JP2002047400A - 電気電子部品 - Google Patents

電気電子部品

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JP2002047400A
JP2002047400A JP2000235495A JP2000235495A JP2002047400A JP 2002047400 A JP2002047400 A JP 2002047400A JP 2000235495 A JP2000235495 A JP 2000235495A JP 2000235495 A JP2000235495 A JP 2000235495A JP 2002047400 A JP2002047400 A JP 2002047400A
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Japan
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parts
weight
color
electric
resin composition
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JP2000235495A
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English (en)
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Tomohiro Oishi
朋広 大石
Hiroji Oshino
博二 押野
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 成型時の溶融滞留による溶融粘度の変化、着
色が少なく、表面外観性、光沢性に優れ、高い難燃性を
有する電子部品の提供。 【解決手段】 (A)ポリブチレンテレフタレート10
0重量部、(B)式I化合物で表される臭素化ポリカー
ボネート3〜60重量部、(C)式IVで表される繰返
単位からなり、エポキシ当量が5150〜15000g
/eqの臭素化ビスフェノール系エポキシ化合物1〜2
0重量部、(D)アンチモン化合物0.1〜30重量
部、(E)リン化合物0.01〜4重量部からなる樹脂
組成物から形成される電気電子部品。 (式中R1、R2はH、C1〜5のアルキル等、1、m
は1〜4、nは2〜10、Xは式II、IIIの末端
基、R3はC1〜10のアルキル基)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気電子部品に関
し、さらに詳しくは、難燃化されたポリブチレンテレフ
タレート樹脂組成物からなる電気電子部品に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、産業機器分野および一般家電製品
分野において、情報通信技術の急速な進展に伴い、コネ
クター、リレー、トランスボビン、スイッチなどの各種
電気電子部品の小型化および軽量化が加速している。
【0003】電気電子部品の構成材料として、樹脂が多
用され、耐熱性、剛性および衝撃性等の要求特性に応え
るべく、エンジニアリングプラスチックス、特にポリブ
チレンテレフタレート(以下「PBT」と略すことがあ
る)が多く用いられている。
【0004】電気電子部品の構成材料として用いるため
には、PBTには、UL94規格に規定される難燃性を
備えることが必須の要求特性として要求されるの一般的
である。
【0005】さらに、PBTには、成形条件による特性
の変化が少ないこと、成形品としたときの外観が良好で
あり、特に着色が少なく、光沢が良好であることが要求
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】PBTを難燃化するた
めには、臭素化ポリカーボネートや臭素化エポキシを配
合することが有効である。しかし、PBTに、臭素化ポ
リカーボネートまたは臭素化エポキシを配合すると、成
形時の溶融滞留の際に、PBTと臭素化ポリカーボネー
トとのエステル交換に起因して黄変が発生したり、架橋
反応に起因して溶融粘度の著しい増大およびその後の低
下が発生し、成形上の問題が発生する。しかも、溶融粘
度の増大により、金型への転写性が悪くなり、成形品の
外観不良が発生する。
【0007】本発明は上述の従来技術の問題を解決する
ためのものであり、成形時の溶融滞留による溶融粘度の
変化および着色が少なく、表面外観性および光沢性に優
れ、ポリブチレンテレフタレートが本来備える良好な耐
熱性および機械特性を損なうことなく備える難燃性ポリ
ブチレンテレフタレート樹脂組成物からなる電気電子樹
脂部品を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、カラ
ーbC *値およびカラーbD *値について下記式を満足し、 bD *−bC *≦5.0 (ただし、カラーbC *値は、サイクル時間30秒、シリ
ンダー温度260℃の成形条件で1ショット目に得られ
る成形品のカラーb*値であり、カラーbD *値は、サイ
クル時間30秒、シリンダー温度280℃の成形条件で
10ショット成形し、さらに樹脂組成物を10分間滞留
させ、滞留後の3ショット目に得られる成形品のカラー
*値である。)かつ、JIS K7210のメルト
フローレートについて下記式を満足する。 0.8≦b/a≦1.2 (ただし、aは、温度250℃、荷重2160gf、滞
留時間6分の条件でのメルトフローレートであり、b
は、 温度250℃、荷重2160gf、滞留時間30
分の条件でのメルトフローレートである。) 樹脂組成物から成形され、入射角度60°で可視光線を
照射したときの表面反射率が70%以上である電気電子
部品である。
【0009】本発明は、好ましい態様として、上記電気
電子部品において樹脂組成物が、(A)ポリブチレンテ
レフタレート 100重量部、(B)式(I)
【0010】
【化5】
【0011】(但し、式(I)中R1、R2は各々水素原
子もしくは炭素数1〜5のアルキル基またはR1とR2
で形成する炭素数5〜12のシクロアルカン基、l,m
は各々1〜4、nは2〜10、Xは下記式(II)また
は(III)で表される末端基であり、R3は炭素数1
〜10のアルキル基である。
【0012】
【化6】
【0013】
【化7】
【0014】)で表される臭素化ポリカーボネート 3
〜60重量部、(C)式(IV)
【0015】
【化8】
【0016】で表される繰返単位からなり、エポキシ当
量が5150〜15000g/eqの臭素化ビスフェノ
ール系エポキシ化合物 1〜20重量部、(D)アンチ
モン化合物 0.1〜30重量部 および(E)リン化
合物 0.01〜4重量部からなる樹脂組成物である態
様をとる。
【0017】なお、電気電子部品は、電気電子産業分野
に関わる樹脂部品全般を意味し、特に金属端子が熱可塑
性樹脂部分を挟んで露出した電気部品を意味する。
【0018】電気電子部品として具体的には、リレー、
スイッチ、トランス、ボビン、コンセント、コンセント
キャップ、タップ、配電盤、分電盤、ブレーカ−、開閉
器、端子台、電源パネル、各種電源関連部品、モータや
ヒータ等高電圧の供給を受けて作動する部品、およびそ
れらの基盤を例示することができる。
【0019】以下、本発明を詳細に説明する。 [カラーbC *値およびカラーbD *値]本発明の電気電子
部品の成形に用いられる樹脂組成物は、カラーbC *値お
よびカラーbD *値について下記式を満足する。 bD *−bC *≦5.0
【0020】ただし、カラーbC *値は、サイクル時間3
0秒、シリンダー温度260℃の成形条件で1ショット
目に得られる成形品のカラーb*値であり、カラーbD *
値は、サイクル時間30秒、シリンダー温度280℃の
成形条件で10ショット成形し、さらに樹脂組成物を1
0分間滞留させ、滞留後の3ショット目に得られる成形
品のカラーb*値である。
【0021】そして、カラーb*値は、1ショットあた
りV(cm3)の射出容量の射出成形機で1ショットあ
たり0.36×V(cm3)の容積の金型を用いて成形
された成形品についての測定値である。
【0022】bD *−bC *が5.0を超えると、成形時の
滞留により着色が目立ち、特に未着色樹脂や、淡白色系
樹脂の場合は製品となる電子電子部品としては好ましく
ない。
【0023】本発明の電気電子部品の成形に用いられる
樹脂組成物は、JIS K7210のメルトフローレ
ートについて下記式を満足する。 0.8≦b/a≦1.2 (ただし、aは、温度250℃、荷重2160gf、滞
留時間6分の条件でのメルトフローレートであり、b
は、 温度250℃、荷重2160gf、滞留時間30
分の条件でのメルトフローレートである。)
【0024】b/aが0.8未満であると滞留によって
樹脂の溶融粘度が増大することになり、またb/aが
1.2を超えると逆に溶融粘度が減少することになり、
いずれも滞留により溶融粘度が変化する。前者の場合
は、ヒケやショートショットなどの成形不良を起こす原
因となり、後者の場合は、バリや樹脂溶融粘度減少によ
る製品の機械特性低下の原因となる。
【0025】本発明の電気電子部品は、入射角度60°
で可視光線を照射したときの表面反射率が70%以上で
ある。表面反射率が70%未満であると製品の光沢性に
乏しく外観性に劣る。
【0026】本発明の好ましい態様において、電気電子
部品は、以下の樹脂組成物から成形される。すなわち、
(A)ポリブチレンテレフタレート 100重量部、
(B)式(I)
【0027】
【化9】
【0028】(但し、式(I)中R1、R2は各々水素原
子もしくは炭素数1〜5のアルキル基またはR1とR2
で形成する炭素数5〜12のシクロアルカン基、l,m
は各々1〜4、nは2〜10、Xは下記式(II)また
は(III)で表される末端基であり、R3は炭素数1
〜10のアルキル基である。
【0029】
【化10】
【0030】
【化11】
【0031】)で表される臭素化ポリカーボネート 3
〜60重量部、(C)式(IV)
【0032】
【化12】
【0033】で表される繰返単位からなり、エポキシ当
量が5150〜15000g/eqの臭素化ビスフェノ
ール系エポキシ化合物 1〜20重量部、(D)アンチ
モン化合物 0.1〜30重量部 および(E)リン化
合物 0.01〜4重量部からなる樹脂組成物。
【0034】[ポリブチレンテレフタレート]ポリブチ
レンテレフタレート(A)は、その酸成分がテレフタル
酸であり、ジオール成分がテトラメチレングリコールよ
りなるポリエステルである。
【0035】ポリブチレンテレフタレートは、一部を共
重合成分で置換したものでもよい。その場合、テレフタ
ル酸、テトラメチレングリコールがそれぞれ全酸成分、
全グリコール成分に対して80モル%以上存在すること
が必要である。
【0036】共重合可能な成分としては、イソフタル
酸、フタル酸、メチルテレフタル酸、メチルイソフタル
酸等のフタル酸誘導体;2,6−ナフタレンジカルボン
酸、2,7−ナフタレンジカルボン酸、1,5−ナフタ
レンジカルボン酸等のナフタレンジカルボン酸およびそ
の誘導体;4,4’−ジフェニルジカルボン酸、3,
4’−ジフェニルジカルボン酸等のジフェニルカルボン
酸およびその誘導体;4,4’−ジフェノキシメタンジ
カルボン酸、4,4’−ジフェノキシエタンジカルボン
酸、4,4’−ジフェニルケトンジカルボン酸、4,
4’−ジフェニルスルホンジカルボン酸、4,4’−ジ
フェニルエーテルジカルボン酸等の芳香族ジカルボン
酸;コハク酸、アジピン酸、セバチン酸、アゼライン
酸、デカンジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸
等の脂肪族または脂環族ジカルボン酸;エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ヘキサメチレングリコー
ル、オクタメチレングリコール、ネオペンチルグリコー
ル、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール等の脂肪族ジオール;1,4
−シクロヘキサンジメタノール等の脂環族ジオール;ハ
イドロキノン、レゾルシン等のジヒドロキシベンゼンお
よびその誘導体;4,4’−ジヒドロキシジフェニル等
の芳香族ジオール;2,2−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)スルホン等のビスフェノール化合物;ビスフェノー
ル化合物とエチレングリコール等のグリコールとから得
られるエーテルジオール等の芳香族ジオールを例示する
ことができる。
【0037】またオキシ安息香酸、ヒドロキシナフトエ
酸、ヒドロキシジフェニルカルボン酸、ω−ヒドロキシ
カプロン酸等のオキシカルボン酸成分を共重合してもよ
い。
【0038】更に、ポリエステルが実質的に成形性等を
失わない範囲で3官能基以上の化合物、例えばグリセリ
ン、ペンタエリスリトール、トリメリット酸、ピロメリ
ット酸等を共重合してもよい。
【0039】ポリブチレンテレフタレートとしては、そ
の極限粘度数が、o−クロロフェノールを用い35℃で
測定したときに0.5以上のもの、好ましくは0.6〜
1.2のものを用いることができる。極限粘度数が0.
6未満であると得られる樹脂組成物の機械特性が劣り好
ましくなく、1.2を超えると樹脂組成物の成形時の流
動性が劣り好ましくない。
【0040】ポリブチレンテレフタレートは、従来より
知られる通常のポリエステルの製造方法、例えば溶融重
縮合反応またはこれと固相重縮合反応とを組み合わせた
方法等によって製造することができる。例えば、テレフ
タル酸またはそのエステル形成性誘導体(例えばジメチ
ルエステル、モノメチルエステル等の低級アルキルエス
テル)とテトラメチレングリコールまたはそのエステル
形成性誘導体とを触媒の存在下、加熱反応させ、得られ
るテレフタル酸のグリコールエステルを触媒の存在下、
所定の重合度まで重合反応させる方法によって製造する
ことができる。
【0041】[臭素化ポリカーボネート]臭素化ポリカ
ーボネート(B)は、式(I)
【0042】
【化13】
【0043】(但し、式(I)中R1、R2は各々水素原
子もしくは炭素数1〜5のアルキル基またはR1とR2
で形成する炭素数5〜12のシクロアルカン基、l,m
は各々1〜4、nは2〜10、Xは下記式(II)また
は(III)で表される末端基であり、R3は炭素数1
〜10のアルキル基である。
【0044】
【化14】
【0045】
【化15】
【0046】)で表される臭素化ポリカーボネートであ
る。
【0047】上記の化学式のとおり、臭素化ポリカーボ
ネートとして、平均のカーボネート繰り返し単位数が2
〜10である臭素化ポリカーボネートを用いる。平均の
カーボネート繰り返し単位数が2未満では、融点が低く
なり、特に芳香族ポリエステルとの溶融混合時に芳香族
ポリエステルの分子量低下を引き起こす。平均のカーボ
ネート繰り返し単位数が10を越えると臭素化ポリカー
ボネートの溶融粘度が高くなり、電気電子部品としたと
きに電気電子部品中での分散の不良が発生し、電気電子
部品の外観性、特に光沢性が低下する。
【0048】臭素化ポリカーボネートの融点は、好まし
くは185℃〜250℃である。
【0049】臭素化ポリカーボネートとしては、特にテ
トラブロモビスフェノールAから得られる臭素化ポリカ
ーボネートが好ましい。
【0050】臭素化ポリカーボネートは、式(II)ま
たは(III)で表される末端基を有し、これらの末端
基においてR3は炭素数1〜10のアルキル基である。
末端基としては、4−t−ブチルフェニル基、2,4,
6−トリブロモフェニル基が好ましい。
【0051】臭素化ポリカーボネートは公知の方法で製
造することができる。例えば臭素化ビスフェノール類と
ホスゲンとを反応させる方法を例示することができる。
【0052】臭素化ポリカーボネート(B)の配合量
は、ポリブチレンテレフタレート100重量部当たり3
〜60重量部、好ましくは10〜50重量部である。
【0053】無機充填剤を配合する場合、特に多量に配
合量する場合には、臭素化ポリカーボネート(B)の配
合量を比較的少なくでき、後述する難燃助剤を配合する
場合にも難燃剤の配合量を比較的少なくできるが、これ
らの場合でも、臭素化ポリカーボネートは少なくとも3
重量部配合する必要である。3重量部未満では得られる
組成物の難燃性が不十分であり、例えば厚さ1.6mm
で垂直燃焼規格UL94 V−0に達することはない。
60重量部を超えるとポリブチレンテレフタレートが備
える機械的特性、流動特性および熱特性が損なわれる。
【0054】[臭素化エポキシ]臭素化ビスフェノール
系エポキシ(C)は、式(IV)
【0055】
【化16】
【0056】で表される繰返単位からなり、エポキシ当
量が5150〜15000g/eqの臭素化ビスフェノ
ール系エポキシ化合物である。エポキシ当量が5150
g/eq未満であるとポリブチレンテレフタレートと臭
素化エポキシとの架橋反応が進み易く、滞留により溶融
粘度が増加することになり溶融安定性が低下する。そし
て、滞留着色が起こりやすくなる。エポキシ当量が15
000g/eqを超えると、成形品での成分の均一な分
散が困難になり、樹脂の機械的特性が低下する。
【0057】臭素化ビスフェノール系エポキシとして
は、臭素化ビスフェノールA系エポキシが好ましい。
【0058】臭素化ビスフェノール系エポキシは、公知
の方法で製造することができる。例えば、テトラブロモ
ビスフェノールAとエピクロルヒドリンまたはテトラブ
ロモビスフェノールグリシジルエーテルと臭素化ビスフ
ェノールとを縮合反応させることにより製造することが
できる。
【0059】臭素化ビスフェノール系エポキシの配合量
は、ポリブチレンテレフタレート100重量部当たり1
〜20重量部、好ましくは2〜8重量部である。1重量
部未満であるとポリブチレンテレフタレートと臭素化ビ
スフェノールエポキシとの反応量が少ないため、ポリブ
チレンテレフタレートの鎖延長効果に乏しく、樹脂の粘
度低下を起こし、また難燃性付与にも寄与が少ない。2
0重量部を超えるとポリブチレンテレフタレートのカル
ボキシル基末端との反応量が多くなりずぎ、著しい増粘
のため樹脂の流動性が悪化し、また機械的特性も低下す
る。
【0060】難燃剤として、ビニル系ポリマー難燃剤を
併用してもよい。ビニル系ポリマー難燃剤としては、臭
素化ポリスチレン、臭素化ベンジルアクリレートを例示
することができる。
【0061】[アンチモン化合物]アンチモン化合物
(D)は、難燃助剤としてを配合される。好適なアンチ
モン化合物として、Sb23およびxNa2O・Sb2
5・yH2O(x=0〜1、y=0〜4)を例示すること
ができる。
【0062】アンチモン化合物は、粒径が0.02〜5
μmの粒子として用いることが好ましい。アンチモン化
合物は、エポキシ化合物、シラン化合物、イソシアネー
ト化合物、チタネート化合物等で表面処理されたものを
用いてもよい。アンチモン系化合物は2種類以上併用し
てもよい。
【0063】アンチモン化合物の配合量は、ポリブチレ
ンテレフタレート100重量部当たり0.1〜30重量
部である。0.1重量部未満であると難燃助剤としての
効果が薄く、30重量部を越えると樹脂成分や配合剤成
分の分解が促進され、成形品の特性が低下する。難燃性
をさらに効果的に付与するためには、臭素化ポリカーボ
ネート100重量%に対して20〜70重量%となるよ
うに配合することが好ましい。
【0064】[リン化合物]リン化合物(E)として
は、リン酸、リン酸エステル、亜リン酸エステル、リン
酸および亜リン酸の金属塩を例示することができる。具
体的には、リン酸;リン酸トリメチル、リン酸メチルジ
エチル、リン酸トリエチル、リン酸イソプロピル、リン
酸トリブチル、リン酸トリフェニル、リン酸トリベンジ
ル、リン酸トリシクロヘキシル等のリン酸エステル;亜
リン酸トリメチル、亜リン酸トリエチル、亜リン酸トリ
ブチル、亜リン酸トリ(δ−ヒドロキシブチル)、亜リ
ン酸トリフェニル等の亜リン酸エステル;リン酸1ナト
リウム、リン酸2ナトリウム、リン酸3ナトリウムリン
酸1カリウム、リン酸1リチウム、リン酸アルミニウ
ム、ピロリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウ
ム、ヘキサメタリン酸ナトリウム等のリン酸の金属塩お
よびその水和物ならびに亜リン酸金属塩を挙げることが
できる。リン化合物は1種類のみ用いてもよく、2種類
以上を併せて用いてもよい。
【0065】リン化合物の配合量は、ポリブチレンテレ
フタレート100重量部当たり0.01〜4重量部であ
る。0.01重量部未満では溶融時の安定化効果および
変色抑制効果が少ないうえ成形品の外観安定化効果も少
ない。4重量部を越える量を配合しても、配合量に見合
う溶融安定化効果、変色抑制効果および成形品外観性安
定化効果を得ることはできない。
【0066】[無機フィラー]電気電子部品を構成する
樹脂組成物は、ポリブチレンテレフタレート(A)10
0重量部あたり無機フィラーを0.1〜200重量部を
含有することが好ましい。無機フィラーをこの範囲で配
合することにより、機械的特性や寸法安定性を良好なも
のとすることができる。
【0067】無機フィラーとしては、ガラス繊維、アス
ベスト、炭素繊維、芳香族ポリアミド繊維、チタン酸カ
リウム繊維、スチール繊維、セラミックス繊維、ポロン
ウィスカー繊維等の如き繊維状物;マイカ、シリカ、タ
ルク、炭酸カルシウム、ガラスビーズ、ガラスフレーク
ス、クレー、ウオラストナイト等の如き粉状、粉状ある
いは板状物の無機フィラーを補強材として配合すること
ができる。
【0068】[フッ素系化合物]電気電子部品を構成す
る樹脂組成物は、ポリブチレンテレフタレート(A)1
00重量部あたりフッ素化合物0.1〜4重量部を含有
することが好ましい。フッ素系化合物をこの範囲で配合
することにより、難燃剤の配合量を低減することがで
き、成形品の外観を一層良好なものとすることができ
る。
【0069】フッ素系化合物としては、フッ素置換のポ
リオレフィン系樹脂が例示され、なかでもポリテトラフ
ルオロエチレンが好ましい。
【0070】[添加剤]電気電子部品を構成する樹脂組
成物には、ヒンダードフェノール化合物、硫化化合物の
如き酸化防止剤を配合することができる。これらの成分
が配合される場合には高温安定性や分解抑制がさらに向
上することが期待される。
【0071】本発明の電気電子難燃性樹脂部品を構成す
るPBT樹脂組成物にはその他の添加剤を配合すること
がでる。添加剤として紫外線吸収剤、着色剤、帯電防止
剤等を例示することができる。
【0072】[製造方法]本発明の電気電子部品を構成
する樹脂組成物は、各成分を任意の方法で配合すること
により製造することができる。例えば、配合成分の全部
または一部を、加熱した単軸または二軸の押出機に、一
括または分割して供給し、溶融混練して均質化し、その
後、針金状に押出して冷却固化させ、次いで所望の長さ
に切断して、粒状化することにより、製造することがで
きる。この他、ブレンダー、ニーダー、ロール等の混合
機を用いてもよい。また、これらを組合わせて用いた
り、複数回繰り返すことにより配合成分を順次加える方
法を用いてもよい。
【0073】本発明の電気電子部品は、上記の樹脂組成
物用いて、公知の成形方法で電気電子部品の形状に成形
することにより製造することができる。成形方法として
は、例えば射出成形を用いることができる。樹脂組成物
は、通常は十分乾燥された状態に保ったまま成形機に供
して成形する。
【0074】樹脂組成物の構成原料をドライブレンドし
て、直接成形機ホッパー内に投入し成形機中で溶融混練
してもよい。
【0075】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳述する。な
お、実施例中の各種特性の測定は以下の方法によった。
【0076】(1)メルトフローレート(MFR):J
IS K7210に準拠し、下記の条件Aおよび条件B
の2つの条件で実施した。なお、ペレットは130℃で
5時間予備乾燥した。 条件A:温度250℃、滞留6分、荷重2160gf 条件B:温度250℃、滞留30分、荷重2160gf なお、溶融安定性の評価として、条件Aおよび条件Bで
測定したMFRをそれぞれaおよびbとし、その比b/
aを溶融安定性の指標とした。b/aが1に近いほど溶
融安定性は優れる。
【0077】(2)成形品色相:射出容量49cm3
shotの射出成形機にて、下記の条件Cおよび条件D
の2つの条件で、80×45mm、厚さ2mmの平板成
形品を作成し、これを試験片とした。この試験片を、温
度23±3℃、湿度50±5%で24時間以上調湿し、
東京電色(株)社製色差計TC−1800MK2でb*
を測定した。条件Cのb*および条件Dのb*をそれぞれ
C *、bD *とした。溶融着色変化は、b*の差 bD *
C *で示される。なお、成形するにあたり、材料のペレ
ットは130℃で5時間乾燥し、成形時の金型温度は6
0℃とした。 条件C:シリンダー温度260℃、サイクル時間30秒
で連続成形したものを試料とした。 条件D:シリンダー温度280℃、サイクル時間30秒
で10ショット成形後10分間滞留させ、その後、数シ
ョット連続して成形し、3ショット目の成形品を試料と
した。
【0078】(3)成形品表面外観性:(2)の条件C
で作成した平板成形品を目視で観察し、表面のむらが少
なく、艶があるものを○、ガラス繊維の表面浮きやむら
があり、艶がないものを△と評価した。
【0079】(4)成形品表面反射率:(3)で目視評
価した面につき、(株)村上色彩技術研究所製 ディジ
タル光沢度計GM−3Dを使用しJIS Z8741の
方法3(60度鏡面光沢)に規定された鏡面光沢度測定
方法に従って測定した。
【0080】(5)燃焼性:米国アンダーライターラボ
ラトリー社の定める方法(UL94)で垂直燃焼性につ
き評価した(試験片厚さ0.66mm)。なお、試験用
成形品は上記(2)で使用した同一の成形機で、シリン
ダー温度260℃、金型温度80℃、サイクル時間30
秒で成形した。
【0081】実施例中の組成物および成形品を構成する
成分として、下記に示す材料を用いた。 [ポリブチレンテレフタレート]帝人(株)製、極限粘
度0.78
【0082】[臭素化ポリカーボネート] 臭素化ポリカーボネート1:臭素化ビスフェノールAを
カーボネート単位とし、平均のカーボネート繰り返し単
位数が5であり、末端が4−t−ブチルフェニル基で封
鎖された臭素化ポリカーボネート 臭素化ポリカーボネート2:臭素化ビスフェノールAを
カーボネート単位とし、平均のカーボネート繰り返し単
位数が3〜5であり、末端が2,4,6−トリブロモフ
ェニル基で封鎖された臭素化ポリカーボネート 臭素化ポリカーボネート3:臭素化ビスフェノールAを
カーボネート単位とし、平均のカーボネート繰り返し単
位数が12〜15であり、末端が4−t−ブチルフェニ
ル基で封鎖された臭素化ポリカーボネート
【0083】[臭素化エポキシ] 臭素化エポキシ1:大日本インキ化学(株)製プラサー
ムEP−100(平均のエポキシ当量が5400g/e
qであるテトラブロモビスフェノール型エポキシ化合
物) 臭素化エポキシ2:ブロムケムファーイースト(株)製
F−2300(平均のエポキシ当量が12000g/e
qであるテトラブロモビスフェノール型エポキシ化合
物) 臭素化エポキシ3:油化シェルエポキシ(株)製エピコ
ート5055(平均のエポキシ当量が960g/eqで
あるテトラブロモビスフェノール型エポキシ化合物)
【0084】[三酸化アンチモン]日本精鉱(株)製三
酸化アンチモンPATOX−M
【0085】[リン酸トリメチル、リン酸1ナトリウム
2水和物]米山化学(株)製 特級試薬
【0086】[ポリテトラフルオロエチレン]旭ICI
フロロポリマーズ(株)製フルオンCD076
【0087】[タルク]林化成(株)製タルクPKNN
【0088】[ガラス繊維]日本電気硝子(株)製ガラ
ス繊維T−124(平均繊維径13μ、3mmチョップ
ドストランド)
【0089】[実施例1〜5および比較例1〜6]表1
に示す組成となるように原料を計量し、V型ブレンダー
で均一に混合して混合物を得た。得られた混合物を44
mm径の二軸押出機にてバレル温度260℃にて溶融混
練し、ペレット状の難燃性ポリエステル組成物を得た。
このペレットを評価用材料として、前述した各種評価に
供した。評価結果を表1に示す。
【0090】
【表1】
【0091】実施例1〜5は、溶融安定性も良好で、色
相変化も5以下で比較的小さく、成形品表面外観性も良
好でしかも難燃性はUL94 V−0を達成している。
【0092】比較例1は、臭素化ポリカーボネートの平
均繰り返し単位数が12〜15と大きいものを用いた場
合である。溶融着色変化は各実施例並みであるものの、
溶融滞留により溶融粘度が増大し、250℃、30分滞
留後のMFRが小さくなり、b/aも0.60で各実施
例より小さく溶融安定性に劣る。また、成形品表面外観
性もよくない。
【0093】比較例2は、臭素化ビスフェノール系エポ
キシのエポキシ当量が960と小さいものを用いた場合
である。成形品表面外観は優れるものの、溶融着色変化
が大きく、また、粘度増加が各実施例より大きく溶融安
定性に劣る。
【0094】比較例3は、比較例1のリン酸1ナトリウ
ム2水和物をリン酸トリメチルに換えたもので、特性の
傾向は比較例1と同傾向である。
【0095】比較例4は、比較例2のリン酸1ナトリウ
ム2水和物をリン酸トリメチルに換えたもので、特性の
傾向は比較例2と同傾向である。
【0096】比較例5は、リン化合物を含めない場合
で、このときは溶融着色変化が大きくなり良好でない。
【0097】比較例6は、アンチモン化合物を含めない
場合で、溶融安定性、溶融着色変化は優れるものの、燃
焼性はUL94 V−2である。
【0098】
【発明の効果】本発明によれば、成形時の溶融滞留によ
る溶融粘度の変化および着色が少なく、表面外観性およ
び光沢性に優れ、しかも高い難燃性を有する、電気電子
部品を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 3/32 C08K 3/32 5/521 5/521 7/02 7/02 C08L 27/12 C08L 27/12 //(C08L 67/02 (C08L 67/02 69:00 69:00 63:02) 63:02) B29L 31:34 B29L 31:34 Fターム(参考) 4F071 AA26 AA27 AA42 AA45 AA50 AA56 AB03 AB05 AB08 AB18 AB19 AB20 AB21 AB25 AB26 AB27 AB28 AB29 AC15 AD01 AD05 AE07 AE17 AF32 AF34Y AH12 BA01 BB05 BC07 BC10 4F206 AA25 AA28 AA39 AH33 AM32 JA07 JQ81 4J002 BD124 BD154 CD123 CF071 CG032 DA018 DA088 DE126 DE186 DE188 DE238 DH027 DH047 DH057 DJ008 DJ018 DJ028 DJ038 DJ048 DJ058 DK008 DL008 DM008 EW047 FA018 FA048 FA088 FD018 FD130 FD132 FD133 FD134 FD136 FD137 GQ00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラーbC *値およびカラーbD *値につい
    て下記式を満足し、 bD *−bC *≦5.0 (ただし、カラーbC *値は、サイクル時間30秒、シリ
    ンダー温度260℃の成形条件で1ショット目に得られ
    る成形品のカラーb*値であり、カラーbD *値は、サイ
    クル時間30秒、シリンダー温度280℃の成形条件で
    10ショット成形し、さらに樹脂組成物を10分間滞留
    させ、滞留後の3ショット目に得られる成形品のカラー
    *値である。)かつ、JIS K7210のメルト
    フローレートについて下記式を満足する 0.8≦b/a≦1.2 (ただし、aは、温度250℃、荷重2160gf、滞
    留時間6分の条件でのメルトフローレートであり、b
    は、 温度250℃、荷重2160gf、滞留時間30
    分の条件でのメルトフローレートである。) 樹脂組成物から成形され、入射角度60°で可視光線を
    照射したときの表面反射率が70%以上である電気電子
    部品。
  2. 【請求項2】 樹脂組成物が、(A)ポリブチレンテレ
    フタレート 100重量部、(B)式(I) 【化1】 (但し、式(I)中R1、R2は各々水素原子もしくは炭
    素数1〜5のアルキル基またはR1とR2とで形成する炭
    素数5〜12のシクロアルカン基、l,mは各々1〜
    4、nは2〜10、Xは下記式(II)または(II
    I)で表される末端基であり、R3は炭素数1〜10の
    アルキル基である。 【化2】 【化3】 )で表される臭素化ポリカーボネート 3〜60重量
    部、(C)式(IV) 【化4】 で表される繰返単位からなり、エポキシ当量が5150
    〜15000g/eqの臭素化ビスフェノール系エポキ
    シ化合物 1〜20重量部、(D)アンチモン化合物
    0.1〜30重量部 および(E)リン化合物 0.0
    1〜4重量部からなる樹脂組成物である、請求項1記載
    の電気電子部品。
  3. 【請求項3】 樹脂組成物が、ポリブチレンテレフタレ
    ート(A)100重量部あたり無機フィラー0.1〜2
    00重量部を含有する、請求項2に記載の電気電子部
    品。
  4. 【請求項4】 樹脂組成物が、ポリブチレンテレフタレ
    ート(A)100重量部あたりフッ素化合物0.1〜4
    重量部を含有する、請求項2または3に記載の電気電子
    部品。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023174284A1 (zh) * 2022-03-17 2023-09-21 江苏金发科技新材料有限公司 一种pbt组合物及其制备方法与应用

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