JP2002043076A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP2002043076A JP2000226061A JP2000226061A JP2002043076A JP 2002043076 A JP2002043076 A JP 2002043076A JP 2000226061 A JP2000226061 A JP 2000226061A JP 2000226061 A JP2000226061 A JP 2000226061A JP 2002043076 A JP2002043076 A JP 2002043076A
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Takeshi Kamoi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電灯の始動時に半波放電が起きても、素子
に過剰なストレスが加わることのないようにする。 【解決手段】 直流電源回路1、負荷回路2、極性反転
回路3、イグナイタ回路4、制御回路5および補正回路
とを備えた。制御回路5は、FETQ2をオフにしてF
ETQ1を数十kHzの高周波でオン/オフする制御を
期間T1行い、続いて、FETQ1をオフにしてFET
Q2を数十kHzの高周波でオン/オフする制御を期間
T2行い、これら一連の制御を、期間T1,T2を合算
した周期となる低周波(通常数十から百Hz)で繰り返
し実行する。補正回路6は、放電灯laが点灯した直後
から所定期間、コンデンサCs1,Cs2の各電圧が所
定値E/2になるように補正するもので、FETQ6
と、抵抗R61,R62と、Ila検出回路51の検出結
果を利用して、放電灯laが点灯した直後から所定期
間、FETQ6をオンにする制御回路61とにより成
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば高輝度放電
灯(HIDランプ)用の放電灯点灯装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図11に従来の放電灯点灯装置の構成図
を示す。この放電灯点灯装置は、大別すると、直流電源
回路1と、負荷回路2と、極性反転回路3と、イグナイ
タ回路4と、制御回路5とを備えている。
【0003】直流電源回路1は、商用交流電源Vsと、
この商用交流電源Vsの交流電圧を直流電圧に整流する
ダイオードブリッジ回路DBと、インダクタL11、F
ETQ11およびダイオードD11により成る昇圧チョ
ッパ回路11と、この昇圧チョッパ回路11の出力を検
出し、その出力が所定電圧値になるようにFETQ11
のオン/オフ制御を行う制御回路12とにより構成され
ている。
【0004】負荷回路2は、例えば高輝度放電灯などの
放電灯laと、この放電灯laと並列に接続されたコン
デンサC1と、これら並列接続の放電灯laおよびコン
デンサC1に直列に接続されたインダクタL1とにより
構成されている。また、図11の例では、放電灯laを
流れるランプ電流(Ila)検出用の抵抗R1が放電灯l
aの右端側に直列に介設されている。
【0005】極性反転回路3は、直流電源回路1の出力
(出力電圧E)により充電される直列接続のコンデンサ
(平滑コンデンサ)Cs1,Cs2と、これらのコンデ
ンサCs1,Cs2と並列に接続される直列接続のFE
TQ1,Q2とにより構成されている。ただし、コンデ
ンサCs1,Cs2は同容量に設定されている。
【0006】イグナイタ回路4は、放電灯laに高圧の
パルス電圧(Vp)を印加して放電灯laを始動ないし
再始動させるためのものであり、放電灯laの左端側に
介設されるパルストランスPTなどにより構成されてい
る。
【0007】制御回路5は、FETQ1,Q2のオン/
オフ制御を通じて、放電灯laの非点灯時には所定の矩
形波電圧を放電灯laに印加し、その点灯時には適正な
矩形波交流電力を放電灯laに供給してこれを安定に点
灯させるものである。図11の例では、制御回路5は、
放電灯laのランプ電流値を検出するIla検出回路51
と、放電灯laのランプ電圧(Vla)値を検出するVla
検出回路52と、これらの検出結果から放電灯laに必
要な電力(Wla)を演算するWla検出回路53と、この
Wla検出回路53の出力値に応じてFETQ1,Q2を
駆動する駆動回路54とにより構成されている。
【0008】図12に上記放電灯点灯装置の点灯時にお
ける動作波形図を示す。放電灯laの点灯時、制御回路
5は、FETQ2をオフにしてFETQ1を数十kHz
(周期t1)の高周波でオン/オフする制御を期間T1
行い、続いて、FETQ1をオフにしてFETQ2を数
十kHz(周期t2)の高周波でオン/オフする制御を
期間T2行う。このような制御は期間T1,T2を合算
した周期となる低周波(通常数十から百Hz)で繰り返
し実行される。これにより、図12の「Vla,Ila」の
ように、低周波矩形波電圧が放電灯laに印加し、低周
波矩形波電流が放電灯laに流れることになる。
【0009】図13に上記放電灯点灯装置の始動(非点
灯)時における動作波形図を示す。放電灯laの始動
(非点灯)時、制御回路5が上記と同様の制御を行って
いるときに、イグナイタ回路4がT1,T2の各期間に
数kVの高圧パルスVpを低周波矩形波電圧(Vdc=
E/2)に重畳する。これにより、放電灯laが点灯に
至る。
【0010】なお、特開平5−326179号公報に
は、矩形波交流出力の極性反転時に、共振型高周波イン
バータ回路の発信動作を停止させる放電灯点灯装置が開
示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
の従来の放電灯点灯装置では、放電灯laの始動時に半
波放電が起きると、素子に過剰なストレスが加わり、ま
た放電灯laが正常であるにも関わらず、放電を維持す
ることができなくなる場合があった。
【0012】図14にこの不具合の発生の様子を示す。
放電灯laの始動(非点灯)時、高圧パルスVpを放電
灯laに印加してこれを始動点灯させるわけであるが、
放電灯が始動点灯した直後、ランプ電流Ilaが正常に流
れると、図4に示す領域Aの「Vcs1 ,Vcs2 」のよう
に、コンデンサCs1,Cs2の電圧Vcs1 ,Vcs2
は、E/2を中心として均衡が取れた状態になる。
【0013】このような状態となる正常放電に対し、半
波放電が起きて、図14に示す「Ila」のように、正
負極性の各々で絶対値が異なる電流が放電灯laに流れ
る場合がある。この現象は、放電灯laの異常動作では
なく放電現象の未成長のために起こる。このような半波
放電が起きると、放電灯laで消費される電力が正負極
性で大きく異なるために、コンデンサCs1,Cs2の
電荷消費量も正負極性で異なるから、図4に示す領域B
の「Vcs1 ,Vcs2 」のように、電圧Vcs1 ,Vcs2 の
均衡がくずれ、一方のコンデンサに大きな電圧が印加す
ることになる。また、この状態が続くと、ついには一方
のコンデンサの電圧が電圧Eとなり、電圧Vcs1 ,Vcs
2 の和が常に昇圧チョッパ回路11の出力電圧Eとなる
ので、もう一方のコンデンサの電圧が0Vとなる。この
場合、放電灯laは点灯を維持することができない。
【0014】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、放電灯の始動時に半波放電が起きても、素子
(第1および第2コンデンサ)に過剰なストレスが加わ
ることのない放電灯点灯装置を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1記載の発明の放電灯点灯装置は、直列接続さ
れた第1および第2コンデンサと、前記第1および第2
コンデンサを充電する直流電源と、放電灯を含む負荷回
路と、第1および第2スイッチング素子を含み、前記第
1および第2コンデンサからの直流電圧を矩形波電圧に
変換して前記負荷回路に印加するものであって、前記矩
形波電圧の一方の極性時には前記第1および第2コンデ
ンサの一方の電力を前記負荷回路に供給し、前記矩形波
電圧の他方の極性時には前記第1および第2コンデンサ
の他方の電力を前記負荷回路に供給する矩形波電圧印加
手段と、前記第1および第2コンデンサの各電圧が所定
値になるように補正する補正手段とを備えることを特徴
とする。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の放
電灯点灯装置において、前記放電灯が点灯した直後から
所定期間、前記補正手段を動作させる手段を備えること
を特徴とする。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1記載の放
電灯点灯装置において、前記放電灯に対する電圧値また
は電流値の絶対値が前記矩形波電圧の各極性で異なると
きのみ、前記補正手段を動作させる手段を備えることを
特徴とする。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項1記載の放
電灯点灯装置において、前記コンデンサの電圧が所定の
電圧値になると、前記補正手段を動作させる手段を備え
ることを特徴とする。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1から4の
いずれかに記載の放電灯点灯装置において、前記放電灯
は高輝度放電灯であることを特徴とする。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項1から5の
いずれかに記載の放電灯点灯装置において、前記負荷回
路は、前記放電灯と並列に接続されたコンデンサと、こ
れら並列接続の放電灯およびコンデンサに直列に接続さ
れたインダクタとをさらに有し、前記第1および第2ス
イッチング素子は直列に接続され、前記第1および第2
スイッチング素子と前記第1および第2コンデンサは互
いに並列に接続されて極性反転回路を構成し、前記第1
および第2スイッチング素子の接続点と前記第1および
第2コンデンサの接続点との間には前記負荷回路が接続
されることを特徴とする。
【0021】請求項7記載の発明は、請求項6記載の放
電灯点灯装置において、前記負荷回路は、前記並列接続
の放電灯およびコンデンサと前記インダクタとが直列に
接続された回路に対して並列に接続されたコンデンサ
と、これら並列接続の回路およびコンデンサに直列に接
続されたインダクタとをさらに有することを特徴とす
る。
【0022】請求項8記載の発明は、請求項1から5の
いずれかに記載の放電灯点灯装置において、前記矩形波
電圧印加手段は、直列接続された第3および第4スイッ
チング素子をさらに含み、直列接続された前記第1およ
び第2スイッチング素子と前記第3および第4スイッチ
ング素子と前記第1および第2コンデンサとは互いに並
列に接続され、前記第1および第2スイッチング素子の
接続点と前記第3および第4スイッチング素子の接続点
との間には前記負荷回路が接続されることを特徴とす
る。
【0023】請求項9記載の発明は、請求項1から8の
いずれかに記載の放電灯点灯装置において、前記補正手
段は、前記第1および第2コンデンサの各両端に接続さ
れた抵抗により成ることを特徴とする。
【0024】請求項10記載の発明は、請求項1から8
のいずれかに記載の放電灯点灯装置において、前記補正
手段は、前記第1および第2コンデンサの一方の両端に
接続された抵抗と、記第1および第2コンデンサの他方
の両端に接続された制御電源回路とにより成ることを特
徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る第1実施形態
の放電灯点灯装置の構成図、図2は図1の放電灯点灯装
置の動作波形図であり、これらの図を用いて以下に第1
実施形態の説明を行う。
【0026】図1に示す放電灯点灯装置は、直流電源回
路1と、負荷回路2と、極性反転回路3と、イグナイタ
回路4と、制御回路5とを図11の従来の放電灯点灯装
置と同様に備えているほか、その従来の放電灯点灯装置
との相違点として補正回路6をさらに備えている。
【0027】この補正回路6は、放電灯laが点灯した
直後から所定期間T3、コンデンサCs1,Cs2の各
電圧が所定値E/2になるように補正するものである。
図1の例では、FETQ6と、このFETQ6を介して
コンデンサCs1,Cs2とそれぞれ並列に接続される
抵抗R61,R62と、Ila検出回路51の検出結果を
利用して、放電灯laが点灯した直後から所定期間T
3、FETQ6をオンにする制御回路61とにより構成
されている。ただし、抵抗R61,R62は、期間T
1,T2時のコンデンサCs1,Cs2の消費電力より
も十分大きな電力を供給できるような抵抗値に設定され
ている。
【0028】このように構成される放電灯点灯装置で
は、制御回路61は、Ila検出回路51を通じて放電
灯laに電流が流れたことを検出すると、放電灯laが
始動したとの判定を行い、この判定時点から所定期間T
3、図2に示す「Q6」のようにFETQ6をオンにす
る。この動作により、放電灯laの始動時におけるコン
デンサCs1,Cs2の電圧Vcs1 ,Vcs2 は、図2に
示す「Vcs1 ,Vcs2 」のように、E/2の一定レベル
になる。
【0029】以上、第1実施形態によれば、放電灯la
が点灯した直後から所定期間T3、コンデンサCs1,
Cs2の各電圧がE/2の一定レベルになるように補正
されるので、放電灯laの始動時に半波放電が起きて
も、素子(コンデンサCs1,Cs2)に過剰なストレ
スが加わることがなく、放電灯laを安定に始動させる
ことができる。
【0030】図3は本発明に係る第2実施形態の放電灯
点灯装置の構成図、図4は図3の放電灯点灯装置の動作
波形図であり、これらの図を用いて以下に第2実施形態
の説明を行う。
【0031】図3に示す放電灯点灯装置は、直流電源回
路1と、負荷回路2と、極性反転回路3と、イグナイタ
回路4と、制御回路5とを第1実施形態と同様に備えて
いるほか、第1実施形態との相違点として補正回路6a
を備えている。
【0032】この補正回路6aは、放電灯laに対する
電圧値または電流値(第2実施形態では電流値)の絶対
値が低周波矩形波電圧の各極性で異なるときのみ、コン
デンサCs1,Cs2の各電圧が所定値E/2になるよ
うに補正するものである。図3の例では、第1実施形態
と同様の抵抗R61,R62と、これら抵抗R61,R
62をそれぞれオン時にコンデンサCs1,Cs2と並
列に接続するFETQ61,Q62と、Ila検出回路5
1の検出結果を利用して、放電灯laに対する電流値の
絶対値が低周波矩形波電圧の各極性で異なるときのみ、
FETQ61,Q62をオンにする制御回路61aとに
より構成されている。
【0033】このように構成される放電灯点灯装置で
は、制御回路61aは、例えば放電灯laが点灯した直
後から所定期間において、放電灯laに対する電流値の
絶対値が低周波矩形波電圧の各極性で異なるときのみ、
図4に示す「Q61」、「Q62」のようにFETQ6
1,Q62をオンにする。図4では、期間T1の場合に
ランプ電流Ilaのレベルが本来のレベルと異なるとき、
FETQ61がオンになり、期間T2の場合にランプ電
流Ilaのレベルが本来のレベルと異なるとき、FETQ
62がオンになっている。この動作により、放電灯la
の始動時におけるコンデンサCs1,Cs2の電圧Vcs
1 ,Vcs2 は、図4に示す「Vcs1 ,Vcs2 」のよう
に、E/2近辺のレベルに落ち着く。
【0034】以上、第2実施形態によれば、放電灯la
に対する電流値の絶対値が低周波矩形波電圧の各極性で
異なるときのみ、コンデンサCs1,Cs2の各電圧が
所定値E/2になるように補正されるので、放電灯la
の始動時に半波放電が起きても、素子に過剰なストレス
が加わることがなく、放電灯laを安定に始動させるこ
とができる。
【0035】図5は本発明に係る第3実施形態の放電灯
点灯装置の構成図、図6は図5の放電灯点灯装置の動作
波形図であり、これらの図を用いて以下に第3実施形態
の説明を行う。
【0036】図5に示す放電灯点灯装置は、直流電源回
路1と、負荷回路2と、極性反転回路3と、イグナイタ
回路4と、制御回路5とを第2実施形態と同様に備えて
いるほか、第2実施形態との相違点として補正回路6b
を備えている。
【0037】この補正回路6bは、コンデンサCs1,
Cs2の各電圧が所定の電圧値(しきい値Y)になる
と、コンデンサCs1,Cs2の各電圧が所定値E/2
になるように補正するものである。図5の例では、第2
実施形態と同様の抵抗R61,R62およびFETQ6
1,Q62と、抵抗などにより成りコンデンサCs1,
Cs2の電圧を個別に検出する検出回路62と、この検
出回路62の検出結果を利用して、コンデンサCs1,
Cs2の各電圧が所定の電圧値になると、FETQ6
1,Q62をオンにする制御回路61bとにより構成さ
れている。
【0038】このように構成される放電灯点灯装置で
は、制御回路61bは、例えば放電灯laが点灯した直
後から所定期間において、コンデンサCs1,Cs2の
各電圧が所定の電圧値になると、図6に示す「Q6
1」、「Q62」のようにFETQ61,Q62をオン
にする。図6では、期間T1の場合に電圧Vcs1 がしき
い値Yになった時点でQ61がオンになり、期間T2の
場合に電圧Vcs2 がしきい値Yになった時点でQ62が
オンになっている。この動作により、放電灯laの始動
時におけるコンデンサCs1,Cs2の電圧の変化は、
素子にストレスを与える電圧まで上昇することがなくな
る。
【0039】以上、第3実施形態によれば、コンデンサ
Cs1,Cs2の各電圧が所定の電圧値になると、コン
デンサCs1,Cs2の各電圧が所定値E/2になるよ
うに補正されるので、放電灯laの始動時に半波放電が
起きても、素子に過剰なストレスが加わることがなく、
放電灯laを安定に始動させることができる。
【0040】図7は本発明に係る第4実施形態の放電灯
点灯装置の構成図、図8は図7の放電灯点灯装置の動作
波形図であり、これらの図を用いて以下に第4実施形態
の説明を行う。
【0041】図7に示す放電灯点灯装置は、直流電源回
路1と、負荷回路2と、極性反転回路3と、イグナイタ
回路4と、制御回路5とを第1実施形態と同様に備えて
いるほか、第1実施形態との相違点として補正回路6c
を備えている。
【0042】この補正回路6cは、コンデンサCs1,
Cs2の各電圧が所定値E/2になるように補正するも
のであり、第1実施形態と同じ抵抗R61と、制御電源
61cとにより構成されている。ただし、抵抗R61お
よび制御電源61cの消費電力は、コンデンサCs1,
Cs2が供給する電力よりも十分に大きく、かつ抵抗R
61で消費される電力と制御電源61cの消費電力とが
ほぼ等しくなるように設定される。
【0043】このように構成される放電灯点灯装置で
は、図8に示す「Ila」のように、放電灯laに正負極
性で絶対値の異なる電流Ilaが流れたとしても、コンデ
ンサCs1,Cs2の電圧Vcs1 ,Vcs2 は、抵抗R6
1と制御電源61cとにより安定な電圧に保たれる。つ
まり、図8に示す「Vcs1 ,Vcs2 」のように、放電灯
laの始動時における電圧Vcs1 ,Vcs2 の変化は安定
なものとなる。
【0044】以上、第4実施形態によれば、コンデンサ
Cs1,Cs2の各電圧が所定値E/2になるように補
正されるので、放電灯laの始動時に半波放電が起きて
も、素子に過剰なストレスが加わることがなく、放電灯
laを安定に始動させることができる。
【0045】なお、上記各実施形態では、負荷回路2
は、放電灯laと、この放電灯laと並列に接続された
コンデンサC1と、これら並列接続の放電灯laおよび
コンデンサC1に直列に接続されたインダクタL1とに
より構成されているが、図9に示すように、上記並列接
続の放電灯laおよびコンデンサC1とインダクタL1
とが直列に接続された回路に対して並列に接続されたコ
ンデンサC2と、これら並列接続の回路およびコンデン
サC2に直列に接続されたインダクタL2とをさらに用
いて負荷回路2aを構成するようにしてもよい。この構
成でも、放電灯laの始動時に半波放電が起きても、素
子に過剰なストレスが加わることがなく、放電灯laを
安定に始動させることができる。ところで、図9の例で
は、第4実施形態の補正回路6cが使用されている。
【0046】また、上記各実施形態では、極性反転回路
3は、FETQ1,Q2とコンデンサCs1,Cs2と
により構成されているが、図10に示すように、直列接
続されたFETQ3,Q4をさらに用いて極性反転回路
3aを構成し、FETQ1,Q2の接続点とFETQ
3,Q4の接続点との間に負荷回路2を接続し、そして
制御回路5aの駆動回路54aによって、例えば上記各
実施形態のQ1、Q2と同様に、Q1−Q4、Q2−Q
3を交互に制御するように構成してもよい。
【0047】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、直列接続された第1および第2
コンデンサと、前記第1および第2コンデンサを充電す
る直流電源と、放電灯を含む負荷回路と、第1および第
2スイッチング素子を含み、前記第1および第2コンデ
ンサからの直流電圧を矩形波電圧に変換して前記負荷回
路に印加するものであって、前記矩形波電圧の一方の極
性時には前記第1および第2コンデンサの一方の電力を
前記負荷回路に供給し、前記矩形波電圧の他方の極性時
には前記第1および第2コンデンサの他方の電力を前記
負荷回路に供給する矩形波電圧印加手段と、前記第1お
よび第2コンデンサの各電圧が所定値になるように補正
する補正手段とを備えるので、第1および第2コンデン
サの各電圧が所定値になるように補正されるから、放電
灯の例えば始動時に半波放電が起きても、素子に過剰な
ストレスが加わることがなく、放電灯を安定ないしスム
ーズに始動ないし点灯させることができる。
【0048】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の放電灯点灯装置において、前記放電灯が点灯した直
後から所定期間、前記補正手段を動作させる手段を備え
るので、放電灯の始動時の所定期間に半波放電が起きて
も、素子に過剰なストレスが加わることがなく、放電灯
を安定ないしスムーズに始動ないし点灯させることがで
きる。
【0049】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の放電灯点灯装置において、前記放電灯に対する電圧
値または電流値の絶対値が前記矩形波電圧の各極性で異
なるときのみ、前記補正手段を動作させる手段を備える
ので、放電灯の例えば始動時に半波放電が起きても、素
子に過剰なストレスが加わることがなく、放電灯を安定
ないしスムーズに始動ないし点灯させることができる。
【0050】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の放電灯点灯装置において、前記コンデンサの電圧が
所定の電圧値になると、前記補正手段を動作させる手段
を備えるので、放電灯の例えば始動時に半波放電が起き
ても、素子に過剰なストレスが加わることがなく、放電
灯を安定ないしスムーズに始動ないし点灯させることが
できる。
【0051】請求項5記載の発明によれば、請求項1か
ら4のいずれかに記載の放電灯点灯装置において、前記
放電灯は高輝度放電灯であり、この構成でも、放電灯の
例えば始動時に半波放電が起きても、素子に過剰なスト
レスが加わることがなく、放電灯を安定ないしスムーズ
に始動ないし点灯させることができる。
【0052】請求項6記載の発明によれば、請求項1か
ら5のいずれかに記載の放電灯点灯装置において、前記
負荷回路は、前記放電灯と並列に接続されたコンデンサ
と、これら並列接続の放電灯およびコンデンサに直列に
接続されたインダクタとをさらに有し、前記第1および
第2スイッチング素子は直列に接続され、前記第1およ
び第2スイッチング素子と前記第1および第2コンデン
サは互いに並列に接続されて極性反転回路を構成し、前
記第1および第2スイッチング素子の接続点と前記第1
および第2コンデンサの接続点との間には前記負荷回路
が接続されるのであり、この構成でも、放電灯の例えば
始動時に半波放電が起きても、素子に過剰なストレスが
加わることがなく、放電灯を安定ないしスムーズに始動
ないし点灯させることができる。
【0053】請求項7記載の発明によれば、請求項6記
載の放電灯点灯装置において、前記負荷回路は、前記並
列接続の放電灯およびコンデンサと前記インダクタとが
直列に接続された回路に対して並列に接続されたコンデ
ンサと、これら並列接続の回路およびコンデンサに直列
に接続されたインダクタとをさらに有するのであり、こ
の構成でも、放電灯の例えば始動時に半波放電が起きて
も、素子に過剰なストレスが加わることがなく、放電灯
を安定ないしスムーズに始動ないし点灯させることがで
きる。
【0054】請求項8記載の発明によれば、請求項1か
ら5のいずれかに記載の放電灯点灯装置において、前記
矩形波電圧印加手段は、直列接続された第3および第4
スイッチング素子をさらに含み、直列接続された前記第
1および第2スイッチング素子と前記第3および第4ス
イッチング素子と前記第1および第2コンデンサとは互
いに並列に接続され、前記第1および第2スイッチング
素子の接続点と前記第3および第4スイッチング素子の
接続点との間には前記負荷回路が接続されるのであり、
この構成でも、放電灯の例えば始動時に半波放電が起き
ても、素子に過剰なストレスが加わることがなく、放電
灯を安定ないしスムーズに始動ないし点灯させることが
できる。
【0055】請求項9記載の発明によれば、請求項1か
ら8のいずれかに記載の放電灯点灯装置において、前記
補正手段は、前記第1および第2コンデンサの各両端に
接続された抵抗により成るのであり、この構成でも、放
電灯の例えば始動時に半波放電が起きても、素子に過剰
なストレスが加わることがなく、放電灯を安定ないしス
ムーズに始動ないし点灯させることができる。
【0056】請求項10記載の発明によれば、請求項1
から8のいずれかに記載の放電灯点灯装置において、前
記補正手段は、前記第1および第2コンデンサの一方の
両端に接続された抵抗と、記第1および第2コンデンサ
の他方の両端に接続された制御電源回路とにより成るの
であり、この構成でも、放電灯の例えば始動時に半波放
電が起きても、素子に過剰なストレスが加わることがな
く、放電灯を安定ないしスムーズに始動ないし点灯させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の放電灯点灯装置の
構成図である。
【図2】図1の放電灯点灯装置の動作波形図である。
【図3】本発明に係る第2実施形態の放電灯点灯装置の
構成図である。
【図4】図3の放電灯点灯装置の動作波形図である。
【図5】本発明に係る第3実施形態の放電灯点灯装置の
構成図である。
【図6】図5の放電灯点灯装置の動作波形図である。
【図7】本発明に係る第4実施形態の放電灯点灯装置の
構成図である。
【図8】図7の放電灯点灯装置の動作波形図である。
【図9】負荷回路の別の構成例を示す図である。
【図10】極性反転回路の構成例を示す図である。
【図11】従来の放電灯点灯装置の構成図である。
【図12】図11の放電灯点灯装置の点灯時における動
作波形図である。
【図13】図11の放電灯点灯装置の始動(非点灯)時
における動作波形図である。
【図14】図11の放電灯点灯装置に係る不具合の発生
の様子を示す図である。
【符号の説明】
1 直流電源回路 2,2a 負荷回路 3,3a 極性反転回路 4 イグナイタ回路 5 制御回路 6,6a,6b,6c 補正回路 la 放電灯 Q1,Q2 FET Cs1,Cs2 コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鴨井 武志 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3K072 AA11 AC01 AC11 BA05 BB10 BC01 DE06 EA07 EB01 GA02 GB12 GC04 3K083 AA01 BA04 BA25 BA26 BA49 BC33 BC47 BD03 BD04 BD16 BD24 BE07 BE13 CA32

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列接続された第1および第2コンデン
    サと、 前記第1および第2コンデンサを充電する直流電源と、 放電灯を含む負荷回路と、 第1および第2スイッチング素子を含み、前記第1およ
    び第2コンデンサからの直流電圧を矩形波電圧に変換し
    て前記負荷回路に印加するものであって、前記矩形波電
    圧の一方の極性時には前記第1および第2コンデンサの
    一方の電力を前記負荷回路に供給し、前記矩形波電圧の
    他方の極性時には前記第1および第2コンデンサの他方
    の電力を前記負荷回路に供給する矩形波電圧印加手段
    と、 前記第1および第2コンデンサの各電圧が所定値になる
    ように補正する補正手段とを備えることを特徴とする放
    電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 前記放電灯が点灯した直後から所定期
    間、前記補正手段を動作させる手段を備えることを特徴
    とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 前記放電灯に対する電圧値または電流値
    の絶対値が前記矩形波電圧の各極性で異なるときのみ、
    前記補正手段を動作させる手段を備えることを特徴とす
    る請求項1記載の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】 前記コンデンサの電圧が所定の電圧値に
    なると、前記補正手段を動作させる手段を備えることを
    特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 前記放電灯は高輝度放電灯であることを
    特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の放電灯点
    灯装置。
  6. 【請求項6】 前記負荷回路は、前記放電灯と並列に接
    続されたコンデンサと、これら並列接続の放電灯および
    コンデンサに直列に接続されたインダクタとをさらに有
    し、 前記第1および第2スイッチング素子は直列に接続さ
    れ、 前記第1および第2スイッチング素子と前記第1および
    第2コンデンサは互いに並列に接続されて極性反転回路
    を構成し、 前記第1および第2スイッチング素子の接続点と前記第
    1および第2コンデンサの接続点との間には前記負荷回
    路が接続されることを特徴とする請求項1から5のいず
    れかに記載の放電灯点灯装置。
  7. 【請求項7】 前記負荷回路は、前記並列接続の放電灯
    およびコンデンサと前記インダクタとが直列に接続され
    た回路に対して並列に接続されたコンデンサと、これら
    並列接続の回路およびコンデンサに直列に接続されたイ
    ンダクタとをさらに有することを特徴とする請求項6記
    載の放電灯点灯装置。
  8. 【請求項8】 前記矩形波電圧印加手段は、直列接続さ
    れた第3および第4スイッチング素子をさらに含み、直
    列接続された前記第1および第2スイッチング素子と前
    記第3および第4スイッチング素子と前記第1および第
    2コンデンサとは互いに並列に接続され、前記第1およ
    び第2スイッチング素子の接続点と前記第3および第4
    スイッチング素子の接続点との間には前記負荷回路が接
    続される ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の放
    電灯点灯装置。
  9. 【請求項9】 前記補正手段は、前記第1および第2コ
    ンデンサの各両端に接続された抵抗により成ることを特
    徴とする請求項1から8のいずれかに記載の放電灯点灯
    装置。
  10. 【請求項10】 前記補正手段は、前記第1および第2
    コンデンサの一方の両端に接続された抵抗と、記第1お
    よび第2コンデンサの他方の両端に接続された制御電源
    回路とにより成ることを特徴とする請求項1から8のい
    ずれかに記載の放電灯点灯装置。
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