JP2001186446A - 情報再生装置及び情報再生方法 - Google Patents

情報再生装置及び情報再生方法

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JP2001186446A
JP2001186446A JP36827299A JP36827299A JP2001186446A JP 2001186446 A JP2001186446 A JP 2001186446A JP 36827299 A JP36827299 A JP 36827299A JP 36827299 A JP36827299 A JP 36827299A JP 2001186446 A JP2001186446 A JP 2001186446A
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JP36827299A
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Nobuyuki Suzuki
信幸 鈴木
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な操作で過去の画面の字幕を表示させるこ
とが可能な情報再生装置を提供すること。 【解決手段】再生の要求に対応して、情報記録媒体から
これから再生する主映像、及びこの主映像に対応してこ
れから再生される字幕映像の情報を読み取る。読み取ら
れた主映像及び字幕映像を記憶する。記憶された主映像
及び字幕映像をデコードする。デコードされた主映像及
び字幕映像を記憶する。ここで記憶された主映像及び字
幕映像を合成する。合成された合成画像を再生する。こ
のとき再生された過去の字幕映像を記憶する記憶エリア
(51)を備え、過去の字幕の再生要求に対応して、記
憶エリアに記憶された過去の字幕映像とこれから再生さ
れる主映像及び字幕映像とを合成し、合成された画像を
再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、DVD(Digita
l Video Disk)などの情報記録媒体(光ディスク)に記
録された字幕付きの映画などの情報を再生する情報再生
装置及び情報再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大容量記録を特徴とするDVDの
研究開発が盛んに進められている。DVDには、コンピ
ュータデータ、音楽データ、静止画データ、及び動画デ
ータなどを納めることができる。ここで、映画ソフトが
納められたDVDについて簡単に説明する。映画ソフト
が納められたDVDには、映画に対応する動画データは
勿論のこと、映画に対応する音声データ、及び映画に対
応する字幕データが格納されている。しかも、このDV
Dに納められた音声データ及び字幕データは、複数の言
語をサポートしている。
【0003】DVDで映画ソフトを鑑賞する場合、一般
的にDVDプレーヤには、音声の言語がユーザの母国語
に設定され、字幕が非表示として設定される。この場
合、映像(主映像)の中に外国語の看板や新聞などの文
字情報が現れたとき、ユーザには理解できないことがあ
る。通常、このような場面では映画ソフトの中に字幕説
明が入っていることが多い。従って、ユーザは、プレー
ヤに対して逆方向再生の指示を出し、所望の場面よりも
少し前に戻ってから通常再生の指示を出し、母国語の字
幕表示の指示を出して、映像(主映像)に現れた外国語
文字の意味を確認する。その後、再びプレーヤに対して
字幕を非表示にする指示を出して続きを再生する。
【0004】また、ユーザがDVDを使って外国語の学
習を行う場合、字幕を非表示として外国語音声で視聴す
ることが考えられる。この場合、ユーザが音声を聞き取
れなかったとき、あるいは音声は聞き取れたが理解でき
なかったときなどは、DVDプレーヤに対して前述の例
と同様の操作を行うことが考えられる。
【0005】ここで、上記したプレーヤ操作の一例をま
とめると以下のようになる。ユーザは、まず、逆方向再
生キーを押下して、字幕を表示させたい場面まで戻る。
所望の場面まで戻ったら、順方向再生キーを押下する。
ここで、字幕を表示させるため、字幕表示/非表示キー
を押下して、字幕表示の状態にする。目的の字幕を確認
した後、再び、字幕表示/非表示キーを押下して、字幕
非表示の状態にする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】映画ソフトを字幕非表
示のモードで再生中において、字幕が必要になった場合
には、従来のDVDプレーヤでは上記したような一連の
操作が必要とされていた。しかし、何度もキーを押さな
ければならず、非常に操作性が悪いという問題があっ
た。
【0007】この発明の目的は、上記したような事情に
鑑み成されたものであって、所定のソフトを字幕非表示
で再生中におて、字幕が必要になった場合に、簡単な操
作で過去の画面の字幕を表示させて再生することが可能
な情報再生装置及び情報再生方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、この発明の情報再生装置及び情報再生
方法は、以下のように構成されている。
【0009】(1)この発明の情報再生装置は、再生の
要求に対応して、情報記録媒体からこれから再生される
主映像、及びこの主映像に対応してこれから再生される
副映像の情報を読み取る読取手段と、前記読取手段によ
り読み取られたこれから再生される主映像及び副映像を
記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたこれか
ら再生される主映像及び副映像を合成する合成手段と、
前記合成手段により合成された合成画像を再生する再生
手段と、前記再生手段により再生された過去の副映像を
記憶する記憶エリアと、過去の副映像の再生要求に対応
して、前記記憶エリアに記憶された過去の副映像と前記
記憶手段に記憶されたこれから再生される主映像とを前
記合成手段に合成させ、合成された合成画像を前記再生
手段に再生させる再生制御手段とを備えている。
【0010】(2)この発明の情報再生装置は、再生の
要求に対応して、情報記録媒体からこれから再生する主
映像、及びこの主映像に対応してこれから再生される字
幕映像の情報を読み取る読取手段と、前記読取手段によ
り読み取られたこれから再生される主映像及び字幕映像
を記憶する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記
憶されたこれから再生される主映像及び字幕映像をデコ
ードするデコード手段と、前記デコード手段によりデコ
ードされたこれから再生される主映像及び字幕映像を記
憶する第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に記憶さ
れたこれから再生される主映像及び字幕映像を合成する
合成手段と、前記合成手段により合成された合成画像を
再生する再生手段と、前記再生手段により再生された過
去の字幕映像を記憶する記憶エリアと、過去の字幕の再
生要求に対応して、前記記憶エリアに記憶された過去の
字幕映像と前記第2の記憶手段に記憶されたこれから再
生される主映像とを前記合成手段に合成させ、合成され
た合成画像を前記再生手段に再生させる再生制御手段と
を備えている。
【0011】(3)この発明の情報再生方法は、再生の
要求に対応して、情報記録媒体からこれから再生される
主映像、及びこの主映像に対応してこれから再生される
副映像の情報を読み取る第1の行程と、前記第1の行程
により読み取られたこれから再生される主映像及び副映
像を記憶する第2の行程と、前記第2の行程により記憶
されたこれから再生される主映像及び副映像を合成する
第3の行程と、前記第3の行程により合成された合成画
像を再生する第4の行程と、前記第4の行程により再生
された過去の副映像を記憶しておく第5の行程と、過去
の副映像の再生要求に対応して、前記第5の行程により
記憶された過去の副映像と前記第2の行程により記憶さ
れたこれから再生される主映像とを合成し、合成された
合成画像を再生する第6の行程とを備えている。
【0012】(4)この発明の情報再生方法は、再生の
要求に対応して、情報記録媒体からこれから再生する主
映像、及びこの主映像に対応してこれから再生される字
幕映像の情報を読み取る第1の行程と、前記第1の行程
により読み取られたこれから再生される主映像及び字幕
映像を記憶する第2の行程と、前記第2の行程により記
憶されたこれから再生される主映像及び字幕映像をデコ
ードする第3の行程と、前記第3の行程によりデコード
されたこれから再生される主映像及び字幕映像を記憶す
る第4の行程と、前記第4の行程により記憶されたこれ
から再生される主映像及び字幕映像を合成する第5の行
程と、前記第5の行程により合成された合成画像を再生
する第6の行程と、前記第6の行程により再生された過
去の字幕映像を記憶する第7の行程と、過去の字幕の再
生要求に対応して、前記第7の行程により記憶された過
去の字幕映像と前記第4の行程により記憶されたこれか
ら再生される主映像とを合成し、合成された合成画像を
再生する第7の行程とを備えている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0014】図1は、この発明の情報再生装置の一例に
係るDVDディスク再生装置の概略構成を示すブロック
図である。
【0015】図1に示すDVDディスク再生装置は、D
VDディスク21に記録された情報(字幕付きの映画な
ど)を再生する。このDVDディスク再生装置は、スピ
ンドルモータ22、送りモータ23、光ピックアップ2
4、RFアンプ25、サーボ制御回路26、DVDスト
リームIF回路27、第1メモリ28、メモリIF回路
29、第2メモリ30、ビデオ・デコーダ31、サブピ
クチャデコーダ32、オーディオデコーダ33、ナビゲ
ーション・データ処理回路34、ミキサー回路35、映
像駆動回路36、音声駆動回路38、システム・コント
ローラ40、及びリモコン信号処理回路41を備えてい
る。
【0016】DVDディスク再生装置の音声駆動回路3
8からの出力信号は、スピーカ39に提供される。ま
た、DVDディスク再生装置の映像駆動回路36からの
出力信号は、モニター37に提供される。このモニター
37には、例えば、図2に示すような画面が表示され
る。ここで、図2の画面を参照して、この発明のDVD
ディスク再生装置による作用効果について説明する。こ
の発明のDVDディスク再生装置によると、過去に再生
された過去の字幕2を主映像1に重畳して表示すること
ができる。また、この発明のDVDディスク再生装置に
よると、字幕の色、字幕のフォント、及び字幕領域の色
などを変えて、過去の字幕2と現在の字幕3とを区別で
きるように夫々の字幕を表示することができる。さら
に、この発明のDVDディスク再生装置によると、過去
の字幕2と現在の字幕3とを同時に表示する場合には、
過去の字幕2と現在の字幕3とが重なり合わないよう夫
々の字幕を異なる位置に表示することができる。
【0017】図3は、図1に示すDVDディスク再生装
置をリモートコントロールするリモートコントローラ
(以下リモコンと称する)の一部の概略を示す図であ
る。図3に示すように、リモコンには、順方向の再生を
指示するプレイキー60、早戻しを指示する早戻しキー
61、字幕を表示する字幕表示モードと字幕を表示しな
い字幕非表示モードとを切り替えるサブタイトルキー6
2、過去の字幕の表示を指示する過去の字幕表示キー6
3、及び十字キー64等が設けられている。
【0018】ここで、図4〜図5を参照して、DVDデ
ィスク21のデータ構造について説明する。
【0019】DVDディスクには、図4に示すようなデ
ータ構造のデータが記録されている。リードインエリア
77からリードアウトエリア76までの間は、データ記
録エリア78として割り当てられる。このデータ記録エ
リア78には、ボリューム/ファイル管理エリア70、
及びデータエリアDAなどが含まれる。ボリューム/フ
ァイル管理エリア70には、ボリュームおよびファイル
構造の情報が記録される。データエリアDAに記録され
るデータは、この後、詳しく説明する。
【0020】データ記録エリア78は、多数のセクタに
物理的に分割され、それらの物理的セクタには連続番号
が付されている。このデータ記録エリア78に記録され
るデータの論理アドレスは、論理セクタ番号を意味して
いる。ここでの論理セクタサイズは、物理セクタの有効
データサイズと同様に、2048バイト(2Kバイト)
としてある。論理セクタ番号は、物理セクタ番号の昇順
に対応して連続番号が付加されている。なお、論理セク
タと異なり、物理セクタにはエラー訂正情報等の冗長な
情報が付加されている。このため、物理セクタサイズ
は、正確に言うと論理セクタサイズと一致しない。
【0021】すなわち、データ記録エリア78は、階層
構造を有しており、ボリューム/ファイル管理情報7
0、及びデータエリアDAなどを含んでいる。また、デ
ータ記録エリア78に含まれる領域は、論理セクタの境
界上で区分されている。ここで、1論理セクタは204
8バイトと定義され、1論理ブロックも2048バイト
と定義される。したがって、1論理セクタは1論理ブロ
ックと対等に定義される。
【0022】リードインエリア77のエンボスデータ領
域には、製造番号(ディスクID)などの情報が記録さ
れている。また、リードインエリア77の書換可能領
域、及びリードアウトエリア76の書換可能領域には、
情報記憶媒体を識別するための固有ディスク名記録領
域、試し記録領域(記録消去条件の確認用)、及びデー
タエリアDA内の欠陥領域に関する欠陥管理情報記録領
域が設けられている。これら、各領域には、デジタル情
報記録再生システムによる記録が可能になっている。
【0023】データエリアDAには、所定のデータが記
録されるデータ記録領域が設けられている。このデータ
エリアDAには、コンピュータデータと、オーディオデ
ータ及びビデオデータとの混在記録が可能となってい
る。このデータエリアDAにおいて、コンピュータデー
タと、オーディオデータ及びビデオデータとの記録順
序、各記録情報サイズは任意となる。図4上では、コン
ピュータデータが記録される領域がコンピュータデータ
エリアDA1及びDA3として記載されており、オーデ
ィオ・ビデオデータが記録される領域がオーディオ・ビ
デオデータエリアDA3として記載されている。
【0024】オーディオ・ビデオデータエリアDA2に
は、制御情報DA21、ビデオオブジェクトDA22、
ピクチャオブジェクトDA23、オーディオオブジェク
トDA24が記録される。制御情報DA21とは、録画
(録音)、再生、編集、検索の各処理を行う時に必要な
制御情報である。ビデオオブジェクトDA22とは、ビ
デオデータの中身の録画情報(動画データ)である。ピ
クチャオブジェクトDA23とは、スライドやスチルな
どの静止画、ビデオデータ内の見たい場所検索用の情
報、及びビデオデータ内の編集用サムネールの情報であ
る。オーディオオブジェクトDA24とは、オーディオ
データの中身の録音情報である。
【0025】ビデオマネージャーVMGは複数のファイ
ル74Aで構成されている。このファイル74Aには、
ビデオタイトルセット(VTS#1〜#n)72を管理
する情報(ビデオマネージャ情報VMGI、ビデオマネ
ージャメニュー用ビデオオブジェクトセットVMGM_
VOBS、ビデオマネージャ情報バックアップファイル
VMGI_BUP)が記述されている。
【0026】各ビデオタイトルセットVTS72には、
MPEG規格により圧縮されたビデオデータ(後述する
ビデオパック)、所定規格により圧縮されあるいは非圧
縮のオーディオデータ(後述するオーディオパック)、
およびランレングス圧縮された副映像データ(後述する
副映像パック;1画素が複数ビットで定義されたビット
マップデータを含む)とともに、これらのデータを再生
するための情報(後述するナビゲーションパック;プレ
ゼンテーション制御情報PCIおよびデータサーチ情報
DSIを含む)が格納されている。
【0027】ビデオタイトルセットVTS72も、ビデ
オマネージャーVMGと同様に、複数のファイル74B
で構成されている。このファイル74Bは、ビデオタイ
トルセット情報VTSI、ビデオタイトルセットメニュ
ー用オブジェクトセットVTSM_VOBS、ビデオタ
イトルセットタイトル用ビデオオブジェクトセットVT
STT_VOBS、ビデオタイトルセット情報のバック
アップVTSI_BUPを含んでいる。
【0028】ここでは、ビデオタイトルセットVTS
(VTS#1〜#n)72の数は最大99個に制限さ
れ、また、各ビデオタイトルセットVTS72を構成す
るファイル74Bの数は最大12個に定められている。
これらのファイル74Aおよびファイル74Bは、論理
セクタの境界で、同様に区分されている。
【0029】他の記録エリア73には、上述したビデオ
タイトルセットVTS72で利用可能な情報、あるいは
ビデオタイトルセットとは関係ない他の情報を記録する
ことができる。このエリア73は必須ではなく、使用し
ないなら削除されてもよい。
【0030】図5を参照して後述するが、ビデオタイト
ルセットタイトル用ビデオオブジェクトセットVTST
T_VOBSは、1以上のビデオオブジェクトVOBの
集まりを定義している。各VOBは1以上のセルの集ま
りを定義している。そして、1以上のセルの集まりによ
って、プログラムチェーンPGCが構成される。
【0031】このPGCを構成する複数のセルはドラマ
中の種々なシーンに対応すると解釈可能である。このP
GCの中身(あるいはセルの中身)は、たとえばディス
クに記録される内容を制作するソフトウエアプロバイダ
により決定される。
【0032】図5は、図4のビデオオブジェクトセット
VTSTT_VOBSに含まれる情報の階層構造を示
す。
【0033】図5に示すように、各セル84は1以上の
ビデオオブジェクトユニット(VOBU)85により構
成される。そして、各ビデオオブジェクトユニット85
は、ナビゲーションパック(NVパック)86を先頭と
する、ビデオパック(Vパック)88、副映像パック
(SPパック)90、およびオーディオパック(Aパッ
ク)91の集合体(パック列)として構成されている。
すなわち、ビデオオブジェクトユニットVOBU85
は、あるナビゲーションパック86から次のナビゲーシ
ョンパック86の直前まで記録される全パックの集まり
として定義される。
【0034】これらのパックは、データ転送処理を行う
際の最小単位となる。また、論理上の処理を行う最小単
位はセル単位であり、論理上の処理はこのセル単位で行
わる。
【0035】上記ナビゲーションパック86は、いずれ
のアングル変更(ノンシームレス再生およびシームレス
再生)も実現できるように、ビデオオブジェクトユニッ
トVOBU85中に組み込まれている。
【0036】上記ビデオオブジェクトユニットVOBU
85の再生時間は、ビデオオブジェクトユニットVOB
U85中に含まれる1以上の映像グループ(グループオ
ブピクチャー;略してGOP)で構成されるビデオデー
タの再生時間に相当し、その再生時間は0.4秒〜1.
2秒の範囲内に定められる。1GOPは、MPEG規格
では通常約0.5秒であって、その間に15枚程度の画
像を再生するように圧縮された画面データである。
【0037】ビデオオブジェクトユニットVOBU85
がビデオデータを含む場合には、ビデオパック88、副
映像パック90およびオーディオパック91から構成さ
れるGOP(MPEG規格準拠)が配列されてビデオデ
ータストリームが構成される。しかし、このGOPの数
とは無関係に、GOPの再生時間を基準にしてビデオオ
ブジェクトユニットVOBU85が定められ、その先頭
には、図4に示すように常にナビゲーションパック86
が配列される。
【0038】なお、オーディオおよび/または副映像デ
ータのみの再生データにあってもビデオオブジェクトユ
ニットVOBU85を1単位として再生データが構成さ
れる。例えば、ナビゲーションパック86を先頭として
オーディオパック91のみでビデオオブジェクトユニッ
トVOBU85が構成されいる場合、ビデオデータのビ
デオオブジェクトVOB83の場合と同様に、そのオー
ディオデータが属するビデオオブジェクトユニットVO
BU85の再生時間内に再生されるべきオーディオパッ
ク91が、そのビデオオブジェクトユニットVOBU8
5に格納される。
【0039】図5に示すように、ビデオオブジェクトセ
ット(VTSTT_VOBS)82は、1以上のビデオ
オブジェクト(VOB)83の集合として定義されてい
る。ビデオオブジェクトセットVOBS82中のビデオ
オブジェクトVOB83は同一用途に用いられる。
【0040】メニュー用のVOBS82は、通常、1つ
のVOB83で構成され、そこには複数のメニュー画面
表示用データが格納される。これに対して、タイトルセ
ット用のVOBS82は、通常、複数のVOB83で構
成される。
【0041】ここで、タイトルセット用ビデオオブジェ
クトセットVTSTT_VOBS82を構成するVOB
83は、あるロックバンドのコンサートビデオを例にと
れば、そのバンドの演奏の映像データに相当すると考え
ることができる。この場合、VOB83を指定すること
によって、そのバンドのコンサート演奏曲目のたとえば
3曲目を再生することができる。
【0042】また、メニュー用ビデオオブジェクトセッ
トVTSM_VOBSを構成するVOB83には、その
バンドのコンサート演奏曲目全曲のメニューデータが格
納され、そのメニューの表示にしたがって、特定の曲、
たとえばアンコール演奏曲目を再生することができる。
【0043】なお、通常のビデオプログラムでは、1つ
のVOB83で1つのVOBS82を構成することがで
きる。この場合、1本のビデオストリームが1つのVO
B83で完結することとなる。
【0044】一方、たとえば複数ストーリのアニメーシ
ョン集あるいはオムニバス形式の映画では、1つのVO
BS82中に各ストーリに対応して複数のビデオストリ
ーム(複数のプログラムチェーンPGC)を設けること
ができる。この場合は、各ビデオストリームが対応する
VOB83に格納されることになる。その際、各ビデオ
ストリームに関連したオーディオストリームおよび副映
像ストリームも各VOB83中で完結する。
【0045】VOB83には、識別番号(IDN#i;
i=0〜i)が付され、この識別番号によってそのVO
B83を特定することができる。VOB83は、1また
は複数のセル84から構成される。通常のビデオストリ
ームは複数のセルで構成されるが、メニュー用のビデオ
ストリームは1つのセル84で構成される場合もある。
各セル84には、VOB83の場合と同様に識別番号
(C_IDN#j)が付されている。
【0046】図5には、上述したように、DVDディス
クから読み出され、図示しないディスクドライブにおい
て信号復調/エラー訂正された後に得られるところの、
パック形式のデータ列(パック列)が例示されている。
このパック列は、ナビゲーションパック(制御パック)
86、ビデオパック88、副映像パック90およびオー
ディオパック91で構成されている。これらのパックは
全て、2Kバイト単位のデータで構成されている。
【0047】ナビゲーションパック86は、パックヘッ
ダ110、再生制御情報/プレゼンテーション制御情報
(PCI)パケット116およびデータ検索情報(DS
I)パケット117を含んでいる。PCIパケット11
6はノンシームレスアングル切替時に使用する制御デー
タを含み、DSIパケット117はシームレスアングル
切替時に使用する制御データを含んでいる。
【0048】ここで、上記アングル切替とは、被写体映
像を見る角度(カメラアングル)を変えることを意味す
る。ロックコンサートビデオの例でいえば、同一曲の演
奏シーン(同一イベント)において、ボーカリスト主体
に捕らえたシーン、ギタリスト主体に捕らえたシーン、
ドラマー主体に捕らえたシーン等、様々な角度からのシ
ーンを見ることができることを意味する。
【0049】アングル切替(またはアングル変更)がな
されるケースとしては、視聴者の好みに応じてアングル
選択ができる場合と、ストーリの流れの中で自動的に同
一シーンがアングルを変えて繰り返される場合(ソフト
ウエア制作者/プロバイダがそのようにストーリを構成
した場合;あるいは後述するDVDビデオレコーダのユ
ーザがそのような編集を行った場合)がある。
【0050】また、アングルを選定する場合としては、
次のものがある。すなわち、同一シーンの始めに戻って
アングルが変わる時間的に不連続なノンシームレス再生
の場合(たとえばボクサーがカウンターパンチを入れる
瞬間のシーンでカメラアングルが別アングルに変り再び
カウンターが打ち出され始めるシーンが再生される場
合)と、そのシーンに続くシーンでアングルが変わる時
間的に連続したシームレス再生の場合(たとえばボクサ
ーがカウンターを入れそのパンチが入った瞬間にカメラ
アングルが別アングルに変りカウンターを食らった相手
が吹っ飛ぶシーンが時間的に連続して再生される場合)
とがある。
【0051】ビデオパック88は、パックヘッダ881
およびビデオパケット882で構成されている。副映像
パック90は、パックヘッダ901及び副映像パケット
902で構成されている。オーディオパック91は、パ
ックヘッダ911及びオーディオパケット912で構成
されている。
【0052】ここで、図1に示したDVDディスク再生
装置の動作について説明する。DVDディスク21に
は、上記したようなビデオデータストリーム(DVDス
トリーム)が記録されている。DVDディスク21はス
ピンドルモータ22により所定速度で回転され、この所
定速度で回転されるDVDディスク21に記録されたD
VDストリームが光ピックアップ24により電気信号と
して読み出される。ここで、読み出された電気信号は、
RFアンプ25で増幅され、サーボ制御回路26及びD
VDストリームIF回路27へ入力される。サーボ制御
回路26は、RFアンプ25で増幅された電気信号及び
システムコントローラ40からの制御信号に基づき、送
りモータ23及びスピンドルモータ22を制御する。送
りモータ23は、光ピックアップ24をDVDディスク
21の半径方向、及びDVDディスク21の面に対する
垂直方向に移動させ、光ピックアップ24から照射され
る再生用光ビームのトラッキング及びフォーカッシング
を制御する。
【0053】DVDストリームIF回路27は、RFア
ンプ25で増幅された電気信号から、DVDディスクに
記録されたDVDストリームを抽出し、デスクランブル
処理を行なった後、MPEGシステムで規定されるデコ
ード処理を行ない、ビデオパック(ビデオ・データ)、
副映像パック(サブピクチャ・データ)、オーディオパ
ック、ナビゲーションパックを夫々、第1メモリ28の
割り当てられた領域に書き込む。
【0054】図6に示すように、ビデオ・データはビデ
オ・デコーダ31の要求に応じて、第1メモリ28から
読み出されデコードされた後、メモリIF回路29を介
して、第2メモリ30の主映像のフレームバッファ50
に書き込まれる。サブピクチャ・データは、サブピクチ
ャ・デコーダ32の要求に応じて、第1メモリ28から
読み出されデコードされた後、メモリIF回路29を介
して、メモリ2のサブピクチャ領域51に書き込まれ
る。
【0055】このサブピクチャ領域51には、現在の字
幕情報SPcurと、過去にデコードされたn個の字幕
情報がSPi(0≦i≦n−1)が書き込まれる。ここ
で、iが大きくなる程、新しい字幕とする。即ち、SP
0が最も旧い過去の字幕でSPn−1が最も新しい過去
の字幕である。n個の過去の字幕は、システムリセット
後、図3に示すリモコンの過去の字幕表示キー63が押
されるまで更新される。過去の字幕表示キー63が押さ
れた時点でn個の過去の字幕は固定され、最新の過去の
字幕SPn−1が表示される。そして、再度、過去の字
幕表示キー63が押させると過去の字幕が非表示とな
り、n個の字幕は再び更新される。
【0056】例えば、リモコンの過去の字幕表示キー6
3が押されて過去の字幕の表示要求があると、リモコン
信号処理回路41がこの信号を検知して、システムコン
トローラ40にこの要求を伝える。システムコントロー
ラ40は、フレームバッファ50から主映像を、サブピ
クチャ領域51から最新の過去の字幕情報SPn−1
を、それぞれ第2メモリ30からメモリIF回路29を
介して読み出し、ミキサー回路35に書き込む。このと
き、現在の字幕が表示状態であるならば、現在字幕情報
SPcurも読み出し、ミキサー回路35に書き込む。
ミキサー回路35は、現在の字幕情報が表示状態である
場合には、過去の字幕をずらして表示する。現在の字幕
が表示されていない場合には、過去の字幕を適当な位置
に表示する。現在の字幕が表示状態であっても表示状態
でなくても、表示される過去の字幕は、現在の字幕と区
別できるように、字幕の色、字幕のフォント、及び字幕
領域の色などを変えて表示を行う。
【0057】図8は、過去の字幕を表示する際の遷移状
態を示す図である。前述したように、過去の字幕表示キ
ー63が押され、過去の字幕の要求があると、メモリ2
のn個の過去の字幕情報SPi(0≦i≦n−1)が固
定される。リモコンの十字キー64の左方向キー”←”
が押されるたびに、SPn−1、SPn−2、SPn−
3、…、SP1、SP0の順番に順次旧い過去の字幕が
表示される。逆に、十字キー64の右方向キー”→”が
押されるたびに、SP0、SP1、SP2、…、SPn
−2、SPn−1の順番に順次新しい過去の字幕が表示
される。過去の字幕表示中に、再度過去の字幕表示キー
64が押されると、過去の字幕の表示は消え、メモリ2
のn個の過去の字幕情報は更新される。
【0058】次に、図7を参照して、過去の字幕情報の
ランレングス圧縮データをメモリに記憶しておき、ユー
ザの要求に応じてデコードする処理について説明する。
第1メモリ28にはビデオのインプットバッファと、現
在の字幕SPcurとn個分の最近の字幕情報SPi
(0≦i≦n−1)のランレングス符号を蓄積するため
のバッファが存在する。ビデオ・データはビデオ・デコ
ーダ31の要求に応じて、第1メモリ28から読み出さ
れデコードされた後、メモリIF回路29を介して、第
2メモリ30の主映像のフレームバッファ50に書き込
まれる。現在のサブピクチャ・データは、サブピクチャ
・デコーダ32の要求に応じて第1メモリ28から読み
出され、デコードされた後、メモリIF回路29を介し
て、第2メモリ30に書き込まれる。第1メモリ28に
存在するn個分の最近の字幕情報のランレングス符号
は、システムリセット後、過去の字幕表示キー63が押
されるまで更新される。過去の字幕表示キー63が押さ
れた時点でこれらは固定され、最新の過去の字幕のラン
レングス符号SPn−1が第1メモリ28から読み出さ
れ、デコードされた後、主映像と重畳され表示される。
そして、再度、過去の字幕表示キー63が押させると過
去の字幕が非表示となり、n個分の過去の字幕情報のラ
ンレングス符号は再び更新される。
【0059】例えば、リモコンの過去の字幕表示キー6
3が押され、過去の字幕の表示要求があると、リモコン
信号処理回路がこの信号を検知して、システムコントロ
ーラ40にこの要求を伝える。このとき、システム・コ
ントローラ40は現在の字幕情報と最近の字幕情報SP
n−1のランレングス符号を、第1メモリ28からサブ
ピクチャデコーダヘと供給する。サブピクチャデコーダ
は、少なくとも通常時の2倍速動作し、デコード結果を
第2メモリ30のサブピクチャ領域51に書き込んでい
く。ミキサー回路32は、第2メモリ30のフレーム・
バッファ50から主映像を読み出と同時に、サブピクチ
ャ領域51から字幕情報を読み出し、現在の字幕情報が
表示状態である場合には、過去の字幕をずらして表示す
る。現在の字幕が表示されていない場合には、過去の字
幕を適当な位置に表示する。
【0060】次に、図9に示すフローチャートを参照し
て、上記説明した過去の字幕再生についてまとめる。
【0061】まず、再生の要求に対応して、DVDディ
スク21から、これから再生する主映像(ビデオ・デー
タ)、及びこの主映像に対応してこれから再生される字
幕映像(サブ・ピクチャ)の情報が光ピックアップ24
により読み取られる(ST1)。読み取られたこれから
再生される主映像及び字幕映像が第1メモリ28に記憶
される(ST2)。第1メモリ28に記憶されたこれか
ら再生される主映像及び字幕映像がビデオデコーダ31
及びサブピクチャデコーダ32によりデコードされる
(ST3)。デコードされたこれから再生される主映像
及び字幕映像が第2メモリ30に記憶される(ST
4)。このとき、この字幕映像が新たに字幕情報SPc
urとして記憶され、前回の字幕映像SPcurが字幕
映像SPn−1として記憶され、前々回の字幕映像SP
n−1が字幕映像SPn−2として記憶される。第2メ
モリ30に記憶されたこれから再生される主映像及び字
幕映像(字幕情報SPcur)がミキサー回路35によ
り合成される(ST5)。合成された合成画像がモニタ
ー37に表示される(ST6)。
【0062】過去の字幕の再生要求があった場合には
(ST7、YES)、第2メモリ30に記憶された過去
の字幕映像(過去の字幕表示キー63が1回押されたと
きは字幕情報SPn−1、過去の字幕表示キー63が2
回押されたときは字幕情報SPn−2、…)と、第2メ
モリ30に記憶されたこれから再生される主映像及び字
幕映像(字幕情報SPcur)とがミキサー回路35に
より合成される(ST8)。合成された合成画像がモニ
ター37に表示される(ST6)。再生が終了するまで
(ST9、YES)、上記各ステップの処理が継続す
る。
【0063】ここでは、これから再生される主映像及び
字幕映像に過去の字幕映像を追加して再生するケースに
ついて説明したが、これから再生される主映像だけに過
去の字幕映像を追加して再生するようにすることもでき
る。また、上記フローチャートの説明では、デコード後
の過去の字幕映像を記憶しておく方法について説明した
が、デコード前の過去の字幕映像を記憶しておくことも
可能である。つまり、ST4で記憶される過去の字幕情
報が、ST2で記憶されることになる。
【0064】この発明のDVDディスク再生装置によれ
ば、一度再生された字幕を再度確認する際に、現在の再
生状態を中断して所望の字幕を捜す必要は無く、また、
リモコン操作も従来に比べて簡単で済む。
【0065】
【発明の効果】この発明によれば、所定のソフトを字幕
非表示で再生中におて、字幕が必要になった場合に、簡
単な操作で過去の画面の字幕を表示させて再生すること
が可能な情報再生装置及び情報再生方法を提供すること
にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の情報再生装置の一例に係るDVDデ
ィスク再生装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すDVDディスク再生装置により、現
在の字幕と過去の字幕とが表示された様子を示す図であ
る。
【図3】図1に示すDVDディスク再生装置をリモート
コントロールするリモートコントローラの一部の概略を
示す図である。
【図4】図1に示すDVDディスク再生装置により再生
されるDVDディスクのデータ構造の概略を示す図であ
る。
【図5】図1に示すDVDディスク再生装置により再生
されるDVDディスクのデータ構造を示す図であり、特
にパック構造を示す図である。
【図6】図1に示すDVDディスク再生装置において、
デコード済みの過去の字幕を記憶しておくケースを説明
するための図である。
【図7】図1に示すDVDディスク再生装置において、
デコード前の過去の字幕(ランレングス圧縮された状態
の過去の字幕)を記憶しておくケースを説明するための
図である。
【図8】過去の字幕を表示する際の遷移状態を示す図で
ある。
【図9】過去の字幕を表示する過去の字幕表示処理の概
略を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…主映像 2…過去の字幕 3…現在の字幕 21…DVDディスク 22…スピンドルモータ 23…送りモータ 24…光ピックアップ 25…RFアンブ 26…サーボ制御回路 27…DVDストリームIF回路 28…第1メモリ 29…メモリIF回路 30…第2メモリ 31…ビデオ・デコーダ 32…サブピクチャ・デコーダ 33…オーディオ・デコーダ 34…ナビゲーション・データ処理回路 35…ミキサー回路 36…映像駆動回路 37…モニター 38…音声駆動回路 39…スピーカ 40…システムコントローラ 41…リモコン信号処理回路 50…フレームバッファ 51…デコード後のサブピクチャのメモリ領域 52…ミキシング後の画像 63…過去の字幕表示キー 64…十字キー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生の要求に対応して、情報記録媒体から
    これから再生される主映像、及びこの主映像に対応して
    これから再生される副映像の情報を読み取る読取手段
    と、 前記読取手段により読み取られたこれから再生される主
    映像及び副映像を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたこれから再生される主映像及
    び副映像を合成する合成手段と、 前記合成手段により合成された合成画像を再生する再生
    手段と、 前記再生手段により再生された過去の副映像を記憶する
    記憶エリアと、 過去の副映像の再生要求に対応して、前記記憶エリアに
    記憶された過去の副映像と前記記憶手段に記憶されたこ
    れから再生される主映像とを前記合成手段に合成させ、
    合成された合成画像を前記再生手段に再生させる再生制
    御手段と、 を備えたことを特徴とする情報再生装置。
  2. 【請求項2】再生の要求に対応して、情報記録媒体から
    これから再生する主映像、及びこの主映像に対応してこ
    れから再生される字幕映像の情報を読み取る読取手段
    と、 前記読取手段により読み取られたこれから再生される主
    映像及び字幕映像を記憶する第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶されたこれから再生される主
    映像及び字幕映像をデコードするデコード手段と、 前記デコード手段によりデコードされたこれから再生さ
    れる主映像及び字幕映像を記憶する第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段に記憶されたこれから再生される主
    映像及び字幕映像を合成する合成手段と、 前記合成手段により合成された合成画像を再生する再生
    手段と、 前記再生手段により再生された過去の字幕映像を記憶す
    る記憶エリアと、 過去の字幕の再生要求に対応して、前記記憶エリアに記
    憶された過去の字幕映像と前記第2の記憶手段に記憶さ
    れたこれから再生される主映像とを前記合成手段に合成
    させ、合成された合成画像を前記再生手段に再生させる
    再生制御手段と、 を備えたことを特徴とする情報再生装置。
  3. 【請求項3】前記再生制御手段が、過去の字幕の再生要
    求に対応して、前記記憶エリアに記憶された過去の字幕
    映像と前記第2の記憶手段に記憶されたこれから再生さ
    れる主映像及び字幕映像とを前記合成手段に合成させ、
    合成された合成画像を前記再生手段に再生させることを
    特徴とする請求項2に記載の情報再生装置。
  4. 【請求項4】前記再生制御手段が、過去の字幕映像とこ
    れから再生される主映像に対応する字幕映像とが異なる
    位置に表示されるように合成画像を生成させることを特
    徴とする請求項3に記載の情報再生装置。
  5. 【請求項5】前記再生制御手段が、過去の字幕映像とこ
    れから再生される主映像に対応する字幕映像との識別を
    容易にするため、これら両字幕映像の字幕の色、字幕の
    フォント、及び字幕領域の色のうちの少なくとも一つを
    異なるものにすることを特徴とする請求項3に記載の情
    報再生装置。
  6. 【請求項6】前記記憶エリアが、前記再生手段により再
    生された過去の字幕映像をデコードされた状態で記憶
    し、 前記再生制御手段が、過去の字幕の再生要求に対応し
    て、前記記憶エリアに記憶された過去の字幕映像を読み
    出し、前記合成手段に合成処理を実行させる、 ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の情報再
    生装置。
  7. 【請求項7】前記記憶エリアが、前記再生手段により再
    生された過去の字幕映像をデコードされる前の状態で記
    憶し、 前記再生制御手段が、過去の字幕の再生要求に対応し
    て、前記記憶エリアに記憶された過去の字幕映像を読み
    出し、前記デコード手段にこの過去の字幕映像をデコー
    ドさせた後、前記合成手段に合成処理を実行させる、 ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の情報再
    生装置。
  8. 【請求項8】再生の要求に対応して、情報記録媒体から
    これから再生される主映像、及びこの主映像に対応して
    これから再生される副映像の情報を読み取る第1の行程
    と、 前記第1の行程により読み取られたこれから再生される
    主映像及び副映像を記憶する第2の行程と、 前記第2の行程により記憶されたこれから再生される主
    映像及び副映像を合成する第3の行程と、 前記第3の行程により合成された合成画像を再生する第
    4の行程と、 前記第4の行程により再生された過去の副映像を記憶し
    ておく第5の行程と、 過去の副映像の再生要求に対応して、前記第5の行程に
    より記憶された過去の副映像と前記第2の行程により記
    憶されたこれから再生される主映像とを合成し、合成さ
    れた合成画像を再生する第6の行程と、 を備えたことを特徴とする情報再生方法。
  9. 【請求項9】再生の要求に対応して、情報記録媒体から
    これから再生する主映像、及びこの主映像に対応してこ
    れから再生される字幕映像の情報を読み取る第1の行程
    と、 前記第1の行程により読み取られたこれから再生される
    主映像及び字幕映像を記憶する第2の行程と、 前記第2の行程により記憶されたこれから再生される主
    映像及び字幕映像をデコードする第3の行程と、 前記第3の行程によりデコードされたこれから再生され
    る主映像及び字幕映像を記憶する第4の行程と、 前記第4の行程により記憶されたこれから再生される主
    映像及び字幕映像を合成する第5の行程と、 前記第5の行程により合成された合成画像を再生する第
    6の行程と、 前記第6の行程により再生された過去の字幕映像を記憶
    する第7の行程と、 過去の字幕の再生要求に対応して、前記第7の行程によ
    り記憶された過去の字幕映像と前記第4の行程により記
    憶されたこれから再生される主映像とを合成し、合成さ
    れた合成画像を再生する第7の行程と、 を備えたことを特徴とする情報再生方法。
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