JP2002050871A - ビルドアップ回路基板およびその製造方法 - Google Patents

ビルドアップ回路基板およびその製造方法

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JP2002050871A
JP2002050871A JP2000233918A JP2000233918A JP2002050871A JP 2002050871 A JP2002050871 A JP 2002050871A JP 2000233918 A JP2000233918 A JP 2000233918A JP 2000233918 A JP2000233918 A JP 2000233918A JP 2002050871 A JP2002050871 A JP 2002050871A
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wiring pattern
forming
wire
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JP2000233918A
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Hiroyasu Sadabetto
裕康 定別当
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より一層の高密度化を可能とする。 【解決手段】 第1の銅箔11の上面の各所定の箇所に
ワイヤバンピング法により金や銅等からなるワイヤバン
プ13を形成する。この場合、ワイヤバンプ13の根元
13aはワイヤバンプ13の径よりもやや大きくなる
が、ワイヤバンプ13の径を100μm程度以下とする
ことができる。次に、ワイヤバンプ13を含む第1の絶
縁層14の上面に第2の銅箔15を積層する。次に、第
1および第2の銅箔11、15をパターニングし、第1
および第2の配線パターンを形成する。この状態では、
両配線パターンは、ワイヤバンプ13からなる導通部を
介して接続されている。この場合、2層配線基板である
が、3層以上の配線基板とすることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はビルドアップ回路
基板およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ビルドアップ回路基板は、多層配線基板
の1種であり、上下の配線パターンを接続する導通部を
非メッキ導通部とし、つまり、メッキ工程を不要とし、
これにより安価で高密度化を可能としたものである。従
来のこのようなビルドアップ回路基板を製造する場合、
一例として、まず図14に示すように、第1の銅箔1の
上面にスクリーン印刷法により銀ペーストからなる円錐
状のバンプ2を形成する。次に、図15に示すように、
バンプ2を含む第1の銅箔1の上面にガラスクロスエポ
キシ樹脂フィルムからなる絶縁層3を熱圧着して積層
し、バンプ2が絶縁層3を貫通して絶縁層3上に突出す
る状態とする。この場合、絶縁層3には孔は予め形成さ
れておらず、円錐状のバンプ2が絶縁層3を貫通するこ
とにより、絶縁層3に孔が形成され、したがって孔明け
工程が不要である。
【0003】次に、図16に示すように、絶縁層3の上
面に第2の銅箔4を熱圧着して積層し、絶縁層3上に突
出されたバンプ2をつぶす。次に、両銅箔1、4をパタ
ーニングし、図17に示すように、絶縁層3の下面およ
び上面に第1および第2の配線パターン1a、4aを形
成する。この状態では、両配線パターン1a、4aはバ
ンプ2からなる導通部を介して接続されている。また、
この状態では、2層配線基板となっているが、3層以上
の配線基板とすることもできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このようなビルドアップ回路基板の製造方法では、バン
プ2を、当初、第1の銅箔1の上面にスクリーン印刷法
により形成した銀ペーストからなる円錐状のものによっ
て形成しているので、スクリーン印刷法の精度の関係か
ら、当該円錐状のものの底面の大きさが最小でも400
μmφ程度と比較的大きくなり、また位置精度もあまり
高くなく、したがって高密度化に限界があるという問題
があった。この発明の課題は、より一層の高密度化を可
能とすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係るビルドアップ回路基板は、絶縁層と、該絶縁層下に
設けられた第1の配線パターンと、前記絶縁層上に設け
られた第2の配線パターンと、前記絶縁層内に上下方向
に貫通して設けられ、前記第1の配線パターンと前記第
2の配線パターンとを接続するワイヤバンプからなる導
通部とを具備したものである。請求項2に記載の発明に
係るビルドアップ回路基板は、請求項1に記載の発明に
おいて、前記第2の配線パターンを含む前記絶縁層上
に、上下の配線パターンを接続するワイヤバンプからな
る導通部を備えた上絶縁層および上配線パターンを少な
くとも1組設けたものである。請求項3に記載の発明に
係るビルドアップ回路基板は、請求項2に記載の発明に
おいて、前記第2の配線パターンおよび前記上配線パタ
ーンをその下の絶縁層上に導電性接着剤を介して設けた
ものである。請求項4に記載の発明に係るビルドアップ
回路基板は、請求項3に記載の発明において、前記ワイ
ヤバンプを当該ワイヤバンプを備えた絶縁層上にやや突
出させたものである。請求項5に記載の発明に係るビル
ドアップ回路基板は、請求項1〜4のいずれかに記載の
発明において、前記ワイヤバンプの表面にメッキ被膜を
設けたものである。請求項6に記載の発明に係るビルド
アップ回路基板の製造方法は、第1の金属上または第1
の金属層のその上に積層された絶縁膜に形成された開口
部を介して露出された露出面上にワイヤバンプを形成す
る工程と、前記ワイヤバンプを含む前記第1の金属層上
に絶縁層を形成する工程と、前記絶縁層の上面側を研磨
して前記ワイヤバンプの上端面を平滑化して露出させる
工程と、前記絶縁層上に第2の金属層を形成する工程
と、前記第1の金属層をパターニングして第1の配線パ
ターンを形成する工程と、前記第2の金属層をパターニ
ングして第2の配線パターンを形成する工程とを具備
し、前記第1の配線パターンと前記第2の配線パターン
とを前記ワイヤバンプからなる導通部を介して接続する
ようにしたものである。請求項7に記載の発明に係るビ
ルドアッフ回路基板の製造方法は、請求項6に記載の発
明において、前記第2の配線パターンを含む前記絶縁層
上に、ワイヤバンプを形成する工程、上絶縁層を形成す
る工程、前記上絶縁層の上面側を研磨する工程、前記上
絶縁層上に上金属層を形成する工程、前記上金属層をパ
ターニングして上配線パターンを形成する工程を少なく
とも1回経ることにより、上下の配線パターンを接続す
るワイヤバンプからなる導通部を備えた上絶縁層および
上配線パターンを少なくとも1組形成する工程を具備し
たものである。請求項8に記載の発明に係るビルドアッ
フ回路基板の製造方法は、金属フィルム上または金属フ
ィルムのその上に積層された絶縁膜に形成された開口部
を介して露出された露出面上にワイヤバンプを形成する
工程と、前記ワイヤバンプを含む前記金属フィルム上に
絶縁層を該絶縁層上から前記ワイヤバンプの上端部が突
出するように形成する工程と、前記絶縁層上に金属層を
形成する工程と、前記金属フィルムをパターニングして
第1の配線パターンを形成する工程と、前記金属層をパ
ターニングして第2の配線パターンを形成する工程とを
具備し、前記第1の配線パターンと前記第2の配線パタ
ーンとを前記ワイヤバンプからなる導通部を介して接続
するようにしたものである。請求項9に記載の発明に係
るビルドアッフ回路基板の製造方法は、請求項8に記載
の発明において、前記第2の配線パターンを含む前記絶
縁層上に、ワイヤバンプを形成する工程、上絶縁層を該
上絶縁層上から前記ワイヤバンプの上端部がやや突出す
るように形成する工程、前記上絶縁層上に上金属層を形
成する工程、前記上金属層をパターニングして上配線パ
ターンを形成する工程を少なくとも1回経ることによ
り、上下の配線パターンを接続するワイヤバンプからな
る導通部を備えた上絶縁層および上配線パターンを少な
くとも1組形成する工程を具備したものである。請求項
10に記載の発明に係るビルドアッフ回路基板の製造方
法は、請求項7または9に記載の発明において、前記絶
縁層および前記上絶縁層をシリカ系セラミックやシリコ
ン系セラミック等からなるフィラーをエポキシ樹脂また
はBCB樹脂に混入してなるものを塗布して形成するよ
うにしたものである。請求項11に記載の発明に係るビ
ルドアッフ回路基板の製造方法は、請求項7または9に
記載の発明において、前記絶縁層および前記上絶縁層を
プリプレグを軟化させた状態で圧着して形成するように
したものである。請求項12に記載の発明に係るビルド
アッフ回路基板の製造方法は、請求項7、9、10、1
1のいずれかに記載の発明において、前記第2の金属層
および前記上金属層をその各下面に予め設けられた導電
性接着剤と共に熱圧着して積層するようにしたものであ
る。そして、以上の発明によれば、絶縁層内に上下方向
に貫通して設けられたワイヤバンプにより、上下の配線
パターンを接続する導通部を形成しているので、導通部
の断面積がワイヤバンプ(実際にはその根元)の径によ
り決まり、このワイヤバンプの径を100μm程度以下
(その根元の径はそれよりもやや大きいが)とすること
が可能であり、したがってより一層の高密度化を可能と
することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図8はそれぞれこの発明の
第1実施形態におけるビルドアップ回路基板の各製造工
程を示したものである。そこで、これらの図を順に参照
して、この実施形態におけるビルドアップ回路基板の構
造についてその製造方法と併せ説明する。
【0007】まず、図1に示すように、第1の銅箔(金
属層)11の下面にフォトレジスト膜12を形成する。
次に、第1の銅箔11の上面の各所定の箇所にワイヤボ
ンディング法により、すなわち、金や銅等からなるワイ
ヤを用いてキャピラリによりボールボンディングおよび
切断をしてワイヤバンプ13を形成する。この場合、ワ
イヤバンプ13の根元13aはワイヤバンプ13の径よ
りもやや大きくなるが、ワイヤバンプ13の径を10〜
100μm程度とすることができる。なお、ワイヤバン
プ13の径が小さすぎて強度が足りない場合には、第1
の銅箔11をメッキ電流路として銅やニッケル等の電解
メッキを行うことにより、ワイヤバンプ13の表面にメ
ッキ被膜を形成するようにしてもよい。
【0008】次に、図2に示すように、ワイヤバンプ1
3を含む第1の銅箔11の上面全体に、ディスペンサ法
やスクリーン印刷法等により、シリカ系セラミックやシ
リコン系セラミック等からなるフィラーをエポキシ樹脂
またはBCB樹脂に混入してなるものでワイヤバンプ1
3をほぼ覆うように塗布し、第1の絶縁層14を形成す
る。この場合、ワイヤバンプ13を形成した後に第1の
絶縁層14を塗布して形成しているので、ワイヤバンプ
13を貫通させるための孔明け工程は不要である。次
に、第1の絶縁層14の上面側を適宜に研磨することに
より、図3に示すように、ワイヤバンプ13の上端面を
平滑化して露出させる。
【0009】次に、図4に示すように、ワイヤバンプ1
3を含む第1の絶縁層14の上面に第2の銅箔15を熱
圧着して積層する。この場合、第2の銅箔15をその下
面に予め設けられた導電性接着剤を介して積層するよう
にしてもよい。また、第2の銅箔15の代わりに、無電
解メッキにより、銅等からなる金属層を形成するように
してもよい。次に、第2の銅箔15をパターニングし、
図5に示すように、第1の絶縁層14の上面に第2の配
線パターン15aを形成する。この場合、第1の銅箔1
1はフォトレジスト膜12によって覆われているので、
エッチングされない。なお、図4に示す工程において、
ワイヤバンプ13を含む第1の絶縁層14の上面に第2
の銅箔15を導電性接着剤を介して積層した場合には、
図5に示すパターニング後に、第1の絶縁層14の上面
の第2の配線パターン15aが形成されていない領域に
不要に残存する導電性接着剤をアッシングして除去する
ようにしてもよい。
【0010】次に、図6に示すように、第2の配線パタ
ーン15aの先端パット部の上面にワイヤボンディング
法により金や銅等からなるワイヤバンプ16を形成す
る。次に、上記と同様の工程を経ると、つまり、ワイヤ
バンプ16および第2の配線パターン15aを含む第1
の絶縁層14の上面全体に第2の絶縁層を形成する工
程、第2の絶縁層の上面側を研磨する工程、第2の絶縁
層上に第3の銅箔を熱圧着して積層する工程、第3の銅
箔をパターニングする工程を経ると、図7に示すものが
得られる。
【0011】すなわち、ワイヤバンプ16および第2の
配線パターン15aを含む第1の絶縁層14の上面には
第2の絶縁層17および第3の配線パターン18aが形
成されている。この状態では、第2の配線パターン15
aと第3の配線パターン18aとは、第2の絶縁層17
内に上下方向に貫通して設けられたワイヤバンプ16か
らなる導通部を介して接続されている。また、この場合
も、第1の銅箔11はフォトレジスト膜12によって覆
われているので、エッチングされない。
【0012】次に、第1の銅箔11をパターニングし、
図8に示すように、第1の絶縁層14の下面に第1の配
線パターン11aを形成する。この状態では、第1の配
線パターン11aと第2の配線パターン15aとは、第
1の絶縁層14内に上下方向に貫通して設けられたワイ
ヤバンプ13からなる導通部を介して接続されている。
なお、第1の銅箔11のパターニングは、第3の銅箔の
パターニングと同時に行うようにしてもよい。また、こ
の状態では、3層配線基板となっているが、第1の銅箔
11をパターニングする前に、上記と同様の工程を経る
ことにより、4層以上の配線基板を得ることもできる。
4層以上の配線基板を得る場合には、第1の銅箔11の
パターニングは最上の銅箔のパターニングと同時に行う
ようにしてもよい。
【0013】このようにして得られたビルドアップ回路
基板では、第1および第2の絶縁層14、17内に上下
方向に貫通して設けられたワイヤバンプ13、16によ
り、第1の配線パターン11aと第2の配線パターン1
5aとを接続する導通部および第2の配線パターン15
aと第3の配線パターン18aとを接続する導通部を形
成しているので、導通部の断面積がワイヤバンプ13、
16(実際にはその根元)の径により決まり、このワイ
ヤバンプ13、16の径を10〜100μm程度(その
根元の径はそれよりもやや大きいが)とすることが可能
であり、したがってより一層の高密度化を可能とするこ
とができる。
【0014】なお、上記第1実施形態では、例えば図2
に示す工程において第1の絶縁層14をワイヤバンプ1
3をほぼ覆うように塗布して形成した場合について説明
したが、これに限定されるものではない。例えば、図9
に示すこの発明の第2実施形態のように、第1の絶縁層
14を該第1の絶縁層14上からワイヤバンプ13の上
端部がやや突出するように塗布して形成するようにして
もよい。
【0015】そして、この場合には、次に、図10に示
すように、第1の絶縁層14の上面に第2の銅箔15を
熱圧着して積層し、第1の絶縁層14上にやや突出され
たワイヤバンプ13をつぶすようにしてもよい。また、
図11に示すこの発明の第3実施形態のように、ワイヤ
バンプ13を含む第1の絶縁層14の上面に第2の銅箔
15をその下面に予め設けられた導電性接着剤21と共
に熱圧着して積層するようにしてもよい。この場合、第
1の絶縁層14上にやや突出されたワイヤバンプ13
は、導電性接着剤21を貫通して第2の銅箔15の下面
に接触し、且つ、導電性接着剤21中の導電性粒子を介
して第2の銅箔15と導電接続される。
【0016】また、上記各実施形態では、第1の絶縁層
14を塗布して形成した場合について説明したが、これ
に限定されるものではない。例えば、図9を参照して説
明すると、ワイヤバンプ13を含む第1の銅箔11の上
面に、厚さがワイヤバンプ13の高さよりもやや薄いプ
リプレグを軟化させた状態で圧着することにより、第1
の絶縁層14を形成するとともに、ワイヤバンプ13が
第1の絶縁層14を貫通して第1の絶縁層14上にやや
突出されるようにしてもよい。この場合も、孔明け工程
は不要である。
【0017】さらに、上記各実施形態では、例えば図1
に示すように、上面に何も有しない第1の銅箔11の上
面の各所定の箇所にワイヤバンプ13を形成した場合に
ついて説明したが、これに限定されるものではない。例
えば、図12に示すこの発明の第4実施形態のように、
第1の銅箔11の上面に予め積層されたポリイミド等か
らなる絶縁膜22の各所定の箇所にフォトリソグラフィ
法により開口部23を形成し、この開口部23内におけ
る第1の銅箔11の上面にワイヤバンプ13を形成する
ようにしてもよい。そして、この場合には、次に、例え
ば図13に示すように、第1の絶縁層14を塗布して形
成し、この第1の絶縁層14によって絶縁膜22の開口
部23を埋めるようにすればよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、絶縁層内に上下方向に貫通して設けられたワイヤバ
ンプにより、上下の配線パターンを接続する導通部を形
成しているので、導通部の断面積がワイヤバンプ(実際
にはその根元)の径により決まり、このワイヤバンプの
径を100μm程度以下(その根元の径はそれよりもや
や大きいが)とすることが可能であり、したがってより
一層の高密度化を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態におけるビルドアップ
回路基板の製造に際し、当初の工程を示す断面図。
【図2】図1に続く工程の断面図。
【図3】図2に続く工程の断面図。
【図4】図3に続く工程の断面図。
【図5】図4に続く工程の断面図。
【図6】図5に続く工程の断面図。
【図7】図6に続く工程の断面図。
【図8】図7に続く工程の断面図。
【図9】この発明の第2実施形態におけるビルドアップ
回路基板の製造に際し、所定の工程を示す断面図。
【図10】図9に続く工程の断面図。
【図11】この発明の第3実施形態におけるビルドアッ
プ回路基板の製造に際し、所定の工程を示す断面図。
【図12】この発明の第4実施形態におけるビルドアッ
プ回路基板の製造に際し、所定の工程を示す断面図。
【図13】図12に続く工程の断面図。
【図14】従来のビルドアップ回路基板の一例の製造に
際し、当初の工程を示す断面図。
【図15】図14に続く工程の断面図。
【図16】図15に続く工程の断面図。
【図17】図16に続く工程の断面図。
【符号の説明】
11 第1の銅箔 11a 第1の配線パターン 12 フォトレジスト膜 13 ワイヤバンプ(導通部) 14 第1の絶縁層 15 第2の銅箔 15a 第2の配線パターン 16 ワイヤバンプ(導通部) 17 第2の絶縁層 18a 第3の配線パターン

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁層と、該絶縁層下に設けられた第1
    の配線パターンと、前記絶縁層上に設けられた第2の配
    線パターンと、前記絶縁層内に上下方向に貫通して設け
    られ、前記第1の配線パターンと前記第2の配線パター
    ンとを接続するワイヤバンプからなる導通部とを具備す
    ることを特徴とするビルドアップ回路基板。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発明において、前記第
    2の配線パターンを含む前記絶縁層上に、上下の配線パ
    ターンを接続するワイヤバンプからなる導通部を備えた
    上絶縁層および上配線パターンが少なくとも1組設けら
    れていることを特徴とするビルドアップ回路基板。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の発明において、前記第
    2の配線パターンおよび前記上配線パターンはその下の
    絶縁層上に導電性接着剤を介して設けられていることを
    特徴とするビルドアップ回路基板。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の発明において、前記ワ
    イヤバンプは当該ワイヤバンプを備えた絶縁層上にやや
    突出されていることを特徴とするビルドアップ回路基
    板。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の発明に
    おいて、前記ワイヤバンプの表面にメッキ被膜が設けら
    れていることを特徴とするビルドアップ回路基板。
  6. 【請求項6】 第1の金属層上または第1の金属層のそ
    の上に積層された絶縁膜に形成された開口部を介して露
    出された露出面上にワイヤバンプを形成する工程と、前
    記ワイヤバンプを含む前記第1の金属層上に絶縁層を形
    成する工程と、前記絶縁層の上面側を研磨して前記ワイ
    ヤバンプの上端面を平滑化して露出させる工程と、前記
    絶縁層上に第2の金属層を形成する工程と、前記第1の
    金属層をパターニングして第1の配線パターンを形成す
    る工程と、前記第2の金属層をパターニングして第2の
    配線パターンを形成する工程とを具備し、前記第1の配
    線パターンと前記第2の配線パターンとを前記ワイヤバ
    ンプからなる導通部を介して接続することを特徴とする
    ビルドアップ回路基板の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の発明において、前記第
    2の配線パターンを含む前記絶縁層上に、ワイヤバンプ
    を形成する工程、上絶縁層を形成する工程、前記上絶縁
    層の上面側を研磨する工程、前記上絶縁層上に上金属層
    を形成する工程、前記上金属層をパターニングして上配
    線パターンを形成する工程を少なくとも1回経ることに
    より、上下の配線パターンを接続するワイヤバンプから
    なる導通部を備えた上絶縁層および上配線パターンを少
    なくとも1組形成する工程を具備することを特徴とする
    ビルドアップ回路基板の製造方法。
  8. 【請求項8】 第1の金属層上または第1の金属層のそ
    の上に積層された絶縁膜に形成された開口部を介して露
    出された露出面上にワイヤバンプを形成する工程と、前
    記ワイヤバンプを含む前記第1の金属層上に絶縁層を該
    絶縁層上から前記ワイヤバンプの上端部が突出するよう
    に形成する工程と、前記絶縁層上に第2の金属層を形成
    する工程と、前記第1の金属層をパターニングして第1
    の配線パターンを形成する工程と、前記第2の金属層を
    パターニングして第2の配線パターンを形成する工程と
    を具備し、前記第1の配線パターンと前記第2の配線パ
    ターンとを前記ワイヤバンプからなる導通部を介して接
    続することを特徴とするビルドアップ回路基板の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の発明において、前記第
    2の配線パターンを含む前記絶縁層上に、ワイヤバンプ
    を形成する工程、上絶縁層を該上絶縁層上から前記ワイ
    ヤバンプの上端部がやや突出するように形成する工程、
    前記上絶縁層上に上金属層を形成する工程、前記上金属
    層をパターニングして上配線パターンを形成する工程を
    少なくとも1回経ることにより、上下の配線パターンを
    接続するワイヤバンプからなる導通部を備えた上絶縁層
    および上配線パターンを少なくとも1組形成する工程を
    具備することを特徴とするビルドアップ回路基板の製造
    方法。
  10. 【請求項10】 請求項7または9に記載の発明におい
    て、前記絶縁層および前記上絶縁層をシリカ系セラミッ
    クやシリコン系セラミック等からなるフィラーをエポキ
    シ樹脂またはBCB樹脂に混入してなるものを塗布して
    形成することを特徴とするビルドアップ回路基板の製造
    方法。
  11. 【請求項11】 請求項7または9に記載の発明におい
    て、前記絶縁層および前記上絶縁層をプリプレグを軟化
    させた状態で圧着して形成することを特徴とするビルド
    アップ回路基板の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項7、9、10、11のいずれか
    に記載の発明において、前記第2の金属層および前記上
    金属層をその各下面に予め設けられた導電性接着剤と共
    に熱圧着して積層することを特徴とするビルドアップ回
    路基板の製造方法。
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