JP2002044170A - 任意波形信号発生装置 - Google Patents

任意波形信号発生装置

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JP2002044170A
JP2002044170A JP2000231240A JP2000231240A JP2002044170A JP 2002044170 A JP2002044170 A JP 2002044170A JP 2000231240 A JP2000231240 A JP 2000231240A JP 2000231240 A JP2000231240 A JP 2000231240A JP 2002044170 A JP2002044170 A JP 2002044170A
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Japan
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signal
generator
waveform signal
data
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JP2000231240A
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English (en)
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Hisao Agawa
久夫 阿川
Toru Fukuzawa
亨 福沢
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意波形信号発生装置において、同じ波形パ
ターンを繰り返すFSK信号を出力できるようにするこ
とにある。 【解決手段】 デジタルデータ発生器の出力を電圧制御
発振器に入力することにより、所望の波形信号を出力す
るように構成された任意波形信号発生装置において、デ
ジタルデータ発生器の出力データの各ビットに補正値を
分割して加算する補正手段を設け、位相が連続した同じ
波形パターンを繰り返す周波数変調信号を出力すること
を特徴とするもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は任意波形信号発生装
置に関し、詳しくは、無線通信などに用いられるデジタ
ル変調方式の一つである位相が連続したFSK(Frequen
cy Shift Keying:周波数シフトキーイング)信号など
の周波数変調信号の発生に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の任意波形信号発生装置によ
るFSK信号発生の一例を示す概念図であり、デジタル
データ発生器(DATA)1の出力を電圧制御発振器
(VCO)2に入力するように構成されている。
【0003】図6は、図5の各部の波形例図である。デ
ジタルデータ発生器1は、(a)に示すように+1また
は−1の電圧信号を電圧制御発振器2に入力する。電圧
制御発振器2は、デジタルデータ発生器1から入力され
る電圧信号を+1または−1の時間幅に応じて積分し、
(b)のような位相変化信号に変換する。これにより、
(c)のような位相が連続したFSK信号が出力される
ことになる。
【0004】ところで、データ伝送系の特性測定にあた
っては、同一のパターンデータを繰り返し送信して送信
データと受信データを比較し、データの誤り率を測定す
ることが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5のように
構成される装置から出力されるFSK信号は、同じ波形
パターンの繰り返しにはならない。図5の装置は、振幅
が一定で位相が連続的に変化するFSK信号を出力する
ように構成されているからである。すなわち、従来の任
意波形信号発生装置によるFSK信号発生機能では、デ
ータの誤り率測定を行うことはできないという問題点が
ある。
【0006】本発明はこのような問題点に着目したもの
であり、その目的は、任意波形信号発生装置において、
同じ波形パターンを繰り返すFSK信号を出力できるよ
うにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る請求項1の発明は、デジタルデータ発生器の出力を電
圧制御発振器に入力することにより、所望の波形信号を
出力するように構成された任意波形信号発生装置におい
て、デジタルデータ発生器の出力データの各ビットに補
正値を分割して加算する補正手段を設け、位相が連続し
た同じ波形パターンを繰り返す周波数変調信号を出力す
ることを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、デジタルデータ発生器
の出力を電圧制御発振器に入力することにより、所望の
波形信号を出力するように構成された任意波形信号発生
装置において、デジタルデータ発生器の出力データの各
ビットに補正値を分割して加算する補正手段と、補正さ
れた出力データに対してフィルター処理を施すガウシア
ンフィルターを設け、位相が連続した同じ波形パターン
を繰り返す周波数変調信号を出力することを特徴とす
る。
【0009】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2記載の任意波形信号発生装置において、デジタルデー
タ発生器の繰り返し出力データは、PN(pseudo-noise
code:擬雑音符号)系列であることを特徴とするもの
である。
【0010】これらにより、データの誤り率特性の測定
に適した同じパターンを繰り返すFSK信号やGFSK
信号などの周波数変調信号を得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の概念図であり、図
3と共通する部分には同一の符号を付けている。ビット
補正部3は、デジタルデータ発生器1の出力データの各
ビットに、補正値を分割して加算する機能を有するもの
である。
【0012】図2は図1の動作を説明するフローチャー
トであり、繰り返しデータで、出力FSK信号が位相連
続となるデータ補正方法を示す。デジタルデータ発生器
1は、繰り返し出力データとして、PN(pseudo-noise
code:擬雑音符号)系列を出力する(ステップSP
1)。その生成多項式は、例えばX9+X4+1で、511
ビット周期とする。
【0013】このようなPN系列を1周期積分すると
(ステップSP2)、PN系列はランダムパターンであ
るため+1となる。+1を位相に変換すると、最大周波
数偏移をΔfとすれば、2Δfπになる。すなわち、最
初のデータ送信時の位相を0とすれば、データ1周期送
信後の位相は2Δfπである。
【0014】ここで、2Δfπ=2nπ(n=0,1,
・・・)であれば、データを繰り返し送信しても位相が
連続になるが、2Δfπ≠2nπ(n=0,1,・・
・)であれば位相は連続しない(ステップSP3)。
【0015】位相が連続しない場合、1周期積分した+
1を各ビットに分割して減算する。すなわち、−1/5
11をPN系列の各ビットに加える(ステップSP
4)。
【0016】PN系列データを補正した後の1周期積分
値は0になり(ステップSP5)、2Δfπ=2nπ
(n=0,1,・・・)を満たすことになる。このデー
タをVCO2に加えることにより(ステップSP6)、
VCO2は波形の先頭と末尾で位相が連続した同一波形
パターンを繰り返すFSK信号を出力することになる
(ステップSP7)。このFSK信号を用いることによ
り、データの誤り率特性の測定が行える。
【0017】ここで、Δf=160kHzとすれば補正
値1/511は313Hzの誤差を生じることになり、
キャリア周波数を2.4GHzとすれば10-7程度の誤
差になるが、実用上の許容範囲といえる。
【0018】図3は本発明の他の実施例図であり、2.
4GHz帯の無線伝送方式であるBluetoothに用いられ
ている周波数変調方式のGFSK(Gaussian filtered
Frequency Shift Keying)信号を発生させる場合を
示している。図3では、各ビットが補正されたデータ
は、ガウシアンフィルタ4を介してVCO2に入力され
る。
【0019】図4は図3の動作を説明するフローチャー
トであり、図2のデータ補正処理ステップ(ステップS
P5)の後に、ガウシアンフィルタ4によるフィルター
処理(ステップSP6)を加えている。これにより、V
CO2から、波形の先頭と末尾で位相が連続したGFS
K波形を得ることができる。
【0020】なお、ビット補正されたデータを使うこと
により、これらFSK,GFSKの他、MSK(Minimu
m Shift Keying)信号やGMSK(Gaussian filter
edMinimum Shift Keying)信号の周波数変調方式にも
そのまま使用できる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データの誤り率特性の測定に適した同じパターンを繰り
返すFSK信号やGFSK信号などの周波数変調信号を
出力する任意波形信号発生装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく任意波形信号発生装置の概念図
である。
【図2】図1の動作を説明するフローチャートである。
【図3】本発明に基づく他の任意波形信号発生装置の概
念図である。
【図4】図3の動作を説明するフローチャートである。
【図5】従来の任意波形信号発生装置の概念図である。
【図6】図5の各部の波形図である。
【符号の説明】
1 アプリケーション 2 VCO 3 ビット補正回路 4 ガウシアンフィルター

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタルデータ発生器の出力を電圧制御発
    振器に入力することにより、所望の波形信号を出力する
    ように構成された任意波形信号発生装置において、 デジタルデータ発生器の出力データの各ビットに補正値
    を分割して加算する補正手段を設け、 位相が連続した同じ波形パターンを繰り返す周波数変調
    信号を出力することを特徴とする任意波形信号発生装
    置。
  2. 【請求項2】デジタルデータ発生器の出力を電圧制御発
    振器に入力することにより、所望の波形信号を出力する
    ように構成された任意波形信号発生装置において、 デジタルデータ発生器の出力データの各ビットに補正値
    を分割して加算する補正手段と、 補正された出力データに対してフィルター処理を施すガ
    ウシアンフィルターを設け、 位相が連続した同じ波形パターンを繰り返す周波数変調
    信号を出力することを特徴とする任意波形信号発生装
    置。
  3. 【請求項3】デジタルデータ発生器の繰り返し出力デー
    タは、PN(pseudo-noise code:擬雑音符号)系列で
    あることを特徴とする請求項1または請求項2記載の任
    意波形信号発生装置。
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