JPH11353858A - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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JPH11353858A
JPH11353858A JP10154632A JP15463298A JPH11353858A JP H11353858 A JPH11353858 A JP H11353858A JP 10154632 A JP10154632 A JP 10154632A JP 15463298 A JP15463298 A JP 15463298A JP H11353858 A JPH11353858 A JP H11353858A
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JP10154632A
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English (en)
Inventor
Tae Owa
妙 大輪
Hiroaki Unno
裕明 海野
Shinichi Kikuchi
伸一 菊地
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、要求されたメニュー画面を速やか
に表示することができ、実用に好適する情報再生装置を
提供することを目的としている。 【解決手段】複数の映像情報と複数のメニュー情報とが
記録された記録媒体11から、所望の映像情報またはメ
ニュー情報を選択的に読み出してデコード処理する情報
再生装置において、記録媒体11から読み出されデコー
ド処理されたメニュー情報をビットマップデータで記憶
する記憶手段37と、記録媒体11から読み出されデコ
ード処理されたことのあるメニュー情報の表示が要求さ
れた状態で、記憶手段37から表示要求されたメニュー
情報のビットマップデータを読み出して静止画表示させ
る制御手段15とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばDVD等
の光ディスクのようにメニュー情報が記録された記録媒
体を再生する情報再生装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近年では、例えば音声用
のCD(Compact Disk)と同じ直径12cmの光ディス
クに、音声データだけでなく映像データも圧縮して記録
することができるようになっている。この種の光ディス
クとしては、例えばCD−ROM(Read Only Memory)
等が、教育用からカラオケ用に至るまで、幅広い分野に
渡って普及している。
【0003】また、近時では、CDと同径の光ディスク
に、約2時間分の映画に対応する量の主映像データと、
8種類の音声データと32種類の字幕等を表わす副映像
データとを記録した、DVD−ROM等が開発されてい
る。そして、現在では、映像データに対して国際規格化
したMPEG(Moving Picture Image Coding Experts
Group )2圧縮方式を使用し、音声データに対してAC
−3圧縮方式を採用した、DVD規格も提案されてい
る。
【0004】このDVD規格は、MPEG2システムレ
イヤにしたがって、主映像圧縮方式にMPEG2を使用
するとともに、音声圧縮方式としてAC−3方式とMP
EG方式とをサポートし、さらに、字幕用としてビット
マップデータをランレングス圧縮してなる副映像データ
と、早送りや早戻し等の特殊再生用のコントロールデー
タ(ナビゲーションパック)とを追加した構成となって
いる。
【0005】また、このDVD規格では、例えばパーソ
ナルコンピュータ等でもデータを読むことができるよう
に、ISO(International Organization for Standar
dization)9660と、マイクロUDF(Universal Di
sk Format )とをサポートしている。
【0006】一方、現在では、上記したDVD−ROM
のように再生専用の光ディスクだけでなく、例えばDV
D−RAM(Random Access Memory)等のように、デー
タの書き込みや書き替えを行なうことが可能な光ディス
クも開発されてきている。
【0007】図9は、このようなデータの書き替えが可
能な光ディスクに対して、データの書き込み及び読み出
しを行なうための記録再生装置を示している。この記録
再生装置は、主として、光ディスク11を回転駆動し、
この光ディスク11に対して情報の読み書きを実行する
ディスクドライブ部12と、録画側を構成するエンコー
ダ部13と、再生側を構成するデコーダ部14と、装置
本体の動作を制御するMPU(Microprocessing Unit)
15とから構成されている。
【0008】このうち、エンコーダ部13は、A/D
(Analogue/Digital)変換部16と、ビデオエンコード
部17と、オーディオエンコード部18と、SP(Sub
Picture )エンコード部19と、フォーマッタ部20
と、バッファメモリ部21とを備えている。
【0009】A/D変換部16には、A/V(Audio/Vi
deo )入力部22からの外部アナログビデオ信号+外部
アナログオーディオ信号、あるいはTV(Television)
チューナ部23からのアナログTV信号+アナログオー
ディオ信号が入力される。このA/D変換部16は、入
力されたアナログビデオ信号を、例えばサンプリング周
波数13.8MHz、量子化ビット数8ビツトでデジタ
ル化する。すなわち、輝度成分Yと色差信号Cr(また
はY−R)と色差信号Cb(またはY−B)とが、それ
ぞれ8ビットで量子化される。
【0010】同様に、A/D変換部16は、入力された
アナログオーディオ信号を、例えばサンプリング周波数
48MHz、量子化ビット数16ビットでデジタル化す
る。なお、A/D変換部16にアナログビデオ信号及び
デジタルオーディオ信号が入力されるときは、A/D変
換部16は、デジタルオーディオ信号をスルーパスさせ
る。この場合、デジタルオーディオ信号の内容は改変せ
ず、デジタル信号に付随するジッタだけを低減させる処
理、あるいはサンプリングレートや量子化ビット数を変
更する処理等は行なっても良い。
【0011】一方、A/D変換部16にデジタルビデオ
信号及びデジタルオーディオ信号が入力されるときは、
A/D変換部16は、デジタルビデオ信号及びデジタル
オーディオ信号をスルーパスさせる。これらのデジタル
信号に対しても、内容は改変することなく、ジッタ低減
処理やサンプリングレート変更処理等は行なっても良
い。
【0012】A/D変換部16からのデジタルビデオ信
号成分は、ビデオエンコード部17を介してフォーマッ
タ部20に送られる。また、A/D変換部16からのデ
ジタルオーディオ信号成分は、オーディオエンコード部
18を介してフォーマッタ部20に送られる。
【0013】ビデオエンコード部17は、入力されたデ
ジタルビデオ信号を、MPEG2またはMPEG1規格
に基づき、可変ビットレートで圧縮されたデジタル信号
に変換する機能を持つ。また、オーディオエンコード部
18は、入力されたデジタルオーディオ信号を、MPE
GまたはAC−3規格に基づき、固定ビットレートで圧
縮されたデジタル信号[またはリニアPCM(Pulse Co
de Modulation )のデジタル信号]に変換する機能を持
つ。
【0014】映像情報がA/V入力部22から入力され
た場合(例えば副映像信号の独立出力端子付DVDビデ
オプレーヤからの信号) 、あるいはこのようなデータ構
造のDVDビデオ信号が放送されそれがTVチューナ部
23で受信された場合は、DVDビデオ信号中の副映像
信号成分が、SPエンコード部19に入力される。SP
エンコード部19に入力された副映像データは、所定の
信号形態にアレンジされて、フォーマッタ部20に送ら
れる。
【0015】フォーマッタ部20は、バッファメモリ部
21をワークエリアとして使用しながら、入力されたビ
デオ信号、オーディオ信号、副映像信号等に対して所定
の信号処理を行ない、所定のファイル構造に合致した記
録データを生成して、データプロセッサ部24に出力す
る。
【0016】ここで、上記ディスクドライブ部12に
は、データプロセッサ部24と、ディスクチェンジャ部
25と、一時記憶部26と、STC(System Time Cloc
k )部27とが接続されている。
【0017】データプロセッサ部24は、MPU部15
の制御に基づいて、エンコーダ部13からのDVD記録
データをディスクドライブ部12を介して光ディスク1
1に記録させたり、光ディスク11に記録されたデータ
をディスクドライブ部12を介して読み取り上記デコー
ダ部14に出力している。また、データプロセッサ部2
4は、光ディスク11に記録された管理情報の書き替え
や、記録データの削除等も行なう。
【0018】デコーダ部14は、データプロセッサ部2
4からのデータを主映像と副映像とオーディオ成分とに
分離する分離部28と、分離部28で分離された主映像
データをデコードするビデオデコード部29と、分離部
28で分離された副映像データをデコードするSPデコ
ード部30と、分離部28で分離されたオーディオデー
タをデコードするオーディオデコード部31と、ビデオ
デコード部29からの主映像データにSPデコード部3
0からの副映像データを適宜合成するビデオプロセッサ
部32と、このビデオプロセッサ部32からのデジタル
ビデオ出力をアナログビデオ信号に変換するD/A(Di
gital/Analogue)変換部33と、オーディオデコード部
31からのデジタルオーディオ出力をアナログオーディ
オ信号に変換するD/A変換部34とを備えている。
【0019】そして、D/A変換部33からのアナログ
ビデオ信号及びD/A変換部34からのアナログオーデ
ィオ信号は、A/V出力部35を介して図示しない外部
コンポーネント(2チャンネル〜6チャンネルのマルチ
チャンネルステレオ装置+モニタTVまたはプロジェク
タ)に供給される。
【0020】上記MPU部15は、STC部27からの
時間データに基づいて、ディスクドライブ部12、エン
コーダ部13、デコーダ部14、データプロセッサ部2
4及びディスクチェンジャ部25を制御している。この
MPU部15の制御結果のうち、ユーザに通知すべき内
容は、表示部36に表示される。
【0021】ここで、DVDの情報記録領域は、管理領
域とデータ領域とに別れ、上記した主映像データ、オー
ディオデータ及び副映像データは、データ領域に記録さ
れている。
【0022】管理領域には、ナビゲーションデータが記
録されている。このナビゲーションデータは、ビデオマ
ネージャVMGとビデオタイトルセットVTSとに別れ
ており、図10に示すように、ビデオマネージャVMG
には、VMGメニュー用ビデオオブジェクトセットVM
GM_VOBSが記録され、ビデオタイトルセットVT
Sには、VTSメニュー用ビデオオブジェクトセットV
TSM_VOBSが記録されている。
【0023】ユーザは、必要なメニュー情報を光ディス
ク11から読み出して、例えば所望のタイトル、音声言
語、字幕言語、アングル等を選択して、データ領域に記
録されたデータを再生することができる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような記録再生装置では、光ディスク11のデータ領域
のデータを再生している途中でメニューに移る場合や、
あるメニューから他のメニューに移る場合に、その都
度、光ディスク11上のメニュー情報が記録されている
位置を検索してメニュー情報を読み取り、その読み取っ
たメニュー情報をデコーダ部14に転送して主映像や副
映像のデコード処理を行なった後、両映像を合成して表
示させるという処理を行なうため、ユーザがメニュー画
面を表示するための要求を出してから、実際にメニュー
画面が表示されるまでに長い時間を要し、実用に不向き
であるという問題を有している。
【0025】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、要求されたメニュー画面を速やかに表示
することができ、実用に好適する極めて良好な情報再生
装置を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】この発明に係る情報再生
装置は、複数の映像情報と複数のメニュー情報とが記録
された記録媒体から、所望の映像情報またはメニュー情
報を選択的に読み出してデコード処理するものを対象と
している。
【0027】そして、記録媒体から読み出されデコード
処理されたメニュー情報をビットマップデータで記憶す
る記憶手段と、記録媒体から読み出されデコード処理さ
れたことのあるメニュー情報の表示が要求された状態
で、記憶手段から表示要求されたメニュー情報のビット
マップデータを読み出して静止画表示させる制御手段と
を備えるようにしたものである。
【0028】また、この発明に係る情報再生装置は、上
記の対象において、記録媒体から所定のメニュー情報を
読み出して記憶する記憶手段と、この記憶手段から表示
要求されたメニュー情報を読み出してデコード処理させ
る制御手段とを備えるようにしたものである。
【0029】上記のような構成によれば、メニュー情報
を記憶手段に記憶させておき、表示要求されたメニュー
情報を記憶手段から読み出して表示させるようにしたの
で、要求されたメニュー画面を迅速に表示させることが
でき、実用に適するものとなる。
【0030】さらに、この発明に係る情報再生装置は、
上記の対象において、映像情報の再生中にメニュー情報
の表示が要求された状態で、再生中の映像情報の静止画
状態をビットマップデータで記憶する記憶手段と、この
記憶手段に記憶されたビットマップデータと表示要求に
より記録媒体から読み取ってデコード処理したメニュー
情報とを合成し、映像情報の静止画面にメニュー画面を
重ねて表示させる合成手段とを備えるようにしたもので
ある。
【0031】上記のような構成によれば、映像情報の再
生中にメニュー情報の表示が要求された状態で、映像情
報の静止画面にメニュー画面を重ねて表示させるように
したので、見ていた映像を参照しながらのメニュー選択
が可能となり、ユーザにとって便利となる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、この発明の第1の実施の形
態について図面を参照して詳細に説明する。図1におい
て、図9と同一部分には同一符号を付して示している。
すなわち、デコーダ部14内に、ビデオプロセッサ部3
2からのデジタルビデオ出力のうち、メニュー画面のビ
ットマップデータを記憶する、メニュー画面ビットマッ
プ記憶用のメモリ37を備えている。
【0033】以下、図2に示すフローチャートを参照し
て動作を説明する。まず、開始(ステップS1)される
と、MPU部15は、ステップS2で、ユーザからメニ
ュー画面の表示要求がなされているか否かを判別し、要
求されていると判断された場合(YES)、ステップS
3で、要求されたメニュー画面が初めて表示するメニュ
ー画面か否かを判別する。
【0034】初めて表示するメニュー画面であると判断
された場合(YES)、MPU部15は、ステップS4
で、要求されたメニュー画面に対応するメニュー情報を
光ディスク11から読み取り、デコーダ部14でデコー
ド処理して表示させた後、ステップS5で、そのデコー
ド処理されたメニュー画面のビットマップデータを、メ
モリ37に記憶させる。
【0035】また、ステップS3で、初めて表示するメ
ニュー画面でないと判断された場合(NO)、MPU部
15は、ステップS6で、メモリ37に既に書き込まれ
ている複数のメニュー画面のビットマップデータの中か
ら、要求されたメニュー画面に対応するビットマップデ
ータを読み出して表示させる。その後、MPU部15
は、表示されたメニュー画面に対応するメニュー情報を
光ディスク11から読み取り、デコーダ部14でデコー
ド処理する。
【0036】上記した第1の実施の形態によれば、一旦
表示したメニュー画面のビットマップデータをメモリ3
7に記憶し、再度の表示が要求されたときに、メモリ3
7からそのメニュー画面のビットマップデータを読み出
して表示させるようにしたので、要求されたメニュー画
面を迅速に表示することが可能となる。そして、表示さ
れたメニュー画面をユーザが見ている間に、そのメニュ
ー画面の情報を光ディスク11から読み取りデコード処
理しているので、ユーザが実質的に不便を感じることが
なく、実用に適するものとなる。
【0037】図3は、この発明の第2の実施の形態を示
すもので、図9と同一部分には同一符号を付して示して
いる。すなわち、デコーダ部14内に、光ディスク11
から読み取られ、データプロセッサ部24から出力され
るメニュー情報(VMGメニュー用ビデオオブジェクト
セットVMGM_VOBSやVTSメニュー用ビデオオ
ブジェクトセットVTSM_VOBS)を記憶する、メ
ニュー情報記憶用のメモリ38を備えている。
【0038】以下、図4に示すフローチャートを参照し
て動作を説明する。まず、光ディスク11が記録再生装
置に装着されることにより開始(ステップS7)される
と、MPU部15は、ステップS8で、光ディスク11
からメニュー情報(VMGメニュー用ビデオオブジェク
トセットVMGM_VOBSやVTSメニュー用ビデオ
オブジェクトセットVTSM_VOBS)を全て読み取
って、メモリ38に記憶させる。
【0039】その後、MPU部15は、ステップS9
で、ユーザからメニュー画面の表示要求がなされている
か否かを判別し、要求されていると判断された場合(Y
ES)、ステップS10で、メモリ38に記憶されてい
るメニュー情報の中から必要なメニュー情報を検索し、
ステップS11で、メモリ38から読み出してデコード
処理を行ない表示する。
【0040】上記した第2の実施の形態によれば、例え
ば光ディスク11が記録再生装置に装着された時点で、
自動的に光ディスク11からそのメニュー情報を全て読
み取ってメモリ38に記憶し、メニュー画面の表示が要
求されたとき、メモリ38からそのメニュー画面のメニ
ュー情報を読み出してデコード処理し表示させるように
したので、要求されたメニュー画面のメニュー情報を光
ディスク11上で検索して読み取りデコーダ部14に転
送する必要がなく、要求されたメニュー画面を迅速に表
示することが可能となる。
【0041】図5は、この発明の第3の実施の形態を示
すもので、図9と同一部分には同一符号を付して示して
いる。すなわち、デコーダ部14内に、ビデオプロセッ
サ部32から出力されるデジタルビデオ信号の静止画状
態のビットマップデータを記憶するメモリ39と、この
メモリ39に記憶された静止画とビデオプロセッサ部3
2から出力されるメニュー画面とを合成する合成部40
とを備えている。
【0042】以下、図6に示すフローチャートを参照し
て動作を説明する。まず、開始(ステップS12)され
ると、MPU部15は、ステップS13で、ユーザから
メニュー画面の表示要求がなされているか否かを判別
し、要求されていると判断された場合(YES)、ステ
ップS14で、現在メニュー画面以外の映像を再生中で
あるか否かを判別する。
【0043】そして、現在メニュー画面以外の映像を再
生中であると判断された場合(YES)、MPU部15
は、ステップS15で、ビデオプロセッサ部32から出
力されるデジタルビデオ信号を静止画状態のビットマッ
プデータとしてメモリ39に記憶させるとともに、要求
されたメニュー画面のメニュー情報を光ディスク11上
で検索して読み取りデコーダ部14でデコード処理する
という、通常のメニュー画面再生処理を実行する。
【0044】その後、MPU部15は、ステップS16
で、メモリ39に記憶されたビットマップデータと、通
常に再生されたメニュー画面とを合成部40で合成して
表示させる。この場合、メモリ39に記憶されたビット
マップデータに基づいて表示される静止画が、図7
(a)に示すものであるとすると、合成部40でメニュ
ー画面が合成された映像は、図7(b)に示すようにな
る。
【0045】また、ステップS14で現在メニュー画面
以外の映像を再生中でないと判断された場合(NO)、
MPU部15は、ステップS17で、要求されたメニュ
ー画面のメニュー情報を光ディスク11上で検索して読
み取りデコーダ部14でデコード処理するという、通常
のメニュー画面再生処理を実行し、その再生されたメニ
ュー画面を画面全部を用いて表示させる。
【0046】そして、ステップS16またはステップS
17の後、ユーザは、ステップS18で、メニュー画面
により他のシーンに移動するか否かを判別し、移動する
と判断された場合(YES)、MPU部15は、ステッ
プS19で、メニュー画面から選択された映像を再生す
るように制御する。また、ステップS18で他のシーン
に移動しないと判断された場合(NO)、MPU部15
は、ステップS20で、メモリ39に記憶されたビット
マップデータによって表示されている静止画から継続し
て映像を表示するように制御する。
【0047】上記した第3の実施の形態によれば、メニ
ュー画面以外の映像を再生中にメニュー画面の表示が要
求された場合、メニュー画面の表示が要求された時点で
表示していた映像の静止画状態のビットマップデータを
メモリ39に記憶し、この静止画と通常に再生されたメ
ニュー画面とを合成して、図7(b)に示すように表示
するようにしたので、見ていた映像を参照しながらのメ
ニュー選択が可能となり、ユーザにとって便利となる。
【0048】従来では、メニュー画面以外の、例えば図
8(a)に示すような映像を再生中に、メニュー画面表
示を要求すると、図8(b)に示すように、画面全体が
メニュー画面に切り替わってしまうため、見ていた映像
を参照しながらのメニュー選択が不可能となり、選択内
容によってはユーザに不便なものとなっている。なお、
この発明は上記した各実施の形態に限定されるものでは
なく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施することができる。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
要求されたメニュー画面を速やかに表示することがで
き、実用に好適する極めて良好な情報再生装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る情報再生装置の第1の実施の形
態を示すブロック構成図。
【図2】同第1の実施の形態における動作を説明するた
めに示すフローチャート。
【図3】この発明に係る情報再生装置の第2の実施の形
態を示すブロック構成図。
【図4】同第2の実施の形態における動作を説明するた
めに示すフローチャート。
【図5】この発明に係る情報再生装置の第3の実施の形
態を示すブロック構成図。
【図6】同第3の実施の形態における動作を説明するた
めに示すフローチャート。
【図7】同第3の実施の形態におけるメニュー画面の表
示例を示す図。
【図8】従来のメニュー画面の表示を説明するために示
す図。
【図9】光ディスクに対する記録再生装置の一般的な構
成を示すブロック構成図。
【図10】光ディスクに記録されたメニュー情報を説明
するために示す図。
【符号の説明】
11…光ディスク、 12…ディスクドライブ部、 13…エンコーダ部、 14…デコーダ部、 15…MPU部、 16…A/D変換部、 17…ビデオエンコード部、 18…オーディオエンコード部、 19…SPエンコード部、 20…フォーマッタ部、 21…バッファメモリ部、 22…A/V入力部、 23…TVチューナ部、 24…データプロセッサ部、 25…ディスクチェンジャ部、 26…一時記憶部、 27…STC部、 28…分離部、 29…ビデオデコード部、 30…SPデコード部、 31…オーディオデコード部、 32…ビデオプロセッサ部、 33,34…D/A変換部、 35…A/V出力部、 36…表示部、 37〜39…メモリ、 40…合成部。
フロントページの続き (72)発明者 菊地 伸一 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の映像情報と複数のメニュー情報と
    が記録された記録媒体から、所望の映像情報またはメニ
    ュー情報を選択的に読み出してデコード処理する情報再
    生装置において、 前記記録媒体から読み出されデコード処理されたメニュ
    ー情報をビットマップデータで記憶する記憶手段と、 前記記録媒体から読み出されデコード処理されたことの
    あるメニュー情報の表示が要求された状態で、前記記憶
    手段から表示要求されたメニュー情報のビットマップデ
    ータを読み出して静止画表示させる制御手段とを具備し
    てなることを特徴とする情報再生装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記記憶手段から読み
    出したメニュー情報のビットマップデータを静止画表示
    させている状態で、前記記録媒体から対応するメニュー
    情報を読み取ってデコード処理させることを特徴とする
    請求項1記載の情報再生装置。
  3. 【請求項3】 複数の映像情報と複数のメニュー情報と
    が記録された記録媒体から、所望の映像情報またはメニ
    ュー情報を選択的に読み出してデコード処理する情報再
    生装置において、 前記記録媒体から所定のメニュー情報を読み出して記憶
    する記憶手段と、 この記憶手段から表示要求されたメニュー情報を読み出
    してデコード処理させる制御手段とを具備してなること
    を特徴とする情報再生装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は、前記記録媒体に記録さ
    れた複数の映像情報のタイトルに関するメニュー情報を
    記憶することを特徴とする請求項3記載の情報再生装
    置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、前記記録媒体に記録さ
    れた全てのメニュー情報を記憶することを特徴とする請
    求項3記載の情報再生装置。
  6. 【請求項6】 複数の映像情報と複数のメニュー情報と
    が記録された記録媒体から、所望の映像情報またはメニ
    ュー情報を選択的に読み出してデコード処理する情報再
    生装置において、 前記映像情報の再生中に前記メニュー情報の表示が要求
    された状態で、再生中の映像情報の静止画状態をビット
    マップデータで記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されたビットマップデータと、前記
    表示要求により前記記録媒体から読み取ってデコード処
    理したメニュー情報とを合成し、映像情報の静止画面に
    メニュー画面を重ねて表示させる合成手段とを具備して
    なることを特徴とする情報再生装置。
JP10154632A 1998-06-03 1998-06-03 情報再生装置 Pending JPH11353858A (ja)

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JP10154632A JPH11353858A (ja) 1998-06-03 1998-06-03 情報再生装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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