JP2002045228A - 化粧用紙 - Google Patents
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Abstract
−8124による坪量が5〜25g/m2である、肌に
当てる、あるいは肌の清拭用の紙であって、前記無機填
料が、ヒドロキシアパタイトを含むものである化粧用紙
によって解決される。
Description
イトを含む無機填料を含有する化粧用紙に関する。
間等の周囲は、皮脂の分泌が盛んで脂っぽくなりやす
い。皮膚表面に皮脂が浮き出たまま化粧を行うと、保湿
剤やおしろい粉などの化粧料が皮膚によく馴染まず化粧
の効果が低くなってしまう。さらに、皮脂は、皮膚面に
分泌された後に時間が経過すると、空気にふれて酸化さ
れ、皮膚へ悪影響をあたえる。
に、化粧用紙の中でも、特に、薄く、しなやかで、かつ
吸脂性に優れる、脂取り紙が使用されてきた。近年で
は、脂取り紙に限定されず、化粧時や化粧直し時に使用
される他の機能を有する化粧用紙においても、しなやか
さ、軟らかさおよび吸脂性に優れるものもある。また、
一般的に、皮脂を除去する機能を有する化粧用紙は、皮
脂を吸収したさいに、その吸収部分の透明度が向上する
機能をも有し、吸脂効果を使用者が視覚的に確認できる
ようになっている。
は、皮膚表面に薄い膜を形成して水分の蒸散を防ぐ役割
を有しており、過度に皮脂を拭き取ることは皮膚の保護
の観点からは好ましくない。従来の化粧用紙、特に脂取
り紙は、皮膚面に分泌された後、時間が経過して酸化し
た酸性の皮脂も、保湿に必要とされる分泌されて間もな
い比較的新しい皮脂もすべて吸収するため、使用時に過
度に皮脂を除去してしまう可能性がある。皮脂の中で
も、特に皮膚にとって有害な酸化された皮脂の吸収性に
優れた化粧用紙があれば、使用者の肌への負担は少なく
なる。
た皮脂の吸収性に特に優れた化粧用紙を提供することに
ある。
項1記載の発明は、無機填料を1〜30重量%含み、J
ISP−8124による坪量が5〜25g/m2であ
る、肌に当てる、あるいは肌の清拭用の紙であって、前
記無機填料が、ヒドロキシアパタイトを含むものである
ことを特徴とする化粧用紙である。
し、かつ坪量をJISP−8124による坪量が5〜2
5g/m2とすることにより、薄く、しなやかで、使用
感に優れた化粧用紙となる。
でも、特に酸化された皮脂を効率よく吸着する性質を有
するため、これを無機填料中に少なくとも1〜100重
量%化粧用紙に含有させることにより、酸化皮脂を効率
よく吸収する化粧用紙が得られる。
化粧用紙の好適な密度は、JISP−8118による密
度が0.4〜1g/m3である。また、好適には、本発
明にかかる前記無機填料の平均粒子径は0.5〜8μm
である。また、本発明にいて、特に好適には、タルク
0.5〜90重量%とヒドロキシアパタイトとを含むも
のである。平均粒子径が0.5μm未満の無機填料は、
紙中への歩留まりが悪く、コスト的に不利であり、脂質
の除去性に劣る。平均粒子径が8μmを越えると肌触り
が極端に悪化し、粉落ちなどの問題が生じる。前記無機
填料中にタルクを0.5〜90重量%含有させると、紙
の平滑度が向上し、化粧用紙の肌触りがよくなる。さら
に、吸脂時に紙の透明度を向上させる機能がより優れた
ものとなる。
μmの微粉タルクとすることが望ましい。かかる平均粒
子径のタルクとすることにより、化粧用紙の平滑度がよ
り向上し、より、肌ざわりがよくなる。
しろい粉の少なくとも一方を含有させることもできる。
保湿剤やおしろい粉を含有させることにより、皮膚の保
護性や化粧の効果により優れた化粧用紙となる。
する。ヒドロキシアパタイト[Ca10(PO4)6(O
H)2]は、人の骨や歯の成分として、リン酸カルシウ
ムの一種で、工業的には陽イオン、陰イオン、たんぱく
質、アミノ酸などに対して優れた吸着性を有する材料と
して、また、生体への影響が小さいことから、人工歯根
など生体適合材として注目されている。
中でも過酸化脂質の吸着に優れ、皮膚から分泌される皮
脂のなかでも、酸化した皮脂を選択的に吸着する。本発
明者らは、このようなヒドロキシアパタイトの性質に注
目し、化粧用紙への応用を思案した。その結果、ヒドロ
キシアパタイトを1〜100重量%含む無機填料を1〜
30重量%化粧用紙に含有させ、かつJISP−812
4による坪量を5〜25g/m2とすることにより、薄
く、しなやかであり、さらに化粧用紙に吸収される皮脂
中の酸化皮脂の割合が非常に高い化粧用紙が得られるこ
とを知見した。ここで、本発明にいう化粧用紙とは、肌
に当てることにより皮脂を吸収する、あるいは肌の清拭
時に皮脂を吸収する機能を有する紙である。
どのような形態で含まれていてもよい。内添されていて
もよいし、抄紙後の原紙にヒドロキシアパタイト含有の
無機填料を塗工するようにしてもよい。化粧用紙中の無
機填料が30重量%以上であると、紙に硬質感がでてし
なやかさの発現性が低下する。また、前記無機填料中の
ヒドロキシアパタイト含有率が1重量%以下であると、
酸化皮脂を吸収する効果が得られなくなる。
紙の抄紙方法に基づいて、抄紙することが可能である。
例えば、ヒドロキシアパタイト含む無機填料を添加した
繊維パルプスラリーを既知の抄紙機によって抄紙して製
造することが可能である。
は、木材パルプ繊維、マニラ麻、亜麻、大麻、黄麻、
楮、三椏、雁皮等の靭皮繊維、コットン、藁、竹、ケナ
フ等の非木材パルプ繊維、アクリルやレーヨン等の化学
繊維、シルク等の動物繊維が挙げられる。これらの繊維
は、それぞれが単独で用いられていてもよく、また2種
以上を混合して用いてもよい。抄紙された化粧用紙の坪
量が5〜25g/m2であれば、薄く、しなやかな化粧
用紙となる。前記化粧用紙の坪量が5g/m2未満であ
ると強度が低く使用時に撚れや破損しやすくなり、坪量
が25g/m2を超えるとコストが嵩み、また、しなや
かさがなくなり、使用感が悪化する。
脂量測定方法による吸脂量が1g/m2以上であること
が望ましい。吸脂量が1g/m2未満であると、吸収す
る皮脂の量が少なすぎて化粧用紙として適さない。吸脂
量が1g/m2以上であれば、化粧用紙の皮脂吸収量と
しては十分であり、ヒドロキシアパタイトの酸化皮脂を
選択的に吸着する機能が十分に発揮される化粧用紙とな
る。
の胴の表面に21cm×25cmの試料片を粘着テープ
などで固定して有効面積19cm×18cmとし、前記
印刷適性試験機の印刷ロールに油液(ヒマシ油80重量
%+ベンジルアルコール20重量%)0.5mlを膜厚
4.8μmとなるように均一に塗布し、前記胴と印刷ロ
ールとのニップ幅を5mmとして転写回転速度30rp
mで1回転させて、前記油液を前記試料に転写させる。
その後に、転写後の有効面積分の試料片の重量から転写
前の有効面積分の紙の重量を差分した値に基づいて、試
料1m2あたりの吸脂量とする。
させて除去することを目的とする化粧用紙は、使用者が
皮脂を拭き取れたことを視覚的に確認できるように、皮
脂を吸収すると、吸収部分の透明度が向上する機能を有
している。本発明者らは、かかる機能の良否をパンチ力
という数値で表している。パンチ力は、吸脂前と吸脂後
の紙の色差より算出される値であり、パンチ力の数値が
高ければ高いほど、吸脂時に透明度が向上することにな
り使用者の満足感が得られる化粧用紙である。
0以上であることが好ましい。パンチ力が5.0以上あ
れば、吸脂時に透明性が発現して、吸脂効果を視覚的に
確認できる。ここで、パンチ力の測定方法は、次記の通
りである。まず、裏当てに白色板および黒色板を用い、
分光白色光度計「EPR−80WX」(東京電色株式会
社製)にて、転写前の紙試料の色彩度Lw、Aw、Bwお
よびLb、Ab、Bbをそれぞれ測定し、両者の色差ΔE1
を式4に従って算出する。それとともに、前記吸脂量の
測定と同様に、前記印刷適性試験機の胴の表面に21c
m×25cmの試料片を粘着テープなどで固定して有効
面積19cm×18cmとし、前記印刷適性試験機の印
刷ロールに油液(ヒマシ油80重量%+ベンジルアルコ
ール20重量%)0.5mlを膜厚4.8μmとなるよ
うに均一に塗布し、前記胴と印刷ロールとのニップ幅を
5mmとして転写回転速度30rpmで1回転させて、
前記油液を前記試料に転写させる。次いで、転写後の紙
試料の色差ΔE2を転写前の紙試料を測定したときと同
じように式2にしたがって算出する。その後に、転写前
の紙試料の色差ΔE1と転写後の紙試料の色差ΔE2とか
ら式3にしたがってパンチ力ΔEを算出する。
される無機填料は、タルク0.5〜90重量%とヒドロ
キシアパタイトとを含有する。前記タルクは、平均粒子
径が0.5〜8μmのタルクであり、好適には、平均粒
子径が0.5〜2μmの微粉タルクである。タルクの平
均粒子径は、既知のマイクロトラック法によって測定す
ればよい。また、整粒された市販のタルク、例えば、日
本タルク株式会社製、SG−2000等を用いることも
できる。タルクを含有させることにより、紙の平滑度が
向上し、肌触りが良くなり、使用感に優れた化粧用紙と
なる。
れ、かつ酸化皮脂の吸脂性にも優れ、さらに、一般的な
化粧用紙、特に脂取り紙の機能である、皮脂を吸収した
さいに、その吸収部分の透明度が向上するという機能が
より優れたものとなる。よって、使用者は、吸脂効果を
視覚的に確認でき、満足感が得られるようになる。
ろい粉などを含有させることも可能である。前記保湿剤
としては、ホホバ油、グリセロール、1,3−ブチレン
グリコール、ヒアルロン酸、コラーゲン等の保湿機能を
持った物質が挙げられる。
することも可能である。化粧用紙を着色すると、吸脂部
分と非吸脂部分とのコントラストがはっきりして、より
吸脂効果を視覚によって確認がしやすくなる。着色剤と
しては、塩基性染料、酸性染料、直接染料といった公知
の染料および顔料を用いることが可能である。顔料は、
色の滲みが少なく、耐色性に優れている。染料は、化粧
紙が肌に直接触れるものであることから、食用染料が好
ましい。
ロキシアパタイトとタルクの配合割合をかえて、パンチ
力、吸脂量、過酸化脂質吸着率、拭き取り適性および抄
紙性を測定した。結果を表1に示す。パンチ力および吸
脂量の測定方法は前段に記載したとおりである。過酸化
脂質の吸着率は、次記とおり測定した。まず、図1のよ
うに組立てた装置のカラム1に試料1gを入れ、n−ヘ
キサン4gで希釈したオリーブ油(和光純薬製)2gを
カラム1の上部から流す。このとき、カラム1内をオリ
ーブ油が流れるように吸引しながら行う。次いで、カラ
ム上部よりn−ヘキサン100mlを流して流出液を採
取する。次いで、その流出液をウォーターバスで蒸発さ
せ、残量約10mlになったところで、ウォーターバス
より取り出し、該混合液に氷酢酸10mlおよびヨウ化
カリウム2gを添加して攪拌する。次いで、この混合液
中の遊離したヨウ素を、ビュレットを用いて0.01m
ol/lチオ硫酸ナトリウムにて滴定する。終点はデン
プン指示薬を入れ求める。滴定結果より過酸化物価を求
め、求められた過酸化物価より過酸化脂質の吸着量を算
出する。
脂質の吸着性が得られたものを○とし、紙の平滑度、吸
脂量およびパンチ力も考慮にいれ、特に化粧用紙として
好適と思われるものを◎とした。
率では、化粧用紙、特に脂取り紙として好適に使用でき
る薄さ、しなやかさおよび拭き取り適性であった。
機填料を含有させた試料では、本発明特有の効果である
過酸化脂質の吸着性が得られないことが確認された。さ
らに、タルクまたはヒドロキシアパタイトの少なくとも
一方を含む無機填料を含有させた試料において好適なパ
ンチ力の値が得られることも確認された。さらに、本発
明の化粧用紙が、抄紙性に問題ないことも確認された。
シアパタイトを含有する化粧用紙は、薄く、しなやかで
あり、かつ酸化脂質の吸脂性に優れるといえる。また、
化粧用紙、特に脂取り紙としては、タルクを含有させる
ことが望ましいといえる。
着性について実験を行った。ヒドロキシアパタイトは、
湿式法により合成し、遠心脱水後、70℃で24時間乾
燥した。これを400mesh以下に整粒し試料とし
た。無機填料として、α−アルミナ、セリサイト、タル
クおよびシリカを対照物質として使用した。疑似皮脂と
して、オレイン酸、オレイン酸化物、オリーブ油の3種
それぞれ用いた。
質吸着量は、セリサイト、α−アルミナと比較して優位
な差があった。また、過酸化物価を測定した結果、ヒド
ロキシアパタイトを充填したカラムを通すことにより、
オリーブ油の過酸化物価が減少した。すなわち、ヒドロ
キシアパタイトは酸化脂質に対する吸着能力が高いこと
が示された。さらに、被験者の頬に各資料を塗布し、皮
脂吸着量を熱分析法により測定したところ、ヒドロキシ
アパタイトの皮脂の吸着率がもっとも高く、また酸化さ
れた皮脂の吸着率が高いという結果が得られた。
く、しなやかで、かつ皮脂の中でも、特に酸性の皮脂を
効率よく拭き取ることができ、肌の保護性に優れる化粧
用紙が提供される。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】無機填料を1〜30重量%含み、JISP
−8124による坪量が5〜25g/m2である、肌に
当てる、あるいは肌の清拭用の紙であって、 前記無機填料が、ヒドロキシアパタイトを含むものであ
ることを特徴とする化粧用紙。 - 【請求項2】前記無機填料の平均粒子径が0.5〜8μ
mである請求項1記載の化粧用紙。 - 【請求項3】前記無機填料が、平均粒子径が0.5〜8
μmのタルクを0.5〜90重量%含むものである請求
項1または2記載の化粧用紙。
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