JP2002043724A - プリント配線板、フリップチップ実装方法 - Google Patents

プリント配線板、フリップチップ実装方法

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一男 内山
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビルドアッププリント配線板にLSIチップ
をフリップチップ実装時の加圧により絶縁樹脂層に撓み
が発生する。 【解決手段】 所定数の突起状電極が形成されたLSI
チップに荷重を印加してプリント配線板に実装するLS
Iチップのフリップチップ実装構造において、前記突起
状電極位置に対応する前記プリント配線板の電極パッド
をビアホールで形成したことを特徴とするプリント配線
板を用いることにより、従来のように1点だけでなく、
バンプの所定の面で接合されるから電気的接続の信頼性
が向上すると同時に、押圧力が各接合面に分散されるか
らパッドの先端だけに押圧力がかからないので最外層2
6が撓んだり、電極パッドであるビアホール30Aが沈
み込んだりすることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSIチップに設
けた突起状電極をプリント配線板の電極パッドに直接接
続するプリント配線板とフリップチップ実装方法とに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】LSIチップを基板にフェースダウンで
直接接続するフリップチップ実装用プリント配線板は、
LSIチップを樹脂で保護する従来のパッケージに比
べ、基板を大幅に小型化できるという利点がある。
【0003】以下熱硬化型の絶縁性接着剤を用いたフリ
ップチップ実装方法を例に、図面を参照しながら従来の
実装構造について説明する。図4は、従来のLSIチッ
プの実装構造を示す断面図、図5は同部分拡大図であ
る。図4において、1はLSIチップ、2はLSIチッ
プ1に形成された突起状電極である。4は多層の基板
で、4aは表層電極、4bは基板4の内層部位に形成さ
れた下層配線、4cはコア層内部のガラス繊維である。
【0004】次に実装方法を説明する。あらかじめボン
ディング装置を用いて、LSIチップ1の電極上に突起
状電極(以下、「バンプ」という)2を形成する。基板
側ではLSIチップ1の実装部の内部に熱硬化型の絶縁
性接着剤を適宜の数ディスペンサにて塗布しておく。L
SIチップ1を図示しないボンディングツールにて吸着
し、基板4の表層電極4aとLSIチップ1上のバンプ
2を位置合わせ後仮載せする。次に常時加熱されている
前記ボンディングツールで加熱加圧する。こうすること
により、所定時間加熱加圧後熱硬化性絶縁樹脂接着剤が
硬化し、LSIチップ1と基板4の接合が終了する。
【0005】この熱硬化性絶縁樹脂接着剤を用いたフリ
ップチップ実装において、基板はファインピッチ・微細
パターンが可能な樹脂製多層高密度配線用回路基板(ビ
ルドアップ基板)が用いられる。このビルドアップ基板
は一般の基板と異なり配線の高密度化のために、機械的
強度を高める繊維強化はコア層のみである。それ以外は
繊維が編み込まれていない、機械的強度が低い樹脂層を
積層した多層基板である。さらにこの樹脂絶縁層は約4
0ミクロンと薄く、配線パターンもメッキ工法で形成さ
れ約18ミクロンと薄い。これに反して、バンプと基板
の表層電極との間のメカニカルな接触で良好な導通をと
るには、バンプと基板の表層電極との間が十分な接合が
得られるように高荷重を印加する必要があり、機械的強
度の低いビルドアップ基板にかかるストレスが大きく、
樹脂絶縁層に変形が生じやすいという課題がある。具体
的には電極の湾曲、樹脂絶縁層にクラックが入る、下層
配線の断裂といった問題が発生する。これらは熱硬化型
の非導電性接着剤を用いたフリップチップ実装に限ら
す、ビルドアップ基板に荷重を印加する工程を含むフリ
ップチップ実装で生じる課題である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成におい
て、低荷重の印加では良好な接合が得られない一方、高
荷重ではビルドアップ基板の変形の恐れがある。甚だし
い場合には、樹脂絶縁層の撓み(図5の符号5)といっ
た変形だけでなく表層電極4aの沈み込み(図5参照)
も引き起こす。そのほか樹脂絶縁層にクラック(図示せ
ず)が入りマイグレーションの発生、更には多層基板下
層における配線の断裂発生(図示せず)、寿命期間中の
接合部の破断など重大な故障原因となる問題点を有して
いた。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、高荷重の印加にも耐え得るフリップチップ実装用プ
リント配線板を提供することを第1の目的とし、このプ
リント基板へのLSIチップのフリップチップ実装方法
を提供することを第2の目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明になるプリント配
線板は、所定数の突起状電極が形成されたLSIチップ
に荷重を印加してプリント配線板に実装するLSIチッ
プのフリップチップ実装構造において、前記突起状電極
位置に対応する前記プリント配線板の電極パッドをビア
ホールで形成したことを特徴とするものである。
【0009】本発明になる第1のフリップチップ実装方
法は、前記プリント配線板のビアホールで形成された電
極パッドに位置合わせしてフリップチップを熱硬化型接
着剤で固定するフリップチップ実装方法において、 a)このプリント配線板のフリップチップ実装位置に熱
硬化型の非導電性接着剤を供給する; b)フリップチップの突起状電極をプリント配線板のビ
アホールで形成された電極パッドに位置合わせし、フリ
ップチップを所定の時間、所定の圧力でプリント配線板
に押圧して保持する; c)フリップチップが押圧保持されている時間、所定の
温度で加熱し前記熱硬化型の非導電性接着剤を硬化させ
る; 以上の各工程を有することを特徴とするものである。
【0010】本発明になる第2のフリップチップ実装方
法は、前記プリント配線板のビアホールで形成された電
極パッドに位置合わせしてフリップチップを熱硬化型接
着剤で固定するフリップチップ実装方法において、 a)フリップチップの突起状電極に熱硬化型の導電性接
着剤を塗布する; b)フリップチップの突起状電極をプリント配線板のビ
アホールで形成された電極パッドに位置合わせし、フリ
ップチップを所定の時間、所定の圧力でプリント配線板
に押圧して保持する; c)フリップチップが押圧保持されている時間、所定の
温度で加熱し前記熱硬化型の導電性接着剤を硬化させ
る; 以上の各工程を有することを特徴とするものである。
【0011】本発明によれば、プリント配線板のLSI
チップのバンプに対応する電極パッドをビアホールで形
成したので、LSIチップをこのプリント配線板に接続
するための押圧力は、この電極パッドであるビアホール
の下面だけでなく、周辺部へも分散されるので絶縁樹脂
層に撓みが起きるおそれがなく、電極パッドの沈み込み
も押え込むことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明について、図を用いて
詳しく説明する。図1は、本発明の一実施の態様のフリ
ップチップ実装の構造を示す断面図、図2は実施の形態
1の、図3は実施の形態2の実装工程を示すフローチャ
ート図である。
【0013】
【実施の形態1】図1において符号10はベース基板で
あり、セラミック基板や、ガラス基板や、ガラスクロス
入りプリント配線板などである(図2のステップS10
0)。10aはベース基板10がガラスクロス入りプリ
ント配線板のときのガラスクロスである。このベース基
板10には表面(上面)に配線パターン12が適宜の方
法によって形成される。なお、ベース基板10は多層板
であってもよく、この場合は配線パターン12は内層配
線パターンとビアホールなどによって接続される。
【0014】14はベース基板10の表面(上面)にビ
ルドアップ法で形成された内層である。この内層14
は、ベース基板10の表面に所定の厚さに形成された樹
脂層16の表面に配線パターン18を形成したものであ
る。20は内層14の表面にビルドアップ法で形成され
た内層である。この内層20は内層14の表面に所定の
厚さに形成された樹脂層22の表面に配線パターン24
を形成したものである。26は内層20の表面にビルド
アップ法で形成された最外層である。この最外層26は
内層20の表面に所定の厚さに形成された樹脂層28に
配線パターン30を形成したものである。ここにビルド
アップ法は、めっき、プリントなどによって、順次導体
層、絶縁層を積み上げてゆく多層プリント配線板の製造
方法である。
【0015】この樹脂層16、22および28は例えば
公知の紫外線硬化型のソルダレジスト(エポキシアクリ
レートやウレタンアクリレートなど)の感光性樹脂を塗
布あるいは印刷することによって形成される。また、こ
の樹脂層16は、感光性樹脂をキャリヤフィルムと保護
フィルムを挟んで3層構造としたドライフィルムを用い
て、キャリヤフィルムを剥がしながら、加熱圧着ロール
でベース基板10の表面に熱圧着させることにより形成
してもよい。このように塗布、印刷あるいは熱圧着など
適宜の方法で形成された感光性樹脂は、紫外線(UV)
などを照射することによって硬化される(図2のステッ
プS102)。
【0016】この時フォトエッチングの手法やレーザビ
ームなどを用いて、下層の配線パターン12を内層14
の配線パターン18に接続するためのビアホールを形成
するための小孔(図示せず)を形成しておく。例えばフ
ォトエッチングを用いる場合には、未硬化の樹脂層16
にフォトマスクを重ねてビアホールの小孔以外の部分に
紫外線を照射して硬化させ、その後小孔の部分の未硬化
樹脂を除去する。
【0017】その後硬化した樹脂層16の表面に配線パ
ターン18を形成する。この配線パターン18は、配線
パターン18以外の部分をめっきレジストで覆い、配線
パターン18の部分に無電解めっきした後導体めっきを
施すことにより形成される。この時ビアホールの小孔内
も導体めっきされ、ビアホールとなる。同じようにし
て、配線パターン24と、内層14の配線パターン18
を内層20の配線パターン24と接続するビアホールを
形成する。続いて、配線パターン30と、内層20の配
線パターン24を最外層26の配線パターン30と接続
するビアホールを形成する時に合わせてLSIチップ3
2を実装するためのビアホールも同時に形成する。30
Aが、このLSIチップ32実装用の導体パッドである
ビアホールである(図2のステップS104)。
【0018】この導体パッドであるビアホール30Aの
内径はLSIチップ32のバンプの外形の約80パーセ
ントの大きさが適当である。例えば、バンプの外形が8
0ミクロンのときにはビアホール30Aの内径は60ミ
クロンであるようにである。この径の大きさの関係は、
後述するようにLSIチップのバンプを導体パッドであ
るビアホール30Aに押圧力によって接合するとき、押
圧力をビアホール30Aの面で受けるのに適当な関係か
ら導き出されたものである。
【0019】32はLSIチップであり、その電極パッ
ドにはワイヤボンディングの原理を応用した金(Au)
バンプ34が形成されている。このバンプ34は、金ワ
イヤを先端に導く小孔を有するキャピラリをLSIチッ
プ32の電極パッドに圧着することによって電極パッド
にネイルヘッドを形成し、ワイヤをこのネイルヘッドか
ら切り離すことによって形成される。このように突起電
極となるバンプ34を持ったLSIチップをここではフ
リップチップと呼ぶ。前記最上層26の導体パッド30
Aは、このLSIチップ32のバンプ34の対応する位
置に設けられる。
【0020】次に最上層26の上面には、LSIチップ
32を実装する位置に熱硬化型の絶縁性接着剤を供給す
る(図2のステップ106)。この接着剤の供給は、デ
ィスペンサによって所定の位置に所定量ずつ順番に行わ
れる。ディスペンサに代えて印刷により供給してもよ
い。
【0021】この接着剤は熱硬化型非導電性接着剤であ
り、接着剤を硬化させる前に、LSIチップ32がバン
プ34を導体30Aに位置合わせして接着剤に載せられ
る。そしてLSIチップ32は上から所定の圧力で押圧
される(図2のステップS108)。この時の押圧力は
30gf程度が適切である。
【0022】このようにLSIチップ32を一定の押圧
力で押圧したまま、全体を加熱する(図2のステップ1
10)。この加熱温度は250°C程度が適切である。
このように所定の温度に加熱すると接着剤が硬化を開始
する。この時LSIチップ32は前記所定圧力で押圧し
続ける。
【0023】所定温度に加熱し接着剤を完全に硬化させ
た後、前記所定圧力の押圧を解除する(図2のステップ
S112)。この押圧時間は12秒程度が適切である。
36が硬化した接着剤である。このようにして、LSI
チップ32は導体パッド30Aに接合されるが、導体パ
ッド30Aがビアホールで形成されているので、従来の
ように1点だけでなく、面で接合されるから電気的接続
の信頼性が向上すると同時に、押圧力が各接合面に分散
されるからパッドの先端だけに押圧力がかからないので
最外層26が撓んだり、電極パッドであるビアホール3
0Aが沈み込んだりすることがない。
【0024】
【実施の形態2】実施の形態1では熱硬化型の絶縁性接
着剤をプリント配線板側に供給するフリップチップ実装
方法について説明した。実施の形態2では、熱硬化型の
導電性接着剤をLSIチップのバンプ側に供給するフリ
ップチップ実装方法について説明する。
【0025】実施の形態1と同様な工程を経て、プリン
ト配線板に電極パッドであるビアホール30Aを形成す
る(図3のステップS200から204)。また。実施
の形態1で説明したようにLSIチップ32にバンプ3
4を形成する。
【0026】次にLSIチップ32のバンプ34に熱硬
化型の導電性接着剤を塗布する(図3のステップ20
6)。この接着剤の塗布は、LSIチップ32のバンプ
34をこの接着剤に直接接触させて塗布することによっ
て各バンプ34に同時に所定量を塗布することによって
行われる。そしてこの接着剤が硬化する前にLSIチッ
プ32をバンプ34が導体30Aに位置合わせして載せ
られ、LSIチップ32は上から所定の圧力で押圧され
る(図3のステップS208)。この時の押圧力は10
gf程度が適切である。
【0027】このようにLSIチップ32を一定の押圧
力で押圧したまま、全体を加熱する(図3のステップ2
10)。この加熱温度は250°C程度が適切である。
このように所定の温度に加熱すると前記接着剤が硬化を
開始する。この時LSIチップ32は前記所定圧力で押
圧し続ける。
【0028】所定温度に加熱し前記接着剤を完全に硬化
させた後、前記所定圧力の押圧を解除する(図3のステ
ップS212)。この押圧時間は20秒程度が適切であ
る。次に、ディスペンサを用いてアンダフィル剤を塗布
して、LSIチップ32と最外層26の接着を強固にす
る(図3のステップS214)。実施の形態2では36
がアンダフィル剤である。このようにして、LSIチッ
プ32は導体パッドであるビアホール30Aに接着され
るが、導体パッドがビアホールで形成されているので、
従来のように1点だけでなく、面で接合されるから電気
的接続の信頼性が向上すると同時に、押圧力が各接合面
に分散されるからパッドの先端だけに押圧力がかからな
いので最外層26が撓んだり、電極パッドであるビアホ
ール30Aが沈み込んだりすることがない。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、以上説明したように、
所定数の突起状電極が形成されたLSIチップに荷重を
印加してプリント配線板に実装するLSIチップのフリ
ップチップ実装構造において、前記突起状電極位置に対
応する前記プリント配線板の電極パッドをビアホールで
形成したことを特徴とするプリント配線板を用いること
により、従来のように1点だけでなく、バンプの所定の
面で接合されるから電気的接続の信頼性が向上すると同
時に、押圧力が各接合面に分散されるからパッドの先端
だけに押圧力がかからないので最外層26が撓んだり、
電極パッドであるビアホール30Aが沈み込んだりする
ことがないからLSIチップをフリップチップ実装する
に足る高信頼性のプリント配線板を提供でき、またこの
プリント配線板を使用したLSIチップのフリップチッ
プ実装方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の態様のフリップチップ実装の
構造を示す断面図である。
【図2】本発明のフリップチップ実装工程の一例を示す
フローチャート図である。
【図3】本発明のフリップチップ実装工程のもう一例を
示すフローチャート図である。
【図4】従来のLSIチップの実装構造を示す断面図で
ある。
【図5】図4の部分拡大図である。
【符号の説明】
10 ベース基板 12、18、24、30 回路パターン 14、20 内層 16、22、28 樹脂層 30A 導体パッドであるビアホール 32 LSIチップ 34 バンプ 36 接着剤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定数の突起状電極が形成されたLSI
    チップに荷重を印加してプリント配線板に実装するLS
    Iチップのフリップチップ実装構造において、 前記突起状電極位置に対応する前記プリント配線板の電
    極パッドをビアホールで形成したことを特徴とするプリ
    ント配線板。
  2. 【請求項2】 前記プリント配線板のビアホールで形成
    された電極パッドに位置合わせしてフリップチップを熱
    硬化型接着剤で固定するフリップチップ実装方法におい
    て、 a)このプリント配線板のフリップチップ実装位置に熱
    硬化型の非導電性接着剤を供給する; b)フリップチップの突起状電極をプリント配線板のビ
    アホールで形成された電極パッドに位置合わせし、フリ
    ップチップを所定の時間、所定の圧力でプリント配線板
    に押圧して保持する; c)フリップチップが押圧保持されている時間、所定の
    温度で加熱し前記熱硬化型の非導電性接着剤を硬化させ
    る; 以上の各工程を有することを特徴とするフリップチップ
    実装方法。
  3. 【請求項3】 前記プリント配線板のビアホールで形成
    された電極パッドに位置合わせしてフリップチップを熱
    硬化型接着剤で固定するフリップチップ実装方法におい
    て、 a)フリップチップの突起状電極に熱硬化型の導電性接
    着剤を塗布する; b)フリップチップの突起状電極をプリント配線板のビ
    アホールで形成された電極パッドに位置合わせし、フリ
    ップチップを所定の時間、所定の圧力でプリント配線板
    に押圧して保持する; c)フリップチップが押圧保持されている時間、所定の
    温度で加熱し前記熱硬化型の導電性接着剤を硬化させ
    る; 以上の各工程を有することを特徴とするフリップチップ
    実装方法。
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