JP2002050689A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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Abstract
な上部配線およびコンタクトホールの分離ができる半導
体装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 シリコン基板1上に層間絶縁膜4を形成
し、層間絶縁膜4をエッチングしてコンタクトホール5
を形成する。その後、コンタクトホール5上部に面取り
部6を形成する。全面にバリアメタル7およびW膜8を
形成した後、単位面積当たりのコンタクトホール5数の
多い領域にあるコンタクトホール5の面取り部6がなく
なるまでCMPを行なう。
Description
その製造方法に関し、特にコンタクトホール部の構造お
よびその製造方法に関するものである。
しいものがある。それに伴い、微細加工技術の研究開発
はとどまる所を知らず、コンタクトホール部の微細化も
例外ではない。
ール部の製造方法を示す工程断面図である。図に従って
順次説明を行なう。まず、図7(a)に示すように、シ
リコン基板1上に素子分離領域2を形成する。その後、
シリコン基板1にシリコン基板1と逆導電型のイオン注
入を行ない、シリコン基板1と逆導電型の導電層3を形
成する。更に全面に層間絶縁膜4を形成して、導電層3
上の層間絶縁膜4をエッチングして導電層3上に至るコ
ンタクトホール5を形成する。アルゴンなどのスパッタ
エッチングを施すことにより、コンタクトホール5上部
に面取り部6を形成する。この面取り部6はアスペクト
比の高いコンタクトホール5内への埋込み特性を向上さ
せるために設けている。
パッタまたはCVD法によりTiN等のバリアメタル7
を形成する。続いて、全面にWF6、H2ガス等を用い
て、W−CVD法によりタングステン(W)膜8を形成
する。この時、コンタクトホール5の上部には面取り部
6を設け、コンタクトホール5内への埋込み特性を向上
させてはいるが、コンタクトホール5内のバリアメタル
7およびW膜8のカバレッジは100%とはならず、コ
ンタクトホール5内にボイド9が形成されてしまう。
MP(Chemical Mechanical Po
lish)を施し、層間絶縁膜4上のバリアメタル7お
よびW膜8を除去してコンタクトホール5内にのみW膜
8を埋込んでWプラグ10を形成する。
iNなどのバリアメタル11、Wなどの導電膜12をス
パッタまたはCVD法で堆積する。その後、バリアメタ
ル11および導電膜12に所望のパターニングを施して
上部配線13を形成する。
ル部の製造方法は以上のようであったので、図7に示す
ように、コンタクトホール5上部に面取り部6を設けて
いる。この面取り部6はアスペクト比の高いコンタクト
ホール5内への埋込み特性を向上させることができると
ともに、面取り部6の形成と同時に導電層3上の自然酸
化膜等の絶縁膜を除去できるという効果がある。
小さい場合、面取り部6によってコンタクトホール5上
部のコンタクトホール5径が大きくなってしまい、上部
配線13間の分離、コンタクトホール5間の分離が難し
くなリ、微細化の妨げとなるという問題点があった。
るボイド9によりコンタクトホール5内側壁のW膜8の
膜厚が薄くなってしまい、Wプラグ10の垂直方向の抵
抗が上昇するという問題点があった。更に、後工程にお
いて、エッチング等に使用される薬液がボイド9内に浸
入してW膜8を腐食させるという問題点があった。
ためになされたもので、コンタクトホール間の距離が縮
小しても良好な上部配線およびコンタクトホールの分離
ができるとともに、アスペクト比の高いコンタクトホー
ル内への良好な埋込みのできる半導体装置およびその製
造方法を提供することを目的としている。
る半導体装置は、各コンタクトホールのうち、単位面積
当たりの上記コンタクトホール数の少ない領域に形成さ
れたコンタクトホールは、その上部に面取り部を備え、
単位面積当たりの上記コンタクトホール数の多い領域に
形成されたコンタクトホールは、その上部に上記面取り
部を備えないようにしたものである。
各コンタクトホールのうち、単位面積当たりの上記コン
タクトホール数の多い領域に形成されたコンタクトホー
ルは、単位面積当たりの上記コンタクトホール数の少な
い領域に形成されたコンタクトホールよりも小さな面取
り部を備えるようにしたものである。
単位面積当たりのコンタクトホール数の多い領域に形成
された導電膜を有するコンタクトホールにおいて、上記
導電膜上に上部導電膜を設け、上記導電膜がバリアメタ
ルとタングステン膜とから成り、上記上部導電膜が多結
晶シリコン膜から成り、上記コンタクトホール内に、上
記バリアメタルと上記タングステン膜と上記多結晶シリ
コン膜との三層を備えるようにしたものである。
単位面積当たりのコンタクトホール数の多い領域に形成
された導電膜を有するコンタクトホールにおいて、上記
導電膜上に上部導電膜を設け、上記導電膜および上記上
部導電膜がともにバリアメタルとタングステン膜とから
成り、上記コンタクトホール内に、上記バリアメタルと
上記タングステン膜と上記バリアメタルと上記タングス
テン膜との四層を備えるようにしたものである。
コンタクトホール内の導電膜上に上部配線を備えるよう
にしたものである。
造方法は、全面にCMPを施して、絶縁膜上の導電膜を
除去してコンタクトホール内にのみ上記導電膜を埋込む
工程が、上記CMPを行なう時間を制御することによっ
て、単位面積当たりのコンタクトホール数の少ない領域
の上記コンタクトホール上部の上記面取り部の大きさよ
り、単位面積当たりのコンタクトホール数の多い領域の
上記コンタクトホール上部の上記面取り部の大きさを小
さくまたは除去するようにしたものである。
造方法は、単位面積当たりのコンタクトホール数の多い
領域の導電膜を埋込んだコンタクトホール上部の面取り
部を除去した場合、この除去を行なった後に、上記単位
面積当たりのコンタクトホール数の多い領域の導電膜を
埋込んだコンタクトホール内を含む全面に、上部導電膜
を堆積する工程と、絶縁膜上の上記上部導電膜を除去し
て、上記単位面積当たりのコンタクトホール数の多い領
域の導電膜を埋込んだコンタクトホール内に、上記上部
導電膜を埋込む工程とを備えるようにしたものである。
造方法は、単位面積当たりのコンタクトホール数の多い
領域の導電膜を埋込んだコンタクトホール上部の面取り
部を除去した場合、この除去を行なった後に、単位面積
当たりのコンタクトホール数の多い領域の導電膜を埋込
んだコンタクトホール内を含む全面に、上部導電膜を堆
積する工程と、上記上部導電膜をパターニングして、単
位面積当たりのコンタクトホール数の多少にかかわら
ず、上記導電膜上に上部配線を形成する工程とを備える
ようにしたものである。
の発明のコンタクトホール部の製造方法を示す工程断面
図であり、各図において、左側の図は単位面積当たりの
コンタクトホール数が多く、コンタクトホール間の距離
が短い領域を示し、右側の図は左側の図と同一ウエハ内
で単位面積当たりのコンタクトホール数が比較的少ない
領域を示している。図に従って順次説明を行なう。
板1上に素子分離領域2を形成する。その後、シリコン
基板1にシリコン基板1と逆導電型のイオン注入を行な
い、シリコン基板1と逆導電型の導電層3を形成する。
更に全面に層間絶縁膜4を形成して、導電層3上の層間
絶縁膜4をエッチングして導電層3上に至るコンタクト
ホール5を形成する。アルゴンなどのスパッタエッチン
グを施すことにより、コンタクトホール5上部に面取り
部6を形成する。この面取り部6はアスペクト比の高い
コンタクトホール5内への埋込み特性を向上させるため
に設けている。
パッタまたはCVD法により導電膜であるTiN等のバ
リアメタル7を形成する。続いて、全面にWF6、H2
ガス等を用いて、W−CVD法により導電膜であるW膜
8を形成する。この時、コンタクトホール5の上部には
面取り部6を設け、コンタクトホール5内への埋込み特
性を向上させてはいるが、コンタクトホール5内のバリ
アメタル7およびW膜8のカバレッジは100%とはな
らず、コンタクトホール5内にボイド9が形成されてし
まう。ここまでの工程では、左側の図と右側の図とのコ
ンタクトホール部の構造は同じである。
MPを施し、層間絶縁膜4上のバリアメタル7およびW
膜8を除去してコンタクトホール5内にのみバリアメタ
ル7およびW膜8を埋込んでWプラグ10を形成するの
であるが、この時、CMPを行なう時間を長くして、左
側の図においてのみコンタクトホール5上部に面取り部
6がなくなるまでCMPを行なう。
面積が多い部分ではコンタクトホールの占有面積が少な
い部分に比べて研磨される速度が早いので、同じ時間で
CMPを行なうと、コンタクトホールの占有面積が多い
部分が沢山削られることになる。
すれば、単位面積当たりのコンタクトホール5数が多
く、コンタクトホール5の占有面積が多い左側の図で
は、単位面積当たりのコンタクトホール5数が比較的少
ない右側の図よりも削れる量が多くなる。つまり、左側
の図で、面取り部6がなくなるように時間を制御して全
面にCMPを行なうと、右側の図では面取り部6は消失
せずに残存する。
iNなどのバリアメタル11、Wなどの導電膜12をス
パッタまたはCVD法で堆積する。その後、バリアメタ
ル11および導電膜12に所望のパターニングを施して
上部配線13を形成する。この時、左側の図にはコンタ
クトホール5上部の面取り部6は存在せず、コンタクト
ホール5間の距離を確保することができ上部配線13間
の分離を確実に行える。右側の図にはコンタクトホール
5上部の面取り部6が残存しているが、コンタクトホー
ル5間の距離は初めから充分にあるので問題はない。
膜8を埋込んでWプラグ10を形成する際に、CMPを
通常よりも長く行なうことによって、単位面積当たりの
コンタクトホール5が多い領域の面取り部6をなくすこ
とができ、上部配線13間の分離、コンタクトホール5
間の分離を確実に行なうことができる。したがって、更
にコンタクトホール5間の距離を縮小することができ、
半導体装置の高集積化を図ることができる。
N等でも良い。更に、導電膜12はアルミ合金、高融点
金属、高融点金属のシリサイドでも良く、導電層3とバ
リアメタル7との界面にTiSi、CoSi等の高融点
金属シリサイドを形成しても良い。上記いずれの場合も
同様の効果が得られる。
面積当たりのコンタクトホールの多い領域において、コ
ンタクトホール上部の面取り部を完全に除去する場合に
ついて説明をしたが、ここでは、単位面積当たりのコン
タクトホールの多い領域においても面取り部を一部残す
場合について説明する。
2のコンタクトホール部の製造方法を示す断面図であ
り、左側の図は単位面積当たりのコンタクトホール数が
多く、コンタクトホール間の距離が短い領域を示し、右
側の図は左側の図と同一ウエハ内で単位面積当たりのコ
ンタクトホール数が比較的少ない領域を示している。1
4は層間絶縁膜4中に形成された下層配線である。図3
に至るまでは上記実施の形態1の図1(a)(b)と同
様に行なう。
の形態1の図2(a)の右側の図と同様である。左側の
図は実施の形態1の図2(a)の左側の図とは異なり、
コンタクトホール5上部の面取り部6を完全に除去する
のではなく、後に形成される上部配線13間およびコン
タクトホール5間が分離できる程度にCMPの時間を制
御して行ない、コンタクトホール5上部の面取り部6の
一部を残存させている。
(b)と同様にして、全面にTiNなどのバリアメタル
11、Wなどの導電膜12をスパッタまたはCVD法で
堆積する。その後、バリアメタル11および導電膜12
に所望のパターニングを施して上部配線13を形成す
る。この時、左側の図ではコンタクトホール5上部の面
取り部6はコンタクトホール5間の距離を確保すること
ができる程度に存在し、上部配線13間の分離を確実に
行える。
有するとともに、CMPを行なう時間を上記実施の形態
1の場合よりも短く設定でき、単位面積当たりのコンタ
クトホール5が多い領域においてCMPによって削れる
量を少なくすることができる。これにより、CMP工程
後の平坦度は上記実施の形態1よりも高くすることがで
きる。また、層間絶縁膜4中に下層配線14等が存在し
ていても、CMPによって削られる可能性を低くおさえ
られる。
P後ボイドを塞ぐことなく、上部配線を形成していた
が、ここではCMP後コンタクトホール内にさらに導電
膜を埋込む場合について説明する。
3のコンタクトホール部の製造方法を示す断面図であ
り、単位面積当たりのコンタクトホール数が多く、コン
タクトホール間の距離が短い領域の断面図である。図4
に至るまでは上記実施の形態1の図1(a)(b)図2
(a)と同様に行なう。
時間を長くすることによって、単位面積当たりのコンタ
クトホール数の多い領域ではコンタクトホール5上部の
面取り部6を除去すると同時にコンタクトホール5上部
に埋込まれていたW膜8が除去され、コンタクトホール
5内のボイド9が開口する。
純物をド−プした多結晶シリコン膜15をCVD法で堆
積した後、CMPを施すことにより層間絶縁膜4上の多
結晶シリコン膜15を除去してボイド9内にのみ多結晶
シリコン膜15を埋込む。
iNなどのバリアメタル11、Wなどの導電膜12をス
パッタまたはCVD法で堆積する。その後、バリアメタ
ル11および導電膜12に所望のパターニングを施して
上部配線13を形成する。
きるので、後処理によるボイド9への薬液の染み込みを
防止することができる。また、ボイド9を多結晶シリコ
ン膜15で埋込んだので、コンタクトホール5の垂直方
向の抵抗を下げることができる。
ド9内に多結晶シリコン膜15を埋込む場合について説
明を行なったが、ここでは更に低抵抗な導電膜を埋込む
場合について説明する。
トホール部を示す断面図であり、単位面積当たりのコン
タクトホール数が多く、コンタクトホール間の距離が短
い領域の断面図である。図5に至るまでは上記実施の形
態1の図1(a)(b)図2(a)と同様に行なう。
たボイド9内を含む全面にスパッタまたはCVD法によ
り上部導電膜であるTiN等のバリアメタル7aを形成
する。続いて、全面にWF6、H2ガス等を用いて、W
−CVD法により上部導電膜であるW膜8aを形成す
る。その後全面にCMPを施し、層間絶縁膜4上のバリ
アメタル7aおよびW膜8aを除去してボイド9内にの
みバリアメタル7aおよびW膜8aを埋込む。
11、Wなどの導電膜12をスパッタまたはCVD法で
堆積する。その後、バリアメタル11および導電膜12
に所望のパターニングを施して上部配線13を形成す
る。
ル7aおよびW膜8aでコンタクトホール5内のボイド
9を塞ぐことができ、コンタクトホール5の垂直方向の
抵抗をさらに下げることができる。
配線13の形成とコンタクトホール5内の埋込みとを別
々に行なっていたがここでは一度に形成する方法につい
て説明する。
トホール部を示す断面図であり、単位面積当たりのコン
タクトホール数が多く、コンタクトホール間の距離が短
い領域の断面図である。図6に至るまでは上記実施の形
態1の図1(a)(b)図2(a)と同様に行なう。
たボイド9内を含む全面にスパッタまたはCVD法によ
りTiN等のバリアメタル7aを形成する。続いて、全
面にWF6、H2ガス等を用いて、W−CVD法により
W膜8aを形成する。その後、上部配線13用のパター
ニングを行ないW膜8aからなる上部配線13を形成す
る。
て、CMP、バリアメタル11の形成、導電膜12の形
成工程を省略することができ、製造工程数を減らすこと
ができる。又、上部配線13とコンタクトホール5内と
の界面などの導電膜間の界面を減少させることができる
のでより低抵抗なコンタクトホールを形成することがで
きる。
タクトホールのうち、単位面積当たりの上記コンタクト
ホール数の少ない領域に形成されたコンタクトホール
は、その上部に面取り部を備え、単位面積当たりの上記
コンタクトホール数の多い領域に形成されたコンタクト
ホールは、その上部に上記面取り部を備えないようにし
たので、単位面積当たりのコンタクトホール数の多い領
域において、コンタクトホール間の分離が良好に行え、
コンタクトホール間の距離をさらに縮小することができ
る。
積当たりの上記コンタクトホール数の多い領域に形成さ
れたコンタクトホールは、単位面積当たりの上記コンタ
クトホール数の少ない領域に形成されたコンタクトホー
ルよりも小さな面取り部を備えるようにしたので、コン
タクトホール間の分離が良好に行えるとともに、ウエハ
の平坦度が向上し、層間絶縁膜中の下部配線を損なうこ
ともない。
数の多い領域に形成された導電膜を有するコンタクトホ
ールにおいて、上記導電膜上に上部導電膜を設け、上記
導電膜がバリアメタルとタングステン膜とから成り、上
記上部導電膜が多結晶シリコン膜から成り、上記コンタ
クトホール内に、上記バリアメタルと上記タングステン
膜と上記多結晶シリコン膜との三層を備えるようにした
ので、コンタクトホール内のボイドを塞ぐことができ、
コンタクトホール内の垂直方向の抵抗を低くできる。
い領域に形成された導電膜を有するコンタクトホールに
おいて、上記導電膜上に上部導電膜を設け、上記導電膜
および上記上部導電膜がともにバリアメタルとタングス
テン膜とから成り、上記コンタクトホール内に、上記バ
リアメタルと上記タングステン膜と上記バリアメタルと
上記タングステン膜との四層を備えるようにしたので、
コンタクトホール内の抵抗をより低くすることができ
る。
備えるようにしたので、上部配線の分離を良好に行え
る。
を除去してコンタクトホール内にのみ上記導電膜を埋込
む工程が、上記CMPを行なう時間を制御することによ
って、単位面積当たりのコンタクトホール数の少ない領
域の上記コンタクトホール上部の上記面取り部の大きさ
より、単位面積当たりのコンタクトホール数の多い領域
の上記コンタクトホール上部の上記面取り部の大きさを
小さくまたは除去するようにしたので、コンタクトホー
ル間の距離に応じて面取り部の大きさを選択することが
でき、素子に応じて面取り部の大きさを選択する自由度
が広がる。
い領域の導電膜を埋込んだコンタクトホール上部の面取
り部を除去した場合、この除去を行なった後に、上記単
位面積当たりのコンタクトホール数の多い領域の導電膜
を埋込んだコンタクトホール内を含む全面に、上部導電
膜を堆積する工程と、絶縁膜上の上記上部導電膜を除去
して、上記単位面積当たりのコンタクトホール数の多い
領域の導電膜を埋込んだコンタクトホール内に、上記上
部導電膜を埋込む工程とを備えるようにしたもので、コ
ンタクトホール内のボイドを塞ぐことができ、コンタク
トホール内の垂直方向の抵抗を低くできる。
い領域の導電膜を埋込んだコンタクトホール上部の面取
り部を除去した場合、この除去を行なった後に、単位面
積当たりのコンタクトホール数の多い領域の導電膜を埋
込んだコンタクトホール内を含む全面に、上部導電膜を
堆積する工程と、上記上部導電膜をパターニングして、
単位面積当たりのコンタクトホール数の多少にかかわら
ず、上記導電膜上に上部配線を形成する工程とを備える
ようにしたので、上部配線の形成とコンタクトホール内
の埋込みを一度で行なうことができ、製造工程数を減少
させることができる。
示す工程断面図である。
示す工程断面図である。
部の製造方法を示す工程断面図である。
部の製造方法を示す工程断面図である。
部を示す断面図である。
部を示す断面図である。
程断面図である。
ール、6 面取り部、7,7a バリアメタル、8,8
a W膜、13 上部配線、15 多結晶シリコン膜。
Claims (8)
- 【請求項1】 シリコン基板上の同一絶縁膜中に形成さ
れた複数のコンタクトホールと、上記各コンタクトホー
ル内に形成された導電膜とを備え、 上記各コンタクトホールのうち、単位面積当たりの上記
コンタクトホール数の少ない領域に形成されたコンタク
トホールは、その上部に面取り部を備え、単位面積当た
りの上記コンタクトホール数の多い領域に形成されたコ
ンタクトホールは、その上部に上記面取り部を備えない
ことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 シリコン基板上の同一絶縁膜中に形成さ
れた上部に面取り部を有する複数のコンタクトホール
と、上記各コンタクトホール内に形成された導電膜とを
備え、 上記各コンタクトホールのうち、単位面積当たりの上記
コンタクトホール数の多い領域に形成されたコンタクト
ホールは、単位面積当たりの上記コンタクトホール数の
少ない領域に形成されたコンタクトホールよりも小さな
面取り部を備えたことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項3】 単位面積当たりのコンタクトホール数の
多い領域に形成された導電膜を有するコンタクトホール
において、上記導電膜上に上部導電膜を設け、上記導電
膜がバリアメタルとタングステン膜とから成り、上記上
部導電膜が多結晶シリコン膜から成り、上記コンタクト
ホール内に、上記バリアメタルと上記タングステン膜と
上記多結晶シリコン膜との三層を備えたことを特徴とす
る請求項1または2に記載の半導体装置。 - 【請求項4】 単位面積当たりのコンタクトホール数の
多い領域に形成された導電膜を有するコンタクトホール
において、上記導電膜上に上部導電膜を設け、上記導電
膜および上記上部導電膜がともにバリアメタルとタング
ステン膜とから成り、上記コンタクトホール内に、上記
バリアメタルと上記タングステン膜と上記バリアメタル
と上記タングステン膜との四層を備えたことを特徴とす
る請求項1または2に記載の半導体装置。 - 【請求項5】 コンタクトホールの導電膜上に上部配線
を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
に記載の半導体装置。 - 【請求項6】 シリコン基板上に絶縁膜を形成する工程
と、上記絶縁膜中に単位面積当たりの数が異なる複数の
コンタクトホールを形成する工程と、上記コンタクトホ
ールの上部に面取り部を形成する工程と、上記コンタク
トホール内を含む全面に導電膜を形成する工程と、全面
にCMPを施して、上記絶縁膜上の上記導電膜を除去し
て上記コンタクトホール内にのみ上記導電膜を埋込む工
程とを備えた半導体装置の製造方法において、 上記全面にCMPを施して、上記絶縁膜上の上記導電膜
を除去して上記コンタクトホール内にのみ上記導電膜を
埋込む工程が、上記CMPを行なう時間を制御すること
によって、単位面積当たりのコンタクトホール数の少な
い領域の上記コンタクトホール上部の上記面取り部の大
きさより、単位面積当たりのコンタクトホール数の多い
領域の上記コンタクトホール上部の上記面取り部の大き
さを小さくまたは除去するようにしたことを特徴とする
半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 単位面積当たりのコンタクトホール数の
多い領域の導電膜を埋込んだコンタクトホール上部の面
取り部を除去した場合、この除去を行なった後に、上記
単位面積当たりのコンタクトホール数の多い領域の導電
膜を埋込んだコンタクトホール内を含む全面に、上部導
電膜を堆積する工程と、絶縁膜上の上記上部導電膜を除
去して、上記単位面積当たりのコンタクトホール数の多
い領域の導電膜を埋込んだコンタクトホール内に、上記
上部導電膜を埋込む工程とを備えた事を特徴とする請求
項6に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 単位面積当たりのコンタクトホール数の
多い領域の導電膜を埋込んだコンタクトホール上部の面
取り部を除去した場合、この除去を行なった後に、単位
面積当たりのコンタクトホール数の多い領域の導電膜を
埋込んだコンタクトホール内を含む全面に、上部導電膜
を堆積する工程と、上記上部導電膜をパターニングし
て、単位面積当たりのコンタクトホール数の多少にかか
わらず、上記導電膜上に上部配線を形成する工程とを備
えたことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製
造方法。
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