JP3313686B2 - コンピュータシステムおよびこのコンピュータシステムに適用されるカード - Google Patents

コンピュータシステムおよびこのコンピュータシステムに適用されるカード

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JP3313686B2
JP3313686B2 JP37548199A JP37548199A JP3313686B2 JP 3313686 B2 JP3313686 B2 JP 3313686B2 JP 37548199 A JP37548199 A JP 37548199A JP 37548199 A JP37548199 A JP 37548199A JP 3313686 B2 JP3313686 B2 JP 3313686B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はコンピュータシス
テムに関し、特に主映像および副映像を含む動画データ
および音声データがデジタル圧縮符号化されて記録され
ている高記録密度の記録媒体を駆動するディスクドライ
ブ装置を使用して動画像表示や音声再生などを行うマル
チメディア対応のコンピュータシステムおよびこのコン
ピュータシステムに適用されるカードに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ技術の発達に伴い、
いわゆるマルチメディア対応のパーソナルコンピュータ
が種々開発されている。この種のパーソナルコンピュー
タでは、テキストデータやグラフィックスデータの他
に、動画や音声データを再生することができる。
【0003】通常、動画データはMPEG1によって圧
縮符号化されてCD−ROMなどに記憶されており、そ
の動画データのデコードおよび表示再生には、専用の拡
張ボードが使用されている。動画データのデコードおよ
び表示再生を行う拡張ボードとしては、例えば、米シグ
マデザイン社の“REAL Magic”が良く知られ
ている。この“REAL Magic”は、MPEG1
の規格に準拠したビデオデコード機能を有しており、デ
コードされた動画データは、フィーチャコネクタを介し
てビデオカードから取り込まれたVGAグラフィクスと
合成されて表示される。
【0004】しかし、MPEG1の規格は、1.5Mb
ps程度のデータ転送速度を持つCD−ROMを使用す
ることを前提とした規格であり、映画などの大量の画像
情報を含む動画データを扱うと、画質の劣化などの問題
が生じる。
【0005】そこで、最近では、CD−ROMの数倍乃
至十数倍程度のデータ転送速度を持つ新世代の蓄積メデ
ィアが開発され始めている。このような新世代蓄積メデ
ィアとしては、10GB程度の情報量を1枚のディスク
にディジタル記録でき、且つ最大で10Mbps程度の
データ転送速度を実現できるシステムがメディアプレー
ヤとして提案されている。
【0006】このメディアプレーヤは、MPEG2の規
格でデジタル圧縮符号化された動画データや音声データ
などを光ディスクなどのディスクメディアに記録してお
き、その音声付き動画データをデコードしてテレビジョ
ン受像機に出力するものである。
【0007】このメディアプレーヤには、ディスクドラ
イブ装置、データバッファ、ビデオデコーダ、オーディ
オデコーダ、およびNTSCエンコーダなどが設けられ
ている。このメディアプレーヤにおいては、光ディスク
がディスクドライブ装置によって駆動されることにより
動画データや音声データが光ディスクから読み出され、
データバッファに蓄積される。
【0008】データバッファに蓄積された動画データお
よび音声データは、それぞれビデオデコーダおよびオー
ディオデコーダによってデコードされる。ビデオデコー
ダによってデコードされた動画データは、NTSCエン
コーダによってNTSC信号に変換されてテレビジョン
受像機のビデオ入力に送られる。一方、オーディオデコ
ーダによってデコードされた音声データは、D/A変換
された後、テレビジョン受像機の音声入力に送られる。
【0009】このメディアプレーヤのデータ転送レート
は前述したように10Mbps程度と非常に高速である
ため、このメディアプレーヤを使用すると、主映像の
他、字幕などの副映像および複数の音声チャネルを含む
映画情報を、CDと同程度のサイズを持つ1枚のディス
クに記録でき、且つそれら主映像、副映像および音声を
同期させてテレビジョン受像機上で再生することが可能
となる。
【0010】しかしながら、このメディアプレーヤをパ
ーソナルコンピュータに搭載する場合には、メディアプ
レーヤとは別に、パーソナルコンピュータのシステム内
部にビデオデコーダなどを設けることが必要となる。
【0011】これは、メディアプレーヤ内部のビデオデ
コーダはそのプレーヤ専用のものであり、メディアプレ
ーヤ以外の他のメディア、例えばハードディスクやCD
−ROMなどに記録されているMPEGタイトルについ
ては、それをプレーヤ内部のビデオデコーダを用いてデ
コードすることはできないからである。
【0012】このため、メディアプレーヤをパーソナル
コンピュータに搭載したシステムを構築すると、動画再
生のためのビデオデコーダがシステム内部に2重に設け
られる事になり、システム全体のコストアップが引き起
こされる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、最近で
は大容量で高い転送レートが持つメディアプレーヤが提
案されているが、メディアプレーヤ内部のビデオデコー
ダは、そのプレーヤ専用のものであるので、そのプレー
ヤをパーソナルコンピュータに搭載しても、他のメディ
アに蓄積された動画タイトルなどを再生することはでき
ない。したがって、メディアプレーヤをパーソナルコン
ピュータに搭載したシステムを構築すると、動画再生の
ためのビデオデコーダがシステム内部に2重に設けられ
る事になり、システム全体のコストアップが引き起こさ
れるという欠点があった。
【0014】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、大容量のマルチメディア情報をパーソナルコン
ピュータ上で再生するのに最適なシステムを実現し、こ
れによって安価で且つ高品質の動画再生を行うことがで
きるコンピュータシステムおよびこのコンピュータシス
テムに適用されるカードを提供することを目的とする。
【0015】この発明のコンピュータシステムは、シス
テムバスと、前記システムバスを介して転送される所定
時間当たりに再生すべきデータ量がシーンに応じて異な
るよう可変速符号化され、デジタル圧縮符号化されたデ
ジタルデータ列を受け取ってデコードするデコード手段
であって、前記デジタル圧縮符号化されたデジタルデー
タ列に含まれる動画識別情報、副映像識別情報、および
音声識別情報に基づいて、前記デジタルデータ列をそこ
に所定のデータ単位で多重化されている動画の符号化デ
ータと副映像の符号化データと音声の符号化データとに
分離する分離手段と、互いに異なる符号化形式に対応し
たデコード処理をそれぞれ実行し、前記分離された動画
の符号化データ、副映像の符号化データ、および音声の
符号化データを、それぞれ同期してデコードする動画デ
コード手段、副映像デコード手段、および音声デコード
手段と、前記動画デコード手段によってデコードされた
動画上に前記副映像デコード手段によってデコードされ
た副映像を合成することによって表示用データを生成す
る手段とを含むデコード手段と、 前記デコード手段に
よってデコードされた音声データを受信し、その音声デ
ータを再生する音声再生手段と、前記デコード手段によ
って得られた前記表示用データを受信し、その表示用デ
ータを表示出力する表示制御手段と、前記可変速符号化
されたデジタルデータ列を蓄積した記憶媒体を駆動する
ディスクドライブ装置を前記システムバスに接続するた
めの周辺インタフェース装置であって、データバッファ
を有し、そのデータバッファを介してディスクドライブ
装置から前記システムバスへのデータ転送を実行する周
辺インタフェース装置と、所定時間当たりに再生すべき
データ量が多いシーンほど、前記デコード手段のデコー
ド処理と同期して行われる、前記システムバスを介した
前記周辺インタフェース装置から前記デコード手段への
データ転送の回数が増加されるように、前記周辺インタ
フェース装置と前記デコード手段との間のデータ転送を
制御する制御手段とを具備したことを特徴とするもので
ある。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施例を説明する。
【0032】図1には、この発明の一実施例に係るパー
ソナルコンピュータのシステム構成が示されている。こ
のシステムはデスクトップ型パーソナルコンピュータに
対応するものであり、図示のように、システムバス1
0、CPU11、システムメモリ(MEM)12、HD
D13、FDD14、キーボード(KB)15、SCS
Iインタフェース16、オーディオコントローラ17、
MPEG2 デコーダ18、マルチメディアディスプレ
イコントローラ19、およびビデオメモリ(VRAM)
20を備えており、MPEG2によって符号化された動
画データなどを格納したSD−ROMドライブ21は、
SCSIインタフェース16に接続されている。
【0033】SD−ROM(Super Densit
y ROM)ドライブ21は、前述したメディアプレー
ヤのディスクドライブユニットに相当するものであり、
ディスク両面で10GB程度の記憶容量を持ち、最大で
10Mbps程度のデータ転送レートを持つ。このSD
−ROMドライブ21は、図2に示されているように、
光ディスク211と、モータ212と、ピックアップ2
13と、ピックアップドライブ214と、サーボコント
ローラ215と、エラー検出および訂正のためのECC
回路を含むドライブコントローラ216とから構成され
ている。モータ212、ピックアップ213、ピックア
ップドライブ214、サーボコントローラ215、およ
びドライブコントローラ216は、光ディスク211を
駆動し、その光ディスク211に記録されたデータを読
み出すためのドライブ装置として機能する。
【0034】光ディスク211には、例えば、片面で1
35分程度の映画を記録させることができる。この映画
の情報には、主映像(ビデオ)、16チャネルまでの副
映像(サブピクチャ)、および8チャネルまでの音声
(オーディオ)を含ませることができる。
【0035】この場合、これらビデオ、サブピクチャ、
およびオーディオはそれぞれMPEG2規格でデジタル
符号化されて記録されている。MPEG2規格では、M
PEG2で符号化されたデータに、他の符号化データを
含ませることがことができ、それら符号化データは1本
のMPEGビットストリーム(デジタルデータ列)とし
て扱われる。
【0036】したがって、この実施例では、ビデオの符
号化にMPEG2を使用し、サブピクチャおよびオーデ
ィオの符号化にはそれぞれランレングス符号化およびD
OLBY AC3を使用するものとする。この場合で
も、それら符号化されたビデオ、サブピクチャ、および
オーディオは、1本のMPEGビットストリームとして
扱われる。
【0037】MPEG2規格の符号化処理は可変速符号
化であり、データ転送レートを可変することができる。
このため、ビデオデータについては単位時間当りに記録
/再生する情報量を異ならせることができる。よって、
動きの激しいシーンほど、それに対応するフレーム群を
構成するMPEGビットストリームの転送レートを高く
することによって、高品質の動画再生が可能となる。
【0038】このようなMPEG2の特徴を利用するた
めに、この実施例では、図3に示すようなデータフォー
マットを用いて、映画情報をディスク211に記録して
いる。
【0039】図3に示されているように、1本の映画情
報は、ファイル管理情報部とデータ部とから構成されて
おり、データ部は多数のデータブロック(ブロック#0
〜#n)を含んでいる。各データブロックの先頭にはD
SI(Disk SerchInformation)
パックがあり、DSIパックから次のDSIパックまで
が1つのデータブロックとなる。各DSIパックの記憶
位置は、ファイル管理情報部のディスクサーチマップ情
報によって管理されている。
【0040】1つのデータブロックは、ある一定時間例
えば、0.5秒の動画再生に必要な15フレーム分の情
報を構成するものであり、GOP(Group of
picture)に相当する。各データブロックには、
ビデオパック(VIDEOパック)、サブピクチャパッ
ク(S.Pパック)、およびオーディオパック(AUD
IOパック)が多重化されて記録されている。これらビ
デオパック(VIDEOパック)、サブピクチャパック
(S.Pパック)、およびオーディオパック(AUDI
Oパック)は、それぞれ符号化されたビデオ、サブピク
チャ、オーディオのデータ単位である。これらパックの
データサイズは固定であるが、1つのデータブロックに
含ませることができるパック数は可変である。したがっ
て、動きの激しいシーンに対応するデータブロックほ
ど、多数のビデオパックが含まれることになる。
【0041】ビデオパック、サブピクチャパック、およ
びオーディオパックは、それぞれヘッダ部とパケット部
(ビデオパケット、サブピクチャパケット、オーディオ
パケット)から構成されている。パケット部は、符号化
されたデータそのものである。ヘッダ部は、パックヘッ
ダ、システムヘッダ、パケットヘッダから構成されてお
り、パケットヘッダには、対応するパケットがビデオパ
ケット、サブピクチャパケット、オーディオパケットの
いずれであるかを示すストリームIDが登録されてい
る。
【0042】次に、図1のシステムの各ユニットについ
て説明する。
【0043】CPU11は、このシステム全体の動作を
制御するものであり、システムメモリ(MEM)12に
格納されたオペレーティングシステムおよび実行対象の
アプリケーションプログラムを実行する。SD−ROM
ドライブ21に記録された映画の再生は、CPU11に
動画再生用ドライバを実行させることによって実行され
る。
【0044】SCSIインタフェース16は、HDDや
CD−ROMなどの周辺装置をシステムバス10に接続
するための周辺インタフェースであり、この実施例で
は、SD−ROMドライブ21とMPEG2 デコーダ
18との間のデータ転送を行う。SCSIインタフェー
ス16には、図示のように、SCSIコントローラ(S
CSI CONT)161、およびデータバッファ(B
UFF)162が設けられている。SCSIコントロー
ラ161は、CPU11からのコマンドに応じて、SD
−ROMドライブ21との間のデータ転送を制御する。
データバッファ(BUFF)162は、ホストシステム
との間のデータ転送速度を可変にするために使用される
ものであり、SD−ROMドライブ21から読み出され
るビデオ、サブプクチャ、オーディオを含むMPEGス
トリームは、データバッファ(BUFF)162を介し
てMPEG2 デコーダ18に転送される。
【0045】この場合、SD−ROMドライブ21から
データバッファ16へのデータ転送速度は、SD−RO
Mドライブ21の最高データ転送レート、例えば9.5
Mbpsで実行される。
【0046】一方、データバッファ16からMPEG2
デコーダ18へのデータ転送速度は可変であり、情報
量の多いデータブロックを転送する時ほど、その時の平
均転送速度は速くなる。これは、データバッファ16か
らMPEG2 デコーダ18へのデータ転送は、CPU
11の制御の下に、MPEG2 デコーダ18のデコー
ド処理動作と同期して行われており、情報量の多いデー
タブロックほど、一定時間当たりに実行されるデータ転
送回数が増えるからである。
【0047】オーディオコントローラ17は、CPU1
1の制御の下にサウンドデータの入出力制御を行うもの
であり、サウンド出力のために、PCM音源171、F
M音源172、マルチプレクサ173、およびD/Aコ
ンバータ174を備えている。マルチプレクサ173に
は、PCM音源171およびFM音源172からの出力
と、MPEG2 デコーダ18から転送されるデジタル
オーディオデータが入力され、それらの1つが選択され
る。
【0048】デジタルオーディオデータは、SD−RO
Mドライブ21から読み出されたオーディオデータをデ
コードしたものである。MPEG2 デコーダ18から
オーディオコントローラ17へのデジタルオーディオデ
ータの転送には、オーディオバス18aが用いられ、シ
ステムバス10は使用されない。従って、デジタルオー
ディオデータの高速転送が可能となる。
【0049】MPEG2 デコーダ18は、CPU11
の制御の下に、SCSIインタフェース16のデータバ
ッファ162を介して転送されるSD−ROMドライブ
21からのMPEGビットストリームを受信し、それを
ビデオ、サブピクチャ、およびオーディオパケットに分
離した後、それらをそれぞれデコード処理し同期化して
出力する。
【0050】デコードされたオーディオデータは、前述
したようにデジタルオーディオデータとしてオーディオ
バス18aを介してオーディオコントローラ18aに転
送される。デコードされたビデオおよびサブピクチャは
合成されて、デジタルYUVデータとしてマルチメディ
アディスプレイコントローラ19に送られる。この場
合、MPEG2 デコーダ18からマルチメディアディ
スプレイコントローラ19へのデジタルYUVデータの
転送には、ビデオバス18bが用いられ、システムバス
10は使用されない。従って、デジタルYUVデータの
転送についても、デジタルオーディオデータと同様に、
高速に行うことができる。
【0051】ビデオバス18bとしては、VESA規格
のVAFC(VESA Advanced Featu
re Connector)、またはVM−Chann
el(VESA Media Channel)を利用
することができる。
【0052】マルチメディアディスプレイコントローラ
19は、CPU11の制御の下に、このシステムのディ
スプレイモニタとして使用されるCRTディスプレイを
制御するものであり、VGA仕様のテキストおよびグラ
フィクス表示の他、動画表示をサポートする。
【0053】このマルチメディアディスプレイコントロ
ーラ19には、図示のように、グラフィックス表示制御
回路(Graphics)191、ビデオ表示制御回路192、
マルチプレクサ193、およびD/Aコンバータ194
等が設けられている。
【0054】グラフィックス表示制御回路191は、V
GA互換のグラフィックスコントローラであり、ビデオ
メモリ(VRAM)20に描画されたVGAのグラフィ
クスデータをRGBビデオデータに変換して出力する。
ビデオ表示制御回路192は、デジタルYUVデータを
貯えるビデオバッファ、及び同バッファに貯えられたY
UBデータをRGBビデオデータに変換するYUB−R
GB変換回路等をもつ。
【0055】マルチプレクサ193は、グラフィックス
表示制御回路191とビデオ表示制御回路192の出力
データの一方を選択、またはグラフィックス表示制御回
路191からのVGAグラフィクス上にビデオ表示制御
回路192からのビデオ出力を合成してD/Aコンバー
タ194に送る。D/Aコンバータ194は、マルチプ
レクサ194からのビデオデータをアナログRGB信号
に変換して、CRTディスプレイに出力する。
【0056】図4には、MPEG2 デコーダ18の具
体的な構成が示されている。
【0057】このMPEG2 デコーダ18は、多重化
されたビデオ、サブピクチャ、およびオーディオのビッ
トストリームを同期させてデコード再生するために、ビ
デオ、サブピクチャ、およびオーディオに対応する3つ
のデコーダ、すなわち、MPEG2 ビデオデコーダ1
81、サブピクチャデコーダ182、およびオーディオ
デコーダ183を備えている。
【0058】これらMPEG2 ビデオデコーダ18
1、サブピクチャデコーダ182、およびオーディオデ
コーダ183は、それぞれ内部バスを介してシステムバ
ス10に結合されている。MPEG2 ビデオデコーダ
181およびサブピクチャデコーダ182には、それぞ
れデコード処理などに使用されるRAM184,185
が設けられている。
【0059】MPEG2 ビデオデコーダ181は、多
重化されたMPEGストリームに含まれるビデオデータ
をデコードするためのものであり、SCSIインタフェ
ース16から例えば1データブロック分のMPEGスト
リームを受信するまで、繰り返し転送要求を発行する。
MPEG2 ビデオデコーダ181は、図3で説明した
ストリームIDを利用して、受信したMPEGストリー
ムをパック毎にビデオ、サブピクチャ、およびオーディ
オに分離し、そしてビデオパックのデコードを行う。M
PEG2 ビデオデコーダ181によって分離されたサ
ブピクチャ、およびオーディオパックについては、それ
ぞれサブピクチャデコーダ182およびオーディオデコ
ーダ183に送られる。
【0060】前述したように、1データブロックに対応
するデコード再生時間は固定であり、且つ1データブロ
ックに含まれる情報量は可変である。したがって、MP
EG2 ビデオデコーダ181が1データブロック分の
MPEGストリームを受信するまでの期間に発生される
転送要求回数は、情報量の多いデータブロックほど多く
なり、MPEGストリームの平均転送レートが上昇する
ことになる。
【0061】サブピクチャデコーダ182は、MPEG
2 ビデオデコーダ181によって分離されたサブピク
チャパックをデコードする。ここで実行されるデコード
処理の種類は、サブピクチャに施されている符号化処
理、つまりランレングス符号化に対応するものである。
さらに、サブピクチャデコーダ182は、MPEG2ビ
デオデコーダ181でデコードされたビデオを受信し、
そのビデオにサブピクチャデコーダ182がデコードし
たサブピクチャを合成する。サブピクチャの合成位置
は、サブピクチャパケットに付与されているヘッダ部に
含まれる位置情報によって決定される。合成されたデー
タは、デジタルYUVデータとして出力される。
【0062】オーディオデコーダ183は、MPEG2
ビデオデコーダ181によって分離されたオーディオ
パックをデコードする。ここで実行されるデコード処理
の種類は、オーディオデータに施されている符号化処
理、つまりDOLBY AC3に対応するものである。
デコードされたオーディオパケットは、デジタルオーデ
ィオデータとして出力される。
【0063】次に、図5を参照して、図1のシステムに
おける映画の再生動作を説明する。CPU11から転送
コマンドが発行されると、SD−ROMドライブ21か
らMPEGストリームが読み出され、それが9.5Mb
psの転送レートでSCSIインフェースのデータバッ
ファ162に転送される。次いで、CPU11の制御の
下に、データバッファ162からMPEG2 ビデオデ
コーダ181へのMPEGストリームの転送が開始され
る。
【0064】この場合の平均転送レートは前述したよう
に可変であり、図6に示されているように、動きの激し
いシーンに対応する期間Aにおいては転送レートが上昇
され、動きの少ないシーンに対応する期間Bにおいては
転送レートが下降される。
【0065】MPEGビデオはMPEG2 ビデオデコ
ーダ181によってデコードされ、符号化前のもとの主
映像に復元される。字幕などのサブピクチャは、サブピ
クチャデコーダ182によってデコードされて文字パタ
ーンに復元され、それがデコードされたMPEGビデオ
上に図示のように合成される。さらに、オーディオはオ
ーディオデコーダ183によってデコードされて、再生
される。
【0066】サブピクチャが合成されたビデオデータは
デジタルYUVデータとしてマルチメディアディスプレ
イコントローラ19に送られ、そこでVGAグラフィク
スのカラーキー領域(斜線で図示)上に合成される。
【0067】このようにして、VGAグラフィクス上に
字幕を含む主映像を表示させ、その画面に同期して音声
を再生することができる。
【0068】以上のように、この実施例においては、前
述したメディアプレーヤのドライブユニット部だけから
構成されたSD−ROMドライブ21が用いられてお
り、そのSD−ROMドライブ21に副映像および音声
付きの動画データが記録されている。SD−ROMドラ
イブ21はSCSIインタフェース16に接続されてお
り、そのSCSIインタフェース16のデータバッファ
162を利用して、MPEGストリームがシステムボー
ド上のMPEG2 デコーダ18に可変速転送される。
【0069】よって、動画再生のために必要な構成を簡
単化でき、且つMPEG2で符号化されたサブプクチャ
および音声付きの動画データを高品質表示することが出
来る。
【0070】次に、図7を参照して、この発明の第2実
施例に係るシステム構成を説明する。図7のシステム
は、図1のデスクトップパーソナルコンピュータのシス
テム構成をノートブックタイプのポータブルコンピュー
タに適用したものである。この図7のシステムは、図1
のシステムに比較して次の点だけが異なっている。
【0071】すなわち、ここでは、MPEG2 ビデオ
デコーダ18を図1のようにシステムボード上ではなく
PCカード22上で実現していると共に、PCカードコ
ントローラ23に、オーディオコントローラ17および
マルチメディアディスプレイコントローラ19それぞれ
とのインタフェースを設けている。
【0072】PCカード22はPCMCIA仕様に準拠
したものであり、ノートブックタイプポータブルコンピ
ュータ本体のカードスロットに装着され、そのスロット
内のPCカードインタフェース(コネクタ)に接続され
る。
【0073】PCカード22には、CIS(Card Infor
mation Structure)221、およびMPEG2 デコー
ダ222が設けられている。MPEG2 デコーダ22
2は、オーディオコントローラ17およびマルチメディ
アディスプレイコントローラ19それぞれとのインタフ
ェース以外は、図1のMPEG2 ビデオデコーダ18
と全く同様の機能を有しており、その構成は図4で説明
した通りである。
【0074】PCカードコントローラ23は、CPU1
1の制御下で、PCカードスロットに装着された各種P
Cカードを制御するためのものであり、モード1とモー
ド2の2つの動作モードを有している。モード1は、モ
デムカードなどのような通常のPCカードを制御するた
めのものであり、システムバス10とPCカードとの間
でデータ転送を行い、オーディオバス18aおよびビデ
オバス18bは使用しない。
【0075】モード2は、PCカード22がPCカード
スロットに装着されている場合に使用されるモードであ
る。このモード2においては、PCカードコントローラ
21は、MPEGストリームをPCカード22に転送す
ると共に、PCカード22から例えば互いに異なる信号
線を介して返送されるデジタルオーディオデータおよび
デジタルYUVデータをそれぞれオーディオバス18a
およびビデオバス18bを介してオーディオコントロー
ラ17およびマルチメディアディスプレイコントローラ
19に転送する。
【0076】図8には、PCカードコントローラ23の
構成が示されている。
【0077】PCカードコントローラ23には、データ
転送制御ロジック231とモードレジスタ232が設け
られており、モードレジスタ232にモード指定フラグ
をセットすることにより、PCカードコントローラ23
の動作モードが切換えられる。
【0078】モード指定フラグのセットは、例えばシス
テム電源投入時にCPU11によって行われる。すなわ
ち、CPU11は、PCカードスロットに装着されてい
るPCカードから属性情報を読取り、その属性情報によ
って装着されているPCカードの種類を検出する。装着
されているPCカードがPCカード22であれば、CP
U11は、モード2を示すモード指定フラグをモードレ
ジスタ232にセットする。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、大容量のマルチメディア情報をパーソナルコンピュ
ータ上で再生するのに最適なシステムを実現でき、これ
によって安価で且つ高品質の動画再生を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係るマルチメディアP
Cのシステム構成を示すブロック図。
【図2】同第1実施例のシステムで使用されるSD−R
OMドライブの構成を示すブロック図。
【図3】同第1実施例のシステムで使用される動画デー
タの記録形式を示す図。
【図4】同第1実施例のシステムに設けられたMPEG
2 デコーダの具体的な構成の一例を示すブロック図。
【図5】同第1実施例のシステムにおける動画再生動作
を説明するための図。
【図6】同第1実施例のシステムにおいて動画データの
転送レートが変化する様子を示す図。
【図7】この発明の第2実施例に係るマルチメディアP
Cのシステム構成を示すブロック図。
【図8】同第2実施例のシステムに設けられたPCカー
ドコントローラの構成を示すブロック図。
【符号の説明】
10…システムバス、11…CPU、12…システムメ
モリ、16…SCSIインタフェース、17…オーディ
オコントローラ、18…MPEG2 デコーダ、19…
マルチメディアディスプレイコントローラ、20…ビデ
オメモリ、21…SD−ROMドライブ、22…PCカ
ード、23…PCカードコントローラ、161…SCS
Iコントローラ、162…データバッファ、181…M
PEG2ビデオデコーダ、182…サブピクチャデコー
ダ、183…オーディオデコーダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−314092(JP,A) 特開 平6−59648(JP,A) 特開 平5−75970(JP,A) 特開 平5−324795(JP,A) 特開 平7−15698(JP,A) 特開 平5−225311(JP,A) 登録実用新案3004105(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】システムバスと、 前記システムバスを介して転送される所定時間当たりに
    再生すべきデータ量がシーンに応じて異なるよう可変速
    符号化され、デジタル圧縮符号化されたデジタルデータ
    列を受け取ってデコードするデコード手段であって、前
    記デジタル圧縮符号化されたデジタルデータ列に含まれ
    る動画識別情報、副映像識別情報、および音声識別情報
    に基づいて、前記デジタルデータ列をそこに所定のデー
    タ単位で多重化されている動画の符号化データと副映像
    の符号化データと音声の符号化データとに分離する分離
    手段と、互いに異なる符号化形式に対応したデコード処
    理をそれぞれ実行し、前記分離された動画の符号化デー
    タ、副映像の符号化データ、および音声の符号化データ
    を、それぞれ同期してデコードする動画デコード手段、
    副映像デコード手段、および音声デコード手段と、前記
    動画デコード手段によってデコードされた動画上に前記
    副映像デコード手段によってデコードされた副映像を合
    成することによって表示用データを生成する手段とを含
    むデコード手段と、 前記デコード手段によってデコードされた音声データを
    受信し、その音声データを再生する音声再生手段と、 前記デコード手段によって得られた前記表示用データを
    受信し、その表示用データを表示出力する表示制御手段
    と、前記可変速符号化されたデジタルデータ列を蓄積した記
    憶媒体を駆動するディスクドライブ装置を前記システム
    バスに接続するための周辺インタフェース装置であっ
    て、データバッファを有し、そのデータバッファを介し
    てディスクドライブ装置から前記システムバスへのデー
    タ転送を実行する周辺インタフェース装置と、 所定時間当たりに再生すべきデータ量が多いシーンほ
    ど、前記デコード手段のデコード処理と同期して行われ
    る、前記システムバスを介した前記周辺インタフェース
    装置から前記デコード手段へのデータ転送の回数が増加
    されるように、前記周辺インタフェース装置と前記デコ
    ード手段との間のデータ転送を制御する制御手段とを具
    備したことを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】システムバスと、 所定時間当たりに再生すべきデータ量がシーンに応じて
    異なる可変速符号化されたデジタルデータ列を蓄積した
    記憶媒体を駆動するディスクドライブ装置を前記システ
    ムバスに接続するための周辺インタフェース装置であっ
    て、データバッファを有し、そのデータバッファを介し
    てディスクドライブ装置から前記システムバスへのデー
    タ転送を実行する周辺インタフェース装置と、 前記システムバスを介して転送されるデジタルデータ列
    を受け取ってデコードするデコード手段であって、前記
    デジタルデータ列に含まれる動画識別情報、副映像識別
    情報、および音声識別情報に基づいて、前記デジタルデ
    ータ列をそこに所定のデータ単位で多重化されている動
    画の符号化データと副映像の符号化データと音声の符号
    化データとに分離する分離手段と、互いに異なる符号化
    形式に対応したデコード処理をそれぞれ実行し、前記分
    離された動画の符号化データ、副映像の符号化データ、
    および音声の符号化データを、それぞれ同期してデコー
    ドする動画デコード手段、副映像デコード手段、および
    音声デコード手段と、前記動画デコード手段によってデ
    コードされた動画上に前記副映像デコード手段によって
    デコードされた副映像を合成することによって表示用デ
    ータを生成する手段とを含むデコード手段と、 所定時間当たりに再生すべきデータ量が多いシーンほ
    ど、前記デコード手段のデコード処理と同期して行われ
    る、前記システムバスを介した前記周辺インタフェース
    装置から前記デコード手段へのデータ転送の回数が増加
    されるように、前記周辺インタフェース装置と前記デコ
    ード手段との間のデータ転送を制御する制御手段と、 前記デコード手段によってデコードされた音声データを
    受信し、その音声データを再生する音声再生手段と、 前記デコード手段によって得られた前記表示用データを
    受信し、その表示用データを表示出力する表示制御手段
    とを具備することを特徴とするコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 前記デコード手段と前記表示制御手段と
    の間には表示データ 転送用のバスが設けられており、 前記デコード手段によって得られた前記表示用データ
    は、前記表示データ転送用のバスを介して前記表示制御
    手段に転送されることを特徴とする請求項2記載のコン
    ピュータシステム。
  4. 【請求項4】 前記デコード手段と前記音声再生手段と
    の間には音声データ転送用のバスが設けられており、 前記デコード手段によってデコードされた前記音声デー
    タは、前記音声データ転送用のバスを介して前記音声再
    生手段に転送されることを特徴とする請求項3記載のコ
    ンピュータシステム。
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