ193およびD/Aコ
ンバータ194が設けられている。
【0048】グラフィックス表示制御回路191は、V
GA互換のグラフィックスコントローラであって、ビデ
オメモリ(VRAM)20に描画されたVGAのグラフ
ィクスデータをRGBビデオデータに変換して出力す
る。ビデオ表示制御回路192は、前述のディジタルビ
デオ入力ポートとのインターフエースであり、ビデオメ
モリ(VRAM)20またはビデオ表示制御回路192
内のビデオバッファを用いてインタレース/ノンインタ
レース変換を行う機能、ノンインタレース表示のための
フレームデータに変換されたYUVデータをRGBビデ
オデータに変換するYUB−RGB変換回路等を持つ。
【0049】マルチプレクサ193は、グラフィックス
表示制御回路191とビデオ表示制御回路192の出力
データの一方を選択するか、またはグラフィックス表示
制御回路191からのVGAグラフィクス上にビデオ表
示制御回路192からのビデオ出力を合成してLCDに
出力する。D/Aコンバータ194はマルチプレクサ1
93から出力される表示データをアナログRGB信号に
変換して、CRTディスプレイに出力する。
【0050】サテライトチューナ14は、ディジタル衛
星放送から送信される映像データを受信してそれを主メ
モリ13に転送するものである。ディジタル衛星放送に
よる映像データがMPEG2ストリームから構成されて
いる場合には、DVD―ROMドライブ111から読み
出されたビデオデータと同様にして、その復号処理がD
VDデコーダ112のMPEG2デコーダ203によっ
て行われる。
【0051】図7には、図1中のDVDデコーダ112
の具体的なハードウェア構成が示されている。図7にお
いて、PCIインタフェースユニット301は前述のマ
スタトランザクション制御部201、ディスクランブル
制御部202およびI/Oアドレスレジスタ204から
構成される。PCIインタフェースユニット301によ
ってディスクランブルされたMPEG2プログラムスト
リームは、MPEG2デコーダ203に入力され、ここ
で復号される。MPEG2プログラムストリームのうち
ビデオデータの復号処理は、MPEG2画像メモリ30
5を作業用メモリとして用いて行われる。
【0052】MPEG2デコーダ203においては、後
述するように復号後のビデオデータ、サブピクチャデー
タおよびクローズドキャプション用ビットマップデータ
がミキシングされ、このミキシング後のデータはNTS
Cエンコーダ205およびPCIインタフェースユニッ
ト301のビデオポート制御回路302に入力される。
ビデオポート制御回路302は、MPEG2デコーダ2
03から出力されるミキシング後のデータをVGAコン
トローラ113のビデオポートに出力するためのデータ
形式に変換するものであり、図1で説明した垂直同期信
号Vsync、水平同期信号Hsync、ピクセルクロック(C
LK)およびディジタルYUVデータをVGAコントロ
ーラ113のビデオポートに出力する。
【0053】また、PCIインタフェースユニット30
1には、クローズドキャプションデータであるライン2
1データの表示を行うか否かを示すクローズドキャプシ
ョン表示フラグ(CC表示フラグ)が設定されるCC表
示フラグレジスタ303が設けられている。このCC表
示フラグの設定は、本コンピュータのユーザによって任
意に行うことができるものとする。
【0054】図8には、MPEG2デコーダ203の具
体的な構成が示されている。図8において、システムデ
コーダ401にはPCIインタフェース301からのM
PEG2プログラムストリーム411が入力される。シ
ステムデコーダ401では、MPEG2プログラムスト
リーム411から、ビデオデータ412、サブピクチャ
データ413、クローズドキャプションデータ(ライン
21データ)414およびオーディオデータ415を分
離して出力する。このシステムデコーダ401は、ライ
ン21データ414を分離して出力するためにライン2
1データ検出回路を内蔵している点が従来のシステムデ
コーダと異なる。ライン21データ検出回路は、前述し
たようにMPEG2プログラムストリーム411の垂直
ブランキング期間のライン21にデータがあるか否かを
調べることによって、ライン21データの検出を行う。
【0055】ビデオデータ412、サブピクチャデータ
413、ライン21データ414およびオーディオデー
タ415は、ビデオデコーダ402、サブピクチャデコ
ーダ403、CCデコーダ404およびオーディオデコ
ーダ405によってそれぞれ復号される。この場合、C
Cデコーダ404ではキャラクタデータであるライン2
1データ414を復号してビットマップデータに変換す
る。
【0056】ビデオデコーダ402、サブピクチャデコ
ーダ403およびCCデコーダ404によってそれぞれ
復号されたデータは、ビデオミキサ406によってミキ
シングされた後、ビデオインタフェース407を経てデ
ィジタルYUVデータとしてビデオバス18bに出力さ
れ、前述したVGAコントローラ113のビデオ入力ポ
ートに渡される。オーディオデコーダ405によって復
号されたデータは、オーディオインタフェース408を
介してディジタルオーディオ出力としてオーディオバス
18aに出力される。
【0057】図9は、本実施形態におけるクローズドキ
ャプションデータの表示画面の一例である。図示のよう
に、ディスプレイモニタの表示画面上には、DVDデコ
ーダ112によって復号化されたビデオデータが表示さ
れるビデオウインドウと、DVD再生制御プログラムに
対するユーザからの各種再生指示を受けるためのGUI
として用いられるDVD再生制御ナビゲータウインドウ
が表示され、ビデオウインドウには、さらに文字情報か
らなるクローズドキャプションが表示される。この場
合、クローズドキャプションを表示させる位置や文字の
色は、DVD再生制御プログラムなどのソフトウェアの
設定によって自由に変えることが可能である。
【0058】このように本実施形態においてはDVDデ
コーダ112内のMPEG2デコーダ203に、MPE
G2プログラムストリームに含まれているクローズドキ
ャプション用キャラクタデータであるライン21データ
を分離して復号してビットマップデータに変換した後、
少なくとも復号後のビデオデータとミキシングして出力
するハードウェア(図8のシステムデコーダ401、C
Cデコーダ404およびビデオミキサ406)を設ける
ことにより、コンピュータのディスプレイモニタ上にク
ローズドキャプションデータを表示することが可能とな
る。
【0059】また、DVD−ROMドライブ111から
のMPEG2プログラムストリームに含まれているクロ
ーズドキャプションデータの表示のみならず、サテライ
トチューナ14で受信されたMPEG2プログラムスト
リームにクローズドキャプションデータであるライン2
1データとして含まれている場合においても、同様にし
てそのクローズドキャプションデータの表示を行うこと
ができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば例
えばDVDメディアから再生された符号化ストリームを
復号するMPEG2デコーダなどのデコーダに、符号化
ストリームからクローズドキャプション用キャラクタデ
ータを分離し復号してビットマップデータに変換し、復
号後のビデオデータとミキシングするハードウェアを設
けることにより、従来のパーソナルコンピュータシステ
ム等ではできなかったクローズドキャプション表示を行
うことが可能となる。
【0061】すなわち、本発明によるとクローズドキャ
プションに対応してない既存の表示コントローラを用い
たコンピュータシステムであっても、簡単なハードウェ
アの追加により、クローズドキャプション対応のTVと
同様にコンピュータのディスプレイモニタ上にクローズ
ドキャプションの文字情報を画面表示することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコンピュータシステ
ムの基本構成を概略的に示すブロック図
【図2】同実施形態のコンピュータシステムで扱われる
MPEG2ストリームに含まれるクローズドキャプショ
ンデータであるライン21データを説明するための図
【図3】同実施形態のコンピュータシステムに設けられ
たDVDデコーダから出力されるビデオ信号の構造を示
す図
【図4】同実施形態のコンピュータシステムの具体的な
ハードウェア構成を示すブロック図
【図5】同実施形態のコンピュータシステムで使用され
る動画データの記録形式の一例を示す図
【図6】同実施形態のコンピュータシステムで使用され
るDVD−ROMドライブの構成を示す図
【図7】同実施形態のコンピュータシステムで使用され
るDVDデコーダの具体的な構成の一例を示すブロック
【図8】同実施形態のコンピュータシステムで使用され
るDVDデコーダ内のMPEG2デコーダの具体的な構
成の一例を示すブロック図
【図9】同実施形態のコンピュータシステムにおけるク
ローズドキャプション表示画面の一例を示す図
【符号の説明】
111…DVD−ROMドライブ 112…DVDデコーダ 113…VGAコントローラ 114…DVDドライバ群 115…DVDアプリケーションプログラム 116…ディスプレイドライバ 203…MPEG2デコーダ 301…PCIインタフェースユニット 302…ビデオポート制御回路 303…クローズドキャプション表示フラグレジスタ 304…クローズドキャプション表示フラグ 305…MPEG2メモリ 401…システムデコーダ 402…ビデオデコーダ 403…サブピクチャデコーダ 404…クローズドキャプションデコーダ 405…オーディオデコーダ 406…ビデオミキサ 407…ビデオインタフェース 408…オーディオインタフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/24 Fターム(参考) 5C053 FA06 FA13 FA20 FA23 FA24 FA29 GA19 GB02 GB05 GB06 GB11 GB12 GB15 GB21 GB26 GB38 JA12 JA15 JA16 JA23 JA27 JA28 KA01 KA04 KA08 KA24 LA06 LA07 LA11 5C059 KK43 MA00 PP14 PP15 RB01 RC02 RC31 RC32 RC34 RC35 RF04 SS02 SS13 SS26 SS30 UA05 UA29 UA31 UA39 5C063 AA02 AB03 AB07 AC01 AC05 BA04 CA12 CA20 CA38 DA03 DA07 DA13 DB02 EB37 EB43

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル圧縮符号化された符号化ストリ
    ームを復号するデコーダ装置と、 このデコーダ装置による復号後のデータを入力するビデ
    オ入力ポートを有し、このビデオ入力ポートから入力さ
    れたデータをディスプレイモニタ上に表示する表示コン
    トローラとを備えたコンピュータシステムにおいて、 前記デコーダ装置は、 前記符号化ストリームから少なくともビデオデータおよ
    びクローズドキャプション用キャラクタデータを分離し
    て出力する分離手段と、 前記分離手段から出力されるビデオデータを復号するビ
    デオデコーダと、 前記分離手段から出力されるクローズドキャプション用
    キャラクタデータを復号してビットマップデータに変換
    するクローズドキャプションデコーダと、 前記ビデオデコーダから出力される復号後のビデオデー
    タと前記クローズドキャプションデコーダから出力され
    るビットマップデータをミキシングして前記ビデオ入力
    ポートに渡すビデオミキサとを有することを特徴とする
    コンピュータシステム。
  2. 【請求項2】前記ビデオミキサは、クローズドキャプシ
    ョンを表示するか否かを示すフラグに従って、前記ビデ
    オデコーダから出力される復号後のビデオデータと前記
    クローズドキャプションデコーダから出力されるビット
    マップデータをミキシングすることを特徴とする請求項
    1記載のコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】ディジタル圧縮符号化された符号化ストリ
    ームから、少なくともビデオデータおよびクローズドキ
    ャプション用キャラクタデータを分離して出力する分離
    手段と、 前記分離手段から出力されるビデオデータを復号するビ
    デオデコーダと、 前記分離手段から出力されるクローズドキャプション用
    キャラクタデータを復号してビットマップデータに変換
    するクローズドキャプションデコーダと、 前記ビデオデコーダから出力される復号後のビデオデー
    タと前記クローズドキャプションデコーダから出力され
    るビットマップデータをミキシングするビデオミキサと
    を有することを特徴とするデコーダ装置。
  4. 【請求項4】前記ビデオミキサは、クローズドキャプシ
    ョンを表示するか否かを示す外部から供給されるフラグ
    に従って、前記ビデオデコーダから出力される復号後の
    ビデオデータと前記クローズドキャプションデコーダか
    ら出力されるビットマップデータをミキシングすること
    を特徴とする請求項3記載のコンピュータシステム。
JP10203694A 1998-07-17 1998-07-17 コンピュータシステムおよびデコーダ装置 Pending JP2000036940A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10203694A JP2000036940A (ja) 1998-07-17 1998-07-17 コンピュータシステムおよびデコーダ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10203694A JP2000036940A (ja) 1998-07-17 1998-07-17 コンピュータシステムおよびデコーダ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000036940A true JP2000036940A (ja) 2000-02-02

Family

ID=16478307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10203694A Pending JP2000036940A (ja) 1998-07-17 1998-07-17 コンピュータシステムおよびデコーダ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000036940A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001095617A2 (en) * 2000-06-02 2001-12-13 Thomson Licensing S.A. Auxiliary information processing system with a bitmapped on-screen display using limited computing resources
JP2002101389A (ja) * 2000-07-14 2002-04-05 Thomson Licensing Sa サブタイトルの記録方法及び装置
WO2002089134A1 (fr) * 2001-04-28 2002-11-07 Nanjing Panda Electronics Co., Ltd. Lecteur de videodisque numerique a fonction d'enseignement de langue etrangere
WO2003001804A1 (fr) * 2001-06-25 2003-01-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme emetteur video a bande de base
JP2010515375A (ja) * 2006-12-29 2010-05-06 インテル・コーポレーション マルチレイヤ・ビデオ合成におけるバウンディング・ボックスの補助的情報の使用

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001095617A2 (en) * 2000-06-02 2001-12-13 Thomson Licensing S.A. Auxiliary information processing system with a bitmapped on-screen display using limited computing resources
WO2001095617A3 (en) * 2000-06-02 2002-06-06 Thomson Licensing Sa Auxiliary information processing system with a bitmapped on-screen display using limited computing resources
JP2002101389A (ja) * 2000-07-14 2002-04-05 Thomson Licensing Sa サブタイトルの記録方法及び装置
WO2002089134A1 (fr) * 2001-04-28 2002-11-07 Nanjing Panda Electronics Co., Ltd. Lecteur de videodisque numerique a fonction d'enseignement de langue etrangere
WO2003001804A1 (fr) * 2001-06-25 2003-01-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme emetteur video a bande de base
US7256837B2 (en) 2001-06-25 2007-08-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Baseband video transmission system
JP2010515375A (ja) * 2006-12-29 2010-05-06 インテル・コーポレーション マルチレイヤ・ビデオ合成におけるバウンディング・ボックスの補助的情報の使用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6297797B1 (en) Computer system and closed caption display method
US6441813B1 (en) Computer system, and video decoder used in the system
KR100956915B1 (ko) 비디오 트릭모드중의 폐쇄형 캡션정보의 표시
US6512552B1 (en) Subpicture stream change control
JPH11133935A (ja) 表示制御装置および動画像復号化装置
US6363207B1 (en) Method and apparatus for a virtual system time clock for digital audio/video processor
JP4008580B2 (ja) 表示制御装置およびインターレースデータ表示制御方法
JPH11136622A (ja) 映像表示装置およびコンピュータシステム並びに映像信号出力制御方法
JP3512969B2 (ja) サブピクチャ表示装置
US9014547B2 (en) Playback apparatus and method of controlling the playback apparatus
US6249640B1 (en) System and method for rapidly decoding sub-pictures in a DVD player
US6240469B1 (en) System for transferring motion picture data between peripheral device interfaces by second peripheral interface issuing data transaction based on information set by processor to designate first peripheral interface
US6489933B1 (en) Display controller with motion picture display function, computer system, and motion picture display control method
JP5194343B2 (ja) 情報再生装置及び情報再生方法
JP2000036940A (ja) コンピュータシステムおよびデコーダ装置
JP3284080B2 (ja) コンピュータシステムおよびそのシステムで用いられるビデオデコーダ
JPH10145735A (ja) 復号装置および画像/音声再生方法
JP3135808B2 (ja) コンピュータシステムおよびこのコンピュータシステムに適用されるカード
JP3436818B2 (ja) コンピュータシステムおよび動画再生方法
JP2001320673A (ja) コンピュータシステムおよび動画再生方法
JP2002247498A (ja) 情報再生装置
JP4101902B2 (ja) コンピュータシステムおよび表示制御方法
US20070116439A1 (en) Reproducing apparatus and reproducing method
JP3313686B2 (ja) コンピュータシステムおよびこのコンピュータシステムに適用されるカード
JPH11353859A (ja) 情報再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090213

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100213

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees