JP2002043532A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2002043532A
JP2002043532A JP2000230277A JP2000230277A JP2002043532A JP 2002043532 A JP2002043532 A JP 2002043532A JP 2000230277 A JP2000230277 A JP 2000230277A JP 2000230277 A JP2000230277 A JP 2000230277A JP 2002043532 A JP2002043532 A JP 2002043532A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の半導体装置の入出力端子は静電対策と
して保護回路を有するが、密集した各入出力端子全てに
前記保護回路を設けると、前記保護回路を構成するP−
MOSFETとN−MOSFETとの間にラッチアップ
が生じる。 【解決手段】 保護回路を構成する第1ダイオード(D
1a〜D4a)と第2ダイオード(D1b〜D4b)と
が一列に配列された半導体装置において、各第1ダイオ
ード間にP−MOSFET(P1、P23、P45)を
一つおきに配置するとともに、各第2ダイオード間にN
−MOSFET(N12、N34)を一つおきに配置
し、P−MOSFETとN−MOSFETとを千鳥状に
配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置に関し、
詳しくは入出力部に保護回路を設けて静電気等の高電圧
負荷による破壊から内部回路を保護できるように構成し
た半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】摩擦等により発生する静電気によって数
十V〜数十kVもの高電圧に帯電した人間や機械等が半
導体装置に触れると、静電気による電荷が半導体装置の
端子及び内部回路を介して数μs〜数msの短時間で一
気に放電されることがある。このような急激な放電が生
じた場合には半導体装置の内部素子が破壊され、その機
能や特性を損ねることがある。
【0003】特に、ゲート酸化膜の耐電圧が比較的低い
電界効果型(MOS)トランジスタを内部回路に有する
CMOSやBi−CMOS等の半導体装置の場合は、過
大な高電圧の印加によりトランジスタのゲート酸化膜が
破壊されやすい。そこで、一般的には静電気等により印
加された高電圧による電流をインピーダンスの低い電源
電圧線または基準電圧線に流して、半導体装置を静電破
壊から保護するようにした保護回路を入出力部に設ける
ようにしている。
【0004】図5は従来の半導体装置の一構成例を示す
回路図であり、特に半導体装置の入出力部周辺を示した
図である。図中に示すように、半導体装置100の入力
端子もしくは出力端子となる外部入出力端子T1(以
下、パッドT1と呼ぶ)は、保護回路101及び入出力
回路201を介して内部回路300に接続されている。
【0005】保護回路101は、パッドT1にアノード
が接続され電源電圧線(VDD)にカソードが接続された
第1ダイオードD1aと、基準電圧線(GND)にアノ
ードが接続されパッドT1にカソードが接続された第2
ダイオードD1bを有している。また、電源電圧線と基
準電圧線との間には、ゲート及びソースが電源電圧線に
接続されドレインが基準電圧線に接続されたPチャネル
MOSトランジスタP1と、ゲート及びソースが基準電
圧線に接続されドレインが電源電圧線に接続されたNチ
ャネルMOSトランジスタN1を設けている。ここで、
PチャネルMOSトランジスタP1のゲートは反転端子
としている。
【0006】上記回路構成から成る半導体装置100に
おいて、パッドT1に所定範囲内の電圧が加わっている
場合には、第1ダイオードD1a及び第2ダイオードD
1bはいずれも逆バイアス状態となっている。よって、
パッドT1は電源電圧線及び基準電圧線のいずれにも接
続されないため、正常に入出力動作を行うことができ
る。
【0007】一方、パッドT1に所定値以上の高電圧が
加わった場合には第1ダイオードD1aが順バイアス状
態となるため、その電荷は第1ダイオードD1aを介し
て電源電圧線に流れるようになる。よって、パッドT1
に加わった異常電圧による内部回路300の破壊を防止
することができる。
【0008】また、さらに高い電圧がパッドT1に加わ
って電源電圧線の電位が部分的に上昇し、電源電圧線と
基準電圧線との電位差がNチャネルMOSトランジスタ
N1のパンチスルー電圧もしくはPチャネルMOSトラ
ンジスタP1のブレークダウン電圧より大きくなった場
合には、NチャネルMOSトランジスタN1もしくはP
チャネルMOSトランジスタP1を介して電源電圧線に
蓄えられた電荷を基準電圧線に逃がすことができる。こ
れにより、電源電圧線と基準電圧線との電位差が変動す
ることを抑制できるので、電圧変動によって入出力回路
201や内部回路300等が破壊されることを防止でき
る。
【0009】逆に、パッドT1に加わる電圧が所定値を
下回った場合には第2ダイオードD1bが順バイアス状
態となるため、基準電圧線から第2ダイオードD1bを
介してパッドT1に電流が流れるようになる。さらにパ
ッドT1の電位が下がって基準電圧線の電位が部分的に
低下し、電源電圧線と基準電圧線との電位差がPチャネ
ルMOSトランジスタP1のパンチスルー電圧より大き
くなった場合には、PチャネルMOSトランジスタP1
が導通するので電源電圧線から基準電圧線に電流を流す
ことができる。
【0010】一方、基準電圧線に静電気等による高電圧
が印加されて基準電圧線の電位が部分的に上昇した場合
には、第2ダイオードD1b及び第1ダイオードD1a
もしくはNチャネルMOSトランジスタN1を介して基
準電圧線から電源電圧線に電流が流れることになる。こ
れにより、電源電圧線と基準電圧線との電位差が変動す
ることを抑制できるので、電圧変動によって入出力回路
201や内部回路300等が破壊されることを防止でき
る。
【0011】上記構成から成る半導体装置であれば、静
電気等によりパッドT1に加わる電圧が所定電圧範囲を
超えた場合であっても、内部回路300が異常電圧によ
って破壊されることを防止することができる。また、電
源電圧線と基準電圧線との電位差が変動することも抑制
できるので、静電破壊されにくい半導体装置を提供する
ことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ここで、通常の半導体
装置には前述の外部入出力端子が複数設けられており、
より静電破壊されにくい半導体装置を提供するために
は、全ての外部入出力端子毎に上記構成の保護回路を設
けることが理想的である。また、外部入出力端子と保護
回路との相対的な位置関係をできる限り近付けることに
より、異常電圧が外部入出力端子に加わった場合でも、
より迅速に電源電圧線もしくは基準電圧線に電荷を逃が
すことができ、内部回路の保護効果向上を図ることがで
きる。
【0013】一方、近年の半導体装置はますます高集積
化が進み、半導体チップ上の各外部入出力端子同士は非
常に密接したレイアウト配置となっている。このように
密接した各外部入出力端子の近傍に前述のPチャネルM
OSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタを設
けようとした場合には、PチャネルMOSトランジスタ
とNチャネルMOSトランジスタとの間に生じるラッチ
アップと呼ばれる現象が問題となる。
【0014】ラッチアップとは、PチャネルMOSトラ
ンジスタとNチャネルMOSトランジスタを共に用いる
構造、いわゆるCMOS構造に付随する寄生サイリスタ
が動作することにより大きな電流がVcc−GND間に
流れる現象であり、最悪の場合、チップの破壊をもたら
すものである。そのため、半導体チップの設計を行う際
には、通常PチャネルMOSトランジスタとNチャネル
MOSトランジスタとの間に所定の間隔を設けて寄生サ
イリスタがONし難くなるようにしている。
【0015】しかしながら、PチャネルMOSトランジ
スタとNチャネルMOSトランジスタとの間隔を広げる
と、密接した全ての外部入出力端子毎に保護回路を設け
ることが困難となる。また、半導体装置自体のチップ面
積拡大に伴うコストアップも課題となる。このような課
題を克服して全ての外部入出力端子毎に保護回路を設け
るためには、半導体チップ上の配置レイアウトを工夫す
る必要がある。
【0016】本発明は上記の問題点に鑑み、静電破壊に
対して高い耐久性を有し、かつラッチアップを起こしに
くい半導体装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る半導体装置においては、複数の外部入
出力端子と、それぞれの前記外部入出力端子にアノード
が接続され電源電圧線にカソードが接続された第1ダイ
オード及び基準電圧線にアノードが接続され前記外部入
出力端子にカソードが接続された第2ダイオードを有す
る複数の保護回路とが設けられており、前記保護回路を
構成する第1ダイオード及び第2ダイオードが前記外部
入出力端子の周辺に配列されている半導体装置におい
て、前記保護回路の各第1ダイオード間及び各第2ダイ
オード間に、前記電源電圧線の電荷を前記基準電圧線に
逃がすPチャネルMOSトランジスタ及びNチャネルM
OSトランジスタを配置し、かつ前記PチャネルMOS
トランジスタと前記NチャネルMOSトランジスタとが
同一の外部入出力端子間に配置されないように配置した
ことを特徴としている。
【0018】また、上記構成の半導体装置においては、
前記PチャネルMOSトランジスタが形成されるウェル
を、第1ダイオードや第2ダイオード、及び前記Nチャ
ネルMOSトランジスタが形成される各ウェルから分離
するとよい。
【0019】一方、異なる電圧が加えられる第1電源電
圧線及び第2電源電圧線と、基準電圧が加えられる基準
電圧線とを有し、第1外部入出力端子と、第1外部入出
力端子にアノードが接続され第1電源電圧線にカソード
が接続されたダイオード及び前記基準電圧線にアノード
が接続され第1外部入出力端子にカソードが接続された
ダイオードを有する第1保護回路と、第2外部入出力端
子と、第2外部入出力端子にアノードが接続され第2電
源電圧線にカソードが接続されたダイオード及び前記基
準電圧線にアノードが接続され第2外部入出力端子にカ
ソードが接続されたダイオードを有する第2保護回路
と、が設けられた半導体装置においては、第1の電源に
対するPチャネルMOSトランジスタ及びNチャネルM
OSトランジスタから成る保護回路を第1外部入出力端
子の近傍に配置するとともに、第2の電源に対するPチ
ャネルMOSトランジスタ及びNチャネルMOSトラン
ジスタから成る保護回路を第2外部入出力端子の近傍に
配置するとよい。
【0020】
【発明の実施の形態】まず、本発明に係る半導体装置の
第1実施形態について説明を行う。図1は本発明に係る
半導体装置の第1実施形態を示す回路図であり、特に半
導体装置の入出力部周辺を示した図である。図中に示す
ように、半導体装置100の入力端子もしくは出力端子
となる外部入出力端子T1〜T4(以下、パッドT1〜
T4と呼ぶ)はそれぞれ、保護回路101〜104及び
入出力回路201〜204を介して、内部回路300に
接続されている。
【0021】なお、本図中ではパッドT1〜T4、保護
回路101〜104、及び入出力回路201〜204か
ら成る4本の入出力系統を例示したが、これらは半導体
装置100に多数設けられた入出力系統を代表したもの
であり、入出力系統の本数を限定するものではない。
【0022】保護回路101〜104はそれぞれ、パッ
ドT1〜T4にアノードが接続され電源電圧線(VDD
にカソードが接続された第1ダイオードD1a〜D4a
と、基準電圧線(GND)にアノードが接続されパッド
T1〜T4にカソードが接続された第2ダイオードD1
b〜D4bを有している。
【0023】また、電源電圧線と基準電圧線との間に
は、ゲート及びソースが電源電圧線に接続されドレイン
が基準電圧線に接続されたPチャネルMOSトランジス
タ(P1、P23、P4)と、ゲート及びソースが基準
電圧線に接続されドレインが電源電圧線に接続されたN
チャネルMOSトランジスタ(N12、N34)を設け
ている。ここで、PチャネルMOSトランジスタ(P
1、P23、P4)の各ゲートは反転端子としている。
【0024】なお、本実施形態における保護回路101
〜104の各動作については、前述した従来技術と同様
であるので詳細な説明は省略し、本実施形態の特徴であ
る第1ダイオードD1a〜D4a、第2ダイオードD1
b〜D4b、PチャネルMOSトランジスタ(P1、P
23、P4)及びNチャネルMOSトランジスタ(N1
2、N34)といった各素子の配置レイアウトについ
て、重点的な説明を行うことにする。
【0025】図2は第1実施形態における半導体装置1
00の配置レイアウトを示す概略斜視図である。図中に
示す通り、本実施形態における半導体装置100ではP
型基板100aに複数のN型ウェル100b及びP型ウ
ェル100cがそれぞれ直線的に形成されている。な
お、N型ウェル100bには電源電圧VDDが加えられて
おり、P型基板100a及びP型ウェル100cはいず
れも基準電圧GNDが加えられている。
【0026】複数のN型ウェル100bには保護回路1
01〜104を構成する第1ダイオードD1a〜D4
a、及びPチャネルMOSトランジスタ(P1、P2
3、P4)が形成されている。一方、P型ウェル100
cには保護回路101〜104を構成する第2ダイオー
ドD1b〜D4b、及びNチャネルMOSトランジスタ
(N12、N34)が形成されている。
【0027】また、パッドT1、第1ダイオードD1
a、及び第2ダイオードD1bは一列に配列されてお
り、メタルによって互いに接続されている。同様に、外
部入出力端子T2〜T4、第1ダイオードD2a〜D4
a、及び第2ダイオードD2b〜D4bについてもそれ
ぞれ一列に配列され、メタルによって互いに接続されて
いる。
【0028】ここで、本実施形態におけるPチャネルM
OSトランジスタ(P1、P23、P4)は、各第1ダ
イオードD1a〜D4aの偶数番目と奇数番目との間に
一つおきに配置されている。言い換えれば、図中の例で
はPチャネルMOSトランジスタP23がパッドT2、
T3によって共有される形となっており、4本の入力系
統に対して3つのPチャネルMOSトランジスタを有す
る構成となっている。これを回路図的に描くと、図1に
示すようにパッドT2、T3に対してPチャネルMOS
トランジスタP23がそれぞれ設けられたことになる。
【0029】また、NチャネルMOSトランジスタ(N
12、N34)は、各第2ダイオードD1b〜D4bの
奇数番目と偶数番目との間に一つおきに配置されてい
る。言い換えれば、図中の例ではNチャネルMOSトラ
ンジスタN12がパッドT1、T2によって共有され、
NチャネルMOSトランジスタN34がパッドT3、T
4によって共有される形となっており、4本の入力系統
に対して2つのNチャネルMOSトランジスタを有する
構成となっている。これを回路図的に描くと、図1に示
すようにパッドT1、T2に対してNチャネルMOSト
ランジスタN12がそれぞれ設けられ、パッドT3、T
4に対してNチャネルMOSトランジスタN34がそれ
ぞれ設けられたことになる。
【0030】図から分かるように、PチャネルMOSト
ランジスタ(P1、P23、P4)とNチャネルMOS
トランジスタ(N12、N34)は、同一のパッド間に
配置されないように千鳥状の配置とされている。
【0031】このように、全てのパッドT1〜T4の近
傍に小規模ながらも数多くのPチャネルMOSトランジ
スタとNチャネルMOSトランジスタを設け、それらの
トランジスタを各パッドT1〜T4によって共有する配
置レイアウトとすれば、万一パッドT1〜T4のいずれ
かに異常電圧が加わったとしても、PチャネルMOSト
ランジスタ(P1、P23、P4)及びNチャネルMO
Sトランジスタ(N12、N34)のいずれかによって
電荷を迅速に逃がすことができる。
【0032】また、本実施形態においてはPチャネルM
OSトランジスタ(P1、P23、P4)とNチャネル
MOSトランジスタ(N12、N34)とを千鳥状の配
置としているので各トランジスタ間の距離が長くなり、
寄生サイリスタを構成するトランジスタの電流増幅率が
より小さくなる。よって、半導体装置100のチップ面
積を従来の大きさに維持したとしても、PチャネルMO
Sトランジスタ(P1、P23、P4)とNチャネルM
OSトランジスタ(N12、N34)との間の寄生サイ
リスタによってラッチアップし難くなる。
【0033】このような構成とすることにより、全ての
パッドT1〜T4毎に保護回路101〜104を設ける
ことができ、かつパッドT1〜T4と保護回路101〜
104との相対的な位置関係を近付けることが可能とな
る。よって、異常電圧が外部入出力端子に加わった場合
でも、より迅速に電源電圧線もしくは基準電圧線に電荷
を逃がすことができ、内部回路の保護効果向上を図るこ
とができる。
【0034】さらに、本実施形態においてはN型ウェル
100bをPチャネルMOSトランジスタ(P1、P2
3、P4)の周囲で切断し、他の素子(第1ダイオー
ド、第2ダイオード、及びNチャネルMOSトランジス
タ)が形成される各ウェルから分離した構成としてい
る。
【0035】このような構成とすることにより、トラン
ジスタが形成されているN型ウェル100bを介してP
チャネルMOSトランジスタ(P1、P23、P4)と
NチャネルMOSトランジスタ(N12、N34)とが
近付くのを防ぐことができるので、ラッチアップの発生
をより一層低減することができる。
【0036】次に、本発明に係る半導体装置の第2実施
形態について説明を行う。本実施形態は2系統の電源電
圧により駆動する半導体装置に適用されるものである。
図3は本発明に係る半導体装置の第2実施形態を示す回
路図である。図中に示すように、本実施形態における半
導体装置100には異なる電圧が加えられる第1電源電
圧線(VHV)及び第2電源電圧線(VLV)が接続されて
おり、半導体装置100はこれら2系統の電源電圧によ
り動作するようになっている。
【0037】また、半導体装置100の入力端子もしく
は出力端子となる外部入出力端子についても、第1電源
電圧線と基準電圧線(GND)との間に接続される第1
外部入出力端子THV(以下、第1パッドTHVと呼ぶ)、
及び第2電源電圧線と基準電圧線との間に接続される第
2外部入出力端子TLV(以下、第2パッドTLVと呼ぶ)
の2種類が設けられている。そして、第1パッドTHV
第1保護回路101及び第1入出力回路201を介して
内部回路300に接続されており、第2パッドTLVは第
2保護回路102及び第2入出力回路202を介して内
部回路300に接続されている。
【0038】第1保護回路101は、第1パッドTHV
アノードが接続され第1電源電圧線にカソードが接続さ
れたダイオードDHVaと、基準電圧線にアノードが接続
され第1パッドTHVにカソードが接続されたダイオード
HVbを有している。同様に、第2保護回路102は、
第2パッドTLVにアノードが接続され第2電源電圧線に
カソードが接続されたダイオードDLVaと、基準電圧線
にアノードが接続され第2パッドTLVにカソードが接続
されたダイオードDLVbを有している。
【0039】また、第1電源電圧線と基準電圧線との間
には、ゲート及びソースが第1電源電圧線に接続されド
レインが基準電圧線に接続されたPチャネルMOSトラ
ンジスタPHVと、ゲート及びソースが基準電圧線に接続
されドレインが第1電源電圧線に接続されたNチャネル
MOSトランジスタNHVを設けている。ここで、Pチャ
ネルMOSトランジスタPHVのゲートは反転端子として
いる。
【0040】同様に、第2電源電圧線と基準電圧線との
間には、ゲート及びソースが第2電源電圧線に接続され
ドレインが基準電圧線に接続されたPチャネルMOSト
ランジスタPLVと、ゲート及びソースが基準電圧線に接
続されドレインが第2電源電圧線に接続されたNチャネ
ルMOSトランジスタNLVを設けている。ここで、Pチ
ャネルMOSトランジスタPLVのゲートは反転端子とし
ている。
【0041】なお、本実施形態における保護回路10
1、102の各動作については、前述した従来技術と同
様であるので詳細な説明は省略し、ここでは本実施形態
の特徴である第1パッドTHV、第2パッドTLV、Pチャ
ネルMOSトランジスタ(PHV、PLV)及びNチャネル
MOSトランジスタ(NHV、NLV)といった各素子の配
置レイアウトについて、重点的な説明を行うことにす
る。
【0042】2系統の電源電圧によって動作する半導体
装置100では、例えば第2パッドTLVに静電パルスが
印加された場合、第1パッドTHV側に設けたトランジス
タ(PHV及びNHV)にまで静電パルスが及んで第1電源
電圧線と第2電源電圧線との間で静電破壊が生じること
がある。このような事態を回避するために、本実施形態
においては半導体装置100の配置レイアウトを工夫し
ている。
【0043】図4は第2実施形態における半導体装置1
00の配置レイアウトを示す概略図である。ここでは、
図中に示すように複数の第1パッドTHVと第2パッドT
LVが不規則に配列された半導体装置100を例に挙げて
説明を行う。
【0044】ここで、第1パッドTHVのチップ内部側に
第1保護回路101を構成するダイオード(DHVa、D
HVb)が配置されている。そして、第1電源電圧線の電
荷を基準電圧線に逃がすPチャネルMOSトランジスタ
HV、及び基準電圧線の電荷を第1電源電圧線に逃がす
NチャネルMOSトランジスタNHVは、それぞれ入出力
回路の近傍に配置したレイアウトとしている。
【0045】同様に、第2パッドTLVのチップ内部側に
第2保護回路102を構成するダイオード(DLVa、D
LVb)が配置されている。そして、第2電源電圧線の電
荷を基準電圧線に逃がすPチャネルMOSトランジスタ
LV、及び基準電圧線の電荷を第2電源電圧線に逃がす
NチャネルMOSトランジスタNLVは、それぞれ入出力
回路の近傍に配置したレイアウトとしている。
【0046】このような配置レイアウトとすることによ
り、第1パッドTHVに静電パルスが印加された場合に
は、第1パッドTHVの近傍に配置された第1保護回路1
01を構成するダイオード(DHVa、DHVb)によって
第1電源電圧線もしくは基準電圧線に素早く電荷を逃が
すことができる。また、第1電源電圧線の電荷はPチャ
ネルMOSトランジスタPHVによって素早く基準電圧線
に逃がすことができ、基準電圧線の電荷はNチャネルM
OSトランジスタNHVによって素早く第1電源電圧線に
逃がすことができる。
【0047】同様に、第2パッドTLVに静電パルスが印
加された場合には、第2パッドTLVの近傍に配置された
第2保護回路102を構成するダイオード(DLVa、D
LVb)によって第2電源電圧線もしくは基準電圧線に素
早く電荷を逃がすことができる。また、第2電源電圧線
の電荷はPチャネルMOSトランジスタPLVによって素
早く基準電圧線に逃がすことができ、基準電圧線の電荷
はNチャネルMOSトランジスタNLVによって素早く第
2電源電圧線に逃がすことができる。
【0048】よって、第1電源電圧線と第2電源電圧線
との間に静電パルスが渡ることを回避できるので、第1
電源電圧線と第2電源電圧線との間で静電破壊が生じる
ことを防止することができる。
【0049】なお、図4中では第1電源電圧線と基準電
圧線との間に接続されるトランジスタ(PHV、NHV)、
及び第2電源電圧線と基準電圧線との間に接続されるト
ランジスタ(PLV、NLV)を、それぞれ同じ電源を用い
るパッド間に1つ配置した例を挙げて説明を行ったが、
本実施形態における各トランジスタの配置及び規模はこ
れに限られるものではなく、例えば前述の第1実施形態
のように各パッド間に保護トランジスタを設けてもよ
い。その場合には第1実施形態のように各トランジスタ
間の距離をとるようにすればさらによい。
【0050】
【発明の効果】本発明に係る半導体装置においては、複
数の外部入出力端子の周辺に静電対策用の保護回路を構
成する第1ダイオード、及び第2ダイオードが配列され
た半導体装置において、各第1ダイオード間及び各第2
ダイオード間にPチャネルMOSトランジスタ及びNチ
ャネルMOSトランジスタを配置し、かつ前記Pチャネ
ルMOSトランジスタと前記NチャネルMOSトランジ
スタとが同一の外部入出力端子間に配置されないように
千鳥状の配置としている。
【0051】このように、全ての外部入出力端子の近傍
に小規模ながらも数多くのPチャネルMOSトランジス
タとNチャネルMOSトランジスタを設け、それらのト
ランジスタを各外部入出力端子によって共有する配置レ
イアウトとすれば、前記外部入出力端子のいずれかに静
電気等による異常電圧が加わったとしても、前記Pチャ
ネルMOSトランジスタもしくは前記NチャネルMOS
トランジスタのいずれかによって電荷を迅速に逃がすこ
とができる。
【0052】また、前記PチャネルMOSトランジスタ
と前記NチャネルMOSトランジスタとを千鳥状の配置
としているので、両トランジスタが同一の外部入出力端
子間に配置されることがない。よって、半導体装置のチ
ップ面積を従来の大きさに維持したとしても、前記Pチ
ャネルMOSトランジスタと前記NチャネルMOSトラ
ンジスタとの間の寄生サイリスタによってラッチアップ
し難くなる。
【0053】このような構成とすることにより、全ての
外部入出力端子毎に保護回路を設けることができ、かつ
各外部入出力端子と保護回路との相対的な位置関係を近
付けることが可能となる。よって、異常電圧が外部入出
力端子に加わった場合でも、より迅速に電源電圧線もし
くは基準電圧線に電荷を逃がすことができ、内部回路の
保護効果向上を図ることができる。
【0054】なお、上記構成の半導体装置においては、
前記PチャネルMOSトランジスタが形成されるウェル
を、第1ダイオードや第2ダイオード、及び前記Nチャ
ネルMOSトランジスタが形成される各ウェルから分離
するとよい。このような構成とすることにより、ウェル
を介して前記PチャネルMOSトランジスタと前記Nチ
ャネルMOSトランジスタとが隣接してしまうことがな
いので、ラッチアップの発生をより一層低減することが
できる。
【0055】一方、異なる電圧が加えられる第1電源電
圧線及び第2電源電圧線と、基準電圧が加えられる基準
電圧線とを有する半導体装置において、第1電源電圧線
と基準電圧線との間に接続される第1外部入出力端子の
近傍には、第1の電源に対するPチャネルMOSトラン
ジスタ及びNチャネルMOSトランジスタから成る保護
回路を配置し、第2電源電圧線と基準電圧線との間に接
続される第2外部入出力端子の近傍には、第2の電源に
対するPチャネルMOSトランジスタ及びNチャネルM
OSトランジスタから成る保護回路を配置するとよい。
【0056】このような配置レイアウトとすることによ
り、第1外部入出力端子もしくは第2外部入出力端子の
いずれに静電パルスが印加された場合であっても、素早
く電荷を逃がすことができる。よって、第1電源電圧線
と第2電源電圧線との間に静電パルスが渡ることを回避
できるので、第1電源電圧線と第2電源電圧線との間で
静電破壊が生じることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る半導体装置の第1実施形態を示
す回路図である。
【図2】 第1実施形態における半導体装置100の配
置レイアウトを示す概略斜視図である。
【図3】 本発明に係る半導体装置の第2実施形態を示
す回路図である。
【図4】 第2実施形態における半導体装置100の配
置レイアウトを示す概略図である。
【図5】 従来の半導体装置の一構成例を示す回路図で
ある。
【符号の説明】
100 半導体装置 101 保護回路 201 入出力回路 300 内部回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の外部入出力端子と、それぞれの前記
    外部入出力端子にアノードが接続され電源電圧線にカソ
    ードが接続された第1ダイオード及び基準電圧線にアノ
    ードが接続され前記外部入出力端子にカソードが接続さ
    れた第2ダイオードを有する複数の保護回路とが設けら
    れており、前記保護回路を構成する第1ダイオード及び
    第2ダイオードが前記外部入出力端子の周辺に配列され
    ている半導体装置において、 前記保護回路の各第1ダイオード間及び各第2ダイオー
    ド間に、前記電源電圧線の電荷を前記基準電圧線に逃が
    すPチャネルMOSトランジスタ及びNチャネルMOS
    トランジスタを配置し、かつ前記PチャネルMOSトラ
    ンジスタと前記NチャネルMOSトランジスタとが同一
    の外部入出力端子間に配置されないように配置したこと
    を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記PチャネルMOSトランジスタが形成
    されるウェルを、第1ダイオードや第2ダイオード、及
    び前記NチャネルMOSトランジスタが形成される各ウ
    ェルから分離したことを特徴とする請求項1に記載の半
    導体装置。
  3. 【請求項3】異なる電圧が加えられる第1電源電圧線及
    び第2電源電圧線と、基準電圧が加えられる基準電圧線
    とを有し、 第1外部入出力端子と、第1外部入出力端子にアノード
    が接続され第1電源電圧線にカソードが接続されたダイ
    オード及び前記基準電圧線にアノードが接続され第1外
    部入出力端子にカソードが接続されたダイオードを有す
    る第1保護回路と、 第2外部入出力端子と、第2外部入出力端子にアノード
    が接続され第2電源電圧線にカソードが接続されたダイ
    オード及び前記基準電圧線にアノードが接続され第2外
    部入出力端子にカソードが接続されたダイオードを有す
    る第2保護回路と、 が設けられた半導体装置において、 第1の電源に対するPチャネルMOSトランジスタ及び
    NチャネルMOSトランジスタから成る保護回路を第1
    外部入出力端子の近傍に配置するとともに、第2の電源
    に対するPチャネルMOSトランジスタ及びNチャネル
    MOSトランジスタから成る保護回路を第2外部入出力
    端子の近傍に配置したことを特徴とする半導体装置。
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