JP2002043513A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2002043513A
JP2002043513A JP2000230699A JP2000230699A JP2002043513A JP 2002043513 A JP2002043513 A JP 2002043513A JP 2000230699 A JP2000230699 A JP 2000230699A JP 2000230699 A JP2000230699 A JP 2000230699A JP 2002043513 A JP2002043513 A JP 2002043513A
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insulating resin
wiring
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Tsutomu Nakazawa
務 中沢
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
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    • H01L2224/4805Shape
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    • H01L2924/191Disposition
    • H01L2924/19101Disposition of discrete passive components
    • H01L2924/19105Disposition of discrete passive components in a side-by-side arrangement on a common die mounting substrate

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカード等の薄型のモジュールは、薄型で
あるため曲げや反りに対して非常に弱い。また支持基板
を採用するため、材料代もかかりコストアップとなる。 【解決手段】 半導体ICチップ24が第1の絶縁性樹
脂21で封止された複数のパッケージ28A〜28C
と、前記複数のパッケージ28A〜28Cに埋め込まれ
それぞれのパッケージを連結する連結片23Aとを有
し、前記連結片23Aを折り返し前記複数のパッケージ
28A〜28Cが重ねられた状態で第2の絶縁性樹脂2
2で封止される。半導体装置20に厚みを持たせること
ができ、曲げや反りに対する強度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に関し、特にキュービック形状の半導体装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ICパッケージは携帯機器や小型
・高密度実装機器への採用が進み、従来のICパッケー
ジとその実装概念が大きく変わろうとしている。
【0003】例えば、メモリモジュールも大きく変化を
遂げている。図10Aは、プリント基板1にメモリ2が
実装されたものであり、リード3が外に導出され、実装
面積を大きく取るものである。
【0004】一方、図10Bには、ICカード4を示し
た。メモリチップ5の支持基板6として例えばプリント
基板、セラミック基板またはフレキシブルシート等が採
用され、両面にはスルーホールTHを介して電極7、8
が形成されている。そして支持基板6の実装側に位置す
る電極7に前記メモリチップ5が電気的に接続されてメ
モリモジュールが形成される。このメモリモジュール
は、薄型の樹脂カード9の凹み部10にフェイスダウン
で実装され、ICカード4となる。
【0005】またメモリチップが実装された支持基板6
の上に樹脂フィルムがカバーされてICカードとして構
成される場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ICカ
ード4の容量や機能を大きくしたい場合、チップを複数
個実装しなければならない。よってICカードの実装面
積をより拡大する必要があり、外部からの力による反
り、曲げに対して弱くなる問題が発生する。
【0007】例えば、名刺やクレジットカード程度のサ
イズでICカードを作ると、折ったり曲げたりすること
が簡単に出来る。これは、パッケージされた中の素子に
不具合を与え、信頼性を低下させてしまう。
【0008】またメモリチップの実装には、支持基板6
が必要となり、この支持基板の厚みが全体の厚みを拡大
し、更には支持基板は、スルーホールTHが必要なこと
からそのままコストアップにつながってしまう問題もあ
った。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
に鑑みて成され、第1に、半導体ICチップが第1の絶
縁性樹脂で封止された複数のパッケージと、前記複数の
パッケージに埋め込まれそれぞれのパッケージを連結す
る連結片とを有し、前記連結片を折り返し前記複数のパ
ッケージが重ねられた状態で前記パッケージおよび前記
連結片が第2の絶縁性樹脂で封止された半導体装置を提
供することにより、本半導体装置に厚みを持たせること
ができ、曲げや反りに対する強度を向上させることが出
来る。
【0010】第2に、前記連結片は、前記パッケージ内
に埋め込まれた配線であり、前記半導体ICチップと電
気的に接続されることで解決するものである。
【0011】配線は、例えば銅箔から成り、パッケージ
の連結、支持ができると同時に、折り曲げも可能なの
で、簡単にパッケージを積み重ねることが出来る。
【0012】第3に、前記配線は、前記第1の絶縁性樹
脂に埋め込まれ、前記配線の裏面は、前記第1の絶縁性
樹脂から露出されていることで解決するものである。
【0013】第4に、前記半導体ICチップは、メモリ
から成ることで解決するものである。
【0014】特にメモリーカードとして使用する場合、
メモリ容量の増大と強度アップが同時に実現できる。
【0015】第5に、前記連結片または配線は、板状金
属がハーフエッチングされ、このハーフエッチングされ
た部分より成ることで解決するものである。
【0016】板状体をハーフエッチングしているため、
その側面はアンカー効果を有し、しかも配線のインピー
ダンスを大きく下げることができる。
【0017】第6に、前記連結片または配線の側面は、
湾曲を成すことで解決するものである。湾曲構造にする
ことで、絶縁性樹脂との食い込みを改善し、導電パター
ンの剥がれ、反りを大幅に抑制している。
【0018】第7に、前記連結片または配線には導電被
膜が形成され、前記連結片または配線の側面には、この
導電被膜から成るひさしが形成されることで解決するも
のである。
【0019】第8に、前記連結片または配線には導電被
膜が形成され、前記連結片または配線の側面は、この導
電被膜と一緒に成ってひさしが形成されることで解決す
るものである。
【0020】第9に、少なくとも半導体ICチップが第
1の絶縁性樹脂で封止された複数のパッケージと、前記
複数のパッケージに埋め込まれてそれぞれのパッケージ
を連結し、前記パッケージから裏面を露出する回路パタ
ーンと、前記第1の絶縁性樹脂に埋め込まれ、前記回路
パターンと前記半導体ICが電気的に接続された半導体
装置であり、前記パッケージ間に延在する回路パターン
を折り返し前記複数のパッケージが重ねられた状態で前
記パッケージおよび前記回路パターンが第2の絶縁性樹
脂で封止された半導体装置を提供することで、従来の課
題を解決するものである。
【0021】第10に、前記半導体ICチップは、メモ
リから成ることで解決するものである。
【0022】第11に、前記連結片または配線は、板状
金属がハーフエッチングされ、このハーフエッチングさ
れた部分より成ることで解決するものである。
【0023】第12、前記連結片または配線の側面は、
湾曲を成すことで解決するものである。
【0024】第13に、前記連結片または配線には導電
被膜が形成され、前記連結片または配線の側面には、こ
の導電被膜から成るひさしが形成されることで解決する
ものである。
【0025】第14に、前記連結片または配線には導電
被膜が形成され、前記連結片または配線の側面は、この
導電被膜と一緒に成ってひさしが形成されることで解決
するものである。
【0026】第15に、前記第2の絶縁性樹脂は、キャ
ラクターの形に形取られ、表面には回路パターンが露出
されることで解決するものである。
【0027】半導体装置としてキュービックに形成され
るため取り付け強度も増し、色々な形状のパッケージ内
に簡単に装填できる。
【0028】第16に、キャラクターに形取られた容器
または封止体に取り付けられることで解決するものであ
る。
【0029】第17に、前記メモリには、少なくともゲ
ームソフトが書き込まれていることで解決するものであ
る。
【0030】第18に、表面に所望の回路パターンが凸
状に形成された導電箔を用意し、この回路パターンのモ
ールド領域毎に、少なくとも1つの半導体ICチップを
電気的に接続し、前記半導体ICチップおよび凸状に形
成された回路パターンを前記モールド領域毎に第1の絶
縁性樹脂で封止し、回路パターンで連結されたパッケー
ジを形成し、前記導電箔の裏面を取り除き、前記回路パ
ターンをそれぞれ分離し、前記パッケージ間に延在され
る回路パターンを折り曲げることにより、前記パッケー
ジを重ね合わせ、前記折り曲げられた回路パターンおよ
び前記パッケージを第2の絶縁性樹脂で封止して一体と
することで解決するものである。
【0031】導電箔をハーフエッチングして回路パター
ンを形成し、モールドした後に、回路パターンを分離す
るため、パッケージに回路パターンが埋め込まれ、複数
の回路パターンを連結する事が出来る。よってパッケー
ジ間を連結する回路パターンの部分で簡単に折り曲げる
ことができ、パッケージを積層することができる。
【0032】第19に、導電箔の表面に耐エッチングマ
スクから成る所望のパターンを形成し、このパターンを
介してハーフエッチングすることにより所望の回路パタ
ーンが凸状に形成された導電箔を用意し、この回路パタ
ーンのモールド領域毎に、少なくとも1つの半導体IC
チップを前記回路パターンと電気的に接続し、前記半導
体ICチップおよび凸状に形成された回路パターンを前
記モールド領域毎に第1の絶縁性樹脂で封止し、回路パ
ターンで連結されたパッケージを形成し、前記導電箔の
裏面を取り除き、前記回路パターンをそれぞれ分離し、
前記パッケージ間に延在される回路パターンを折り曲げ
ることにより、前記パッケージを重ね合わせ、前記折り
曲げられた回路パターンおよび前記パッケージを第2の
絶縁性樹脂で封止して一体とすることで解決するもので
ある。
【0033】第20に、前記半導体装置の表面には、前
記パッケージ裏面の回路パターンが露出するように前記
第2の絶縁性樹脂が封止されることで解決するものであ
る。
【0034】第21に、前記第2の絶縁性樹脂は、キャ
ラクターの形に封止されることで解決するものである。
【0035】第22に、前記半導体装置は、キャラクタ
の形をしたケースに取り付けられることで解決するもの
である。
【0036】本半導体装置を提供することにより、支持
基板を採用しなくても、回路パターンを絶縁性樹脂で埋
め込める。
【0037】
【発明の実施の形態】半導体装置を説明する第1の実施
の形態まず本発明の半導体装置について図1を参照しな
がら説明する。
【0038】本半導体装置20は、第1の絶縁性樹脂2
1と第2の絶縁性樹脂22で封止される。第1の絶縁性
樹脂21は、配線23A、ダイパッド23B、ボンディ
ングパッド23Cおよび/または電極23D等で構成さ
れる回路パターン(導電路)23、半導体ICチップ2
4、回路素子25を主として封止する。図1に於いて、
半導体ICチップ24は、パッケージされたものでも良
いが、ここではベアチップを採用している。そのためダ
イパッド23Bと半導体ICチップ裏面が電気的に接続
されて固着されている。しかし半導体ICチップ24の
裏面がフローティングで良い場合は、ダイパッドは省略
され、回路パターン23の上に絶縁性接着剤が塗布さ
れ、固着される。また半導体ICチップ24は、フェイ
スアップで実装されるため、半導体ICチップ24上の
ボンディングパッドと回路パターン23を構成するボン
ディングパッド23Cが金属細線26を介して接続され
ている。また半導体ICチップ24がフェイスダウンで
実装される場合、半導体ICチップ24上の電極と回路
パターン23が導電性固着材27で電気的に接続されて
固着される。この導電性固着材27としては、半田等の
ロウ材、Agペースト、Auペースト等の導電ペース
ト、異方性導電性樹脂、導電ボールまたはバンプ電極を
構成する導電被膜等である。また回路素子25は、チッ
プコンデンサ、チップ抵抗、コイル等であり、これらは
必要により選択され、前記導電性固着材27の中から選
択されて前記電極23Dと固着される。
【0039】この回路パターン23は、後の製造方法か
ら明らかなように、導電箔がハーフエッチングされ、こ
のハーフエッチングされて凸状に形成された部分が前記
第1の絶縁性樹脂21に埋め込まれる。ただし回路パタ
ーン23の裏面は、第1の絶縁性樹脂21から露出され
ている。
【0040】前記回路パターン23、半導体ICチップ
24および/または回路素子25は、全体で少なくとも
1つの回路を構成するか、または少なくとも2つの半導
体メモリチップが実装されメモリモジュールと成ってい
る。これらは、少なくとも2つのグループに分けられ、
それぞれのモールド領域に配置され、そのモールド領域
毎に第1の絶縁性樹脂21でパッケージされている。よ
って各パッケージは、回路パターンが延在され、パッケ
ージ間に位置する回路パターンが連結片となり、各パッ
ケージを連結している。
【0041】図1では、3つのモールド領域に分けら
れ、第1のパッケージ28A、第2のパッケージ28B
および第3のパッケージ28Cが第1の絶縁性樹脂21
で封止される。そして、それぞれのパッケージの間は、
所望の長さの回路パターン23が第1の絶縁性樹脂21
から露出して延在している。この構成は、図6を参照す
ればより明らかになる。
【0042】そしてこの第1の絶縁性樹脂21から露出
した回路パターン23の部分で折り曲げられて前記第1
のパッケージ28A〜第3のパッケージ28Cが積層さ
れる。ちょうど扇子をとじた時の折り方である。そして
この積層されたパッケージ28A〜28C全体が、第2
の絶縁性樹脂22で封止され、半導体装置20として完
成される。
【0043】それぞれのパッケージ28A〜28Cは、
支持基板が無く、回路パターンの厚みとその上に載せら
れた半導体素子または回路素子の厚みで決定されるが、
だいたい0.5mm前後の薄いパッケージとなる。従っ
てそれぞれのパッケージ28A〜28Cは、曲げや反り
に対して非常に弱いが、重ねられて1パッケージとなる
ため、その強度は非常に向上する。
【0044】また外部との電気的接続が必要な場合、一
番下または一番上に相当するパッケージの導電パターン
23が第2の絶縁性樹脂22から露出されるように封止
される。図1では、3つのパッケージが折り返されなが
ら積層されている。よって第1のパッケージ28Aの裏
面に露出している回路パターンを外部接続電極として活
用できる。しかし第3のパッケージの裏面は、内側に向
いてしまうので活用できない。例えばパッケージが偶数
で構成される場合は、最上段のパッケージの裏面が上を
向くので、回路パターンを外部接続電極として活用する
ことが出来る。
【0045】本発明の特徴は、この積層構造にある。全
ての回路を一枚のICパッケージで実現すると広い面積
を必要とし、折り曲げに対して非常に弱い。しかしモー
ルド領域を複数に分け、これを積層する事により、その
平面積は減少し、しかもその強度は増強される。
【0046】例えば、メモリモジュールとして本パッケ
ージを採用する場合、必要とするメモリ容量に従い、メ
モリ半導体チップの数が決定される。そしてこの数のメ
モリを複数に分け、それぞれを第1の絶縁性樹脂21で
封止し、折り曲げて積層すれば、カードと言うよりは、
キュービックな形状のメモリモジュールを実現できる。
つまり体積は、実質同じであるが、サイコロのようにコ
ンパクトで小さいパッケージになる。よってその強度は
かなり増強される。
【0047】応用範囲として、ゲームソフトがインスト
ールされたメモリカードが考えられる。このメモリカー
ドは、子供が取り扱う事が多く、強度、耐久性が要求さ
れるからである。キュービックであるため、ポケットに
入れても外力に対して非常に強いものとなる。またゲー
ムソフトの主人公を形取った樹脂製の人形の中にも簡単
に取り付けられる。この人形の一領域に、本半導体装置
から露出する電極が露出できるように構成すれば、その
人形をゲーム機器に接続することができ、ゲームを楽し
むことが出来る。
【0048】第1、第2の絶縁性樹脂としては、エポキ
シ樹脂等の熱硬化性樹脂、ポリイミド樹脂、ポリフェニ
レンサルファイド等の熱可塑性樹脂を用いることができ
る。また絶縁性樹脂は、金型を用いて固める樹脂、ディ
ップ、塗布をして被覆できる樹脂であれば、全ての樹脂
が採用できる。
【0049】また回路パターン23としては、Cuを主
材料とした導電箔、Alを主材料とした導電箔、または
Fe−Ni合金、Al−Cuの積層体、Al−Cu−A
lの積層体等を用いることができる。もちろん、他の導
電材料でも可能であり、特にエッチングできる導電材が
好ましい。
【0050】本発明では、第1の絶縁性樹脂21が回路
パターンの間の前記分離溝50にも充填され、第1の絶
縁性樹脂21で前記回路パターン23が支持されている
ために、回路パターン23の抜けが防止できる特徴を有
する。またエッチングとしてドライエッチング、あるい
はウェットエッチングを採用して非異方性的なエッチン
グを施すことにより、回路パターン23の側面を湾曲構
造とし、アンカー効果を発生させることもできる。その
結果、回路パターン23が第1の絶縁性樹脂21から抜
けない構造を実現できる。
【0051】また、回路パターン23を封止樹脂である
第1の絶縁性樹脂21で支持しているため、支持基板が
不要となり、回路パターン23、半導体素子等の回路部
品、接続手段および絶縁性樹脂で構成される。この構成
は、本発明の特徴である。従来の技術の欄でも説明した
ように、従来の半導体装置の導電路は、支持基板(フレ
キシブルシート、プリント基板またはセラミック基板)
で支持されていたり、リードフレームで支持されている
ため、本来不要にしても良い構成が付加されている。し
かし、本回路装置は、支持基板を不要としているため、
薄型・軽量で、材料費がかからないため安価となる特徴
を有する。
【0052】また半導体装置20から露出する回路パタ
ーンは、第1のパッケージ28Aに埋め込まれた回路パ
ターン23が全て露出される。後の製造方法で明らかと
なるが、図1Aの様に第1の絶縁性樹脂21の裏面と回
路パターン23の裏面が一致していると、外部電極と擦
れて機械的コンタクトさせる場合、有効である。この場
合、この回路パターン23の裏面にはAu等のメッキが
施されると更によい。
【0053】しかし実装基板側の配線等との短絡が考慮
されて、半導体装置20の裏面に絶縁被膜29を形成し
てもよい。この場合、図1Bに示すように、外部接続と
して必要な部分が絶縁被膜から露出するように絶縁被膜
がパターニングされる。尚、第2の絶縁性樹脂膜から露
出している回路パターンをオーバーエッチングして凹ま
しても良い。
【0054】更に、外部接続として必要な部分だけ、凸
部30を設けても良い。この凸部30の裏面は、第1の
絶縁性樹脂21の裏面よりも突出している。また凸部3
0以外の回路パターン23の裏面は、第1の絶縁性樹脂
21よりも凹んでいても良い。この凸部30の高さを調
整することにより、実装基板側にダストが存在しても、
半導体装置20を良好に接続できるメリットを有する。
例えば、図1Aの半導体装置に於いて、半導体装置と実
装基板の間にダストがあると、ロウ材がお互いに融合せ
ず、半田不良になる事が想定できる。しかし凸部を設け
ることにより、この問題が解決される。
【0055】また配線と電極が存在する場合、外部との
コンタクトが必要な部分は、凸状に飛び出させ、それ以
外は、溝を構成する絶縁性樹脂よりも凹まして形成す
る。こうすることで、凸部30の半田接続は、半田フィ
レットが形成されるため強固に接着され、それ以外の電
極や配線は、実装基板の配線と間隔をとれるため絶縁が
はかれるメリットを有する。またこの凸部が形成された
裏面に前記絶縁被膜29を設けても良い。
【0056】以上、図1では、半導体ICチップ24と
回路素子25で構成されているが、TR、ダイオード等
の色々な半導体素子、チップコンデンサ、フューズ等の
色々な回路部品が回路に沿って選択されて実装され、そ
して前記回路を実現するために所望の形状の回路パター
ンと電気的に接続される。半導体装置の製造方法を説明
する第2の実施の形態本製造方法は、導電箔のハーフエ
ッチング、回路部品の実装、第1の絶縁性樹脂21のモ
ールド、折り曲げ、そして第2の絶縁性樹脂22のモー
ルドの5工程に大まかに分けることが出来きる。
【0057】ここでは、図9に示すメモリモジュールを
例に取り、その製造方法を説明していくが、その前に簡
単に図9の回路を説明する。
【0058】左右に延在されるラインA1〜Anは、バ
スであり、主にアドレスバス、データバスとして使用さ
れる。例えば、4メガビットのフラッシュならば、アド
レスバスが18本、データバスが8本採用される。また
チップの上側に3本形成されたラインがI/O制御ライ
ンである。ここでは図面の都合で、各チップに1本のI
/O制御ラインが接続されているが、実際は3本づつ接
続されるのが一般的である。つまりチップセレクト端
子、書き込み端子、読み出し端子がそれぞれのチップに
形成され、その近傍まで配線が延在され、電気的に接続
されている。そして接続は、一般的に、金属細線40で
成される。尚、フェイスダウンで実装される場合、半田
等のロウ材で接続されても良い。
【0059】また半導体ICチップとしては、マスクR
OMやフラッシュメモリ等が考えられる。メモリされる
ものは、プログラムおよび/またはデータであり、メモ
リ半導体チップは、プログラム領域および/またはデー
タ領域として使い分けられる。マスクROMは、書き換
えが出来ないため、プログラム領域として一般に使用さ
れる。またフラッシュメモリは、書き込みが何度も可能
なためプログラム領域および/またはデータ領域として
活用される。従ってマスクROMだけが並べられたモジ
ュール、マスクロムとフラッシュメモリが並べられたモ
ジュール、またはフラッシュメモリだけが並べられたモ
ジュールが考えられる。
【0060】以下、A1〜Anをバス、I/O制御ライ
ンをI/Oライン、バスとI/Oラインをまとめて回路
パターン、メモリ半導体チップをメモリチップと略称し
て説明していく。
【0061】まず図2に示すように、Cuを主材料とし
た導電箔41を用意する。厚さは、10μm〜300μ
m程度が好ましく、ここでは70μmの銅箔を採用し
た。続いてこの導電箔41の表面に、耐エッチングマス
クとして導電被膜42またはホトレジストを形成する。
尚、この回路パターンは、図9のバスA1〜An、I/
OラインB1〜B3である。
【0062】そしてこの配線の一端には、外部接続電極
44が設けられ、途中と他端にはボンディングパッド4
5が一体で設けられる。また導電被膜42の代わりにホ
トレジストを採用する場合、ホトレジストの下層には、
少なくともボンディングパッドに対応する部分にAu、
Ag、PdまたはNi等の導電被膜が形成される。尚こ
こでは、耐エッチングマスクとして、Ag、Auまたは
Ni等が採用されている。
【0063】続いて、図3に示すように、前記導電被膜
42またはホトレジストを介して導電箔41をハーフエ
ッチングする。エッチング深さは、導電箔41の厚みよ
りも浅ければよい。尚、エッチングの深さが浅ければ浅
いほど、微細パターンの形成が可能である。
【0064】そしてハーフエッチングすることにより、
回路パターン43が導電箔41の表面に凸状に現れる。
尚、導電箔41は、Alから成る導電箔、Fe−Ni合
金から成る導電箔、Cu−Alの積層体、Al−Cu−
Alの積層体でも良い。特に、Al−Cu−Alの積層
体は、熱膨張係数の差により発生する反りを防止でき
る。(以上図3を参照) 続いて一領域にメモリチップ46を絶縁性接着剤を使っ
て固着し、メモリチップ46のボンディング電極47と
回路パターンのボンディングパッド48を電気的に接続
する。図面では、メモリチップ46がフェィスアップで
実装されるため、接続手段として金属細線49が採用さ
れる。
【0065】このボンデイングに於いて、ボンディング
パッド48…は導電箔41と一体であり、しかも導電箔
41の裏面は、フラットであるため、ボンディングマシ
ーンのテーブルに面で当接される。従って導電箔41が
ボンディングテーブルに完全に固定されれば、ボンディ
ングパッド48…の位置ずれもなく、ボンディングエネ
ルギーを効率よく金属細線49とボンディングパッド4
8…に伝えることができる。よって、金属細線の固着強
度を向上させて接続することができる。ボンディングテ
ーブルの固定は、例えばテーブル全面に複数の真空吸引
孔を設けることで可能となる。また上から導電箔41を
押さえても良い。
【0066】また、導電箔41のハーフエッチングによ
り、回路パターン43を囲むように分離溝50が形成さ
れている。(以上図4を参照) そして前記回路パターン43、メモリチップ46および
金属細線49を覆うように第1の絶縁性樹脂21が形成
される。第1の絶縁性樹脂21としては、熱可塑性、熱
硬化性のどちらでも良い。
【0067】また、トランスファーモールド、インジェ
クションモールドまたは塗布により実現できる。樹脂材
料としては、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂がトランス
ファーモールドで実現でき、液晶ポリマー、ポリフェニ
レンサルファイド等の熱可塑性樹脂はインジェクション
モールドで実現できる。
【0068】本実施の形態では、絶縁性樹脂の厚さは、
金属細線49の頂部から上に約100μmが被覆される
ように調整されている。この厚みは、半導体装置の強度
を考慮して厚くすることも、薄くすることも可能であ
る。
【0069】尚、注入に於いて、導電パターンは、シー
ト状の導電箔41と一体で成るため、回路パターンの位
置ずれは全くない。ここでも下金型と導電箔41裏面の
固定は、真空吸引で実現できる。
【0070】以上、第1の絶縁性樹脂21には、凸部と
して形成された回路パターン43、メモリチップ46が
埋め込まれ、凸部よりも下方の導電箔41が裏面に露出
されている。(以上図5を参照) 続いて、前記第1の絶縁性樹脂21の裏面に露出してい
る導電箔41を取り除き、回路パターン43を個々に分
離する。
【0071】ここの分離工程は、色々な方法が考えら
れ、裏面をエッチングにより取り除いて分離しても良い
し、研磨や研削で削り込んでも分離しても良い。また、
両方を採用しても良い。例えば、第1の絶縁性樹脂21
が露出するまで削り込んでいくと、導電箔41の削りカ
スや外側に薄くのばされたバリ状の金属が、第1の絶縁
性樹脂21に食い込んでしまう問題がある。そのため、
第1の絶縁性樹脂21が露出する手前で、削り込みを停
止し、その後は、エッチングにより回路パターンを分離
すれば、回路パターンの間に位置する第1の絶縁性樹脂
表面に導電箔41の金属が食い込むこと無く形成でき
る。これにより、微細間隔の回路パターン43…同士の
短絡を防止することができる。尚、オーバーエッチング
して回路パターン43が第1の絶縁性樹脂膜よりも凹ん
で形成されても良い。
【0072】この結果、第1のパッケージ28A〜第3
のパッケージ28Cが、それぞれの間に露出した回路パ
ターン43で連結されたものができる。(以上図6を参
照)また半導体装置20と成る1ユニットが数多く導電
箔に形成されている場合は、この分離の工程の後に、個
々の半導体装置20…として分離される。分離部は、回
路パターンが存在しないため、プレスやカッターで簡単
に切断可能である。
【0073】続いて、パッケージとパッケージの間に露
出している回路パターン43Aを折り曲げて、パッケー
ジを積層する。各パッケージのサイズが統一されている
ため、きちんと直方体に形成できる。尚、お互いに面対
向するパッケージの側面は、隙間が設けられ、第2の絶
縁性樹脂22が注入できるようになっている。また絶縁
シートを挿入して短絡防止をはかってもよい(以上図7
を参照)最後に、積層されたパッケージ28A〜28
C、間を連結する回路パターン43Bを第2の絶縁性樹
脂22で封止する。この際、第1のパッケージ28Aの
裏面に露出する回路パターンが露出されるように封止す
る。
【0074】以上の製造方法により回路パターン43、
メモリチップ46および2つの絶縁性樹脂21、22の
3要素で、コンパクトなパッケージが実現できる。図1
Bは、図6の工程または図8の工程の後に絶縁被膜を塗
布し、必要な部分だけを露出すればよい。
【0075】一方、図1Cは、図5の工程の後に以下の
工程を付して製造されたものである。
【0076】まず導電箔41の裏面に耐エッチングマス
クを形成し、凸部に対応する領域以外が露出されるよう
に前記マスクをパターニングする。そして裏面全面をエ
ッチングしていくことで前記凸部30が形成される。
【0077】またこの後、凸部が形成された後に、絶縁
被膜29を塗布し、絶縁被膜29から凸部30の裏面を
露出すると図1Dの半導体装置が製造できる。
【0078】次に、以上の製造方法により発生する効果
を説明する。
【0079】まず第1に、ボンディングパッドを含む回
路パターンは、ハーフエッチングされ、導電箔と一体と
なって支持されているため、従来支持用に用いた基板を
無くすことができる。
【0080】第2に、導電箔は、ハーフエッチングされ
て凸部となった回路パターンが形成されるため、ボンデ
ィングパッドの微細化が可能となる。従って幅、間隔を
狭くすることができ、より平面サイズの小さいパッケー
ジが形成できる。
【0081】第3に、前記3要素で構成されるため、必
要最小限で構成でき、極力無駄な材料を無くすことがで
き、コストを大幅に抑えた薄型の半導体装置が実現でき
る。
【0082】第4に、回路パターンは、ハーフエッチン
グで凸部と成って形成され、個別分離は封止の後に行わ
れるため、タイバー、吊りリードは不要となる。よっ
て、タイバー(吊りリード)の形成、タイバー(吊りリ
ード)のカットは、本発明では全く不要となる。
【0083】第5に、凸部となった回路パターンが絶縁
性樹脂に埋め込まれた後、絶縁性樹脂の裏面から導電箔
を取り除いて、回路パターンを分離しているため、従来
のリードフレームのように、リードとリードの間に発生
する樹脂バリを無くすことができる。
【0084】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では、複数のパッケージを折り返して積層出来るため、
コンパクトになり且つ半導体装置に厚みを持たせること
ができる。よって、曲げや反りに対する強度を向上させ
ることが出来る。
【0085】また連結片となる配線は、例えば銅箔から
成り、パッケージの連結、支持ができると同時に、折り
曲げも可能なので、簡単にパッケージを積み重ねること
が出来る。
【0086】特にメモリーカードとして使用する場合、
メモリ容量の増大と強度アップが同時に実現できる。
【0087】また導電箔をハーフエッチングして回路パ
ターンを形成し、モールドした後に、回路パターンを分
離するため、パッケージに回路パターンが埋め込まれ、
複数のパッケージを回路パターン自身で連結する事が出
来る。よってパッケージ間を連結する回路パターンの部
分で簡単に折り曲げることができ、パッケージを積層す
ることができる。
【0088】また支持基板を採用しなくても、回路パタ
ーンが厚みを持った導電箔(または導電箔)で絶縁性樹
脂に埋め込まれて成るため、回路パターンのインピーダ
ンスを低く維持できる。
【0089】また導電路、接続手段および絶縁性樹脂の
必要最小限で構成され、資源に無駄のない回路装置とな
る。よって完成するまで余分な構成要素が無く、コスト
を大幅に低減できる半導体装置を実現できる。
【0090】また導電路の側面に湾曲構造を形成した場
合、アンカー効果を発生させることができ、導電路の反
り、抜けを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置を説明する図である。
【図2】本発明の半導体装置の製造方法を説明する図で
ある。
【図3】本発明の半導体装置の製造方法を説明する図で
ある。
【図4】本発明の半導体装置の製造方法を説明する図で
ある。
【図5】本発明の半導体装置の製造方法を説明する図で
ある。
【図6】本発明の半導体装置の製造方法を説明する図で
ある。
【図7】本発明の半導体装置の製造方法を説明する図で
ある。
【図8】本発明の半導体装置の製造方法を説明する図で
ある。
【図9】本発明の半導体装置に組み込まれる回路例を説
明する図である。
【図10】従来の半導体装置を説明する図である。
【符号の説明】
20 半導体装置 21 第1の絶縁性樹脂 22 第2の絶縁性樹脂 23 回路パターン 23A 配線 23B ダイパッド 23C ボンディングパッド 24 半導体素子 25 回路素子 26 金属細線 27 導電性固着材 28A 第1のパッケージ 28B 第2のパッケージ 28C 第3のパッケージ 29 絶縁被膜 30 凸部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 23/29 23/31

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ICチップが第1の絶縁性樹脂で
    封止された複数のパッケージと、前記複数のパッケージ
    に埋め込まれそれぞれのパッケージを連結する連結片と
    を有し、前記連結片を折り返し前記複数のパッケージが
    重ねられた状態で前記パッケージおよび前記連結片が第
    2の絶縁性樹脂で封止された半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記連結片は、前記パッケージ内に埋め
    込まれた配線であり、前記半導体ICチップと電気的に
    接続されることを特徴とした請求項1に記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 前記配線は、前記第1の絶縁性樹脂に埋
    め込まれ、前記配線の裏面は、前記第1の絶縁性樹脂か
    ら露出されていることを特徴とした請求項2に記載の半
    導体装置。
  4. 【請求項4】 前記半導体ICチップは、メモリから成
    る請求項1から請求項3のいずれかに記載の半導体装
    置。
  5. 【請求項5】 前記連結片または配線は、板状金属がハ
    ーフエッチングされ、このハーフエッチングされた部分
    より成ることを特徴とした請求項1〜請求項4のいずれ
    かに記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記連結片または配線の側面は、湾曲を
    成すことを特徴とした請求項1から請求項5のいずれか
    に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記連結片または配線には導電被膜が形
    成され、前記連結片または配線の側面には、この導電被
    膜から成るひさしが形成されることを特徴とした請求項
    1から請求項5のいずれかに記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記連結片または配線には導電被膜が形
    成され、前記連結片または配線の側面は、この導電被膜
    と一緒に成ってひさしが形成されることを特徴とした請
    求項1から請求項5のいずれかに記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも半導体ICチップが第1の絶
    縁性樹脂で封止された複数のパッケージと、前記複数の
    パッケージに埋め込まれてそれぞれのパッケージを連結
    し、前記パッケージから裏面を露出する回路パターン
    と、前記第1の絶縁性樹脂に埋め込まれ、前記回路パタ
    ーンと前記半導体ICが電気的に接続された半導体装置
    であり、前記パッケージ間に延在する回路パターンを折
    り返し前記複数のパッケージが重ねられた状態で前記パ
    ッケージおよび前記回路パターンが第2の絶縁性樹脂で
    封止されたことを特徴とする半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記半導体ICチップは、メモリから
    成ることを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記連結片または配線は、板状金属が
    ハーフエッチングされ、このハーフエッチングされた部
    分より成ることを特徴とした請求項9に記載の半導体装
    置。
  12. 【請求項12】 前記連結片または配線の側面は、湾曲
    を成すことを特徴とした請求項9から請求項11のいず
    れかに記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 前記連結片または配線には導電被膜が
    形成され、前記連結片または配線の側面には、この導電
    被膜から成るひさしが形成されることを特徴とした請求
    項9から請求項12のいずれかに記載の半導体装置。
  14. 【請求項14】 前記連結片または配線には導電被膜が
    形成され、前記連結片または配線の側面は、この導電被
    膜と一緒に成ってひさしが形成されることを特徴とした
    請求項9から請求項12のいずれかに記載の半導体装
    置。
  15. 【請求項15】 前記第2の絶縁性樹脂は、キャラクタ
    ーの形に形取られ、表面には回路パターンが露出される
    ことを特徴とした請求項10に記載の半導体装置。
  16. 【請求項16】 キャラクターに形取られた容器または
    封止体に取り付けられることを特徴とした請求項10に
    記載の半導体装置。
  17. 【請求項17】 前記メモリには、少なくともゲームソ
    フトが書き込まれている請求項15または請求項16に
    記載の半導体装置。
  18. 【請求項18】 表面に所望の回路パターンが凸状に形
    成された導電箔を用意し、 この回路パターンのモールド領域毎に、少なくとも1つ
    の半導体ICチップを電気的に接続し、 前記半導体ICチップおよび凸状に形成された回路パタ
    ーンを前記モールド領域毎に第1の絶縁性樹脂で封止
    し、回路パターンで連結されたパッケージを形成し、 前記導電箔の裏面を取り除き、前記回路パターンをそれ
    ぞれ分離し、 前記パッケージ間に延在される回路パターンを折り曲げ
    ることにより、前記パッケージを重ね合わせ、 前記折り曲げられた回路パターンおよび前記パッケージ
    を第2の絶縁性樹脂で封止して一体とすることを特徴と
    した半導体装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 導電箔の表面に耐エッチングマスクか
    ら成る所望のパターンを形成し、このパターンを介して
    ハーフエッチングすることにより所望の回路パターンが
    凸状に形成された導電箔を用意し、 この回路パターンのモールド領域毎に、少なくとも1つ
    の半導体ICチップを前記回路パターンと電気的に接続
    し、 前記半導体ICチップおよび凸状に形成された回路パタ
    ーンを前記モールド領域毎に第1の絶縁性樹脂で封止
    し、回路パターンで連結されたパッケージを形成し、 前記導電箔の裏面を取り除き、前記回路パターンをそれ
    ぞれ分離し、 前記パッケージ間に延在される回路パターンを折り曲げ
    ることにより、前記パッケージを重ね合わせ、 前記折り曲げられた回路パターンおよび前記パッケージ
    を第2の絶縁性樹脂で封止して一体とすることを特徴と
    した半導体装置の製造方法。
  20. 【請求項20】 前記半導体装置の表面には、前記パッ
    ケージ裏面の回路パターンが露出するように前記第2の
    絶縁性樹脂が封止されることを特徴とした請求項18ま
    たは請求項19に記載の半導体装置の製造方法。
  21. 【請求項21】 前記第2の絶縁性樹脂は、キャラクタ
    ーの形に封止される請求項18から請求項20のいずれ
    かに記載の半導体装置の製造方法。
  22. 【請求項22】 前記半導体装置は、キャラクタの形を
    したケースに取り付けられることを特徴とした請求項1
    8から請求項20のいずれかに記載の半導体装置の製造
    方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7375421B2 (en) 2004-06-15 2008-05-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. High density multilayer circuit module
CN100456442C (zh) * 2004-12-30 2009-01-28 矽品精密工业股份有限公司 具有支撑部的半导体封装结构及其制法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7375421B2 (en) 2004-06-15 2008-05-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. High density multilayer circuit module
CN100456442C (zh) * 2004-12-30 2009-01-28 矽品精密工业股份有限公司 具有支撑部的半导体封装结构及其制法

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