JPH0955646A - パルス幅変調装置 - Google Patents

パルス幅変調装置

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JPH0955646A
JPH0955646A JP7230785A JP23078595A JPH0955646A JP H0955646 A JPH0955646 A JP H0955646A JP 7230785 A JP7230785 A JP 7230785A JP 23078595 A JP23078595 A JP 23078595A JP H0955646 A JPH0955646 A JP H0955646A
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signal
basic waveform
pulse width
bit
pwm
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JP7230785A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Naruse
哲也 成瀬
Takehiro Sugita
武弘 杉田
Tomoya Yamaura
智也 山浦
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/66Digital/analogue converters
    • H03M1/82Digital/analogue converters with intermediate conversion to time interval
    • H03M1/822Digital/analogue converters with intermediate conversion to time interval using pulse width modulation
    • H03M1/827Digital/analogue converters with intermediate conversion to time interval using pulse width modulation in which the total pulse width is distributed over multiple shorter pulse widths
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B14/00Transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B14/02Transmission systems not characterised by the medium used for transmission characterised by the use of pulse modulation
    • H04B14/026Transmission systems not characterised by the medium used for transmission characterised by the use of pulse modulation using pulse time characteristics modulation, e.g. width, position, interval
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/38Synchronous or start-stop systems, e.g. for Baudot code
    • H04L25/40Transmitting circuits; Receiving circuits
    • H04L25/49Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems
    • H04L25/4902Pulse width modulation; Pulse position modulation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、パルス幅変調装置に関し、高い周波
数のスペクトラムを有するパルス幅変調信号を生成す
る。 【解決手段】基本波形生成回路(26)において、カウ
ンタ(9)より送出される周波数の異なる複数のカウン
ト信号(c)のうち、最も高い周波数の所定の下位ビツ
トを最上位ビツトの基本波形信号とし、以下下位ビツト
については順次、各上記カウント信号(c)の反転出力
を算出して上位ビツトにあたる各カウント信号(c)と
の積算を繰り返すことによつて得られる積算値と所定の
カウント信号(c)との積算によつて高い周波数特性の
スペクトラムを有する基本波形信号(b)を生成し、デ
ータ信号(SD ) との積和演算によつてパルス幅変調す
ることにより、高い周波数のスペクトラムを有するパル
ス幅変調信号(q)を生成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術(図8〜図13) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態(図1〜図7) (1)周波数誤差補正装置の構成(図1及び図2) (2)パルス幅変調装置の構成(図3〜図7) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明はパルス幅変調装置に
関し、例えばCDMA(Code Devision Multiple Access) 方
式による携帯電話機の受信信号の復調に用いて好適なも
のである。
【0003】
【従来の技術】従来、DS(Direct Sequence) 方式によつ
てスペクトラム拡散信号を発生させるCDMA方式の携帯電
話機は、送信側において一次変調を受けたデイジタル信
号に対してPN(Pseudorandom Noise)系列と呼ばれる特殊
な波形を乗積して拡散変調している。これに対して受信
側では、送信側で拡散に用いたPN系列と全く同一の信号
を拡散変調された受信信号に乗算することにより、スペ
クトラム拡散された信号をもとの一次変調信号に復調す
る。このとき受信側では受信信号に対してPN系列の発生
タイミングを合わせるために周波数誤差補正装置を用い
て復調信号の周波数誤差を検出する必要がある。
【0004】図8に示すように、周波数誤差補正装置1
は、電圧により発振周波数を制御する電圧制御発振器
(VCXO)2より出力されるクロツクCLK により、P
N符号発生器3で生成されるPN符号の発生タイミングを
決定する。このPN符号発生器3からは周波数誤差を補
正したPN符号PNが乗算部4に送出される。乗算部4は、
PN符号PNを用いて受信信号SR に対して排他的論理和演
算を施すことによつて受信信号SR を復調して周波数誤
差検出部5に送出する。周波数誤差検出部5は、周波数
誤差を検出すると検出信号SDTをパルス幅変調(PW
M)部6に送出する。PWM部6は、検出信号SDTをパ
ルス幅変調することによつてPWM信号pを出力する。
【0005】PWM部6より出力されるPWM信号p
は、誤差量を直流成分として含んでいる。そこでPWM
信号pは、直流成分を抽出するために低域通過フイルタ
(LPF)7に送出される。LPF7を通じて得られる
直流成分は制御信号SCTとしてVCXO2に送出され、
PN符号発生器3に送出するクロツクCLK の発振周波数
を補正する。
【0006】ここで図9に示すように、PWM部6を形
成するPWM装置8は、変調信号の振幅の変化に応じて
パルスの属性を連続的に変化させる。PWM装置8は、
nビツトの2進カウント回路9に入力される動作クロツ
クCLK をもとに動作クロツクCLK の倍数の周期をもつn
ビツトの2進カウント信号c:c1 〜cn を基本波形生
成回路10に送出する。
【0007】基本波形生成回路10は、2進カウント信
号c1 〜cn よりPWM波形の生成に用いるn本の基本
波形a:a1 〜an を生成し、並列にPWM波形生成回
路11に送出する。基本波形aとは、データ信号SD
各ビツトとの積によりパルス幅変調ができるような波形
である。PWM波形生成回路11は、nビツト入力され
る基本波形a1 〜an とnビツトで並列入力されるデー
タ信号SD よりパルス幅変調となるPWM信号pを生成
する。
【0008】図10に示すように基本波形生成回路10
は、最下位ビツト(LSB) から最上位ビツト(MSB) までの
nビツトのカウント信号c1 〜cn が入力され、これに
PWMに用いる基本波形信号a1 〜an のLSB からMSB
を対応させて出力する。図11には4ビツトの2進カウ
ント信号c1 〜c4 の1周期の波形を示す。また図12
には上述した2進カウント信号c1 〜c4 を合成するこ
とによつて得られるPWM波形の生成に用いる基本波形
信号a1 〜a4 の1周期分の波形を示す。例えば基本波
形信号a4 は、ハイレベル「Hi」とローレベル「Lo」の
時間比が1/2 、基本波形信号a3 、a2 及びa1 は、そ
れぞれ比が1/4 、1/8 、1/16となる。しかもそれぞれの
基本波形信号a1 〜a4 は「Hi」となるところが互いに
時間的に重なることのない信号である。
【0009】PWM信号pは、nビツトのデータ信号S
D に応じてm=2n 種類のPWM信号p1 〜pm でなる
波形信号となる。図13には4ビツトのデータ信号SD
のパルス幅変調後のPWM信号pを示し、並列に入力さ
れる2進データ信号SD の「0000」〜「1111」に対して
PWM信号p1 〜p16が対応している。例えば、データ
信号SD が「0101」(MSB ←LSB )ならば、基本波形信
号a1 及びa3 とが合成されることによつてPWM信号
6 が出力される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述したよう
なパルス幅変調装置1では、PWM波形が低い周波数の
スペクトラムであるため、PWM波形の低域通過フイル
タによる直流成分の損失が多いという問題があつた。ま
たPWM波形に低域の周波数成分が残るため低域通過フ
イルタのカツトオフ周波数を上げることもできなかつ
た。本発明は以上の点を考慮してなされたもので、高い
周波数のスペクトラムを有するPWM波形を生成するパ
ルス幅変調装置を提案しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、クロツク信号を逓倍して周波数の
異なる複数のカウント信号を生成するカウンタと、複数
の上記カウント信号のうち、最も高い周波数のスペクト
ラムをもつ最下位ビツトを最上位ビツトの基本波形信号
とし、以下順次、各上記カウント信号の反転出力を算出
して上位ビツトにあたる各上記カウント信号との積算を
順次繰り返すことによつて得られる積算値と、所定のカ
ウント信号との積算によつて当該所定のカウント信号に
応じた最上位ビツトより下位の基本波形信号を順次生成
するようにした基本波形生成手段と、データ信号と上記
基本波形信号との積和演算によりパルス幅変調波形信号
を生成するパルス幅変調手段とを備える。
【0012】このようにして生成した高い周波数特性の
スペクトラムを有する基本波形基本波形信号との間の積
和演算によつてデータ信号をパルス幅変調することによ
り、高い周波数のスペクトラムを有するパルス幅変調信
号を生成することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0014】(1)周波数誤差補正装置の構成 図8との対応部分に同一符号を付した図1おいて、20
は周波数誤差補正装置を示し、電圧により発振周波数を
制御するVCXO2より出力されるクロツクCLK によ
り、PN符号発生器3で生成されるPN符号の発生タイミ
ングを決定する。このPN符号発生器3からは周波数誤
差を補正したPN符号PNが乗算部4に出力される。乗算部
4は、PN符号PNを用いて受信信号SR に対して排他的論
理和演算を施すことによつて受信信号SR を復調して周
波数誤差検出部5に送出する。周波数誤差検出部5は、
周波数誤差を検出すると検出信号SDTをPWM部21に
送出する。PWM部21は、検出信号SDTをパルス幅変
調することによつてPWM信号qを出力する。因みにP
WM信号qは、nビツトのデータ信号SD に応じてm=
n 種類の波形信号となる。
【0015】PWM部21より出力されるPWM信号q
は、誤差量を直流成分として含んでいる。そこでPWM
信号qは、直流成分を抽出するためにLPF7に送出さ
れる。LPF7を通じて得られる直流成分は制御信号S
CTとしてVCXO2に送出され、PN符号発生器3に送
出するクロツクCLK の発振周波数を補正する。
【0016】図2にLPF7へ入力されるPWM信号q
とLPF7から出力されるVCXO2の周波数を制御す
る制御信号SCTとの関係を示す。このグラフによれば例
えば、PWM信号q2 の場合、LPF7から出力される
制御信号SCTの電圧VT はV2 となることが示されてい
る。
【0017】(2)パルス幅変調装置の構成 図9との対応部分に同一符号を付した図3において、2
5はPWM部21を形成するPWM装置を示し、図10
に示す2進カウント回路9に入力される動作クロツクCL
K をもとにして動作クロツクCLK の周期を逓倍したnビ
ツトの2進カウント信号c:c1 〜cn を生成し、基本
波形生成回路26に送出する。基本波形生成回路26
は、2進カウント信号c1 〜cn よりPWM波形の生成
で使われるn本の基本波形b:b1 〜bn を生成して並
列にPWM波形生成回路11に送出する。PWM波形生
成回路11は、nビツト入力される基本波形bとnビツ
ト並列入力されるデータ信号SD からパルス幅変調され
たPWM波形qを生成して出力する。
【0018】図4に示すように基本波形生成回路26
は、先ず2進カウント信号cの最下位ビツト(LSB) であ
る2進カウント信号c1 を基本波形信号の最上位ビツト
(MSB)である基本波形信号bn としてそのまま第1の出
力部30より出力する。次にMSB である基本波形信号b
n に対して1ビツト下位の基本波形bn-1 をNOT素子
1 により反転された2進カウント信号c1 及び2進カ
ウント信号c2 との積としてAND素子A1 より出力す
る。
【0019】続いてNOT素子I1 及びNOT素子I2
により反転された2進カウント信号c1 及びc2 の2つ
の反転出力をAND素子AN1 に入力して該2つの反転
出力の積を算出する。次にAND素子A2 によつて、上
位ビツトにあたる2進カウント信号c3 とAND素子A
1 の出力との積を算出して基本波形bn-2 として出力
する。
【0020】以下、基本波形信号bの生成は、先ずNO
T素子Iによつて所定の2進カウント信号cに対して下
位ビツトでなる2進カウント信号cの総ての反転出力を
算出する。次にAND素子ANによつて、該反転出力の
総ての積を最下位ビツトより順次、算出する。続いてA
ND素子Aによつて該反転出力の総ての積の出力と所定
の2進カウント信号cとの積を算出する。これによりLS
B からMSB までの2進カウント信号c1 〜cn に対応さ
せてMSB からLSB の基本波形信号bn 〜b1 を第1の出
力部30及び第2の出力部31でなるAND素子A1
n より順次出力することができる。
【0021】ここで基本波形信号bの全ビツト信号の生
成について、周波数の高いLSB の2進カウント信号c1
が用いられることになる。この結果、基本波形信号b1
〜b n は周波数の高いスペクトラムを有するものとな
る。ここで2進カウント信号c1 〜cn から基本波形b
1 〜bn を導き出す一般式は次式
【数1】 によつて表される。
【0022】図5に2進カウント信号cを4ビツト信号
としたときのLSB からMSB までの基本波形b1 〜b4
1周期分の波形を示す。基本波形信号b4 は、「Hi」と
「Lo」の時間比が1/2 の波形で、基本波形信号b3 、b
2 及びb1 は、比が1/4 、1/8 、1/16となり、しかもそ
れぞれは「Hi」となる部分が互いに時間的に重なること
がない。これにより細かいパルス幅をもつた高い周波数
のスペクトラムを有する基本波形信号b1 〜b4 を生成
することができる。
【0023】図6に示すようにPWM波形生成回路11
は、基本波形信号b1 〜bn のLSB〜MSB とデータ信号
D のLSB からMSB とを各々対応させ、それぞれ2入力
値としてAND素子A1 〜An に入力する。この結果、
AND素子A1 〜An より基本波形信号b1 〜bn とデ
ータ信号SD のLSB 〜MSB との各対応ビツト毎の積が出
力される。次にAND素子A1 〜An の出力値をOR素
子R1 〜Rn-1 に入力して総和をとることによりデータ
信号SD に応じたPWM信号qを生成することができ
る。
【0024】図7にデータ信号SD を4ビツトとしてデ
ータレンジを24 =16値としたときのデータ信号SD
パルス幅変調後のPWM波形q1 〜q16を示す。並列に
入力される2進データ信号SD [0000]〜[1111]に対して
PWM信号q1 〜q16が対応する。例えば、データ信号
D が[0101](MSB ←LSB )の場合、基本波形信号b1
及びb3 が合成され、その結果PWM信号q6 が出力さ
れる。これらのPWM波形q1 〜q16は、従来に比較し
て細かいパルス幅でなる、なるべく周波数の高い基本波
形信号を用いて生成している。これによりPWM信号q
として例えばPWM波形の一部であるPWM信号q4
13等を用いてLPF7のカツトオフ周波数を上げるこ
とができる。
【0025】この結果、PWM波形生成回路11によつ
て細かいパルス幅でなる高い周波数のスペクトラムを有
する基本波形信号bを生成して「Hi」の状態が続くこと
のない細かいパルス幅をもつPWM信号qを出力するこ
とができる。この結果、カウント回路の動作クロツクを
変化させることなく、また装置規模を増大させることも
なくPWM信号qの信号波形のパルス幅を短くすること
ができる。これによりPWM信号のもつ高周波成分を高
域にシフトさせることができ、PWM信号のLPF7に
よる直流成分の損失を低減し得る。
【0026】さらにパルス幅変調するデータ信号SD
ダイナミツクレンジが狭いときには、高い周波数のスペ
クトラムを有するPWM信号をデータ信号SD のダイナ
ミツクレンジに対応させることによつて、周波数誤差補
正装置20のLPF7のカツトオフ周波数を高く設定す
ることができるので直流成分の損失をより一層低減し得
る。
【0027】以上の構成において、受信信号SR は乗算
部4でPN符号PNとの間で排他的論理和演算されることに
よつて復調され、周波数誤差検出部5に送出される。周
波数誤差検出部5で検出される周波数誤差による検出信
号SDTはPWM部21に送出される。PWM部21で
は、2進カウント回路9において動作クロツクCLK をも
とにnビツトの2進カウント信号c1 〜cn を生成し、
基本波形生成回路26に送出する。
【0028】基本波形生成回路26は、先ず所定の2進
カウント信号cに対して下位ビツトとなる2進カウント
信号cの各反転出力を順次算出する。続いて該反転出力
の総ての積を算出して該積と所定の2進カウント信号c
との間で積をとることによつて所定の2進カウント信号
cに応じた基本波形信号bを生成する。この結果、総て
の基本波形信号bの合成に周波数の高いスペクトラムを
有する下位ビツトの2進カウントcが用いられる。
【0029】このように基本波形生成回路26によつて
2進カウント信号c1 〜cn よりPWM波形の生成に用
いられるn種類の基本波形b1 〜bn を生成して並列に
PWM波形生成回路11に送出する。PWM波形生成回
路11は、基本波形信号b1〜bn のLSB 〜MSB 及びデ
ータ信号SD のLSB からMSB を各々対応させ各ビツト毎
の積を出力し、総ての積の和をとることによりデータ信
号SD に応じたPWM波形q1 〜qm を生成する。
【0030】PWM部21からはパルス幅変調された高
い周波数のスペクトラムを有するPWM信号qが出力さ
れる。PWM信号qは、LPF7を通じてVCXO2に
送出され、PN符号発生器3に送出するクロツクCLK の
発振周波数を補正する。
【0031】以上の構成によれば、2進カウント回路9
によつて動作クロツクCLK を逓倍することによつて生成
した各2進カウント信号cから積和演算によつて基本波
形信号bを生成する。ここで周波数の高い2進カウント
信号のLSB より順次、上位ビツトを反転させ、該反転出
力の総ての積と所定の2進カウント信号cとの積算とに
よつて基本波形信号bを生成するようにしたことによつ
て基本波形信号bは高い周波数のスペクトラムをもつよ
うに形成し得る。
【0032】これによりPWM波形生成回路11によつ
て「Hi」が続くことのない細かいパルス幅をもつ高い周
波数のスペクトラムを有するPWM信号qを生成するこ
とができ、PWM信号のもつ周波数成分を高域にシフト
させることができる。このようにしてカウント回路の動
作クロツクCLK を変化させることなく、また装置規模を
増大させることもなくPWM信号qの信号波形のパルス
幅を短くすることができる。これによりPWM信号のL
PF7による直流成分の損失を低減させることができ
る。
【0033】さらに本発明によれば、データ信号SD
ダイナミツクレンジに対応させて、高い周波数のスペク
トラムを有する例えば、PWM信号q4 〜q13等を用い
る。これにより周波数誤差補正装置20の制御電圧SCT
を生成するLPF7のカツトオフ周波数を上げることが
でき、PWM信号の直流成分の損失をより一層低減させ
ることができる。
【0034】なお上述の実施例においては、CDMA方式の
携帯電話機による受信信号の復調に用いた場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、広く一般のパルス幅
変調に用いても良い。
【0035】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、カウンタ
より送出される周波数の異なる複数の上記カウント信号
のうち、最も高い周波数のスペクトラムをもつ最下位ビ
ツトを最上位ビツトの基本波形信号とし、以下順次、各
上記カウント信号の反転出力を算出して上位ビツトにあ
たる各上記カウント信号との積算を順次繰り返すことに
より得られる積算値と、所定のカウント信号との積算に
よつて当該所定のカウント信号に対応する基本波形信号
を順次生成するようにしたことにより、高い周波数のス
ペクトラムを有する基本波形信号を生成し、該基本波形
信号との積和演算によつてデータ信号をパルス幅変調す
ることによつて高い周波数のスペクトラムを有するパル
ス幅変調信号を生成することができるパルス幅変調装置
を実現し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例による周波数誤差補正装置の全体構成を
示すブロツク図である。
【図2】パルス幅変調波形に対する制御電圧の説明に供
するグラフである。
【図3】本発明によるパルス幅変調装置の全体構成を示
すブロツク図である。
【図4】本発明による基本波形生成回路の構成を示す略
線図である。
【図5】本発明による基本波形信号の説明に供する略線
図である。
【図6】PWM波形生成回路の説明に供する略線図であ
る。
【図7】パルス幅変調波形の説明に供する略線図であ
る。
【図8】従来の周波数誤差補正装置の構成を示すブロツ
ク図である。
【図9】従来のパルス幅変調装置の構成を示すブロツク
図である。
【図10】従来の基本波形生成回路の構成を示す略線図
である。
【図11】4ビツトのカウント信号の説明に供する略線
図である。
【図12】従来の基本波形信号の説明に供する略線図で
ある。
【図13】従来のパルス幅変調波形の説明に供する略線
図である。
【符号の説明】
1……周波数誤差補正装置、2……VCXO、3……P
N発生器、4……乗算部、5……周波数誤差検出部、
6、21……PWM部、7……LPF、8、25……P
WM装置、9……2進カウント回路、10、26……基
本波形生成回路、11……PWM波形生成回路、I1
n-1 ……NOT素子、AN1 〜ANn-1、A1 〜An
……AND素子、R1 〜Rn-1 ……OR素子。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロツク信号を逓倍して周波数の異なる複
    数のカウント信号を生成するカウンタと、 複数の上記カウント信号のうち、最も高い周波数のスペ
    クトラムをもつ最下位ビツトを最上位ビツトの基本波形
    信号とし、以下順次、各上記カウント信号の反転出力を
    算出して上位ビツトにあたる各上記カウント信号との積
    算を順次繰り返すことによつて得られる積算値と所定の
    カウント信号との積算によつて当該所定のカウント信号
    に応じた上記最上位ビツトの基本波形信号より下位の基
    本波形信号を順次生成するようにした基本波形生成手段
    と、 データ信号と上記基本波形信号との積和演算によりパル
    ス幅変調波形信号を生成するパルス幅変調手段とを具え
    ることを特徴とするパルス幅変調装置。
  2. 【請求項2】上記基本波形生成手段は、 上記基本波形信号の最上位ビツトを出力する第1の出力
    部と、 最上位ビツトより下位の上記カウント信号の各々につい
    て反転出力を算出する複数のNOT素子及び、複数の当
    該NOT素子による反転出力同士の積を算出する複数の
    第1のAND素子及び、複数の当該第1のAND素子に
    よつて算出される各上記反転出力の積と上記所定のカウ
    ント信号との積を各々算出する複数の第2のAND素子
    でなる上記基本波形信号の最上位ビツトより下位ビツト
    を出力する第2の出力部とを具え、上記第1の出力部よ
    り上記カウント出力に最下位ビツトを上記基本波形信号
    の最上位ビツトとして出力すると共に、上記カウント信
    号の最下位ビツトより上位の所定のカウント信号に対し
    ては、複数の上記NOT素子によつて各上記反転出力を
    最下位ビツトより順次算出して複数の上記第1のAND
    素子によつて各上記反転出力の総ての積を算出し、当該
    積と上記所定のカウント信号との積を上記第2のAND
    素子によつて算出することにより上記所定のカウント信
    号に応じて上記最上位ビツトの基本波形信号より下位の
    基本波形信号を生成するようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載のパルス幅変調装置。
  3. 【請求項3】上記パルス幅変調手段は、 上記データ信号のダイナミツクレンジの一部に対応す
    る、所定レンジに相応する上記基本波形信号を用いて上
    記データ信号との積和演算を実行することを特徴とする
    請求項1に記載のパルス幅変調装置。
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